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映画 Archive

タカダワタル的ゼロ #3

タカダワタル的ゼロ


映画『タカダワタル的ゼロ』のDVD発売が決まったようだ。
発売予定日は2009年5月20日。

一応定価4,935円 (悪税込)ということになっているが、amazon.co.jpで3,617円、楽天ブックスで3,652円。
1,500円以上なので、共に送料無料。
再販制度はどうなったんかしら。


 →幻泉館日録:タカダワタル的ゼロ #2


タカダワタル的ゼロ [DVD]


9条を殺すな!

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ハリーとトント #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2009年2月 6日 02:18
  • 映画




ハリーとトント

夜中にNHK BS2で『ハリーとトント』をやってくれた。
黒澤映画も録画してあるが、まずはこちら。
好きなんです。

爺さんと猫のロードムービー。
初めて観たのが70年代の名画座。
もう三十年は経っているはずだ。

主人公のハリーの年齢になるのに、もう三十年もかからない。
こんな素敵な頑固者の爺さんになれるだろうか。

 →幻泉館日録:ハリーとトント

猫と旅をするなら、何を持って行こう。
ギターはアンプの要らないやつ。
ナイロン弦のマーチンがいいな。


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20世紀少年 #2


NHKのBS2で連日黒澤映画を放映してくれる。
まず今夜は『天国と地獄』。
ずっと上映できない幻の映画だった。
初めて観たのは、学生時代だったろうか。

帰宅して早速『天国と地獄』を観たいところであった。
が、見逃した『本格科学冒険映画 20世紀少年 ?もう一つの第1章?』を借りることができたので、そちらを先に観ることにした。
映画を観てないので、役者さんがどんな風に演じているのか、早く見たかったのだ。
配役がよさそうなんだよなあ。

 →映画「20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり」 公式サイト

 →映画「20世紀少年 <第2章> 最後の希望」 公式サイト

テレビ版『20世紀少年 ?もう一つの第1章?』の冒頭タイトルバックでは、ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン(Like a Rolling Stone)」が流れた。
T.Rexの「20世紀少年(20th Century Boy)」が流れるものだと思っていたので、これは意外だった。
もちろん異論はございません。

 →幻泉館日録:20世紀少年


 


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3分で分かる チェ・ゲバラ


3分で分かる チェ・ゲバラ

本屋さんに行ったら、ゲバラのコーナーができていました。
平積みになっていたチラシのタイトルがおもしろかったので、もらってきました。

「3分で分かる チェ・ゲバラ」

やっぱり3分では無理だと思う。

映画見て本読んだら、何時間かかるのかな。


3分で分かる チェ・ゲバラ


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最期の12日間

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2009年1月25日 03:13
  • 映画


夜中にNHK BS2でやっていたのが、『ヒトラー ?最期の12日間?』。
ドイツの一番長い日とも呼ぶべき映画だが、制作には相当苦労したようだ。

ドイツ・オーストリア・イタリア共同制作。
ブッシュだったら悪の枢軸と呼ぶのかしら。

ゲッベルスの子供たちが毒殺されていくところが、静かなクライマックスのようだった。

最後に、ヒトラー自決の日から50年近く経ったインタビュー映像が挿入される。
ヒトラーの秘書トラウデル・ユンゲ、晩年の映像である。


 →DOWNFALL - The Official Website

 →YouTube: Downfall trailer

  

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雨になれ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2009年1月15日 03:30
  • 映画 | 音楽




ニール・ヤングとっつぁんの映画『グリーンデイル』は、最後に"Be The Rain"という曲を歌って、一種のカタルシスが訪れます。

ジャケット写真になっているように、娘っ子サン・グリーンが拡声器を使って扇動します。
ハンドマイクとかハンドスピーカーってやつね。

 雨になれ!
 
 雨になれ!
 
 雨になれ!

トマス・ピンチョンの『ヴァインランド』を思い出しました。
あそこまで突飛ではありませんが。

そういえば、椎名林檎姫も拡声器使って歌うのが好きでしたな。


 →YouTube: Be The Rain - Neil Young and Crazy Horse - Live 2003



Vineland (Penguin Twentieth-Century Classics)

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グリーンデイル #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2009年1月14日 00:04
  • 映画 | 音楽


安くなった『グリーンデイル』のDVDが届いた。

早速再生。
おなじみ「Shakey Pictures」。
要するに、ニール・ヤングとっつぁんが作った映像ということです。

SHAKEY PICTURES

最初にスタッフの名前が出てきたのだが、編集が「Toshi Onuki」という人。
あれ?
日本人?

Googleで検索したら、すぐにわかりました。
便利になったものです。

 →グリーンデイル@映画の森てんこ森

大貫敏之さんという人なんだ。
お、インタビューもある。
日本語版のオフィシャルサイトかな。

 →ニール・ヤング「グリーンデイル」

 →パズルを組み立てていくみたいに作っていった:『グリーンデイル』編集者・大貫敏之インタビュー

なるほど、究極の自主映画ね。

で、まだ本編見てません。

Editor

グリーンデイル [DVD]


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グリーンデイル

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2009年1月11日 04:22
  • 映画 | 音楽


YOMIURI ONLINEの見出しで【「グリーン・ニューディール」で50万人雇用...オバマ氏】なんてのを見かけて、ニール・ヤングのグリーンデイルを思い出した。
いや、カタカナを読み間違えただけです。

それで何気なく「Greendale」を検索したら、DVDが安くなって出てました。
こりゃ買わないと。

 →幻泉館日録: neil young : greendale


 グリーンデイル [DVD]


ありゃ?
CDも「2nd Edition」というのが出てるな。
なんだこりゃ。

ん?
おまけのDVDの内容が違うみたいだ。
どうしよう。


Greendale


Greendale


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レッド・ドラゴン


寝正月。
ま、例年のことだ。
晴れているので、元日に続いて夕方浜に出る。
人出が多い。


 →I Love Sunset! 2009

千本浜 2009年1月2日


テレビの年末年始番組はほとんど見ていない。
録画しておいた紅白もまだ。
面倒なので、もしかしたら見ないかもしれない。

意外な拾い物は、ローカル局で流してくれる深夜映画。
『レッド・ドラゴン』を見た。
地上波で映画を見るのはひさしぶりだ。
あたりまえに作った吹き替え版は、字幕よりもずっと見やすい。

正月から変態さんの映画というのもなんだかなあ。
『羊たちの沈黙』のレクター博士が最初に登場するのが『レッド・ドラゴン』。
80年代に映画化され、原作も読んだ。
犯人の精神活動をトレースする捜査官が手法が、とてもおもしろかった。

『FBI心理分析官』が流行ったのは、90年代だったろうか。
ブックオフみたいな店で、100円で買って読んだかしら。

肝心のブレイクの赤い竜に関しては、いまひとつ。

 →ブレイクの「赤き竜」シリーズ

今夜は『小説家を見つけたら』、明日の夜は『パッチギ』の続編を放映してくれるそうなので、それを見よう。
これで今年の正月はお終い。


レッドドラゴン[DVD]

レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙 [DVD]


レッド・ドラゴン 決定版〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)
レッド・ドラゴン 決定版〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)

FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 (ハヤカワ文庫NF)


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冬至の夕陽


 →I Love Sunset! 2008

千本浜 2008年12月21日


冬至の日曜日。
少しだけ畑仕事をして、テレビでサッカー観戦。
トヨタカップは何というものになったのだったか。
そうそう、トヨタ・クラブワールドカップの3位決定戦。
ガンバ勝ったね♪
しかし、こういう試合後のインタビューはもう少しどうにかならんものか。

冬至の夕陽を見に行く。
夕方には空を雲が覆っていたけれど、なんとか日没の時には隙間ができた。

PCショップでLANケーブルを購入。
頻繁に抜き差ししてはダメなんだな。
レジで2009年のカレンダーをもらった。
おっ母さん用に「世界遺産」。
もうすぐ今年も終わりますな。

夜はトヨタ・クラブワールドカップの決勝戦。
マンチェスター・ユナイテッドの攻撃のスピードはすごいが、リガ・デ・キトの守備もすごかった。
やっぱり3位決定戦とは違うわ。

その後、さらにテレビ。

 →ETV特集:「水俣と向きあう?記録映画作家 土本典昭の43年?」

懐かしいドキュメンタリー映画の映像が使われている。
こういう映画に親しんでいたので、企業やオカミなんてものがまったく信用できず、それで就職活動もマジメにやらなかったという一面はあるだろうな。

テレビを見ながら、年賀状の作成作業を進めた。
スタンプのインクなどを乾かすために本の山の上一面に葉書を広げたので、結局ストーブを出すことができなかった。
明日こそ。


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ラスト・ワルツ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年11月22日 03:23
  • 映画 | 音楽


Last Waltz


いろいろな版があるビデオは困るんだよなあ。
代表が映画『ブレードランナー』。
完全版、最終版、ディレクターズ・カット......。
ビデオカセットやらDVDやら、出る度に買わないといけない。
あ、ディレクターズ・カットって買ってないわ。
どうしよう。

ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』もなんだか各種出てます。
特別編やら、アルティメット・コレクションやら、わけがわかりません。
以前廉価版で本編を買ったのでもういいやと思っていたのですが、この度ついつい「ラスト・ワルツ 2枚組特別編 限定仕様版」というのに手を出してしまいました。
アマゾンや楽天ブックスでは3072円ナリです。

結局本編ぐるぐる見るだけで、まだ2枚目の方は見てません。
ポスター?
これ、ポスターなのか?

ラスト・ワルツ 2枚組特別編 限定仕様版


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そこにはいない

DVD アイム・ノット・ゼア(I'm Not There)


ボブ・ディランの自伝『クロニクルズ(Chronicles)』をドキュメンタリー映画にすると、『ノー・ディレクション・ホーム(No Direction Home)』になります。
ドラマ仕立てにすると、『アイム・ノット・ゼア(I'm Not There)』になるのでしょう。

寝床で自宅サーバをいじりながら、『アイム・ノット・ゼア(I'm Not There)』を横目で眺めました。
これは、『クロニクルズ』を読んでいないと、あるいは『ノー・ディレクション・ホーム』を見ていないと、何がなんだかわからないでしょう。

たとえば。
ぬかるみに顔を突っ込んで倒れている少年(6人いるディランの一人)を、サーカスの出演者のような人が助けてくれます。
その人は、「ゴージャス・ジョージ」と書いた紙片を見せます。

『クロニクルズ』を読んでいれば、にやりとするところ。
読んでいなければ、すごい象徴詩のように感じるんでしょうか。
いや、わけわからないままですね。

 →幻泉館日録:CHRONICLES #33 ディランとプロレス

 →幻泉館日録:CHRONICLES #34 ディランとゴージャス・ジョージ

6人がディランを演じるということが映画の冒頭で宣言されます。
一見順不同でいろいろなエピソードが流れますが、この6人は意外に自然な感じがします。
特に初めて聞いた時は「え?」と思った黒人少年や女性のディランが、かえってディランらしく見えるのです。

デビュー前、いろいろな嘘をついて自分の伝説を作ろうとするディランを象徴しているのが、マーカス・カール・フランクリンという少年。
虚構と現実の間に生きているので、夢のような映像が混じります。
11歳のマーカス君、実に達者です。

ケイト・ブランシェットが演じるディランは、ドキュメンタリー映像のように描かれます。
ニューポートでピート・シーガーがディランの演奏中に斧を取ってケーブルを断ち切ろうとするところまで出てきます。
このディランが、本当にボブ・ディランに見えてくるんですわ。
すごいもんですなあ。

ディランの奥さん役の女優さん、よく知っている顔みたいだけど、誰だったかなあ。
と思っていたら、シャルロット・ゲンズブールさんでした。
あらまあ、懐かしい。

私には、とてもおもしろい映画です。
また見ます。
新しい発見がいろいろあることでしょう。

I'm Not There [Soundtrack]
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帰る道はないだろう #3

NHKのBS2で映画"No Direction Home"をやってくれたので、録画して観ている。
輸入盤のDVDも買ったし、日本盤のDVDも買ったのに、また録画して観ているのです。
好きだね。

DVDは2枚組みなので、途中で入れ替えなければならないのですが、これだと一気に流れてくれます。
環境ビデオのようにずっと、書斎で若いディランが歌い、年食ったディランがつぶやいています。


 →幻泉館日録:帰る道はないだろう

 →幻泉館日録:帰る道はないだろう #2


ギターが弾きたくなります。
歌が歌いたくなります。

ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック
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吉永小百合祭り

本屋さんで「吉永小百合祭り」という文字を見かけて、おや?と思った。
番組雑誌の表紙ですな。
スカパーのキャッチコピーで「イ・ビョンホン祭り」は抵抗ないけれど、「吉永小百合祭り」はなんだか奇妙な感じがする。

 →スカパー! 吉永小百合祭り

日活の黄金時代というのは、私はまだ小さかったので、団塊世代のように小百合さんを憧れのアイドルとして見たことはない。
小百合さんが出ていた日活版『青い山脈』(1963年)は伯母や従姉に連れられて見に行ったが、にぎやかなお兄さんお姉さんの一人でしかなかった。
それはちょっと残念だ。

スターというのは、映画スターのことなんだよなと思う。
その後、自称スーパースターは何人も登場したけれど、国民的スターは現れなかった。

今、映画の興行収入が何百億円になろうと、何百万枚CDを売ろうと、往時の映画スターのような絶対的アイドルは存在しない。
人気のあるタレントや歌手がいるだけだ。

山口百恵さんを時代の絶対的アイドルだっと言う人がいるかもしれないが、それは違うのではないだろうか。
引退前のプログラムピクチャーは、映画産業がかつての黄金時代を懐かしんでいるようにしか見えない。


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やつらの名前は?

少し前に、"CSNY / Dejavu"のDVDが届きました。
輸入物でリージョンコードがアメリカやカナダの「1」なので、普段使っているDVDプレイヤーでは再生することができません。

リージョンフリーの再生専用プレイヤーもあるのですが、繋ぎなおしたりするのが面倒です。
どれかPCのDVDドライブを「1」に設定する手もあります。
でも、また日本やヨーロッパの「2」に戻したくなる時もあるでしょう。
書き換え回数が制限されているので、うかつにいじりたくありません。

ところで、私が家にいる時の生活空間は、おおむね二階の書斎と寝室です。
アンテナからケーブルを引きこんでいるのは書斎だけなので、テレビやDVDを見るのは書斎と決めていました。
が、どうせあまり使わないテレビがあるので、この際だから寝室に持っていくことにしました。

寝床テレビ。
ただ、DVDの再生専用ということで。

で、これが意外に快適なんですわ。
あらためて、ブラウン管のテレビは映像がきれいだなと思いました。
寝床PCもあることだし、布団から抜け出せなくなりそう。

dejavu live

まず字幕で簡単な歴史的背景が説明されます。
アメリカでも、ベトナム反戦に説明が必要な時代になったんでしょう。
そのバックに"What Are Their Names?"が静かに流れます。

 ♪ Who are the men?
 ♪ Who really run this land?
 ♪ Why do they run it?
 ♪ With such a thoughtless hand?

墓地に翻る星条旗の映像に、いろいろな人の声が重なります。
アメリカ合州国は、常に戦争をしてきたんですね。
今も戦時です。

----------------------------------------------
Did you understand what this country is under?
We're under attack!
America is under attack.
Terrorist plot to blow up passenger jets on flights from Britain to the U.S., but Neil Young says it's no big deal.

この国がどんな状況にあるのかわかったか?
攻撃されてるんだ。
アメリカが攻撃されてるんだぞ。
テロリストが、イギリス発アメリカ行きのジェット旅客機を吹き飛ばそうと企んでるのに、ニール・ヤングはそんなことたいした問題じゃないと言ってるんだ
----------------------------------------------

いきなりニール・ヤング批判です。
9.11で頭に血が昇った合州国市民の多くは、そう感じたのでしょう。
そして、いとも簡単に、大義無き侵略戦争に突入したのです。

----------------------------------------------
The history of artists throughtout the centruies has been that they have taken a position in which they speak from the gods.

This country is at war.
They have a lot of nerve saying, "We're for the country and we're behind our servicemen," and then they do all kinds of crap like that.

If you've never been shot at or had to shoot somebody, you have no right to blame the government, 'cause they're smarter than you.
----------------------------------------------

映像が切り替わり、平原の湖畔を大きな自動車が走り抜けます。
リムジンバスのように見えますが、中はニール・ヤングの部屋のようになっています。
ニール・ヤングのナレーションが入ります。

----------------------------------------------
A lot of peaple are just in a nightmare right now, wondering if their son's gonna get killed today, tomorrow or yesterday.
You're not supposed to get to the point where I'm at, where I'm almost like crazed with this political situation.
The more I think about it, the more upset I get.
What I should be doing is writing songs and focusing how to frame the issues in a way that people can understand them.
The music is what drives it.
That's what matters, you know?
You gotta have some fire.
You gotta have a reason for being there, or you don't have a reason for being there.
----------------------------------------------

さあ、始まり、始まり♪

Deja Vu (DVD)
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オキナワの少年

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年10月 8日 00:07
  • 映画

緒形挙さんが亡くなったそうだ。

いろいろなところでその姿を目にしてきた。
最近もテレビでおなじみだったのに、急になぜと思った。
このごろ急に年をとったように感じたのは、病と戦っていたからなのか。

幼い頃に見たNHK大河ドラマ『太閤記』。
『楢山節考』『女衒』といった今村映画。
印象に残る演技は、いくらでも思い出せる。

うちのPCの中を探したら、一枚だけ緒形挙さんが写っている画像があった。
2002年に、映画『OKINAWAN BOYS オキナワの少年』をビデオからキャプチャーした絵だ。

戦争で片腕を失って、腑抜けのようになったダメ親父。
米軍のジープに母親を轢き殺され、慟哭するシーンだ。

名優だった。

オキナワの少年
 
 →オキナワの少年:1970 ぼくたちの青春

NHKでは、追悼番組を放送するそうです。

 →47NEWS: NHKが緒形さんの追悼番組 10日と11日に

この『破獄』もすごかったなあ。


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日本の夜と霧

ちくま 2008年10月号

やっぱりお買い得感、じゃなくて貰い得感が強いのは『ちくま』かな。
なだいなださんの連載が好きなんだが、この号は四方田犬彦さんの「大島渚と日本」が、「原初の死者」と題して、主に『日本の夜と霧』を扱っていて興味深い。

----------------------------------------------
......。「夜と霧」という題名は、いうまでもなくアウシュビッツ強制収容所を体験した心理学者フランクルの回想に由来している。アラン・レネが一九五五年に監督した短編映画の題名にしたこともあって、この言葉は当時、人間の極言状態を示す言葉としてしばしば用いられていた。誰もが擬制の共同体を築き上げるために、暗黙のうちに隠し通してきた原初の殺人。『日本の夜と霧』の意味とは、物語を発動させる父親としてのこの死者をスクリーンに明確に提示することであった。
----------------------------------------------

それは革命を目指す前衛党の犠牲になった人々である。
大島渚監督が京都大学法学部に入学したのは、1950年。
脚本の石堂淑朗さんはその翌年に東京大学文科二類に入学したが、同級生には吉田喜重、藤田敏八、種村季弘といった面々がいたという。

彼らの学生時代は、1955年の六全協直前。
血のメーデー事件、火炎瓶闘争、山村工作隊......。
70年代前半に制作された映画には、この頃の学生たちの数多くの挫折が反映されている。
その嚆矢となったのが、『日本の夜と霧』だ。
(「こうし」って、同音異義語が多いっすね。)

四方田さんが石堂さんに映画制作当時の話を取材する。
映画の死者「高尾」は、石堂さんの同級生をモデルにしたそうだ。
その人物は学内の共産党細胞として活躍していたが、党の方針変更に悩んだ末、実家に戻って首つり自殺をしてしまう。

----------------------------------------------
石堂と種村季弘は彼の追悼集会に出かけたが、参列者が彼を党への殉教者に仕立てあげようとするのに、強い偽善的なものを感じた。集会をブチ壊してやろうかと挑発の口吻を漏らしたところ、たちまち周囲の雰囲気が険悪となり、これはヤバイと一目散にその場から駆け出したという。
----------------------------------------------

映画のシーンそのままのような話だ。
大島渚監督は、商業映画を作る松竹へ就職することを一種の転向だと感じていたようだ。
大島監督がまだ助監督の頃、助監督仲間との同人誌に発表した『深海魚』というシナリオを、四方田さんは詳しく紹介している。
そこには既に『日本の夜と霧』の原型となるべき死者が顔を覗かせているという。

大島映画に登場するこの死者は、今の若者にはピンと来ないのではないだろうか。
世代論は好きではないが、四方田さんが書いているように、「一九七〇年代に大学生活を過ごしたわたしの世代」は、「学生運動への関わりの有無を問わず、つねに内ゲバの脅威と隣り合わせですごした」のであり、「一九五〇年代前半の、多少なりとも政治に意識的な学生たちは、党員であるかないかにかかわらず、前衛党の権威と指導の絶対性という問題に拘泥」などしなかった。
私の世代では、松竹への就職を転向と感じる者など、皆無だったろう。

日本の夜と霧
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風が吹くとき

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年9月27日 12:51
  • 映画 | 音楽

大島渚監督の映画について少し調べようとしたら、意外な作品がヒットした。
「日本語版監督」ということになっているけれど、監修に近いのかな。

 →風が吹くとき デジタルリマスター版

懐かしい。
もう二十年以上前の映画になるのか。
レンタル屋さんでビデオを借りて見たんだと思う。
原作の絵本も買ったはずだけど、どこに行ったんだろう。

『スノーマン』や『さむがりやのサンタ』でおなじみ、レイモンド・ブリッグズさんの絵本だ。
丸々とした人のよさそうな夫婦の顔が変わっていくのが怖かった。

風が吹くとき When the Wind Blows

一時期幻泉館なんぞにも現れて嫌がらせを繰り返していたネット右翼だか軍事ヲタクだかも、自分の頭の中だけでは参謀か何かになってるようだが、この愚かな夫婦みたいなものなんだろう。
戦争しちゃいかんのよ。

タイトルの「風が吹くとき(When the Wind Blows)」はマザーグースから採ったものだそうです。

 →Hush-A-Bye, Baby

---------------------------------
  HUSH a by Baby
   On the Tree Top,
  When the Wind blows
   The cradle will rock
  When the Bough breaks
   The Cradle will fall,
  Down tumbles baby,
   Cradle and all.
---------------------------------

お、いい訳がありました。

 →Mother Goose と Nursery Rhymes

---------------------------------
 ねんころ 赤ちゃん木の上で
 風が吹いたら ゆりかご揺れる
 木の枝おれたら ゆりかご落ちる
 落ちるよ 赤ちゃんもなにもかも
---------------------------------

目白大学教授の鷲津名都江さん。
つまり、小鳩くるみさんですね。
懐かしい!

映画はYouTubeに分割アップされてますな。

 →When the Wind Blows (1986) - Part 1


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帰って来たヨッパライ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年9月25日 17:52
  • 映画
帰って来たヨッパライ

まとめて買った大島渚監督作品の一つ。
松竹時代なので、日本のヌーヴェル・ヴァーグという惹句が付いている。
経営陣に嫌われた「わけのわからない映画」なんだろう。
ブラックコメディである。

ザ・フォーク・クルセダーズは短い活動期間に、よくこんな映画出演までしたものだ。
日本海の町へ遊びに来た三人の学生(大ノッポ・中ノッポ・チビ)が韓国からの密航者と間違われて、逃げる、逃げる。

三人は連行されてふらふら歩きながら、「イムジン河」を歌う。
タイトルは『帰って来たヨッパライ』だが、この映画のメインテーマは「イムジン河」なのだ。
ベトナム戦争、そしてベトナムで戦っていた韓国軍。

ジョン・シルバーのような朝鮮人の悪党役渡辺文雄さん、本当の密航者である韓国軍人役の佐藤慶さん、大島映画常連の怪演が楽しい。

小松川事件を元にして作られた『絞死刑』の主役Rを演じた青年がちらりと出てくる。
『絞死刑』で保安課長を演じた足立正生さんは、警察官の役。
大島監督もニコニコとちらり出てくる。

 →小松川女高生殺人事件

銃殺される密航者を見て、のんきな学生たちがすり替わっていた相手の名前を
叫ぶ。

「イ・チョンイルは俺だ!」
「キム・ファは俺だ!」

イ・チョンイルは、実際に国境を越えた脱走兵、金東希さんを念頭に作られた人物像だという。

 →【本】鈴木道彦『越境の時 1960年代と在日』(集英社新書)

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 なお、この本に記されている金東希のことについて記さないわけにはいかない。ヴェトナム戦争に韓国軍が参戦したことは周知のことであろう。その際韓国人金東希が、ヴェトナム戦争への参加を拒んで日本に亡命してきた。平和憲法下の日本に対する希望からであった。だが日本政府はそれを認めなかった。ただ独裁的な朴政権に帰すことはしなかった。北朝鮮に移送したのである。

 小田実が、その後金日成と会見したときに、金は知らない、といい、さらに「調査したがそんな人はいない」という回答であったという。
----------------------------------------------

越境の時―一九六〇年代と在日
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白昼の通り魔

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年9月14日 02:32
  • 映画

学生時代は名画座と呼ばれる映画館によく行った。
二本立て、三本立てで300円。
早稲田松竹、高田馬場パール座、飯田橋佳作座、ギンレイホール、牛込文化、日勝地下、文芸座、文芸座地下、銀座並木座......。

上板東映は土曜の夜、オールナイトでATG映画の五本立てなどという興行をしてくれた。
とてもありがたいのだが、これはキツかった。

今は映画館に入るのが億劫だ。

ふと気づくと大島渚監督の松竹時代の映画がDVD化され、安くなっていた。
うろうろしていたら、もっと安く中古DVDがあったので、いくつか買った。

バカヤローと言って殴り合っていた大島監督と野坂昭如さんをテレビで見ることができないのは、寂しい。


 →幻泉館日録:愛と希望の街:Left Alone

 →幻泉館日録:♪満鉄の金ポタンのパカヤロウ♪


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CSNY/Deja Vu Live #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年9月13日 02:38
  • 映画 | 音楽

映画『CSNY/Deja Vu Live』サントラ盤CDの日本版が出るようですね。
9月24日発売だそうです。

デジャ・ヴ・ライヴ

と思ったら、DVDも出るようです。
やった!
でも、輸入盤なのでリージョン1だそうです。
日本版早く出ないかな。

 →Csny Deja Vu (Ws Sub Ac3 Dol)

 →幻泉館日録:CSNY/Deja Vu Live

 →N Y Times


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櫻の園

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年8月 9日 23:19
  • 映画

これはちょっと驚いた。

 →映画『櫻の園?さくらのその?』

中原俊監督が、また『櫻の園』を作るそうだ。
前作が好きなだけに、ちょっと心配。

11月公開予定。


櫻の園

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ネバーランド

今ではちょっと考えにくいが、かつて小学校の学級文庫には、偉人の伝記シリーズが必ずあった。
と思う。

さらに考えにくいが、その中にはディズニーもあった。
それがまったくの作り話だったことなど、誰も教えてくれなかった。
ウォルト・ディズニーは世界中の子供たちに夢を与える偉人なのだと思いこんでいた。
ディズニーが死んだというニュースは、少年たちの間に世界の終わりが来たかのように伝わった。
少女たちがどう感じたのかは、知らない。
それは1966年のことだった。

ある夏休み、まだ千葉県に東京ディズニーランドができるずっと前、「日本のディズニーランド」を名乗る横浜ドリームランドに連れていってもらったことがある。
父、母、弟、祖母、叔母二人、従姉、叔父、従妹二人。
ずいぶん大所帯だなあ。
まさか日本にディズニーランドができるなんて思わなかった。

矢尻がゴムでできた槍と、厚紙製の盾を買ってもらった。
なぜアフリカ?
その夏休みは、この槍と盾で遊んだんだよな。
ぼろぼろになった盾は、高校生になってあさま山荘ごっこをする時にも(おいおい)使ったかもしれない。

名作アニメで英会話

本当は別冊宝島シリーズは買いたくないのである。
いわゆる英会話産業も嫌いだ。
しかし、この企画には負けてしまった。
しかたがない、買ってやろう。

名画で学ぶ英語みたいな本は今までよく見かけたが、肝心の映画は別にソフトを手に入れなければならなかった。
それが500円で名作DVDが手に入る時代になって、ちゃんと映画がDVDで付くのである。
『カサブランカ』や『シャレード』もいいけれど、とりあえずディズニーのアニメを揃えてみるか。

ピーター・パン Snow White

Cinderella alice.jpg


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ゆめみたか

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年7月13日 02:36
  • 映画

今年の春一番でチラシをもらって、とっても気になっている映画。

 →祝春一番2008 第3日 #2

ゆめみたか

『週刊金曜日』の「きんようぶんか 観客席」で、飯田光代さんがこの映画を紹介している。

----------------------------------------
劇団黒テント、そして高橋悠治の水牛楽団の舞台監督であり、フォーク&ロックの水先案内人でもある田川、著書には『ジャニス ブルースに死す』の翻訳から『レゲエ・ジャマイカの風と光』、エッセー、料理本、と実に多才、そして多彩だ。
----------------------------------------

どうも要領を得ないのだが、この田川律さんをカメラが追っかけたドキュメンタリーであるらしい。
そして、田川さんの歌声が聴けるようだ。

上映会の日程は都内のしか載っていない。
サイトには、関西の上映会もありました。
今回はどちらも行けないなあ。
残念。
早く観たいものです。

 →「ゆめみたか」上映情報

----------------------------------------
都内完成上映会
7月16日(水)下北沢・北沢タウンホール 14:00?/19:00?
7月25日(金)吉祥寺・武蔵野公会堂 19:00? 
7月27日(日)江戸川区・小岩コミュニティホール 13:00?/16:00?
8月5日(火)練馬区・大泉学園ゆめりあホール 19:00?

関西完成上映会
8月24日(日)大阪・阿倍野区民センター 大ホール 15:00?
9月10日(水)森の宮・大阪青少年会館プラットホーム 14:00?/18:30?
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妖怪三部作

「妖怪三部作」という言い方があるのは知りませんでした。
1968年から1969年にかけて、公開された大映の映画ですね。
CS日本映画専門チャンネルで放映してくれるので、まとめて見てみようと思います。

 →日本映画専門チャンネル:夏だ!妖怪キャラ大集合

 →SF MOVIE DATA BANK『妖怪百物語』

 →SF MOVIE DATA BANK『妖怪大戦争』

 →SF MOVIE DATA BANK『東海道お化け道中』

このシリーズ、あんまり映画館で観た憶えがないんだよなあ。
『妖怪百物語』と『東海道お化け道中』は同時上映がガメラのシリーズだったんだけど、ガメラは観なかったからかな。
もう少し前の、東宝の怪獣映画しか観に行かなかったから。
やっぱり、『怪獣大戦争』と『エレキの若大将』かな。
豪華二本立てですよね。

 →幻泉館日録:平田弘史『血だるま剣法』

  


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水俣 患者さんとその世界

昨日の新聞テレビ欄、NHK教育テレビは午後11時のところに「放送休止のおしらせ」が書いてある。

-----------------------------------------
放送休止のおしらせ
(11.03終了)
【あすは "CO2削減ライトダウンキャンペーン・七夕ライトダウン" が日本中で行なわれます・NHK教育テレビではこのキャンペーンに賛同し、11時3分で放送を終了します】
-----------------------------------------

なんか変でないかい?
NHK総合や、NHK衛星第1、NHK衛星第2は賛同しないんかい。
そりゃ全英オープン、ウィンブルドンの男子シングルス決勝は生放送しないと抗議の電話など殺到するかもしれない。
でも、「キャンペーン」としてはその方が効果的じゃないか。

というか、NHK教育テレビが「このキャンペーンに賛同し」ているのなら、まさに今夜7月7日の午後8時から10時、放送を休止してはいかがか。

少し前にNHKのエコロジー啓発番組みたいなのを観たのだが、自治体による分別収集など一切無視した、実に中途半端なやっつけ番組だった。
NHKは豊富な制作費を実に無駄遣いするものだなあと感じましたよ。




土曜の深夜、NHKの衛星第2放送で、土本典昭監督の『水俣 患者さんとその世界』を放映してくれた。
直前に気付いて良かった。

学生時代に上映会で観た映画だ。
ずっと忘れていた人たちの姿が映し出される。
特に胎児性水俣病の患者さんたちの姿は印象が強かったのだろう。
人なつこい笑顔の少年、お人形のような少女、ユージン・スミスの写真で有名な母娘。
懐かしい村で、懐かしい人達と再会したようだ。

あ、石牟礼道子さんだ。

「怨」のノボリ。
持鈴を鳴らし、泣きながら御詠歌を唱和して、チッソの株主総会に臨む患者さんたち。
権威や権力を総動員して水俣病を覆い隠そうとした企業の姿が生々しい。
そう、今の言葉で言えば、非常に悪質な「偽装」をしていたのだ。

ありがたい放映だった。
「記録映画作家・土本典昭さんをしのぶ」という冠が残念である。

この手の放送は、たいてい深夜だ。
いわゆるゴールデンの時間帯には、くだらない番組をやるからね。
深夜放送をなくされると困るなあ。


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映画で旅する沖縄!

おっと、見逃していた。
来週の再放送を録画して観よう。
と、録画予約メモ。

 →日本映画専門チャンネル:映画で旅する沖縄!

 →ナミイと唄えば 公式ホームページ

 →Wikipedia: ホテル・ハイビスカス

 →豚の報い

 →Wikipedia: ナビィの恋

 →なんくるムービー あじまぁのウタ


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ドモ又の死

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年6月10日 21:24
  • 映画

萩尾望都さんが、映画『ドモ又の死』に出演しているそうだ。
ちょっとびっくり。

有島武郎の戯曲が劇中劇として扱われているらしい。
映画館へ観に行く気にはならないが、萩尾望都さんの出演シーンだけちょっと見てみたい。

 →ドモ又の死 公式サイト

青空文庫の『ドモ又の死』は、現在作業中。
残念。

 →青空文庫 作家別作品リスト:有島武郎


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沖縄決戦

夜中に衛星放送の映画を観た。
『激動の昭和史 沖縄決戦』
1971年の映画で、岡本喜八監督、新藤兼人脚本、配役も当時の東宝のほぼオールスターキャストと言っていいような、力の入った作品だ。

 →日本映画データベース:激動の昭和史 沖縄決戦

二時間半の間、映画は夥しい数の死を描き続ける。
それはそうだ。
みんな結果は知っている。
でも、その死のリアリティはどうだ?
新藤&岡本は、抽象化されそうな死を、ひたすら具体的に描こうとしている。

映画では沖縄戦の戦死者が十万人、民間人の犠牲者が十五万人としていた。
小さな島でのできごとだ。
「国のため」という、無意味な死である。

大手映画会社が夏の大作として、このような映画を作ることができたというのが、今となっては驚きである。

映画が作られ、公開された当時、沖縄はまだ米軍の軍政下にあった。

 →Wikipedia: 沖縄戦


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 激動の昭和史 沖縄決戦

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タカダワタル的ゼロ #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年5月27日 00:03
  • 映画 | 音楽

タカダワタル的ゼロ

映画『タカダワタル的ゼロ』を観てきました。
あの『タカダワタル的』を作るきっかけになったという、私家版映像を元にした映画です。
それで時たまピントを合わせたり、カメラが動いたりという画面がありますが、ライン音源が残っていたそうで、音はちゃんとしています。

『ゼロ』は本編『タカダワタル的』よりもよくできていると思います。

2003年の『タカダワタル的』は今となっては貴重な映像ですが、いくつかの点で不満がありました。
一つは映画制作者側の演出が過剰であったこと。
渡さん自身がかなり自己演出を考えている人なので、なんだか余計だなと感じることが多かったのです。
それは本人がまあいいやと受け入れたことのなのでかまわないといえばかまわないのですが、渡さんが亡くなった時、『タカダワタル的』が渡さんの残した唯一の公式映像になあるのは少しさびしいなと思いました。

もう一つは、もっと良い状態の渡さんのライブを残しておいてほしかったということです。
いや、これも監督が渡さんをどう描くかという問題なのかもしれません。
『ゼロ』の方が、ステージをコントロールする高田渡の姿が素直に描かれています。

2001年の大晦日、24:00からの年越しコンサート。
渡さんは1月1日が誕生日なので、52歳から53歳になった時のライブです。

途中で泉谷さんが歌った場面が二曲分挟まれた後、第二部のステージが圧巻です。
渡さんの弾き語りに順平さんのバイオリンが重なる「風」。
渡さんが歌い出した時はゾクゾクっと来ました。
やっぱりすごい歌なんだな。

この曲と次の「夕暮れ」、KONTAのサックスがノイズにしかなっていないのが、惜しまれる。

収録曲
#1 わたしはわたしよ
 (1972年『吉祥寺発 赤い電車』より)
#2 仕事さがし
#3 アイスクリーム
#4 コーヒーブルース
#5 ハッピーニューイヤーブルース
#6 鎮静剤
#7 魚つりブルース
#8 おー 脳
 (泉谷しげる)
#9 春夏秋冬
 (泉谷しげる)
#10 風
#11 夕暮れ
#12 スキンシップ・ブルース
#13 鮪に鰯
#14 生活の柄
#15 くつが一足あったなら
#16 私の青空
#17 ライムロック

 →タカダワタル的ゼロ:「吉祥寺発 赤い電車」ダイジェスト


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ゼロ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年4月23日 15:30
  • 映画

『実録・連合赤軍』を観に行った時に貰った映画のチラシを、壁に貼ってみました。
連合赤軍じゃなくて、『タカダワタル的ゼロ』。
以前貼った『タカダワタル的』と並んで、机の前はなんだか神棚的。

「ゼロ」って何だろう。

タカダワタル的ゼロ


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蛇松緑道 2008年4月1日

今夜は「の」か。
何がだ。
いや、「へ」だけで終わったら、なんだかスパムに屈したような気がするので、少しの間一文字タイトルで行ってみようと思ったです。

「の」ねえ。
野間仁......ノーマ・ジーンでいいか。
野坂昭如さんの選集が、岩波現代文庫から「野坂昭如ルネサンス」というタイトルで出ているのを最近知ったんですわ。

 →YouTunbe: マリリンモンロー ノーリターン

マリリン・モンロー・ノー・リターン (岩波現代文庫 野坂昭如ルネサンス 3)


とまあ、こんなところでお茶を濁そうとしていたのだけど、気になったニュースがあるのでちょっと。
ガソリンの値下げではありません。
智弁和歌山バッテリーのキスでもありません。

 →稲田の所為で映画観れなくなったぞバカヤロー!

今、日本はおそろしい勢いで不寛容な社会になりつつある。

「グランドプリンスホテル新高輪」は日教組の会場使用を拒み、集会参加者190室分の予約を取り消した。
映画『靖国 YASUKUNI』は、東京での上映予定館すべてが上映を中止した。

一人のアホな国会議員が難癖付けただけなら、愚かな議員だと批判すればいいだけだ。
あのブログは反日的でけしからんと、こそこそ隠れて言ってるネット右翼みたいなもんだ。
次の選挙で落としてやるさ。
しかし、こんなふうに封殺されては、何もできない。
『太陽』を日本人が作り、堂々と上映するなんてことは、不可能になってしまう。
これは寒い。
大変な事態なのに、世の中はなぜか静かなのだ。

そうそう、『太陽』はDVD出ましたな。
買います。


太陽

映画『太陽』オフィシャルブック


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総括

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年3月18日 03:14
  • 映画

テアトル新宿 2008年3月16日

少し前に買ったのだが、映画を見るまで我慢しようとしまっておいた本を引っ張り出して、ぱらぱらと眺める。

 さらぎ徳二役:佐野史郎
 遠山美枝子役:坂井真紀
 牟田泰子役:奥貫薫

役者さんの名前ですぐにわかったのはこの三人ぐらいか。
71年8月、印旛沼で殺害された早岐やす子役は、元水泳選手の田島寧子さんだというので、びっくり。
そういえば、社会学者の宮台真司さんもちょっと出てきたな。

映画のナレーションは原田芳雄さん。
さすがに声が年を取ったようだ。
68歳だものな。
ジム・オルークの抑えた音楽に乗って新左翼史を淡々と語る。
ここは非常にテンポが良くて、時間を忘れる。

ドキュメンタリー映画を観ているような錯覚に陥るのだが、時々挟まれるドラマで我に返る。
たぶん現実の重信房子さんは、もっとずっとかっこよかったのではないだろうか。
時々出てくる酒場のシーンは、過去の若松映画のようだ。

そう、これは若松孝二監督が現実を再構成したドラマなのだ。
すべてが事実ではない。
しかし、たとえば『突撃せよ!「あさま山荘」事件』を正史にしてしまわないために、必要な映画だろう。

塩見議長を演じる役者さんが「世界革命戦争宣言」を読み上げる。

----------------------------------------------
君たちにベトナムの仲間を好き勝手に殺す権利があるなら、われわれにも君たちを殺す権利がある。君たちにブラック・パンサーの同志を殺害し、ゲットーを戦車で押しつぶす権利があるのなら、われわれにも、ニクソン、佐藤、キッシンジャー、ドゴールを殺し、ペンタゴン、防衛庁、警視庁、君たちの家々を爆破する権利がある。
----------------------------------------------

ああ、PANTAさんが頭脳警察でやってたなあ。

連合赤軍関連図書

山岳ベースでのシーンは、延々とあの総括要求と死刑が続く。
残酷で陰惨な場面だが、予想よりもずっと押さえた演出だった。
既に関係者の著書を中心に、その場面の知識を持っていたので、そんな感想を抱いた。
何の前知識もなしに見たら、かなりのショックを受けていたかもしれない。

監督は、もっともっと時間が欲しかったのではないだろうか。
上映時間の制約がなければ、観客はその辛い苦しい時間をもっと実感できたはずだ。


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  『若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』

兵士たちの連合赤軍

連合赤軍27年目の証言

連合赤軍事件を読む年表

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実録 連合赤軍

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年3月17日 00:50
  • 映画

テアトル新宿

行ってきました。
とても良かったです。

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マクベス

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年3月13日 02:53
  • 映画

ポランスキーの『マクベス』が見たくなった。

 →マクベス(ロマン・ポランスキー)?缶詰の映画

 →「マクベス」ロマン・ポランスキー / side_b

以前BSで放送した時、ちゃんと録画できなかったのだ。
DVDは出ていない。
中古ビデオか。

で、ヤフオクで見つけて入手した。
こういう時にヤフオクは便利だな。
価格もリーズナブルなもんです。

マクベス

淡々とハードディスクにダビング。
さて、どこで切ってDVD-R二枚に収めるか。
英語字幕が選べないのが残念だ。

チャールズ・マンソンのファミリーがシャロン・テートを惨殺した後なのに、どうしてこんな映画を撮ることができたのか。
いや、事件の後だから撮ることができたのか。
わからない。

 →マンソンがビートルズから盗んだ歌:U2


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蜘蛛巣城

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実録・連合赤軍

千本浜 2008年2月14日


東京新聞の「大波小波」で、若松孝二監督の新作を知った。

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』

 →『実録・連合赤軍』制作委員会

いつか見に行こうと思っている。
書籍ももうすぐ出るようだ。

 →若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程


 > もう一人は
 > 72年の年の2月の
 > 暗い山で
 > 道に迷った


 →樹村みのり「贈り物」(1974年)


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オール・ザット・ジャズ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2008年2月11日 21:37
  • 映画

そうか、ロイ・シャイダーの代表作って、『ジョーズ』なのか。
『オール・ザット・ジャズ』がパッと頭に浮かんだのだがなあ。

70年代がどんどん遠くなっていく感じがする。
寂しいな。

合掌。


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犬神家の一族

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年12月24日 00:09
  • 映画

書斎の明かりがもうすぐダメになりそうなので、替えの蛍光燈を買ってきた。
ホームセンターのようなところに行ったのだが、まあ、お店の混んでること。
そうか、学校が冬休みに入って最初の日曜日、明日はクリスマスイブ。
そりゃあ混むわなあ。

明るさ約30%アップ、寿命約1.4倍長持ち(共に当社比)というのを選んだ。
内側半分に反射膜をコーティングしてあるので、取り付ける向きが決まっている。
よく見ると、その膜がわかる。

蛍光燈


蛍光燈を取り替えただけで、なんだか大掃除をしたような気になる。
違う、違う。
まだよ。

でも、落ち着いてしまったので、昨夜CSで録画した『犬神家の一族』などのんびり見始める。
2006年版。
市川崑監督自身による、1976年版のリメイクだ。

懐かしいなあ。
76年版のロケがあった青木湖や木崎湖に、学生時代遊びに行ったぞ。
夜中に湖畔でマイム・マイムを歌って踊ったのだ。
男ばかりで。

 →幻泉館日録:マイムマイム

陰惨な話なのに、なんだか暮れ正月の雰囲気がする。
衛星放送はもちろん家庭用ビデオデッキもなかったころ、年末年始は夜中に映画を見ていた。
マコロニウエスタンや、ヒッチコックの映画、社長シリーズや駅前シリーズね。

三十年を経てリメイクされた『犬神家の一族』は、途中までは驚くほど変わっていない。
お約束の脚本で再演といったイメージだ。
石坂浩二さんと大滝秀治さんが三十年前と同じ役を演じている。
金田一耕助はちょっとつらいが、なんだかめでたくもある。
加藤武さんも同じ役かと思ったら、役名が違うそうだ。

 →犬神家の一族


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叫びとささやき

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年12月 8日 00:00
  • 映画

残念なことに、死者の声は聞いたことがない。
それが叫びなのか、ささやきなのかも知らない。

祖母も父も伯母も静かに亡くなった。
その後、二度と声を聞くことはなかった。

死者の声が聞こえたら、地上はずいぶん騒がしいことだろう。
沖縄戦の死者、広島長崎の死者、南京の死者、アウシュビッツの死者。
朝鮮半島の死者、ベトナムの死者、カンボジアの死者、パレスチナの死者、アフガニスタンの死者、イラクの死者。

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恨みや思い残しをたくさん残したまま亡くなっていくそれぞれの死。
どれだけその思いが大きくても、叫びも、ささやきも聞こえない。

鳩山大臣が3人の死刑を執行命令を出し、その名前を公表した。
裁判員制度の準備という意味もあるようだ。

久しぶりにベルイマンの『叫びとささやき』を見た。
召使アンナが、死におびえるアグネスを優しく抱く姿は、宗教画のようだ。
ベルイマンはこの絵を描きたかったからこの映画を作ったのではないかと思えるほどだ。


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人妻集団暴行致死事件

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年10月17日 00:17
  • 映画

遠藤建築士って、略すとエンケンだなあ。

新聞を読んでいて、映画のタイトルを思い出した。

『人妻集団暴行致死事件』

雑誌で採録シナリオを見かけたぐらいで、映画は見ていない。
田中登監督が高く評価されたのだったと記憶している。

 →田中登監督ロング・インタビュー

Googleで検索するとDVDがヒットしますが、楽天市場ではだめですね。
代わりにおもしろいCDがヒットしました。
日活ロマンポルノの映画音楽。
沖至さんの名前もあります。

  

 →宇崎竜童公式ホームページ

 →Wikipedia: 樋口康雄

 →石間秀機HP

 →篠原信彦 Prof

 →Wikipedia: 近田春夫

 →玉木宏樹 INDEX


宗教団体の中でリンチ殺人があったというので、二十人以上が逮捕された。
相撲部屋でリンチ殺人があっても、誰も逮捕されない。
不思議だ。

スポーツだからだろうか。
相撲がスポーツとは思えないが、たとえばボクシングの試合中の打撃が原因で選手が亡くなっても、罪には問われないだろう。
それでは、亀田大毅選手のような「反則技」が原因で相手選手が亡くなったら、どうなるのか。
「殺意」というのも、よくわからない。
後からでは何とでも言える。

かっとなって生徒を殴ったにすぎない教師が、「教育」だと擁護されたりしてきた社会だからな。


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タカダワタル的ゼロ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年9月25日 12:17
  • 映画 | 音楽

おお!

 →東京国際映画祭:タカダワタル的ゼロTakada Wataru Zero

10月26日(金)に六本木ヒルズへ行くことはできない。
できないのだが、これは......。


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ブレードランナー

【追記】

「職責」は、果たすものです。
しがみつくものではありません。
しがみつくのは、首相の座。

しかし、本当にそう言ったんですか。
そこまで無知なのか。
無恥なのか。



今日も暇があるとPCに向かって、サーバの設定を続ける。

BlogPetがコメントやエントリーに投稿できない。
ま、そりゃいいか。

以前試したXOOPSや、Linuxで動くSNSシステムのOpenPNEを入れようと思ったのだが、そんな余計なことをしている時間はないのであった。
友達いないし。

 →XOOPS Cube 日本サイト

 →OpenPNE Information

今まで幻泉館本館ブログへのスパム投稿は、コメントもトラックバックも海外のものばかりだったのだが、今回やけに国内からのものが多い。
どうも同じところから投稿しているらしい。

MovableTypeのシステムできちんとスパムに分類してくれるので表示されることはないのだが、気分が悪い。
ログを見てみると、どれもdionで接続しているやつだ。
接続IPを偽装しているわけでもないらしい。

  59.128.196.215
  59.128.197.118
  59.128.198.105
  59.128.200.79

午後9時ごろから午前1時ごろまで時々やってきて、いくつもスパムをこすりりつけていく。
もしかしてこいつは手作業なのか。
人気のエントリーは「ひまわり」。

 →幻泉館日録:ひまわり

このエントリーはミラーの幻泉館日録@So-netでも人気で、ここだけいつもの10倍以上のアクセスがある。
トラックバックのスパムも、宣伝じゃなくて嫌がらせなのかもね。

ところで、映画『ブレードランナー』。
制作25周年記念ということで、あの「完全版」やら、「最終版」やら、いろいろあったDVDをまとめてセット販売するそうです。
DVD5枚組み。
これ買う人って、だいたい「完全版」「最終版」の両方のDVDを既に持ってるんだろうなあ。
しかし、「ファイナル・カット」とはなんじゃらほい。

おっと、さらに「プレミアム」というセットもあるぞ。

    
----------------------------------------------
初回出荷限定10000セット限定生産

ブレードランナー仕様オリジナル・ブリーフケース/オリジナル「スピナー」フィギュア/オリジナル「ユニコーン」フィギュア/オリジナル・チェンジング・レンティキュラー/リドリー・スコットからの手紙/オリジナルフォルダー入りシド・ミード画コンテ集(5?8枚)/ブックレット(20P)/アウターケース/[5]特典ディスク

?収録コンテンツ?
●現存する本編5バージョン全てを収録
 リドリー・スコットが製作25周年を記念して再編集。『ブレードランナー ファイナル・カット』(2007) 初ソフト化
 劇場公開前のリサーチ試写で使用された、オリジナル本編『ブレードランナー』ワークプリント(1982) 初ソフト化
 オリジナル劇場版『ブレードランナー』(1982) 初DVD化
 オリジナル版から削除された残酷シーンなどを追加したインターナショナル劇場版『ブレードランナー 完全版』(1982) 初DVD化
 音声・画質初リマスター『ディレクターズカット/ ブレードランナー 最終版』(1992)
●長編ドキュメンタリーや豊富な映像特典が満載
 英Channel4製作の長編ドキュメンタリー『On the Edge of Blade Runner』
 新作長編ドキュメンタリー『デンジャラス・デイズ:メイキング・オブ・ブレードランナー』
 初収録メイキング映像、フィリップ・K・ディックのインタビュー(音声)、ポストプロダクション映像 他
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麻雀放浪記

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年8月 9日 02:19
  • 映画

夜なべ仕事をしながら、テレビを見る。
見るような、見ないような。
だんだん手がお留守になって、結局見ている。

和田誠監督の『麻雀放浪記』(1984年)。

白黒で作りこんだ映像が雰囲気を出している。

 麻雀放浪記

麻雀放浪記(一) 青春編

どれぐらいやってないかなあ、麻雀。
80年代には、やったと思う。
でも、もう二十年以上麻雀を打ってないことになる。
元々ギャンブルはやらないタチなので、友達が4人集まることがなかったということか。

1984年に富士通が発売したFM-77というパソコンを買った。
ベストセラー機FM-7に3.5インチドライブを搭載したお買い得機……のはずが、3.5インチのフロッピーディスクはまだちょっと時期が早すぎた。
近所で買うことができるゲームソフトは、ほとんどが5インチディスクか、カセットテープだった。

シャノアールが出していた「プロフェッショナル麻雀」のカセットテープ版を買って、これをどうにかフロッピーディスクに落とそうと思った。
最初にプログラムローダーを読み込むというプロテクトが外れなくて苦労した。
結局九十九電機が出していたユーティリティを使ったのだったか。

 →Oh!FM-7:プロフェッショナル麻雀(シャノアール)

ああ、シャノアールって、黒猫だったな。

パソコンでピンボール・ソフトはいろいろやってきたが、麻雀はこれぐらい。
あまりネットで麻雀やろうとは思わない。
友達と4人、集まりたいものだ。


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さすらい

テレビを点けると、おっさんになった奥田民生ちゃんが「さすらい」を歌っていた。
映画?

 ♪ さすらいもしないで
 ♪ このまま死なねえぞ
 ♪ さすらおう

木村カエラちゃんも出てきた。
やっぱり映画だ。
CSの日本映画専門チャンネルに合わせていたので、こんな映像が突然飛び出てきたのであった。

 →『カスタムメイド10.30』(2005年)

あ、なるほど、「ひとり股旅スペシャル@広島市民球場」のドキュメンタリーにドラマを付け加えたものなんですな。
リピートがあるようなので、録画しておいてちゃんと見よう。

カスタムメイド10.30 スペシャル・エディション

民生ちゃんのエレキはレスポールだよな。
映画ではアコースティックを弾いていたけれど、ギブソンかな。

あ、これだ。
すごっ。

 →ギターたち

その後、そのまま『不滅の男 エンケン対日本武道館』を見続ける。
以前録画したんだけどね。
冒頭アンプをかついで自転車に乗った遠藤賢司さんが登場するのだけど、あれはグレッチのロックジェットなのかな。
ニール・ヤングのレスポール+ビグズビーと雰囲気が似ている。
二人ともハモニカを加えているからかもしれない。
エンケンさんはカポはめてたけど。

「戦後民主主義の原点?GHQがつくった日本映画」のシリーズを録画するためにセットしておいたチャンネルで、民生ちゃんやエンケンを眺めているのが不思議。
今日録画したはずの『いとしき子らのために』はまた明日見ることにしよう。


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こども議会

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年8月 7日 02:22
  • 映画

 →戦後民主主義の原点?GHQがつくった日本映画

初回は『こども議会』。
まだ焼け跡に暮らす人が多い頃。

雨が降ると学校に来ることができない子供たちがいる。
雨具がない。
靴がない。
なんとか解決しないと。
子供たちが放課後に学級会を開く。
外へ机を持ち出しての、全校少年協議会に発展する。
雨具を配給してもらおう。

配給までは、助け合って傘に入れてあげよう。
傘を持っているのが意地悪な子だったらどうしますか。
背の高さが違う場合はどうしますか。

子供たちの手描きの地図は信濃町。
慶応病院も書き込んである。
がらんんとした町の空が広い。

出演は東京四ツ谷第六小の子供たち。
思ったほどの宣伝臭はなく、子供たちに現実感がある。
懐かしい子供たち。

映画は「1947.5.制作」となっている。
タイトルロールには日本人の名前が並んでいるだけ。
「GHQがつくった日本映画」というシリーズタイトルが付いているが、ことはそう単純ではなさそうだ。

東宝教育映画株式会社。
聞いたことがないので、検索してみる。

 →映像文化製作者連盟:占領下の民主化と短編映像

あの東宝争議終結後に作られた会社だ。

----------------------------------------------
戦後史のエポックであるこの争議の検討は本稿の主題ではないが、短編との関わりでは、戦時中の航空教育資料製作所の人材を活かして活動を始めたばかりの教育映画部が、争議終結にあたって切り離され、東宝教育映画株式会社として独立させられた後、4年を経ずして解散に追い込まれるという経緯を記録しておく必要がある。
----------------------------------------------

東宝の教育映画部が『こども会議』を制作したのが1947年。
二・一ゼネストに禁止命令が出され、日本革命が失敗した年だ。
東宝争議が1948年。
1949年に東宝教育映画株式会社が独立、つまり東宝から切り放される。
映画の公開が1950年。
GHQの占領政策が大きく変わっていった時期の、啓蒙映画である。


 →Wikipedia: 連合国軍最高司令官総司令部

 →Wikipedia: 二・一ゼネスト 1947年

 →Wikipedia: 東宝争議 1948年

 →Wikipedia: 朝鮮戦争 1950年 - 1953年


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民主主義の学校

CSの日本映画専門チャンネルで、今日から「戦後民主主義の原点?GHQがつくった日本映画」というシリーズが放映される。
珍しい映像なので、録画しておこうと思っている。

 →戦後民主主義の原点?GHQがつくった日本映画

----------------------------------------------
『こども議会』(1950年公開)
民主主義の精神とルールをある小学校の情景を通して示す教育映画。子供たちが議会を開いて意見を出し合い、ささやかな問題を自分たちの力で解決してゆく。雨具がない生徒が多いため雨の日は登校する生徒が少なく、授業もままならない小学校。子供たちはこども議会"を開いて意見を出し合い、雨具のない生徒が雨の日も登校できるよう自分たちで解決策を考え、実行に移す。演出はドキュメンタリー作家の丸山章治。"

『いとしき子らのために』(1950年公開)
地方の小学校を舞台に、民主教育建設の理想を謳いあげるストーリー形式の啓蒙映画。戦後民主主義の素晴らしさを日本の子供たちに分かりやすく教えるために制作された。戦前の軍隊式教育がまかり通っている時代錯誤な地方の小学校。現状に憤りを感じる二人の教師と、市民的良心の強い進歩的な考えを持つ用務員は協力して立ち上がる。彼らは町のボスとその子分に牛耳られた教育委員たちを駆逐して、子供たちに新しい教育を授ける。

『腰のまがる話』(1949年公開)
1949年に農林省の企画で制作された日本婦人の解放をテーマとした作品。演出は、岩波映画のTV番組シリーズ『たのしい科学』を手がけた桑野茂と、多数の女性解放ドキュメンタリーを撮った庵原周一。福祉の充実していない戦前の日本は、農村の女性たちに厳しい仕事を課し、彼女たちが老人になると見放すような社会だった。そんな日本女性の悲しい宿命も、戦後民主主義によって打ち破ることができると描かれている。

『働くものゝ苦情処理(安全燈)』(1950年公開)
労働者と資本家の間に生まれる紛争を、労働協約によって解決する段階を分かりやすく解説する短編作品。「瞼の母」の監督・衣笠十四三を演出に迎え、労働者を啓蒙する目的で制作された。

『働くものゝ權利』(1950年公開)
勤労者の権利が法律によってどのように守られているのかを解説する20分間の短編作品。演出は、東宝教育映画「ぼくらの教室」の脚本を執筆した西澤豪。日本が民主主義を受け入れてから数年、果たして庶民の生活は戦前よりもより良いものとなったのか?日本の労働基準局は勤労者の利益を守るために、実際はどんな仕事をしているのか?日頃はなじみのない法律や権利の意味について、映画は噛み砕いて解説する。
----------------------------------------------

安倍首相が第二次大戦後の日本の歴史をどの程度理解しているのか疑問だ。
日本国憲法が制定された後に合州国ではマッカーシー旋風が吹き荒れ、この映画が制作された頃に日本の占領政策は大きく方針を転換した。
日本国憲法が国家のあるべき姿を提示し、その実現に向けて努力する体制が確立することなど、その後はなかったのである。

安倍が脱却せよと言っている「戦後レジーム」とやらは、まさに彼の祖父が権力者として強行採決を行なっていた頃の体制にほかならない。
彼が馬鹿の一つ覚えのように強行採決を繰り返すのは、まったく矛盾しているのではないか。
異常な人気を呼んだ前首相の口吻を真似て「改革か、逆行か」と選挙で叫んでみせても、誰もそんなものには騙されない。

原爆症認定基準の見直しは大変結構なことだ。
だが、前首相が指示したハンセン病訴訟の控訴断念とは意味合いが違う。
安倍が久間防衛相の「原爆しょうがない」発言を擁護していたことは、みんなよく覚えているのだからね。


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タンポポ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年6月 3日 00:10
  • 映画

新潮社『波』の表紙に誘われるように、伊丹監督の映画を二本録画した。
CS日本映画専門チャンネルで特集をしていたのだ。
没後十年ということか。

 →映画監督・伊丹十三の軌跡

今回は初期の二作『お葬式』(1984年)と『タンポポ』(1985年)を録画した。
『マルサの女』以降とは、少し雰囲気が違うと思う。

『タンポポ』の冒頭、役所広司さんが映画好きのやくざとして登場し、映画館の中から観客に話しかける。
役所広司さんが、若い!
二十年以上経ってるものなぁ。

あれ?
役所広司さん、同じ年の生まれ?
ずっと昔に公表していたのと違うようだぞ。
まあいいや、これからは、役所広司と同い年と言うことにしよう。
こんな年になっても、学年は上だけど、なんて言ったりするのね。

伊丹十三さんは、怪優という印象の人でした。
11PMでいろいろな人が8ミリ映画を撮るといった企画に出てきて、とてもばかばかしくておもしろい短編映画を作っていました。
本を出したり、雑誌を出したりした時にはそんなに驚きませんでしたが、映画を撮った時には驚きました。
やっぱり映画作りたかったんだと。

『タンポポ』はエピソードの断片をふっと思い出したりする、妙にひっかかる映画です。


 
 タンポポ       お葬式


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日本のいちばん長い日

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年5月29日 03:31
  • 映画

現職閣僚の自殺は、衝撃的なニュースだ。
それはそうだろう。
責任逃れでしかない、そんな行動をとるような人物を、普通は大臣に任命しない。
現行の日本国憲法下では初だとか、戦後初だとか報道されている。

それでは大日本帝国憲法の下ではどうだったのだろうか。
私は一人の閣僚の名前しか思い浮かばない。
映画『日本のいちばん長い日』で三船敏郎が演じた、阿南惟幾陸軍大臣である。


 →誰か昭和を想わざる 昭和ラプソディ

 →戦争死者と「玉砕」のこと

 →Wikipedia: 阿南惟幾

 →阿南惟幾(1887-1945=あなみこれちか)


大学を出てから、まともに就職をせずにアルバイトをして暮らしていた。
週に3日ずつ、吉祥寺中道商店街の小さな書店と、深夜の7-11。
7-11で朝まで働いて下宿へ帰る時には、いつも「阿南」と表札のある家の前を通った。
上品な生け垣のある古い家。
阿南陸相が自刃して果てたのは陸相官邸で、三宅坂あたりにあったのだからまったく違う場所なのだが、よく『日本のいちばん長い日』の映像を思い出した。

「一死をもって大罪を謝し奉る」の遺書を前に割腹し、介錯を拒んで頸動脈を切る三船の演技は、映画のクライマックスになっていた。
夜勤明けの朦朧とした頭には、まったく関係のない民家の廊下に、朝もやの中の凄絶な場面が蘇るのだ。

阿南陸相以前に、自殺した現職閣僚などいたのだろうか。


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ドント・ルック・バック

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年5月24日 22:36
  • 映画 | 音楽

ボブ・ディランのドキュメンタリー映画"Don't Look Back"がデジタルリマスタリングされてDVDで発売された。
以前輸入DVDで買った映画だが、ボーナス・トラックや日本語字幕もあるので、今回は日本版を買った。
マニアではないのでデラックス版は不要。
珍しくアマゾンでも2割引きだった。

1965年、23歳のボブ・ディラン。
とても生意気な、でも幼さを残して、いつも緊張している若者がいる。

ドント・ルック・バック

よく誤解される。
幻泉館日録は確かに昔のことを書くことがあるが、本人は団塊懐メロサイトを運営しているつもりはないのである。

 →幻泉館日録:原点が存在する

札幌オリンピック、浅間山荘、沖縄復帰。
日本の社会の一つの区切りとなったあの年、高校生になったあの年から、あまり精神的に成長していないように思う。
そこが原点。

振り返るな。

大切なのは思い出ではなくて、今だ。
今、9条を守れるかどうかだ。


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パッチギ!

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年5月19日 03:41
  • 映画

録画しておいた『パッチギ!』を見ながら、ギターハンガーを付け替える。
弩級28号君と、トリプルO君(仮名)が、作り付けの書棚の前に並んでぶら下がる。

D-28

よく売っているギターハンガーだと、大きすぎて書棚の前に取り付けることができない。
ここでもMartin純正のハンガーが活躍することになる。

 →映画『パッチギ!』公式サイト

1968年の夏。
小学生だった僕は、毎日山へ昆虫採集に出かけていた。
夏休みの自由研究だ。

「帰って来たヨッパライ」は、お調子者の同級生が教えてくれた。
テレビでも見た。
「イムジン河 」はまだ知らなかったと思う。



パッチギ!  少年Mのイムジン河  イムジン河

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ナッシュビル(1975年) #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年4月 8日 04:20
  • 映画 | 音楽

ロバート・アルトマン監督の傑作『ナッシュビル』。
以前輸入ビデオを買ったのだが、ずっとDVDが欲しいと思っていた。
一つには、英語字幕が欲しかったから。

日本ではDVDが出そうな気配がまったくないので、結局彼の国に暮らす方に頼んで買っいただいた。
amazon.comなどに直接注文しようとしても、途中で蹴られてしまうのだ。

それがやっと届きまして。
いやあ、嬉しいなあ。

早速メニューで、字幕設定をしてみる。

----------------------------------------------
   subtitles
      english for the
      deaf and hard
      of hearing
----------------------------------------------

Nashville

これこれ。
しかし、なんだか露骨な書きようだなあ。
単に「subtitles on/off」だけで良さそうなものだが。

そうそう、大御所の録音風景から始まるのだった。
この役者さん、『ブルースブラザーズ』ではネオナチのおっさんを演じてました。

Nashville

英語字幕は黄色い大きな字でかなり目立ちます。
ま、読みやすくていいか。
歌詞の部分は「♪」に挟まれて表示されるのね。

こんな感じ。
こりゃええわ。

----------------------------------------------
     ♪ Let's think of
   what ouir children face ♪
----------------------------------------------

お気に入りのシーンは……。
前にも書きましたね。
ウディ・ガスリーを演じたデヴィッド・キャラダインの弟、キース・キャラダインが、自作の曲を弾き語りするところ。

Nashville

"I'm Easy"

いい曲です。
歌いながら見つめられて、聖歌隊の主婦が、簡単に落ちてしまいます。

面白い場面がたくさんあるんですが、やっぱりクライマックス。
ステージに立つと、わがままおばさんがちゃんと歌姫に変身するから不思議。

Nashville

野良猫みたいな姉ちゃんがほろっとさせてくれます。

Nashville

  ♪ It don't worry me, no ♪
  ♪ It don't worry me ♪
  ♪ You may say that I ain't free ♪
  ♪ But it don't worry me ♪
  ♪ It's not gonna worry me ♪
  ♪ It don't worry me ♪


 →幻泉館日録:ナッシュビル(1975年)

 →幻泉館日録:もしもあの世に行けたなら(1970年)


Nashville

hinabanndana.jpg 9条を殺すな!


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赤頭巾ちゃん気をつけて #2

駅の階段ですべって転んだ。
いや、転びそうになったのを、なんとか踏ん張った。

その後足が痛いなぁと思いながら半日歩き回った。
帰ってから靴下を脱ぐと、親指の付け根に内出血が見えて、少し腫れている。

私は三十代の間だけ痛風だったのだが、その発作ほどの痛みではない。
それでも歩くには不自由だ。

『赤頭巾ちゃん気をつけて』を思い出す。
あれは足の親指が痛い青年のお話だ。
人の流れについていけない。
いずれにせよ自分の速さで歩くしかない。

     
赤頭巾ちゃん気をつけて 赤頭巾ちゃん気をつけて

ほんの少し足が痛いだけで、急に社会から浮き出たように思えてくる。
P.K.ディックの世界では、他人と時間の流れ方が違うことを分裂病と呼んでいた。
人混みの中で時間の流れ方が違うと、私は突然不可視な人間、透明人間になってしまう。

 →火星のタイム・スリップ

晩年の親父様が、健康のためと言って散歩をしていた。
何事にも極端な人なので無闇に歩き回って足がつり、動けなくなった。
倒れて助けを呼ぶのだが、声が枯れて、吼えているように聞こえたのかもしれない。
知り合いが通りかかるまで放っておかれた。
この場合は少しの間だけ不可触な人になっていたのだ。

足を踏まれた者の痛みは、踏んだ者にはわからない。
とにかくそれで今日は一人でびくびくしている。

 →幻泉館日録:赤頭巾ちゃん気をつけて


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虹のかなたに

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年2月23日 04:18
  • 映画 | 音楽

2007年2月20日

思えば、ちゃんと観たのは初めてかもしれない。
80年代に作られた続編(?)の『オズ(Return to OZ)』は観たと思う。
でも、ジュディ・ガーランド主演の『オズの魔法使』を最初から最後まで観たことはなかったようだ。

これが1939年の映画なのか。
すごい色だなあ。
現実が色褪せたモノトーンで描かれ、魔法の国は過剰な色使いで表現されている。

DVD化に当たってデジタル処理をしているのかしら。
それにしても、当時劇場で観ることができた子どもたちは幸せなことだ。
うちのおっ母さんの世代の、アメリカの子どもたちだ。

オズの魔法使

 ♪ Somewhere over the rainbow
 ♪ Skies are blue
 ♪ And the dreams that you dare to dream
 ♪ Really do come true

 ♪ 虹の彼方にきっとあるはず
 ♪ そこはいつも青空
 ♪ 夢みるような国
 ♪ そこではどんな夢もかなう

家を喪失したドロシー。
頭脳を喪失した案山子。
心を喪失したブリキの樵。
勇気を喪失した獅子。
彼らの恢復の物語は、幸福の青い鳥を探すよりもずっと切実なはずだ。

19世紀末に書かれた原作の寓意は、大恐慌からニューディール政策、そして第二次世界大戦参戦に至る間に、まったく異なった意味を持つようになったのだろう。
この傑作映画によって。

乱暴な言い方をすれば、今もアメリカは「虹のかなたに」を歌いながら、軍事大国の道を歩み続けている。
いや、海兵隊はミッキー・マウスの歌を歌いながら進軍しているのだったか。

 →Wikipedia: オズの魔法使い

 →Wikipedia: ニューディール政策


 
 オズの魔法使い  Alone in Iz World

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未来惑星ザルドス

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年2月22日 03:17
  • 映画

千本浜 2007年2月20日

NHKのBS11で『オズの魔法使い』をやってくれたので、録画しておいた。
まだ観ていない。

 →世紀を刻んだ歌 オーバー・ザ・レインボウ

それで『未来惑星ザルドス』を思い出して、急に観たくなった。
なぜ『ザルドス』なのかはネタばれになるので、やめておこう。
ショーン・コネリーという人は、この映画以降本格的な役者さんになっていったと思う。

おっと、この映画のDVDも千円切ってるじゃないか。
買ってもいいな。


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歌追い人

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2007年2月11日 00:03
  • 映画

アマゾンからギフト券が届いたので、何を買おうか思案中。

ふと思い出したのが、"Songcatcher"という映画。
2002年にamazon.comへ注文を出そうとしたけど、DVDはダメと断られたのだった。
今は日本版DVDが出ている。
邦題は『歌追い人』になったんだな。

ところが、楽天市場のショップでは、DVDは20%引きが基本で、明らかにamazon.co.jpより安い。

 Songcatcher -歌追い人-

う?ん、悩ましい。
どうしようかしらん。

 →松竹:歌追い人

 →歌追い人@映画の森てんこ森


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さらば青春の光

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年11月26日 00:45
  • 映画

夜中にふと『アメリカン・グラフィティ』が観たくなった。
普段はおよそルーカスやスピルバーグと縁がないのだが、なんだかこの映画は好きだ。
公開よりずいぶん後になって観たのだと思う。

そうそう、池袋の文芸座で観たのだった。
『グリース』と2本立てだっただろうか。
そうすると、70年代も末のことになる。
映画館の入り口がリーゼント頭のお兄ちゃんたちで賑わっていた。
異様な風景だったなあ。

それでDVDを検索すると、あらま、千円を切っているではありませんか。
こりゃ買わねば。

しかし、これだけでは送料を払わなければならない。
おやおや、『さらば青春の光』をお勧めされてしまった。
スティングが妙な役やったな。
う?む、これも一緒に買うか。

なんだか操り人形のようなワタクシ。

また深夜に独りで観るのだろう。
ああ、さらば、青春の光。


 

アメリカン・グラフィティ さらば青春の光

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絶唱

コンビニで見掛けた時は、「小夏」の冬バージョンかと思った。
でも、それは「小雪」という違う名前だった。
「小夏」はレモン味、「小冬」は温州みかん味なのである。
甘酸っぱい温州みかんペーストがおいしいわよ。
どうも私は期間限定シリーズに弱いわね。

 →幻泉館日録:小夏

 →ロッテ:ニュースリリース

 →小梅あそび

小雪

パッケージの写真を撮りながら鼻歌フンフン。

 ♪ な?ぜ死?んだ?
 ♪ あ?あ? 小雪?

自分でも驚きましたわ。
舟木一夫さんが歌っていた「絶唱」ですね。
つくづく、昭和歌謡で育ったんだなあ。
今は亡き伯母と従姉がよくテレビで歌謡番組を観ていたのです。

 →[絶唱] midi
  作詞:西条八十
  作曲:市川昭介
  歌 :舟木一夫

この歌の映画もありましたね。
西河克己監督の代表作です。
1966年が舟木一夫さんと和泉雅子さんの主演。
1975年に三浦友和さんと山口百恵さんの主演でリメイクしています。

いやいや、舟木&和泉主演の映画自体がリメイクなのでした。
元は1958年に小林旭さんと浅丘ルリ子さんの主演で作られた映画です。
滝沢英輔作品。
これは観たことがありません。

 →昭和の銀幕に輝くヒロイン 浅丘ルリ子


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終わらない歌を歌おう

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年11月10日 03:20
  • 映画

事務所の隣のビルにカラオケスナックがあって、なかなかに迷惑である。
酔漢のがなり声や奇声が、宵の口から聞こえてくる。
タクシーや運転代行屋の車が並んでいるのも邪魔。

いまどきカラオケスナックで歌うというのが、やっぱりおやじたちなのだ。
あれでいろいろたまったものが解消できるんかなあ。

なんとなくCS日本映画専門チャンネルで『リンダ リンダ リンダ』を録画して、深夜に観た。

 →「リンダ リンダ リンダ」OFFICIAL WEBSITE

淡々と流れていく小さなエピソード群は、妙な盛り上がりがなくていい。
やけに昔の歌をよく知っている高校生たちであるが。

どこかで見たような子だと思ったら、前田亜季ちゃんだった。
そうかあ、こうなったんかあ。
バンドのメンバーの中では、韓国からの留学生ソンちゃんが圧倒的に楽しい。

 ♪ 終わらない歌を歌おう
 ♪ クソッタレの世界のため
 ♪ 終わらない歌を歌おう
 ♪ 全てのクズ共のために

ブルーハーツ、いいなあ。
という映画でした。

リンダ リンダ リンダ(DVD) リンダリンダリンダ

リンダ リンダ リンダ/サウンドトラック 「リンダ リンダ リンダ」オリジナル・サウンドトラック

リンダ リンダ リンダ オフィシャルブック リンダ リンダ リンダ オフィシャルブック

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セーラー服と機関銃

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年11月 6日 17:51
  • 映画 | 音楽

「来生たかお」さんの名前に「る」をくっつける。
「きすぎたかおる」
「杉田かおる」さんが発生するのである。

これは自分で考えたのではなくて、遠い昔に「はみだしYouとぴあ」あたりで読んだのかな、よく覚えていない。

先日テレビに杉田かおるさんの顔が出てきたら、うちのおっ母さんが「この人嫌い」と言っていた。
杉田さんが明星学園の中学校に通っているころ吉祥寺で見かけたのだが、とてもかわいかった。
ああなるとは思わなかったなあ。

それと比べると、薬師丸ひろ子さんはかわいいおばさんになったのではないだろうか。
「セーラー服と機関銃」のシングル盤がうちに転がってたはずだ。
あれも誰が買ったのだったか。
来生たかおさんの「夢の途中」は少し歌詞が違かった。
このレコードは買わなかったな。

 →夢の途中(MIDI)

 ♪ 現在を嘆いても 胸を痛めても
 ♪ ほんの夢の途中
             (夢の途中)

 ♪ 夢のいた場所に 未練残しても
 ♪ 心寒いだけさ
             (セーラー服と機関銃)

こうしてみると、「セーラー服と機関銃」の歌詞の方がだいぶ冷たい印象を受ける。

 →幻泉館日録:夢の途中

映画『セーラー服と機関銃』(1981年)は、相米慎二監督の出世作だった。
敵役のやくざの親分が狸御殿かなにかのシリーズを観ていたり、突然赤いハイヒールが出てきたり、非常に印象的な場面を作る監督だと思った。
もう亡くなって5年も経つけれど、もう少し撮ってもらいたかったなあ。

 →Wikipedia: 相米慎二

あら、相米監督って四トロだったんだ。
知らなかった。

テレビドラマのCMを見かけて思い出しました。
CS日本映画専門チャンネルで薬師丸ひろ子主演「完璧版」を放映していたので録画しました。
劇場公開時にカットされたシーンが加わっているそうですが、さて、どこなんでしょう。

 →Wikipedia: セーラー服と機関銃


BlogPet セーラー服と機関銃 セーラー服と機関銃


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マタンゴ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年11月 3日 02:06
  • 映画

CS日本映画専門チャンネルで『マタンゴ』。
1963年本多猪四郎監督作品。

キノコを食べると、キノコになっちゃうやつね。
恐怖シリーズなんだけど、マタンゴはそんなに恐いと思わなかったように記憶している。
なんといっても恐いのは、人間ですよ。

 →OLD FASHION: SF魂?マタンゴ

天本英世さんが出てくるのだけど、マタンゴ化しているので、知らないとわかりません。

BlogPet マタンゴ マタンゴ


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モーターサイクル・ダイアリーズ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年10月15日 00:26
  • 映画

ふと気づくと、CSの「洋画★シネフィル・イマジカ」で『モーターサイクル・ダイアリーズ』をやっているではないか。
これは観ないと。

ゲバラの青春。
ついでにゲバラのドキュメンタリー映画なんぞもやってくれるらしい。
それも観ないと。

 →チェ・ゲバラ?人々のために?

2年前にchappi-chappiさんが書いていました。

 →モーターサイクルダイアリーズ

制作はロバート・レッドフォードなんですね。

BlogPet  モーターサイクル・ダイアリーズ モーターサイクル・ダイアリーズ


www.iraqbodycount.orgwww.iraqbodycount.org
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ロビンソンの庭

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年9月21日 00:02
  • 映画

録画した山本政志監督の2作目は『ロビンソンの庭』(1987年)。

以前深夜の地上波かなにかで見た時には、『闇のカーニバル』+町田町蔵といったイメージだったのだが、今回通して見直したら、だいぶ世界が違かった。
後に『てなもんやコネクション』(1990年)を作ったのが納得できる、てなもんやファンタジーなのである。

ああ、新宿駅東口の二幸はALTAになっていたんだなあと思ったら、ALTAの竣工は1980年なので、前作『闇のカーニバル』(1981年)時には、もうできあがっていたのだ。
漫才ブーム時代の「笑ってる場合ですよ!」がALTAから中継していたのだから、確かにそのはずだ。

 →Wikipedia: 笑ってる場合ですよ!

『闇のカーニバル』の太田久美子さん演じる女性が、大都市の一角に出現した緑生い茂る廃墟に憑かれる映画、ということにしておこう。
もっと雑然としたてなもんやなんだが。
坊主刈りの町田町蔵さんが懐かしい。

ロビンソンの庭

音楽はJAGATARAが担当しているが、エンディングに流れる曲は喜納昌吉&チャンプルーズの「花」。

hinaimpression.jpg ロビンソンの庭 ロビンソンの庭


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樹の海

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年9月20日 00:04
  • 映画

日本映画専門チャンネルでついでに録画して眺めたのだけど、心に残る佳作でした。
自殺の名所樹海をめぐる4話のエピソードから構成。
明るい映画ではありませんが、自殺してはいかんよなという気にさせてくれます。

 →樹の海 公式サイト

この映画を観た感想で「死んだ方がいい人間が自殺止めたからってよかったと思えない」と書いてあるブログを見つけて、驚いた。
消費者金融で金を借りて多重債務に陥るような人間は、生命保険に加入して死ねばいいのか?
自民党のサラ金保護政策を支持しているんだね。

この映画は、死んだ方がいい人間なんていないということを静かに訴えています。

吉川忠英さんのギターが心地好く流れます。
ほかに「遠い世界に」が印象的に使われます。
「遠い世界に」や「翼をください」は中学校の合唱コンクールなんかで歌われるようになっていたんですなあ。
テーマソングも、「遠い世界に」。

BlogPet DVD 樹の海 樹の海


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祭りの準備

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年9月19日 03:08
  • 映画

雨に閉じ込められて、CSで日本映画三昧。
懐かしい映画をぼんやりと眺める。

『祭りの準備』(黒木和雄監督 1975年)
『本陣殺人事件』(高林陽一監督 1975年)
『座頭市と用心棒』(岡本喜八監督 1970年)
『用心棒』(黒澤明監督 1961年)

 →幻泉館日録:祭りの準備

祭りの準備

何年ぶりに見ただろうか。
祭りは準備がいい。

「東京へ行くな」
谷川雁はこう言っていた。
「故郷を作れ」

 →ポスト・モダン思想家としての谷川雁 戦闘的共同体とセクシュアリティ

しかし、青年は荒野として東京を求める。
それを探して外へ出なければ、家の中にいる青い鳥だって見えやしない。

土俗の泥の中から抜け出ようとする楯男は、結局その泥を描くことを目標の一つにするのだろう。
密かな門出を祝ってくれるのは、偶然駅で出遭った利広だけだ。
利広は警察に追われている。

ラストシーン、この原田芳雄さんの「バンザイ!」がいいんだなあ。
ここが見たいから録画したのだ。

故郷から逃げ出す楯男のハナムケとしては、この「バンザイ!」は最高だ。

寺山修司は家出を勧めていたっけ。
既成の価値観を捨てろという扇動なんだろう。

さて、私もこの世にやってきてもうすぐ半世紀が経つのだが、まだまだ祭り、準備中。

BlogPet 祭りの準備 祭りの準備


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闇のカーニバル

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年9月17日 03:03
  • 映画

CS日本映画専門チャンネルで山本政志監督の作品を放映していたので、とりあえず録画した。
まずは『闇のカーニバル』(1981年)。

山本監督の怪作『てなもんやコネクション』(1990年)は実に楽しい映画だ。
ところが、ずっと以前に観た他の作品はどうも露悪的で後味が苦い。
でも、これは観ておかないとな。

なんといっても、街が懐かしい。
新宿紀伊國屋本店前。

まだ70年代とあまり変わらない。
まさにあれが私の新宿だ。
いったい何人の人とそこで待ち合わせただろうか。
地下からカレーや餃子のにおいがのぼってくるようだ。

闇のカーニバル

ずらりと並ぶ公衆電話。
プッシュボタンだけど、テレフォンカードはまだ出ていない。

普通はこの映像の中に江戸アケミや遠藤ミチロウの姿を探して観るのだろう。
私の場合は新宿の街を観た。
監督は、これと『ロビンソンの庭』(1987年)で、太田久美子さんの持っているものを描きたかったのかもしれない。

検索してみたら、私の観たことのない作品がいくつかあった。
どうもホラーのようだ。

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落陽

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年9月 3日 00:02
  • 映画

千本浜 2006年9月1日

西武王国の崩壊によって、のんびり市にあるプリンス系のホテルが営業を終了した。
忘年会代わりのクリスマスディナーなどを利用したこともあったので、少し寂しい。

以前のんびり市にはもう一つプリンス系のホテルがあった。
スウェーデンで建造された豪華客船だ。
うちのおっ母さんと同じ年齢の船。
現役引退後の1970年に日本初の海上ホテルとして営業を開始した。

絵になるので、テレビドラマや映画のロケ地になったものだ。
といっても、ぱっと頭に思い浮かぶのはこんな映画なのだが。

 →下落合焼き鳥ムービー

その船が故郷スウェーデンの会社に買い取られ、修理のために曳航される途中で沈んだ。
やっぱり寂しいものだ。

 →スカンジナビア号を保存する会

さようなら、ステラポラリス。

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仏の顔も It's All Right

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年7月15日 00:05
  • 映画

いやあ、暑かった。
何でしょうね、こりゃ。

昼ごろ汗だくになりながら、近所のお寺へ墓参りに行ってきましたよ。
例によって簡易バージョン。
ばあちゃん、おとっつぁん、勘弁してな。
頭クラクラしましてん。

今日(7/14付)の東京新聞朝刊「筆洗」は岡本喜八監督『座頭市と用心棒』のクライマックスから始まる。

 「一度はよござんす。二度もよござんすよ。三度となりゃあね…」

用心棒が市を挑発するために差別語を連発する。
「おかげでテレビ放映の際はそこだけ音声が消され、やがて放映そのものが自粛されて日の目を見なく」なったそうだ。

 →座頭市と用心棒

ここからワールドカップ決勝戦でのマテラッツィの挑発VSジダンの頭突きに筆が進むのだが、それはさておき。
この映画、テレビ放映で見たはずなんだけど、該当場面が記憶にないのだなあ。

DVDは普通に売っているし、たぶんCSで放映したりしても、今は音声をカットしないと思う。

有力政治家に番組の内容をチクッたり、面倒になると嫌なので自主的に言葉狩りをしたり。
「放送」なんて、その程度のメディアと割り切るべきなんだろうな。
それにしては影響力が大き過ぎる。

BlogPet サントラ/フォービート・アルチザン 岡本喜八の映画音楽 座頭市と用心棒


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ふくろう

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年6月25日 03:36
  • 映画

ワールドカップの録画も見なきゃいかんし、ウディ・ガスリーのCDも聴かなきゃいかん、佐々木昭一郎さんのドラマもたまってる、いくら時間があっても足りないわ。
でも、映画など観てしまった。

日本映画界現役最高齢、新藤兼人監督の『ふくろう』(2003年)。

1980年ごろ、破綻した開拓村に残った母と娘が餓死しそうになり、結局男を次々に殺して金を奪うという喜劇。
そう、ブラックコメディなのだ。

大竹しのぶと伊藤歩が演じる母娘が暮らす廃屋のような一軒家が舞台。
そこを訪れる男たちが次々に殺される。
もちろん殺人はリアルな描写ではなく、演劇的に様式化されている。
屍体を運ぶ時に母娘が歌うのが、「花」。

 ♪ 泣きなさい 笑いなさい

おもしろうて、やがて悲しきシリアルママ。
クライマックスでは、母娘が希望ヶ丘開拓団の歌を歌う。

架空の希望ヶ丘村の荒涼とした土地は、決して作物を実らせることがなかった。
満蒙開拓団、三里塚・芝山、ドミニカ移民訴訟。
この国の棄民はまだ続く。

hinahina.jpg ふくろう


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ペシャンコにされてもへこたれないぞ!

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年6月 3日 02:32
  • 映画

晶文社に「文学のおくりもの」というシリーズがある。
たぶんレイ・ブラッドベリの『たんぽぽのお酒』が一番知られているのかな。
私の場合はウィリアム・サロイヤンの『人間喜劇』がおなじみ。

これを思い出したのは、『ペシャンコにされてもへこたれないぞ!』のことを、小林政広さんが書いていたからだ。
『ジャズ・カントリー』で有名なナット・ヘントフの作品で、片桐ユズルさんの訳。

 →ボクの映画渡世帖 小林政広

2006/5/24 23:50『バッシング』について
-----------------------------------------------
ボクは、
『ぺしゃんこにされても、へこたれないぞ!』
と、言うジャズ評論家、ナット・ヘントフ氏の著作のタイトルに変更しようと、思いました。
でも、やはり、『バッシング』の方が、スキャンダラスだと思い、そう言うタイトルにしたのですが、ボクが、この映画で、言いたかったのは、唯一、やはり、
「ぺしゃんこにされても、へこたれないぞ!」
なのですよ。
それは、ボク自身にも、言い聞かせていた言葉でした。
ナット・ヘントフは、黒人です。
アフリカからの、米国移民です。
そんな彼が、やはり、
「ぺしゃんこにされても、へこたれないぞ!」
と、叫ばずにはいられなかったことへの思いを、ボクは、恥ずかしい話ですが、50の時に、思い知らされたのです。

-----------------------------------------------

カンヌに作品を出したことで、小林監督にはかなりの嫌がらせがあったらしい。
「R30」というテレビ番組に出演して、自身がそんなことを話していた。
小林監督はサービス精神が旺盛な方のようで、おもしろおかしく語るのだが、あの「自己責任」という言葉をふりかざしたバッシングを、我が身のこととして受け止めたのだという。

R30 小林政広監督

この番組、それほどよく見ているわけではないのだが、ゲストによってかなりおもしろいことがある。
今回は、「小林政広さん出てるよ?」と教えていただいた。
幸いのどかな県では一週遅れで放映されているので、しっかり録画することができた。

高校生の時にURCへ電話をかけたらいきなり渡さんの電話番号を教えてもらったなど、楽しい話がいっぱいあった。
我が心の師匠高田渡大人の本当の弟子なので、健康に気をつけて活躍していただきたいものでありますよ。

hinaoffice.jpg ペシャンコにされてもへこたれないぞ


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日本の悪霊

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年5月 1日 00:19
  • 映画

DVDを発掘して、『日本の悪霊』を観た。

 →『日本の悪霊』オトシマエには時効がねぇ
 

黒木和雄『日本の悪霊』

黒木和雄監督の死を悼んでということではなくて、ふと歌っている岡林信康さんの映像が見たくなったのである。

元々カチッとした劇をお望みの方には、向かない映画だ。
早送りでつまみ食いしても、勘弁してください、黒木さん。

路地で子供やおばちゃんたちに冗談を飛ばしながら「ヘライデ」や「がいこつの唄」を歌う岡林さんは、確かにあのお調子者を演じる岡林信康だった。
この時はガットギター。

他のシーンではエレキを抱えて出てくるのだが、弾き方を見ているかぎりは、あまりエレキである必然性がない。
音はレコードをそのまま使っているものが多いし。

おまけで「予告編」の映像が付いているのだが、でかでかと「フォークゲリラの旗手」と書いてあるのがおかしい。
これは時代だなあ。
1970年の作品。

日本の悪霊

やくざ役の中に早稲田小劇場(現・SCOT)の蔦森皓祐さんがいるのに気づいた。
気になったので調べてみると、主演女優とも言うべきラーメン屋の姉ちゃん役は高橋美智子さんと言い、やはり早稲田小劇場で活躍していたのだそうな。
知らなかった。

姐さん役の奈良あけみさんは妙に色っぽい。
調べてみたら、ジプシー・ローズさんや春川ますみさんと同じ頃に日劇ミュージックホールでスターだった方だった。
どこかで見たなあと思ったら、おなじみ『八月の濡れた砂』に出演していた。
ああ、役者さんの名前をちゃんと覚えておかないといかんなあ。

 →八月の濡れた砂


高橋和巳『日本の悪霊』 BlogPet


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竜馬暗殺

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年4月13日 01:06
  • 映画

映画監督の黒木和雄さんが亡くなった。
享年75。

なんといっても『竜馬暗殺』が好きだった。
ところが検索してみると、幻泉館日録で『竜馬暗殺』のことは書いていなかった。
そんなもんだよなあ。

一番好きなものは、そっとしておくのだろう。

 →幻泉館日録:『日本の悪霊』オトシマエには時効がねぇ

 →幻泉館日録:祭りの準備

 →幻泉館日録:父と暮せば

一昨年の夏に見た『父と暮せば』も、いい作品だった。

黒木さん、ありがとありました。

ジェネオン エンタテインメント 竜馬暗殺 TOMORROW 明日 DVD 父と暮せば <送料無料>

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桜の森の満開の下

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年4月 7日 02:42
  • 映画

今日(4/6)朝日新聞夕刊一面の連載ニッポン人脈記は『桜の森の満開の下』だった。

1945年3月10日の東京大空襲の後、上野の山では焼け残った桜が花を咲かせるが、誰も花見客はいない。
冷気と静寂に支配された虚無の空間。
この恐ろしい実感を、坂口安吾は2年後の作品に結実させたのだという。

記事は京都の桜守16代佐野藤右衛門が感じた桜の妖気から、この『桜の森の満開の下』を映画化した篠田正浩監督の話に移って行く。

1975年、僕はこの映画を封切りで観た。
吉祥寺の映画館で、市川崑監督の『吾輩は猫である』と二本立てだった。
なぜかその後あまり吉祥寺で映画を観ることはなかった。
『ブルース・ブラザーズ』(1980年)を見たぐらいじゃないだろうか。

テレビを観ていなかったので、映画のスクリーンはとてもきれいだった。
映画は『猫』の方がずっと楽しく観ることができたように思う。
相性が悪いのか、どうも篠田監督の映画はあまり夢中になった記憶がない。

安吾の小説を読みたくなったので、どこかにあるはずの文庫を探そうとしたのだが、すぐにあきらめて、青空文庫で読むことにした。

 →青空文庫:「桜の森の満開の下」坂口安吾

よく間違えるけど、「桜の樹の下には」は梶井基次郎。
やっぱり青空文庫で簡単に読めるのが嬉しい。

 →青空文庫:「桜の樹の下には」梶井基次郎

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オキナワン チルダイ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年3月11日 03:32
  • 映画

オキナワン チルダイ


『オキナワン チルダイ〈特別版〉』(1978年)を観た。

深夜にストーブを焚きながら、南の島の暑さに揺れる空気を眺めたのだ。
沖縄の聖なるけだるさよ。
それは70年代の、懐かしい風景でもあった。

高嶺剛監督は『パラダイスビュー』(1985年)や『ウンタマギルー』(1989年)の前に、こんな映画を撮っていたんだ。

 ♪ 夜がまた来る
 ♪ 思い出連れて
 ♪ 俺を泣かせに
 ♪ 足音もなく

三線の弾き語りで「さすらい」が流れる。
映画『オキナワの少年』(1983年)で、主人公の少年が日活のアクション映画に夢中になっていたのを思い出す。

今の私より若いはずの平良トミさんがやっぱりおばあさんの役で、髪を切れと若者を叱りつけている。

------------------------------
オキナワはニッポンか?
チルダイがなくなればニッポンだ
------------------------------
------------------------------
がんばって 日本復帰はしたものの
なぜかチルダイ 昼下がり
------------------------------

オキナワよ、オキナワよ。
ニッポンなんかになるなよ。

 →YIDFF2003 公式カタログ

 →モトシンカカランヌー

 →沖縄・辺野古 反基地600日の闘い

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さようなら、トム

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年3月 4日 00:24
  • 映画

ジャック・ワイルド氏が亡くなりました。
享年53。

さようなら。
トムは本当にいいやつだった。

 →Jack Wild

 →『小さな恋のメロディ』(1971年)

 →渡辺真知子「かもめが翔んだ日」(1978年)

 →HERALD ONILE: 小さな恋のメロディ
 

BlogPet 小さな恋のメロディ-DVD-〔送料無料キャンペーン中〕


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帰る道はないだろう #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年2月 9日 15:33
  • 映画

輸入盤DVDの"No Direction Home"を観ています。
ああ、買ってよかった!

 →NHK ボブ・ディラン:No Direction Home

自伝"Chronicles"の映像版、解決編といった素晴らしい映像です。
今のディランの語りもいいし、若造ディランの歌もいいです。

『クロニクルズ』に名前の出てきた人の歌や演奏、インタビューをガンガン観ることができます。
ピート・シーガーさんのインタビュー場所は、あの"Pete Seeger's Family: SING-A-LONG"と同じ、河畔の御自宅です。

 →Pete Seeger's Family: SING-A-LONG

北米向けDVDでリージョン1ですが、もちろん字幕(English)を表示できるので、聴きとりに自信がなくても大丈夫。
そういえば、英語音声の映画を英語字幕で観るのは、英語のお勉強になりますよ。

しばらくは、このDVDを流しっぱなしにしそうです。
ええわ?。

 →帰る道はないだろう


DVD: No Direction Home (2pc) (Full)


The Bootleg Series, Vol. 7: No Direction Home - The Soundtrack

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ビリー・ザ・キッド

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年2月 6日 22:51
  • 映画

 →[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]
千本浜 2006年2月5日

amazonのギフト券を貰ったので、DVDを買った。
amazonさんにお勧めされた『ビリー・ザ・キッド 21才の生涯』。
ずいぶん久しぶりに観たペキンパー。
もちろんボブ・ディランの演技と音楽に引かれてペキンパー鑑賞ですな。

ディランが若いです。
1973年の作品なので三十路に入ってるはずなんですが、若造君です。
ディランって、かわいいキャラだったんですね。
とってもいい役をやってます。
あまり長い時間演技を続けなくて済むような塩梅になっているので、いい味を引き出せているのだと思います。

クリス・クリストファーソンは、ビリー・ザ・キッドのイメージとちょっと違うような気がします。
原題は「パット・ギャレットとビリー・ザ・キッド(Pat Garrett and Billy the Kid)」で、映画はパット・ギャレットが主人公です。
このジェームズ・コバーンがかっこいいんですなあ。
懐かしい俳優さんです。

実は風景がとても美しい映画です。
夕暮れの描写がいいですなあ。

BlogPet ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 特別版 ◆20%OFF!


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白いメリーさん

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月31日 00:14
  • 映画

今日の(1/30)東京新聞「TOKYO発」は、ドキュメンタリー映画『ヨコハマメリー』の紹介だった。

中央に、メリーさんの写真が掲載されている。
真白な化粧、白いドレス、白いハイヒール。
1993年に写真家森日出夫さんが撮影したものだそうだ。
異形のメリーさんは、当時70歳ぐらいだろう。

都市伝説ではなくて、横浜の街に本当にいた、白いメリーさん。
メリーさんは40歳から35年間街に立ち続けた、街娼だった。

メリーさんは95年12月に故郷に帰り、そして2005年に亡くなったそうだ。
横浜に生き続けていた「戦後」。
「横浜はアメリカの国だった」という記憶を、メリーさんは象徴していた。

私がアルバイトをしていたコンビニに、奇妙な老婆が現われたことを以前書いたと思う。
コーヒーを注文し、それにインスタントコーヒーをぶちこんで飲んでいたおばあさん。
メリーさんの写真を見た時に、そのおばあさんを思い出した。

 →東京新聞:ヨコハマメリーさん伝説

 →神奈川新聞:ヨコハマメリー

 →港のメリーさん

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ボブ・ディランの頭のなか #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年12月24日 00:19
  • 映画

「アメリカ人に生まれたかった」などと人が言っているのを聞くと、ばっかじゃなかろかと思う。
合州国市民に生まれる確率ってどのぐらいなんだ。
2000年の統計では世界の人口が60億人で、合州国人口が2億8千万人。

 →総務省統計局:世界の統計 人口

そうか、こんなもんで唯一の超大国として世界を支配してるんだ。
なおかつアメリカで貧困層に生まれてたらえらいこっちゃで。
20年ぶりの寒波なんて来たら、何人死ぬかわからない。

とはいうものの、ディランの歌を聴いたりしてると、アメリカ人でないのがちょっと悔しい。
まったく違った聞こえかたをしてるんだろうなあ。
言葉も、音楽的背景も、全然違うんだから。

『ボブ・ディランの頭のなか』、結局DVDを買いました。
"MASKED AND ANONYMOUS"のサントラ盤を買ってから、2年以上経ってしまいましたよ。

 →ゲンセンカン主人 / MASKED AND ANONYMOUS

冒頭、いきなり真心ブラザーズの歌う日本語版"My Back Pages"が流れます。
ナレーションとあいまってとても良いのですが、日本人がこれを見た場合は、本来意図されていた映像効果と違うんだわね。

災害や戦争の映像。
聖書批判のような言葉に満ちた説教。
これに、わけのわからない言葉で歌う"My Back Pages"がかぶさる。
これが元の映画。

日本人が観ると、わけのわからん演説(説教/アジテーション)に、バーンと真心ブラザーズの歌が聞こえるのです。
普通は字幕にも目をやりますね。

だいぶ効果が違うのですが、実はこの日本語字幕バージョンの方が映画を楽しく観ることができるのではないかと思います。
私の持論ですが、字幕を介して観る「洋画」は、元の映画より高級そうに見えるのです。
知的作業が伴いますからね。

だから、今回は日本人はちょっと得をしたのではないかと思うのですよ。
ダメ映画を楽しく観ることができる。
『ボブ・ディランの頭のなか』って、最初に聞いた時はひどいタイトルだなあと思ったのですが、これは秀逸な邦題なのかもしれません。

しかし、DVDってすごいですなあ。
このDVDは音声が3種類選べます。

1 英語:オリジナル
2 英語:監督コメンタリー
3 日本語:コメンタリー

日本語のコメンタリーは、すごいですよ。
みうらじゅん&井上陽水&山口隆。
山口隆さんと言われてもピンと来ませんが、サンボ・マスターのボーカル&ギターの、あの人です。
だらだら3人でおしゃべりしていて面白いです。

特典ディスクにメイキングが入ってます。
この日本版DVDなら、「買い」だと思います。
ああ、日本に生まれて良かった。

BlogPet ボブディランの頭のなか コレクターズ・エディション


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ジャッカルの日

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年11月10日 16:26
  • 映画

ジャッカルの日
私が高校生のころ、『ジャッカルの日』という映画が封切りになりました。
原作はフレデリック・フォーサイスだったんですね。
面白い映画でした。
ドゴールが暗殺されなかったのはわかっているので、どうしてジャッカルという殺し屋が失敗するのだろうかと、ドキドキ見ました。

この映画のポスターやパンフレットは、主人公ジャッカルの目が印象的でした。
それで、結構間違えてる人が多かったのです。
『ジャッカルの目』。
ん、疲れてると区別がつかないな。
『ジャッカルの日』。

で、本題はジャッカルならぬ「少年」の目なのです。
苦労を知らないので、あはあはといつも楽しげです。

来年は戌年だそうなので、それでは少年君の写真でも使おうかと。
出掛けに撮ろうとするのですが、はしゃいで動き回るので撮れないのです。
接近戦に持ち込むと、私のおなか(いわゆる幻泉館主人バラ)まで写ってしまいます。

やれ、疲れたわい。

少年 2005年11月10日BlogPet


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蒸発旅日記

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年9月 6日 15:46
  • 映画

夢幻堂さんから荷が届いた。
つげ義春原作『蒸発旅日記』のDVDと、そのシナリオ(つげさんのサイン入り最終撮影稿)だ。

DVD自体は楽天市場の店で買った方が安いのだが、シナリオに惹かれてついふらふらと注文してしまったもの。
家宝にするべい。

 →夢幻堂 Navigator

知らなかったのだが、夢幻堂さんのサイトでは、つげ忠男さんのView漫画「曼陀羅華奇譚」が読めるのであった。

蒸発旅日記蒸発旅日記

BlogPet


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眠る男

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年7月 1日 02:15
  • 映画
NHK BS2で連続して小栗康平監督作品を放映しているので、録画しては観ている。 まだ新しいビデオデッキに慣れていないので、HDDに録画してDVDにダビングするという練習を兼ねている。

泥の河(1981年)
死の棘(1990年)
眠る男(1996年)

『眠る男』は今回初めて観るのだが、最初の方だけ観て、つげ義春みたいだなあと思った。
『伽[や]子のために』がないのが残念。
再新作『埋もれ木』も観たいなと思う。

 →小栗康平オフィシャルサイト


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DVD『タカダワタル的』、出ました♪

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年6月24日 20:58
  • 映画

下の画像をご覧ください。

タカダワタル的 20Pフルカラーブックレット

おなじみ映画『タカダワタル的』のポスターやチラシに見えますが、少し違うのです。
渡さんが口に指を入れて「がっきゅう☆んこ」と言ってます。(言ってないけど)
「takadawataru.com」に書き換えてあったウィンドーの文字も、元の「ザ・スズナリ」です。
これはDVD『タカダワタル的』に付いていた「20Pフルカラーブックレット」の表紙なんです。
そう、DVDが届いたのです。

タカダワタル的 DVD 箱

タイトル名だけで予約して「高いなあ」と思っていたのですが、さすがに65分の映画だけでこの値段ということはありません。
2枚組みDVDで、本編よりずっと長い映像特典が付いてきました。
ザ・スズナリでのライブが丸ごと入っているそうです。
これはすごい。
いや、本編で使った部分はカットしてあるんだよな。
私の場合、本当は映画『タカダワタル的』ではなく、ライブが本当に丸ごと入ってくれていた方が嬉しいです。
監督さん、ごめんなさいね。

『タカダワタル的』より数年前の、凛々しい渡さんのライブ映像を残してほしかったものです。
最期の数年で、渡さんは急に老け込んでしまったものなあ。
恭蔵&KURO追悼コンサートの時は、もっと声もずっと若かったです。

[映像特典110分]
其の一. 映画未収録 スズナリ・ライブ完全版
其の二. ドキュメンタリー映像 番外編
其の三. 『フォーク大學』33日間の記録
其の四. 高田渡の撮り下ろし最新インタビュー
其の五. 劇場予告編

タカダワタル的 DVD

- 本編収録曲 -
1. ごあいさつ
2. 仕事さがし
3. ねこのねごと
4. 鎮静剤
5. 酒心
6. 値上げ
7. 魚つりブルース
8. 69
9. 生活の柄
10. ブラザー軒
11. 私の青空

- 特典収録曲 -
1. アイスクリーム
2. スキンシップブルース
3. あきらめ節
4. アフリカの月(東京乾電池:綾田俊樹)
5. ウィスキーの小瓶(東京乾電池:柄本明)
6. 気にに捧げるほろ苦いブルース(東京乾電池:ベンガル)
7. ヨイトマケの唄(蛭子能収)
8. 相子
9. 向日葵
10. トンネルの唄
11. 夕暮れ
12. ミケランジェロ(松田幸一)
13. くつが一足あったなら

タカダワタル的 追悼 高田渡

パッケージに書いてないのだが、もう一つ「おまけ」が入っていた。
「追悼 高田渡」という紙だ。
四色刷りの表には「高田渡語録」、裏には映画のスタッフと中川イサトさん、佐久間順平さん、中川五郎さんといった方々の言葉が書いてある。
やっぱり五郎さんたちの追悼の言葉は胸に迫る。

今夜はこの映像を眺めながら、追悼のビールでも飲もう。
ああ、坂庭省悟さんも写っているんだ。

 →タカダワタル的 memorial edition


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春婦伝

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年6月14日 15:51
  • 映画
6月14日付の東京新聞「筆洗」では中山文科相の発言を採り上げて、日本の戦争体験の風化を語っている。

 →東京新聞「筆洗」
 (朝日の「天声人語」みたいなコラムね)

--------------------------------------------------------
ソ満国境・孫呉の師団司令部近くにあった慰安所の門には「満州第何百何十何部隊」の大きな標札がかかり「誰の目にもそれが軍の関与する施設であることは明らかであった」

安岡章太郎『歴史への感情旅行』(新潮文庫)所収「白い脚の記憶」
--------------------------------------------------------

田村泰次郎『肉体の門』は、これは「戦後」を描いたもの。
1964年に鈴木清順監督が映画化したものが有名だ。
清順さんは翌1965年に『春婦伝』も映画化しており、こちらの方が従軍慰安婦のお話。
どちらも野川由美子さんの演技が鮮烈な印象を残す。
「鈴木清順50周年プロジェクト」の一環として、『春婦伝』のDVDも発売されるらしい。

谷口千吉監督、黒澤明脚本、出演が池部良、山口淑子という『暁の脱走』(1950年)も、原作は同じ『春婦伝』である。

もちろん直接経験などしていないが、どんなことが行なわれていたのかは、70年代ごろまでは誰もが知っていたのだ。

今、文部科学大臣が率先して、自明の理であった事実を消そうとしている。
「そもそも従軍慰安婦という言葉はなかった」

無知で言っているのではない。
無恥なのである。

無責任な挑発的言動を繰り返すうちに、それを事実と勘違いする者も出てこようというものだ。
大臣として不適格と言わざるをえない。

深夜に繰り返して流している報道番組では、普通のニュースでカットされる映像も流れる。
「勉強会を繰り返してますから」
法務大臣が何度も言う言葉だ。
法務などまったく知らないから、一所懸命勉強しているのだそうな。
恥知らずな文部科学大臣よりまともに見えてしまうのだが、大臣としては明らかに不適格である。

この辺でやめておくが、これが今の内閣なのだ。

 →田村泰次郎選集 (2)


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ボブ・ディランの頭のなか

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年6月 6日 23:56
  • 映画

『ボブ・ディランの頭のなか』

ひどいタイトルですが、原題のままでは売れないわな。
原題は"MASKED AND ANONYMOUS"
2003年にサントラ盤を買った映画なんですが、この夏やっと日本でも公開されるそうです。

 →ゲンセンカン主人 / MASKED AND ANONYMOUS

 →SONY PICTURES CLASSICS: masked and anonymous

真心ブラザーズの「マイ・バック・ペイジズ」、いいですよ。
アメリカの映画批評では散々の評判でしたが、ディラン好きが見ると楽しいのかな。
試写会に行った野崎六助さんのコメントを見つけました。

 →ボブ・ディランの頭のなか

う?ん、やっぱりダメダメ映画っぽいけど、音楽がおもしろそう。


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ラスト・ワルツ(1978年)

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年6月 3日 02:50
  • 映画
今夜はVHS→DVD-Rの作業をやめて、先日買ったDVDを観ている。 ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』。 VHSかDVDを持っていたはずだが、出てこないのだ。 誰かに貸したままになっているのかもしれない。

急に観たくなったので調べると、「2枚で\1990」というセットに入っていた。
私の場合は正直に、あまり要らない『ローズ』と一緒に買ったのだが、どうもお店によってはバラで売っているらしい。
悪税込みで995円。
これが千円なら「買い」だよなあ。
何度でも観るもの。
観なくても、ステレオで流しておける。
CDよりずっと長いのがよろしい。

『ラスト・ワルツ』の公開時は大学生だった。
サークルの後輩のシオちゃん(仮名)が、水戸弁で興奮していたのをよく覚えている。
悪い先輩の影響を受けてちょっとブルところがあったのがちょっとした欠点だったが、根は元野球少年、シオちゃんは素直な良い子だったのだ。
でも、シオちゃんは本当にザ・バンドが好きだったんだろうか。

私の場合はニール・ヤングが出てきて「Helpless」を歌うところが嬉しかった。
ドクター・ジョンは変なおっさんだなあという印象。
ステイプル・シンガーズとスタジオ録音の「The Weight」から、ライブの「The Night We Drove Old Dixie Down」の流れがいいなあ、実にいい。

エリック・クラプトン
ニール・ダイアモンド
ジョニ・ミッチェル
ロン・ウッド
ヴァン・モリソン
ポール・バターフィールド
リンゴ・スター
マディ・ウォーターズ
そしてもちろん、御大ボブ・ディランも出てまんがな。

実際のライブは1976年だから、もう三十年前ということになります。
シオちゃんも、もういいおっさんだなあ。
元気かしら。

 →The Band: The Last Waltz


ザ・バンド/ラスト・ワルツ〈特別編〉
ザ・バンド/ラスト・ワルツ〈特別編〉


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『フリック』(2004年)

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年5月24日 03:59
  • 映画

『フリック』のDVDはすぐに届きました。
それで、DVDを肴にビールを飲んだのであります。

冒頭の風景で、『さらば愛しき大地』(1982年)を少し思い出しました。
大規模開発が生み出すものと関わりがあるのか、という見方をしたくなりましたが、これは余計なことかもしれません。

おおむね『ツインピークス』を見ているつもりでよろしいようです。
監督の趣味なんでしょう、何だこりゃ、という映像を楽しみます。
それならもっと小ネタが多い方が良かったかな。
でも、多少酔った頭だとこれぐらいがちょうどいいかもしれません。

私はこういう映画が嫌いではありませんが、人によってはこれを見て怒り出すかもしれません。

主演の香川照之さんが以前有栖川有栖さんの『双頭の悪魔』で江神二郎役を演じていたが、こちらの刑事役の方が格段によろしいと思います。
まあ、較べるようなものじゃないか。

「で、犯人は誰なの?」などと、私に訊かないように。
「真実なんてものはいくらでも存在する。
 ただし、残された事実は一つだが。」

 →『フリック』完成台本(前編のみ)


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フリック / バッシング

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年5月22日 06:38
  • 映画
amazonや楽天市場で[ 高田渡 ]を検索すると、『フリック』というタイトルのDVDがヒットします。 何だろうと思っていたら、渡さんが出演してる映画なんですね。 エンディングテーマが「ブラザー軒」。 四十九日の法要のつもりで買うことにするか。(パウロだけど)

 →フリック

小林政広監督には驚きました。
「林ヒロシ」さんなんですね。

 →林ヒロシ「とりわけ10月の風が」

 →豪の写真館「70年代」

小林監督はカンヌ映画祭の様子が報道されたばかりです。
最新作『バッシング』は、あのイラクで人質となった被害者へのバッシングをモデルとした映画だそうです。
政治家が煽ったナンセンスな自己責任論、いわゆるネット右翼による無責任なバッシングがもう映画になってるなんてすごいですな。

 →ツボヤキ日記★TSUBOYAKI DIARY:■「バッシング」小林政広監督 カンヌ国際映画祭登場

 →ボクの映画渡世帖 小林政広


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宝物

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年4月29日 00:09
  • 映画
『映画 日本国憲法』のDVDが届いた。 ジャケットの絵は奈良美智さん。 注文した時には気づいていなかったのだが、音楽はソウル・フラワー・ユニオン。

あの『絵のなかの僕の村』もシグロの制作だったな。
輸入でDVD買ったけど、日本でも出していただきたいものです。

 →2003年12月4日付日録:絵の中のぼくの村 Village Of Dreams

『映画 日本国憲法』のジャケットに書いてある。

「あなたには、
 この宝物が
 みえますか。」

『映画 日本国憲法』


『週刊金曜日』も届いていた。
4/29・5/6合併号。
「まるごと憲法特集号」だ。

4/29はまだ「みどりの日」なんだっけ?
4/29「昭和の日」で5/4「みどりの日」に変わる、変わった?
どっちだか知らない。

5月3日は憲法記念日だ。
11月3日の半年前。
翌日5月4日は、あの「五四運動」の日。

『週刊金曜日』


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映画 日本国憲法

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年4月24日 03:41
  • 映画
あ、これは知らなかった。 ジャン・ユンカーマン監督の『映画 日本国憲法』の上映会があったのだ。 シグロのサイトでDVD/ビデオの販売が始まったそうなので、注文しておこう。 なんだか説明的だな。 2時間ドラマの終盤、謎解き部分の下手なセリフみたいになっちまっただ。

 →SIGLO

---------------------------------------------
『映画 日本国憲法』
監督: ジャン・ユンカーマン

1952年、米国ミルウォーキー生まれ。
画家の丸木位里・俊夫妻を取材した『劫火一ヒロシマからの旅』(1988)は米国アカデミー賞記録映画部門ノミネート。
9.11のテロ後にノーム・チョムスキーにインタヴューした『チョムスキー9.11』(2002)は世界十数カ国語に翻訳・上映され、
現在も各国で劇場公開が続いている。他に、与那国のカジキ捕りの老漁師を描いた『老人と海』(1990)、
エミー賞受賞作『夢窓?庭との語らい』(1992)など。現在も日米両国を拠点に活動を続ける。

出演:ジョン・ダワ?
   ノーム・チョムスキー
   ベアテ・シロタ・ゴードン
   チャルマーズ・ジョンソン
   日高六郎
   ハン・ホング
---------------------------------------------
 
DVD:¥2,800(悪税込)
VHS:¥4,500(悪税込)


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『タカダワタル的』のDVD

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年4月23日 06:03
  • 映画
「タカダワタル的」の掲示板を覗いたら、またしょーもない書き込みがあった。 またまた不愉快になったのだが、映画『タカダワタル的』のDVDが出るよという書き込みをしてくれた方がいて、気分が良くなった。 気分屋いかんですな。

-----------------------------
監督: タナダユキ
製作: 桝井省志、小形雄二
製作総指揮: -
出演: 高田渡、柄本明
商品番号: PCBP-51458
発売日: 2005/06/24 (予定)
盤種: DVD
時間: 65分
販売元:ポニーキャニオン
定価(税込): 4,935円
-----------------------------

悪税込みで4,935円は高いなあと思ってアマゾンを覗いた。
おお、確かにもう予約できるわい。
この段階で既に20%引きになってました。
なぜに?

-----------------------------
価格: ¥3,948 (税込)
OFF: ¥987 (20%)
-----------------------------

だそうです。
でも、まだ高いね。
香典代わりに予約しておくか。


『タカダワタル的』



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薔薇の名前

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年4月 5日 02:23
  • 映画
BSで『薔薇の名前』(1986年)をやっている。 ショーン・コネリーという役者さんは、本当に年取ってからがいいなあ。 この映画の雰囲気は実に好きなんだが、ずっと長い間原作を読もうと思っていて、それでまだ果たせずにいる。

忘れていましたわ。
ウンベルト・エーコの原作、この際だから買ってしまおう。
amazonで「エーコ」を検索してみた。
「陸奥A子」までひっかかったのには笑ってしまった。

今回の放映は法王の死去(重体)と関係があるのかしら。
ヨハネ・パウロ二世は「解放の神学」を否定した人だったな。
法王の死去に関するニュースでは、ブッシュの映像が延々と流れていたのが不愉快だった。
正義の旗を降りかざし、神の名において人を殺し、人を支配する。
ブッシュを加護し給う神など、私は要らない。

神を笑え。


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i am sam

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年3月 5日 16:54
  • 映画
昨夜帰宅すると、テレビで映画『アイ・アム・サム(I Am Sam)』をやっていた。 『クレイマー・クレイマー(Kramer VS Kramer)』と『レインマン(Rain Man)』にビートルズを足して、6ぐらいで割った感じ。 とにかく分子がとても大きいので、分母ももっとでかくてもいいかも。

映像はCMみたい。
キャッチーで極端。
サムがダスティン・ホフマンみたいに見えるのは、わざとやってるんですね。

ずっと以前にサントラ盤を買ったはずだと思い出して、発掘した。
その時の日録もついでに発掘したので再掲しておきます。
輸入盤で安く買ったけど、日本盤だと20曲入っているようです。
たぶん、その3曲のために2倍もお金を払いたくなかったのだと思います。
今はあまり値段が変わらないみたい。

[2002年12月9日付日録]--------------

Amazonに頼んでおいたCDが1枚だけ届いた。速い!
映画『アイ・アム・サム』のサントラ盤のはずだったのだが、Inspired byとあるところをみると、映画で使っていない曲もありそう。
冒頭数曲は心が疲れた人にはいいんじゃないのという感じ。
歯医者さんでかかってもよさそうな、アコースティックに静かなボーカルね。
毒にも薬にもならない、とも言う。
途中からいろいろありまして、一言でいえば玉石混交。
どれとは言わないけれど、最低の演奏もあり。
ビートルズへのトリビュートって、どれもいま一つのような気がする。
もう一方の『この映画を盗め!』のサントラ盤に期待。

選曲やジャケットの感じから、これでもし主演がトム・ハンクスだったらもう勘弁してくださいという映画のような気がするが、それは偏見か?
"I'm Looking Through You"にはJackosn Browneの名前も書いてありましたが、なんだかわかりませんです。

I am Sam
I Am Sam - Music from and Inspired by the Motion Picture
1. Two of Us - Aimee Mann & Michael Penn
2. Blackbird - Sarah McLachlan
3. Across the Universe - Rufus Wainwright
4. I'm Looking Through You - The Wallflowers
5. You've Got to Hide Your Love Away - Eddie Vedder
6. Strawberry Fields - Ben Harper
7. Mother Nature's Son - Sheryl Crow
8. Golden Slumbers - Ben Folds
9. I'm Only Sleeping - The Vines
10. Don't Let Me Down - Stereophonics
11. Lucy in the Sky with Diamonds - The Black Crowes
12. Julia - Chocolate Genius
13. We Can Work It Out - Heather Nova
14. Help - Howie Day
15. Nowhere Man - Paul Westerberg
16. Revolution - Grandaddy
17. Let It Be - Nick Cave


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『絞殺』(1979年)

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年3月 4日 01:44
  • 映画
CS「日本映画専門チャンネル」で新藤兼人監督の『絞殺』(1979年)。 この映画は知らなかった。 家庭内暴力をふるう息子を殺してしまうという、実際の事件に取材した作品。

映画の中でレコードをかけるシーンがあるのだが、黒猫を描いたキティレコードのマークが見えたのが嬉しかった。
かかる曲は加藤登紀子さんの歌う「鳳仙花」。

成績優秀な息子を演じているのは狩場勉さん。
大森一樹監督の『ヒポクラテスたち』(1980年)で、調子のいい大島君を演じていた人だ。
今はどうしているのかしら。

父親役西村晃さんと母親役乙羽信子さんは実にうまいなあと思う。
息子のノートに書いてある筆跡と内容が、以前実際に見たある手帳と似ていて,胸が痛んだ。


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KANSAS CITY

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年2月17日 01:20
  • 映画
amazonから500円のギフト券が届いた。 コブラクローさんがアルトマン監督の『カンザス・シティ』を絶賛していたのを思い出して検索してみる。 DVDもビデオも出てないなあ。

あ、輸入ビデオがあった。
VHSが悪税込みで2,221円ナリ。
こいつを500円引きで買うことにしよう。
「通常3?5週間以内に発送」というのが大いに不安。

amazonのレビューを見ると、「a vicious black gangster」を演じてるのがハリー・ベラフォンテなんですね。
ジャケット写真がいかにも悪徳ギャングです。
う?ん、役者やのぉ。

早く届かないかな。

VHS KANSAS CITY

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もしもあの世に行けたなら

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2005年1月18日 02:50
  • 映画

M*A*S*H

時々覗きに行く「反米嫌日戦線 LIVE and LET DIE」で『M*A*S*H』を取り上げていた。
私の好きな曲「もしもあの世に行けたなら(SUICIDE IS PAINLESS)」の聴けるサイトにリンクが張ってあった。
あら、嬉し♪

 →テレビ版『M*A*S*H』テーマ

以前日録で取り上げた曲なんだけど、結局輸入盤で映画のサントラCD買いました。
時々聴きたくなる曲なんですが、外堀通りの夕方の渋滞を思い出します。

 →[2004年4月17日付日録:もしもあの世に行けたなら(1970年)]
 

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時をかける少女

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年11月15日 16:31
  • 映画

愛鷹 2004年11月14日


【追記】No.1

 ♪ お湯をかける少女?♪

というCMまで現われましたな。
工藤夕貴さん。
どうも斉藤由貴さんの「青春という名のラーメン」と混ざります。




昨夜は地上波のテレビがつまらないので、チャンネルNECOで角川映画を二作連続見てしまいました。
どちらもNHKの少年ドラマで扱われた素材で、大林宣彦監督。
また浮世離れしてしまいました。
寒いんで焼酎など飲んで、酔っ払った頭でもわっと見て、後はガーガー高イビキ。

『ねらわれた学園』(1981年)

『時をかける少女』(1983年)

エンディングに主題歌が流れるのですが、だいぶ扱いが違いますね。
「学園」の方はユーミンの「守ってあげたい」、「時かけ」は知世ちゃん。
後者はメイキング+NG集みたいな感じで、映画がぶちこわしとうえばぶちこわし。
でも、なんだか悪くないなあと思いました。

知人の「&氏」(仮名♂四十代)が初めてビデオデッキを買ったのは、八十年代後半。
ただただ、この『時をかける少女』を録画したかったからでありました。
他に使わないからと言って、投げ売りになっていたβのビデオデッキ。
遠い目をしながら、♪ももくり三年 かき八年♪と歌ってましたっけ。

www.iraqbodycount.orgwww.iraqbodycount.org
www.iraqbodycount.org




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グリニッチ・ビレッジの青春

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年11月 6日 21:19
  • 映画


千本浜 2004年11月5日


【追記】No.2

ところでボブ・ディランの自伝『クロニクルズ』(Bob Dylan "Chronicles: Volume One")日本語版はどこから出るのだろう。
これは少し心配だ。
ん、楽しみなのかな。
私が今も腹を立てている翻訳本というのがあって、けっしてその出版社からは出してほしくないと思っているのだ。

一社はソニー・マガジンズ。
ポール・サモン著『メイキング・オブ・ブレードランナー』には、トンデモ訳大賞の銀賞を進呈したい。
監訳の長谷川四郎さんという方には、恥という言葉をどこかから拾ってきていただきたい。

もう一社は文藝春秋社。
ノーム・チョムスキー著『9.11』の訳書には、トンデモ訳大賞の金賞を進呈したい。
山崎淳さんという訳者は、そこまでチョムスキーが憎いのかと誉めてさしあげよう。
もっとも、誰が信用できないかという基準には良かったですよ。
もちろん翻訳本誉めてた人は、信用すべきではないということです。

ボブ・ディランの自伝を、こういったいいかげんな翻訳で出してほしくないものだ。
というのも、一見平易な言葉で書いてあるのだが、恥辱のトンデモ訳大賞金賞受賞者山崎淳のような人が訳すと、内容が本当にとんでもないものになってしまいそうだから。
ちゃんとわかってる人が訳さないといかんでしょ。

片桐ユズルさんが適当なのか、菅野ヘッケルさんが適当なのか、よくわかりません。
ただ、その程度の水準でボブ・ディランを知っている人でないと、無理だと思いますよ。

実はリットーミュージックから出た『THE BEATLES アンソロジー』も誤訳曲訳疑惑がたくさんあるのですが、まだ全然チェックしていないので、これは番外疑惑賞にとどめておきましょう。

ボブ・ディラン自伝『クロニクルズ』、どこから訳書が出るか知りませんが、いいかげんな仕事したら、ただじゃおかんぜえ?。
のんびりと原書を読みながら、楽しみにしておりますぞ。


【追記】No.1

映画のロケ地ガイドなのですが、ニューヨークをわかりやすく説明してくれているので、ここにメモしておきます。

ニューヨーク ロケ地ガイド




ボブ・ディランの『クロニクルズ』をさっさと読み進めろという声もあるかもしれませんが、ここでちょっと思い出したことを書いておきます。

私の心のベスト10に上位入賞するはずの映画に『ハリーとトント』(1974年)があります。
ポール・マザースキー監督の作品です。
たぶん『結婚しない女』(1978年)が評価が高いのだと思いますが、私の場合はなんてったって『ハリーとトント』です。

マザースキーさんは役者としてハリウッドでデビューした人で、『暴力教室』(1955年)に出演していたりします。
松田優作さんが出ていた映画じゃありませんよ。
もっとずっと前の、いわゆる名画です。
若きボブ・ディランが小さなスタジオで感激していた、あのビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」は、この『暴力教室』の主題歌です。

役者を目指していた若き日のマザースキー監督が、役者や作家や音楽家の卵たちと青春の日々を送ったのがグリニッチ・ビレッジ。
彼の自伝的映画がそのままのタイトルで『グリニッチ・ビレッジの青春』(1976年)です。

『グリニッチ・ビレッジの青春』はチャンスをつかんだ青年がハリウッドに旅立つところで終わるのですが、後味はあまりよくありません。
若者たちの個性も、エピソードも、悪くないと思うのですが、妙にほろ苦いのです。

身につまされるところがあるのかな。
主人公たちが真似をする台詞は『欲望という名の電車』だったでしょうか。
似たようなことを、井の頭公園の野外ステージに深夜やったことがあります。
私たちの場合はつかこうへいさんの芝居でした。

『欲望という名の電車』が映画化された時の監督はエリア・カザンだったでしょうか。
マッカーシーという名の議員がでっちあげた内容の演説で反共を煽ったのが1950年の初め。
ハリウッドでも熾烈な「赤狩り」が行なわれ、エリア・カザンは映画界の仲間を密告しました。
1952年4月に、エリア・カザンは八人の映画人を共産主義者であると指名しました。
さらに、新聞紙上で密告を奨励しました。

名作『エデンの東』の監督であるこの名匠は、この件で裏切り者の烙印を押され、それは終生消えることがありませんでした。
1999年のアカデミー賞受賞式では、エリア・カザンの生涯功労賞を賞賛する者と反対する者に分かれました。
半世紀近く経っても、まだ彼を許せない者が数多くいたのです。

「エリア・カザンのやったこと」

1930年生まれのポール・マザースキー監督は、50年代にグリニッチ・ビレッジの青春を送りました。
1941年生まれのボブ・ディランはその十年後に、グリニッチ・ビレッジで青春を送り、そしてチャンスをつかんだのです。

ところで、ボブ・ディランというとなんとなくアメリカ各地を放浪しながら歌を歌っていたような錯覚を抱いてしまいがちですが、それは虚像です。
本人がそういう伝説作りに加担していたフシもあります。
ウディ・ガスリーのイメージを自分に利用したという感じでしょうか。

高校時代はバンドを作って流行のロックンロールを演奏し、大学を中退してグリニッチ・ビレッジに行き、これまた流行のフォークをやってライブスポット(コーヒー・ハウス)で歌う。
ボブ・ディラン、なんだか意外に普通なんです。
もちろん、彼の歌は非凡なものですよ。




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グリニッチ・ビレッジの青春

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年11月 6日 03:15
  • 映画
千本浜 2004年11月5日

【追記】No.2

ところでボブ・ディランの自伝『クロニクルズ』(Bob Dylan "Chronicles: Volume One")日本語版はどこから出るのだろう。
これは少し心配だ。
ん、楽しみなのかな。
私が今も腹を立てている翻訳本というのがあって、けっしてその出版社からは出してほしくないと思っているのだ。

一社はソニー・マガジンズ。
ポール・サモン著『メイキング・オブ・ブレードランナー』には、トンデモ訳大賞の銀賞を進呈したい。
監訳の長谷川四郎さんという方には、恥という言葉をどこかから拾ってきていただきたい。

もう一社は文藝春秋社。
ノーム・チョムスキー著『9.11』の訳書には、トンデモ訳大賞の金賞を進呈したい。
山崎淳さんという訳者は、そこまでチョムスキーが憎いのかと誉めてさしあげよう。
もっとも、誰が信用できないかという基準には良かったですよ。
もちろん翻訳本誉めてた人は、信用すべきではないということです。

ボブ・ディランの自伝を、こういったいいかげんな翻訳で出してほしくないものだ。
というのも、一見平易な言葉で書いてあるのだが、恥辱のトンデモ訳大賞金賞受賞者山崎淳のような人が訳すと、内容が本当にとんでもないものになってしまいそうだから。
ちゃんとわかってる人が訳さないといかんでしょ。

片桐ユズルさんが適当なのか、菅野ヘッケルさんが適当なのか、よくわかりません。
ただ、その程度の水準でボブ・ディランを知っている人でないと、無理だと思いますよ。

実はリットーミュージックから出た『THE BEATLES アンソロジー』も誤訳曲訳疑惑がたくさんあるのですが、まだ全然チェックしていないので、これは番外疑惑賞にとどめておきましょう。

ボブ・ディラン自伝『クロニクルズ』、どこから訳書が出るか知りませんが、いいかげんな仕事したら、ただじゃおかんぜえ?。
のんびりと原書を読みながら、楽しみにしておりますぞ。


【追記】No.1

映画のロケ地ガイドなのですが、ニューヨークをわかりやすく説明してくれているので、ここにメモしておきます。

ニューヨーク ロケ地ガイド


ボブ・ディランの『クロニクルズ』をさっさと読み進めろという声もあるかもしれませんが、ここでちょっと思い出したことを書いておきます。

私の心のベスト10に上位入賞するはずの映画に『ハリーとトント』(1974年)があります。
ポール・マザースキー監督の作品です。
たぶん『結婚しない女』(1978年)が評価が高いのだと思いますが、私の場合はなんてったって『ハリーとトント』です。

マザースキーさんは役者としてハリウッドでデビューした人で、『暴力教室』(1955年)に出演していたりします。
松田優作さんが出ていた映画じゃありませんよ。
もっとずっと前の、いわゆる名画です。
若きボブ・ディランが小さなスタジオで感激していた、あのビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」は、この『暴力教室』の主題歌です。

役者を目指していた若き日のマザースキー監督が、役者や作家や音楽家の卵たちと青春の日々を送ったのがグリニッチ・ビレッジ。
彼の自伝的映画がそのままのタイトルで『グリニッチ・ビレッジの青春』(1976年)です。

『グリニッチ・ビレッジの青春』はチャンスをつかんだ青年がハリウッドに旅立つところで終わるのですが、後味はあまりよくありません。
若者たちの個性も、エピソードも、悪くないと思うのですが、妙にほろ苦いのです。

身につまされるところがあるのかな。
主人公たちが真似をする台詞は『欲望という名の電車』だったでしょうか。
似たようなことを、井の頭公園の野外ステージに深夜やったことがあります。
私たちの場合はつかこうへいさんの芝居でした。

『欲望という名の電車』が映画化された時の監督はエリア・カザンだったでしょうか。
マッカーシーという名の議員がでっちあげた内容の演説で反共を煽ったのが1950年の初め。
ハリウッドでも熾烈な「赤狩り」が行なわれ、エリア・カザンは映画界の仲間を密告しました。
1952年4月に、エリア・カザンは八人の映画人を共産主義者であると指名しました。
さらに、新聞紙上で密告を奨励しました。

名作『エデンの東』の監督であるこの名匠は、この件で裏切り者の烙印を押され、それは終生消えることがありませんでした。
1999年のアカデミー賞受賞式では、エリア・カザンの生涯功労賞を賞賛する者と反対する者に分かれました。
半世紀近く経っても、まだ彼を許せない者が数多くいたのです。

「エリア・カザンのやったこと」

1930年生まれのポール・マザースキー監督は、50年代にグリニッチ・ビレッジの青春を送りました。
1941年生まれのボブ・ディランはその十年後に、グリニッチ・ビレッジで青春を送り、そしてチャンスをつかんだのです。

ところで、ボブ・ディランというとなんとなくアメリカ各地を放浪しながら歌を歌っていたような錯覚を抱いてしまいがちですが、それは虚像です。
本人がそういう伝説作りに加担していたフシもあります。
ウディ・ガスリーのイメージを自分に利用したという感じでしょうか。

高校時代はバンドを作って流行のロックンロールを演奏し、大学を中退してグリニッチ・ビレッジに行き、これまた流行のフォークをやってライブスポット(コーヒー・ハウス)で歌う。
ボブ・ディラン、なんだか意外に普通なんです。
もちろん、彼の歌は非凡なものですよ。

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さらば映画の友よ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年10月30日 16:41
  • 映画

千本浜 2004年10月29日


【追記】No.2

冷たい雨の中、柿の実を採りにいった。
熟れ熟れで落ちそうなやつだけ先に採っておかないと。
ということで二十個ばかり。
また数日後に行かなければならない。

一本の木からこれで九十個。
あと百は採れるだろう。
柿八年というけれど、こうなるのにたっぷり十二年はかかった。

【追記】No.1

学生時代、映画のサークルにいた。
なんとなく『キネマ旬報』の白井佳夫さんをイメージして、たぶん白井さんが学生時代に在籍していたであろう「映画研究会」に入るつもりで、学生会館に行ってみたのだ。
ところが、その頃映研は活動を停止していた。
有象無象雨後の竹の子のようにやたら映画のサークルがあったのに不思議だ。
そこで、単に部室があるという理由でサークルを選んだ。
なに、はやりだったのだ。

8mmフィルムで映画を作るのが流行だった。
汚いバンガローに泊まって夜中に男ばかりで「マイム・マイム」を踊る羽目になったのも、本当は映画を撮りに行ったのだ。

この時映画を撮るきっかけになったのは、このメンバーで池袋の名画座に映画を観に行ったことだ。
今は亡き文芸座だったと思う。
『フェリーニのアマルコルド』(1974年)を観て、喫茶店でその話をした。
併映は『フェリーニの道化師』(1970年)だったろうか。
おお、実にフェリーニだな。

いつだったか部室に寺山修司に心酔した学生が来たことがあったな。
短歌会にも入っていると言っていた。
一人でわあわあと寺山やフェリーニを語り、去っていった。
僕たちはあっけにとられて、後で彼を「フェリーニ」と呼んだものだった。

『アマルコルド』や『道化師を』を観た後、我々は熱くフェリーニを語ったわけではない。
女優のおっぱいがどうしたとか、その程度の他愛のない話だ。
あの青森出身のフェリーニ君への反感があったのかもしれない。
それでも、なんだかとても映画が作りたくなったのだ。

それは初夏の宵だったろうか。
今から作れば、秋の早稲田祭に間に合う。
映画作ろうよ。
実にいいかげんに話が決まった。

「アマルコルド(Amarcordo)」とは、フェリーニの出身地である北イタリア、エミリア・ロマーニャ地方の方言で、「私は覚えている(Mi Ricordo)」の訛なのだそうな。




タイトルだけ高校の大先輩の映画よりいただきました。
原田真人監督の『さらば映画の友よ インディアンサマー』(1979年)
川谷拓三さんが主演です。
のんびり市のロケが多いので、御当地映画とも言えます。
「文化」という名を冠した映画館が出てきます。

その数年後には武田鉄矢さんの『刑事物語』(1982年)の舞台にもなりました。
市役所勤めをしている同級生がちらりと出演したりしています。
聾唖のトルコ嬢を演じた有賀久代さんがとても良かったのですが、この作品だけで引退してしまったようです。

そうそう、主題歌が拓郎さんの「唇をかみしめて」。

 ♪ ええかげんなやつじゃけ?
 ♪ ほっといてくれ?んさい?

70前半のように拓郎さんのファンではなかったのですが、広島弁の歌詞がとてもいいなと思いました。

 ♪ ひとがすきやけね?
 ♪ ひとがすきやけね?
 ♪ さば?くも? さば?かんも?
 ♪ そ?らに まかしたんよ?

サビが胸にしみます。

おっと、映画館で映画見てないなあということを書きたかったんです。
青春時代は映画をよく見にいく……といったような話ではないんです。
地方都市にひっこんでしまったので、私が見たくなるような映画をやってくれる映画館がないんです。
結局今はビデオやDVDで見ようということになっちゃうんですね。

ん、今日は時間がありません。
追記できるかな。





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ロミオとジュリエット

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年10月21日 18:50
  • 映画

★★★10・21国際反戦デーです★★★


千本浜 2004年10月21日


【追記】No.4

映画『ロミオとジュリエット』の主題歌「What is a youth?」は、「youth」に「a」が付いていますね。
字幕では「若さとは?」みたいな訳になっていたと思いますが、「若さ」は数えられないので、本当は違う意味ですね。
ビートルズの「ノルウェーの森」が本当は「ノルウェー材」だったりするのと同様、名詞の複数形や冠詞が日本語にないので、誤訳しやすいところです。
「青春とは何だ?」という歌い出しではないようです。

 ♪ What is a youth? Impetuous fire.
 ♪ What is a maid? Ice and desire.

多少硬い言い回しですが「an impetuous youth」つまり「向こう見ずな若者」などと言います。
それと同じ「若者」。
「maid(乙女)」と対になっています。

私はこの曲の歌詞を「Impetuous spark」と間違えて歌っていたのですが、これでは韻を踏んでいません。

 ♪ 若者とは? 激しく燃える火
 ♪ 乙女とは? 氷と欲望

恐い歌詞ですね。


【追記】No.3

朝起きると謎が解けていました。
やっぱり楽天広場から削除されたのだそうです。

でも、またまた生まれ変わって若返っていました。
元「まりぃ・ジョー ^^ 」さんは「・まりぃ・」さんになりました。
ああ、「君の名は」。

しかし、本当に驚きです。
まさに削除の嵐。
元「まりぃ・ジョー ^^ 」さんは楽天当局にマークされているのか、陰湿な密告者につきまとわれているのか。

プロ野球参入に関する不可解な動きや、今回の削除で、もう「楽天」のイメージは最低です。
結局こんなことで墓穴掘るというのがわからんのかね、「楽天」さんは。

「ピザを食べて平和になろう」の「サンパスタ」さん、「具沢山スープ」の「Good Accent」さん、冗談かましながらがんばってください。


【追記】No.2

ところで、また「まりぃジョー」さんのところが消えているようなんですが、どなたか事情をご存知ではありませんか?


【追記】No.1

「ニュース23」でアメリカの反ブッシュ・コンサートの様子をやっていた。
やっぱり金平茂紀さんですな。
パティ・スミスが「People have the power」を吠えていた。
かっこいいです。

反ブッシュとは、つまり反戦コンサートである。
もちろんブッシュに尻尾をふるミュージシャンもいる。
それでも、ロックという音楽の素性からいって、反戦の方に勢いがあるのは当然だ。

そう、問題は日本だ。
政治家とミュージシャンといえばぱっと頭に思い浮かぶのは、首相に擦り寄っていた元「X JAPAN」のリーダーだったりする。
ま、ありゃ元々ロックじゃないんだろう。
春一番コンサートの感想で「政治的な発言は不愉快だからやめてほしい」なんて書き込んでる人がいるのには驚いたものだった。
ソウル・フラワー・ユニオンの中川君みたいなのは少数派なんだろうなあ。




安かったのでDVDを買いました。
『ロミオとジュリエット』(1968年)
もちろんレオナルド・ディカプリオ君が出ている映画ではありません。

小学生の時、お従姉ちゃんに連れられて観に行きました。
周囲が女子高校生ばかりでびっくり。
レナード・ホワイティングが登場するシーンでは、客席から「かわい?い!」という黄色い声が挙がっていました。

あの若者たちのタイツがなあ、股間がなあ。
あのベッドシーンがなあ。
お姉ちゃんたちに囲まれて私は非常に恥ずかしい状況に陥っていたのですが、映画はとてもおもしろかったです。

数年後、中学生になってから朝の番組「ヤング720」で、数年前の映画『ロミオとジュリエット』のサントラ盤LPが売れているよと言っているのを見かけました。
劇中で歌われる主題歌「What is a youth?」がとてもきれいでしたね。
今でもじわっときます。

ところで、この映画のジュリエットを見ると、いつも17世紀フランスの画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(Georges de La Tour 1593-1652)の絵を思い出します。
聖なる火を前にしたマグダラのマリア(Magdalen of Night Light)であります。
オリビア・ハッセーはハスキーボイスで妙に肉感的なんですがね。

Magdalen of Night Light






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馬鹿が戦車でやってくる

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年10月20日 18:26
  • 映画

【追記】No.3

「警告!ウイルスチェックサービス」というタイトルのe-mailが届いた。

> Subject: 警告!ウイルスチェックサービス
> From: VirusCheckService@VirusGuardman.com
> Reply to: VirusCheckService@VirusGuardman.com
>
> ==========================================================================
> VIRUS GUARD and CHECK SERVICE for E-Mail Powerd by SYMANTEC Scan Engine.
>
> あなたが送ったメールにウィルスを発見しました。
> 検知されたウィルスによる感染被害防止の為、メールを削除致しました。
> メールを送信しようとした宛先は下記のとおりです。
> 729@acdia.net
>
>
> 感染ファイル名:document.txt > .exe ウィルス名:W32.Netsky.P@mm
> 感染ファイル名:old_photos_729.zip ウィルス名:W32.Netsky.P@mm
> ==========================================================================
> TT2 date:2004/10/20 15:09:51

げ、うちのパソコンはウィルスに汚染していたのか、などとあわててはいけません。
「VirusCheckService@VirusGuardman.com」が発信者になっているのはspamです。
つまり、悪質な宣伝メール。
「VirusCheckService@VirusGuardman.com」にも「729@acdia.net」にも返事など出してはいけません。
皆さんもだまされないように。


【追記】No.2

私が生まれたのは「戦後は終わった」と経済白書に書かれたころです。
でも、東京オリンピックのころになっても、まだ戦争の記憶はひとびとの心に生々しく残っていました。
軍隊を舞台にしたドラマがよく作られましたが、実際に兵役に就いた人たちが数多く見ていたのですね。

私も街角でアコーディオンを弾く「傷痍軍人」を見たことがあります。
その多くは韓国朝鮮人だったそうです。
まだ見ていないのですが、牛山純一さんや大島渚さんが制作した『忘れられた皇軍』というドキュメンタリーがありました。
皇軍はまだ生きていたのです。

「傷痍軍人」のハーモニカやアコーディオンの悲しい調べは、チンドン屋さんと共に、私にとっての最初のストリートミュージックでした。


【追記】No.1

『馬鹿が戦車でやってくる』という映画の原案は、敗戦後皇軍の兵士たちが武装解除された時に軍の物資をいろいろ持ち帰って帰郷したことに由来する。

戦地には赴かず、もっぱら内務班で苦労しただけの親父様も、みんなで好きなものをかっぱらって帰ったのだと楽しそうに話していた。
小さなころは痛快な話だと思っていたのだが、このお土産お持ち帰りは軍の方針だったようだ。
占領軍に没収されるぐらいなら、どんどん持って帰れということか。

戦車持って帰って隠してたやつもいるかもしれないねというのが、この映画の「原案」となった軽口らしい。

皇軍がどれだけいいかげんなものだったのか、兵隊たちはよくわかっていた。
真空地帯から解放されて、もう二度と戦争なんかやるもんかと、親父様たちは思ったのだ。




上々颱風のDVDに「平和が戦車でやって来る」が入っている。
字面は「戦争しましょう」という内容だ。
だけど、反戦をストレートには言っていない「反戦歌」である。
言葉にしてしまうとじつに陳腐だが、「平和が戦車でやって来る」なんてそんなわけないじゃないか、という歌だ。

このタイトルはオーケンを下敷きにしたのではありませんよ、その昔の映画『ハナ肇の馬鹿が戦車でやってくる』(1964年)ですよ。

山田洋次さんは実は日本を代表する映画監督だと思うのだが、私の場合寅さんシリーズだとちょっと鼻白むシーンが多い。
『同胞 はらから』(1975年)を早稲田松竹で観ていたら、渥美清さんが消防団長の役で一シーン出てきた。
観客は拍手喝采で大喜びするのだが、まさに監督はそれを狙っているわけで、ちょっとあざといなと感じてしまう。

途中から森崎東監督の担当のようになってしまった、もっとどろどろした危険なものが、山田洋次監督にもあったと思う。
それがたとえば『ハナ肇の馬鹿が戦車でやってくる』。
原案が団伊玖磨さんという、まあ思いつきの一言を山田監督が思いっきり膨らませて作った映画だ。

東京オリンピックの年、まだ小学校低学年だったので、街角のポスターを見かけて変な題だなあと思った記憶がある。
この時期、山田監督&ハナ肇主演で、立て続けに「馬鹿」シリーズとも呼ぶべき映画が作られた。

寅さんの原型のようなキャラクターでもあるのだが、もっと破壊的で、けっして何十年も続くような大シリーズにはなりえない「馬鹿」たちである。

社会にある差別も、生々しい形で描かれる。
『ハナ肇の馬鹿が戦車でやってくる』の主人公元戦車兵の家族は頭の弱い弟(犬塚弘)と耳の不自由な母親(飯田蝶子)である。
農地改革を憤る地主層と対立し、村八分状態にある。
最後に文字どおり社会的弱者の憤りが爆発するという筋書きである。

喜劇なのだが、後味がざらりと痛い。


千本浜 2004年10月16日





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If もしも....

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年10月 6日 18:30
  • 映画

【追記】No.4
急に秋が訪れたような涼しさですが、日没の時刻も急に早くなったように感じます。
水平線のあたりに雲が出ていると、もう5時過ぎにお日様が見えなくなります。

とりあえずCONTAXのコンパクトデジカメで撮った方をアップしました。

夕陽が好き![I Love Sunset!]

千本浜 2004年10月6日



【追記】No.3
養命酒のCMで渡さんの歌が流れてるそうだ。
もちろん見たことがない。
http://www.yomeishu.co.jp/tvcm/

渡さんに養命酒では、まるでブラックジョークみたいだ。

【追記】No.2
ふと気づくと、CSのシネフィル・イマジカはスタンリー・キューブリック特集。
今夜はこれから『時計じかけのオレンジ』(1971年)です。
マルコム・マクダウェルさんはこの映画で有名だと思うのですが、そう、『If もしも....』もこの人が主演していたのであります。

せっかくだから見るか。
明日も私は使い物になりません。

【追記】No.1
ダグラス・ラミスさんが海兵隊で日本に来たことは知っていたのですが、長い間不思議に思っていました。
マッチョなマリーンとイメージが全然合わないのです。
さっきgoogleで検索して行き当たったところで、やっと納得できました。

浄土真宗大谷派のサイトです。
沖縄から問う?仏教は戦争に抵抗できるか




イギリスの映画『If もしも....』(1968年)は、日本では1969年に公開。
リンゼイ・アンダーソン監督。
カンヌ映画祭グランプリ受賞。

なんといっても男子中学生だったもので、教室の中を独り裸で歩くおばちゃんの大きなお尻が強烈でした。
全寮制の名門パブリック・スクールの中で、ダメ男くんたちが暴力革命を起こそうと爆発するお話でした。

戦争を暴力本能で解いてしまおうとする人がいましたが、それは違うでしょう。
暴力衝動で起こせる混乱は、この映画の革命ごっこ程度のものです。
動物は大量虐殺などすることがありません。
欲と二人連れの偉いさんが、無辜の民だまくらかしておっぱじめるから戦争になるわけですわ。

『別冊世界 もしも憲法9条が変えられてしまったら』を購入。

もしも憲法9条が変えられてしまったら

ずいぶん懐かしい名前がいろいろ並んでいた。

「第二章 もし9条が変えられたら?」の前田哲男さんは「自衛隊 拘束がはずされ、海外派兵が日常化する」。
見出しを挙げておこう。
「文民統制は劣化する」
「拘束がはずされる」
「海外派兵が日常化する」

前田さんはマイケル・シャラー著『「日米関係」とは何だったのか』から二つのエピソードを紹介している。

---------------------------------------------------
一九五〇年の朝鮮戦争のさい、昭和天皇はダレス国務長官に私信を送り、「(日本の)長老たち、その大多数は、かつての軍国主義的見解なるもののために追放された人たち」が「貴重な助言と助力」を提供してくれるかもしれないので相談するよう申し出たという。
---------------------------------------------------
もう一つ。
---------------------------------------------------
ベトナム戦争でアメリカが苦境に立ったおり、ジョンソン大統領は佐藤首相に対し「旗幟を鮮明に(show the flag)」すべきときがきており、問題は「日本がわれわれをいかに助けてくれるか」だと迫ったとされる。
---------------------------------------------------
朝鮮派兵やベトナム派兵が行なわれなかったのは、9条があったためである。

『イデオロギーとしての英会話』のC・ダグラス・ラミスさんは沖縄国際大学で教えているのだな。
「9条に関する9テーゼ」がおもしろかったので、テーゼの一部のみ書き写しておこう。
他のテーゼや論証などは買うなり借りるなりして、原文をどうぞ。


  • 2 9条は日本の戦後民主主義の要である。

  • 3 9条がなくなれば、日本社会は、現在予測される以上に変わるだろう。

  • 4 日本の右翼・軍国主義勢力は、彼らがそれを意識している以上、9条によって抑えられているだろう。

  • 5 9条がなくなれば、その右翼・軍国主義勢力は、六〇年ぶりに檻から解放された肉食獣のように行動し始めるだろう。

  • 6 その解放された肉食獣が狩りに出かける時、その最初の餌とするのは、外国ではなく、日本国内、つまり自分を六〇年間檻に入れた、平和国家を求めた日本国民であろう。



『別冊世界 もしも憲法9条が変えられてしまったら』
岩波書店刊 定価1000円(悪税込み)
もしも憲法9条が変えられてしまったら






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フィールド・オブ・ドリームス

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年9月21日 20:28
  • 映画

【追記】No.2
不安定な天候でしたが、かろうじて浜で夕陽を眺めることができました。

夕陽が好き![I Love Sunset!]

千本浜 2004年9月21日


【追記】No.1

籠球 basketball
庭球 tennis
卓球 ping-pong(table tennis)
排球 volleyball
蹴球 football(soccer)
野球 baseball
水球 water polo
羽球 badminton
撞球 billiards
氷球 ice hokey
送球 handball
鎧球 American football

他に木球(bowling)や打球(golf)なんて呼びかたもあるそうだが、こうやって並べてみると、野球と卓球という訳語がいかに美しいものか、つまり日本語に定着しているのかがよくわかる。

今は亡き親父様は高校生のころ(旧制の農学校)、野球ばかりやっていたらしい。
休みの日にごろ寝している時、仰向けになって野球のボールを天井ぎりぎりまで放り上げて遊んでいた。
本当は息子とキャッチボールがしたかったのだ。
映画『フィールド・オブ・ドリームス』を見た時、それに気づいた。

巨人のファンで、槙原寛己投手が新人王を取った年に、「すごいピッチャーが出てきたなあ」と喜んでいた。
親父さんと野球の話をしたのはあれが最後だったかもしれない。
私は実に気のない返事をしたのだ。




本屋さんでちくま文庫『大阪下町酒場列伝』を探している時に、『決意!』という本が目に入った。
緊急出版、古田敦也会長&日本プロ野球選手会編となっている。
つまり、選手会の主張をまとめた本である。
支援の意味を込めて、一冊買った。

プロ野球選手会はマスコミで訴える際に大きなハンディを背負っている。
もちろん、あの「読売」の存在である。
9月18日付の日録で書いたのだが、読売新聞の社説は選手会のストを「ファン裏切る“億万長者”のスト」などとほざいている。

あきれたものだ。
これが世界で一番発行部数が多いと豪語していた新聞の社説なのである。
読売新聞はジャーナリズムではなく、球団経営者の言い分を載せているだけである。

球団が消滅することによって職を失う選手が、生涯でどれだけの金を球団から受け取るのか。
読売新聞社員の生涯賃金と比べてみてほしい。
他人様の賃金など興味がないので具体的な数字は出せないが、読売の社員の方がたくさん貰っているはずだ。
たかが数億円でナベツネに魂売り渡すのは安すぎるような気がするがな。

報知新聞やNTV系列のニュースがプロ野球選手会のストをどう報道しているのか、私は知らない。
知りたくもない。


『決意!』
古田敦也会長&日本プロ野球選手会編
双葉社 定価:本体476円+悪税
決意!


幻泉館 リンク用バナー


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エイリアン

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年9月 9日 15:39
  • 映画

【追記】No.3
ロシアではメディアの官製報道化が進んでいるようだ。
直接の契機は一昨年のモスクワ劇場占拠事件。
プーチン大統領は武装集団にインタビューを行なったマスコミを批判し、民間テレビ局の社長を辞任に追い込んだ。
さらにテロ事件報道を規制する勧告書を作成している。

政権に批判的な記者が「食中毒」で亡くなったりしているのも不気味だ。
プーチンがKGB(国家保安委員会)出身だということをあらためて思い出す。

モスクワ劇場占拠事件でプーチンの強権化が進んだのと軌を一にしているのが、アメリカのブッシュ大統領。
「9.11」を契機に、ダメ息子がマッチョな指導者に変身した。
掃討作戦と称してイラク国民を殺戮しながら、どうしてイラクを「解放」しているなどと言えるのか。
批判もあるが、基本的に米国メディアは「テロとの戦争」というブッシュの嘘を振りまいている。

よその国はともかく、日本が問題だ。
ただでさえ放送は「御用マスコミ」という体質があるのだが、今度は「国民保護法」に基づいて指定公共機関に指名された。
いよいよ有事法制が施行される。

官僚というのは、ひどい言い換えをするものだ。
「おためごかし」もいいところで、国民を保護してやると言いながら、国民を縛りつけて勝手なことをしようとする。

マスコミに責任があるぞ。
はっきり言えよ。
戦時立法、言論統制法だろ。

【追記】No.2
2006年FIFAワールドカップのアジア予選、やっと一次予選の大勢が見えてきましたね。
これで32ヵ国が8ヵ国に絞られます。
アジア枠が広がったのでそのうちの半分は確実に予選を通過できるのですが、まあ厳しいこと。
中田選手抜きで二次予選はつらいと思います。

一次予選もグループ2のウズベキスタンとイラク、グループ3の北朝鮮とUAE、どちらが抜けるのかまだまだわかりません。
日本代表は次のオマーン戦であざやかに勝って、一次予選通過を決めてもらいたいものです。

ヤフーのリンクは蹴られるのかな。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/wc2006/data/asia_q1_table.html
あ、スポーツナビなら大丈夫なんだ。

【追記】No.1
今夜はCSの音声チャンネル、別のところを聴いてみることにしました。
70年代ロック&ポップスというところをお試し。
確かに番組表で曲名を眺めると、心がなごみます。
アン・マレー「スノーバード」が楽しみ。

STAR digio 100
チャンネル:456 ROCK/POPS CLASSICS 70s
放送日:2004 9/6?9/12
開始時刻:4:00?8:00?12:00?16:00?20:00?24:00?
楽曲タイトル:演奏者名

●ROCK/POPS CLASSICS 70s
Promises : ERIC CLAPTON
Snowbird : ANNE MURRAY
Please Come To Boston : DAVE LOGGINS
A Pirate Looks At Forty : JIMMY BUFFETT
Talking In Your Sleep : CRYSTAL GAYLE
Landslide : FLEETWOOD MAC
We've Only Just Begun : CARPENTERS
Country Girl : CROSBY, STILLS, NASH & YOUNG
Stealin' : URIAH HEEP
I'll Be There : JACKSON 5
Who Loves You : The Four Seasons
I THINK I LOVE YOU(悲しき初恋): THE PARTRIDGE FAMILY
Easy : THE COMMODORES
Ain't Talkin' 'Bout Love : VAN HALEN
The Wanton Song : LED ZEPPELIN

●ROCK/POPS CLASSICS 70s
Rainy Night In Georgia : Brook Benton
BLITZKRIEG BOP : RAMONES
Thunder Island JAY : FERGUSON
New Orleans Ladies : Le Roux
Point Of Know Return : KANSAS
SOMEONE TO LAY DOWN BESIDE ME「誰かわたしの側に」: Karla Bonoff
YOU CAN GET IT IF YOU REALLY WANT : JIMMY CLIFF
Loves Me Like A Rock : Paul Simon
American Pie : DON McLEAN
The Loco-Motion : GRAND FUNK RAILROAD
Fire On The Mountain : Marshall Tucker Band
Space Oddity : DAVID BOWIE
Southern Man : NEIL YOUNG
Minute By Minute : THE DOOBIE BROTHERS

●ROCK/POPS CLASSICS 70s(再)
Dream On : AEROSMITH
Spirit In The Night : BRUCE SPRINGSTEEN
Rockin' Down The Highway : THE DOOBIE BROTHERS
A Horse With No Name : AMERICA
Baby Come Back : PLAYER
I've Found Someone Of My Own : Free Movement
Peace Train : CAT STEVENS
Montego Bay : BOBBY BLOOM
Cocaine : JACKSON BROWNE
Black Water : THE DOOBIE BROTHERS
DOCTOR WU : STEELY DAN
Strange Magic : ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA (E.L.O.)
PEACE OF MIND : BOSTON
The Captain And Me : THE DOOBIE BROTHERS

●ROCK/POPS CLASSICS 70s(再)
The Chain : FLEETWOOD MAC
I'm Eighteen : ALICE COOPER
Move Over : JANIS JOPLIN
Aja : STEELY DAN
Tight Rope : LEON RUSSELL
Dreams : FLEETWOOD MAC
Truckin' : Grateful Dead
Clean Up Woman : BETTY WRIGHT
Honesty : BILLY JOEL
Rock And Roll : LED ZEPPELIN
Sail On Sailor : THE BEACH BOYS
Precious And Few : CLIMAX
HEAD GAMES : FOREIGNER
One Way Out : THE ALLMAN BROTHERS BAND



NHK BS-2で「エイリアン」シリーズの三作を三夜連続放映している。
私はジュネ監督の映画が好きなので『エイリアン4』がお気に入りなのだが、本来のエイリアン・マニアには評判が悪いかもしれない。

1979年『エイリアン(Alien)』リドリー・スコット監督
1986年『エイリアン2(ALIENS)』ジェームズ・キャメロン監督
1992年『エイリアン3(ALIEN3)』デヴィッド・フィンチャー監督
1997年『エイリアン4(Alien: Resurrection)』ジャン=ピエール・ジュネ監督

それぞれ映画の趣がかなり違うところがいい。

話としては三作で完結していて、四作目はパラレル・ワールドのようなものと考えた方いいかな。
リプリー(シガニー・ウィーバー)以外の俳優さん、ジュネ&キャロ映画の常連やプッツン俳優ウィノナ・ライダーが活躍するところもエイリアンらしくない。
エイリアン自体が得体の知れない恐ろしい怪物から等身大の異星人に格落ちしてしまった感もある。

そういえば、コンタロウさんの『1・2のアッホ』には「江入やん」なんて登場人物がいなかっただろうか。
かつて、核兵器の「悪」を象徴するものとして造形された「ゴジラ」が、怪獣ブームによて善玉に生まれ変わり、イヤミのシェーまでやってしまったことを思い出す。
いや、そこまでエイリアンは落ちてはいませんがね。

今年は『エイリアンVS.プレデター(Alien vs. Predator)』が公開されるんだそうな。
う?ん、どう考えても、それぞれのシリーズを上回る映画にはならないだろうなあ。
私の場合はどちらかと言えば「捕食者」プレデターよりは「異邦人」エイリアンを応援したいのであるが、どうもエイリアンの方が悪役を貫きそうな予感。

Windowsのテーマは、もう「Alien vs. Predator」が配付されてますね。
[ Alien vs Predator Xtreme Desktop ]

以前Alienのテーマを入れていたので、懐かしくなってインストールしてみました。
やかましいうえに、なんだかやたらにいろいろ動き出すので煩わしいことがわかりました。
即刻アンインストールしました。

[ Alien vs Predator Xtreme Desktop ]


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父と暮せば

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年8月17日 00:01
  • 映画

岩波ホールへ映画を見にいった。
黒木和雄監督『父と暮せば』。
前売りを買ってあったので入れたが、その回の当日券は売り切れだった。
前売りでも定員で締め切って入れなくなるのだが、ゴネて入っている人がいた。
理不尽な行為ではあるが、前売り買って入れなかったら、ゴネるべし。
岩波ホールでは入れるようだ。
通路は補助席がびっしり埋まっていたよ。

この映画に人が入るのはいいことだと思う。

煩悩をいっぱい抱えたままの明るい幽霊「おとったん」は観客を笑わせてくれる。
だからこそ、映画を観ている者は皆涙を流す。
作家の想像力が生み出すリアリティとはこういうものだ。
元が二人芝居の戯曲なので、原田芳雄さんと宮沢りえさんの対話がほとんどを占める。
それだけに、黒木監督の押さえた演出と、入魂のCGが光る。

戦争はいかん。
戦争を止める、戦争を反対することに、論理は不要だ。
詭弁を必要とするのは、戦争をしようとする者たちだけである。
奴らが恐れているのは、戦争なんて嫌だという、普通の人々の気持ちだ。

生きている者は、死んだ者のおかげで生きている。
だからこそ、戦争で何が起きたかを次の世代に伝える義務があるのだ。

「おとったん、ありがとありました」

井上ひさし『父と暮せば』

井上ひさし
『父と暮せば』
 新潮文庫
 340円(悪税込)
 

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やさしいにっぽん人

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年8月 6日 19:42
  • 映画

【追記】No.2
浜へ行って驚きました。
始めて見ました、サメで「遊泳注意!!」。
以前にも出ていたのかしら。

西の空は雲で真っ黒になっていて、夕陽はおあずけでした。

遊泳注意!!

【追記】No.1
タイトルに使った「やさしいにっぽん人」は東陽一監督の映画(1971年制作)から採ったものです。
主題歌を主演の緑魔子さんが歌っていました。

 ♪ 疲れたら眠りなさい
 ♪ わたしが歌をうたってあげる

作詞は東監督なんですが、作曲は田山雅充さんなんですね。
今回知って驚きました。
認識や言葉の不確かさを歌っています。

 ♪ あなたが森と思っているものは
 ♪ 死んだ人たちの爪の跡
 ♪ あなたが風と思っているものは
 ♪ まだ生まれていない息子たちの声




高校生の女の子たちの会話が耳に入る。
私の出身高校の後輩たちではないか。
私がいたころは45人のクラスに女子が7人いたのかな。
今は男女比が同じぐらいなので、学校の雰囲気もだいぶ変わったのだろう。

サッカー部の男の子たちが韓国遠征に行くらしい。
といっても、練習試合をした翌日はKリーグの試合を観戦したりで、観光旅行みたいなものらしい。

いいことだよな、隣国がちかくなるのは。
韓国のサッカー少年たちと友達になって、楽しく国際交流してほしい。

女の子たちの一人が妙なことを言い出す。

「危ないじゃん! 日本人だってわかったらボコボコにされるよ!」

アジアカップでの「反日応援」を韓国のことだと思い込んでいるらしい。
さすがに他の女の子たちが、その勘違いを訂正している。
無知が悪であることもあるのだ。
サッカー部の少年たちは海峡を渡って何を見てくるのだろう。

ホイットマンはアメリカを歌う。
先住民や黒人を歌う。
侵略と虐殺と差別の歴史。
それでもホイットマンはアメリカを愛し、アメリカを誇らしげに歌うことができる。

私はそんなふうに日本を歌うことができない。
そんなふうにアイヌや朝鮮人を歌うことはできない。
千本浜の夕陽を愛しているが、「反日」の言葉しか出てこない。

「やさしいにっぽん人」よ、私は何よりもお前がダメだと思うのだ。

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八月の濡れた砂

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年7月31日 17:37
  • 映画
【追記】No.4
急に出かけることになりました。
二日ほど留守します。

では♪

【追記】No.3
楽天広場の定期メンテナンスがあるそうです。
 [日時] 2004年8月3日 1時00分?2004年8月3日11時00分

この時間にシステムを停止して、「デザイン機能を大きくバージョンアップ!」するのでしょう。
またしばらく不安定になるかもしれませんね。
スタイルシートが使えるといいのですが、そういう改変ではないようです。

新機能の変更点で既にわかっていて、私が影響を受けるところは、「3 タイトルの画像の高さが最大『150pixel→90pixel』となります。」という箇所です。
「現在登録されている画像の高さが90pixelを超え」ている人は、上下が自動的にカットされます。

幻泉館の看板画像を見たところ、高さが90ピクセル(90ドット)を超えていたので、89ピクセルに縮小した画像に差し替えました。
看板が少し小さくなったんですよ。

タイトルに自前の自前の画像を使っている方は、とりあえず同様の作業をするか、画像を他のものに差し替えた方がよろしいでしょう。
編集ページのトップにでで?んと書いてある「デザイン機能を大きくバージョンアップ!」にある、「>>新機能と変更点についてはこちらからご確認ください。 」を御覧くださいな。

【追記】No.2
「朝まで生テレビ」をちらりと見る。
「激論! 日本のプロ野球が滅亡する?!」
古田選手まで出ているのだが、あんまり激論になっていない。
本当に滅びるぞ、こりゃ。

日拓ホームが名指しで非難されている。
宣伝のために球団を所有し、一年間で売り飛ばした会社だ。
1973年の日拓ホームフライヤーズ。
クラウンライターライオンズは二年間だけ存在して、江川投手をドラフト指名して消えてしまった。
そういう会社と一緒にするなと、ライブドアの社長さんが言っている。

放送と通信がこれから急激に変わってしまうことだけは確かだ。
放送は地上波がデジタル化してどうなるんだ。
通信は番組コンテンツを充実させて、放送を駆逐するのかもしれない。

二宮清純さんが言うように、日本にスポーツ文化はない。
中学高校の部活動や大学体育会、そして大手広告代理店がその芽を摘んでいるのだろう。

Jリーグには、日本に新しくスポーツ文化を育てる光明も見えた。
かつて一緒に「八月の濡れた砂」を歌った男が、韓日ワールドカップの時よくメディアに登場していた。
しかし、彼らが大儲けをした後、結局草も生えないような荒れ地だけが残っているのではないだろうな。

【追記】No.1
ここ数日間撮っていた夕陽画像、フィルム分を現像に出してきました。

更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]
千本浜 2004年7月 A→D





chappiさんが学生時代にいたサークルでは、コンサートの最後に「天使のハンマー」を歌っていたそうです。
テーマソングのようになっていたのですね。
なかなかかっこいいです。

私がいたサークルでは、飲み会の最後に「八月の濡れた砂」を歌っていました。
高田馬場の「水車」というお好み焼き屋さんや、「ニュー浅草」という居酒屋さんです。
ああ、先輩が酔っ払ってふらつき鉄板に手をついて、掌をジュッと焼いてしまったことがあったなあ。
かっこ悪いですね。

八月の濡れた砂「八月の濡れた砂」は井上陽水さんと結婚した石川セリさんが歌っていました。
そう、若者に言っても通じない「いたれりつくせり石川セリ」の石川セリさんです。

この人は少年ドラマシリーズ『つぶやき岩の秘密』のテーマソング「遠い海の記憶」も歌っているので、実はかなりファンの多い隠れた「夏歌手」なのではないでしょうか。
もちろん「八月の濡れた砂」は、藤田敏八監督の映画『八月の濡れた砂』(1971年)の主題歌です。

「みどりぶた」こと故林美雄アナウンサーがパック・イン・ミュージックで毎週かけていたのを聴いたのだと思います。
高校生の時にこの映画と曲を知りました。
実際に映画を観たのは高校を出て上京してからです。

十代の不安といらだち、大人に対する憤り、こんなものがもやもやと膨らんでいって爆発する様子が痛々しくて、観るのが少しつらい映画でした。
今も石川セリさんの歌を聴くと胸が痛みます。
監督のビンパチさんも、主演の広瀬昌助さんも、林美雄さんも亡くなってしまいました。

 ♪ 私の海を まっ赤に染めて
 ♪ 夕日が血潮を 流しているの
 ♪ あの夏の 光と影は
 ♪ どこへ行ってしまったの

まるで「サークル歌」のようになっていたのは、私たちのサークルが、この映画の脚本家が学生時代に作ったサークルだったからです。

彼らは私たちのように8ミリでくだらない青春映画を撮っていたのではありません。
16ミリの機材を借りて、大分県で火力発電所建設反対運動のドキュメンタリー映画を作っていたのです。
佐藤忠男さんの書いた『日本記録映像史』にも登場する、その映画は『ぶんご夏』というタイトルでした。

その大先輩は鬼才として知られ、監督作品として残した映画はごくわずかですが、数多くの映像作品に脚本家として参加しました。
1992年に54歳で亡くなりました。
名前を大和屋竺といいます。

 ♪ 悲しみさえも 焼きつくされた
 ♪ 私の夏は 明日もつづく

「八月の濡れた砂」(A面)
 歌:石川セリ 作詞:吉岡オサム 作曲:むつひろし 編曲:秋葉洋
「小さな日曜日」(B面)
 歌:石川セリ 作詞:山川啓介 作曲・編曲:樋口康雄

八月の濡れた砂『八月の濡れた砂』
 (1971年 日活)
 監督:藤田敏八
 脚本:藤田敏八
    峰尾基三
    大和屋竺
 出演:広瀬昌助
    村野武範
    中沢直人
    藤田みどり
    テレサ野田
    渡辺文雄
    地井武男
    隅田和世




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昭和維新の歌

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年7月22日 00:00
  • 映画
【追記】No.4
ブッシュがテロだと決めつけるのは、そりゃヤクザのシノギと一緒です。
インネンつけて戦争をしかける。
まさにならず者国家の所業です。

「テロ」という言葉を恣意的に遣ってるのだから、そんな枠組みに入りこんではいかんですよ。

日本の民主主義が脆いのは、レジスタンスの経験がないからだと言われますね。
ニッポンという枠組みでは常に侵略者の側にいたということでしょう。

ヨーロッパの例を持ち出すまでもなく、八路軍、三一独立運動、ベトコンといった動きをテロと呼ぶのは、紛れもなく侵略者の視点です。

【追記】No.3
かゆいです。
暑いので、ものすごい勢いでノミが増えているようです。

枕元にマグカップを置いていたら、ノミが浮かんでいました。
跳びこんでしまったのですね。
おやおやと思っていたら、もう一匹跳び込みました。
二匹目にはぞっとしました。

洗面所に水を張ってそこにカップのノミどもを流し込んだら、そこにもまた一匹跳び込んできました。
夜中にシーツの上でじっと目を凝らしていると、また数匹つかまえました。
ただでさえ寝苦しいのに、深夜ノミと格闘です。

暑苦しい右翼の街宣社ですが、幻泉館地方の右翼に思想的背景はないようです。
オレたちはうるさいんだぞとアピールしておくのが普段のお仕事。
インネンつけて金を脅しとるというシノギで暮らしているようです。

たとえば竣工期限の迫った公共事業の工事現場へ行って作業の妨害をする。
邪魔されたくなかったら金を出せよということです。
寄生虫みたいなものです。

【追記】No.2
光化学スモッグ注意報が出た日の夕方。
雲が厚くて夕日が見えず、人影も少ない。
それでも一人で海を眺める人がいた。

千本浜 2004年7月22日

【追記】No.1
夏見還さんのレスにあった、右翼芸人(?)鳥肌実さんのサイトです。
音がうるさいので気をつけてください。

[鳥肌実 公式ホームページ]




空はどんよりと曇っているのだが、放送塔のスピーカーから光化学スモッグ注意報が流れる。
風がないのだろう。
湿度が高くて蒸し暑い。

線路の反対側から、小林旭さんの歌が聞こえてくる。
すごい音量なんじゃないか。
右翼の街宣車だ。

このあたりの街宣車は旭さんや鶴田浩二さんの歌を流していることが多い。
「出征兵士を送る歌」は時々かかる。
なんだか勇ましい感じがして好きなんだろう。

ところが、「昭和維新の歌」がまったくかからないんだなあ。
これは前から不思議。

 ♪ 汨羅の淵に波騒ぎ
 ♪ 巫山の雲は乱れ飛ぶ

汨羅江は中国湖南省の北東部の川で、湘江に注いでいる。
楚の屈原が投身したことによって名高い。

「巫山の雲雨」も楚の話。
懐王が昼寝して巫山の神女に遇った夢を見た故事から、男女の情のこまやかなことのたとえとして用いられる。
また、男女の情事そのものを指すことがある。

つまり、「昭和維新の歌」冒頭の意味は、「自殺者が相次ぎ、男女の間は乱れ切っておるぞ」ということになる。

そりゃ無理だ。
街宣車の右翼には言葉の意味がわからない。

一番の後半は簡単です。

 ♪ 混濁の世に我立てば
 ♪ 義憤に燃えて血潮湧く

悲憤慷慨、清廉なる「我」は熱血漢なのでございます。
だから、二番なんてなかなかいいですよ、財閥批判です。

 ♪ 財閥富を誇れども
 ♪ 社稷を思う心なし

日本で最大の財閥はどなたの一族だったのか、作詞者に尋ねてみたい気がします。

「維新」とは、右翼による「革命」のことです。
明治維新は戊辰戦争という内戦によって達成した革命でした。
主に西日本の雄藩と、東北諸藩の間の戦争です。

第二次世界大戦とは桁が違うのですが、戊辰戦争、西南戦争、日清戦争は戦没者の数がほぼ同じで、どれも一万人余りなのだそうです。
日清戦争は戦死者よりも病没者の方がずっと多いので、実際の戦死者は戊辰戦争、西南戦争という激しい革命戦争によって明治維新が成ったのだということになります。

維新戦争で敗れた東軍(佐幕側)の戦死者は会津藩が群を抜いて多く、以下幕府軍、仙台藩、水戸藩と続きます。
白虎隊の地で今も薩長新政府に対する反感を耳にするのは、戦争の記憶が残っているからでしょう。

金融恐慌以降、汨羅の淵の波を騒がせ、身売りが相次いだのも、この地方ではなかったでしょうか。

鈴木清順監督『けんかえれじい』(1966年)
吉田喜重監督『戒厳令』(1973年)

こんな映画を見て、北一輝のことを調べたことがあるのです。
直接「昭和維新の歌」に惹かれたわけではございません。


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百年の孤独

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年7月12日 13:43
  • 映画
【追記】No.1
『百年の孤独』を原作とした寺山修司監督の『さらば箱舟』(1984年)は、結局マルケスに認められることはなかったようですね。
原田芳雄さんが亡霊を演じていました。

芳雄ちゃんは鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』(1980年)でもそんな役でしたね。
黒木和雄監督の『竜馬暗殺』(1974年)や『祭りの準備』(1975年)では生きている人間の役ですが、死の影は非常に濃かったと思います。

かなり強引に引っ張りましたな。
この夏、黒木監督の新作、『父と暮らせば』が公開されます。

井上ひさしさんの戯曲が原作。
黒木監督としては『TOMORROW/明日』(1988年)『美しい夏キリシマ』(2003年)に続く戦争レクイエム三部作の完結編となります。
庶民の日常と戦争を静かに描いた反戦映画ですね。
芳雄ちゃんはまた幽霊の役です。
ひさびさに岩波ホールへ見に行こうかと思っています。

『父と暮らせば』オフィシャルホームページ




昨夜選挙戦最後の党首演説をテレビでちらりと見た。
公明党神崎代表がすごかった。

「百年ビクともしない年金法を作り上げました!」
平気でウソをつく人だな。

マルケスだったか。
「百年経ったら、その意味わかる」

いや、百年も要らない。
あっという間にバレるウソだろ。



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ナッシュビル(1975年)

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年7月 4日 13:56
  • 映画
【追記】No.4
WOWOWが無料放送の日であった。
ドタバタと畑仕事に出る前に気づいて、『ホテル・ハイビスカス』を録画して出かける。
ちょっと頭が欠けたのが残念。

大汗かきました。
暑いっすね。

【追記】No.3
夜中に大友克洋さんの『AKIRA』をやっていたので、ついつい全部見てしまう。
そうか、アニメだとこういう話になっていたのか。

『童夢』が1980年だったろうか。
ということは、『ハイウェイスター』『さよならにっぽん』を読んだのは70年代ということになる。
双葉社「漫画アクション」の作家さんだった。
最初は日本人の顔をちゃんと描いたというところに惹かれたのでありました。

綺譚社から出ていた作品集はどこに行ったかな。
後で探そう。

【追記】No.2
土曜の昼下がり、浜に行くと「トライアスロン大会」の垂れ幕が下がっていた。
堤防の上にパイプで柵が作ってあり、定間隔で番号が付いている。
自転車を留めるところかな。
競技をしている様子はないので、日曜日に開催らしい。

カイトサーフィンも見えるし、海で泳いでいる男子中学生らしい集団もいた。
本当にもうすぐ夏休み。

千本浜 2004年7月3日

【追記】No.1
明けて7月4日はアメリカ合州国の独立記念日です。

ジョージ W ブッシュという凡庸な人物がこの大国の大統領になった後しばらくの間、なにか非常に大きな劣等意識を抱いているように見えた。
彼自身、ビジネスでも政治でも自分が無能であることを知っていたからである。
他人から指摘されたくはないけどね。

そこで彼は「Independence Day」(1996年)という娯楽映画の中にその解決策を見いだした。
「そうだ、オレはあれになっちゃる!」
地球を侵略せんとする異星人と戦う、マッチョな大統領。
いよ、大統領! 宇宙一!

ペルーの大統領になった日本人が銃を持ってみせたのと同様に、やたらに軍服を着たがり、そして異星人と戦う決意をしたのである。

もちろんそんな異星人なんていやしない。
そこで、自分が正確に覚えられないような地名の場所に暮らしている異教徒を血祭りに上げることにした。
さいわい、アジア人の生命はWASPの五十分の一程度の重さしかないらしい。
これで再選確実……ありゃ、ダメなのか?

あだしごとはさておき、『ナッシュビル』のクライマックスには、ある悲劇が用意されています。
でも、パンドラの箱に最後に残っていたという小さな「希望」が仕掛けてあります。
このあたりが、アルトマンがアメリカの監督らしいところだと思います。

スタッフ&キャストのリンクが充実した日本語サイトを見つけましたが、下の方にある「ユーザーコメント」は不正確なネタバレがあるので、ご覧にならない方がよろしいようです。

ナッシュビル(1975)




Nashville ポスター

ロバート・アルトマン監督というのは非常に毀誉褒貶の激しい人で、その作品が嫌いな人は全然ダメなんでしょうな。
私は大好きです。
大御所なのに、なんだかカルトな雰囲気ね。

まるでバラバラに見えるいろいろなエピソード。
それぞれ勝手にささやかなドラマと格闘している人々の群れが、クライマックスで一つにまとまる。
それが最も鮮やかに成功した大傑作が、『ナッシュビル』(1975年)だ(と私は思う)。

公開時に見ていないので、後年テレビで見た。
ところが、途中から何気なく見始めたので、どうにもちゃんと全部見たくなってしまった。
ビデオを入手しようと思ったら、これが日本では出ていない。
そこでアメリカから個人輸入で買ったのだ。

今はamazon.co.jpで、そのアメリカ版ビデオを扱っている。
検索したら、2本組みで1684円(悪税込)。
大傑作ですから、安いものですよ(と私は思う)。

これは音楽映画でもありまして、キース・キャラダインが自作自演で歌う「I'm Easy」なんて、本当にいい曲です。
この弾き語りで主婦を誘惑してしまったりするのですが、なんだか納得できちゃいます。

とにかく出演者が多いので、下のリンク先で見てください。
すごい人がいろいろ出ています。

Nashville (1975)

カントリー&ウェスタンの大御所を演じるヘンリー・ギブソンさんは、『ブルースブラザーズ』(1980年)でネオナチのおっさんの役をやってた人ですね。
美空ひばりとジョーン・バエズを足して2で割ったような歌姫役のロニー・ブレイクリーさんは、ヴィム・ヴェンダース監督の奥さんだった人。
他にも、いろいろおもしろい人が出ています。

Nashville クライマックス


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全身小説家

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年6月 5日 22:49
  • 映画
【追記】No.5
カメラが戻ってきたのでひさびさにヒナを撮影。

これは私の食事中。
テーブルの上に登ってなんかくれと訴えているところです。
行儀悪い。
チビ君は一度叱ったら二度と食卓には上がらなかったのに。

なにやら憮然としております。

夕食時のヒナ 2004年6月5日

【追記】No.3
マーチン弩級28号君の弦を張り替える。
この前買ってきた、あのくるくる巻き試してみる。
なるほど、少し楽になる。
でも、ペグを傷つけそうだなあ。

あ、間違えた。

弦を巻きつける向き、普通は左に回すと音が高くなるように巻くのです。
4弦から6弦の太い弦はいつも通りの向きに巻いたのですが、3弦を逆に巻いてしまいました。
この弦だけ逆というのも合わせにくいので、1弦と2弦も逆に回しました。
なんだかうんじゃらげ。
悔しいな。

蚊がプ?ンと飛んでくる。
熱を出していたようで、ヘルペスの疱疹ができる。
昼間はお天気がよくて御機嫌だったのに、なんだかなあな気分だわ。

【追記】No.2
井上防災担当相の失言。
あのひと、何も悪いとは思ってない。
ん?、これはどこかで聞いたようなパターン。

ああ、あの人、小泉クンの親分の元首相がよくやってたわ。

【追記】No.1
帰宅すると修理済みのカメラが届いていた。
メモリーを入れて、5月21日の夕陽画像を吸い出す。
おお、ひさしぶり。

更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]
千本浜 2004年5月21日 PENTAX




有馬敲さんの『時代を生きる 替歌・考』をぱらぱらと眺めているのだが、実際に自分が歌ったことのある替え歌は少ない。

インチキな伝統を誇っていた出身高校で歌わされた応援歌が替え歌なのは気づいていた。
歌詞の方も著名な漢文からの剽窃である。
旧制中学生たちがおもしろがって作ったものがいつのまにか「伝統」になってしまったのだろう。

ハワイ民謡の「タフワフワイ」とアメリカ南北戦争時の「リパブリック讃歌」は同じ曲なのだが、どちらが元歌かわからない。
アメリカでも「リパブリック讃歌(Battle Hymn of the Republic)」には、「ジョン・ブラウンの赤ちゃん(John Brown's Baby)」という別系統の歌詞があり、日本でも数多くの替え歌が生まれた。

 ♪ 権兵衛さんの赤ちゃんが風邪ひいた
 ♪ 権兵衛さんの赤ちゃんが風邪ひいた
       (「権兵衛さんの赤ちゃん」)

 ♪ お玉じゃくしは蛙の子
 ♪ なまずの孫ではないわいな
       (「お玉じゃくしは蛙の子」)

どちらもおなじみだが、それぞれ「権兵衛」を他の名前に変えたような変種も多い。
有馬さんの本によれば、大正時代の演歌師によって非常に数多くの替え歌が生まれたらしい。
幻子心母が女学生だった時代に歌ったという、きれいな替え歌も載っている。

 ♪ 小さい鉢の花ばらが
 ♪ あなたの愛の露受けて
       (「ばらの唄」)

 ♪ たたねばならぬ旅の空
 ♪ さらば静かに暮らしてよ
       (「訣別」)

さらに、一度も聞いたことのない替え歌もいくつか載っていて、替え歌の世界ではこの曲が非常に人気者だということがわかる。
振りを付けて踊りながら楽しく歌うこともできるし、寂しげなアレンジも可能な曲なんですな。

「竹田の子守唄」のメロディや歌詞の検証もしている。
有馬さんによれば、「竹田の子守唄」が歌われるようになったきっかけは1966年、東京芸術座で住井すゑさんの『橋のない川』を舞台上演する際に、音楽監督の尾上和彦さんが、竹田に伝承されてきた曲をベースにアレンジを加えて用いたものだという。
ここまで出自が確定されるとは思わなかった。

それを伏見の合唱団「はだしの子」がレパートリーに加え、それを聴いた高石友也さんや高田恭子さんが歌うようになった。
それを赤い鳥の後藤悦治郎さんがレコーディングしてヒットさせたのである。
竹田で歌われていた子守歌を採譜したものが掲載されているが、ヒットしたおなじみの「竹田の子守唄」は、実際には尾上和彦さんが作曲したものということになるようだ。

おもしろかったのは、井上光晴さんの話。
小説『地の群れ』に自作の手まり歌を載せたところ、NHKが現実に歌われている歌と勘違いして「新日本紀行 長崎」で紹介したのだそうな。
もっとも、「うそつきミッチャン」の言っていたことなので、どこまで本当か知りませんよ。

 ♪ 四月長崎花の町
 ♪ 八月長崎灰の町
 ♪ 十月カラスが死にまする
 ♪ 正月障子が破れはて
 ♪ 三月淋しい母の墓

全身小説家

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赤頭巾ちゃん気をつけて

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年6月 1日 16:24
  • 映画
【追記】No.2
そういえば数年前に足の親指の生爪をはがした時、『赤頭巾ちゃん気をつけて』を思い出しました。
これか!
という感じ。

でも、痛風の発作の方が往生こきました。
不思議なことに痛風は三十代の間だけで、もう治りました。

【追記】No.1
歯医者さんに行ってきました。
前回忘れていたので、ひさしぶり。

親知らずの詰め物が外れた箇所を穴埋めしてほぼできあがり。
再来週行って終わりかな。

歯は直接自分で見ることができないので、いろいろ妙な想像をしてしまいます。
接着剤の臭いをさせながら歯医者さんがこちょこちょいじっている時は、瓶の中の船の模型を想像します。
小さな時に作った戦艦大和のプラモデルが、奥歯にくっついている映像。
熱線で照らしている時は、線香花火のあの最後の赤い球を口の中に落とされるような感じがして恐いです。

一時期、砂糖菓子が崩れるように歯がぽろぽろ崩れていく夢を見ましたが、このごろは見ません。



5月30日(日)付毎日新聞朝刊書評欄。
清水徹さんが奥武則著「むかし<都立高校>があった」を紹介している。
1967年都立高校の格差是正のために導入された学校群入試制度が、それまでの長い歴史に支えられた都立高校のあり方を殺してしまったと著者は主張しているそうだ。

平凡社刊1890円(悪税込)。
う?ん、買わないかな。

地方都市、つまり田舎の中学生だった私は庄司薫さんの「薫クン」シリーズを通して、学校群制度以前の都立日比谷高校というものを知った。

番町小学校→麹町中学校→日比谷高校

なんちゅう「エリートコース」だ。
越境して公立の小学校に通うなんてアホかいなと思ったものだ。

現在実に希少な社民党国会議員である保坂展人さんは、この幻想に支えられ越境通学し、中学全共闘を名乗るに至った。
彼には壊さなければならない幻想があったのだ。

私やizumatsu君と大学1年の時同じクラスにいた九州成君(仮名)は惜しいところで日比谷高校に進学せず、九段高校に通っていた。
学校群制度のためである。

彼はさらにまた惜しいところで大学は第一志望の官僚養成学校を落ちて、すべりどめだった私たちの学校に来ていたのだが、結局は受けなおして官僚養成学校に行ってしまった。
それでサッカーばかりやっていたそうだが、今は社会学の先生をしているはず……なんですが、お元気でしょうか。
90年代に一度吉祥寺のまめ蔵で一緒にカレー食いました。

「薫クン」の日比谷高校では、その「いやらしさ」が繰り返し強調されていた。
学校の勉強なんぞクソだぜと気取ってみせたり、トリビアな知識で友人を驚かせたり、エリート予備軍の俗物根性が描かれていて、実はこれには少し憧れたのであります。

旧制中学からの伝統ということでは、私の通っていたのんびり東高でも、ことあるごとにそんなことを言い立てていた。

ただ、アホな先輩が言いたがる伝統がインチキなものであることはすぐにわかった。
たかだか十年程度の習慣を伝統とは片腹痛いわい。
悪しき「伝統」、ばからしい習慣は壊さにゃならぬ。

壊すのに失敗した僕は、早乙女(仮名)という教師にフォークソング同好会をつぶされたこともあり、のんびり東高とはなるべくかかわらないようになった。

そうそう、アホな先輩、当時空手部部室の前に呼び出してくれた川村(仮名)という上級生のことは、今も軽蔑している。
いまごろはきっと地域の青年会議所なんぞのメンバーにでもなっていることだろう。

早乙女(仮名)という教師も上昇志向が強かったな。
さしたる理由もなくフォークソング同好会をつぶすといったようなことを繰り返して生徒の自主性を摘み取っては出世を続け、地域の教育長になったようだ。
前にも書いたが、私が最も軽蔑する教師だ。

いかん、いかん、つい力が入ってしまった。

ところで私信、じゃん子さん、作者の庄司薫さんは、小説の主人公の薫クンよりだいぶ年上のはずです。
今のじゃん子さんが、高校生を描写する感じかな。

薫クンシリーズ
『赤頭巾ちゃん気をつけて』

小説は1969年発表。
あ、芥川賞受賞してるんだ。

翌年(1970年)映画化。
森谷司郎監督、薫クンの役は岡田裕介さん、由美ちゃんの森和代さんが良かったです。
佐良直美さんが同名タイトルの主題歌を歌ってました。


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津軽じょんがら節

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年5月16日 10:47
  • 映画
【追記】No.4
炊飯器の調子が悪いので、急いで買いに行かねばならない。

亡き親父様は、どうも電気やガスの炊飯器が苦手で、自分で炊かなければならない時には飯盒を使っていた。
飯盒をガスの火にかけるのだ。
独身時代もきっとそうやって御飯を炊いていたのだろう。

確かに電気炊飯器よりおいしかった。
でも、後片付けが大変なんだよね。

【追記】No.3
ご当地自慢大会開催中!

会場はこちら→「私のキティちゃん」

【追記】No.2
ビデオでETV特集の冒頭を見る。
もちろんそのままもう一度番組を見てしまう。
映画館に上映途中から入った時みたい。

 ♪ 学校で何を習ったの?
 ♪ 可愛いオチビちゃん

懐かしい「高石友也」だと思う。
その時代リアルタイムで聴いたわけではない。
数年後、中学生になってから遡って聴いたはずだ。

岡林信康さんや中川五郎さんが歌うようになったのは高石さんを見たからだという、なんといっても元祖関西フォーク。
URCも元は高石さんの事務所がやっていた。

本名は「尻石」という珍しい苗字だったと思うのだが、地域によってはよくある名前なのかしら。

以前ピート・シーガー『虹の民に送る歌』のことを書いたのだが、あの本は高石ともや事務所で買ったものだ。
宵々山コンサートのCDもそうだったかしら。
FAXでやりとりをしたのだが、高石さん御本人が作業をしていました。
中山ラビさんや友部正人さんも、返事をくださるのは御本人なのかな。

【追記】No.1
浜で津軽三味線を聴きながら、映画『竹山ひとり旅』(1977年 新藤兼人監督)を思い出していた。
それでこの映画のことを書こうかと思ったのだが、中止。
三線から生まれた楽器、「一五一会(いちごいちえ)」に話が戻ります。

ヤフオクで中古に新品以上の値が付いてしまうという品薄状況らしいのですが、本当かしら。
と思って、以前利用したことがある楽器の通信販売サイトを覗いたのです。
近所の楽器店よりかなり安いところです。

その楽器屋さんのサイトでは、「一五一会」の廉価バージョン「音来(にらい)」には「※現在ご注文が殺到しておりますので、発送はご注文順とさせていただいております。ご了承くださいませ。 」と書いてありました。

ところが、「一五一会」の方にはそんな注記がないのです。
価格も、ケース付きでも本体のみの標準価格より安いのです。
あれ?
教則ビデオや楽譜集を付けてもまだ安い。

なんだか注文しなくては損だという気がしてきました。
(バカだね)
で、注文してしまいました。
「発送しました」のメールが届きました。
ちょっと距離があるので、明後日着くことと思います。

あら。
買っちゃった。

しかし、ETV特集、NHKなのにどうなの。
「一五一会」「音来」や「いせや」の宣伝しちゃってるよぉ。

ヤイリギター「一五一会」



夕方浜に出た。

雲が出て、お日様は隠れてしまった。
夕焼けにならなかった。
明日は雨なんだろうなあ。

堤防に腰を下ろし、津軽三味線を弾いている人がいた。
波の音を越えて響いている。

千本浜 2004年5月15日


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極私的エロス・恋歌1974

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年4月29日 20:15
  • 映画
【追記】No.5
どたばたと一日動き回っておりました。
旅行の準備も済んだかな。

隣町の叔父さんが大菜園の周囲の木をチェーンソーで切り倒し、草刈り機をかけてくれました。
見違えるようなハタケ。
まくわうりなんぞ植えてきました。

夕方浜に出ると、祝日なのですごい人出。
他県ナンバーの自動車も多かったです。
アンプを内蔵したギターを弾いてる人がいましたが、あっという間に錆びちゃうよ?。

更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]
千本浜 2004年4月29日


【追記】No.4
快晴。
ひたすらお洗濯。
布団も干すぞぉ!
畑も行くぞぉ!

反日、じゃなくて半日はそれで大イソガシです。

【追記】No.3
お、やってくれたね、サッカー日本代表。
中田抜きでチェコに勝ったんだ。

やってくれちゃったなあ、民主党代表。
菅代表たった一人の「未加入」で、閣僚の七人もが年金未納未加入だという事実が、イメージの上では完全に相殺されてしまったじゃありませんか。

結局政治不信が増大して、なおかつコイズミ君一人がなんとかさわやかな雰囲気を保つ。
これこそファシズムへの道まっしぐら。
民主党が一所懸命そのお手伝いをしているように見えました。

【追記】No.2
28日(水)は青い空と白い雲がきれいでした。
山の木々もはっきり見える。
隣町はヘドロで有名だった町ですが、その工場が吐き出す煙もよく見えました。

本格的な夕焼けになる前に浜を去るのがとても残念でした。

更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]
千本浜 2004年4月28日


【追記】No.1
問題の出産シーンなのだが、武田さんの場合は正面から撮影している。
それに対して小林さんの方は人の陰に入るように撮っているので、「昔のオンナの出産シーンは撮るのに、今のオンナの出産シーンは撮れない」という見当違いな批判があったそうだ。

以前上映会で見た時はただ圧倒されていたのだが、今回は冷静に比べることができた。
武田さんの方はピンぼけ映像なのだが、ライトを持っている小林さんもおろおろしていているだけ。
原さんの狼狽した様子がそのまま映像に残っているような印象を与える。
武田さんは本当に独りで出産しているのである。

小林さんの出産では、ずっと冷静に映画作りを意識した映像。
人がたくさんいて、武田さんが指示を出してたりしている。

こうやって産んだ子供を、武田さんは「東京こむうぬ」という共同保育の場で育てる。
2年ほどで解散したようだが、このこむうぬの映像の後に映画はストリッパーの踊りで唐突に終わる。
解説はないのだが、これは武田さんが働いている姿なのだろう。

前半に武田・原・小林の激突をこれでもかと見せた後に出産シーンで圧倒し、最後に何か希望のようなものを見せて映画を閉じる。
映像作家として原一男さんが自分をさらけ出して作った映画は、1972年から1974年の時を今も固定して我々に見せてくれる。
30年後の今、あんなふうに吠える武田美由紀さんはいるのだろうか。

70年代の「ウーマンリブ」が「中ピ連」でくくられて片付けられてしまうのは惜しむべきことだと思う。



だいぶ前に買ったDVDを発掘したので、夜中にだらだらと見た。

原一男監督『極私的エロス・恋歌1974』。
学生時代に上映会へ出かけていって見た映画。
出産シーンを撮ったということで、センセーショナルな扱いかたをされていました。

原監督が三年間同棲していた相手、武田美由紀さんが沖縄へ旅立つ。
そこで暮らし、独りで子供を産むために。
原監督は武田さんとの関係を保つために映画を撮る。
映画の制作者は原監督の新しい「女」である小林佐智子さん。

武田美由紀という女性が、とにかく圧倒的でした。
小林さんも今の基準からするとかなりな人なんですが、武田さんの前ではおとなしいかわいらしい女性に見えてきます。

これが家庭のテレビで見れるようになるとは思わなかったなあと、年寄り臭い感想。
もちろん、後に『ゆきゆきて神軍』がブレイクしてしまった原監督です。

『極私的エロス・恋歌1974』
(1974年 疾走プロ) 
制作 小林佐智子
監督・撮影 原一男
音楽 加藤登紀子

極私的エロス・恋歌1974


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愛と青春の

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年4月22日 00:00
  • 映画
【追記】No.4
今日も初夏のような好天で、夕刻の浜も夏のにおいがしました。

携帯電話で夕陽の写真を撮る人が多いのですよ。

更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]
千本浜 2004年4月22日


【追記】No.3
自衛隊よ、早く帰っておいで。
君たちは戦場に行くはずではなかっただろう。

楽天広場の友人のところに、匿名の嫌がらせメッセージが届いている。
「自己責任」とやらを声高に怒鳴りながら、脈絡のない内容を汚い言葉で投げつける。
自分の責任は絶対にとらないつもりらしい。
それでは相手にしてもらえないわ。
アホである。
隠したつもりでもちゃんと足跡残るんだよ、いいかげんにしなさい。

【追記】No.2
Yahoo!オークション。

ぷがじゃまがじん別冊で糸川耀史写真集「GOODBYE THE DYLAN II」が出ていた。
500円スタートでどうかなと思っていたら、13,500円で終了していた。
すごいな。

PENTAXのレンズでちょっと気になるものが出ていた。
どうしようか。
一日考えよう。

【追記】No.1
映画の原題と邦題を検索していて、感動的サイトを発見しました。

「世にはびこるカタカナタイトル映画に対してふさわしい邦題を付与することを主眼とするものである。」

勝手邦題

怒らないでね。



今日も春というより初夏のような陽気。
いい季節です。

ツツジが咲いてますね。
躑躅ってのは読めるけど書けない。
なんとなく髑髏(読めるけど書けない)を思い出すので、あまり好きな字ではありません。

小学校の家庭訪問。
先生を待っている間、庭に咲いていたツツジの花を採って蜜をなめたりしてましたっけ。
母親が家庭訪問をして回っているので、親父様が先生を迎えるのです。
恥ずかしかったな。

就職や進学で変わった環境に慣れてくる時期でもあります。
先日スーパーで買い物をしていたお嬢さんたち、一緒にカレーライスとサラダを作って食べるというメニューが丸見えでほほえましかったです。

ふと「愛と青春の旅だち」なんて言葉を思い出しました。
80年代初頭の映画のタイトルだけど、この「愛と青春」が大ヒットしてしまい、もはやパロディにしかなりません。

映画の原題は「An Officer And A Gentleman」でした。
「士官と紳士」なんだけど、むしろ「士官よ、紳士たれ」といった感じ。
これがどうひっくりかえったら、「愛と青春の旅だち」になるのか、実に不思議です。

ビートルズの「Norwegian Wood」が「ノルウェーの森」になってしまったのは誤訳だけど、映画のタイトルは売らんかな精神の結果でしょうね。
ほんでもって、どうせ観客の水準はこんなもんだろうというバカにした姿勢が見えるのが不愉快です。

映画の黄金時代は、もっと風情のある邦題を考えて付けていたようだ。
人材が違うと言ってしまえばそれまでか。

「慕情」(1955年 LOVE IS A MANY SPLENDORED THING)
「旅情」(1955年 SUMMERTIME)
「おしゃれ泥棒」(1966年 HOW TO STEAL A MILLION)
「唇からナイフ」(1966 MODESTY BLAISE)

この辺になると微妙かな。

「雨のしのび逢い」(1960年 MODERATO CANTABOILE)
「別離」(1973年 ASH WEDNESDAY)

1976年に「だれのものでもないチェレ」という悲しいハンガリー映画があったのですが、この原題は「Arvacska」。
ハンガリー語なんてまるでわからないんですが、邦題は意味が違うんだろうな。
原作が「みなしご」という作品だそうなので、映画も「みなしご」なのかしら。

比較的新しくても、邦題に感心したものもあります。

「レナードの朝」(1990年 AWAKENINGS)
こういう映画はちょっと苦手。
邦題は悪くないように思う。

「女神がそっと微笑んで」(1991年 MONEY)
こういうセンスは好きです。

果てしないので、この辺で。
ネタもとはこちら。
映画の原題と邦題が大量に書き連ねてあります。

http://www.tku.ac.jp/~juwat/m-title.pdf

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もしもあの世に行けたなら(1970年)

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年4月17日 18:57
  • 映画
【追記】No.5
夕陽を見に浜へ出ようと思ったら、ガス欠でありました。
ガソリンスタンドから、西の空を眺めました。

夕陽 2004年4月17日

【追記】No.4
あはは、いくら高みに立って分析してみせたつもりでも、買っちゃったらあなたの負けです。
買っちゃダメだよ「週刊文春」「週刊新潮」。

【追記】No.3
TBSでニュース23を作っていた金平茂紀さんは、いまTBSワシントン支局長として活躍している。
昨日の、パウエル米国務長官へのインタビューは特筆すべき出来だった。

あやしげな言語をあやつるブッシュ大統領と違い、パウエル国務長官は論理的に整然と話すことのできる人物である。
「人質になったような、良き目的のためにすすんで自分の身を危険にさらすような人々を、誇りに思うべきだ」と断言している。

うすっぺらなキャッチコピーしか口に出すことのできない日本の首相とは大違いだと感心した。

JNNの独占インタビューのため、他局の御用ニュース番組が取り上げることのない発言だが、ヤフーみたいなポータルサイトは、このような報道こそ取り上げるべきだよなあ。

金平茂紀さんのサイト
ホワイトハウスから徒歩5分
インタビューの感想
04月15日(木)[パウエル長官のある種の雰囲気にたじろぐ]

-- 以下引用 ------------------------
日本に蔓延している「軽率」「自己責任をわきまえろ」論との何たる隔たりか。インタビューまでの待ち時間に、一緒に国務省の控え室で待っていたカナダのテレビ局のボスやイタリアのテレビ局の人と話したが、もし政府の人間が、公の席で人質になって困難な状況にある自国民を非難するような発言をしたならば、その人物は職位を解かれるだろう、と言っていた。国情の違いか。今も、CNNのラリーキング・ライブに米民間人人質の家族が生出演して、視聴者に心情を切々と訴えている。
-------------------------------------

楽天に巣くう自称国際派ジャーナリストからは、絶対にこのような感想は出てこないだろう。
キャッチコピー首相の走狗ないしは番犬予備軍にすぎないのだから。

【追記】No.2
「全国ネットお花見会」開催中!

一ヵ月以上開催してきた「全国ネットお花見会」ですが、そろそろ幕引きが近づいたようです。
この土日に最後の投稿をお願いします。

会場はこちら。「花より団子板」

【追記】No.1
実にくだらない画像で申し訳ありません。
15日(木)の、千本浜です。
夕陽を見に行った時のものです。

公園駐車場近くに路上駐車していた人が、警察官とお話をしています。
縮小したのでよく見えませんが、駐車違反とされた運転手の頭部がほんのわずか写っています。
警察官が5人写っています。
私の後ろにパトカーがもう一台駐車しています。
一台は後から呼ばれた車のようです。

明らかに違反車両よりもパトカーの方が場所をとってます。
ほんでもって、5人(+α)がかりで一人の駐車違反を摘発。
ふうん。

千本浜 駐車禁止 2004年4月15日



ふと「もしもあの世に行けたなら」が聴きたくなった。
「Suicide Is Painless」
ちょっと危ない映画の危ない主題歌なんだけど、きれいな曲なんです。

家のどこかにCDがあるはずなんだけど、すぐに出てくるとは限らない。
googleしてみました。
おお、この曲はファンが多いんだな。

いろいろヒットしましたが、とりあえず歌詞がわかって、メロディが聴けるところ。
Suicide is Painless

これ、前に日録で書いたはずなんだけど、楽天に転載したかどうか忘れてしまいました。
検索しても出てこないなあ。

蔵出ししてしまいます。
だぶってたらごめんなさい。

----------------------------
【2003年10月30日付日録より】

昔は(いつだ?)映画の話ぐらいしかできないやつというのは、悪い意味で使われていた。
手持ちの話題が乏しい人という意味だろう。
映画だったら、誰でもなにか一言ぐらいは言えるから。
履歴書に趣味は読書としか書いてないみたいな感じかな。
本当に読書が趣味であるのは、その中のごく一部なのに。

今だったら、テレビ番組の話しかできないやつということになるのかしら。
ある一つのことを通してしか人と関係性持てないのを、「おたく」と言うらしい。
でも、テレビの話しかしないやつを「おたく」とは言わないみたいだなあ、不思議。

さて、映画の話だが、どうもスピルバーグは苦手だ。
そこそこおもしろく見ていられるのに、最終的にはどこかしらに不満を持ってしまう。
これは肌合いの違いかもしれないので、どうにもうまく説明できない。
全然関係ないのに、スピルバーグというとビル・ゲイツ君を連想したりする。

逆に、駄作もたくさん作っているのに憎めない、好きな監督もいる。
筆頭としてロバート・アルトマン(Robert Altman)を挙げておこうか。

いろいろな人が出てきていろんなことをごちゃごちゃやらかし、最後にちょっとした山場が用意されているというのが基本形。
なんだか猥雑なエピソードが同時進行するのだが、なによりも権威や権力をおちょくった姿勢が、私のお気に入りなのかしら。

MASH出会いは『M*A*S*H』(1970年)。
主題歌「もしもあの世に行けたら」(Suicide Is Painless)がきれいなバラードで、とてもよろしいです。
ブラックコメディ。
原作の方だとなんだか東アジア人に対する見下した意識も感じられるのがちょっと。

そして私がアルトマン監督の大傑作だと思うのが、『ナッシュヴィル』(1975年)。
捨て猫みたいな歌手志望の小娘が、最後のクライマックスのところでとてもいいです。
「パンドラの箱」の最後にのこっていた「希望」みたいな感じね。

2作とも見たいと思った時期に日本でビデオが出ていなかったので、本家amazon.comに注文を出しました。
今はamazon.co.jpでUS版が買えると思います。
アメリカのビデオは安いんだよね。
え?と、「Nashville」はあるな。
U.S. $14.95 価格: ¥1,639-
長いので、2本組みのはずです。
音楽映画ですよ。
あ、当然字幕は付いてません。
アメリカ語のお勉強にもなります。
ぜひお買い求めくださいませ。

「M*A*S*H」はamazon.co.jpでは米版はないけれど、日本版が出てますね。
たぶんレンタル屋さんにもあります。


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桜の森の満開の下

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年4月 2日 20:31
  • 映画
【追記】No.2

夕暮れ 御成橋付近 2004年4月2日
午後から雨が上がってきれいに晴れた。
ただ、風がかなり強い。

時間もあまりなかったので、夕暮れの街を少しだけ歩いた。
夕陽はオレンジ色に近いきれいな色をしていたが、浜に出ても波のしぶきが飛んできたことだろう。

歩行者専用橋「あゆみ橋」を人がぞろぞろ歩いているので驚いた。
こんなに人が歩くことがあるとは知らなかった。

人の波はすぐに終わってしまった。
もしかしたら、みんな市役所の職員だったのではあるまいか。
つまり、ほぼ市役所ばかりが利用する、歩行者専用橋なのではないかしら?

昨夜から今朝にかけての雨で桜の花が散ってしまったのではないかと心配していたが、まだつぼみが多いので大丈夫そう。

のんびり市の桜は、これからです。

【追記】No.1

「全国ネットお花見会」開催中!

東京のお花見は今がピーク。
主催者夏見還さんは宴会画像や夜桜をアップしています。
ケムちゃんさんは日立の桜♪

下の画像はSL D52のある公園です。

会場はこちら。「花より団子板」
高沢公園 2004年3月31日




のんびり市は自然も残っていていいところなんだけど、映画・演劇・音楽なんぞに関してはかなり寂しい。
私の高校生時代で言えば、ATGの映画は東京まで出なければ見ることができないのだ。
だから上京してしばらくの間は、名画座と呼ばれるような映画館によく出かけた。

それでも、どういうわけか封切りで見た映画もある。
たとえば『桜の森の満開の下』(1975年)。
吉祥寺の映画館で一人で見たのだが、どうして高い封切りを見たのか覚えていない。

一つの可能性は、「ぴあ」でチケットが当たったということ。
もう一つの可能性は、雑誌で読んでその気になったから。
どっちだかわからない。
当時は「キネマ旬報」の編集長が白井佳夫さんだったので、毎号読んでいたのだ。
白井さんから黒井さんに替わって読まなくなったのだと思う。
あれはいつごろだったのか?

 『桜の森の満開の下』
  原作:坂口安吾
  脚本:富岡多恵子
  監督:篠田正浩

これで見たくなったのだと思う。
でも、きれいだけどなんだかいまひとつ没頭できなかった。
私とは相性が悪いのかなと思った。

で、一緒にやっていたのが『吾輩は猫である』で、こちらの方がずっとおもしろかった。
篠田監督に比べて遊び心が多いので、市川監督の方が好みに合っているのだと思う。

 『吾輩は猫である』
  原作:夏目漱石
  監督:市川崑

小学生のころからお馴染みだった世界を、かなりはまった役者さんが演じてくれるのが楽しかった。
特に、迷亭のようなキャラクターは、伊丹さん意外には考えられなかった。

 苦沙弥先生(漱石):仲代達矢
 迷亭:伊丹十三
 水島寒月:岡本信人

え?、他に思い出すことがあったら追記します。

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パルチザン前史

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年3月23日 16:03
  • 映画
【追記】No.4
広辞苑から引用しておきます。
もちろん川本さんや滝田さんは赤衛軍事件の犯人ではありません。
これがフレームアップというものです。

----------------------------
フレーム‐アップ【frame-up】
無実の者を罪に陥れること。多くは政治・治安・イデオロギー上の理由から、事実を曲げたり事件を捏造したりして犯罪者を仕立てあげ、世論の攻撃を誘導する政治的詐術。でっちあげ。
----------------------------

ついでに、過去の日録で「朝日ジャーナル」に触れたもの。

朝日ジャーナル 1971年3月19日号

[1977-1970 > 2003-1996]

【追記】No.3
じゃんばらやさんの書き込みで思いだしたのだが、評論家の川本三郎さんは「朝日ジャーナル」の記者でした。
1972年に朝日新聞社を退社したのですが、そのきっかけは日記本文に出てくる菊井良治による赤衛軍事件です。

この事件は当時日大生だった菊井良治らが朝霞駐屯地に侵入して自衛官をナイフで殺害し、武器を奪ったというもの。
彼は赤衛軍という幻の党派をでっちあげて自白します。
そして、指示を出したのは滝田修氏だと供述しました。
取材で接触していた川本さんが共犯容疑で逮捕され、滝田さんが指名手配されたのです。

この大迷惑な人物、今はどこで何をしているのでしょうか?
というようなことを書くと、個人情報保護法違反なのかな。

【追記】No.2
「週刊文春」に対する出版差し止め命令に関しておもしろいのは、今まで「人権屋」などという言葉を遣っていた連中が突然人権意識にめざめたかのような発言を繰り返していることである。
これを御都合主義と言う。
「エセ人権屋」などという非常に屈折した罵倒語を遣いたくもなるものである。

楽天広場内の自称ライター諸氏に関しては、どの程度信頼できるライターさんなのか、いまのところ便利な基準ができたとも言える。

一見論理的な人物が、意外に権威やノイズに弱いということも思い知りました。
論理の前提となる情報や知識がまっとうなものでなければ、御本人の意志に反してファシズムの推進役を演じることになってしまうものです。

【追記】No.1

「全国ネットお花見会」開催中!

冷たい雨が降っていて、花撮影の散歩ができず。
一昨日撮った別のパンジーです。

会場はこちら。「花より団子板」
パンジー 2004年3月21日




日本の民主主義は脆弱だなあと思う。
獄中何年の非転向は立派だが、戦時中の前衛党はついに反ファシズム闘争を組織することができなかった。
パルチザンの伝統を持たないということが、後々大きく響いているのだろう。

「週刊文春」という非常に低俗な雑誌がターゲットになったために論点が見えない方がいるようだ。
事情のよくわからない人は仕方がないかもしれない。
しかし、少なくとも雑誌に原稿を書いて暮らしているプロのモノ書きさんが、事前検閲に賛成しているのにはあきれた。
あなたの書いている原稿がどれだけ御立派なものなのか存じませんが、筆を折った方がよろしいのではないでしょうか。

少なくともライターという看板は下ろしたらいかがか。
もうこれからは権力の提灯記事を書いて暮らしていくことになります。
提灯持ちとか露払いという言葉があるので、そちらの方がよろしいと思います。

あ、既にそういう原稿しか書いてないのか。
今日までそして明日から?

一年前にLycos日記がそうであったように、楽天広場でもファシズムの露払いどもが元気になるのだろうか。

昨年の国際反戦デーにアビー・ホフマン『この本を盗め』(1972年)のことをぐじゃぐじゃ書いた時、パリのレジスタンスが火炎瓶を武器にナチスと戦ったということに触れた。
もちろん今の私はすべての武器を花に変えるべきだと考えているのだが、火炎瓶を非常に魅力的に感じた映画があった。

土本典昭監督のドキュメンタリー映画、『パルチザン前史』(1969年)である。

予備校の授業で熱く世直しを語る滝田修さん(竹本信弘京都大学助手)は、ノンセクトのパルチザンを組織しようと軍事訓練をする。
これがなんとものどかでおかしい。
まるで「いしいひさいち」さんが描く貧民共闘会議のようだ。

菊井良治という人物が脳内に作り上げた赤衛軍という、これまたマンガのような物語によって滝田修氏は9年間の潜行生活を送ることになる。
国家権力をなめたらいかんがな。


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神は細部に宿り給う - 小津安二郎の世界

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2004年3月10日 00:00
  • 映画
【追記】No.2
とても良い天気なのだが、風が強い。
今物干し台で竿が落ちる音がした。
ヒナが驚いて目を覚ますが、まだ寝ぼけている。

その少し前。
本日のヒナのひるね。
ヒナのひるね 2004年3月10日

【追記】No.1
それで、早速発掘しました。
「月刊ぴあ」1978年1月号です。
そう、当時「ぴあ」は月刊だったんです。
本文98ページ、定価150円(悪税なし)。
これで一か月もつんだから安いものでした。

表4ページに、サークル名と自分の名前が書いてあります。
あんまり「ぴあ」に名前を書く人はいなかったと思います。
天下の回り物で、部室に転がっていたのね。

こういう雑誌はほいほい捨ててしまうものですが、これはわざと残しておいたのですね。
記事も広告も、とても懐かしいものです。
1977年制作のお正月映画が中心かな。

キャニオン・レコードの宣伝は1ページ使って「'78年も、わたしはわたしの世界を歌う。」
中島みゆき『ありがとう』
山崎ハコ『ファーストライブ』
谷山浩子『ねこの森には帰れない』
いやあ、お三方ともかわいいです。

infoseek(isweb)が使えないので、開店休業状態だった幻泉館@和塩に画像を置いてみました。

月刊ぴあ 1978年1月号



今夜はのんびりとテレビを見た。
ひさしぶり。

20:00?21:55 NHK衛星第二
『保存版「小津百科」』

生誕百周年で小津安二郎監督の映画を放映した時に流した3分間の「小津百科」を37本まとめてやってくれた。
語りは大杉漣さん。
実に楽しい。

燻製の鮭を炙って、焼きすぎないうちにお茶漬けにして食べる。
うまそう!
大隈講堂が出てきた時には、なんだかジーンと来てしまった。

「小津の赤」は初耳。
考えてみれば、傑作とされる作品は白黒の映画が多かった。
フレームを多重構造にしたがるのは、よくわかる。
画面を一枚絵にしたくないのだ。

学生時代に小津安二郎監督の映画を見ようとすると大変だった。
まだ月刊誌だった『ぴあ』や『シティロード』で上映館をチェックしておいてあちこちに出かけなければならない。
そうそう、当時はメモを取りながら映画を見ている映画青年がいたのだよ。

どこかに当時の『ぴあ』が残っているはずだ。
後で発掘しよう。

「小津百科」
1.「スポーツ」(学生ロマンス 若き日)
2.「幻のフィルム」(和製喧嘩友達)
3.「就職」(大学は出たけれど)
4.「蒲田ナンセンス」(突貫小僧)
5.「ファッション」(朗らかに歩め)
6.「学生もの」(落第はしたけれど)
7.「ハリウッド映画」(その夜の妻)
8.「モダン」(淑女と髯)
9.「サラリーマン」(東京の合唱)
10.「こども」(生れてはみたけれど)
11.「斎藤達雄」(青春の夢いまいづこ)
12.「検閲」(東京の女)
13.「カメラ」(非常線の女)
14.「深川」(出来ごころ)
15.「母」(母を恋はずや)
16.「ペンネーム」(浮草物語)
17.「蒲田撮影所」(東京の宿)
18.「和の舞台」(鏡獅子)
19.「友情」(一人息子)
20.「小物」(淑女は何を忘れたか)
21.「父」(戸田家の兄妹)
22.「笠智衆」(父ありき)
23.「人情もの」(長屋紳士録)
24.「戦争」(風の中の牝鶏)
25.「映画女優」(晩春)
26.「茅ヶ崎館」(宗方姉妹)
27.「鎌倉」(麦秋)