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書籍・雑誌 Archive

字統


まさかのKY(漢字読めない)首相のおかげで漢字本特需があったそうだ。
今でも本屋さんでは平積みになってるけど、そろそろブームも終わりかね。

あの漢検も化けの皮が剥がれて大笑い。
どうして年末のに清水寺で「今年の漢字」一文字を発表するのかと思ったら、あそこのお坊さんが協会の理事なんですね。

漢字検定協会に関しては、ニュース検索でいくらでも怪しい話が出てきます。
まあ、魯迅も指摘したように、漢字は階級制度を維持するのに利用されてきた長い歴史があるのだから、利権としては今もおいしいんだろうねえ。

そうそう、評論家池内ひろ美さんは、よほど漢字がお得意なんだろうな。

 →幻泉館日録:自動車絶望工場

平積みの漢字本を眺めていたら、漢字がかわいそうだなと思った。
白川静さんの本を読まないと。

『字統』(1984年)、『字訓』(1987年)、『字通』(1996年)の三部作というのは、ずっと気になっている、あこがれの本。
いつか読みたいものだなあ。
とりあえず『字統』買っちまうか。


漢字の世界〈1〉中国文化の原点 (平凡社ライブラリー)

常用字解

新訂 字統

新訂 字訓

字通


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新校本 宮澤賢治全集


本屋さんで『ちくま』を貰ってきてぱらぱらと読んでいたら、宮澤賢治全集の広告があった。
あれ?
2009年3月の新刊?

 →筑摩書房:新校本 宮澤賢治全集

「ついに完結」って、そうかあ。
うちの宮澤賢治全集、やっぱりまだ揃ってなかったんだ。
予約していたわけではないけれど、90年代にぽつりぽつりと買っていた。
だいたい揃ったはずなのに、なんか足りないと思っていたら。

いや驚いた。
いったい何年ぶりに出るのかしら。

--------------------------------------------------
※すでに全巻ご予約済みのお客様へ

お申し込みの書店に、ご予約について再度ご確認ください。
たいへんお待たせした上、お手数をおかけして申し訳なく存じますが何卒よろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------------

こんな告知が出るほどの年月が経ってしまったのだなあ。


 →新校本 宮澤賢治全集〈別巻〉索引 (単行本)


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おやじがき


おやじがき


おもしろうて、やがてかなしきおやじがき。

『世界屠畜紀行』で大いに楽しませてくれた内澤旬子さんの新刊。
あ、昨年11月の新刊ですね。
結構経ってるわ。

 →ナンダロウアヤシゲな日々: 内澤旬子『おやじがき』のお知らせ

そうそう、『情熱大陸』見ましたよ。
すごい夫婦ですなあ。

内澤さんが電車の中で、喫茶店で、路上で、冷静におやじを観察して描いています。
まあアタシが読むのは共食いみたいなもので。
思わず「オレだ!」と言ってしまうようなページもありました。
背広着ないし、大男だそうなので違うんですが。
でもなあ。

内澤さんは本当におやじが好きなんですね。
屠畜が好きというのと似てるのかもしれんです。

 


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オーセンティック


THE GUITAR STYLES OF NEIL YOUNG

前から気になっていた本を手に入れた。
輸入ものの楽譜集。
このごろはニール・ヤングの楽譜集って、売ってないんだよな。

似たようなものは持っているのだけど、ちょっと気になっていて、ついでの際に買いました。

"THE GUITAR STYLES OF NEIL YOUNG"

結局タブ譜は読みにくいのであった。
これで類似本が3冊になりました。


  


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新・抵抗の歌


IP屋上駐車場

この本は入札しないんですが。
さて、どんな値が付くものなのか。

 →Yahoo!オークション:楽譜【新抵抗の歌】岡林信康高田渡加川良イムジン河等
----------------------------------
  開始時の価格: 3,000 円
  最高額入札者: なし
  開始日時: 2月 7日 19時 24分
  終了日時: 2月 14日 22時 22分
----------------------------------

以前入手した『'71全日本フォークジャンボリー』と似てますね。

 →幻泉館日録:一人の手


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ヴィヨンの墓碑銘

図書 2009年2月号


岩波書店PR誌「図書」2009年2月号、表紙はなんだかおなじみの絵だけど何だったかなあと思ったら、ヴィヨン『大小の遺言書、隠語詩編ならびにバラッド』より。
バラッドの冒頭部分の挿絵だそうな。

縛り首になった犯罪者たちが語りかけているのだ。

「おれたちの死後を生きていく人たち、わが兄弟よ、おれたちに心つめたく閉ざさないでくれよな」「あっちへぶーらぶら、こっちへぶーらぶら、風の変わるまま、指貫よりも孔だらけのこの身体(中略)間違ってもおれらの仲間にはなるなよ、どうぞ祈ってくれろ、神様のお許しがあるように」(天沢退二郎訳)

滑稽な死者三人。

何の脈略もなく、トヨタ奥田、キヤノン御手洗、オリックス宮内という名前を思い浮かべた。

 →ネットゲリラ:便所も年貢の納めどき


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テレビがなかったころ




テレビがなかったころ

東京新聞「子どもと共に」欄で、長田弘さんが絵本を紹介している。
2008年11月に翻訳が出た『テレビがなかったころ』。

1953年、フランスの地方都市が舞台。
毎朝ブリキ缶を提げて牛乳を買いに行く。
子どもは道路で遊び、街には映画館がたくさんある。
夏の夕べには街のほとんどの人が道端に椅子を出しておしゃべりをしていた。

主人公は戦後生まれの少年で、つまり日本では団塊の世代。
街の様子は昭和三十年代の日本と似た部分が多い。

でも、どうなんだろう。
フランスはナチスドイツに占領され、パルチザンを経験して勝利する。
戦争の傷跡はまさに戦場だった国土にそのまま残っていた。

長田さんはこの「小さな本の 大きな世界」というコラムに、「過去への想像力」というタイトルを付けている。
実は『ALWAYS 三丁目の夕日』という映画を観る気にはならない。
が、この絵本は読んでみたいと思う。


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3分で分かる チェ・ゲバラ


3分で分かる チェ・ゲバラ

本屋さんに行ったら、ゲバラのコーナーができていました。
平積みになっていたチラシのタイトルがおもしろかったので、もらってきました。

「3分で分かる チェ・ゲバラ」

やっぱり3分では無理だと思う。

映画見て本読んだら、何時間かかるのかな。


3分で分かる チェ・ゲバラ


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俺はロッキンローラー


内田裕也さんの自伝的エッセーが復刻されたそうだ。
三十年以上前の本。
およそ芸能人本など読まなのだが、この辺りはおもしろそうだから読んでみようか。


 俺はロッキンローラー (廣済堂文庫)


 俺、勝新太郎 (廣済堂文庫)


 おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)


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芸術言語論

千本浜 2009年1月2日


 →ETV特集「吉本隆明 語る ?沈黙から芸術まで?」

なんと吉本隆明氏の講演会。
2008年7月19日。
車椅子で登場した吉本さんがこれまでの自分の仕事が一つに繋がっているのだということを語り出す。

学生時代、「吉本主義者」みたいな奴らには迷惑をかけられた。
他人の揚げ足取りしか考えていない、2ちゃんねら?みたいな連中だった。
自分の都合のいいようにヨシモトリュウメイを援用しては、他人を貶める。

吉本隆明自体が嫌いなわけではない。
でも、どうしてああいう輩が多かったのかね。
あまり人を育てることがなかったのが、吉本隆明の思想の悲劇であろう。


思想の危険について―吉本隆明のたどった軌跡


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オバマ演説集

オバマ演説集が売れているようだ。
ただいま重版中。
12月1日出来予定とか。
CDが付いて1050円(悪税込)なら、まあ買ってもいいわな。

 →CNN English Express 編集部:生声CD付き[対訳]オバマ演説集

生声CD付き [対訳] オバマ演説集
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タランチュラ


先日購入した"I'm Not There"はかなりお気に入りのDVDとなりました。
その後買ったサントラ盤CDもお気に入りになり、車の中でぐるぐる回っています。
いろいろなパラレルワールドが次々に出現する感じが好きです。
これもディラン、あれもディラン、それでもディラン、やっぱりディラン。

映画にタランチュラが出てくるので、まだ読んでないということを思い出しました。
ディランの著書、"Tarantula"ね。
私が買ったのは、"Chronicles: Volume One"よりも後に出た版で、表紙が"No Direction Home"あたりと合わせてあります。
かっこいいですなあ。

Tarantula - Bob Dylan

で、肝心の本文は、わけがわかりません。
以前片岡義男さんの訳が出ていたようですが、どんなふうに訳していたんだろう。

検索したら、冒頭を引用しているブログがヒットしました。

 →とぐろ系会議:『ボブ・ディラン自伝』は読めるかな

----------------------------------------------
「銃たち、罰せられざる鷹のマウスブックとギャシュキャット」という文章の冒頭の部分を引用してみよう。

アリーサ/神と男とについてうたうジューク・ボックスの結晶のようなこの女王は酒がまわって血が酒にかわってしまったような傷のなかに拡散していき甘い音の波に心をとめるようにしようとし、片輪になりながら、おお、あの偉大な黄金郷に歓迎の声をあげる、よろめき傷ついた自分だけの神、しかし彼女はできない、あなたがついていく人たちのリーダーである彼女だが、彼女にはできない、彼女にはうしろだてがない、彼女にはできない......
----------------------------------------------

う?む。
原文に当たってみよう。

----------------------------------------------
Guns, the Falcon's Mouthbook
& Gashcat Unpunished

aretha/ crystal jukebox queen of hymn & him diffused in
drunk transfusion wound would heed sweet soundwave
crippled & cry salute to oh great particular el dorado reel
& ye battered personal god but she cannot she the leader
of whom when they follow, she cannot she has back she
cannot...
----------------------------------------------

むむむ。
両者の「わからない」の意味が違うように思う。


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マリファナ・ナウ



マリファナ・ナウ
マリファナ・ナウ―意識を変える草についての意識を変える

そんなに流行ってるんですか。
身近では聞かないなあ。
蔓延してるんなら、中には「マリファナぐらい、いいじゃないか」という奴もいそうなものなんだが。
そんな話も聞こえてこない。

とりあえず、薬研堀に麻の実がないと、さびしいぞ。

マリファナ・ハイ マリファナ・ハイ―意識を変えるモノについての意識を変える

マリファナ・X
マリファナ・X―意識を変える草(ハーブ)が世界を変える


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子どもの替え歌傑作集




子どもの替え歌傑作集 (平凡社ライブラリー)

前から気になっていた本。
冒頭の「リパブリック讃歌」替え歌がすごい。
こんなにあったのかという、実はおなじみの歌がいろいろ。

「現代わらべ唄の一つとして」「網羅的に記録」することを目指した本なので、二十世紀少年として私が歌った替え歌もたくさん載っている。
ああ、歴史になってしまったのかという感じ。

そして、原著あとがきが驚きなのです。

----------------------------------------------
 その意味で、残念ながら本文には収録できなかったが、ぜひ記録しておきたい歌詞がある。あとで述べる著作権・人格権の関係で、元歌の歌詞はもちろん、作詞家・作曲家の名前も出せないが、唱歌の替え歌で。四種のバリエーションがある。
 
(一)
 朝の四時ごろ 弁当箱さげて
 うちを出ていく おやじの姿
 靴は底抜け 地下足袋はいて
 帽子も底抜け 顔は百ワット
----------------------------------------------

そう、あの「朝の四時ごろ」。
実際はその四種のバリエーションが四種とも載っています。

他の著作物と違い、歌詞の場合は、著作権や作品の人格権を侵害していると看做すハードルが高いようなのです。
つまり、替え歌の研究は非常に厳しい状況にあるのだそうです。
これは納得できませんな。

 →幻泉館日録:朝の四時ごろ


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スヌーピーたちの人生案内


スヌーピーたちの人生案内

----------------------------------------------
  "IF YOU TRY TO BE A BETTER DOG,
  SOMETIMES YOU GET AN
  EXTRA COKKIE..."
            Snoopy

  ゛より良い犬になるように努めると、
  クッキーひとつおまけにもらえることもある..."
            スヌーピー
----------------------------------------------

まさに奴隷の思想、番犬の思想だな。
よい子はスヌーピーの教訓を鵜呑みにしてはいけない。

----------------------------------------------
  "LIFE IS LIKE AN ICECREAM CONE...
  YOU HAVE TO LEARN TO LICK IT!"
            Charlie Brown
 
  ゛人生ってソフトクリームみたいなもんさ...
   なめてかかることを学ばないとね!"

            チャーリー・ブラウン
----------------------------------------------

そうそう、これぐらいがよろしい。
さすがチャーリーだ。

上の引用は、おなじみ谷川俊太郎訳のピーナッツ、チャーリー・ブラウンです。
正確には、そのアンソロジー。
原著は"PEANUTS GUIDE TO LIFE"で、日本語訳には『スヌーピーたちの人生案内』という邦題が付いています。

The Peanuts' Guide To Life

最近その続編『スヌーピーたちの人生案内2』が出たんですが、これは日本オリジナル企画です。
あれ?

英語版も"PEANUTS GUIDE TO LIFE Book 2"と"PEANUTS GUIDE TO LIFE Book 3"が出ています。
でも、その翻訳ではないんですね。
どういう事情があったのか、よくわかりません。
英語版は"Book 2"と"Book 3"が一回り小さくて、ページも少なくなっています。
装丁を揃えないと、売りにくいんでしょうね。
たぶん、それで日本オリジナル企画なんでしょう。

Guide to Life 2(Peanuts Gift Books)

Guide to Life 3(Peanuts Gift Books)

ピーナッツのメンバーの中では、私はライナスとペパーミント・パティが好きです。
でも、やっぱりチャーリー・ブラウンとスヌーピーの対話がいいですね。

----------------------------------------------
  (Charlie Brown)
  I DON'T KNOW..
  I ALWAYS FEEL
  SORT OF SAD
  WHEN I SEE
  THE SUN GO
  DOWN
 
  (Snoopy)
  LIKE WHEN
  YOUVE'VE EATEN
  THE LAST
  COOKIE..
----------------------------------------------


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姜尚中が読む夏目漱石

今夜のNHK教育テレビETV特集は、「悩む力 ?姜尚中が読む夏目漱石?」だそうで、実に気になる。
語りは絶叫歌人の福島泰樹さん。

11/9(日)10:00pm-11:30pm

 →NHK: ETV特集


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新譜ジャーナル別冊★高田渡

ヤフオクに新譜ジャーナル別冊『高田渡』が出ていました。
残り二日で、いくらまで行くのでしょうか。

 →Yahoo!オークション:新譜ジャーナル別冊★高田渡★1973年6月20日発行

ヤフオクでは、ほとんど同じものに、500円の値付けで出品する人もいれば、5,900円の根付けで出品する人もいます。
すごいですねえ。

 →Yahoo!オークション:新譜ジャーナル 別冊

jwataru.jpg


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ずっと探していた、ヒナ似のブルーナ。
やっと入手しました。

といっても、自分で見つけたのではありません。
いただきもの。
ありがとうございました♪

ねこ

しかし、1歳からの本で、「ね」は難易度高いですね。
原書は「K」なのかしら、「C」なのかしら。
あれ、ひらがなの方がずっと数が多いですね。

ブル-ナの1歳からの本(2) あいうえお(た?ほ)
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がんばれ!! タブチくん!! #2




がんばれ!!タブチくん!! 3 おとぼけ夫婦篇

毎度おなじみ、ひさいち文庫。
毎度おなじみ、がんばれ!! タブチくん!!

新刊で出ていたのを知って近所の本屋さんを回ったけれど、見つかりませんでした。
だからアマゾンへ発注したのです。
定価が本体571円+悪税なので、このままでは送料を取られてしまいます。
実はそれで一緒にトロツキーの『永続革命論』を注文したんですね。
ついでに注文した本の方がずっと重たくなってしまいました。
本末転倒。

そういやあ、11月1日は日本シリーズがあるな。
私はナビスコカップ決勝戦の方が気になります。
裏番組で、のどかな県の高校サッカーもあるんですわ。
まだ県大会の準々決勝だけど、全国的に有名な強豪校の対決なんで、これもちょっと見たいんですわ。
どうして同じ時間にぶつかるかねえ。

 →幻泉館日録:がんばれ!! タブチくん!!

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虹色のトロツキー

光文社古典新訳文庫でトロツキーの『永続革命論』が出ていたので、なんとなく購入する。
ぱらぱらと読みながら、『虹色のトロツキー』を思い出す。
集中してないね。

以前ちょこっと書いたことがあったな。

 →幻泉館日録:[1977-1970 > 2003-1996]

そこには書いてないけれど、この『虹色のトロツキー』の部分は、さらにその前に書いたものを引用しているようだ。
2003年の5月。
古くなった雑誌を少し整理しようと、夜中に『Linux Japan』なんかを縛っている。

----------------------------------------------
雑誌を結束しているうちに、安彦良和『虹色のトロツキー』が出てくる。
おお、これこれ。
このマンガ読んだから、石原莞爾『最終戦争論』買ったりしたんだな。
己の内の大陸浪人的ロマンがくすぐられるんだよなあ。
与謝野晶子『みだれ髪』のところで引用した鉄幹の歌がまさにそれです。

   * 韓山に、秋風立つや、太刀なでて
     われ思ふこと、無きにしもあらず。

大東亜共栄圏の発想にまったく真実がなかったら、そんなに無理をして国民を戦争に駆り立てることができなかったはずだ。
実現されなかった一片の真実はある。
もちろん今日本が大東亜共栄圏などと言ったらまさに東アジア諸国の反感を買うだけだが、姜尚中(カンサンジュン)さんの言うように、東アジアは手を組まざるを得ない。
マンガの終わり方には不満があるのだが、この石原莞爾やトリックスターにさせられた辻政信、ずいぶん魅力的に描かれてます。
----------------------------------------------

幻泉館では行方不明の本がとても多いけれど、『虹色のトロツキー』はすぐに出てくる。
というのも、職場の書棚にこっそり移住させたから。
で、脱線してマンガなど読みふけってしまうわけだ。

 →松岡正剛の千夜千冊:『虹色のトロツキー』安彦良和


 永続革命論 (光文社古典新訳文庫 (KBト1-1))

 虹色のトロツキー (1) (中公文庫―コミック版)

 最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)


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パウロ #2

IP屋上駐車場 2008年10月15日

ヤフオクに出ていたカードは、今530円に上がっています。
終了直前に跳ね上がるのでしょう。

 →Yahoo! オークション:高田渡 葬儀時に配られたカード


なんとなく「パウロ」「高田渡」で検索したら、『高田渡読本』の表紙イラストを描いた方のブログがヒットしました。

 →人類猫化計画:「タカダワタル的」にいかない

 →人類猫化計画:『高田渡読本』発売

「聖パウロ・高田渡」を描いたんだそうです。

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当初、編集サイドから「桜・路地・酒」といった「タカダワタル的」テーマで描けないか、という依頼があったが、アマノジャクな僕は敢えて「欧米か?」なイメージにこだわった。
----------------------------------------------

それで違和感があるんですね。
渡さんは聖パウロではないものなあ。




高田渡読本 (CDジャーナルムック)


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うつうつ

うつうつひでお日記 その後

吾妻ひでおさんの『うつうつ日記』、続編が出たよと知らせてもらったので、早速買ってきて読んでおります。

まあよく本を読んでますね。
ちゃんと◎○△なんて記号が付けてあります。
ほうほうとか、そうかなとか、なかなか楽しい。

幻泉館なんてのも、これがやりたかったので、本来は書評サイトとして立ち上げたのです。
ブログシステムは更新が楽でいいですが、そんなに読んでないんで、生活感のない日記のようなものになってしまいました。

失踪日記


逃亡日記


うつうつひでお日記 DX

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日本の夜と霧

ちくま 2008年10月号

やっぱりお買い得感、じゃなくて貰い得感が強いのは『ちくま』かな。
なだいなださんの連載が好きなんだが、この号は四方田犬彦さんの「大島渚と日本」が、「原初の死者」と題して、主に『日本の夜と霧』を扱っていて興味深い。

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......。「夜と霧」という題名は、いうまでもなくアウシュビッツ強制収容所を体験した心理学者フランクルの回想に由来している。アラン・レネが一九五五年に監督した短編映画の題名にしたこともあって、この言葉は当時、人間の極言状態を示す言葉としてしばしば用いられていた。誰もが擬制の共同体を築き上げるために、暗黙のうちに隠し通してきた原初の殺人。『日本の夜と霧』の意味とは、物語を発動させる父親としてのこの死者をスクリーンに明確に提示することであった。
----------------------------------------------

それは革命を目指す前衛党の犠牲になった人々である。
大島渚監督が京都大学法学部に入学したのは、1950年。
脚本の石堂淑朗さんはその翌年に東京大学文科二類に入学したが、同級生には吉田喜重、藤田敏八、種村季弘といった面々がいたという。

彼らの学生時代は、1955年の六全協直前。
血のメーデー事件、火炎瓶闘争、山村工作隊......。
70年代前半に制作された映画には、この頃の学生たちの数多くの挫折が反映されている。
その嚆矢となったのが、『日本の夜と霧』だ。
(「こうし」って、同音異義語が多いっすね。)

四方田さんが石堂さんに映画制作当時の話を取材する。
映画の死者「高尾」は、石堂さんの同級生をモデルにしたそうだ。
その人物は学内の共産党細胞として活躍していたが、党の方針変更に悩んだ末、実家に戻って首つり自殺をしてしまう。

----------------------------------------------
石堂と種村季弘は彼の追悼集会に出かけたが、参列者が彼を党への殉教者に仕立てあげようとするのに、強い偽善的なものを感じた。集会をブチ壊してやろうかと挑発の口吻を漏らしたところ、たちまち周囲の雰囲気が険悪となり、これはヤバイと一目散にその場から駆け出したという。
----------------------------------------------

映画のシーンそのままのような話だ。
大島渚監督は、商業映画を作る松竹へ就職することを一種の転向だと感じていたようだ。
大島監督がまだ助監督の頃、助監督仲間との同人誌に発表した『深海魚』というシナリオを、四方田さんは詳しく紹介している。
そこには既に『日本の夜と霧』の原型となるべき死者が顔を覗かせているという。

大島映画に登場するこの死者は、今の若者にはピンと来ないのではないだろうか。
世代論は好きではないが、四方田さんが書いているように、「一九七〇年代に大学生活を過ごしたわたしの世代」は、「学生運動への関わりの有無を問わず、つねに内ゲバの脅威と隣り合わせですごした」のであり、「一九五〇年代前半の、多少なりとも政治に意識的な学生たちは、党員であるかないかにかかわらず、前衛党の権威と指導の絶対性という問題に拘泥」などしなかった。
私の世代では、松竹への就職を転向と感じる者など、皆無だったろう。

日本の夜と霧
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20世紀少年

グラム・ロックという言葉は死語なんだろうな。
今はまったく聞くことがない。
T.Rexやデヴィッド・ボウイのことをそう呼んでいたんだ。

90年代にT-BOLANというバンドがあったけど、きっとT.Rexとマーク・ボランから採った名前なんだろう。
まったく聴いたことがないけど、たぶんグラム・ロックじゃなくて歌謡ロックといったものだと思う。

さて、やっと一気読みすることができました。
浦沢直樹さんの『20世紀少年』『21世紀少年』。
主人公たちが少しずつ自分みたいで楽しかったです。

突っ込みどころ満載で、週刊誌に連載中読んでいたら、もっとずっと楽しめたんだろうなと思います。
ただねえ、マンガ週刊誌を読まなくなったしまったので、なかなかね。

喫茶店や定食屋のようなところへ行かなくなったせいもあるんでしょう。
自分で買うこともなくなりました。
以前は隅から隅まで読めたんだけど、今は読めないマンガの方が多いんですわ。




20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1)


軌跡--ベスト・オブ・T・REX


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ポケットの中の季節

 ♪ 右のポッケにゃ 夢がある
 ♪ 左のポッケにゃ チュウインガム

            「東京キッド」

ポケットの多い服が好きだ。
夢がいっぱい入るから。

ジョン・F・ケネディが独身時代にジャクリーンとデートした時、ポケットの小銭をテーブルにおんまけてしまったことがあるという。
伝記に書いてあったと思うのだが、この逸話は創作かもしれない。

ビル・ゲイツが社内のマクドナルドで注文した時に、小銭が見つからなくてあちこちのポケットを探したという話も読んだことがある。
これも創作だろう。

あちこちのポケットに手を突っ込んで小銭を探すということはあまりしたことがない。
小銭をポケットに直接入れたくないんだよな。
電車の切符を探したことは何度もある。
あれはひやひやドキドキだ。

ズボンの右ポケットに車のキー。
左ポケットに携帯電話。
今はこれが基本形。

 →震えていないのに、ケータイが振動している気がするのはなぜ?

90年代初めに東京で暮らしていた時は、どちらも持ってなかった。
ズボンのポケットは空っぽだったのかな。
いやいや、きっと夢がたくさん詰まっていたのさ。


 →樹村みのり「贈り物」(1974年)

ポケットの中の季節


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高田渡を語る

今日届いた『週刊金曜日』の特集が、なんと「高田渡を語る」。

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森達也
  「いつも身体の奥底に湛えていた二律背反」

山口泉さんインタビュー
  父、貘 と一緒だった「生まれちゃったんだから生きるしかない」との思い

鼎談(井上陽水・小室等・佐高信)
  「節を曲げない生き方と独特のダンディズム」

なぎら健壱
  「歌唱魅力」
----------------------------------

 →週刊金曜日

週刊金曜日

そうそう、こういうことやってくれないとね。

別便で「購読継続のお願い」が届いてました。
封筒に大書。

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   ヴアンドルディ
  「金曜日」の精神を受け継いで
  ことしは15周年!
          since 1993
----------------------------------

そうかあ、もう15年も経つんだ。
ということは、朝日ジャーナルが死んで、もう16年経つんだなあ。


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Red 1969-1972

打ち上げ花火を撮影したのは、旧型のXacti。
ファイルの拡張子がMP4で、音声だけならそのままWinampで再生できるのだが、映像が見えない。
どうやって変換しようかと思ったら、Windows Media Playerで普通に再生できた。
な?んだ。

でも、このままでは静止画像に取り込めないようなので、やっぱり形式を変換してみたい。
動画ファイルの形式は何でも変換できるというフリーソフトがあったので、試してみた。

 →ダウンロード SUPER

インストールすると、このマシンではパワーが足りないと警告が出る。
無視して作業を進めてMPEG形式に変換するとと、Win DVDで再生できるようになった。
が、なぜかWindows Media Playerでは再生できなくなる。
う?ん。

ま、とりあえずキャプチャーしてみました。

Xacti

今日、『レッド』の第1巻と第2巻を買った。



 


 →紙屋研究所 山本直樹『レッド』1巻

 →Wikipedia: レッド (山本直樹)


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吉田拓郎読本 #2

噴水

以前「イチローの親友」という触れこみでテレビ番組に出ている人を見ておやおやと思った。
アトランタオリンピックからフランスワールドカップにかけての金子達仁さんの手法とは意味合いがまったく違うようだった。
有り体に言ってしまえば、腰巾着か。
その後同じ人物が「松井の親友」と言ってテレビ番組に出てきた時には、吹き出してしまった。

大量消費されるということは、そういうことなんだろう。
スターには妙な取り巻きが付き物だ。

大物歌手が自伝を出す手伝いをしたことがある。
自称作詞家には大いに迷惑した。
大物歌手が鉛筆で書いた原稿はそのままでとてもおもしろいものなのに、妙に手を入れようとするのだ。
「詩」と書いて「うた」と読ませるような、借り物の言い回しは、けっしてその歌い手さんが使う言葉ではないのになあ。

中島みゆきさんとか吉田拓郎さんといったスターも大量消費されているので、どうでもよいような本がたくさん出ていた。
インターネットが普及していない頃だったら、そんなものも必要だったのかもしれない。
些細な情報も、ファンには嬉しかったことだろう。

さて、『吉田拓郎読本』。
館野公一さんが担当したページは真面目に作ってありました。
しかし、中途半端な採録ページはどうかな。
きちんとした年譜を付けてほしかったところです。




吉田拓郎読本


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ネバーランド

今ではちょっと考えにくいが、かつて小学校の学級文庫には、偉人の伝記シリーズが必ずあった。
と思う。

さらに考えにくいが、その中にはディズニーもあった。
それがまったくの作り話だったことなど、誰も教えてくれなかった。
ウォルト・ディズニーは世界中の子供たちに夢を与える偉人なのだと思いこんでいた。
ディズニーが死んだというニュースは、少年たちの間に世界の終わりが来たかのように伝わった。
少女たちがどう感じたのかは、知らない。
それは1966年のことだった。

ある夏休み、まだ千葉県に東京ディズニーランドができるずっと前、「日本のディズニーランド」を名乗る横浜ドリームランドに連れていってもらったことがある。
父、母、弟、祖母、叔母二人、従姉、叔父、従妹二人。
ずいぶん大所帯だなあ。
まさか日本にディズニーランドができるなんて思わなかった。

矢尻がゴムでできた槍と、厚紙製の盾を買ってもらった。
なぜアフリカ?
その夏休みは、この槍と盾で遊んだんだよな。
ぼろぼろになった盾は、高校生になってあさま山荘ごっこをする時にも(おいおい)使ったかもしれない。

名作アニメで英会話

本当は別冊宝島シリーズは買いたくないのである。
いわゆる英会話産業も嫌いだ。
しかし、この企画には負けてしまった。
しかたがない、買ってやろう。

名画で学ぶ英語みたいな本は今までよく見かけたが、肝心の映画は別にソフトを手に入れなければならなかった。
それが500円で名作DVDが手に入る時代になって、ちゃんと映画がDVDで付くのである。
『カサブランカ』や『シャレード』もいいけれど、とりあえずディズニーのアニメを揃えてみるか。

ピーター・パン Snow White

Cinderella alice.jpg


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日本一の代用教員

そして最後には、再び帰り来つて此林中で代用教員をやる予定である。予は願くは日本一の代用教員となつて死にたいと思ふ。

                  石川啄木「林中書」

林中書

「林中書」は1906年12月、石川啄木が渋民尋常高等小学校に代用教員として勤務しながら書いた評論だ。
啄木はまだ弱冠二十歳、この頃長女が生まれている。
実際は田舎の生活に辟易し、東京の文壇に憧れて逃げ出したくてたまらないのに、それでも教育には情熱を燃やしていたそうだ。

代用教員といっても、若者にはピンと来ないだろう。

広辞苑第六版
---------------------------------------
だいよう‐きょういん【代用教員】‥ケウヰン
旧制小学校で、免許状を持たないで勤務した教員。無資格教員。
---------------------------------------

旧制中学を出たぐらいの若者、つまり今の高校卒業程度の若者が、小学校の先生をしていたわけだ。

うちの親父様も伊豆の山中で代用教員をしていた時期がある。
寺に下宿して、小学校に通う。
寺の住職も教員。
まだ青年だったうちの親父様は、小学校では住職の息子たちを教える。
といっても、どうも子供たちと一緒に沢蟹を捕ったりして遊んでいたふしがある。

うちの親父様が代用教員をしていたのはほんの短い期間だったが、住職の息子たちはうちの親父様が死ぬまで、先生先生と呼んでよく遊びに来てくれた。
兄の方は高校の教員になって、教育委員会に入ったり、校長になったりした。
大分県の教員採用試験に関わる汚職事件の報道で、そんなことを思い出した。

あの事件で不思議なのは、校長が400万円もの金を出していることだ。
「常識」としては、教育界には権力者の採用枠というものがあって、金銭はあまり動かないのではないか。
そして、大分県だけなのか。

 →河北新報ニュース:受験生9000人調査 不正検証 山形県教員採用

もちろん、採用枠といったような裁量権があるとすれば、それだけで違法だ。
採用試験に強いということを売り物にしている大学もあるようで、そこでも採用枠というようなことがまことしやかに語られたりする。

教育問題といえばすぐに日教組が悪いといった論調があるが、まず文部省、文部科学省に責任があるのではないか。
教員採用試験は、いつから既得権益になったのか。
「不正」にかかわった者の数はかなり多いはずなのに、まったく声が聞こえてこないのはなぜなのか。

石川啄木 (21世紀の日本人へ)
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夏はニール・ヤング!

Neil Young Greatest Hits

いや、別に夏でなくてもヤングとっつぁんはいいんですよ。
いいんですけど、これだけ暑いと、朦朧とした意識の中で、轟音ギターが聴きたくなりますな。

楽譜を見つけたので、買いました。
ベスト盤に合わせた本です。
こういうの好きなんですよ。
残念ながら洋書。
まあ楽譜だから関係ないんですけど。

Greatest Hits


Greatest Hits: Authentic Guitar-tab (Authentic Guitar-Tab)


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二十億光年の孤独

Nero!
Summer's almost here again.
Your tongue,
your eyes,
your napping --
It all comes back so clearly.

ネロ
もうじき又夏がやってくる
お前の舌
お前の眼
お前の昼寝姿が
今はっきりと僕の前によみがえる

        谷川俊太郎「ネロ」

二十億光年の孤独


集英社文庫ナツイチが平積みされている中に、谷川俊太郎さんの『二十億光年の孤独』を見つけた。
ああ、これは高校生ぐらいの時にひととおり読んだのではなかったか。
おそらく日本でただ一人、職業として詩人を名乗ることができるのが谷川俊太郎さんだろう。
自分とそう年齢の変わらない頃の谷川さん、同じ年頃の少年が書いた詩として読んだのだろう。
たぶん、少し嫉妬した。

この文庫版には、谷川さんが大学ノートに書いた原稿が写真で何枚も収められている。
表紙には、「詩集 傲慢なる略歴 I 谷川俊太郎」。
そして別のノートの表紙には「詩集 電車での素朴な演説 谷川俊太郎」。
几帳面な丸っこい字で丁寧に書いてある。

発表を前提に書いたものではないのだという。
高校への不登校で、夜間部へ転学してやっと高校を卒業した谷川少年。
家に閉じこもって、三つの趣味に没頭したそうだ。
模型飛行機づくり。
ラジオの組み立て。
詩作。
父親の谷川徹三氏にこれからどうするんだと問い詰められ、苦し紛れに詩作ノートを差し出した。

そこからが尋常ではない。
息子の書かいた詩に驚いた父親が詩人である友人にそのノートを送りつける。
国民詩人と言っていいだろう、友人とは三好達治だ。
三好達治もその詩に驚き、雑誌『文學界』に掲載させてしまう。
それが次の6篇。

「ネロ」
「地球があんまり荒れる日には」
「演奏」
「病院」
「博物館」
「二十億光年の孤独」

今だったら、単なるひきこもりで終わってしまったのかもしれない少年は、颯爽と詩壇に登場することとなる。
さらにとんとん拍子に、詩集の刊行だ。

鮮やかなデビュー前、ひとりぼっちで趣味に没頭していた時期のことは、山田馨さんの解説で初めて知った。
1950年という状況がまったく反映されていないなどという批評は意味がない。
17歳から19歳にかけて、懸命に自分の孤独を表わす言葉を探し続けた少年の足跡が明確に刻まれているのだ。

冒頭に引用した「ネロ」は、谷川家の隣家で飼われていた小犬の死をうたったもの。
ネロは病気にかかった後自分の死を悟って姿を消したのだという。
だからなのか、自分の生をうたった詩になっている。

「もう十八回の夏を知っている」この少年を、僕はやっぱり少し嫉妬する。

二十億光年の孤独


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吉田拓郎読本

あの『高田渡読本』に続いて、『吉田拓郎読本』が出るようですね。
『高田渡読本』は館野公一さんの労作でしたが、今度はどうなんでしょう。


 →吉田拓郎読本

----------------------------------------
CDジャーナル ムック
吉田拓郎読本   7月16日発売予定
1970年代から日本のフォーク・シーンの先頭に立って疾駆してきた吉田拓郎。その唄の魅力、果たしてきた役割をエッセイや拓郎自信の言葉を手がかりに振り返る。代表曲の楽譜も多数収録。作詞作曲をし、自作の歌を歌うのはもちろんだが、文学詩やエッセイもこなし、多様な才能を発揮し続けている吉田卓郎。本書はいくつもの顔を持つ吉田拓郎の「中心」である唄の世界にスポットを当て、徹底解剖する。スタジオ録音全作についてのレビューを掲載。
●インタビュー
伊藤明夫/加川 良/山本コータロー/田家秀樹
●エッセイ
大越正実/かなざわいっせい/田家秀樹
●コラム
鈴木勝生/和田彰二/杉山達/古矢 徹
●ディスク・ガイド
スタジオ録音全アルバムに加え、ライヴの傑作を紹介
●代表作の楽譜を収録
「マーク?」「こうき心」「夏休み」「春だったね」「たどりついたらいつも雨降り」「リンゴ」「伽草子」「落陽」「外は白い雪の夜」「唇をかみしめて」
●巻頭カラー
吉田拓郎 ある日、ある時
●吉田拓郎の詩
「イメージの詩」「今日までそして明日から」「おやじの唄」「人生を語らず」「流星」「大阪行きは何番ホーム」
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マルコのものはマルコに

去年田川建三さんの『新約聖書訳と註 パウロ書簡 その一』が出た時には、躊躇してそのままになってしまった。
最近amazonから『新約聖書訳と註 マルコ福音書/マタイ福音書』が出たぞと案内が来て、やっとその気になった。
ただ、amazonだと三週間かかるかもしれないと脅されたので、ひさびさに楽天ブックスで買うことにした。
すぐに来ましたわ。

チョムスキーの『9.11』を山崎淳という人が訳して出したら、トンデモ訳だった。
その誤訳を田川さんが具体的に検証してくれるのではと期待していたのだが、結局発表されなかったと思う。
そんなくだらないことやってる暇はなかったのですね。

「本叢書全体への序文」に背筋が伸びます。
もちろん、抜群におもしろいです。
やっぱり『パウロ書簡』も買わねば。

書物としての新約聖書
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新潮文庫の100冊 2008

夏休みみたいな午後、涼を求めて本屋さんに逃げこむ。
おお、平台に並んでますねえ。
新潮文庫の100冊、集英社文庫ナツイチ、角川文庫夏の100冊。

 →新潮文庫の100冊 2008

 →集英社文庫ナツイチ2008

 →発見。角川文庫

新潮文庫の100冊

新潮文庫のおまけは、「Yonda? エコバッグ」です。
本屋さんに見本が展示してありました。
実際に買い物袋として使うには、ちょっと弱いかもなあ。

2冊はなかなか難しい。
「名作」に分類されてるようなのは、もうとっくの昔に読んだようなものが多いのです。
毎度おなじみ、川上弘美さんと......。
『西の魔女が死んだ』かな。
映画が気になるのね。
西の魔女のおばあちゃん役、サチ・パーカーさんは、私と同じ年だというので、びっくりです。

 →映画『西の魔女が死んだ』オフィシャルサイト

 →Wikipedia: サチ・パーカー

 ニシノユキヒコの恋と冒険

 西の魔女が死んだ

集英社文庫は今年もあのミツバチのストラップですね。
姜尚中さんの自伝と、やっぱり映画が気になる『ジャージの二人』。
鮎川誠さんがジャージ着てるんですよぉ。

 →映画「ジャージの二人」公式サイト

 在日

 ジャージの二人

しかし集英社文庫、人気漫画家に描かせたというカバーはいかがなものか。
特に『伊豆の踊子』と『こころ』。
それは違うでしょう。
ちなみに夏目漱石の『こころ』は、この3種の100選すべてに入っています。

 

角川文庫は2冊でブックカバーがもらえるんですな。
目玉のおやじが欲しいわ。
2冊ねえ。
難しい。
かえって古典の方が良いかも。
角川ソフィア文庫ね。

 論語

 遠野物語―付・遠野物語拾遺


 →幻泉館日録:新潮文庫の100冊

 →幻泉館日録:新潮文庫の100冊 2007


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井の頭公園

三十年経てば街もすっかり変わり、知ってる顔もほとんどいなくなる。
他人様のことばかり言ってられない。
ひさしぶりに訪れたところで、こちらをウニタの店番や7-11の深夜アルバイトだったなどと思い出す人はいない。

大道芸人は鑑札をぶら下げなければならないなどとおかしなことになってしまったが、それでも公園では昔を面影を探す必要はない。
ベンチに腰を下ろして池や空を眺めていれば、シバさんや渡さんや友部さんの歌声が聞こえてきそうだ。

雑誌で吉祥寺のお店紹介特集などというのがよくある。
井の頭公園の「ガイドブック」というものができたそうだ。
お店紹介本というのはさほど便利でないものだが、この公園ガイドはなかなか内容が濃い。
公園の歴史の他に、井の頭池にいる鳥や魚の種類まで載っている。
楽天市場やamazonで扱っていないのが残念だ。

 →『井の頭公園 まるごとガイドブック』


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ナイフを持つ前にダザイを読め!!

太宰治「桜桃」
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 しかし、父は、大皿に盛られた桜桃を、きわめてまずそうに食べては種を吐き、食べては種を吐き、そうして心の中で虚勢みたいにつぶやく言葉は、子供よりも親が大事。
----------------------------------------------

佐藤錦 2008年6月13日

作家太宰治が亡くなって六十年が経つのだという。
玉川上水に入水したのが1948年6月13日、遺体が見つかった6月19日が誕生日だったそうだ。
したがって来年は生誕百年ということになる。

若者がハシカのように読むというイメージがあるので、もっと新しい作家のような気がする。
もっとも今の若者は太宰を読まないのかもしれない。

家には新潮文庫が揃っている。
高校生の頃に買ったのかな。
他の文庫だとまた違う解説などが付いていておもしろいかもしれないと、本屋さんを覗いてみた。

そうしたら、すごい表紙の本があった。

 文豪ナビ 太宰治 (新潮文庫)

タイトルは『文豪ナビ 太宰治』なんだが、どう見ても『ナイフを持つ前にダザイを読め!!』だ。
若者向けの文学案内らしい。
この惹句に負けて、買ってしまった。

いろいろな人が書いているのだが、「ナイフを持つ前にダザイを読め!!」は、重松清さんの「ダザイくんの手招き」から採ったようだ。

----------------------------------------------
 ぼくは、若いひとにとって「ひとりきり」の時間はとてもたいせつだと思っている。
「ふり」をしなくてもいい、ひとりきりの時間にこそ、ひとは暗い自分や弱い自分と向き合えるはずだから。
 でも、「ひとりぼっち」にはなってほしくない。「ふり」に疲れて、そのしんどさを誰とも分かち合えずに、暗い自分や弱い自分に押しつぶされたすえにナイフを手にとるのなら......その前に、太宰治を、読んでくれ。
----------------------------------------------

帰りに佐藤錦を奮発した。
六十年前に亡くなった作家への供物のつもりである。


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 ヴィヨンの妻・桜桃・他八篇 (岩波文庫)

 人間失格 桜桃 グッド・バイ (小学館文庫―新撰クラシックス)

 斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇 (文春文庫)

 太宰治 [ちくま日本文学008])

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絶望の虚妄なることは

 ♪ 雨があがって 日溜りの中 時は転がり続け
 ♪ 僕は又 ひとつ乗り遅れ 国道に立っていた

            加川良「あした天気になあれ」

保線区 2008年6月12日

魯迅の『野草』が読みたくなった。
こんな言葉があったはずだ。

「絶望の虚妄なることは正に希望と相同じい」

東京新聞6月12日付朝刊「こちら特報部」は、「秋葉原無差別殺傷事件」容疑者の勤務先ルポだ。

----------------------------------------------
 加藤容疑者は昨年十一月から勤務し、一日四百台の輸出用カローラの塗装点検を、八人一組で担当していた。一台を六十六秒で目視点検する。
----------------------------------------------

関東自動車工業富士工場(裾野市)での取材は、困難を極めたのではないだろうか。
鎌田慧さんの特別寄稿「自殺か殺人か ――派遣労働者の絶望――」に大きなスペースを割いている。

----------------------------------------------
 白昼夢のような秋葉原の惨事をテレビでみて、咄嗟に思い浮かんだのは、ちょうど四十年前、連続殺人事件を引き起こした永山則夫元死刑囚だった。彼もまた、加藤智大容疑者と同じ青森県津軽地方の出身者だった。
----------------------------------------------

永山則夫元死刑囚の死刑執行は、1997年8月。
その直前に起きた「酒鬼薔薇事件(神戸連続児童殺傷事件)」の犯人が少年だったことから、急遽執行されたのではないかと言われている。

秋葉原の加藤容疑者は「酒鬼薔薇聖斗」と同世代だが、それを利用して教育を思うがままに変えていこうとする動きが早くも現れている。

加藤容疑者の両親がテレビで謝罪会見を行なったそうだが、それは妙だ。
25歳の容疑者の責任を両親が取ることはできないし、その必要もない。

加藤容疑者が親の価値観にがんじがらめにされていたのだろうとは、想像できる。
そんなものさっさと捨てれば良いのに。
逆恨みの人生を送った責任は、もうただただ自分にあるだけだ。
親は関係ない。

むしろ職場が問題だ。
加藤容疑者の身辺情報を垂れ流すテレビ番組は、派遣労働や期間工のことをどれだけ取材しているのだろうか。

----------------------------------------------
 戦後の民主化のなかで、暴力団の資金源を絶つために禁じられた「口入れ稼業」や「労働者供給業」が、規制緩和策によって亡霊のように復活した。かつて私が「絶望工場」と名付けた労働現場の悲惨はさらに深まり、若者たちは何の保証もない移動を繰り返している。自己責任社会の中で、自殺か他殺か、その選択しかないほど追い詰められている。
----------------------------------------------

 →東京新聞:【社説】日雇い派遣 原則禁止に踏み切れ

 →月刊「記録」編集部:池内ひろ美氏の「期間工」差別を嗤う

 →幻泉館日録:自動車絶望工場


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自動車絶望工場―ある季節工の手記

野草

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要約すると

雨上がり。
夕暮れの町を散歩に出た。
職場から駅前に出て、大型書店を覗いてから戻る。
市の駅前再開発事業とやらで、風景が変わってしまった。

保線区 2008年5月29日

お金を持たずに出たので、立ち読みをしてから、カウンターで無料の冊子をもらって帰った。
岩波文庫『読書のすすめ 第12集』。
もう12集か。
全部は持ってないんだろうな。

巻末にある目録が楽しい。
読みたい本がいくつもある。
廣松渉編訳、小林昌人補訳の『新編輯版 ドイツ・イデオロギー』。
廣松渉さんは駒場でちらりとお姿を拝見しただけだった。
小林昌人さんは、坂崎幸之助さんがアマチュア時代にやっていた「へそ下三寸」というバンドのメンバーだった人のはず。

 →幻泉館日録:鈴木翁二「オートバイ少女」(1973年)

おお、モームの『サミング・アップ』は高校生の頃英語で読まされたぞ。
残念なことに、何が書いてあったのかまったく憶えていない。
ド・イデと一緒なら1500円超えるな。(何のこっちゃ)
注文するか。

完全に釣られてるわ。


ドイツ・イデオロギー 新編輯版 岩波文庫

サミング・アップ (岩波文庫 赤 254-10)


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肉球

chappi-chappiさんのところで『逢いたくなっちゃだめ』という本が紹介されていました。

 →chappi-chappiのとんぴん日記:逢いたくなっちゃだめ

これで思い出しました。
この前本屋さんで見かけて、ついつい立ち読みした本です。

ねこの肉球 完全版

ぷにぷに。
ふにふに。

肉球関連商品、いろいろあるようですね。

ちなみにこれは、2004年のヒナの肉球。

猫の手

 →幻泉館日録:ADLIB 1973年秋

 →幻泉館日録:70年代フォークとガロ


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流行り唄五十年

流行り唄五十年

本屋さんで見かけた、朝日新書の新刊。
新刊といっっても、1955年(昭和30年)発行の本を復刻したもの。
新書で復刻は珍しい。
その昔、「朝日文化手帖」という、新書のシリーズが出ていたのですね。

 →週刊誌記者の日記:激レア!? その昔の「朝日新書」発掘

この復刻版には、小沢昭一さんの解説と「唄」が付いています。
つまり、以前シングルCDとして作られていた8cmCDに、小沢さんが歌っている歌が入っています。
音源は『唸る、語る、歌う、小沢昭一的こころ』だそうです。

「小沢昭一が歌う唖蝉坊」
 #1 金金節
 #2 メドレー
   のんきな父さん(のんき節)?ああわからない
 #3 メドレー
   ラッパ節?どんどん節

高田渡さんやソウル・フラワー・モノノケ・サミットの歌とはメロディーや歌詞が違ったりするところが、またいいですなあ。
これはお買い得。


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幻燈

幻燈 8

知らない間に『幻燈』の8号が出ていた。
油断ならんな。

 →万力のある家(北冬書房)

つげ忠男さんの「曼荼羅華綺譚」は新作のはずなのに、どこかで読んだことがある。
不思議だなあと思ったら、以前夢幻堂さんの「View漫画」で読んでいたのであった。

 →夢幻堂

 →幻泉館日録:蒸発旅日記


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スチャラカお宝大明神

本屋さんに行ったら、こうの史代さんの『夕凪の街 桜の国』が文庫化されて平積みになっていた。
もともとB5判で発表されたマンガが文庫に入ると、読むのはちょっとつらいのだが、これでもっともっと売れてくれるのなら、それもよかろう。
零細出版社のロングセラーを文庫に取られると厳しいのだが、これは双葉社のコミックだからそういう問題もないわな。


 夕凪の街桜の国 (双葉文庫)


で、買って帰ったのはいしいひさいちさんの『スチャラカお宝大明神』。
まあ新刊なんだけど、カイフ君やらゴルビー君やら、なんだか懐かしい内容です。


 スチャラカお宝大明神 (ひさいち文庫)


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バーボン・ストリート・ブルース #2

バーボン・ストリート・ブルース

単行本が文庫化された時に気になるのは、解説を誰が書いているのかということだ。
高田渡著『バーボン・ストリート・ブルース』は、スズキコージさん。
「自転車に乗って天国へ帰って行っちゃった」というタイトルが付いている。
吉祥寺の伝説のアパート、大和寮のことを書いている。
この話はまったく知らない。

スズキコージさんは、アルバム『ねこのねごと』のジャケット絵を描いている人です。

 →スズキコージ公認ホームページ ZUKING

バーボン・ストリート・ブルース (ちくま文庫)

高田渡ディスコグラフィと年譜も、新しい情報。
ただ、フォーク・ジャンボリーや春一番、HOBO'S CONCERTSといったオムニバス盤は載っていません。
惜しいな。

本文が思っていたより短く感じられたので、書斎の山の中から単行本を発掘する。
ああ、変わってないようだな。
ヒマな時に突き合わせてみようか。

各章の扉に渡さんが写った写真が新しく付け加えられています。
本文が削られていなければ、解説分とあわせて、この写真の分だけ文庫本がお得ということですね。

amazonの「マーケットプレイス」では、14,995円から18,995円まで、六冊の古本が出品されています。
ヤフオクでは、10,000円で出品されています。(いずれも4月12日現在の検索結果)
文庫化されたのにね。


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がきデカ

保線区 2008年4月8日

80年代の高校生がよく「シケッ!」と言っていた。
あれは「シケてるぜ!」ということなのか。
それとも、こまわり君の「死刑!」だったのか。

たかが「がきデカ」が「死刑!」などと言ってるからおもしろかったのだろう。
こまわり君は、厳粛なる人間の生死に関わるような少年警察官ではなかったのだ。

幼児的性格の大臣が「死刑執行!」を繰り返しても、おもしろくもなんともない。
ただ、寒いばかりだ。


ベスト・オブ・がきデカ


 →幻泉館日録:喜劇新思想大系


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バーボン・ストリート・ブルース

ずっと品切れ再版未定が続いていた、高田渡さんの自伝的エッセー集『バーボン・ストリート・ブルース』がちくま文庫から出ました。
ヤフオクなんぞで古本にすごい高値が付いてましたなぁ。

めでたい♪


 バーボン・ストリート・ブルース


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蛇松緑道 2008年4月1日

「め」です。
そりゃもう大杉栄。


 →青空文庫:杉よ! 眼の男よ!


大杉栄自叙伝 (中公文庫BIBLIO20世紀)

----------------------------------------------
「僕は精神が好きだ」
          (1918年2月)

 僕は精神が好きだ。しかしその精神が理論化されるとたいがいはいやになる。理論化という行程の間に、多くは社会的現実との調和、事大的妥協があるからだ。まやかしがあるからだ。
 精神そのままの思想はまれだ。精神そのままの行為はなおさらまれだ。

 この意味から僕は文壇諸君のぼんやりした民本主義や人道主義が好きだ。少なくともかわいい。しかし法律学者や政治学者の民本呼ばわりや人道呼ばわりは大嫌いだ。聞いただけでも虫ずが走る。
 社会主義も大嫌いだ。無政府主義もどうかすると少々いやになる。
 僕の一番好きなのは人間の盲目的行為だ。精神そのままの爆発だ。

 思想に自由あれ。しかしまた行為にも自由あれ。そしてさらにはまた動機にも自由あれ。
----------------------------------------------


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蛇松緑道 2008年4月1日

今夜は「の」か。
何がだ。
いや、「へ」だけで終わったら、なんだかスパムに屈したような気がするので、少しの間一文字タイトルで行ってみようと思ったです。

「の」ねえ。
野間仁......ノーマ・ジーンでいいか。
野坂昭如さんの選集が、岩波現代文庫から「野坂昭如ルネサンス」というタイトルで出ているのを最近知ったんですわ。

 →YouTunbe: マリリンモンロー ノーリターン

マリリン・モンロー・ノー・リターン (岩波現代文庫 野坂昭如ルネサンス 3)


とまあ、こんなところでお茶を濁そうとしていたのだけど、気になったニュースがあるのでちょっと。
ガソリンの値下げではありません。
智弁和歌山バッテリーのキスでもありません。

 →稲田の所為で映画観れなくなったぞバカヤロー!

今、日本はおそろしい勢いで不寛容な社会になりつつある。

「グランドプリンスホテル新高輪」は日教組の会場使用を拒み、集会参加者190室分の予約を取り消した。
映画『靖国 YASUKUNI』は、東京での上映予定館すべてが上映を中止した。

一人のアホな国会議員が難癖付けただけなら、愚かな議員だと批判すればいいだけだ。
あのブログは反日的でけしからんと、こそこそ隠れて言ってるネット右翼みたいなもんだ。
次の選挙で落としてやるさ。
しかし、こんなふうに封殺されては、何もできない。
『太陽』を日本人が作り、堂々と上映するなんてことは、不可能になってしまう。
これは寒い。
大変な事態なのに、世の中はなぜか静かなのだ。

そうそう、『太陽』はDVD出ましたな。
買います。


太陽

映画『太陽』オフィシャルブック


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ぼくの歌・みんなの歌

2008年3月23日

こういう本が出ていたんだと、森達也さんの本を購入。
奥付を見ると、2007年10月25日発行。
気づかなかったなあ。

ぼくの歌・みんなの歌


講談社のPR誌『本』の連載をまとめたもの。
連載時は各回に一曲採り上げるのが基本的な形で、「名曲と時代と極私的体験」が書かれている。

----------------------------------------------
ホテル・カリフォルニア(イーグルス)
ライク・ア・ハリケーン(ニール・ヤング)
青空(ザ・ブルーハーツ)
赤色エレジー(あがた森魚)
ペッパー警部(ピンク・レディー)
ライク・ア・ローリング・ストーン(ボブ・ディラン)
レブン・カムイ(ソウル・フラワー・モノノケ・サミット)
落ち葉のコンチェルト(アルバート・ハモンド)
演歌の花道(森進一、添田唖蝉坊ほか)
出発の歌(小室等)
スカボローフェア/詠唱(サイモン&ガーファンクルほか)
かごめかごめ(放送禁止歌)
フォークのカリスマ考(岡林信康、吉田拓郎)
イマジン(ジョン・レノン)
ワン・ラブ(ボブ・マーリー)
系図(高田渡)
雨あがりの夜空に(忌野清志郎)
ボヘミアン・ラプソディ(クィーン)
アポロ(ポルノグラフィティ)
過剰な女(中森明菜)
乾杯(友部正人)
勝手にシンドバッド(サザンオールスターズ)
ボーン・イン・ザ・USA(ブルース・スプリングスティーン)
喝采(ちあきなおみ)
傘がない(井上陽水)
----------------------------------------------

森さんは私と同じ年の生まれだそうなので、選曲や体験に頷けるところが多い。
長かった1972年2月28日のことを歌っている「乾杯」の歌詞を延々と引用してしまうのも、すごくよくわかる。

もちろん懐メロ回顧エッセイではない。
たとえば「レブン・カムイ」というタイトルを見てモノノケ・サミットだと気づく同世代は、むしろ少数派なのだろう。
その辺りの選曲も、実に心地好い。
単行本の後書きでは、ニール・ヤングのアルバム『リヴィング・ウィズ・ウォー』のことを書いている。

森さんは今もっとも信用できる書き手の一人だと思うが、本来は映像作家だ。
ライターと呼ばれるような仕事をしている人たちの水準が、それだけ落ちているということなのだろう。


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自由奔放な頃

アマゾンの洋書コーナーでボブ・ディランを検索したら、あのスーズ・ロトロさんの本がヒットしました。
表紙の写真は、アルバム"The Freewheelin' Bob Dylan"のジャケット写真より、二人がカメラに近づいているようです。

A Freewheelin' Time

"A Freewheelin' Time: Greenwich Village in the Sixties, Bob Dylan and Me"

  自由奔放な頃
  60年代のグリニッチビレッジ
  ボブ・ディランと私

画像だと副題が違いますね。

  A FREEWHEELIN' TIME
  A Memoir of Greenwich Village
  in the Sixties

「60年代グリニッチビレッジ追想録」ぐらいでしょうか。

5月13日発売予定だそうです。
こりゃ予約しないと。

 →A Freewheelin' Time: Greenwich Village in the Sixties, Bob Dylan and Me


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風に吹かれて #4

千本浜 2008年3月6日

数年前に録画したNHK BS-2『「風に吹かれて」? 国境と時代を越えた替え歌 ?』のビデオが出てきたので、DVD-Rにダビングした。
懐かしいな。

 →幻泉館日録:風に吹かれて

 →幻泉館日録:風に吹かれて #2

 →幻泉館日録:風に吹かれて #3

 →幻泉館日録:戦争と生きる 反戦歌史抄 #1

 →幻泉館日録:風に吹かれている

 →幻泉館日録:風に吹かれてみたいから

 →幻泉館日録:風に吹かれてみたいから #2

 →幻泉館日録:風に吹かれてみたいから #3

 →幻泉館日録:風に吹かれてみたいから #3

幻泉館日録の過去エントリー「風に吹かれて」を検索すると、ずいぶんたくさんヒットする。
もっとたくさんあるのだが、とりあえず関連エントリーは上記リンク先かしら。

スーズ・ロトロに連れられて公民権運動の真っ只中に飛び込んだディランの感想がこの歌なんですな。
運動を正しいものだと思いながらも、ディランは何か場違いな違和感を抱いていたのではないかと思います。
そして歌詞を思い切り抽象化したから、PP&Mや他の替え歌の大ヒットとなったのでしょう。

ディランの「風に吹かれて」を聴くと、いつも啄木を思い出します。

 →ココアのひと匙/石川啄木
----------------------------------------------
はてしなき議論の後の
冷めたるココアのひと匙を啜りて、
そのうすにがき舌触りに、
われは知る、テロリストの
かなしき、かなしき心を。
----------------------------------------------

 →はてしなき議論の後/石川啄木
----------------------------------------------
されど、なほ、誰一人、握りしめたる拳に卓をたたきて、
'V NAROD !'と叫び出づるものなし。
----------------------------------------------

そういえば、私が中学生の頃に五木寛之さんの『風に吹かれて』というエッセイ集がベストセラーになりました。

高校入試の時に文庫本を持っていって、面接の待ち時間にパラパラ読んでいたら、高校の先生はそれは何ですかと見に来たのを覚えています。
本の内容を確認してふむふむと何か納得して歩いていきましたが、何がふむふむだったんでしょう。

入学後に化学の先生だったのだとわかりました。
作家の石川達三さんのような風貌でちょっと恐そうに見えるのですが、ハスキーな声の優しい先生でした。
体育の授業の後、特にプールで水泳をした後だと、完全に熟睡してしまいましたっけ。


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生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ

広川太一郎さん亡くなりましたね。
「とかなんとか言っちゃったりして?!」
享年68。
ご冥福をお祈りします。

シェイクスピア

光文社古典新訳文庫は、『カラマーゾフの兄弟』の他に何が出ているのか、立ち読みしに行った。
ああ、シェイクスピア。

『リア王』『ジュリアス・シーザー』『ヴェニスの商人』

う?ん、あんまり好きな作品じゃないな。
近くの棚を見ると、角川文庫で『新訳 ハムレット』『新訳 ロミオとジュリエット』があった。
あら、いいじゃない。

私がシェイクスピアで一番好きなのは『マクベス』。
その次が、『真夏の夜の夢』かな。
でも、家にあるシェイクスピアの翻訳をひっかき集めてみると、どうやら一番多いのは『ハムレット』らしい。
あの、「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」が気になったのかも。

角川文庫『新訳 ハムレット』は、訳者の河合祥一郎さんが「訳者あとがき」で、その部分の翻訳一覧を付けてくれている。
すごい量だが、うちにある本だとこんな感じになる。
年度は出版時ではなくて、河合さんによって整理された、公演等の初出時による。

●市川三喜・松浦嘉一訳(岩波文庫 1949年)
「生きるか、死ぬるか、そこが問題なのだ」

●福田恆存訳(新潮文庫 1955年)
「生か、死か、それが疑問だ」

●小田島雄志訳(白水社uブックス シェイクスピア全集 1972年)
「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」

そして最新の河合さんの訳がこうなっている。

●河合祥一郎訳(角川文庫 2003年)
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」

つまり、おなじみの台詞として誰もが知っている訳を選んでくれたのだ。
今までの翻訳では、採用されたことがないのだという。
誰もが知っているのに、不思議ですな。

野村萬斎さんが依頼した翻訳ということで、萬斎さんが「後口上」を書いています。
この本、おもしろいな。

実は、一番驚いたのは、訳者の河合祥一郎さんが私より若いということだ。
そうかあ、シェイクスピア訳者より年上になってしまったかあ。


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新訳 ハムレット (角川文庫)

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オバケのQ太郎

   

こども時代を幸せに過ごすことができて本当に良かったと、おっ母さんや亡き親父様には感謝している。
昔は良かったとは言わないが、皆が貧しかった頃を少し知っていて、豊かになっていく過程を経験しながら、成長したのも良かったなあと思う。

テレビが本当におもしろかったのは、白黒テレビの時代だと思う。
それは新しいものを創り出していく過程だった。

カラーテレビという言葉を知った時、その実態が理解できなかった。
同年齢の「&」氏も、同じことを言っていた。

「カラーテレビってさあ、なんとなく画面全体に色が付いていると思ってたんだよね」

そう、身近な映像は、モノトーンだった。
マンガ雑誌に読み物記事があって、それが2色刷りだった。
カラーテレビの映像もその程度だと思っていた。
だから、初めてカラーテレビを見たとき、まるで映画館で見る映画のようにちゃんと総天然色で驚いたのだ。

今の若者には、むしろ想像できないことだろう。
カラーテレビも死語だものなあ。

ウルトラQは予告の番組CMに胸をときめかせた。
ガラダマ・ガラモン!
サンデーのオバQ、テレビでやるんだって!

思い出はみんな白黒だ。

私の通っていた小学校では、七夕祭りが大きな行事だった。
なぜかクラスごとに扮装して、運動場を練り歩く。
今年はマンガの登場人物で行きますという時、オバQをやった。
違う、私はP子になったんだ。
うちではシーツを潰してくれたのではなかったか。

そうだ、デパートの食堂へ行くのが贅沢だった時代。
お子様ランチのおまけでQ太郎の人形を貰ってうれしかった。

なんとなく検索して驚いた。
あのオバQが、今は読めないのだという。

 →Wikipedia: オバケのQ太郎

藤子不二雄さんが小学館で連載したマンガが読めなくなるとは思わなかった。


封印作品の謎―ウルトラセブンからブラック・ジャックまで

封印作品の闇―キャンディ・キャンディからオバQまで


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謎とき『カラマーゾフの兄弟』

謎とき『カラマーゾフの兄弟』

光文社古典新訳文庫『カラマーゾフの兄弟』のおかげで、いろいろ思い当たることがあった。
たとえばあの吉本隆明信者の迷惑な先輩は『カラマーゾフの兄弟』読んでなかったんだなあといった他愛のない過去の思い出だ。
そういえば、埴谷雄高『死霊』は、ドストエフスキーを読んでないとおかしいところで笑えないんだな。

それで、本屋屋さんで「謎とき『カラマーゾフの兄弟』」という本を見つけたので衝動買いした。
著者の江川卓さんはもちろん作新学院→法政大学→(阪神タイガース)→読売巨人軍の怪物君ではなくて、ロシア文学者です。
新潮社版のドストエフスキー全集、欲しかったけど買えなかったなあ。

で、せっかくだから「謎とき『罪と罰』」も一緒に買ったのだが、驚いた、驚いた。
『罪と罰』、なんにも覚えてない。
また読まないと。
どの訳にしようかしら。

謎とき『カラマーゾフの兄弟』

謎とき『罪と罰』


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 罪と罰 (上巻) (新潮文庫)

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禁じられた歌

千本浜 2008年2月24日

本屋さんで『禁じられた歌』という本を見かけたので買ってきた。
著者の田月仙(チョン・ウォルソン)さんはまったく知らないのだが、経歴を見ると私とあまり年齢の変わらない、在日二世らしい。
韓国で歌い、北朝鮮で歌い、日本で歌った田さんの体験から、朝鮮半島での「禁じられた歌」の歴史が書かれている。

 →soprano Chon Wolson

副題にある「朝鮮半島 音楽百年史」はぱっと見た時には気づかなかったのだが、つまり朝鮮半島併合から「百年」を指すようだ。
1910年から百年。

もちろん日本の「放送禁止歌」とはまったく違った「禁じられた歌」の歴史となるはずだ。
目次には次のような曲名が並んでいる。

「アリラン」
「鳳仙花」
「春香伝」
「イムジン江」
「懐かしい金剛山」
「山河を越えて」
「椿娘」
「恋の赤い灯」
「カスバの女」
「黄色いシャツの男」
「ブルー・ライト・ヨコハマ」
「朝露」
「あ!大韓民国」
「あ、大韓民国...」
「カスマプゲ」
「帰れ釜山港へ」
「I LOVE YOU」
「恋人よ」


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 禁じられた歌―朝鮮半島音楽百年史

 海峡のアリア

 夜明けのうた・イムジン江

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見送りの後で

樹村みのりさんの新刊が出てるよと教えていただいたので、早速購入した。
いやあ、樹村さんの新刊なんて、ずいぶんひさしぶり。
嬉しいなあ。

帯を見て、おやおやと思った。
「感動の巨匠」は変じゃないかな。

手垢の付いた「感動の巨編」という言い方はよく見掛けるけど、「感動の巨匠」かあ。
感動作品を描く巨匠という意味なんだろうな。
オウム真理教で「修行の天才」という言い方をしていたのを思い出した。
どうもしっくり来ない。

樹村みのり

短編集です。
最初にあるのが、表題作「見送りの後で」。
母親が亡くなった後の主人公・洋子の心の動きを辿っていきます。

「来るべき時」が来た時に、後悔することなく見送ることなどできないだろう。
親孝行なんか、できないものなんだな。
そんなことを考えながら淡々と洋子の思いに付き添っていって、そして洋子がこみあげた時、一緒に貰い泣きしました。

紛れもない、これは樹村みのりさんの作品です。
ああ、樹村さん、変わらないでいてくれたんだ。

1976年に発表した「星に住む人々」を、三十年以上経った2007年に描きなおすとは、本当に驚きました。
樹村さんの心の中で、ずっと同じテーマが生き続けていたということですね。


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見送りの後で

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新左翼とは何だったのか

千本浜 2008年2月14日

先日の東京新聞「大波小波」欄で若松孝二監督の『実録・連合赤軍』と並べて紹介してあったのが、幻冬舎新書『新左翼とは何だったのか』(荒岱介著)。
成り行き上購入して、パラパラと読んでいる。

荒岱介さんの名前の読み方を初めて知りましたわ。
「たいすけ」さんだったんですね。
言われてみればそう読みそうだけど、ずっと読めないまま来てました。

どこかで読みを見かけていたはずなんですが、残ってないんですな。
「だいすけもにゃもにゃ」ぐらいに読んでたんでしょう。
共産同(ブント)の戦旗・荒派の「荒」さんなんだろうなあと。

新左翼とは何だったのか

目次の前にセクトが分派していく「組織図?概念図」が付いている。
懐かしいな。
大学に入ったころ、とにかく内ゲバに巻きこまれたくないなと、三一新書や新日本新書でそんな図の載った本を読んで学習したものだ。

当時の図よりも、さらにセクトは分裂して細分化し、それが「解消」「解散」している。

NHKの孫請け仕事をしている時、俺たち若い頃暴れたよなあといった人たちと話をした。
同窓ということで、ちょっとだけ盛り上がった。
知り合いが参加していた「反戦連合」という言葉をもらしたら、「あんな軟弱な連中とは違うんだ」という主旨のことを言いだした。
一緒にせんでくれよということだ。
若い頃やんちゃをしたお兄さんたちが、NHKでちょっと偉くなっているのが、なんだか奇妙な感じがした。


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貧乏の品格

IP屋上駐車場 2008年2月14日

スーパーでハーゲンダッツを安売りしていたので、少し買ってしまった。
でも、寒い。
そこでchappi-chappiさんのワザを思い出した。
お風呂で湯船に浸かりながら食べるのだ。
これはねえ......うまいよ。
幸せ。

今日は午後9時ごろヨーカドーのお総菜売り場に寄った。
なんだかすごい人だかりがしている。
何事かと思えば、今まさに店員さんが「50%引き」のシールを貼っているところなのであった。

わいわいやってて楽しいのかというと、そうでもない。
真剣な顔をしたお年寄りが、似たようなパックを比べて選んでいる。
一人暮らしなのだろうか。
総菜が半額になる時刻を知っていて、待っているんだな。
毎日かしら。
揚げ物は控えた方がよさそうだがなあ。

若者があの中にいても、明るく見える。
同じようなことも、年寄りがやっているとなんだか寂しいぞ。

『バイトくん』の新刊が出てました。
ひさいち文庫で七巻目です。
「バイトくん純情す」

表4ページに「学生生活三〇余年。永遠の大学生バイトくんとその仲間たちが織りなす笑いのタペストリー!」「あなたにもあった、ぱっとしなかった青春に重ね合わせて、涙して笑え!!」
帯に「貧乏の品格」と大書してあります。


バイトくん 7


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実録・連合赤軍

千本浜 2008年2月14日


東京新聞の「大波小波」で、若松孝二監督の新作を知った。

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』

 →『実録・連合赤軍』制作委員会

いつか見に行こうと思っている。
書籍ももうすぐ出るようだ。

 →若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程


 > もう一人は
 > 72年の年の2月の
 > 暗い山で
 > 道に迷った


 →樹村みのり「贈り物」(1974年)


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暗黒館の殺人

本屋さんで綾辻行人さんの文庫本が平積みされているのを見かけた。
分厚い四冊で、タイトルが『暗黒館の殺人』。
お。

だいたいこういう小説はある時期にある著者のシリーズを固め読みする。
そうそう、館シリーズがあったな。
十年ぐらい前にまとめて読んだかしら。
他の●●館も出てるのかなと思って、棚に並んでいる本をぱらぱらめくってみたのだが、これがわからない。
まとめて読んだので、どれがどんな話なのか、記憶にないのだ。
う?ん。

で、奥付で確認したのだが、『暗黒館の殺人』以外は全部読んだ......はずだ。
自信はない。

毎日電車に乗るという生活をしなくなったので、こういう小説を少しずつ分けて読むということがなくなった。
朝電車の中で読んで、昼に少し読んで、また帰りの電車で読んで。
こういう読み方は少しずつ復習しながら読むので、かえって記憶に残るのかもしれない。

徹夜続きの固め読みは、シリーズが終わるとすっかりクリアーされるようだ。

さてっと、読むか。


BlogPet 暗黒館の殺人 1
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一日一語

とりあえず事務所用にペーパーメディア、紙の本で『広辞苑』の第六版を買ってきました。
同梱されていたのは予約特典の「一日一語」なる小冊子でした。
小冊子といっても366日分あるので、新書1冊が付いている感じ。

広辞苑 一日一語

各日毎に広辞苑から項目を抜粋してあり、1ページに2日ずつ載っています。

----------------------------------------------
1月12日 俎開き
まな‐いた【俎板・俎・真魚板】
まないた‐びらき【俎開き】
東京都台東区東上野の報恩寺で、毎年正月12日に大鯉を料理する行事。

1月13日 御頭会
おとう‐え【御頭会】‥ヱ
毎年正月13日に、身延山で行う年頭の法会。
----------------------------------------------

この2項目は、第5版とまったく同じ説明です。
まあ、こういう項目は変わりにくいよね。

そういえば、週刊金曜日の手帳も今日は何の日みたいなのがあったな。

----------------------------------------------
1月12日(土)
「NHK女性国際戦犯法廷」番組改変問題で自民党の安倍晋三幹事長代理・中川昭一経済産業相が圧力。『朝日新聞』が報道(2005)/売血全廃を決定(1967)

1月13日(日)
『山谷?やられたらやりかえせ』の監督を引き継いだ山谷争議団の山岡強一氏が右翼の凶弾に倒れる(1986、享年45)/山形で中学生マット圧死事件(1993)
----------------------------------------------

どちらも、らしくていいですな。


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広辞苑 第六版 (机上版)

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広辞苑

本屋さんに寄ったら、広辞苑の第六版を売っていた。
そうかあ、出たのかあ。
買わなきゃいかんのだなあ。

ちょっと立ち読みしたかったが、おまけと一緒にシュリンク包装してあって、立ち読みができない。
6月30日までの時限特別定価という売り方は、いやだなあ。

とりあえず宣伝用パンフレットを貰ってきた。

紙の本を買おうか、DVD版を買おうか、なかなか悩ましい。
DVDの方が絶対に使いやすい。
第五版では電子ブックを買ったのだ。
CD-ROMはちょっと高かった。
重宝している。

広辞苑物語

80年代に、高校生の小論文添削のアルバイトをしていた時がある。
これぐらい持ってなきゃ困るだろと、親父様が広辞苑を買ってくれたっけ。
あれは第三版だった。

 第一版 1955年
 第二版 1969年 / 第二版補訂版 1976年
 第三版 1983年
 第四版 1991年
 第五版 1998年
 第六版 2008年

最新の「日本語」を満載というのはどうなんだろうなあ。
新語を追いかけていると、どんどん出版時期が早まってくるように思う。

 →岩波書店:広辞苑 第六版


 広辞苑 第六版

 広辞苑 第六版 DVD-ROM版


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エレックレコードの時代 #2

2007年の最後に買ったのが、アーサー・ビナードさんの『日本の名詩、英語でおどる』と、この『エレックレコードの時代 II』。
タイトルもデザインも内容も『エレックレコードの時代』の続編なのに、なぜか版元が変わっています。
どういう事情かしらん。
前は「幻のエレックレコード 編」という副題が付いていましたが、今回は「エレックレコードの精霊たち 編」だそうです。

エレックレコードの時代

『エレックレコードの時代』の著者門谷憲二さんは泉谷しげるさんが歌っていた「白雪姫の毒リンゴ」の作詞者として名前を覚えていました。
本を読んで、門谷さんがエレックの社員だったことを知って驚きました。
何もないところから新しくエレックを動かしていった、門谷さんの青春回顧録です。

続編は、やはり旧エレックにいて、新しく生まれた現エレックの社長である、萩原克己さん。
門谷さんの著書の中では、萩原さんがナイアガラレーベルを立ち上げたり、山崎ハコをプロデュースしたりと、末期のエレックで孤軍奮闘していた様子が描かれている。

 →エレックレコード社長のべらんめえブログ

ああ、萩原さんはマックスで演奏してたんだ。
吉田拓郎さんのバックバンド。
最初のアルバム『青春の詩』は、A面をマックスが演奏しています。

というあたりまで読みました。

 →幻泉館日録:エレックレコードの時代


 エレックレコードの時代II
[付録1] 唄の市 珠玉名作選CD
#1 春のからっ風/泉谷しげる
#2 ちどり足/古井戸
#3 夕暮れ/佐藤公彦
#4 母に捧げるバラード/海援隊
[付録2]
復刻CDジャケット SELECTION BOOK

 エレックレコードの時代
[付録1] 幻の放送禁止楽曲CD
#1 戦争小唄/泉谷しげる
#2 ブスにもブスの生き方がある/まりちゃんズ
#3 悲惨な戦い/なぎらけんいち
#4 先天性欲情魔/泉谷しげる
[付録2]
エレックレコード総合目録 1976年版(縮刷)


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元気ですか?

2008年 元旦


Unable to mention any angle of my reality,
I feel cross-examined, cornered, pinned down.
Still, in a last-ditch effort, mustering
all my strength, I managed to write
"HOW'S EVERYBODY BACK HOME?"

如実的な一切を書けなくなつて
とひつめられてゐるかのやうに身動きも出来なくなつてしまひ
満身の力をこめてやつとのおもひで書いたのです
ミナゲンキカ
と、書いたのです。

  "A Letter to My Little Sister" translated by Arther Binard
  山之口貘「妹へおくる手紙」


日本の名詩、英語でおどる

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カリグラフィー #2

ふとした拍子に、カリグラフィーのテキストを発掘した。
お正月はこの練習でもしようと思ったのだが、宿題がたくさんできてしまった。
大晦日から三が日にかけても、夜なべ仕事が続きそうだ。
残念。

calligraphy

この本は、まだamazonができる前、アメリカのブッククラブに入っていた時に買ったものだと思う。
毎月送られてくる目録の中から選んで、ファックスで発注していた。
本が届くまでの時間が、わくわく楽しいものだった。

大学の同級生のことを思い出した。
授業中に一所懸命立てカンの書体を練習していたなあ。
あの書体は何と言うのだろう。

そういえば、80年代の丸文字、あの女の子のマンガ字も、今は昔のことになってしまった。
携帯のメールで使われるギャル文字は、読むのがちとつらい。

 →幻泉館日録:カリグラフィー


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日本はどうなる2008

週刊金曜日の表4ページは、自社出版物の新刊広告だった。
ほぉ。

『日本はどうなる2007』や『トヨタの正体』という本も出ていたんですな。
買っておくか。


 南京大虐殺と日本の現在

 日本はどうなる 2008―暴走する国家に抗うための43の論点 (2008)

 トヨタの正体 続


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侏儒の言葉 #2

自動車のキーができたという連絡をいただいたので、松並木沿いの旧国道を西へ。
リモコンの利かなくなったキーも預けて、失われたデータを復活してもらう。

がらんとしたロビーで、外の風景を眺めて待つ。
コーヒーを出してくれたので、日当たりの良い喫茶店で待っているみたいだ。
早稲田通り、靖国通り。
風景はまったく違うけれど、外の大通りがよく見える、明るい喫茶店を思い出す。

赤穂浪士討ち入りの日、もう年末なのに、そんな感じがしない。
せいぜい晩秋ではないかという、明るい空間だ。

ふと気づくと、もう日差しに色が着いている。
意外に時間がかかるな。
職場に戻った時には、真っ暗になっていた。


 →Phantasm Photo Gallery: I Love Sunset!

下河原 2007年12月14日


先日本屋さんでもらってきた『ちくま』の12月号では、「なだいなだ」さんが「教養人と君子」というタイトルで書いている。
最近の『論語』の訳では、「君子」が「教養人」になっているそうだ。

「君子」→「教養人」
「小人」→「知識人」

なんだかしっくりこないけれど、本来の意味としてはそうなんでしょう。
知識のみを追い求めるのが小人(知識人)で、徳を併せもつのが君子(教養人)ということですね。
教養だなどとうそぶいて他人をバカ呼ばわりしていた大臣こそ、小人ですわな。

あ、この訳か。

産経ニュース:「論語」現代語訳 弘前大教授を剽窃と批判 阪大名誉教授

----------------------------------------------
 加地さんが問題にしているのは「君子」と「小人」の訳語。講談社学術文庫から依頼された『論語』の全訳注の執筆にあたり、もっとも苦しんだのがこの訳で、9年を費やしてやっと「君子」を「教養人」、「小人」を「知識人」とする訳語にたどり着き、平成16年3月に刊行したという。

 一方、山田さんは昨年10月に刊行した著書『寝床で読む「論語」?これが凡人の生きる道』(ちくま新書)のなかで、「君子」を18カ所にわたり「教養のある人」と訳し、「小人」を7カ所にわたって「知識のある人」と訳している。

 加地さんは、君子と小人の翻訳は「私の独創」と述べ、「山田著は依拠した文献として拙著を明記していない以上、苦心の拙訳の剽窃と見なす」と記している。
----------------------------------------------

幻泉館日録:侏儒の言葉


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ワイはアサシオや

アマゾンから『ワイはアサシオや』が出たよ?と、メールが来た。
あそこのメールは実に的確だ。
こりゃ買っておかなければ。

いしいひさいちさんは、「タブチくん」といい、「アサシオ」といい、いいキャラを作り出したものだ。
モデルとなった田淵選手や、朝潮関(4代)は、すごい実力を持ちながらも妙に脆いところがあって、だからかえって愛されたのではなかろうか。

今は高砂親方。
横綱朝青龍との関係が「???」で、報道では問題視されているが、インタビューでのあの大ボケは現役時代と変わらず。
おもしろい人だなあ。


 ワイはアサシオや (ひさいち文庫)


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林檎

以前CSでその一部を録画した「遠藤賢司&友部正人」のステージがDVDで発売されると聞いたので、楽天市場で検索してみた。

それは確かにあったのだが、びっくりしたのはついでにヒットしたオムニバスCD『dankaiパンチ ?東京に吹く風? 昭和40年代フォーク』。
なんとまあ懐かしい写真を使っていることか。

リンゴを前に持ったこのベタなポーズ。
同級生でこの画像の大ファンがいたので、よく覚えています
私は高校1年生でありました。
あのリンゴの下はどうなってるのかしら。
「平凡パンチ」のグラビアを誰かに見せてもらって、ドキドキしたものです。

モデルの名前は……。
麻田奈美だ!

3秒ぐらいで思い出しました。
こういう記憶はすごいもんですな。
我ながら情けないです。

どうやら当時の写真を使った写真集が何冊も出ているようです。
誰が買うのか、ちょっと不思議。

今の若者じゃないよなあ。
私の同世代の連中が、昔を懐かしんで買うのかしら。
団塊のお兄さんたちかな。
この子だけは、ずっと変わらずにいてくれる。
ちょっと陳腐な格好だけど。

画像も出せるのですが、並べるとアダルトアフィリみたいになってしまいますね。


 →APPLE1972‐1977―麻田奈美写真集

 →APPLE〈2〉麻田奈美写真集

 →林檎 ANOTHER APPLE―麻田奈美写真集


ちなみに、麻田奈美の大ファンだった長田君(仮名♂五十代)は、当時つきあっていた年上の彼女と結婚したそうです。
彼の娘たちもぼちぼち大学を出るぐらいの年齢ですが、パパが昔この写真大好きだったなんて、知らないだろうなあ。


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刑務所の前 #2

花輪和一さんの『刑務所の中』前日譚&後日譚である『刑務所の前』の第三巻が出ていたので、買ってきました。
これで完結。

種子島作りのお話と、花輪さんがモデルガンを改造したり真正拳銃を修理したりする話が、ぐちゃぐちゃと並行して進む。
最後にどうなるんだろう。

 →幻泉館日録:刑務所の前

ま、国家権力なめたらいかんということで。


 刑務所の前 3


 刑務所の中 (講談社漫画文庫)


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赤い雪 #2

勝又進さんが亡くなったそうだ。
悪性黒色腫、皮膚癌ですね。
享年63。
ご冥福をお祈りします。


>少年が河童にからかわれる。
>「人間だって、猿のふったちじゃないか」

 →幻泉館日録:赤い雪


  


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ホビットの冒険

NHK衛星放送では、昨夜の『野いちご』から引き続き、ベルイマンの映画をいくつか放映してくれるようだ。
ひととおり録画しておこう。

ちょっと調べたいことがあったので、家にあるはずの『ホビットの冒険』を探した。
ない。
やっぱりない。
いや、そんなはずはない。
どこかにある。
あるはずなのだが、どこだかわからない。

探している時間がないので、もう一冊買うことにした。
行方不明なのは岩波少年文庫版。
別の訳を買う手もあったが、結局「トールキン自身の手になる印象的な装画・カラー口絵・挿絵を生かしたエディション」と銘打った、岩波書店の「オリジナル版」を買ってみた。

「原書初版のカバーには,当時の出版事情により青・緑・黒の3色しか使われていないが,近年イギリスの版元は,トールキンの本来の希望を生かして,太陽(表面)と竜(裏面)に赤を用いている。」

なるほど。

 →Hobbit Collection

ホビットの冒険

> 地面の穴のなかに,ひとりのホビットが住んでいました。

すっと感情移入できる。
たまに読むと、こういうのもいいな。

夕方になると、穴を抜け出て夕陽を見に行くんだよ。
それで何を思い出すというんじゃない。
ただお日様が海に沈んでいくのを眺めているだけ。
それで胸がいっぱいになるのさ。

   
 ホビットの冒険 The Hobbit


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公明党vs.創価学会

 →Phantasm Photo Gallerry

千本浜 2007年12月1日


いやあ、鹿島アントラーズ、逆転優勝しちゃいましたねえ。
エスパルスもちょっと貢献したぞ。
とほほ。

というわけで、サッカー番組を観ているので、録画しておいた「日めくりタイムトラベル 昭和53年」と、録画中の「フォークの達人 なぎら健壱」はまたいつか見ることにします。

今日届いた本。
島田裕巳さんの書いた新書2冊。

   公明党vs.創価学会(朝日新書)

   日本の10大新宗教(幻冬舎新書)

とりあえず『日本の10大新宗教』の大本の箇所をぱらぱらと読みました。
島田さん、知らない間にずいぶん本を出しているようです。
amazonからの営業メールで新刊を知りました。
そうね、迷惑メールがめちゃくちゃ多いけど、たまにはこういうふうに役に立つものもあるんですな。


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大審問官

本屋さんで何度か見かけて気になっていた本を買った。

カラマーゾフの兄弟 2 (光文社古典新訳文庫)


実は今まで『カラマーゾフの兄弟』をちゃんと読んだことがなかったのである。
評論などで何度も大審問官の挿話にだけは接していたのだが、小説を読んでいないというのはお恥ずかしいかぎりだ。

本屋さんでぱらぱらと読んでみて、ああ、小説というのはすごいものだったんだよなあと思う。
急いで読む必要はまったくない。
読んで、考えて、また読めばいいのだ。

071112d.jpg

ネットに浸っていると、こんな時間の流れ方を忘れてしまう。
Googleの中に世界が存在するわけではない。
事実は逆だろう。
安直に得られる「情報」で世界がわかった気になってしまう。
Googleの日本語メニューでは、「Do not filter my search results.」の選択肢が消されていることさえ知らない人も多いのだろう。

この年になってドストエフスキーの翻訳を読んで、自分が何を考えるのか。
それが楽しみだ。


 →大審問官を読もう!

 →松岡正剛の千夜千冊『カラマーゾフの兄弟』


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金曜日の手帳 #2

勧められるままに発注した手帳が届いた。

 →週刊金曜日手帳2008

週刊金曜日手帳2008

ほお、少し図版が増えてるぞ。
判も少し大きくなっています。
12月10日からか。
まだちょっと使えない。

ちなみに、今年の2007年版では、11月12日はこんな日。

----------------------------------------------
エスペランチスト由比忠之進、北爆支持に抗議して首相官邸前で焼身自殺(1967)
福岡連隊事件(1926)
京大「不敬」事件(1951)
天皇明仁、即位の礼(1990)
----------------------------------------------

来年の2008年版では……おっと、一つだけ残して、あとは入れ替えてあります。
ほぉ。

 →幻泉館日録:金曜日の手帳


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私の青空(MY BLUE HEAVEN)

ふと思い出して、署名をすることにしました。
せっかくだから、周囲の人にも署名を頼みました。

PDFファイルをプリントアウトして、署名用紙と封筒にします。

  noextension.png

 →著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名


一世代とは、定義があります。
30年です。
それぐらい経てば、世の中の世代が入れ替わるのです。

本当は著作権は著者の死後、その一世代ぐらいでいいのではないかと思います。
そこから先は、直接著作権者を知らない、金が目当ての人しかいないのではないでしょうか。

70年。
それはもう権利ではなく、利権です。


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てなもんやお宝発掘大作戦

すごいタイトルですな。
単行本ボツ原稿を発掘したので「お宝発掘」らしいです。


 てなもんやお宝発掘大作戦


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何をこわがっているのか

本屋さんで筑摩書房のPR誌『ちくま』の10月号を貰ってきた。

ちくま 2007年10月号

巻頭なだいなださんの連載「人間、とりあえず主義」が「何をこわがっているのか」というタイトル。
ベン・ヒルズ『プリンセス・マサコ』出版に関する話だ。

版元が朝日新聞に広告掲載を依頼したところ、断られたそうだ。

----------------------------------------------
理由は「皇室を侮辱するような本」の広告をすることは出来ないのだそうである。ぼくが英語でこの本を読んだということを知った出版社が、朝日にそのような本ではないことを説明してやってほしい、と電話をかけてきた。
----------------------------------------------

朝日だけでなく、他の大新聞社も足並みを揃えて広告掲載を拒否した。
翻訳途中での、講談社の編集者からの変更要求の圧力。
広告掲載への圧力。
右翼の街宣車。
知らなかったことが簡潔に書いてある。

----------------------------------------------
「義を見てせざるは勇なきなり」という言葉が、ぼくの頭に浮かんだ。大新聞が広告をしてくれなくても、ミニコミと口コミで宣伝してこの本をベストセラーにし、大新聞の鼻を明かしてやることが出来たらさぞ痛快であろう。同時に大新聞の広告なんて、あまり効果がないことが分かってしまうから大新聞も大いに慌てるだろう。面白いと思う人は参加してほしい。そういうこともあるが、この本には日本人の知らないことがたくさん書かれていて、実際に面白い。読んで損はしない。ぼくが薦める。
----------------------------------------------

なださんはかつての朝日ジャーナルの「アカイアサヒ」事件のことを回想する。
当時なださんは「社会観察」という欄の匿名寄稿者の一人だったそうだ。
大幅な人事異動に抗議して、執筆者全員が永久執筆拒否を宣言した。

----------------------------------------------
あとで、実は朝日ジャーナルが取り上げた批判の記事に怒った大企業が、本紙の広告を引き揚げると脅したのが真の原因だと聞いた。一割の企業が、広告を引き揚げれば、新聞の息の根はとまる。そこで朝日は朝日ジャーナルという儲け頭を切ったのだ。
----------------------------------------------

できれば企業名を明らかにしてほしいところだ。

 →幻泉館日録:朝日ジャーナル 1971年3月19日号


プリンセス・マサコ―完訳 菊の玉座の囚われ人


「プリンセス・マサコ」の真実―“検閲”された雅子妃情報の謎

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さそり座の女

違うわよ?。
おばちゃんじゃないわよ、おやじ、おやじ。

 ♪ いいえ、アタシはさそり座のおやじ?

 →さそり座の女 美川憲一

蠍

本屋さんで見かけて、ムシの標本が付いた雑誌を買った。
創刊号は190円。
元々剥製の類いは苦手。
たぶん創刊号しか買わない。
さそり座生まれなので、なんとなく買ってしまった。

そういえば今年は運転免許証の書き換えだ。
早目に行かないとな。
メガネでは視力が足りないので、コンタクトレンズにしなければならない。
装着して案配をみておこう。

クーポンがあったので、マクドナルドで「えびフィレオ」というのを買って、それを頬張りながらサソリの亡骸を眺める。
失敗。
エビはちょっとサソリに似てる。

犬好きや猫好きが犬猫を食べるという話は聞かないが、テレビに出てくるさかなクンという人は、魚を食べるのも好きみたいだ。
不思議、不思議。

この雑誌、何匹のサソリを殺したんだろう。

 →Wikipedia: サソリ

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ジャズ・ギター徹底講義

ユージン、斧に気をつけろ。

夢もチボーもないね。
ニュース番組を眺めていて、東京ぼん太さんを思い出した。
東京オリンピックの、たぶん夢と希望があった時代。
だからこそ「夢もチボーもないね」と言われて笑うことができたのだろう。
唐草模様がナンセンスな雰囲気を醸し出していた。

ことさらに「夢と希望」を言い連ねる政府の新しい幹部たち。
たぶん、本当に夢と希望がないのだろう。


新ジャズ・ギター徹底講義 2007


バンダナの付録に釣られて買っている『jazzLife』を読むと、ジャズギターもずいぶん自由な雰囲気になっているようだ。
フュージョンやらクロスオーバーやら、ありましたからね。

それで、なんとなくその気になって『ジャズ・ギター 徹底講義! 2007』という本を買ってみた。
付録のCDが、お手本とマイナスワン、つまり演奏カラオケが入っているのだ。

曲目は古典的だが、チャーリー・パーカーやジョン・コルトレーンの奏法徹底解明というのが不思議。
ちょっと机周りを片付けて、ギターの練習をしよう。

あ、椅子も組み立てないと。


  


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ジャズ爺

真夏日の昼ごろ、彼岸の墓参りに行ってきました。
来月末にはお父っつぁんの十七回忌をやるそうです。
それで暮らしに張りが出るなら、やればいいさ。

なんだろうな、十七回忌。
十三回忌とか、十七回忌とか、なんだか素数の年ごとに大量発生する蝉みたい。

本屋さんに寄ったら、「jazzLife」の10月号があった。
もう10月号か。
2008年のカレンダーや手帳を見かけるものなあ。
例によってバンダナの付録付きのようなので、買って帰る。

開けてびっくり。
今月のバンダナは楽譜じゃなくて、マンガが印刷してある。
「ジャズ爺」。
う?む。


jazzLife 2007年10月号


巻頭はハービー・ハンコック。
来日するんだ。
邦題で「ジョニ・ミッチェルへのオマージュ」という副題の付いたアルバムを出したんだそうな。
へえ。

特集が「ジェフ・ベックに魅せられて」。
何の雑誌だかわかりませんな。
いや、とてもいいと思います。


  

  Maiden Voyage

  Head Hunters


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プリンセス・マサコ #3

千本浜 2007年9月14日

知らない間に完訳が出ていました。
一応買っておくか。

元々わざわざ買って読むつもりのなかった本です。
でも、宮内庁書簡のおかげで、読んでみようかと思いました。
何がそんなに宮内庁のお気に召さなかったのか。


 プリンセス・マサコ―完訳 菊の玉座の囚われ人


 「プリンセス・マサコ」の真実―"検閲"された雅子妃情報の謎


Princess Masako: Prisoner of the Chrysanthemum Throne; the Tragic True Story of Japan's Crown Princess


 →幻泉館日録:プリンセス・マサコ

 →幻泉館日録:プリンセス・マサコ #2


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青春のうたごえ

ある朝目覚めると、真人間になっていた。

昨日までの悪行に胸が痛む。
強行採決を繰り返し、閣僚を自殺に追い込んだ。
ブッシュの横暴な要求を飲んで、それを国際公約だと言い張った。
ああ、俺の小さな嘘、大きな嘘が、国民を苦しめる。
や?めた。

そんなわけはない。
アベちんが国民の心配なんてするはずがない。
ないのだが、そんな想像までしてしまうほどアベちんは弱かった。
胃腸の機能がおかしいというのは、プレッシャーに負けたのかね。
いくら無能だといっても、「プレッシャーて何?」みたいなブッシュほどの馬鹿ではなかったということか。
アベちんは日本の大迷惑だったが、ブッシュは全世界の大迷惑だ。

さて、夜泣き歌のネタに歌集を買いました。

 青春のうたごえ楽譜集101曲選

タイトルに「青春のうたごえ」とありますが、ただいま青春まっただなかの人たちはけっして買わない本だと思います。
うたごえ喫茶を懐かしむ方々がターゲットのようです。

私の場合、うたごえ喫茶は縁のない文化なのですが、この歌集は「歌える率」がめちゃくちゃ高いのです。
偏ってます。
人によっては受け付けないことでしょう。
笠木透さんの曲が何曲も入っているのが嬉しいですな。
「ケ・サラ」や「花祭り」も載っています。

「月桃」は同じタイトルの曲がいくつかありますが、掲載されているのはもちろん海勢頭豊さんの曲です。

 →真振 MABUI


  ♪ 月桃ゆれて 花咲けば
  ♪ 夏のたよりは南風
  ♪ 緑はもえる うりずんの ふるさとの夏


 →高文研:青春のうたごえ楽譜集 101曲選
----------------------------------------------
浦木正志=監修
●B5・192ページ
●2006年3月24日発行
●本体価格2000円
●ISBN4-87498-364-2

●浦木氏のサイト
ミュー プロダクション

●主な掲載曲

日本の歌                
1. 愛に生き平和に生きる (人は愛に生き 平和に生きる)
2. 青い山脈 (若く明るい歌声に 雪崩は消える花も咲く)
3. 青い空は (青い空は青いままで 子どもらに伝えたい)
4. 青葉城恋唄 (広瀬川流れる岸辺 思い出はかえらず)
5. 赤とんぼ (夕焼け小焼けの)
6. あなたが夜明けをつげる子どもたち (見上げてごらん あの山を)
7. あの素晴しい愛をもう一度 (命かけてと 誓った日から)
8. 上を向いて歩こう (上を向いて 歩こう)
9. おさななじみ (おさななじみの思い出は)
10. 折り鶴 (生きていてよかった それを感じたくて)
11. かあさんの歌 (かあさんは夜なべをして)
12. 学生時代 (蔦のからまるチャペルで 折りを捧げた日)
13. 風 (人は誰もただ一人 旅に出て)
14. がんばろう (がんばろう)
15. 今日の日はさようなら (いつまでも絶えることなく)
16. 月 桃 ( 月桃ゆれて花咲けば 夏のたよりは南風)
17. 原爆を許すまじ (ふるさとの街やかれ 身よりの骨うめし焼土に)
18. 心はいつも夜明けだ (夕日がよごれた工場の屋根に)
19. さくらんぼ (初夏の風の中)
20. さとうきび畑 (ざわわ ざわわ ざわわ)
21. 里の秋 (静かな静かな 里の秋)
22. しあわせの歌 (しあわせはおいらの願い)
23. 四季の歌 (春を愛する人は 心清き人)
24. 少年時代 (夏が過ぎ風あざみ 誰のあこがれにさまよう)
25. 知床旅情 (知床の岬に はまなすの咲く頃)
26. 死んだ男の残したものは (死んだ男の残したものは ひとりの妻とひとりの子ども) 
27. スキー (山は白銀 朝陽を浴びて)
28. 青春 (川に沿って走った どこまでも)
29. 世界をつなげ花の輪に (太陽はよぶ地はさけぶ)
30. 戦争を知らない子どもたち (戦争が終わって 僕らは生まれた)
31. 早春賦 (春は名のみの 風の寒さや)    
32. たんぽぽ (雪の下のふるさとの夜 つめたい風と土の中で)
33. 翼をください (いま私の 願い事が かなうならば 翼が欲しい)
34. 遠い世界に (遠い世界に 旅に出ようか)
35. どこまでも幸せを求めて (夕べ二人で 歩いたことが)
36. 友よ(友よ 夜明け前の)
37. 長崎の鐘 (こよなく晴れた青空を 悲しいと思うせつなさよ)
38. 涙そうそう (古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた)
39. 夏の思い出 (夏が来れば 思い出す)
40. 芭蕉布 (海の青さに 空の青)
41. 花?すべての人の心に花を? (川は流れて どこどこ行くの)
42. 花の街 (七色の谷を越えて)
43. 浜辺の歌 (あした浜辺を さまよえば)
44. ヒロシマの有る国で (八月の青空に 今もこだまするのは)
45. 広場とぼくらと青空と (ぼくらの街にも 青い空が欲しい)
46. 琵琶湖周航の歌 ( 我はうみの子 さすらいの)
47. ふるさと ( 兎追いし かの山)
48. ぼくのひこうき ( 大空に翼を ひろげて飛んでゆく)
49. 街 ( 下駄の音 路地裏通り 雨上がりの屋根)
50. 見上げてごらん夜の星を ( 見上げてごらん 夜の星を)
51. みかんの花咲く丘 ( みかんの花が 咲いている)
52. 岬めぐり ( あなたがいつか 話してくれた)
53. もみじ ( 秋の夕日に 照る山紅葉)
54. 山男の歌 ( 娘さん良く聞けよ 山男にゃ惚れるなよ)
55. 山小舎の灯 ( 黄昏の灯は ほのかにともりて)
56. 夜明けの歌 ( 夜明けのうたよ 私の心の)
57. 陽気に生きようこの人生をさ ( やけに寂しそうな 顔をしてるじゃないか)
58. リンゴの唄 ( 赤いリンゴに くちびる寄せて)
59. 若者たち ( 君の行く道は はてしなく遠い)
60. わが大地のうた ( から松 こめつが 針葉樹林)
61. 私の子どもたちへ ( 生きている鳥たちが 生きて飛びまわる空を)

世界の歌
1. 愛の讃歌 ( あなたの燃える手で)
2. アメイジング・グレイス (Amazing Grace, how sweet the sound)
3. 泉のほとり ( 泉に水汲みにきて 娘らが話していた)
4. 一週間 ( 日曜日に市場へでかけ)
5. インターナショナル ( 起てうえたる者よ 今ぞ日は近し)
6. エーデルワイス ( エーデルワイス エーデルワイス)
7. オー・シャンゼリゼ ( 街を歩く心軽く)
8. おお牧場はみどり ( おお 牧場はみどり)
9. 大きな古時計 ( 大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計)
10. 帰れソレントへ ( うるわしの海は うつつにも夢む)
11. カチューシャ ( りんごの花ほころび 川面にかすみたち)
12. かわいいあの娘 ( かわいあの娘は誰のもの かわいあの娘は誰のもの)
13. 乾杯の歌 ( 盃をもて サァ 卓をたたけ)
14. ケ・サラ ( 平和で美しい国 信じあえる人ばかり)
15. 国際学生連盟の歌 ( 学生の歌声に)
16. 心さわぐ青春の歌 ( われらのおもいは それはただひとつ)
17. ざわめけバイカル ( ざわめくバイカル流れる霧に)
18. しゃれこうべと大砲 ( 大砲の上にしゃれこうべが)
19. 勝利を我等に (We shall overcome)
20. ジョン・ブラウン ( ジョン ブラウンは)
21. ステンカラージン ( くおんにとどろく)
22. 鶴 ( オーー......)
23. 灯 ( 夜霧の彼方に別れを告げ)
24. トロイカ ( 雪の白樺並木)
25. 何という胸の痛みだろうか ( 何という胸の)
26. 花はどこへ行った ( 野に咲く花は どこへ行く 野に咲く花は 清らか)
27. 花祭り ( ぬるんだ水に 花びらが浮かぶ)
28. バラはあこがれ ( 永遠の誓いに そむいた心が)
29. ビヤ樽ポルカ ( ここには愉快な 顔ばかりがいる)
30. 一人の手 ( 一人じゃ見られない)
31. 百万本のバラ ( 信じてくれますか ひとりの若者が)
32. 冬の星座 ( 木枯しとだえて)
33. ベンセレーモス ( 祖国の大地深く 叫びがわきおこる)
34. マイ・ウェイ ( やがて私も この世を去るだろう)
35. 郵便馬車の馭者だった頃 ( 郵便馬車の馭者だった)
36. ラ・クカラチャ ( 僕らの仲間が 集まるときは)
37. リムジンガン ?臨津江? ( リムジンガン水清く)
38. ローレライ ( なじかは知しらねど 心わびて)
39. ろくでなし ( 古いこの酒場で 沢山飲んだから)
40. 私に人生と言えるものがあるなら ( 私に人生と)
----------------------------------------------


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夕凪の街


ハードディスクが届いたので、早速交換。
するするっと最新版のVine Linuxを入れて、さあ一丁上がり。

と思ったら、プログラムがうまく動いてくれません。
がちょ?ん。
システムが新しくなったからしょうがないか。
試行錯誤で、夜中の時間がどんどん過ぎていくものと思われます。
しばらくの間、幻泉館本館は休館が続きます。

さて、本日の買い物日記。


夕凪の街 桜の国


こうの史代さんの『夕凪の街 桜の国』の英語版が出ていたので、買ってみました。
タイトルは"Town of Evening Calm, Country of Cherry Blossoms"となっています。

英語では絵を逆版にして左から開く本にするのかと思ったら、日本語の原著のままでした。
だから、表4にはこんな言葉が書いてあります。

Stop!
This is the back side of the book, please read from the front.

Produced by jaPRESS
 →jaPRESS

Published by Last Gasp
 →Last Gasp Books

印刷は中国。
2006年11月初版です。


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 Town of Evening Calm, Country of Cherry Blossoms

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いつか王子様が

責任は自分にあると認めながら、責任の取り方がおかしいんだよなあ。
誰も続投を望んでいないのに。
なぜ首相を続けていられるのかが不思議だ。

ご本人はもうとっくの昔に現実が見えなくなってる。
「いつかおじいさまが」助けに来てくれるとでも思っているんでしょうかね。

おなじみ雑誌『jazzLife ジャズライフ』の付録は、「いつか王子様が」のスコアを印刷したバンダナでした。

Bill Evans Trio "Portrait In Jazz"からの採譜です。
私の場合は、Miles Davis "Someday My Prince Will Come"でおなじみ。


jazzlife0709.jpg


【年間購読】JAZZ LIFE

Portrait in Jazz

Someday My Prince Will Come

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王様は裸だと言った子供はその後どうなったか

午後少し暇になったので、近くの本屋さんまで歩いた。
途中で人だかりがしているので何かと思ったら、「ギャル曽根だ!」と言っている。
あ、ほんとだ。
地域局の食べ物番組の収録。
お店の前の様子だけなので、豪快に食べるところは見えなかったのです。

本屋さんで出版社のPR誌をもらって戻ってくると、お店の中で収録中。
まだ野次馬が少し残ってました。

青春と読書

集英社の『青春と読書』をぱらぱらと眺めていたら、以前ちらりと読んだ森達也さんの連載が一冊の本にまとまって出版されたのに気づいた。
気がつかなかったな、さっき買ってくれば良かった。

 →幻泉館日録:はるか青春

そうそう、連載時は「新お伽草紙」というタイトルで、ドン・キホーテの回を読んだのだった。


   王様は裸だと言った子供はその後どうなったか


おっと、森詠さんの『はるか青春』も、もう本になって出てるじゃないか。
急いで注文しておかないと。


   はるか青春


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総員玉砕せよ!

今日の深夜、NHK衛星第二で「父と暮せば」を放送してくれる。
8月17日(金) 00:30-02:10

 →映画「父と暮せば」オフィシャルページ

 父と暮せば (新潮文庫)


NHKが8月12日に放映した「鬼太郎が見た玉砕?水木しげるの戦争?」は、最後の部分だけ見ることができた。
香川照之さんが水木しげるさんにそっくりだったのでびっくり。
再放送してくれんかな。

 →NHKスペシャル「鬼太郎が見た玉砕?水木しげるの戦争?」

参謀かなにかになったつもりで戦争を論じるネット右翼のようなものは、どんな戦争を知っているのだろう。

そんな愚か者を増やさないためにも、戦争体験は語り継がなければならない。
略奪を前提とした進軍は、アジアの解放という大義名分とはまったく掛け離れたものだった。

原作となったマンガを読んでいないことに気づいた。
本屋さんに行ったら、平積みしてあった。
帯も放送に合わせて新調してある。
よしよし。


 総員玉砕せよ! (講談社文庫)


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ある道化師の一日

永島慎二さんの私家版遺稿集に、追悼の文章や漫画を付け足したもの。
長いこと忘れていたけれど、小学生の頃に読んだ永島さんのマンガは、私のその後のものの見方や考え方に大きな影響を与えてくれたのだなと、改めて思う。


ある道化師の一日


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酔客万来

渡さん、らもさん、あの世でお元気ですか?

渡さんはパウロになってしまったので、お盆は関係ないよなあ。
ところが、本屋さんで渡さんが表紙に。
おお!

「酒とつまみ」という雑誌の人気企画を、本にまとめたものだそうです。

酔客万来―集団的押し掛けインタビュー

中島らもさん。
井崎脩五郎さん。
蝶野正洋さん。
みうらじゅんさん。
そして、高田渡さん。

らもさんと渡さんのところだけ先に読んでしまいました。
凄絶な連載ですね。
二人亡くなっているのですから。

暴走気味の編集長を相手に、酔漢が楽しく語っています。


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孤独の旅路 #2

『アコースティック・ギター・マガジン』最新号(Vol.33)の特集はニール・ヤング。
当然ながら、ニール・ヤングのアコースティク、Martin Dシリーズのお話です。
このごろよく買うな。
あんまり読むところないんですけどね、この雑誌。

アコースティック・ギター・マガジン vol.33

特集のメインは1971年マッセイ・ホールでのライブ。
少し前にCDが出たんですよ。
数曲の簡易スコアが付いてます。

 

Live at Massey Hall 1971
1. On The Way Home
2. Tell Me Why
3. Old Man
4. Journey Through The Past
5. Helpless
6. Love In Mind
7. A Man Needs a Maid/Heart Of Gold Suite
8. Cowgirl In The Sand
9. Don't Let It Bring You Down
10. There's A World
11. Bad Fog Of Loneliness
12. The Needle And The Damage Done
13. Ohio
14. See The Sky About To Rain
15. Down By The River
16. Dance Dance Dance
17. I Am A Child

あ、「孤独の旅路(Heart of Gold)」だけ詳細な楽譜ですが、これはアルバム『ハーヴェスト(Harvest)』からのもの。
高校生の頃も夜泣きしましたよ、ハーモニカ吹きながら。
今回はchappiu-chappi姉ごから持ち歌にせいと指令が出ているので、少し練習しておこう。
問題は歌だよな、これ。
なかなかニール・ヤングのようには歌えないわ。

 →YouTube: Neil Young - Heart of Gold


   Em7   D/Em  Em7   D/Em

   Em     C  D      G
 ♪ I want to live, I want to give
   Em     C         D     G
 ♪ I've been a miner for a heart of gold.


ん、いい感じ。
だんだんその気になってきたぞ。


 Harvest

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サマータイム

毎度おなじみ、おまけに釣られて買ったんじゃないわよシリーズ。
釣られて買ったんだけど。
バンダナ付き『jazzLife(ジャズライフ)』でございます。

前回はギターコード一覧を印刷した赤いバンダナでした。

 →幻泉館日録:ジャズライフ

今回は、ジョン・コルトレーンの演奏する「サマータイム」の楽譜です。
コードも付いているので、ギターでなぞりやすいですな。
前のより使えるかな。
あ、本誌に載っている楽譜の方が見やすいわ、やっぱり。

summertime

懐かしいな。
コルトレーンの「サマータイム」。
これはアルバム『マイ・フェイバリット・シングズ』に入っているものからの採譜のようだ。

都会の暑さに頭がぼぉっとなって、吉祥寺に戻り、冷房の利いたジャズ喫茶に逃げこむ。
まずいコーヒーかコーラを頼んで、コルトレーンを注文して2時間ぐらいねばる。
JBLパラゴンやアルテックA-7といった怪物のようなスピーカーの前で、音を浴びる。
不健康な、私の吉祥寺1975だった。

jazz Life 2007年8月号

jazz Life 2007年7月号


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封印歌謡大全

TBSラジオが特別番組で、いわゆる「放送禁止歌」をまとめて放送してくれるそうだ。

 →MSN毎日インタラクティブ 放送禁止歌:ラジオ特番で一挙放送
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 国内で発売中止や放送自粛にあった歌の数々をTBSラジオが一挙に放送、紹介する。22日午後7時から特別番組「TABOO SONGS?封印歌謡大全」を編成。封印された背景などに触れながら、問題視された部分も放送。それぞれの歌に込められた本来のメッセージを解き明かす。
----------------------------------------------

「おお!」と思ったのだが、ちょっと聴けないかな。
録音も無理。
まあ歌自体はほとんど知っているものだろうから、いいか。
放送されることに意味があるのだ。

どうして今そういうことをやってくれるのかと思ったら、どうもネタ本があるらしい。

    封印歌謡大全

この本の雰囲気は見たことがある。
あれによく似ている。
アマゾンでも、「あわせて買いたい」と勧めるのはその本だ。

    放送禁止映像大全

以前『放送禁止映像大全』を買って、ちょっとがっかりした覚えがある。

 →幻泉館日録:放送禁止映像大全

 →幻泉館日録:またまたアメリカちゃん
----------------------------------------------
たとえば、前のエントリーで書いた『放送禁止映像大全』をぱらぱらと読んでいる時に感じたのですが、「放送禁止」が魅力的だという、倒錯した感情があるんじゃないでしょうか。
連続幼女殺人事件の被告「M君」が、そんなビデオに執着していたのを思い出します。
----------------------------------------------

おそらくアマゾンが勧めてくれるように、『封印歌謡大全』の読者は、森達也さんの『放送禁止歌』よりも、『放送禁止映像大全』の方を喜んで読むのだろう。
それならば、私にはあまり用がない。

「うたは自由をめざす!」
しかしそれは、カラオケ屋で「金太の大冒険」をがなりたてるセクハラおやじのことではないように思うのだ。

今週の週刊金曜日「きんようぶんか映華館」は、映画『夕凪の街 桜の国』を勧めていた。
その記事を思い出した。

----------------------------------------------
 映画の背景である五八年は、『ALWAYS三丁目の夕日』(〇五年)と同じ年だ。集団健忘症に陥って安易な郷愁に浸り過去を美化する暇があれば、今でも残る記憶に改めて目を向けるべきではないか。
----------------------------------------------

『放送禁止歌』と『封印歌謡大全』の間にそこまでの隔たりがあるかどうかは知らない。
ただ、もっと先に読みたい本がたくさんあるようだ。

 →幻泉館日録:『放送禁止歌』(1999年)

    放送禁止歌


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信じ難いもの

原子力発電所から立ち上る黒煙。
まさに悪夢のような映像だ。

早々と出された安全宣言の語調が次第に変わり、弱くなっていく。
それは順序が逆ではないのか。

建築物の耐震強度偽装問題では、官民が一体となって大嘘をついていた。
原子力施設の放射能洩れも、ひたすら隠すのが基本姿勢だ。
つまり、信じがたい。

また松下竜一さんのことを思い出した。
それはたとえば、パフォーマンスで被災地に降り立って見せる首相とは対極にある生き方である。

狼煙を見よ。


 →幻泉館日録:六月の子守唄

 →幻泉館日録:狼煙を見よ

 →幻泉館日録:暗闇の思想


  官僚とメディア

  狼煙を見よ


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最後から二番目の真実

『大問題'07』を読んでいたら、投げ込みと呼ばれる折り込みチラシに、新刊の宣伝が入っていた。
あれ?
フィリップ K. ディックの新刊?

   最後から二番目の真実

これ読んでないわ。
買っておかないと。

と、アマゾンをうろうろしていたら、『人間狩り』が出ていた。
以前同じタイトルでちくま文庫から出ていたけれど、内容は違うのかな。
訳者が同じような気がする。

ああ、<「ちくま文庫」版から2編外し、改訳した書籍>なんだ。
どうしようか。


   人間狩り


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大問題'07

ワールドカップ決勝戦でのジダンの頭突き退場など遠い昔のように思われるが、あれはまだ去年の出来事、ちょうど一年が経過したにすぎない。
まるで別の世界に暮らしているみたいだ。
選挙の結果で国が大きく変わってしまうことを思い知らされた一年だった。

峯正澄さんといしいひさいちさんのおなじみのシリーズ、2007年版が出てました。
そうか、こんなこともあったなあと、わずか一年前のことが妙に懐かしくなります。


    大問題'07


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危険な言語

土砂降りの雨の中、憑かれたように本屋さんを目指す。
なぜだ?
理由などないのです。
なんだか今日は本屋さんに行かなくてはという気分になってしまったのね。

アタリでした。
岩波新書で田中克彦さんの新刊が出ているのを知りませんでした。
6月新刊の岩波新書は読みたいものが多いです。
三冊買ってしまいました。


  満州事変から日中戦争へ

  日本の神話・伝説を読む―声から文字へ

  エスペラント―異端の言語


昔の岩波新書で出していたエスペラントの本は、『危険な言語』というタイトルだっただろうか。
もう絶版になって長いと思うが、古本屋さんでよく見かけた。
投げ売りになっていたのを買って読んだように記憶している。

今日買ってきた三冊の本はまったく関係ないテーマを扱っているように見えるかもしれないが、私の場合は関心領域に直接結びつく内容である。
そうそう、イ・ヨンスクさんの『「国語」という思想』をずっと買いそびれている。
この機に注文しておこう。


 →松岡正剛の千夜千冊『「国語」という思想』イ・ヨンスク


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中吉


こどもの一生

集英社文庫「ナツイチ」夏の一冊は、本屋さんで買わないと景品が貰えないそうなので、らもさんの本を買いに行きました。
ちゃんと貰えるかしらと、ちょっとドキドキ。

お金を払ってレシートを受け取る時に、この中から引いてくださいと箱を出された。
なるほど、クジになっているのね。

特に選びもせずに一つつまみあげると、「中吉」と書いてあります。

----------------------------------------------
 中吉

  気になる人とお気に入りの
  本の話をしてみよう。
  いつもより仲良くなれるよ。
  ラッキーアイテムは、
  恋愛小説。
----------------------------------------------

なかなかおもしろいのだが、残念、恋愛小説は苦手なんです。


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新潮文庫の100冊 2007


昼下がりに本屋さんまでお散歩。
おお、もう夏休みモードに入って特設コーナーができている。

「新潮文庫の100冊」

「発見。夏の百冊 角川文庫」

「ナツイチ 夏の一冊 集英社文庫」

去年は七夕に覗いたらしい。
そうそう、「Yonda?」のマスコット人形もらったっけ。

 →幻泉館日録:新潮文庫の100冊

新潮文庫の100冊 2007

ほお、今年はブックカバーが貰えるのか。

 →新潮文庫の100冊 2007

二冊ぐらいなら、読みたい本があるだろう。
え…っと。

おお、これは知らない。
おもしろそうだ。

 朗読者

ああ、これ読もうと思ってまだ読んでないの。

 博士の愛した数式

あ、これもだ。
三冊になってしまった。
とりあえず二冊で止めておこう。
アロハ?♪

 →発見。角川文庫

角川文庫もブックカバーなんですね。
さらに抽選で、カバーとおそろいのTシャツ!
ゲゲゲの鬼太郎が欲しい。

う?ん、角川の二冊は選びにくいなあ。
お、これだと一気に六冊行ってしまう。

 バッテリー

ビギナーズ・クラシックスのシリーズもいいかもね。

 ビギナーズ・クラシックス 源氏物語

集英社文庫「ナツイチ」夏の一冊は、一冊買うとその場でストラップだそうです。
これは本屋さんで買わないといけないのかな。

 →web 集英社文庫

お、これ読んでない。
「奇才中島らもが遺した会心の超ド級B級サイコホラー」だそうです。

 こどもの一生


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突然、嵐のように

Like a Hurricane

今夜の夜泣き歌は、Neil Youngの"Like a Hurricane"です。

80年代に入ってから輸入盤のレコードで"American Stars 'N Bars"というアルバムを安く買って、それで繰り返して聴いたのだっけ。

 →Wikipedia: American Stars 'N Bars

ずっとCD化されていなかったので、CDになった時は嬉しかったなあ。
輸入盤のカセットなんてのも買いました。
あれ、日本版CDはもう出てないのかな。
まあ、輸入盤が手に入ればまったく問題ないか。

2001年のFuji Rockはすごかったらしい。
そうかぁ?。
そうだったんだぁ。

 →Fuji Rock Festival'01 Day 2-Vol.6

さすがにナイロン弦の生音でこの曲を夜泣いても、雰囲気が出ない。
やっぱりビグスビーのトレモロアームを付けた黒いレスポールが必要なんじゃないか。
なんちって。

この楽譜はですね、ギターマガジンが出している『復刻! ビンテージ・ギター・スコア40選』という本を見ているのです。
リットーミュージックのホームページで実施したアンケートを元にして曲を選び、抜き刷りをしたそうです。
セメントフォーク大全集のギター版といった感じね。
ぽつぽつとギターを練習するのに良さそうです。

復刻! ビンテージ・ギター・スコア40選 保存版
----------------------------------------------
【収録曲】(全40曲)
Ready to fly(高中正義)
キャプテン・フィンガーズ(リー・リトナー)
ペグ(スティーリー・ダン)
ロザーナ(TOTO)
セパレイト・ウェイズ(ジャーニー)
ミスター・クロウリー(オジー・オズボーン)
デキシー・チキン(リトル・フィート)
ハートブレイカー(グランド・ファンク・レイルロード)
いとしのレイラ(デレク&ドミノス)
ホテル・カリフォルニア(イーグルス)
スキャッターブレイン(ジェフ・ベック)
ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル(ガンズ・アンド・ローゼズ)
ハイウェイ・スター(ディープ・パープル)
ロクサーヌ(ポリス)
哀しみの恋人達(ジェフ・ベック)
ライク・ア・ハリケーン(ニール・ヤング&クレイジー・ホース)
迷信(ベック・ボガート&アピス)
21世紀の精神異常者(キング・クリムゾン)
レニー(スティーヴィー・レイ・ヴォーン)
デフィニットリー・メイビー(ジェフ・ベック・グループ)
SMOKY(PSYCHEDELIX)
ドリーム・オン(エアロスミス)
悲しみのアンジー(ローリング・ストーンズ)
哀愁のヨーロッパ(サンタナ)
ルーム335(ラリー・カールトン)
チェンジ・ザ・ワールド(エリック・クラプトン)
ホワイト・ルーム(クリーム)
スウィート・ホーム・シカゴ(ロバート・ジョンソン)
クロスロード(クリーム)
トゥ・ビー・ウィズ・ユー(MR.BIG)
キラー・クイーン(クイーン)
レッド・ブーツ(ジェフ・ベック)
レモン・ソング(レッド・ツェッペリン)
バック・イン・ブラック(AC/DC)
ウォーク・ディス・ウェイ(エアロスミス)
アメリカン・バンド(グランド・ファンク)
ジョニー・B・グッド(チャック・ベリー)
蒼き風(ジェフ・ベック)
スカットル・バッティン(スティーヴィー・レイ・ヴォーン)
パリの散歩道(ゲイリー・ムーア)
----------------------------------------------


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ちびまる子ちゃんが始まるよ!

7月1日から、東京新聞で『ちびまる子』の連載が始まる。
朝日新聞でいしいひさいちさんが連載を始めた時にも驚いたが、今回もびっくり。
新聞連載の四コマで何がどうなるのか。
これは楽しみ。

ちびまる子ちゃん、始まるよ!

東京新聞だけ読んでいると独占掲載のよう見えるが、8紙での掲載だそうだ。

 →ちびまる子ちゃん・オフィシャルホームページ

【掲載紙】
 ●北海道新聞
 ●中日新聞
 ●東京新聞
 ●西日本新聞
 ●河北新報
 ●神戸新聞
 ●中国新聞
 ●徳島新聞

おっと、中日新聞が発行している北陸中日新聞と日刊県民福井にも掲載されるらしい。
オフィシャルホームページ書いてないのはなぜかしら。

 →Wikipedia: ちびまる子ちゃん

ご存じのように『ちびまる子ちゃん』は70年代前半の清水が舞台だ。
遠くなってしまった昭和、今はもうない清水市。
子供たちの姿も、今とはだいぶ違う。

 →Wikipedia: ちびまる子ちゃんの登場人物

Jリーグなんかまだ想像もできなかった頃から、清水の子供たちはサッカーをやって育った。
清水エスパルスの長谷川健太監督をモデルにした「ケンタ」も、ちびまる子の同級生だ。

その時代から二十年近く経った1993年、「ドーハの悲劇」と呼ばれる試合を経験する日本代表チームに、長谷川健太選手がいた。
右サイドを駆け抜ける重戦車のようなドリブルは、アジア予選の水準では、対戦チームは反則で止めることしかできななかった。
それも今は昔だ。

 →Wikipedia: 長谷川健太

マスコミの翼賛報道が目に付く昨今、東京新聞の「こちら特報部」などは貴重だと思う。
どうですか、東京新聞に変えませんか?


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mcシスター

Yahoo!オークションにはアラートという機能があって、あるキーワードを含んだ出品があるとメールで知らせてくれる。
なんとなく「高田渡」を設定しているのだが、時々妙なものも混じっている。

本日は雑誌「mcシスター(mc Sister/エムシーシスター)」、1974年から1976年の各12冊。

驚いたことに、確かにその頃の『mcシスター』には高田渡さんの記事が載っていたのだ。
びっくり。
ちょっと読んでみたいけど、1万8千円ナリを払う気にはなれないなぁ。


 →mc Sister エムシーシスター/74年/12冊セット/萩原健一/キャロル"

 →mc Sister エムシーシスター/75年/12冊セット/アイビーキャロル

 →mc Sister エムシーシスター76年/12冊セット/大橋歩カルメンマキ


出品者は名古屋の古書店のようで、出品リストを見るともう少し前の年の『mcシスター』や、本家『MEN'S CLUB メンズクラブ』もあった。
すごい品揃え。
あるところには、あるものですな。


 →mc Sister エムシーシスター/72-73年アイビー/IVY特集6冊セット

 →mc Sister エムシーシスター/73年/4冊セット/吉田拓郎/松本隆

 →MEN'S CLUB メンズクラブ/73年13冊セットアイビー/ワードローブ


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ピアノはなぜ黒いのか

前から疑問ではあったのだ。
どうして日本では木目のピアノを見かけないんだろう。

で、まあこの疑問に答えてくれたのがこの本。
三十年以上ピアノの販売と調律に携わってきた斎藤さんが教えてくれます。

 ピアノはなぜ黒いのか

ピアノという楽器の進化の歴史を経験せずに、シンボルとなって大いに売れた黒いピアノ。
高度成長期、うちにはピアノも自動車もありませんでした。
黒いピアノに縁がなかったのです。

ピアノなあ、弾けるといいよなぁ。

実は、高めの弦楽器を買うときにはいつもピアノをダシにします。
つまり、ピアノを買うこと考えれば、安いもんじゃんって。
すまんね。


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ユーアーマイ参議院

架空放送局PNNがお送りする、架空の国の政局です。

どーゆーわけか国民に圧倒的人気のコイズミ内閣は、選挙で圧勝。
単純化されたニュースピークにバカされたのだろうか。
ってか、某国国民がバカなのだ。

ところが「ゆーせーみんえーか」以外に特に言うことのない首相はさっさとケツをまくって、最低の後継者シンゾーが首相に。

まあ、この人も特にな?んにもなかったんだが、それがコンプレックスとなって、自分の一族の中では偉かったことになってるじっちゃの真似をすることにした。
もう、それしかない。
それだけ。
ひたすらまねっこ。
じっちゃ?!
じっちゃ?!
あの世のじっちゃ?!
元気か?!

そんなことは描いてないのです。


 ユーアーマイ参議院―PNN


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ロックおやじ

今日も今日とて、本屋さんで知らない雑誌を見つけて購入。
ほぉ、『ROCK DAD』。
表紙の鮎川誠さん&シーナさんにつられて購入。
おまけが鮎川誠仕様特製ピック。
いや、例によっておまけに惹かれたんだけどさ、鮎川さんのギター、すごいなあ。

ROCK DAD

楽譜もちゃんと付いてまして、ギター譜がこれ。
「伝説のチャンピオン」クイーン
「レッド・ブーツ」ジェフ・ベック
「ブラック・マジック・ウーマン」サンタナ
「クレイジー・トレイン」オジー・オズボーン
「SMOKY」Char

切り取って使ってねの歌詞&コードがこれ。
「ならず者」イーグルス
「セイリング」ロッド・スチュワート
「SOMEDAY」佐野元春
「I LOVE YOU」尾崎豊
「ユー・メイ・ドリーム」シーナ&ザ・ロケッツ
「青いイナズマ」SMAP

まあ、若者向けギター雑誌より居心地がいいですわな。
「金剛地剛志のエアギター道場」や、あのペーソスの「ロックオヤジの下心」やら、短い記事も充実(?)してます。

 ♪ おやぢいかがです
 ♪ 体弱いです
 ♪ おやぢいらんかえ?

おもしろかったので、Vol.1も買おうかな。


  
ロックダッドVol.1 ロックダッド Vol.2


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ジャズライフ

本屋さんで見かけた『jazzLife(ジャズライフ)』を購入。
何年ぶりだろう。
というか、本誌を買うのは初めてなのかもしれない。
楽譜が載っているような雑誌だったけ?

創刊30周年直前記念ということで、ギターコードを印刷した特製バンダナが付録で付いている。
これが目当てだろうって、そうなんだけど、この手の雑誌を久しぶりに読んだので、新鮮でした。
鈴木重子さんや矢野沙織さんが載っているので、華やかです。

jazzLife

実は「ボサ・ノヴァ・ギター特集」が気になったのです。
うちの新入りのエレガットって、どう考えてもボサノヴァ向きだものなぁ。
付録のバンダナはこれと連動ね。
ただ、このコード表、よくあるTAB符と縦横が逆なので、ぱっと見てわかりにくいです。

巻頭のカラーページは懐かしい名前がいっぱい。
一世代前におなじみの顔なんで、みなさんずいぶん雰囲気が変わりました。
私が久しぶりに見るだけなんですけどね。

カラーページで気になったのは、2004年のモントルー・ライブDVD『ピース・コンサート~ライブ・アット・モントルー2004』。

 ピース・コンサート ライブ・アット・モントルー2004

カルロス・サンタナにチック・コリア、ジョン・マクラフリン、ウェイン・ショーター等々。
雑誌の写真だけでも楽しくなりますが、演ってる曲がまたさらに楽しい。
「アフロ・ブルー」
「エクソダス?ゲット・アップ、スタンド・アップ」
「風に吹かれて?陽のあたる場所」
「女のごとく」
コルトレーンからボブ・マーリー、ボブ・ディラン……。
まあ、まるで私のためのコンサートではありませんか。

これ、欲しい!


BlogPet jazz Life 2007年 07月号
9条を殺すな!


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創刊80年

本屋さんで出版社のPR誌をもらってきた。
新潮社の『波』と岩波書店の『図書』、朝日新聞社の『一冊の本』。

『波』6月号は表紙が良かった。
ひさしぶりにもらったのでわからないが、シリーズになっているのだろうか。
隅に「表紙の筆跡 伊丹十三」と書いてある。

『波』2007年6月号

映画の宣伝チラシの上に写真と自筆原稿が配してある。
画像ではわからないが、専用原稿用紙の上部中央には、猫の絵がある。
写真も、猫を抱いた伊丹さんだ。
夏目漱石を思い出す。

『図書』は岩波文庫創刊80年記念の増刊号で「私の三冊」。
アンケートに回答した232人の、岩波文庫「私の三冊」で、これはぱらぱらと眺めていてとても楽しい。

『図書』私の三冊

たとえば今ぱっと開いたページの人物と選んだ書名を並べてみると(p.8-p.9)。

----------------------------------------------
●池上彰(ジャーナリスト)
(1)『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)
(2)『罪と罰』(ドストエフスキー/江川卓訳)
(3)『コーラン』(井筒俊彦訳)

●池坊由紀(華道家)
(1)『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)
(2)『にんじん』(ルナアル/岸田国士訳)
(3)『風姿花伝』(世阿弥/野上豊一郎・西尾実校訂)

●石牟礼道子(作家・詩人)
(1)『風姿花伝』(世阿弥/野上豊一郎・西尾実校訂)
(2)『きけ わだつみのこえ』(日本戦没学生記念会編)
(3)『梁塵秘抄』(後白河院/佐佐木信綱校訂)

●イッセー尾形(俳優)
(1)『雁』(森鴎外)
(2)『人間失格 グッド・バイ他一編』(太宰治)
(3)『王子と乞食』(マーク・トウェーン/村岡花子訳)

●伊藤邦武(京都大学教授/現代哲学)
(1)『単子論』(ライプニッツ/河野与一訳)
(2)『ハリネズミと狐』(バーリン/河合秀和訳)
(3)『量子力学と私』(朝永振一郎/江沢洋編)
----------------------------------------------

回答は、それぞれの本に関して百字程度のコメントが付いていて、なかなか読み応えがある。

予想以上に、挙げられた本には偏りがあるらしい。
岩波書店は同様のアンケートを過去二回行っているそうで、二〇年前が『銀の匙』、一〇年前が『「いき」の構造』、今回が『きけ わだつみのこえ』がトップに挙げられたそうだ。
憲法改正の動きが伝えられる今日の状況と無関係ではないだろうと、編集部は書いている。

岩波文庫の創刊は1927年(昭和2年)、漱石の『こころ』など23冊の刊行で出発した。

この年浅草・上野間に、今の銀座線の一部となる地下鉄が開通した。
帝都防衛の一翼を担うことになるが、日本陸軍は軍事物資優先輸送のため、空襲時も一般市民の構内への避難を一切許さず、ロンドンやベルリンの地下鉄のように市民の生命を救うことはなかった。

私の母が、当時の植民地台湾で生まれた年でもある。

   
きけわだつみのこえ きけわだつみのこえ〈第2集〉


 
 罪と罰〈上〉  風姿花伝  君たちはどう生きるか


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雑誌は世につれ

少年キング
少年サンデー
少年マガジン
COM
ガロ
ヤングギター
映画批評
終末から
話の特集
思想の科学
朝日ジャーナル
展望
現代の眼
80年代
クライシス
噂の真相

おもしろかったなあ。
雑誌大好きだった。

雑誌を読まなくなったと思う。
まず広告ありで企画を立て、レイアウト優先で原稿を発注する。
そんな大手出版社の雑誌を読む気がしないのだ。
個人のブログの方が信頼できるような記事を、金出して読みたいとは思わない。

雲遊天下 43

春一番の楽しみの一つは、『雲遊天下』。
服部緑地で買った『雲遊天下 43』「SIESTA edition 昼寝版 雑誌は世につれ」は、楽天市場やアマゾンで検索してもまだ見つからない。

雑誌は世につれ。
そう、世の中の移ろいにつれて、つまらなくなったのだろう。

 →ビレッジプレス

 雲遊天下〈42〉

『アコースティック・ギター・マガジン』最新号Vol.32の特集が「ニッポンのフォーク」なのだそうな。

 →リットー・ミュージック:アコースティック・ギター・マガジン

----------------------------------------------
■SPECIAL PROGRAM
ニッポンのフォーク (26ページ)
1960?70年代にかけて成熟した日本のフォーク・シーン。その流れは脈々と続き、現代へとつながっている。フォーク・ブームとシンクロしてきたアコースティック・ギター製造という分野からの視点も盛り込み俯瞰していく。独自のテイストで“ニッポンのフォーク”の世界を掘り下げた特大企画。

◎CROSS OVER THE GENARATION?世代を超えたフォーク対談
石川鷹彦&平川地一丁目/遠藤賢司&曽我部恵一/中川イサト&高田漣

◎ニッポンのフォーク史名盤ガイド
高田渡生誕会58レポートetc.
----------------------------------------------

さて、買って読んでも後悔しないかしら。


BlogPet アコースティック・ギター・マガジン Vol.32

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小さな唄に手を引かれ

小さな歌に手を引かれ

日本語で「サインしてください」というと、署名のサイン(signature)より、有名人のサイン(autograph)をねだってる感じかな。
花押(書判)ってのもあるが、あれは英語ではモノグラム(monogram)になるらしい。

「サインしてください」

今までに言ったことのない台詞なのだが、高校2年生の時に、武蔵野タンポポ団でのんびり市にやってきたシバさんのサインをもらった。
この時は友人が言ったので、私はこの言葉を発していない。
それからサインもらってないよなぁ。

東京フォークジャンボリーの時にDVDを買ってよしだよしこさんにサインしてもらった。
これは売り場で自動的にしてもらったのだ。
今年の春一番では、いとうたかおさんの本を買った。
これもご本人が売り場でせっせとサインしていたので、そのまま書いてもらったのだ。

「らもさんじゃありませんよね」

ペケさんが妙な冗談を言ってくれた。
ええ、ええ、らもさんはもうあの世にいますからね。
しかし……別に似てないと思うんだけどなぁ。

今度は忘れずに握手してもらったぞ。
とても大きな手でした。

『小さな唄に手を引かれ』いとうたかお著

アルバムと同タイトル。
本の方はまだ楽天市場でも、アマゾンでも、ヒットしませんね。
奥付では2007年5月15日発行になっています。
ビレッジプレス刊、定価本体1,400円+悪税。


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高田渡読本 #2

 →[I Love Sunset! 夕陽が好き!]
千本浜 2007年4月29日

『高田渡読本』をぼつぼつと読んでいる。
館野公一さんが走り回って作った本のようだ。
CDが付いていると思ったのは勘違い。
「CDジャーナルムック」という、名前にCDが入っていただけだった。

内容は、ああなるほどそうだったのかと思うことも多い。
「■寄せ書き 高田渡のこの1曲」は、順平さんがどの曲を選んだのかドキドキしてしまった。
「私の青空」なんですね。
アンコールでやることが多かったそうです。

私の場合はずっと「生活の柄」だったなあ。
晩年の「ブラザー軒」「夕暮れ」も大好きです。
楽譜が載っているのを、とても嬉しく思いました。


 →幻泉館日録:私の青空

 →幻泉館日録:「生活の柄」山之口貘&高田渡

 →幻泉館日録:高田渡「ブラザー軒」

 →幻泉館日録:高田渡「夕暮れ」


 高田渡読本

しかし、予約したはずなのに入手するのにちょっと苦労しました。
楽天ブックスも、アマゾンも、今回はペケ。
bk1が即発送してくれました。
なんだかなあ。


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ぼくらはみんなハゲている

すっかり忘れていた。
これ買っておかないと。

ぼくらはみんなハゲている

フジテレビで深夜やっているドキュメンタリー番組『NONFIX』から生まれた本らしい。
森達也さんの『放送禁止歌』を思い出す。

 →NONFIX: ぼくらはみんなハゲている マイライフアズアハゲ

ニール・ヤングとっつぁんもハゲてるけど、かっこいいぞ(と、私は思う)。

「ハゲのどこが悪いんじゃ!」

まもなくこんな叫びが日本中で聞かれることになるであろう。


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草の葉 CHRONICLES #489

千本浜 2007年4月14日

 →Chapter 5: River of Ice

ロバート・ジョンソンがアイク先生から教わったのは、ギターの普通の弾き方だけだったと言う人達もいます。
当時を知る者が言っているそうなので、結局はロバート・ジョンソンの才能なんでしょうか。
レコードを繰り返し聴くことによって、学習したようです。
ディランもそうでした。

 →Phonograph Blues MP3

----------------------------------------------
John Hammond had told me that he thought Johnson had read Walt Whitman. Maybe he did, but it doesn't clear up anything.

ジョン・ハモンドは僕に、ジョンソンはウォルト・ホイットマンを読んでいたと思うと言った。そうかもしれないが、でもそれで何もかもが明らかになるわけではない。
----------------------------------------------

意外な名前が出てきました。
ホイットマンを読みふけり、何度もレコードを聴いてギターを練習しているロバート・ジョンソン。
なんだか普通すぎるような気がします。
十字路で悪魔に魂を売り渡す伝説の方が遙かにかっこいいですから。
でも、現実はそんなものなんでしょう。

 →幻泉館日録:草の葉

 →Leaves of Grass 草の葉

 →Project Gutenberg: Leaves of Grass by Walt Whitman


Leaves of Grass: The Original 1855 Edition (Dover Thrift Editions)

草の葉 (上) 草の葉 (中) 草の葉 (下)


BlogPet Complete Recordings
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www.iraqbodycount.orgwww.iraqbodycount.org
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桃尻娘

『検定絶対不合格教科書古文』を読んでいたら、橋本治さんの『桃尻語訳 枕草子』が読みたくなった。
単行本でも買ったし、文庫化された時も買った。
買ったのではあるが、今すぐには出てこない。
残念である。

おお、そうじゃ、『絵本 徒然草』というのは買い忘れていた。
『窯変 源氏物語』は新刊が出るのを毎回楽しみにしていたなあ。
何も覚えていない。
また読み直そうか。
これは本棚にずらっと並んでいるので、すぐに出せる。

映画『桃尻娘〈ピンク・ヒップ・ガール〉』(1978年)は観に行かなかった。
映画としての出来はどうなのか、知らない。

ピンクヒップガール 桃尻娘

でも、80年代に深夜の再放送で観たテレビ版の『桃尻娘』はおもしろかった。
山本おさむさんの漫画『僕たちの疾走』のような、青春群像。
もう一度観てみたいなと思って検索して驚いた。
そうか、あれは中原俊監督だったのか。

YouTubeで少し雰囲気がわかるけど、DVD出ないかしら。

 →You Tube:『桃尻娘』(1986.2.27(木)21:00 木曜ドラマストリート)OP&当時のCM

 →You Tube: 桃尻娘

ところで新しい歴史教科書とやらを売っている人たちは、新しい日本語教科書は作らないのかしら。
そちらの方が先のように思うのだが。
作れる人がいないのかな。


絵本 徒然草 絵本 徒然草(上)

桃尻語訳 枕草子 桃尻語訳 枕草子(上)

窯変 源氏物語 窯変源氏物語(1)


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検定絶対不合格教科書古文

1942年(昭和17年)4月18日、東京初空襲。
おっ母さんは学校帰りに遭遇して、とても恐かったそうだ。

これも今はむかし。
比叡の山にちごありけり。

 →宇治拾遺物語

「児のかい餅するにそらねいりしたる事」はおなじみの話なのだが、どうも納得できない気持ちが残った。
敬語の使い方と、その場の状況が一致していないような感じがした。

そんなことはすっかり忘れていたのだが、今日買った本を読んで少しわかった。
およそ「教科書的」ではない事情を知らないと、僧たちの笑いも理解できないのだ。

検定絶対不合格教科書古文

同様に、『枕草子』『伊勢物語』『徒然草』『平家物語』の有名な部分に関する解説が続く。
いずれも現行高校教科書の定番教材だが、古文入門としてこのようなテキストはふさわしくないだろうという問題提起である。
これが第一部「教科書を読み直す」。

教科書って、ダメなんだよなぁ。
そんなものに頼ってる教師もダメなんだろうな。
これではいつまでたっても、日本語は国学の呪縛から解放されない。

この後第二部「教科書には載らない古文を読む」、第三部「論説編?国語教科書の古文、ここがヘン!」と続くが、未読。
現代語に近い「古文」から読み始めて歴史を遡っていくべきだという提言は、実にもっともだと思う。


hinastandard.jpg 国語教科書の思想
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スリーマイル島

東京新聞連載「原発脚光」の第4回は「スリーマイル島」。
1979年3月28日に発生した原発事故は、アメリカ合州国の原子力政策を大きく変えることになった。

炉心溶融が続く中、電力会社は「放射能漏れは絶対にない」と市長に伝えた。
政府の調査発表も、「漏れは微量で、住民の健康への影響はほとんどない」というもの。
どちらも大嘘だった。

わかりやすい教訓。
原発事故は起きるものだ。
電力会社は嘘をついて、事故を隠す。
政府も嘘をつく。

ところがそんな教訓を忘れ、「格段に安全になった」と嘘をついて原発復活政策に転じたのが、史上最低の大統領である。
彼はお金が大好きなのだ。
他人の命より、自分のお金。

それよりもひどいのが日本の原子力政策であることは言うまでもない。

中尾ハジメさんの『スリーマイル島』はもう絶版かと思ったら、ちゃんと楽天ブックスでもamazonでも買えるようだ。
もっとも、京都精華大のサイトで全文読むことができる。

 →中尾ハジメ『スリーマイル島』

スリーマイル島
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高田渡読本

渡さんの命日が近づいてきました。
なんとなく「高田渡」を検索したら、『高田渡読本』がヒットしました。
命日に合わせて出るようです。

 →音楽出版社:CDジャーナル・ムック『高田渡読本』
----------------------------------------------
●インタビュー:
小室等/高田漣/飯沼 哲/豊田勇造
●エッセイ:
中川五郎/有馬敲/藤村直樹/古川豪/天辰保文/石浦信三/田川律/藤井暁/渡辺潤 他
●アンケート:
柄本明/遠藤賢司/なぎら健壱/友部正人/中川イサト など多数
●ディスクガイド:
リリース時のレビュー付きで全アルバムを紹介
●代表作6曲採譜・収録:
「結婚」「系図」「ブラザー軒」「生活の柄」「告別式」「夕暮れ」
◎巻頭カラー:
高田渡がいた場所 吉祥寺を歩く
◎高田渡の詞:
いつか/自衛隊に入ろう/ボロ・ボロ/鉱夫の祈り/自転車にのって/火吹竹
◎追悼文:
渡辺潤/和田彰二/小川真一
----------------------------------------------

こりゃ買わないといかんのだろうなぁ。

高田渡読本

高田渡読本


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僕の音盤青春記

祝春一番のチケット販売が始まったのであります。
全然急ぐ必要はないけれど、決意表明みたいなもので、早速購入しました。

電子チケットぴあで購入して、デジポケというのにチケットが入れられて、それをチケットぴあ店頭で紙発券してもらいます。
これが何度やってもよくわからない。
@ぴあ会員IDやら、パスワードやら、調べるのであります。
窓口でパスワード違ってないか、いつもドキドキしてしまいます。

最寄りのチケットぴあは近所の本屋さんにあるので、無事紙チケット(というのも変だが)を手に入れてから、新刊本や雑誌をぶらぶら立ち読みする。
してみるもんですね。
おもしろい本を見つけたので、衝動買いしました。

僕の音盤青春記 1971-1976

『CDジャーナル』の連載だったんですね。
音楽雑誌を買わないもので、まったく知りませんでした。
牧野良幸さんが中学高校時代に聴いたレコードを絵と文で回想しています。
「70年代音盤“極私的”イラスト・エッセイ!」

牧野さん、私より少しだけ年下。
でも明らかに同時代を生きています。
いちいちうなずくことが多いのですな。
もちろん中学生の時は坊主刈りです。
愛知県岡崎市ということなので、まあ似たような環境にあったのでしょう。
「ステレオなら居間にあるだらあ」とお母ちゃんに言われるところなど、実に懐かしい。

今はその時代の続き、牧野さんの大学生時代(1977-1980)を連載で描いているそうです。

 →マッキー.jp

 →Forever YOUNG: 僕の音盤青春記


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野辺は無く

古本購入。
1985年(昭和60年)1月青林堂発行。
三橋乙揶著『野辺は無く』。
つまり、シバさんの描いたマンガ。

今までシバさんの歌とマンガはまったく別物のように思っていたのだが、単行本で読んでみると、紛れもないシバさんの世界だった。

野辺は無く

表題作「野辺は無く」
----------------------------------------------
オヤ・ドコカデ
オアイシタヨウナ

ハーテ
ドコカデ

カタカタ

カタカタ

カタカタ

一九七六年十二月・保谷

びゆう

びゆう

風「おや?」

風「おおい」

風「こんな所で
  何をして
  るんだ
  ろう」

漫画少年「一本道
  です」

風「すると
  こんな所で
  出会った
  のは
  まったく
  幸運だった」

風「とくに・
  こんな夜に
  おろおろと
  歩いている
  のはつらい
  からネ」
----------------------------------------------

シバさんの声が聞こえてくるじゃないか。

「いろいろやりましたが原稿は売れないし
 こうして万策つきてしまったと云うわけです」

きりりとした目の漫画少年が言うのだが、当時のシバさんの苦境そのままなのだろう。

のんびり市にある銀行のホールへ武蔵野タンポポ団を観に行ったのは、1972年のことだった。
僕の大学ノートに、照れくさそうにサインしてくれたシバさんの笑顔が忘れられない。
アルバム『青い空の日』のジャケットに似た自画像まで描いてくれたっけ。

青い空の日

武蔵野タンポポ団 BOX


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