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書籍と雑誌 Archive
タランチュラ #2
ボブ・ディランの"tarantula"をぱらぱらと眺めていて、これは小説ではないなと気づきました。
普通すぐに気づくわな。
断章に綴られた象徴詩。
何に似ているかというと、ディラン自身の一部の歌詞に似ています。
数寄者も多いようで、サイトにテキストをアップしている人が簡単に見つかります。
冒頭はわけがわからないので、第二章(のようなもの)に読み進んでみます。
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Having a Weird Drink with the Long Tall Stranger
back betty, black bready blam de lam! bloody had a baby blam de lam! hire the handicapped blam de lam! put him on the wheel blam de lam! burn him in the coffee blam de lam! cut him with a fish knife blam de lam! send him off to college & pet him with drumstick blam de lam! boil him in the cookbook blam de lam! fix him up an elephant blam de lam! sell him to the doctors blam de lam...
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なんだかドタバタした言葉遊びみたい。
やっぱり意味がわかりませんな。
少し前に片岡義男訳『タランチュラ』を借りることができたので、その部分の訳を抜き出してみましょう。
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背の高い他所者と奇怪な酒を飲む
バック・ベティ、ブラック・ブレディ、ブラム・デ・ラム! ブラディにはベイビーができたブラム・デ・ラム! 身体障害者を雇えブラム・デ・ラム! その男を車輪に乗せろブラム・デ・ラム! 彼をコーヒーの中で煮ろブラム・デ・ラム! 彼を魚包丁で切れブラム・デ・ラム! 彼を大学に送りドラムスティックでかわいがってやれブラム・デ・ラム! 彼を料理本の中でゆでろブラム・デ・ラム! 彼に象を料理してやれブラム・デ・ラム! 彼を医者たちに売ってしまえブラム・デ・ラム......
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「バック・ベティ、ブラック・ブレディ」
「彼をコーヒーの中で煮ろ」
「彼に象を料理してやれ」
この三ヵ所はちょっと違うんじゃないかと思います。
「ブラム・デ・ラム!」も、もう少しどうにかならなかったのかしら。
ま、いろいろな翻訳があって良いのですが、これ以外に「翻訳」がないという状態ではなあ。
訳者片岡義男さんによる「あとがき」の最初の部分を引用しておきましょう。
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ボブ・ディランの『タランチュラ』は、難解である、とよく言われているが。けっしてそのようなことはない、という点についてのみ、すこし書いておこう。
知的な好奇心に多少とも燃えていて、普通程度あるいはそれよりすこしましな教育をうけたアメリカ人ならば、ボブ・ディランのこれまでの活動や作品に関してほとんどなんの予備知識がなくても、『タランチュラ』は楽しく読みとおせるし、ボブ・ディランがなにを言っているのか、充分に聞くことができる。
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片岡さん、あなたの翻訳では、それは無理です。
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ライ麦畑のキャデラック
- 2008年12月10日 16:48
- 書籍と雑誌
先週末の朝日新聞天声人語冒頭。
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天声人語
2008年12月5日(金)付
その昔、米国の若者は父親の車で運転を覚え、それを転がしてデートに出撃した。次にポンコツをいじってメカに慣れ、いい車に乗り換えていく。瀬戸山玄(ふかし)さんの『ライ麦畑のキャデラック』(小学館)にそうある。そして、キャデラックこそ「人生双六(すごろく)の頂点に輝く、上がりの星」だった。
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せっかくだからついでにその英訳、Herald Tribune/Asahiに掲載のVox Populi, Vox Dei。
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Vox Populi, Vox Dei
Driving the Cadillac dream through to the end
2008/12/6
In the old days, American teenagers learned to drive in their fathers' cars, which they then borrowed to go on dates. Next, they would buy an old clunker, learn to repair it and replace it with a better car, according to Fukashi Setoyama's book "Raimugi-batake no Kyaderakku" (Cadillac in the rye field), published by Shogakukan Inc. Likening life to sugoroku, a Japanese board game, Setoyama writes that owning a "Cadillac was none other than the final shining star at the pinnacle" of the goal.
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英訳になるとタイトルが付くのがおかしいですね。
よく小論文の練習と称して天声人語を要約させる先生がいるようですが、天声人語って要約するような類いの文章じゃないと思いますよ。
さて、なぜ長々と引用したかというと、『ライ麦畑のキャデラック』の著者名に驚いたからです。
あら、瀬戸山さん、こんな本出してるんだ。
私が知っている瀬戸山さんは、カメラマンでした。
山谷や独居老人の取材で、写真を撮影してもらったのです。
なんでもおもしろがる、楽しい人でした。
『東京ゴミ袋』という本が話題になってました。
大塚まさじさんの『風のがっこう』や、遠藤賢司さんの『もしも君がそばにいたら何んにもいらない』は、瀬戸山さんの写真がジャケットになっています。
おお、今は「ドキュメンタリスト・瀬戸山 玄」を名乗ってるんですね。
とりあえず『ライ麦畑のキャデラック』を買ってこないといかんな。
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補講
- 2008年12月10日 01:41
- 書籍と雑誌
およそ補講なんてえのは余分なもので、休みのはずがどうして教室にいなきゃならんのか、不愉快なのであります。
ああ、窓から見える青空の、なんてきれいなことか。
でも、この補講だけは嬉しかったのです。
背筋を伸ばして矜持を正す。
加藤周一さんの本は、いつもそんな気持ちにさせてくれます。
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DOS/Vブルース
- 2008年12月 7日 00:24
- PC & network | 書籍と雑誌
今夜も発掘した昔の日記。
昨夜と同じく11年前、1997年のものです。
日付はわからないなあ。
今は、パソコンは買ってすぐに使える道具になりました。
でも、NECのPC-98シリーズ全盛期には、まだメーカーに裏切られることが多かった用に思います。
もうDOS/V機なんて、死語ですよね。
そのあたり、若者には解説が必要でしょう。
シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんが自分のサイトを立ち上げた頃の話です。
とてもおもしろい本でした。
その後文庫化されたようですが、今はもう入手できないみたいです。
残念。
→SEENA & THE ROKKETS' OFFICIAL WEB SITE
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October 1997
物神崇拝ナンセンス! コンピューターはおもしろい道具だってことだよ。

「DOS/V ブルース」 鮎川誠
幻冬舎(1997年 定価1648円・本体1600円)
定価を書き写していて、悪税のことを思い出した。腹立たしい。
書籍は再販指定商品だから、定価販売をしなければならない。
定価は悪税込みか? 本体って何だよ。
ここで奥付を見て、さらに腹がたった。
「定価はカバーに表示してあります」だと。
幻冬舎ごときに出版の良心を期待する方がアホかもしれんが、不愉快だぞ。
三省堂が定価改定シール貼ってヒンシュク買ったのは、遠い遠い大昔のことになってしまったようだ。
ニッポン国の悪税や出版社の定価表示はさておき、この本自体はものすごくおもしろい。
ずしんと腹に響くおじさんたちのロック。いいぞぅ、本物だぞぅ。
これ、そのまんまのノリでパソコン→インターネットにはまったおじさんの本。
パソコンを買うことにして、あれこれ試行錯誤しながら自分のホームページを立ち上げて、世界中の音楽仲間とロックする。かっこい?!
その間わずか半年だぜ。これは拙者がホームページの表紙だけ作ってほっぽらかしておいた期間と同じ。我ながら情けない。
新しい道具と出会って、それを自分なりにあれこれ工夫して使いこなしていく。
この記述が具体的で楽しいんだな。
最初のうちは自分が初めてパソコンに触った時のことを思い出して、微笑ましいなとニヤニヤして読める。
それから疾走するおじさんの姿に感嘆してしまう。すごいなあ、この人。
Rocketsの鮎川さんの場合は、まず表現欲求があった。
もともとクリエイティブな人なんだね。
だから、何が必要であり、何が必要ではないかを、自分できちんと判断して走り続ける。
「普通の」人たちが新しい道具を売りたい人たちの宣伝に乗せられ高い買い物をして、結局何もできないのが、よくある現実だ。
夢を見るのはいいことさ。でも、夢は自分で見なけりゃね。
要らない夢なんか買いたくない。
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監訳者・品川四郎さん,この本はもう読みましたか?
- 2008年12月 6日 05:03
- 書籍と雑誌
古い日記が出てきたので、アップしておきます。
11年前。
ブログや日記システムではなくて、htmlタグを手で打っていたころの日記です。
書評サイトやろうと思って、Geocities(US)を借りたのかな。
本文中の、♪きむらかずしさんの「メイキング・オブ・ブレードランナーの間違い探し 」というページはまだちゃんと生きてます。
たいしたものです。
この版はもう入手できないようです。
amazonのカスタマーレビューで必死に擁護している人がいるのが笑えます。
関係者でしょうか。
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November 5, 1997
監訳者・品川四郎さん,この本はもう読みましたか?

「メイキング・オブ・ブレードランナー」 ポール・M・サモン 監訳・品川四郎
ソニー・マガジンズ(1997年 定価3914円:本体3800円+悪税)
雑誌はともかく,悪口を言いたくなるような書籍は取り上げるつもりがなかった。
いいかげんな雑誌より,ちゃんと作った本がもっと売れた方が良い。
それにこのHPは幻泉館主人の貴重な資源なんだから,無駄遣いなどしたくない。
でも,こういうダメな本を買って後悔したことは,やっぱり公言しておいた方が良いようだ。
いいかげんに作ったダメな本ははっきりさせておきたい。
幻泉館主人はディックの小説が大好きだ。
ディックとは世界が違うが,映画「ブレードランナー」も悪くない。
ビデオも「完全版」「最終版」の両方を買わされてしまった。
まあ,「ブレードランナー」のファンなんだろう。
本屋さんでこれを見つけた時,ちょっと高いので少しためらったが,結局は買ってしまった。
で,すぐに後悔した。
なんとも読みにくいからだ。
これは翻訳された文章の水準の低さと,いいかげんなブックデザインが原因である。
版面がでかくて余白と行間が少ない。
ひとむかし前に素人がベタベタ打ったワープロ文書で,こんなのがよくあった。
たとえば雑誌のページをレイアウトしたことはあるが,単行本は作ったことがないデザイナーさん。
そんな人物像が浮かんでくる。
ぱらぱらと雑誌をめくることはあっても,本は読まない人によるデザインだ。
次に,明らかな誤訳の一例。
14ページ,7行目から。映画「ブレードランナー」について述べた後。
>こういった映画は『2001年宇宙の旅』以来のものだ。両方とも原作者のフィリップ・K・
>ディックのパラノイドと、思想と現実と虚実の交錯というモチーフを見事に表現し、現代
>の文学的SFを代表する洗練された感覚を映し出している。
これでは『2001年』の原作者がディックだということになってしまう。
もちろん「両方とも」は「パラノイド」と「モチーフ」に掛かるはずである。
まてよ,それでもおかしい。
「ディックのパラノイド」と,「思想と現実と虚実の交錯というモチーフ」の「両方とも」とはいったいどんな意味なんだ?
paranoidなら,普通は形容詞だな。
原文は Dick was paranoid ...... と書いてあったのだろうか?
たとえば Dick was sick ...... を,ディックのシックとは訳さないなあ。
「ディックの妄想」とでも言いたいのだろうか。
both A and B の A は,「ディックのパラノイアと思想」が正しそうな気がする。
それが正しければ,読点の打ちかたがまずい。
原文をまったく見ないで,ここまで言っていいのかな。
続けて both A and B の B(たぶん)。
「現実と虚実の交錯というモチーフ」って何だ?
「虚実」ってのは「虚構と現実」だぞ。これは論理的ではありません。
もしかしたら訳者は「虚実」を「虚構」の意味で使っていないか?
ほとんどパズルのようにして,本来の文章の意味を想像してみた。
原著をまったく見ていないから,この翻訳は本当に正しいのかもしれない。
つまり,原著の言葉が壊れているという可能性は皆無ではない。
しかし,たぶんこんなものだろう。
彼は(あるいは彼女は)文章中の both A and B 意味がわからない。
彼は(あるいは彼女は)文章中の A, B and C のような並列もわからない。
当然文の意味はよくわからないから,英単語をそのままカタカナ語で残しておく。
したがって,おそらく
彼の(あるいは彼女の)英語力では英検2級の試験には合格しないし,
彼は(あるいは彼女は)予備校の模擬試験を受けても偏差値55を超えることはできない。
英語の苦手な高校生なら,これはこれでまったく問題ない。
楽しい高校生活を送ってくれたまえ。
しかし,こんな翻訳家がいたら大問題だ。
実は幻泉館主人は,過去にこんな人物から大迷惑を被ったことがある。
急ぎの仕事で,「翻訳家養成講座の教師」という触れこみの人物に翻訳を依頼した。
ところがこのセンセイの日本語訳の意味がわからない。
原文に当たってみると,そこには必ず関係詞か仮定法が出てきた。
彼は関係詞や仮定法が使われると,構文がわからなくなってしまうのである。
(どこの講座か知りたい人は E-MAIL で問い合わせておくれ。新聞で宣伝してるやつだ。
ついでにそのセンセイの名前も教えてあげよう。)
この本の訳者も,彼に負けず劣らず英語と日本語の「両方とも」弱い人間である。
奥付は「3月21日 初版第1刷」なので,増刷分は直してあるのかもしれない。
監訳者の「日本版あとがき」が傑作と言えば傑作だ。
「いかに翻訳を読みやすく分かりやすくできるか,ということに配慮した」のだそうだ。
本当に読んだの?
「写真選びにばかりうつつを抜かしていた」と書いているのは正直でよろしい。
が,はっきり言って欠陥商品である。
品川四郎さん,原著読んでみたいから,このゴミと交換してくれないか?
みんなはこんな翻訳本を,絶対に買っちゃいけないよ!
[ 追記 ]
監訳者の品川四郎さんてどんな人なんだろうと思って infoseek で検索してみた。
それはわからなかったのだが,おもしろいものがヒットした。
きむらかずしさんの「メイキング・オブ・ブレードランナー」間違い探し。
この本,「ブレードランナー」ファンの間では間違いが多いことで有名なんですね。
やっぱり見る人はちゃんと見てるわ。
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ブルータスよ、お前もか
- 2008年12月 5日 00:30
- 書籍と雑誌

ひさしぶりに雑誌「BRUTUS」を購入した。
特集がYouTube。
映像の在りかたを変えたのではないかと、様々な人が登場する。
山形浩生、小山田圭吾、町山智子、近藤良平......。
先進的な大衆文化をおもしろく語ってくれているはず。
なのだが。
この古色蒼然といった印象を受けるのはなぜなんだろう。
いくら写真をふんだんに使っても、YouTubeを雑誌で語るのは、なんだかかっこ悪い。
「BRUTUS」でYouTubeのことをほほおと読むのは、遅れたおじさんたちなのか。
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*本特集に掲載した動画は2008年10月31日時点でYouTubeにアップロードされていたものです。現時点では削除されている可能性もあります。
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そりゃそうだよな。
月刊誌、じゃなかった、月2回か、の入稿は発売の一ヵ月ぐらい前だろう。
情報も古くなるわなあ。
ネット事情を追いかけるには無理がある。
画像を並べて最新情報だよと見せても、寂しいだけだ。
もっと腰を据えた掘り下げが必要だろう。
雑誌の未来はそっちにはないよ。
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君が代ジャズ
- 2004年11月 1日 00:01
- 書籍と雑誌

福岡の高校で教師が君が代をジャズ風アレンジで演奏したとして免職になったのは1979年のこと。
あれは県立若松高校だったろうか。
その二年前、1977年に文部省が告示した小学校・中学校学習指導要領には「国旗を掲揚し、国歌を齋唱させることが望ましい」と記載されていた。
当時創刊された雑誌『80年代』は、「君が代ジャズ」を録音したソノシートを付録に付けた。
「ジャズ」ということになっているが、スウィングやハードバップではなくて、キース・ジャレットのソロピアノのような演奏。
ゆったりときれいな印象を受けた。
このソノシートを探したのだが、今は出てこない。
ジャズ風アレンジはかまわないと思うのだがなあ。
むしろ「君が代」の普及に役立つんでないかい。
じみへんは"Star-Spangled Banner"をばりばり演奏してたぜ。
はふはふ牛肉食い与党幹事長が「星影のワルツ」を歌う時のように斉唱する方が、音楽に対する冒涜のような気もする。
このニュース触れるのはよそうと思っていたのだが、やっぱり書いておこう。
一月ほど前の「前進できぬ駒はない!」中で、米長邦雄永世棋聖に対する危惧を少しだけ書いた。
それがやはりニュースになってしまった。
永世棋聖は東京都教育委員として園遊会に招待され、発言していた。
「日本中の学校で国旗を掲げ国家を斉唱させるのが私の仕事であります。頑張っております。」
東京都教育委員の仕事は「日本中の学校で国旗を掲げ国家を斉唱させる」ことではない。
永世棋聖よりも、そして極右の都知事よりもずっとリベラルな感覚、考え方の持ち主である今上天皇は、その頑張りを誉めなかった。
「やはりあのう、あれですね、強制になるということでないことが望ましいと思います。」
園遊会という場で激励やねぎらいの言葉ではなく、このような言葉がかけられた。
本当に異例のことだろう。
だからといってその言葉の「真意」を勝手に解説してしまうのは、実に失礼なことだ。
都知事は強制ではないと強弁しているが、都教委は卒業式における「君が代」の問題で小中高合わせて今年二百人以上の教職員を処分している。
卒業式の君が代斉唱時に不起立だったこと、あるいは「生徒が起立しなかったのは指導力不足」ということが理由だ。
これを強制ではないと言うのは、あまりにも不自然ではなかろうか。
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巷中有論
- 2004年10月22日 14:46
- 書籍と雑誌

【追記】No.2
今日の東京新聞は見開きの特報面でNTTの電話加入権を扱っている。
見出しがいいぞ。
週刊誌並み。
気合いが入ってる。
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加入権廃止「国家的詐欺」の手口
NTT 財産うたうパンフ
整備を口実 ぼったくり?
「公社時代の怠慢のツケ」
情報通信審も問題視
大口顧客には「買い取り」も
売買が行なわれ
相続税も発生
「基本料金を無料にして」
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その通り。
基本料金は高すぎる。
親父様が死んだ時、加入権を相続した。
他の相続者の同意書が必要というので窓口で聞くと、確かに「財産だ」と言っていた。
実際は既に市場価格は暴落しているのだが、それでも面倒な「財産」扱いだ。
NTTや電力会社は巨悪の一部だ。
ケンカはこういうものとせにゃならん。
自称論客のネット右翼なんぞに関わってるヒマはないのだよ。
【追記】No.1
幹事長といい、法相といい、なんだろう、このダメダメ感は。
首相が御しやすいと思った人物を集めた結果か。
コイズミさん、自分で自分の首絞めてますぜ。
というか、早くやめなはれ。
人間には器の大きさってものがあるのかと、実に寂しくなってくる。
はふはふと牛肉ほおばってるイメージしかないぞ、あの幹事長。
古本を購入。
上野昂志著『巷中有論』。
副題に「街にケンカのタネを拾う」とある。
ほぼ300ページある本文のうち200ページ程度、つまり全体の三分の二が『月刊ガロ』に「目安箱」というタイトルで連載したものだ。
掲載されているのは、1971年4月号から1978年7月号の『ガロ』に載った「目安箱」。
残りの文章は上野さんが同時期に『現代詩手帖』『ニュー・ミュージック・マガジン』『展望』『月刊ペン』『流動』『月刊アドバタイジング』『ベビーエイジ』に発表したもの。
初めの方をぱらぱらと眺めると、ずっと以前に読んだものであることが多いのに驚いた。
つまり、内容を覚えているのだ。
私が『ガロ』をリアルタイムで読んでいた時期の文章が載っているのだから、あたりまえといえばあたりまえ。
ただ、それが『ガロ』の「目安箱」で読んだものだということはすっかり忘れていた。
いろいろな雑誌を読み飛ばしていた時期なので、誰がどこに書いたものなのか、まるでわからなくなっている。
ただ、それだけに頭の中に滲み込んで、いわば私のものの見方や考え方の基盤となっているのかもしれない。

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昔の名前で出ています
- 2004年10月16日 18:58
- 書籍と雑誌
【追記】No.3
今日は午後雲が出て空を覆ってしまいました。
夕陽は見えないのかなと浜に出てくると、水平線近くで雲が切れていました。
それからすごい夕陽。
土曜日の夕方なので、人がたくさん出ていました。
夕焼けの中で七五三の写真を撮っている親子もいました。
早いなぁ。
更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

【追記】No.2
室謙二のアメリカ通信にブッシュがどれだけ愚かであるか書いてあった。
その例はもう本当に数かぎりないほど多いらしい。
室さんが見た大統領選候補者のテレビ討論では、ブッシュが「Internets」と複数形にしてしまって失笑を買っている。
> つまりブッシュはインターネットを使ったことがないのか(信じられる)、
> Internetsという単語をどこかで見たことがあるのか(信じられない)、
> Internetと書いたことがないのか(信じられる)、
> 単数形と複数形を意識したことがないのか(信じられない)、
> ともかく間違いです。
この程度のことでは、もうまったく問題にならないらしい。
問題は逆なのだ。
ブッシュは明らかに愚か(stupid)である。
だからこそブッシュは支持されているのだ。
前回の大統領選挙で、なぜゴアが敗れたか。
ゴアは切れ者で有能である。
だからゴアは「嫌な奴」で支持されない。
室さんはアメリカが歴史的に持っている反知性主義をその根拠に挙げている。
> 知識人なんて、信用できるか。
> 知識のないやつらを、馬鹿にするやつらだ、神を馬鹿にするやつらだ。
> 戦争を否定するやつだ。ということになる。
ブッシュはディベイトなどまったくできない愚か者である。
テレビ討論では、無線受信機でアドバイスを受けながらしゃべっている。
(もちろんルール違反)
だからInternetにsをくっつけてしまったりするのだ。
でも、ブッシュがテレビに登場して愚かさを露呈すればするほど、知識や財産にコンプレックスを持っている者たちの支持率が上がるのだ。
ケリーがいいというわけではない。
でも、ブッシュのような愚か者に、いいように世界をかき回されるのは本当に困る。
ところで、「バカサヨ」とか言いたがる連中の心性は、ブッシュが愚かだから支持する者たちに似ているなと気づいた。
こいつら、本当に権力が好きなんだなあ。
【追記】No.1
サッカーのW杯アジア一次予選は既に日本の一位が確定したので、来月の対シンガポール戦は消化試合となる。
ウソかマコトか、ジーコ監督はカズやゴン中山や秋田といったベテランを呼ぶのだという。
ファン・サービスというか、商売上手というか、それは見たいわな。
そう、「昔の名前で出ています」。
日本は2002韓日W杯の予選は免除されていたので、1998仏W杯の予選が、前回のW杯予選。
あの時ゴンちゃんは代表メンバーから外れて、テレビの中継に解説者として登場していた。
それが、絶対に必要なメンバーとして後から呼ばれたのだ。
フランスでのワールドカップ本番で日本が得点したのは全部で1点。
ゴンちゃんが足を骨折したのは得点の後なのだが、あの骨折と引き換えに入れた1点のような印象がある。
ゴン中山はとにかく走る、あきらめないで走る、追って行く。
たぶんその運動量は今も衰えていないだろう。
最終予選は簡単に突破できるものではないだろう。
もしかしたらまたゴンちゃんを必要とするような展開になるのかもしれない。
それは避けたい事態なのだが、でも、やはりどこまでもあきらめずに突進を繰り返すゴンちゃんの姿は見たいなあ。
秋の好日になりました。
日本一のあっぱれ山もよく見えます。
雪がまったくないのがちょっと変。
ビルの窓から干し柿が吊るしてあるのが見えます。
幻泉館大菜園の柿の木も様子を見に行かなくてはなりません。
保線区があるので東海道本線の反対側まで結構距離があるのですが、右翼の街宣車の音がよく聞こえます。
このごろ鶴田浩二さんの歌は聞こえないなあ。
もっぱら旭さん。
♪ 京都にいるときゃ 忍と呼ばれたの
♪ 神戸じゃ渚と 名乗ったの
どうして右翼がこの曲をかけるのかしら。
実に不思議。
だいたい、普通の人はこういう源氏名商売の方々とおなじみなんでしょうか。
私はまったく知りませんぞ。
知り合いで源氏名持つようになったという人はいますが、お仕事中の姿は知りません。
1977年小林旭さんの歌った「昔の名前で出ています」は200万枚を売り上げ、全日本有線放送大賞グランプリに輝く。
これは青春スター小林旭の復活というべきものなのだが、今の旭ファンはむしろこの時からのファンなのではないだろうか。
NHKの紅白歌合戦に初出場を果たしたのも、この1977年である。
アキラの名前で出ています
もちろんこの曲から採ったタイトルですが、私には滝田修さんの同名著書の方がおなじみです。
『ならずもの暴力宣言』(1974年)芳賀書店
『只今潜行中・中間報告 』(1974年)序章社
『昔の名前で出ています』(1982年)新泉社
『わが潜行四〇〇〇日』(1983年) 三一書房
ペンネームが「滝田修」、京大パルチザンの指導者でした。
朝霞自衛官殺人事件が起きたのが1971年。
京都大学経済学部助手竹本伸弘氏は、その首謀者として指名手配されます。
いわゆる赤衛軍事件。
本人が主張しているように、おそらく「赤衛軍」なんてものは朝霞の事件とは関係がなかっただろうと思います。
それでも、官憲に逮捕されることを拒否し、十年近くの間潜行して逃走します。
あ、私は以前パルチザン前史というタイトルで書いてますね。
その後竹本さんは服役後に「滝田修」を「解体」し、「たけもと・のぶひろ」という本名で文章を発表していたけど、どうしているのかしら。
と思ってamazonで検索したらありました。
『泪の旅人―ならず者出獄後記 』(2001年)明月堂
これ、読んでおくか。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

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雲にのりたい
- 2004年10月14日 21:49
- 書籍と雑誌
【追記】No.6
今日は昼過ぎには雲が多かったのですが、その後晴れ間が広がり、いい夕陽を眺めることができました。
少しですが、CONTAX撮影分をアップしました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

【追記】No.5
啄木さんも雲が好きでしたが、「おうい雲よ」と呼びかける山村暮鳥さんの詩が有名ですね。
国民的な詩なんでしょう。
私の場合は、あの『原点が存在する』の谷川雁さんの「雲よ」が好きです。
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雲よ (谷川雁)
雲がゆく
おれもゆく
アジアのうちにどこか
さびしくてにぎやかで
馬車も食堂も
景色も泥くさいが
ゆったりとしたところはないか
どっしりした男が
五六人
おおきな手をひろげて
話をする
そんなところはないか
雲よ
むろんおれは貧乏だが
いいじゃないか つれてゆけよ
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中島みゆきさんの「黄砂に吹かれて」のプロモーションビデオでは、モンゴルの家族が笑っていました。
広い草原をゆったり流れる雲に、あんな笑顔で呼びかけてみたいものです。
この曲から『EAST ASIA』や「夜会 Vol.4 金環触」に至るみゆきさんの汎アジア指向は影を潜めてしまったようだけど、ドキドキするものがありました。
大陸浪人のような危険な部分も含めてね。
【追記】No.4
さて、それで引き続きBS-1でヨーロッパ予選フランス対アイルランドなど見ちゃいました。
この前ホームでイスラエル相手に引き分けてしまったフランスは勝ち点3を取りたいところでしたが、アイルランド相手にまたホームで引き分けに終わりました。
ロイ・キーンのアイルランドがんばりました。
アイルランドのサポーター、大喜びです。
まだ先が長いですが、フランス苦しんでますね。
イスラエルがヨーロッパというのは、この国のあり方を象徴しております。
そりゃアジア予選には出られないわ。
【追記】No.3
珍しいことに、鈴木通訳が退場処分。
ジーコ監督が奥から怒鳴る指示を左サイドのアレックス選手が聞き取って伝えるという状況であります。
はあ、終わった?。
一次予選だけど、緊張しましたわ。
ぜひ最終予選も突破して、ドイツ大会へ進出してもらいたいものです。
ほ。
【追記】No.2
やった!
後半7分中村の折り返しから鈴木のヘディング。
高原が間にいてDFを幻惑していた。
いや?、えがった。
【追記】No.1
息苦しい前半が終了。
オマーンの選手、多少疲れてきたかな。
オマーンの選手は20歳の選手が中心。
ドレッドヘアーの12番アルマハイジリなんか19歳。
若いっすなあ。
日本代表は、もうアトランタ世代もベテランの域です。
オリンピック代表以下のメンバーがいないんだけど、大丈夫かしら。
未来が感じられないじゃないか。
途中でニュースが入った。
西武堤氏の各役職からの辞任、ダイエーの再生機構支援受け入れと、不愉快なニュースが多い。
まさに膿を見せつけられているようだ。
責任回避に終始したダイエーの社長もアレだけど、しかしUFJ銀行は偉そうに何様のつもりか。
サッカーでも見てスカっとしたくなるわな。
後半戦、がんばってくれ!
サッカーをテレビ観戦中。
W杯アジア第一次予選、対オマーン戦。
かなり熱くなって見ております。
小学生の時、同級生で歌謡曲の大好きなやつがいた。
本当に驚くほど勉強ができないのだが、歌謡番組を熱心に見ては新曲を覚えて、歌真似込みでみんなに披露してくれるのだ。
今はそういうタイプの人気者は少ないんじゃないだろうか。
彼の十八番は黛ジュンさん。
「天使の誘惑」「雲にのりたい」という、もっとも油の乗ったころの黛ジュンさんのヒット曲を、私は彼の歌真似で覚えたのだ。
どちらも、ふっとそのフレーズを思い出すことがある曲だ。
♪ 雲にのりたい やわらかな雲に
「雲にのりたい」は、庄司薫さんの「薫クン」のシリーズで使われていたように思うのだが、さてどの作品だったか思い出せない。
♪ どうして みんな恋しているんでしょう
♪ はてない 涙のなかで
代わりに柴田翔さんの『ノンちゃんの冒険』(1975年)を思い出す。
あれは石井桃子さんの『ノンちゃん雲に乗る』は出てきたと思うのだが、「雲にのりたい」が出てきたかどうか定かではない。
『ノンちゃんの冒険』は主人公「年金さん」の設定がとても気になった。
親が残してくれたマンションの家賃で、まるで年金生活のように静かに暮らす中年男性。
おお、魅力的だなあと、まだ学生だった私が感心したのだ。
だめだなあ、そりゃ。
今は「年金さん」の暮らしはもうできなくなっているだろう。
おっと、年金生活そのものが、私たちの世代ではもう不可能なのか。

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雨降りだからミステリーでも勉強しよう
- 2004年10月 5日 19:06
- 書籍と雑誌
【追記】No.4
さて、年金番号の怪である。
私は社会保険庁様から、「基礎年金番号で管理されていない年金加入記録の年金手帳の記号番号をお尋ね」されちゃったのである。
どこにしまったかの年金手帳を引っ張り出してくると、「厚生年金保険」と「国民年金」にそれぞれ番号が書いてある。
会社に所属していたり、プータローだったり、いろいろあったんじゃ。
ただし、勤務実態がないのに厚生年金に加入して会社に払ってもらったりという非道なことはしていない。
そこが小泉君とは違う。
おそれおおくも社会保険庁様は、基礎年金番号に統一した時に、「国民年金」の方の記録を一緒にまとめることができなかっちゃったのである。
ずいぶんお気楽に、適当に「改正」してくれたものだ。
「基礎年金番号で管理されていない年金加入記録」って、いったい誰が管理してるんだ?
勝手に基礎年金番号とやらを決めて、データをとりこぼした?
めちゃくちゃ腹が立ってきたぞ。
社会保険事務所の窓口で年寄りを怒鳴りつけていた無礼な職員を思い出したぞ。
年金手帳に堂々と記載されている番号がわからないだと?
バカ言ってるんじゃねえよ。
社会保険庁ってのは何をするところなんだ。
信じられない。
○予算執行の透明性
○国民サービスの向上
○個人情報の保護
こんなことが社会保険庁の課題になってるそうだが、つまり、それがダメなわけね、現実は。
予算執行は不透明です。
サービスは悪いです。
個人情報洩らしてます。
社会保険庁、こんなモノ要らないじゃん。
【追記】No.3
今日最大のミステリーは、リンク先「まりぃジョー ^^ 」さんのサイトが削除されてしまったこと。
楽天広場は削除理由を一切説明しないので、なぜなのかわからない。
商用に利用したからということだとご本人はお考えのようだが、こればかりはわかりませんぞ。
無料ホームページスペースを提供しているジオシティーズのようなところはなかなかサイトのコンテンツをチェックするのに人手など割けないものだ。
楽天は直接楽天市場が商売しているので、そのためにチェックしまくってる専従がいるのかもしれないが、おおむね通報者がいて削除されるようだ。
つまり、チクリ。
そんなことをしてるなんて実に寂しい人生ではないかと思うのだが、結構その手合いが多いらしい。
いわゆる有事関連法によって、「共謀罪」という犯罪が生まれた。
陰湿な密告社会が再び蘇りつつあるのではないか。
下地はできている。
楽天広場からは突然削除されることがあるようなので私もgooブログにミラーを作ろうとしたのだが、楽天の内容をそのまま書き込むと表示がおかしくなる。
http://blog.goo.ne.jp/gensenkan99/
ただ、gooブログだと楽天広場よりもトラックバックを気軽に付ける人が多いようだ。
考えてみると、日記という形だとトラックバックは付けにくいですな。
「まりぃジョー ^^ 」さんは「まりぃジョー」さんに生まれ変わりました。
また若返ったのはいいけれど、今までのおやじギャグが、違う、楽しい日記が消えたのは残念です。
やっぱり納得できないな。
【追記】No.2
冷たい雨が降っているので、ちょっとひきこもりぎみ。
寝床PCでぐだぐだしていたらgooでRSSリーダーを配っているというので、入れてみた。
http://reader.goo.ne.jp/
楽天広場のページを登録するのは、付属の説明通りにしてもダメだった。
日記トップページにある「幻泉館日録@楽天 [全403件]
たとえば「幻泉館日録@楽天」のURLはhttp://plaza.rakuten.co.jp/gensenkan/だが、RSSのURLはhttp://api.plaza.rakuten.ne.jp/gensenkan/rss/だ。
登録が面倒くさい。
約50件ある楽天広場のリンク先を登録しようとして、数件でめげてしまった。
わざわざブラウザを立ち上げなくてもブログのチェックができるということを売り物にしているが、なんのことはない、「goo RSSリーダー」がMicro$oftのInternet Explorerを立ち上げて、表示しているのである。
私の場合はMozilla派なので、その点もやや不満。
使い勝手は……gooブログの利用者には、親和性が高いようだ。
楽天広場の中だけで完結している人には不要だろう。

【追記】No.1
社会保険庁から郵便物が届いた。
「この調査は、基礎年金番号で管理されていない年金加入記録の年金手帳の記号番号をお訪ねし、すべての年金加入記録を基礎年金番号で管理するためのものです」
???
「あなたの場合は、この調査に該当する方と思われますので」
???
該当するのがわかっているなら、つまり統合から漏れ落ちた記号番号がわかっているんじゃないのかな。
同封されていた年金加入記録には、厚生年金加入時のものしか書いてない。
確かに国民年金に加入時の記録が抜け落ちているようだ。
こちらのミスなのか?
窓口で言われたとおりにやっていただけだぞ。
やっぱり社会保険庁がやっていることは、わけがわからない。
謎だ。
ミステリーだ。
晶文社から出ていた「植草甚一スクラップブック」シリーズの復刊が始まったそうだ。
まだ本を見ていないのだが、たぶん少し買うだろう。
結構買うのかな。
全巻買うかもしれない。
まだ思案中である。
植草甚一さんというと、経堂を思い出す。
前にも書いたのだが、経堂の駅のところにある小田急OXかなにかの入り口で古本市をやっていて、そこで植草さんをみかけたのだ。
いわゆるゾッキ本ばかりでロクな本はないのだが、ファンキー爺さんは丹念に眺めていた。
植草さんがゾッキ本を知らないはずもなく、そんなことは承知で、古本を引き抜いては見ているのだ。
植草さんを見かけたのと、制服警官が女子大生を殺した事件とどちらが先だったか。
その一年ほど後には、砧の自宅で祖母を殺した早稲田高等学院の一年生が、経堂のビルから飛び降り自殺を遂げた。
経堂というと、そんなことをセットで思い出す。
『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』(1972年)は植草さんの著書なのだが、この秀逸なタイトルを、よく間違えて思い出すのだ。
「今日は雨降りだから、ジャズでも勉強しよう」って感じ。
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素晴らしいアメリカ野球
- 2004年10月 4日 14:29
- 書籍と雑誌
【追記】No.1
ヤフオクで『うたうたうた フォークリポート』の14冊が出ています。
1969年12月?1970年8月。
残り5日で25,300円。
どこまで行くのか興味深いところです。
楽天広場ではリンクは張れないのかな。
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c72563371
今は文学全集の時代ではないのだろう。
「昭和」は箱入りの文学全集がよく売れた。
個人全集ではなくて、「日本文学全集」「世界文学全集」などといった企画ものだ。
うちにも母と父が買ったセットがあって、小学生の時から正字・歴史的かなづかいの古い小説を読みふけったものだ。
イチロー選手の快挙を聞いて、ふとロスの『素晴らしいアメリカ野球』を読みたくなった。
「愛国リーグ」などという名称を断片的に覚えているのだが、内容を全然思い出せない。
うちの中を少し探したのだが、見つからない。
この小説はたぶん集英社が出していた「世界の文学」というシリーズで買ったものだ。
第一回配本がシリトー『長距離走者の孤独』で始まっていたのではなかっただろうか。
ラジオでスポットCMがガンガン流された。
全部そろえようなどとは思わなかったし、実際それは金銭的に無理だったと思うのだが、全集本の端本を自分で買ってとてもうれしかった。
両親の蔵書と違って、現代文学という感じがするのも良かった。
グラスの『ブリキの太鼓』もこれで買ったはずだ。
『素晴らしいアメリカ野球』は大学生になってから古本屋さんで買ったようだ。
原題は「The Great American Novel」なのだが、邦題はぴったりだと思った。
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前進できぬ駒はない!
- 2004年9月29日 18:15
- 書籍と雑誌
【追記】No.3
商店街にぽつんと案山子が立っていました。
首から提げたポスターには「集まれ! ストリートパフォーマー」と書いてあります。
毎週日曜日にここをステージにしていいという由なのですが、初耳です。
新しく始めたのかしら。
「ストリートパフォーマー」は集まるのでしょうか。

【追記】No.2
本屋さんを覗いたら、NHK人間講座のテキストが出ていた。
米長邦雄永世棋聖による『大局を観る』。
「将棋講座」ではなくて、「人間講座」なのである。
ついつい衝動買いして、ぱらぱらと眺める。
う?ん。
この人の知的な風貌が好きだったのだが、どうも「文化人」になってから妙だ。
勝負師の面影はない。
東京都教育委員や日本テレビ放送番組審議会委員といった肩書きがやけに多い。
さわやかな印象とは裏腹に、非常に娑婆気が強いのだろう。
晩節を汚しつつあるようで痛々しい。
【追記】No.1
夕方浜に向かう途中、車の中から金色に輝く夕焼け空が見えた。
でも、下の方はだいぶ雲が出ている。
急いだのだが、間に合わず。
今日も寂しい夕陽になってしまいました。

岩波現代文庫の『完本 実録囲碁講談』(中山典之著)を買ってきてぱらぱらと読んでいる。
本当は掲載棋譜を実際に並べて一手ずつ考えるともっとおもしろいのだが、碁盤を置く場所もないし、時間も足りない。
家にはちゃんと足の付いた碁盤も将棋盤もあるのだが、もういずいぶん長いこと蓋を外していない。
今は亡き親父様が家を建てた時のライフスタイルとしては、床の間と足付碁盤、足付将棋盤が必須だったようである。
広い座敷と、大きな和卓、すべて無用の長物となってしまった。
将棋の観戦記では、奥山紅樹さんのシリーズにハマったことがある。
晩聲社から出ていた『前進できぬ駒はない!』を古本屋さんで買ったのが最初ではないだろうか。
70年代末のことだと思う。
「赤旗」が主催している新人王戦の観戦記が中心である。
タイトルの性格もあるが、とても清新な印象を受けた。
初心者への解説もていねいで、奥山さんと若い棋士たちの将棋への情熱が静かに伝わってくる観戦記だった。
奥山さんの観戦記で知ったスター棋士は、故森安秀光九段。
1993年に刺殺された時は驚いた。
さらに驚いたのは、奥山紅樹さんが「赤旗」の下里正樹記者の別名であり、査問と処分を受けて解雇されてしまったことである。
下里さんは、オウム真理教事件の報道の中で何度もその名前を目にすることになった。
本当のことを言うと、奥山紅樹名義の観戦記をもっと読みたいなと思ったのだ。
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イエスという男
- 2004年9月26日 12:39
- 書籍と雑誌
【追記】No.3
因縁つけて戦争を始め、攻め込んで占領してしまう。
これがならずもの国家というものであり、今は彼の大国がその代表だ。
その国に番犬のように寄り添い、ただひたすら「イエス」という男、それがニッポン国の首相。
ああ、田川さん、ごめんなさい。
【追記】No.2
トップページのサブ項目にカレンダーが表示できるようになりましたね。
もちろんカレンダーの日付から、その日付の日記にリンクが張られます。
デザインテンプレートにカレンダーがあるのに変だと思っていたのですよ。
これは嬉しいです。
実際にはあまり使わないと思いますが、なんだかとっても「blog」の雰囲気がしてきます。
管理メニューから[デザイン設定]の[表示項目の設定]で、ずりずりと追加できます。
【追記】No.1
本日のキャンディーズは「つばさ」(1978年)。
といっても、本当は昨日買った飲料のおまけです。
昼間は晴れていたのに、夕方雨雲が広がって、ずいぶん寂しい海になってしまいました。

田川建三さんの『イエスという男』が増補改訂版ということで作品社から出ていた。
「逆説的反抗者の生と死」という副題がいいですね。
買ってきてぼちぼち読み始めています。
前の三一書房版が出たのは1980年。
家のどこかにあると思うのだが、やはり見つからず。
例によって内容を完全に忘れているので、実に新鮮です。
マジメな書評はたくさんあると思いますので、そちらをご覧ください。
書評Wiki: 田川建三
田川さんの文章は易しくて明晰であり、聖書批判をわかりやすく門外漢に説明してくれる。
私が特に好きなのは、田川さんがやや暴走気味に権威や権力を批判する時だ。
帯に書いてある言葉は冒頭の文句。
> イエスはキリスト教の先駆者ではない。
> 歴史の先駆者である。
いいなあ、うっとりするなあ。
先駆者とは、その時代を拒否する者である。
従って、その時代から抹殺される。
> 歴史の記録に生き残った者が偉大なのではない。
> あとかたもなく消されていった多くの人々こそが、
> 歴史をその本質において担った者である。
ひとびとの間にイエスの記憶が残ってしまったので、イエスは教祖としてまつりあげられてしまった。
> キリスト教は、イエスの抹殺を継続するかかえこみであって、
> 決して、先駆者イエスの先駆性を後に成就した、というものではない。
引用だらけになってしまうので、この辺でやめておこう。
文藝春秋社から出てるノーム・チョムスキー『9.11』(山崎淳訳)が本当にひどいトンデモ訳であることを、詳細に検証していただきたかったなあ。
代わりに、田川さんの「今日の一言」。
「子どもは誰のものか」
田川健三著
『イエスという男』第二版 増補改訂版
作品社 2004年6月10日発行
定価:本体2800円(悪税別)

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薔薇族
- 2004年9月23日 18:11
- 書籍と雑誌
【追記】No.4
秋分の日の夕方、浜に立ち寄る。
すごい人出だった。
BBQびとこそ見当たらなかったが、太鼓を叩いて踊っている若者たちもいた。
あの演奏のメインの音は、レコードかな。
もう少し待てばきれいな夕焼けだったのだろう。
残念。

【追記】No.3
世間様は祝日でお休みなんですね。
私は非国民なんで今日も仕事ですが、墓参りには行ってきました。
御影石に水が流れる様は好きです。
それでまたPET飲料買ってしまいましたよ。
今日は「微笑み返し」(1978年)と「あなたに夢中」(1973年)。

【追記】No.2
ずいぶん頭の悪そうなコメントが付いておりました。
晒しておきたいのですが、民族的差別やいわゆる病者に対する差別がひどいので削除いたしました。
あんまり汚いものをくっつけておきたくもありませんし。
この愚か者は午前三時少し前に姿を現わしてから、どこが気に入ったのか(あるいは気に入らなかったのか)何度もここを訪れ、午前4時半ごろに差別的コメントを書き込んで逃げていきました。
汚い足跡の一部を下に公開しておきます。
もちろんWindows機でIEですな。
> 2004/09/23 02:52:31 218.141.6.101 "YahooBB218141006101.bbtec.net"
> 2004/09/23 03:34:50 218.141.6.101 "YahooBB218141006101.bbtec.net"
> 2004/09/23 03:58:21 218.141.6.101 "YahooBB218141006101.bbtec.net"
> 2004/09/23 04:29:07 218.141.6.101 "YahooBB218141006101.bbtec.net"
とても寂しい生活を送っているようだが、君の相手なんてしたくないので、もう来ないように。
逆恨みの人生を送るのは君の自由だが、他人様に迷惑をかけてはいけないよ。
(差別コメントを書き込んだ愚か者は、その後06:17にも訪れています。
犯罪者が自分の犯行後の様子を伺いに来るようなものです。
しかし、本当にヒマな愚か者だな。)
【追記】No.1
帰りがけにお茶を買ったので、また一つキャンディーズが増えました。
「危い土曜日」(1974年)ですね。
これはすぐに左からランちゃん、スーちゃん、ミキちゃんだとわかりました。
このころはスーちゃんがメインだったんですね。
どんどんファンサイトのようになってきましたが、そうではないのよ。
あくまでも行きがかり上。
だいたいトップにあやしい雁首写真は貼ってあるわ、今日の日記のタイトルは「薔薇族」だわ、いったいどなたが訪れてくださる場所なのか。

1971年に創刊された雑誌『薔薇族』が廃刊になるそうだ。
へえ、そうなんだ。
買ったことはないし、私はゲイではないのだが、何度か立ち読みしたことはある。
googleで検索して公式サイトを覗いてみると、寺山修司「世界はおとうとのために」という薔薇族へのオマージュがトップに掲げられていた。
[月刊薔薇族ホームページ]
伊藤文学編集長は数年前朝日新聞の「声」欄に、「小さな会社で解雇はつらい」と題する投書を寄せていたそうだ。
経営厳しかったんだろうね。
それで後発誌『さぶ』を検索してみると、こちらは2002年の2月号で終わっていた。
出たのは2001年の年末だ。
70年代に生まれたゲイ雑誌が、三十年後21世紀になってその役目を終えたということなのだろうか。
世代(generation)の定義は三十年なのだという。
社会の構成メンバーが入れ替わる区切りだ。
私が「原点」を求めて70年代サブカルチャーというテーマでこちょこちょと書いているのも、時代が変わってしまったことに気づいて始めたことなのかもしれない。
稀代の編集者が支える雑誌は、三十年でその生命を終える。
そうではないのかもしれない。
雑誌という媒体がまた曲がり角に差し掛かったのかもしれない。
80年代パソコン通信の時代、アメリカのCompServeを模してNfityServeが生まれた時、とても嬉しかった覚えがある。
やっとまともな商用ネットの運営が始まったと思ったのだ。
ただ、始まった当初は本家と比べるとフォーラムが寂しい感じがした。
CompServeだとゲイのフォーラムまであるというのが驚きだったのだ。
インターネットはパソコン通信の比ではなかった。
閉じたパソコン通信の世界とは違って、外国のサイトに直接アクセスできるのだ。
数多くのメディアがつぶれるだろうと思った。
実際には、直接インターネットが原因でつぶれるメディアは少なかった。
いわゆるポータルサイトの言いなりに、パソコン通信のような使い方しかしない人も多いからだろう。
いわゆる「出会い系」のような使い方を雑誌に期待する人はもうほとんどいないのだろうが、それでも紙のメディアは必要だった。
ただ、これからどうなるかというとわからない。
活字に親しんだ旧世代の者が減っていけば、それだけ読者は減るのだろう。
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大阪下町酒場列伝
- 2004年9月20日 16:03
- 書籍と雑誌
【追記】No.1
というわけで買ってきました。
とってもおもしろいです。
ぱらぱらと最初の方を読んだだけですが、当たりだと思います。
元々私は「のんびり市うまいものマップ」といったような本(雑誌)はあまり読みません。
ああいうのは営業的視点でしか作っていない、やっつけ仕事が多いんです。
つまり、書いてる人がちゃんと飲み食いしていない。
町に愛情がない。
だから、せいぜい場所を確認する地図として立ち読みするぐらいなんです。
この本は違います。
表紙の写真を見ただけでそれがわかりますね。
著者の井上さんは私と同世代。
それがテーマではないんですが、滅びつつあるものに対する執着に共感しました。
しかしまあ、ハモの刺身なんて食ったことない。
実にうまそうです。

日曜日はコンビニで毎日新聞を買う。
一週間のテレビ番組表はほとんど見なくなってしまったが、書評欄はざっと目を通す。
今日はなんといっても『大阪下町酒場列伝』だな。
通常の書評の他に、コラム「COVER DESIGN」で表紙も採り上げている。
ちくま文庫、井上理津子著、牧田清写真。
ぜひとも買わねば。
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年表 昭和史
- 2004年9月18日 21:18
- 書籍と雑誌
【追記】No.3
朝日新聞の夕刊によれば、プロ野球の経営側と選手会の団体交渉で、合意直前に選手会が要求した「NPBは来季に向け最大限に努力する」という文言に難色を示し、強硬に反対したのは巨人とオリックスなのだそうな。
あれ?
読売とオリックスじゃないのか?
もしくはジャイアンツとブルーウェーブ。
普段は行かない読売のサイトを覗いてみた。
18日社説では「ファン裏切る“億万長者”のスト」 。
社会面の記事では「2日間ストの損失、12試合中止で16億円に」。
あたりまえだが、まさに御用新聞だ。
刑務所で読めるのはこの新聞だけだという話もあったな。
これは世界が違うわ。
選手会と球団経営者の交渉を、読売はどうしても「労使交渉」とは認めたくないらしい。
読売新聞を読んでNTVを見ている人には、古田選手が悪魔のように見えるのだろう。
がんばれ、古田!
【追記】No.2
晴れたり雨が降ったりと妙な天気でしたが、夕方は曇り。
惜しいところで夕焼けになりませんでした。

【追記】No.1
東京事変のシングル「群青日和」を買ってきた。
椎名林檎姫だわよ。
東京事変
CCCDだったら買うのはよそうと思っていたのだが、普通のCDだった。
おや?
朝日新聞のサイトを見ると、あのエイベックスがCCCDの採用を弾力化という記事が出ていた。
東芝EMIもそういうことなんだろう。
iPodなんぞで利用できないと売り上げに響くから、CCCDを控える。
右往左往ですな。
ランキン・タクシーさんのアルバムを見かけたので買おうかと思ったら、CCCDだった。
残念。
東芝EMIめ。
本屋さんで岩波ブックレット『年表 昭和史』の増補版が出ているのを見かけて購入した。
1989年に出た『年表 昭和史』に、平成の15年間を付け加えたものだ。
1926年から2003年の年表。
1年を1ページにまとめるという編集が読みやすい。
こういうものを買うと、とりあえず自分の誕生年を読みますわね。
私の場合はスターリン批判の年。
毛沢東「百花斉放、百家争鳴」。
経済白書「もはや戦後ではない」。
日ソ国交回復。
ハンガリー事件。
スエズ戦争。
日本の国連加盟。
この本では、昭和元年からの80年弱を、5つに区分している。
1926年(第一次若槻礼次郎内閣)
----1945年(鈴木貫太郎内閣)
1945年(東久邇宮稔彦内閣)
----1959年(第二次岸信介内閣)
1960年(第二次岸信介内閣)
----1972年(第一次田中角栄内閣)
1973年(第二次田中角栄内閣)
----1989年(竹下登内閣)
1989年(竹下登内閣)
----2003年(第二次小泉純一郎内閣)
やはり1972年が歴史の転回点であったことは確かなようだ。
1月 横井庄一元軍曹、グアム島密林で救出
2月 札幌オリンピック開催/浅間山荘事件/ニクソン訪中
3月 連合赤軍事件の死体発見/明日香村高松塚古墳発見
5月 沖縄施政権返還
6月 田中通産相「日本列島改造論」発表/ウォーターゲート事件発覚
7月 田中角栄内閣成立
8月 カシオミニ発売/ミュンヘン・オリンピック/「黒い九月事件」
9月 日中共同声明
11月 上野動物園でパンダ初公開
札幌オリンピックの時は中学生で、ミュンヘン・オリンピックの時は高校生だった。
おお、優等生から劣等生に変わった、私の転回点であったかもしれぬわ。
中村政則編 定価:本体580円+悪税

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ぐりとぐら
- 2004年9月 3日 22:14
- 書籍と雑誌
【追記】No.3
夕方とうもろこしをかじりながら浜へ出た。
静かないい日だった。
更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

【追記】No.2
昨日の「幻泉館日録@楽天」のアクセス数は「1404」でした。
これはウソです。
いえ、実際にカウンターはそれだけ回ってますし、「音楽ジャンル」ではベスト10入りしてしまっているのですが、それだけお客さんが来たわけではありません。
昨日ちょっと暇ができたので、以前から少し気になっていた実験を行なった結果がこれなんです。
アクセス数のランキングに出ているサイトを訪れてみると、明らかにカウンターを操作して上位に来ているサイトがあるのに気づきます。
自己顕示欲に駆られた中学生がやっているのはまあかわいいものです。
嫌なのは、他人を攻撃している人達です。
オレたちはこんなに人数が多くて人気があるんだぞと虚勢を張っている「張子の虎」ですな。
それで、誰でも簡単にアクセス数を上げられることを証明してみたかったのです。
IPを二つ同時に使える場合は本当に簡単です。
二台で同時にアクセスしてリロードを繰り返せば良いのですから。
張子の虎君に一人でもアホな友だちがいて、協力してもらえば簡単ですね。
でも、一つのIP、一台のPCでもできるんじゃないかと思って試してみたのです。
なんといっても張子の虎君は友達なんてほとんどいません。
一人でカウンターを回しているはずです。
その気になればすぐに見つかるものですな。
特に面倒なスクリプトなど書かなくても、誰でも簡単にカウンターを回せることがわかりました。
楽天のアクセス数なんてウソ八百なので、気にしない方がいいですよ。
「幻泉館日録@楽天」を開いてちょうど一年が過ぎたところです。
管理メニューにはこんなことが書いてあります。
■ 開設日 2003年08月30日(開設371日)
■ 総アクセス数 5017344アクセス (約13524アクセス/日)
これもウソ八百です。
カウンターが壊れてくれたおかげで、超然としていられるようになりました。
以前分析したことがありますが、アクセスログのIPを並べ替えて、そこからスクリプトで訪問している人の数を引くと、「幻泉館日録@楽天」はせいぜい50人程度の読者数です。
同じ方が一日に何度かいらしてくださるので、今は「400」を越えたり越えなかったり。
これも実際の人数と比べると、ずいぶん多い数字ですね。
ま、楽天広場の場合は媒体資料として楽天市場の営業に使うので、数字は大きい方が都合良いのでしょう。
【追記】No.1
日没時刻がだいぶ早くなり、日の入る場所もだいぶ南に動いた。
デジカメで夕陽を撮り始めたのは昨年の10月。
そのころの夕陽に近づいてきた。
夕陽が好き![I Love Sunset!]@Yahoo!PHOTOS 2003年10月?2004年4月
今日(2日)は事務所近くで、少し小さな空を眺めた。

「ぐり」と「ぐら」はまだよちよち歩きなのだが、じゃれあってとっくみあいなどするようになった。
「ぐら」の方がけしかける。
万事「ぐら」の方が積極的で活発だ。
私が帰宅して玄関の戸を開けると、「ぐら」がよちよちと入ってきた。
あわててキジトラ母さんが止めに入る。
今までは食べ物をねだるために家の中へ突入していたキジトラ母さんだが、外猫としての自覚が出てきたらしい。
家の外、テラスの箱がこの母子の場所なのである。
夜はヒナがノートPCに張り付くように、机の上でうとうとしている。
『ぐりとぐら』(1967年)
文:中川李枝子 絵:山脇百合子

おしかけてきたキジトラ母子ですが、チビ猫たちの名前がいつのまにか決まってしまいました。
「ぐり」と「ぐら」です。
どうもキジトラというより黒トラっぽいチビ猫は雄のようです。
これが「ぐり」。
三毛っぽいけどトラが入ってるチビ猫は雌のようです。
これが「ぐら」。
よちよちとうちの庭を探険しています。
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谷中村滅亡史
- 2004年8月24日 13:56
- 書籍と雑誌
【追記】No.4
夢を見た。
高校時代の友人たちと故郷の町にいる。
空に積乱雲がにょきにょき育つ。
「あれはCGだよ。」
誰がやっているのか、本当の夏空のように見える。
あれは作り物なんだ。
空が光り、キノコ雲が育つ。
ゆっくりと空を覆っていく。
「あれもCGだ。」
「やめさせなきゃ。」
マンションの窓でDJを気取る若者が目に入る。
あいつだ。
僕たちは彼に向かって叫び声を挙げようとするのだが、声にならない。
声にならない。
【追記】No.3
女子レスリング72キロ級浜口選手の3位決定戦、圧勝でした。
右目が腫れ上がっています。
試合中わあわあ叫び続けていたお父さんが、勝った後は口をもぐもぐさせてガルルとにらんでいました。
印象に残る銅メダルです。
【追記】No.2
レスリング女子63キロ級の伊調馨もポイントを先行されながら、逆転の金。
いやあ、粘り強い選手ですね。
あ、今夜はオリンピック見ないつもりだったのに。
【追記】No.1
女子レスリング55キロ級の吉田沙保里選手!
攻めまくって、気持ちの良い完勝。
いや、すっきりしました。
コーチを肩車したり、トンボ切ったり、武道だったら怒られるようなことをして喜んでいるのも、嬉しいです。
稀代の悪法と呼ばれる法律がある。
たとえば土地収用法。
足尾鉱毒事件で揺れた村は1907年に土地収用法に基づき強制買収され、水没してしまった。
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明治十四年、時の栃木県知事藤川為親氏が,渡良瀬川の魚類を食ふことを禁じて、鉱毒問題の先鋒に叫んで、不幸島根県に追われてより、年を閲すること爰に二十有六年、鉱毒の被害の激甚地として、はたまた瀦水地問題の紛争地として、多年紛糾錯綜の渦中に投ぜられ、何時解決せらるべしとも見えざりし、栃木県下都賀郡谷中は、明治四十年七月五日、遂に政府の兇暴無残なる毒手に破壊せられ終んぬ。
ああ谷中村は遂に滅亡したるか、二十年の久しき、政府当局の暴状を弾劾して、可憐なる村民のために尽悴し来れる、老義人田中正造翁が熱誠は、空しく渡良瀬川の水泡と消え去るべきか。
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上記は荒畑寒村著『谷中村滅亡史』が1970年に新泉社から復刻された版からの「緒言」の引用である。
私の手元にあるのは1981年の第17刷なので定価1200円。
現在は岩波文庫から定価525円(悪税込)で出ている。
当時まだ二十歳だった荒畑寒村さんが著わした『谷中村滅亡史』は、たかが抽象的概念にすぎない国家が具体的な姿をかいま見せるときにどれだけ恐ろしいものか活写している。
成田空港建設でも同じように強制代執行が繰り返された。
「稀代の」と書いてしまったが、実は結構たくさんある。
後に寒村さんが反対していた破壊活動防止法もそうだろう。
最近は特に急激に増えている。
通信傍受法(盗聴法)、住民基本台帳法、有事関連法。
半世紀の日本の歴史を吹き飛ばし、「日本国」を昔の姿に戻すための法整備が着々と進んでいる。
今度は「共謀罪」である。
組織犯罪処罰法が改正され、「共謀罪」という犯罪が生まれることになる。
元々はアメリカからおしつけられた「国際組織犯罪防止条約」のために作られるのだが、市民団体や労組といったまつろわぬ民を狩るために活用されることになるのだろう。
これまで厳しく制限されていた盗聴法の運用が緩和されるというのが、実際上の大きな変化になるようだ。
実行行為をまったく伴わなくても「共謀」と断定されれば、逮捕される。
「共謀した者でも自首すれば刑を軽減する」という条件が付くので、陰湿な密告社会が訪れる。
あなたも簡単に犯罪者にされる。

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70年代日本のフォーク&ギター
- 2004年8月19日 19:49
- 書籍と雑誌
【追記】No.3
そういえば当時の雑誌には、ビンボな役立ち情報がよく載っていました。
鉛筆と輪ゴムでカポを作る方法。
スチール弦はゆでると少し復活するなんてのもあったと思います。
カポは試してみましたが、イケます。
弦をゆでるとどうなのかは、試しておりません。
【追記】No.2
以前にも書いたと思いますが、私が初めてギターを買ったのは中学1年生の時です。
お年玉で買ったのだとすれば70年になっていたはずですが、買ってもらったような気がするので、それならまだ69年だったことでしょう。
鈴木のガットギターで、6千円のものでした。
最初はオルガンで音を合わせて、NHKのギター講座を見て練習しました。
タルレガの「ラグリマ(涙)」という曲を弾いた覚えがあります。
そのままクラシックを練習すれば良いものを、PP&Mの曲を聴いて自分で歌いたくなりました。
それで『ヤングギター』という雑誌を買うようになります。
当時の『ヤングギター』はクラシックやジャズ、カレッジフォーク、歌謡曲、なんでもあれのギター総合誌でした。
ラテンの人が使うような、サウンドホールに引っ掛けて首から下げるようなストラップを買ったのですが、どうもかっこ悪い感じがしました。
それで、ねじ込み式のエンドピンを買ってきて、ガットギターに付けました。
オレンジ色のきれいな刺繍のあるストラップを買いました。
こういうストラップは一時期見かけなかったのですが、またアコースティックが流行したおかげで復活したようです。
PP&Mの「パフ」でスリーフィンガー奏法を練習しました。
♪ PUFF, the magic dragon lived by the sea
♪ And frolicked in the autumn mist in a land called Honah Lee,
そのうちにいわゆるフォークブームが訪れ、『ヤングギター』も日本のフォーク雑誌に変わります。吉田拓郎さんの弾き語りにショックを受け、遠藤賢司さんのギターに魅せられます。
スリーフィンガーにちょこっと工夫すると「カレーライス」になることがわかりました。
それで、高校に入って買ったのがジャンボのフォークギターなのです。
形はマーチンのD-28にそっくりなのですが、後年D-28を入手して、もっと大きくて重かったということに気づきました。
1972年に2万5千円で買ったジャンボ。
D-28に比べると弾きにくいし、音も少し寂しいのです。
でも、やっぱりそれが私の愛器でした。
高校の文化祭のステージで、渋谷から新宿まで歩いたデモで、一緒に歌ったギターです。
【追記】No.1
木島始さんが亡くなったそうだ。
悪性リンパ腫。
享年76。
ラングストン・ヒューズやウォルト・ホイットマンと、おなじみとなったところを案内していただきました。
三省堂本店で衝動買いした本、その2。
なんだかとてもダサい表紙の楽譜本を手に取った。
「70年代フォーク名曲30曲集」という楽譜は既になんらかの形で持っているので不要。
普通なら買わないのだが、楽譜以外のページがえらい充実していた。
70年代前半の高校生がおなじみだったヤマハやモーリスのモデルのみならず、「ジャンボ」の説明があったのに驚いた。
坂崎幸之助さんが高校生のころにジャンボを使っていたということを書いていたが、それ以外にこの名前を目にしたことがなかったのだ。
そう、私もまた高校生のころ一緒に泣き笑いした、愛器ジャンボ君である。
この本に写真が載っていたジャンボは00-21モデル。
キャプションを引用する。
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マーティン・ギター研究家の草分け的存在ともいえる手工職人、田原良平氏のブランド。アーチド・トップ職人としても著名な鷲見氏も同メーカーで腕を磨いた一人。70年代にダブル・オー・スタイルのモデルをレギュラー化しているあたりはさすが。
----------------------------------------------
もちろん私の愛器はそんな高級器ではなくて、マーチンのD-28を模した量産モデルだ。
いったいどんな人が買うのか不思議な本だが、まあ少なくとも私はジャンボの文字に引かれて、買ってしまったのでありました。

シンコー・ミュージック・ムック
『70年代日本のフォーク&ギター』
2004年5月9日発行
A4変形判 本文132p
定価:1800円+悪税
■日本のフォーク&アコースティック・ギター年表
■再現ドキュメント 第3回全日本フォーク・ジャンボリー
■出来事で読むフォークの歴史
■70年代フォークの流れを追う
URCストーリー
ベルウッド・ストーリー
エレック・ストーリー
ユイ音楽工房ストーリー
■ポプコンから生まれた名曲とアーチストたち
■ガロ....70年代に表れた斬新なコーラス&ギター
■日本のアコースティック・ギターの歴史
ヤマハ
モーリス
S・ヤイリ
ヘッドウェイ
キャッツ・アイ
マスター
■これだけは忘れない!ギター弾き語り70年代フォーク名曲30曲集
明日への讃歌(アリス)
あの素晴らしい愛をもう一度(加藤和彦と北山修)
雨が空から降れば(小室等)
いちご白書をもう一度(バンバン)
一本道(友部正人)
贈る言葉(海援隊)
面影橋から(及川恒平)
悲しくてやりきれない(ザ・フォーク・クルセイダーズ)
カレーライス(遠藤賢司)
神田川(かぐや姫)
今日までそして明日から(吉田拓郎)
心もよう(井上陽水)
コーヒーブルース(高田渡)
酒と泪と男と女(河島英五)
さよなら(オフコース)
サルビアの花(早川義夫)
春夏秋冬(泉谷しげる)
精霊流し(さだまさし)
戦争を知らない子供たち(ザ・ジローズ)
遠い世界に(五つの赤い風船)
なごり雪(イルカ)
22才の別れ(風)
花嫁(はしだのりひことクライマックス)
プカプカ(ディランII)
望郷(山崎ハコ)
ポスターカラー(古井戸)
岬めぐり(山本コータローとウィークエンド)
夕暮れ時はさびしそう(N.S.P.)
若者たち(ザ・ブロードサイド・フォー)
わかってください(因幡晃)
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竹田の子守唄
- 2004年8月18日 11:36
- 書籍と雑誌
【追記】No.2
いや、すごかった、松坂投手の投球。
あんまり応援団の能書きは要らない。
試合終了まで見てしまったので、今日も私は使い物になりません。
お、今夜は男子サッカーの残り試合があるんですな。
【追記】No.1
オリンピックの中継で、松岡氏が「解説」で口にした一言が気になった。
シドニーでは感じられなかった一体感が、長嶋監督の下で感じられる由。
そうなのか?
ミスター・アマチュア野球杉浦正則投手に、大学野球のスター、それにプロの選手が加わったプロ・アマ合同チームこそドリーム・チームではなかったのだろうか。
本格的にプレイされる地域が非常に限られている「野球」という競技でメダルが取れなかったことはおそらく屈辱的なことだったのだろうが、今回のアテネ大会の代表を「長嶋ジャパン」と呼ぶことも含めて、TBSの放送には違和感を感じた。
森達也さんの『放送禁止歌』は番組制作の約1年後2000年に解放出版社から発行された。
その中で一章を費やしていた「竹田の子守唄」の話はそれでだいたい終わったのだと思っていた。
それで2003年に藤田正さんの『竹田の子守唄』が同じ解放出版社から出た時はなんとなく買わずにいた。
映画の帰りに三省堂本店で少し本を見た。
他の書店で「品切れ再版未定」になっていてもここには在庫がある場合もあるので、気になっていた本をチェックしていくのだ。
それで別の本を探していて、偶然『竹田の子守唄』を目にした。
少し値段が高いのだが、楽譜とCDが付いている。
赤い鳥がURCから出した「竹田の子守唄」(1969年10月発売)と、部落解放同盟京都府連合会改進支部女性部による「竹田の子守唄(元歌)と「竹田こいこい節」である。
赤い鳥→紙ふうせんの後藤悦次郎さんの話からルポが始まる。
まだちゃんと読んでいないのだが、本文に森さんの本ほどの印象は残らないような気がする。

藤田正
『竹田の子守唄
名曲に隠された真実 』
解放出版社
A5判並製本文167p
定価:2200円(悪税込)
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原子力発電とはなにか……
- 2004年8月12日 18:43
- 書籍と雑誌
【追記】No.8
美浜原発3号機の事故で犠牲になったのは、「下請け」の作業員ではなかった。
木内計測は関西電力の子会社、関電興業の下請けである。
関西電力から見れば「孫請け」だった。
危険作業は必ずそんなところへ外注に出す。
コスト削減で経済効率が優先され、安全性が軽視されるのは、自分たちが犠牲になることがないからだ。
事故にまで至らずとも、社員と孫請け作業員の被曝線量が桁違いなのは、言うまでもない。
【追記】No.7
お?、2-2の引き分け?。
すごい試合でしたわ。
寝るべ。
私、明日は使い物になりません。
明日も、か。
【追記】No.6
後半33分、やっとギリシャが得点、これで一点差。
今までぶ?たれていた客席がものすごい盛り上がり。
残り時間が十分以上あるので、逆転可能。
あ、PK!
これで同点、2-2。
後半37分。
韓国苦しい。
わたしゃ何実況やってるんだ。
【追記】No.5
夜なべ仕事は早々に切り上げて、ただぼぉっと韓国対ギリシャのサッカーを見ています。
チェルノブイリといえば、80年代後半に安いスパゲッティをしこたま食ったなあ。
ヨーロッパの基準値でアウトになった麺が日本へ大量に輸入され、たたき売られていたはずです。
おお、ギリシャのDFがオウンゴール!
韓国一人少ないのに、2-0とリード。
試合時間はあと25分程度か。
【追記】No.4
韓国対ギリシャ戦を眺めながら少しだけ夜なべ仕事。
どっちも気合いが入らないのでいかんね。
前半30分で韓国DFがイエローカード2枚で退場処分。
いい試合だったから厳しいね。
女子のスウェーデンもそうだったけど、少ない人数でのカウンター攻撃はヨーロッパのチームの方が恐い。
東アジアのチームは、やはり人数を使って走り回るしかないのかな。
その昔ワールドカップ・イングランド大会(1966年)で北朝鮮がイタリアを破って準々決勝に進出したことがある。
その試合はまったく見ていないのだが、やはり走力で圧倒したようだ。
おお!
一人少ない韓国が前半43分に先制!
きれいなシュートだ!
【追記】No.3
お?、終わった?!
勝った?!
スウェーデン相手に勝ち点3。
後半もよく押し上げて、走ってくれました。
やっぱうれしいわあ。
スウェーデンの選手よりうまいなという印象を受けました。
しかし、「なでしこジャパンとはなにか…… そのわかりやすい説明」を誰かしてくれないだろうか。
いや、中身じゃなくて、呼称。
野球の「長嶋ジャパン」はもっとわかりません。
【追記】No.2
お風呂上がり?。
得点したFW荒川選手は後半途中で交代。
男子フル代表DF中沢選手のような頭髪だが、ゴン中山みたいに走りまくってくれました。
お疲れさん。
これからスウェーデンの猛攻が始まるのか?
【追記】No.1
お、やった!
スウェーデンから先制点。
女子サッカー見始めちゃったんだけど、お風呂に入らないと。
雑誌『80年代』の別冊として発行された本。
『原子力発電とはなにか…… そのわかりやすい説明』。
定価850円で、今でも入手可能なはずだ。
あ、悪税上乗せね。
「80年代別冊」は一冊目がこの本。
別冊2『いこうぜ元気印―学校地獄からの脱出』(保坂展人編)。
別冊3『からだの言いぶん―しなやかトレーニング・実技編』(津村喬)。
こう並べると『80年代』という雑誌の雰囲気がわかるだろうか。
『80年代』『クライシス』『インパクト』が70年代末に創刊された新左翼系雑誌御三家。
世界がどう変わっていくのか、私にはまったく見当がつかなかった。
表紙には一見きれいな砂浜の写真が使われているのだが、よく見ると奇妙な風景だ。
カバーの折り込んだところにキャプションが付いている。
> カバー写真=島田興生
> ビキニ環礁米国核実験場爆心直下の
> いっさい植物の生えていない砂浜。
> 1976年8月撮影
「緑の会」という名前になっているが、つまり広瀬隆さんが作った本だ。
スリーマイル以降、チェルノブイリ以前。
当時は原子力発電に反対すると「過激派」と思われたりしたのだが、田辺聖子さんが『暮らしの手帖』の連載で採り上げてくださったので売り上げ部数が急に伸びたことを覚えている。
高木仁三郎さんもお元気だった。
ピート・シーガーさんの「虹の民」を知ったのは、高木さんも来ていた集会だった。
『原子力発電とはなにか…… そのわかりやすい説明』
緑の会編集
1981年1月発行
野草社

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主よ、その水をください
- 2004年8月10日 22:43
- 書籍と雑誌
【追記】No.4
外出している間にルータが暴走していました。
そのためしばらくの間幻泉館鯖が利用できなくなっておりました。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
そろそろ利用できるはずです。
【追記】No.3
今日は東京新聞を買ったのだが、朝日の「天声人語」に相当する「筆洗」で加東大介さんの『南の島に雪が降る』を採り上げていた。
昔の黒沢映画でおなじみの俳優さんで、沢村貞子さんの弟さん、長門裕之さんと津川雅彦さんの叔父さんに当たる。
ニューギニアで飢えやマラリアに苦しむ日本兵を、即席の演芸分隊が鼓舞するという泣き笑いの実体験。
加東さんが「文芸春秋」に掲載した手記が1961年に本人の主演で映画化された。
1995年にも、高橋和也、根津甚八、菅原文太さんたちの出演で再映画化されている。
この原作が知恵の森文庫から復刊されたのだそうな。
あの『放送禁止歌』が入った文庫だ。
光文社、なかなかいいじゃないか。
これは買い、でしょう。
『南の島に雪が降る』
加東大介
知恵の森文庫 b か 2-1
定価:780円(悪税込み)
【追記】No.2
関西電力美浜原発3号機で起きた蒸気漏れ事故では4人が死亡し、7人が重軽傷を負った。
全員が下請け会社の社員だというところが、さらに涙を誘う。
東海村もそうだった。
いつもそうなんだな。
大阪天王寺の会社だそうだ。
なんだか春一番を思い出して、とても悔しい。
原子力関係の事故隠しは、もう常識になっている。
今回は本当にそれだけなのか。
原子力はことさらに平和利用が強調されてきたが、その開発は常に日本の再軍備化と一体だった。
もしかしたら、もう隠れ蓑の原発は要らないというところまで来ているのかもしれない。
北朝鮮や中国の脅威を宣伝し、核兵器保有に国民の同意を得る。
最悪のシナリオなのだが、もちろんこんなことは私の妄想で終わらせなければならない。
【追記】No.1
昨日の夕陽画像。
別のカメラ(PENTAX)で撮ったものを追加しました。
更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

富士山の万年雪がほとんどなくなったそうだ。
山頂の銀明水もほとんど涸れている。
今年の暑さでということではなく、このところずっとそうなのだという。
富士山周辺には雪解け水が数十年をかけて地表に現われる湧水が多く、あまり水で苦労せずに済んだ。
例外は三島の楽寿園で、東レが水を汲み上げ続けたために池の水がまったく涸れてしまった。
無残な池の跡地だが、これは富士山周辺の、数十年後の姿を見せてくれているのかもしれない。
ピーター・ポール&マリー(Peter, Paul and Mary)「井戸端の女(Jesus Met The Woman)」はヨハネ福音書に由来する歌だ。
福音の歌なので、まさにこれがゴスペル。
あまり言及されることがなかったと思うが、この人達はとても器用なので、原初的ロックンロールもゴスペルも実に楽しく聴かせてくれる。
ボブ・ディラン(Bob Dylan)の「風に吹かれて(Blowin' in the Wind)」をPP&Mで先行ヒットさせたプロデューサーは実に炯眼だったのだなと思う。
♪ Jesus met the woman at the well
♪ Jesus met the woman at the well
♪ Jesus met the woman at the well
♪ And He told her everything she'd ever done
この先で夫の数がどうのこうのと歌っているのだが、この歌詞は聖書に出てくる話を知らないと何のことかわからない。
イエスさんは喉が渇き、井戸端の女に水を所望する。
そこで二人は不思議な対話をするのである。
イエスとその弟子たちはファリサイ派(パリサイ派)の弾圧を恐れ、ユダヤを脱出してガリラヤへ向かう。
その途中に通りかかったサマリアで、弟子たちは食料の買い出しに走り、喉の渇いたイエスが一人で井戸の水をもらいたいと女に頼む。
当時のユダヤ人とサマリア人は反目し合い、会話をすることがなかった。
サマリア人はユダヤの異端であり、差別されていた。
サマリア人の父祖ヤコブの井戸の水をユダヤ人イエスが欲しがるのは、筋違いだったのだ。
譬えの宗教キリスト教の福音書の中でも、ヨハネによる福音書は「霊的」と言われるように、話がいかにも宗教的でわかりにくい。
マルコによる福音書などと違い、実際イエスが生きていた時代からはだいぶ下ってしまい、イエスのユダヤ教改革運動とはだいぶ隔たった「キリスト教」ができあがりつつあったのだろう。
肉体の「渇き」と物体の「水」は二人の問答の中で、精神の渇きと永遠の「生命の水」の話にすり替えられる。
井戸端の女は結婚に失敗している。
異端サマリア人の中でもアウトサイダー。
その精神の渇きから、イエスとの対話の中で救世主が現われたことに気づき、「その水をください」と言うのである。
別にキリスト教について語りたいのではない。
私はただ水のことを考えていたのだった。
ヨハネがキリスト教に盛りこみたかったことではなく、譬えに「水」が用いられていることに感心する。
誰にでもわかる「水」と「渇き」。
そして生きていくうえでもっとも大切なものだからこそ、譬えになるのだ。
サイパンや広島や長崎の人たちは、水をどれだけ求めても飲むことができず、そのまま亡くなっていった。
そこでは普通の水こそが「生命の水」だった。
もちろん、南京や重慶にも、同じ光景があったはずなのだ。
その光景を想像するだけの努力がなければ、原爆は東洋鬼に下された天罰で終わってしまう。
ニッポンの国際責任、結構な話だ。
それで、大東亜戦争の責任はちゃんと果たしたのかね?
もちろん、最高責任者の責任も含めて。
日本ではファシズムに対してレジスタンスが存在しなかった。
国民全員が国家神道という怪しげなカルトの信者として振る舞った。
その象徴のように見える靖国神社に、総理大臣が参拝している。
これはほとんど挑発行動のようなものである。
ドイツに留学していた高校生は、一年の間に何度も繰り返し第二次世界大戦を学習させられた。
自分たちの手でナチスドイツの記憶を掘り返し、考え、語らなければならない。
そういう努力をしなければ、ドイツはユーロの一員として認められないのだ。
一件無理なく経済進出したかのように見えても、首相が挑発的に靖国参拝を続け、かつての侵略戦争をまったく反省していないようでは、いつまでも「反日」的感情が続くことだろう。

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虚無への供物
- 2004年8月 8日 22:36
- 書籍と雑誌
【追記】No.3
アジアカップでの「反日応援」でネット右翼が大喜びしてるようだな。
あほか。
対立感情を煽ってどうする。
そんなやつが他国の「民度」語るなんぞ、これをまさに笑止千万と言うんだよ。
【追記】No.2
日曜日なので毎日新聞を買った。
明日は休刊日らしいので、ちょっと得した気分。
週間テレビ番組表を見れば、オリンピック開会式など載っている。
おお、知らんかった。
別刷りでアテネ五輪開幕直前特集なんかも付いていた。
オリンピックなあ。
サッカーだけは見ないと。
例によって開会式より先。
8月12日(木)の深夜2時20分から。
忘れないようにしないと。
実はオリンピックやワールドカップは、欧米でやってくれた方が私は見やすいのです。
バルセロナの時は夜なべ仕事の友にテレビをつけていて、岩崎恭子ちゃんの快挙を見ました。
【追記】No.1
日記本文に壁紙がかぶってしまうのはなぜなのか、わかりました。
「メインの背景色」が「背景色なし」になっていたからです。
壁紙を設定していなければ結果は同じなのですが、壁紙がある場合、明示的に「#FFFFFF」を指定しないといけないのですね。
「背景色なし」だと、壁紙が表示されてしまうのです。
ついでに、「項目名の背景色」を「#EEEEEE」とうっすら灰色にしてみました。
本文と区切りがないと、わかりにくいようなのです。
後はリンクの色をどうしようかということぐらいかな。
八月は亡くなった人を思う月なのだろう。
十月は黄昏の国、八月は黄泉の国。
生きている者は亡くなった者のことを思い、その思い出と共に生きる。
去年の八月はとても静かな八月だった。
雨上がりの深夜、大きな病院の駐車場で空を見上げた。
星空だけがあった。
喜怒哀楽とは関係のない、「空(くう)」だけがあった。
-------------------------------------
涼みに入った本屋さんで、講談社文庫の『新装版 虚無への供物』を見つけた。
上下二巻本になっている。
これはずいぶん以前、一冊になっている版を同じ講談社文庫で買ったはずだ。
不思議なことにその一巻本も一緒に並んでいる。
どこが違うのかと思ったら、文字がだいぶ大きい。
中井英夫さんの本を買う人は年齢層が高いのかな。
帯に付けられた宣伝文句が京極夏彦さんと綾辻行人さんだというのが、実に今様である。
違う版だからと自分に言い訳しながら、読みたくなったので買ってしまう。
冒頭を読んで驚いた。
こんな始まりだったかしら。
本当に何も覚えていないのだ。
実に情けない。
しかし、何度も楽しめていいじゃないか。
かろうじて、洞爺丸事件がこの本の執筆動機になっていたことだけは思い出した。
冒頭でも、1954年がどういう年だったかという時代背景をきちっと説明している。
1954年9月26日、青函連絡船洞爺丸が出港直後に台風15号のため転覆。
死者行方不明者1055名という、とてつもない海難事故となったのである。
水上勉さんの『飢餓海峡』も、同じ事故を素材にしている。
突然千人を超える人の生命が一瞬のうちに失われてしまう、この理不尽な事故は作家の想像力を大いに刺激したのだろう。
中井英夫という作家を知ったのは、70年代末に小さな書店でアルバイトをして暮らしていた時だ。
『とらんぷ譚』という不思議な装丁の本に心惹かれ、2割引で買った。
滅法おもしろかったので、続けて文庫で『虚無への供物』を買ったのではなかったか。

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草の葉
- 2004年8月 2日 00:00
- 書籍と雑誌
アメリカで民主党の大統領候補がラングストン・ヒューズの言葉を引用したと聞いて、ふとウォルト・ホイットマンを読み返そうと思ったのだ。
ホイットマンを訳すのには、「ぼく」という一人称がいいなと思う。
どうも「わたし」だと今ひとつしっくりこない。
ヒナのワンダーランドをひっくり返すと、いろいろ出てきた。
いつのまに、こんなにたまったのかしら。
思潮社の海外詩文庫『ホイットマン詩集』(木島始 訳編)
岩波文庫『対訳 ホイットマン詩集』(木島始 編)
岩波文庫『ホイットマン詩集 草の葉』
(杉本喬 鍋島能弘 酒本雅之 訳)
岩波文庫『ホイットマン詩集 草の葉』
(杉本喬 1998年改訳版)
"Leaves of Grass" SIGNET CLASSIC
"Leaves of Grass" MODERN LIBRARY

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今夜、すべてのバーで
- 2004年7月28日 00:00
- 書籍と雑誌
昨日27日の夕方浜に出たのですが、雲が出てきて夕陽が見えませんでした。
今日28日はもう少しきれいに見えたのですが、それは深夜に作業します。
ほんの少しだけ更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]


さよなら、らもさん。
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いちばん高い塔の歌
- 2004年7月18日 13:06
- 書籍と雑誌
高校野球の県大会が始まったようだ。
私の出身校は現在4回前半終了で4-2と勝っている。
暑いだろうなあ。
結構遠くまで冷房の利いたバスにのるので、この野球応援で毎年風邪をひいていたのだ。
さて、私も出かけてきますか。
【追記】No.3
巴里雀さんのおかげで思い出しました。
2003年11月15日付日録で、この話を書いていたのでした。
小椋佳「海辺の恋」(1974年)
楽天さん、サイト内検索機能を付けてほしいのです。
もう何書いたかわらからなくなっちゃいました。
【追記】No.2
げげっ、気づいてなかった。
世間様は三連休なんですか、そうですか。
非国民なんで、この三日間の休みは日曜日だけです。
もっとも、あんまりまじめに働いてないですね。
昼間から海岸をぶらぶらしているのです。
顔が日焼けしたそうで、指摘されて恥ずかしかったです。
ところで1970年7月18日は、光化学スモッグ発生の日なんだそうです。
【追記】No.1
はい、こちらは「見張り塔からずっと」。
夏休み初日の土曜日です。
県庁所在地のどかな市では37度まで上がったそうです。
のんびり市も蒸し暑かった?。
でも、風と波が強くて海に入るのは危険です。
波打ち際で海に入っているのは数人だけでした。
急深の浜なので、監視員も気を抜けないでしょう。
BBQびとが一組。
海本番は、これからです。

友部正人さんの歌では死んだくせに吉祥寺の町をうろうろ歩いている金子光晴さんですが、たいした詩人です。
貘さんと一緒にテレビに出て、禿頭をぺちゃりと叩いていた、あのおっさんです。
山之口貘という詩人は、高田渡さんに教えてもらいました。
金子光晴という詩人は、永島慎二さんに教えてもらいました。
永島慎二さんの『若者たち』は、ある漫画家の部屋に芸術家志望の青年たちが転がりこんでくる話です。
どちらかというとダメオ君たちの集まりです。
当然ながら貧乏です。
1974年にNHK銀河テレビ小説で「黄色い涙」というタイトルでドラマになりました。
あれ、これは以前書いた覚えがありますな。
その中で、詩を書かない詩人が何気なくつぶやくように朗読するのです。
> 束縛されて手も足も出ない
> うつろな青春。
> こまかい気づかい故に、僕は
> 自分の生涯をふいにした。
>
> ああ、心がただ一すじに打ち込める
> そんな時代は、ふたたび来ないものか?
ランボーの「いちばん高い塔の歌」、その金子光晴訳です。
永島さん、よくまあ金子訳を選んでくれたものです。
詩の翻訳とは、結局訳者がどのような詩人であるかにかかってくるものです。
この詩が気になってしかたがないので、私は数種類の翻訳を読み比べて、金子訳ランボー詩集を買いました。
もちろん堀口大學訳や小林秀雄訳をどうこう言えるわけではありません。
ストレートに響いたのが、金子訳だったのです。
高校生になっていたのかな。
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ねことオルガン
- 2004年7月15日 16:55
- 書籍と雑誌
事務所のLANが死んでいた。
これでは仕事にならない。
ハブが壊れたらしい。
しかたがないので買いに出た。
あぢぃ。
8ポートのスイッチングハブも、2千円程度で買えるようになったんだ。
(いつと比べてるんだ)
忘れていたポイントで買い物が済んでしまった。
ついでにちょっと足を伸ばして、音叉500円ナリと006P電池100円ナリを買ってくる。
今夜こそ弩級28号君で夜泣きするぞ、と。
【追記】No.2
ひさびさに母艦機の電源を入れたので、環境が新鮮。
ハードディスクの中にはまだ見ていない映像がたくさん詰まっていた。
「佐渡山豊&中山ラビ」などと題したライブの録画を夜中に眺める。
フジの「フォーク・デイズ」らしい。
不思議な組み合わせだなあと思ったら、先に佐渡山さんがHONJIと出てくる。
あ、HONJIさん?
二人でステージだが、サポートのHONJIさんが実にいい。
佐渡山さんが一時期より若返ってみえるのは、茶色い長髪にしたせい?
かぶってるのかしらん。
途中でラビさんが入って「十九の春」。
バイオリンはピチカート奏法。
後半がラビ組をしたがえてラビさん。
露出度の高い衣装を自分で笑ってる。
最後に全員で佐渡山さん訳の「風に吹かれて」。
歌が合わないのは、まあご愛嬌。
なかなか楽しかったです。
HONJIというのは、「本地」さんなんでしょうか。
気になったのでgoogleしてみる。
結局わからなかったのですが、1997年のHONJIさんの写真が別人のようで驚きました。
http://www.funny.co.jp/jun-boh/topics.html
【追記】No.1
朝日の中で美容体操をする……違う、身繕いをするヒナ。
左足をひっかけているタオルは、オルガンに掛けてあるのです。

うちの2階のサンルーム、つまりヒナのワンダーランドには、オルガンが置いてあります。
もう何年弾いてないんだろう。
ちょっと洗濯物を置いておいたりするのに便利です。
幻子心母がずっと小学校の教員をしていたので、練習用に置いてあったんですね。
あ、もちろん足踏み式のリードオルガンですよ、パイプオルガンのわけがない。
風琴という言葉は風情があっていいですな。
この楽器は滅びつつあるんでしょうか。
小学校一年生の時に、学校で『ねことオルガン』という本を借りました。
とても好きな本で、最後にノラおじさんがノラちび猫の幸せを願って立ち去るところなど、何度読んでも泣いてしまうのです。
誰が書いた本か知りたくてgoogle検索して驚きました。
「楽天広場(日記・ブログ):日記 番組構成師の部屋」がヒットします。
あら、izumatsuさん、書いてました?
と思ったら、私が付けたレスでした。
な?んだ。
もちろん著者はすぐにわかりました。
今西祐行さんという方の作品です。
ノラおじさんは人に飼われていたことがあるので、いまひとつさえないノラねこです。
おじさんは偶然出会ったチビねこに、飼ってくれそうな家庭をさがします。
少女が弾くオルガンの聞こえる家、それがおじさんの心に描かれる幸せの象徴なんです。
当時は家でネコを飼うことがありませんでした。
私は柴犬とスピッツの雑種、エル君と一緒に育っていました。
だから、ネコのイメージはこの本で刷り込まれたように思います。
おなかを空かせたチビねこが、空に浮かぶ三日月を秋刀魚だと思って欲しがるので、ネコは秋刀魚が好きなんだと思い込んでしまいました。
後年うちにチビ君というネコがやってきて、冷凍物の秋刀魚には見向きもしなかったので驚きました。
新鮮な生の秋刀魚は大好きだったんですけどね。
amazonで検索したところ、『ねことオルガン』は品切れ本でした。
残念。
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25年目のおっぱい
- 2004年7月 8日 18:38
- 書籍と雑誌
晴れたり曇ったり、忙しい梅雨空。
7月8日午後6時半ごろ、事務所の窓からの眺めです。

【追記】No.2
せっかくだから、「新譜ジャーナル」1973年(昭和48年)7月号の内容をざっと見ておきましょうか。
私は高校2年生、学校で志賀高原へ高原教室に出かけ、帰りに風邪をひいた暑い夏です。
「ヤングギター」を買うことが多く、他の雑誌は本屋さんで立ち読みしていました。
このころはもう「ヤングギター」も立ち読みかな。
他に立ち読みで済ませていたのは「新譜ジャーナル」「ガッツ」「深夜放送ファン」「スイング・ジャーナル」あたりですね。
以下敬称略。
4色カラーグラビアは吉田拓郎、撮影は田村仁。
1色グラビアが井上陽水、「加藤和彦とミカバンド」。
4色カラー、カーリー・サイモン。
1色グラビア、四人の会(岡林信康・加藤和彦・西岡たかし・端田宣彦)
木田高介のハイ・テクニック・シリーズ。
「AL KOOPERのニューヨーク・サウンドに挑戦」
「PEACOCK LADY」のバンド譜。
溝淵和雄のONE POINT GUITAR。
井上陽水の「傘がない」。
三橋一夫「今月のことば」は「フォークリポート裁判」。
富澤一誠「特集ルポ・浮上するフォークシーン第3の個性」
PART1 佐渡山豊
PART2 はっぴいえんど、三上寛、なぎらけんいち、山平和彦、あがた森魚
三橋一夫「ジュリー・フェリックス インタビュー」
東理夫「ポール・サイモン物語」
東理夫「今月の歌」読者の作詞作曲を添削するコーナー。
ぐゎらん堂日記
ほんやら堂日記
高田渡 ワタルの「雑記帳」 上諏訪から<国道20号線>
中川五郎のフォーク&トーク もちろんわいせつ裁判
泉谷しげるの放談室
コンサート評:井上陽水、デビッド・ボウイ他
読み物記事はこんなものです。
楽譜は「あのねのね」「ガロ」「ディランII」の特集。
それ以外の1ページ1曲の曲名を挙げておきます。
これが私の高校2年生の夏なんです。
中川イサト「プロペラ市さえ町あれば通り1の2の3」
本田路津子「この空の下で」
チューリップ「心の旅」
寺田十三夫「今日が終わって」(これはわかりません)
キャロル「彼女は彼のもの」
日暮らし「まちぼうけ ?佐渡を恋うる詩?」
ノン・ノン「三つの花」(これもわかりません。女性トリオ)
及川恒平「雨が降りそうだなあ」
長野隆「カタコト列車」(IMOバンドです)
由紀さおり「ルームライト」(詞)岡本おさみ・(曲)吉田拓郎・(編)木田高介
カーペンターズ「SING」
ドン・マクリーン「DREIDEL」
T.REX「20TH CENTURY BOY」(二十世紀少年でんがな。)
ジェイムス・テイラー「Nobody But You」
【追記】No.1
つい最近「ノーブラ」なんて書いたばかりなので、幻泉館主人はおっぱいフェチだと思われるんじゃないかしら。
う?ん、どうなんだろう。
もう少しほとぼりがさめてから書けばよかったのに……そうじゃない。
砒素ミルクの被害者になったかもしれないという、母乳を知らない赤ん坊だったんです。
その分、後々こだわっているやもしれませぬ。
「おっぱい」っていい言葉ですね。
母音の「お」に、促音「っ」、そして唇の破裂音で大きく口を開いて「ぱ」、最後に閉じる母音の「い」。
ちからいっぱいおかあさんのおっぱいにしがみつく感じが込められていると思うのです。
で、あくまでも大切なのは。
おっぱい自体なんてものは存在しないんです。
母と子、恋人どうしといった必ず関係性の中にあるんですね。
だから、ウッディ・アレンの映画みたいにモノとしておっぱいが登場するものはあまり好きではありません。
猫は寝る場所を決めると、ベッドメイキングをするかのように前足でふみふみという動作をします。
これは小さな時にお母さんのおっぱいを飲んだ動作を繰り返しているのだと聞いたことがあります。
本当かどうか知りませんが、説得力があって好きな話です。
ヒナなんかはとても気楽な毎日を送っていますが、野良猫の生活は極めて苛酷です。
きっと母猫に守ってもらった幸せな日々を思い出して、いい夢を見るのです。
またかよと思われるかもしれませんが、またなんです。
昨夜、ヒナが私の枕許の山をひっくりかえしてくれたので、古い「新譜ジャーナル」が何冊も出てきたのです。
表紙が中川五郎さんと青木とも子さんでした。
お、?
つまり「25年目のおっぱい」ということです。
♪ 25年目の夜に きみのおっぱいは
♪ ぼくのてのひらの中で ぐっすりおやすみ
この曲ができる少し前の二人が「新譜ジャーナル」の表紙になっているんです。
五郎さんたちが吉祥寺井の頭公園の近くに引っ越してきたころでしょう。
♪ 11月の江戸川公園で ぼくははじめて
♪ きみの柔らかいおっぱいに このてでふれたんだ
五郎さんは政治的な反戦歌を歌ってましたが、いちばん五郎さんらしいのは、普通のことばで普通の性を語ることのように思います。
1973年7月号の「新譜ジャーナル」では、三橋一夫さんが「フォークリポート裁判」が始まったと書いています。
この裁判の特徴は「芸術かワイセツか」を争うようなものではなく、普通の人がしゃべったり書いたりする自由の領域を争う裁判だったのです。
五郎さんは、たぶんただおもしろがって「二人のラブジュース」を書いたのでしょう。
警察や検察なんてものが寄ってたかって犯罪に仕立て上げようとしたことに、驚いたのではないでしょうか。
♪ あのときのきみのおっぱいを いまもぼくはおぼえている
♪ そして帰りにぼくらは 猫を拾ったんだ

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当方十二弦ギターとバンジョーあり。
- 2004年6月22日 22:50
- 書籍と雑誌
夕方、浜に行ってきました。
夕焼け前に立ち去らなければならなかったのが残念。
事務所から見た夕陽がきれいでした。
更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

【追記】No.2
うるとびーずさんが青空を撮っていたので、私も真似して事務所の近所の空を撮りました。
ちょっと夕方の海を見てこようかな。

【追記】No.1
歯医者さんに行ってきました。
もう治療は終了モード。
ぴぃ?、がしがしと、歯石取り。
再来週もう一度行きます。
少しすきっ歯になったみたいで不思議。
この隙間に歯石が入ってたんだな。
永井豪さんに「オモライ君」というひどいマンガがあったけど、主人公は垢でふくらんでるのね、あの感じ。
前に中島みゆきさんの番組で毛玉取りの歌と言ってたのはなんだっけな。
フィル・コリンズかな。
シャカシャカいってたの。
歯石取りの歌でもよさそう。
本屋さんで『ロック画報』を見かけて購入。
季刊だと発売時期を忘れてしまうので、買い逃しそう。
今回の16号は「ザ・フォーク・クルセダーズ リターンズ」と、フォークル特集。
オリジナルメンバーの平沼義男さんが提供した未発表音源がCDで付いてます。
1967年10月1日
京都府立勤労会館
第7回「A.F.L HOOTS BYE BYE FOLK CRUSADERS」より
1. イムジン河
2. サンフランシスコ湾ブルース
3. ディンクの歌
4. ひょっこりひょうたん島
1965年9月号の「メンズクラブ」読者欄に掲載された加藤和彦さんの伝説的投稿、初めてその原文を読みました。
「フォーク・グループを作ろう。当方十二弦ギターとバンジョーあり。フォーク好きな方の連絡待つ」
当時京都に12弦ギターを持っている人はいなかったようです。
これが加藤さんの原点だったんだと感動しました。
フォークル関係は過去に日録で何度も触れております。
他にもあるかもしれませんが、こんなものかな。
「白い色は恋人の色」(1969年)
フォークル『新結成記念 解散音楽會』
新生フォークル「感謝」(2002年)
新生フォークル(2002年)
拝啓大統領殿/脱走兵
「あの素晴らしい愛をもう一度」(1971年)
『ロック画報』の記事はこれから読むのですが、実に魅力的なのは、パンタさんのCDの広告。
PANTA&HALの覆刻CDと、ライブDVDのセット販売らしい。
おお!
私は実はPANTA&HALの音が大好きだったのです。
どうも「フライングパブリッシャーズ」で購入すると特典が多いらしい。
ということで、早速注文してしまいました。

「ロック画報」第16号
秘蔵音源入特別付録CD付!
2004年6月18日発売
A5版 1,785円(悪税込)
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時代を超えた?
- 2004年6月13日 00:12
- 書籍と雑誌
なるほど、『文芸ポスト』2004年夏号、特集が「時代を超えたフォーク・シンガー」。
う?ん、『文芸ポスト』かぁ。この雑誌は「深夜放送」の特集なんかで買ったけど、特集以外に読むところがないんだよな。
特集のタイトルはおじさんにとって魅力的なものが多いんですよ。
でも、玉石の石が多すぎるんですわ。
でもでも、渡さんのインタビューは読みたい。
ということで、図書券が余ってるのを思い出して買ってきました。
定価700円ナリ(悪税込)。
おつり300円を受け取って、なんとなく得した気分。
★高田渡:吉祥寺「いせや」にて
おお、またもや「いせや」。
非常にコストパフォーマンスの高い吉祥寺の焼き鳥屋さんです。
ただでさえ混んでるのに、渡さんがマスコミに登場する度に出てくるので、もう大変ではないかしら。
お、今年の春一番コンサートのステージ写真ではないですか!
見たぞ?!
扉が1ページ、本文が6ページ。
もう少し長くてもいいのになあ。
★泉谷しげる:わが師匠・岡林信康
泉谷さんの話自体はおもしろいのだが、妙な編集が加わっているのが不満。
最後の結びの部分は、構成者がまとめた蛇足ではあるまいか。
泉谷さんの言葉とは思えない。
話の中の人名や曲名だけ書体を変えてあるのも、かえって読みにくい。
渡さんの話でもそうなっていたのだが、数が少ないのでそれほど気にならなかったのだ。
★佐藤公彦:対談
ケメの写真が痛々しい。
本文は論外
★及川恒平&四角佳子:六文銭、新たな出発
「まるで六文銭のように」です。
ほぉ?っと読み流す。
二人とも別人のようだが、悪くない年のとり方ですな。
★仲井戸麗市:言葉にできない力を持った「力」
?友部正人と同時代に生きて
これはチャボが友部さんを語るという看板のわりには、ほとんどが古井戸時代の話。
それはそれで面白い。
チャボも友部さんも1950年生まれなんだね。
二人とも若いわ。
★大杉漣:加川良の教訓
大杉さんが歌うようになった経緯が書いてあって、とても好感の持てる記事でした。
これは大杉さんが書いているんですね。
他の、インタビューを適当にまとめたものより、ずっといいです。
歌への愛がそのまま感じられる。
★田口トモロヲ:遠藤賢司という作品
トモロヲさんが監督した映画『アイデン&ティティ』に、遠藤賢司さんに参加してもらった話。
★薄井ゆうじ:「新譜ジャーナル」の時代
面倒なので読まない。
パス。
★中島らも:嵐は西から?
フォークソングに対する呪咀が書き連ねてあって、笑えました。
ええど、ええど!
これも、らもさんが書いたものですね。
★朱川湊人:青あざのスナフキン
扉1ページ+本文17ページ
面倒なので読まない。
小説?
パス。
★中年記者(四十六歳)レッスン体験記:二十年ぶりのアコギ
面倒なので読まない。
おやじ雑誌らしい記事。
★久世光彦:俺のあん娘は、タバコが好きで
?名曲《プカプカ》をめぐる物語
2ページのみ。
あまりおもしろくなかった。
泉谷さんと夏川結衣さんの「プカプカ」は聴きたかった。
★田川律:恭蔵さんのこと
名曲《プカプカ》を巡る物語
扉1ページ+本文8ページ。
さすがに力が入っている。
書き出しが5月5日服部緑地野外音楽堂の、あの大西ユカリさんの登場。
♪ おいらを風来坊にした
恭蔵さんの追悼コンサートで有山じゅんじさんが歌った「プカプカプカ」のことも書いてある。
♪ 今頃ゾウさんは クロちゃんの横で?
っていう、あれ。
とまあ、こんな雑誌でした。
他に、「歌いつづけるシンガーたち」というコラムがちりばめてあります。
それが「岡林信康」「友部正人」「加川良」「遠藤賢司」「大塚まさじ」「あがた森魚」「斉藤哲夫」「五つの赤い風船」。
特集以外の記事はまったく読んでおりません。
700円遣って、やっぱり少し損した気分かも。
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人を殺せと教えたか
- 2004年6月12日 20:03
- 書籍と雑誌
マルクスの「資本論」というのはおもしろい本で、19世紀の産業資本主義がどんな犯罪的な振る舞いをしたか、豊富に事例を集めている。
印象に残るのは、パンに石灰を混ぜたりしていたという記述。
21世紀になっても、大手パンメーカーの食パンというのは添加物の塊だったりするものなあ。
あれは昔から添加物の塊なんだ。
ソーセージというのも、映画『ソイレント・グリーン』(1973年)に通じるような、いろいろ古典的な冗談が多いです。
ああ、『デリカテッセン』(1991年)というブラック・コメディもありましたな。
ジュネ&キャロの出世作。
で、何の話かというと、アレです、冷凍餃子。
「生ゴミ餃子」とか書かれると、なんか存在の根源的なところから揺さぶられる感じ。
気持ち悪い。
厚生労働省のページには不衛生な原材料を使用したとされる韓国産餃子への対応について(第1報)と、(第2報)が出てますね。
結局は「わからない」ということなじゃないかしら。
うう、実に気持ち悪い。
【追記】No.2
タイトルに使った「ブラブラ節」の印象的なフレーズは、Mドングリさんがご指摘なさったように、与謝野晶子さんの有名な反戦歌「君死にたまふことなかれ」の本歌取りです。
「君死にたまふことなかれ」が発表されたのは、『明星』1904年9月号。
もちろん日露戦争に出征した弟に呼びかけた歌です。
「ブラブラ節」は第一次世界大戦(1914年)のおかげで日本に戦争成金が生まれ、インフレで貧しい者が苦しんだ時の歌です。
貨幣価値が下がったため、低賃金の者ほど生活が苦しくなりました。
学校で習う歴史では成金のイメージしか残らないと思いますが、これが庶民の現実だったのです。
【追記】No.1
「あなたが落ち込んだ時に聴く曲は何ですか?」
日記コメントではなく、掲示板の方に書き込んでください。
もちろんジャンル不問です。
ちなみに、chappi-chappiさんは「落ち込まない」ことがわかりました。
すごいです。
高校生の時に添田知道さんの『ノンキ節ものがたり』という本を買った。
新刊で買ったので、たぶん高校2年生。
けっして安くなかったと思うのだが、どうして買ったのか覚えていない。
高田渡さんの影響だろうか。
こうしてみると、いささか奇妙な高校生だったのかもしれない。
添田知道さんは唖蝉坊の息子さんだということしか知らなかったのだが、とにかく「演歌」というものに興味を持ったようだ。
もちろん歌謡曲の一ジャンルである演歌ではなくて、自由民権運動から生まれた、街頭演説の歌のことである。
残念なことにその本はどこかに行ってしまったのだが、数年前に古本屋さんで添田さんの本を何冊か購入した。
その中で、歌詞や楽譜の充実した一冊といえばこれ。
『添田唖蝉坊・知道著作集IV演歌の明治大正史』
刀水書房刊
四六判上製箱入
本文 333p
1972年11月30日発行
定価3200円
以前書いたソウル・フラワー・モノノケ・サミットや高田渡さんでおなじみの楽曲が数多く掲載されています。
渡さんの「自転車にのって」のイントロに聞こえる曲は「ハイカラ節」。
モノノケは『レヴェラーズ・チンドン』で歌っています。
夏目漱石がロンドンで最新流行の自転車というスポーツに興じたのが1902年(明治35年)。
夏目漱石「自転車日記」
数年後には日本の帝都東京でも若者の間で自転車が流行する。
今の自動車よりも、庶民の手からは遠いものだった。
そこで貸し自転車屋が現われたのである。
「ハイカラ節」神長瞭月作詞作曲
♪ 黄金(ゴールド)眼鏡の ハイカラは
♪ 都の西の 目白台
♪ 女子大学の 女学生
♪ 片手にバイロン ゲーテの詩
♪ 口には唱える 自然主義
♪ 早稲田の稲穂が サーラサラ
♪ 魔風恋風 そよそよと
♪ チリリンリンと やって来るは
♪ 自転車乗りの 時間借り
♪ 曲乗りなんぞと 生意気に
♪ 両の手放した 洒落男
♪ 彼方(あっち)へ行っちゃ ヒョーロヒョロ
♪ 此方(こっち)へ行っちゃ ヒョーロヒョロ
♪ それ危いと云ってる間に
♪ ころがり落ちた
明治末期に演歌は自由民権の壮士節から学生の風俗を歌う書生節に変化し、伴奏にヴァイオリンを用い始めたのは、この神長瞭月なのだそうな。
このころから演歌といえばヴァイオリンということになる。
楽器は三歳から始めなければとほざく奥様が聴いたら気絶しそうな、めちゃくちゃな伴奏だったという。
「歯が浮く」とか「鋸の目立て」などと冷笑されながらも、それがかえって新奇だともてはやされたりもしたそうなので、やはり音楽はかつて自由なものだったのだ。
渡さんは添田唖蝉坊の曲を何曲も歌っています。
次もその一つ。
「ブラブラ節」唖蝉坊作詞作曲
♪ 今年こそほんとにうんと働くぞ
♪ 「そして」「あゝして」「こうもする」
♪ うその行き止まりの大晦日
♪ なったなったなった 大晦日が正月に
♪ なってまたおめでたく ブーラブラ
一番以外は、原曲とだいぶ歌詞が違う部分が多いようです。
今読みなおして目が止まったのは、この歌詞。
♪ 親はお前に銃剣もたせ
♪ 人を殺せと教えたか
♪ 二十一まで育てたか
♪ なったなったなった 兵隊さんが片輪に
♪ なってまた見らりょか ブーラブラ
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戯歌番外地(1970年)
- 2004年6月11日 18:08
- 書籍と雑誌
レイ・チャールズさん亡くなりましたね。
享年73。
実は想像していたよりお若いです。
【追記】No.4
梅雨らしい雨降りの一日。
べとっとうっとうしくて、もちろん夕陽も見えない。
でも、雨降りサービスをアテにしてDPEに行ってきました。
フィルムをデジタルスキャンしてCD-Rに焼いてくれるサービスが少し安くなるのです。
いつもは500円のところが、雨降りの日は350円。
現像+CD-R書き込みで、紙焼きは頼みませんでした。
PENTAXのデジカメを修理に出している間に、愛機MZ-5を使ってフィルムで撮っておいたものです。
同じレンズを使っても、やはりまだフィルムの方が色がいいような気がします。
更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

【追記】No.3
人名用漢字が追加されるそうである。
元々姓に遣われている漢字がなんでもアリなので、日本人の名前はひどくおかしいことになっている。
それで、今回追加されるのは578文字だそうだが、これがなんともすさまじい。
「苺」ちゃんや「牙」君、「萌子」ちゃんという名前を許可するだけでなく、こんな字も遣っていいよと。
「糞」「呪」「屍」
「癌」「疹」「痔」
「姦」「淫」「妾」
「廓」「怨」「怯」
「厭」「垢」「骸」
いいのか、本当にいいのか?
「淫人(いんど)」君なんて名前付けてもいいのか?
【追記】No.2
意外な盛り上がりを見せております。
「あなたが落ち込んだ時に聴く曲は何ですか?」
日記コメントではなく、掲示板の方に書き込んでください。
もちろんジャンル不問です。
ひそかなお祭りになってきました。
【追記】No.1
JNNニュースを眺めていると、アメリカのイラク帰還兵のことをやっていた。
志願兵制度となったアメリカでは、戦場に向かうのは貧困層である。
黒人やヒスパニックが多い。
番組では、半身不随となって帰ってきた黒人青年をルポしていた。
英雄としてして遇され、ホワイトハウスで大統領と会ったりもするのだが、無論裕福な支配者層の子弟が前線に赴くことはけっしてないのである。
TBSはよくやっているなと思った。
NEWS23から金平茂紀さんが消えた時は寂しかったし、自民党の中にはやっかい払いしてほっとした者も多かっただろうが、4月のパウエル米国務長官へのインタビューといい、大活躍しているのではないだろうか。
敵の本丸に攻め込んだといったところか。
問題は、今日本国内でどれだけまともな取材報道が行なわれているかということだ。
5月25日付日録:岡林信康「ヘライデ」で替え歌について書いたところ、五黄の寅1950さんから本を教えていただいた。
それで古本を探したのだが、なかなか見つからなかった。
三一新書であることがわかったのだが、このシリーズはなかなかみつからないんですわ。
以前も上野昂志さんの『魯迅』をずっと探していたがダメだった。
それが突然見つかって、無事に手元に届いたのであります。
いやあ、うれしいなあ。
『戯歌番外地 替歌にみる学生運動』
野次馬旅団編
三一書房刊(三一新書 700)
1970年6月15日発行
定価320円
70年安保の時に出た本ですね。
表4に書かれた赤瀬川原平さんの言によれば、都立大の面々が作ったガリ版刷りの小冊子が元になっている模様。
あとがきに「最近は、フォーク・ゲリラなどによる替歌が数多生み出されているのだが、あえてそれらは収めなかった」とあるのが、少し残念。
私が昔聞いた「赤い靴」替え歌の「赤い旗」は、いくつかのバージョンが掲載されていた。
♪ 赤い旗ふってた 男の子
♪ おまわりさんに つれられて
♪ いっちゃった
一番ははだいたい同じなのだが、二番がそれぞれ独自。
♪ 横須賀の波止場から パトカーに乗って
♪ おまわりさんに つれられて
♪ いっちゃった
(64年第一次原潜闘争)
♪ いまごろは右翼に なっちゃって
♪ 日の丸ふって さわいで
♪ いるんだろう
(早稲田界隈の活動家)
♪ 河原町四条から 御池まで
♪ パトカーに のせられて
♪ いっちゃった
(京都府学連版)
私が零細出版社にいたころ、団塊世代のおじさんたちから直接聞いたのは、他に「学生時代」の替え歌があった。
ペギー葉山さんが歌っていた「蔦のからまるチャペルで祈りを捧げた日」というアレだ。
60年代半ばのバージョンではなく、68年10.8以降に作られたという部分を聞いた。
♪ ビラのちらばる校庭で ストライキをアジった日
♪ 夢多かりしあの頃の 思い出をたどれば
♪ なつかしい同志の顔が 一人一人うかぶ
こうやって並べてみると、このような替え歌はやはり60年代の学生文化だということがよくわかる。
もちろんこの後にも数多くの替え歌が作られたのだが、歌謡曲や軍歌を元に作られた替え歌と、フォークゲリラのように関西フォークを元にした替え歌とは、だいぶ性格が違う。
1972年を大衆文化の転回点とする見方は、ここでも生きてくるように思う。
これはほんの数年後に学生生活を送った我々から見ても、古色蒼然たる替え歌集なのである。
私の時には、生ギター一丁だけを頼りに、本当に自分の歌を歌うことができたはずなのである。
それは、ありえたはずの、結局は実現しなかったもうひとりの自分で終わってしまったのだが。

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セメント・フォーク大全集
- 2004年6月 8日 18:17
- 書籍と雑誌
リンク先を眺めていたら、結局あの役者さんは自分が飛べると思ってたんだろうと。
飛べなかったらそれまでの人生だと。
ラリってたらそれぐらいありそうね。
俺は飛べる。
飛べない俺に用はない。
ところが、もちろん彼は空を飛べるはずもなく、なおかつ運良く助かってしまい、骨折して「痛えよぉ! 痛えよぉ!」と泣きじゃくる。
実にみっともない現実があるわけだ。
あの役者さんがかっこ悪いのは、かっこ悪い現実を想像する力がないからなんだろう。
自動車の力を自分の力と勘違いする「走り屋」と似ている。
幻ぐらい、自分の力で見たらどうなんだ。
【追記】No.3
本屋さんに寄ってNHK人間講座のテキストを買ってくる。
図書券1枚+88円。
実はテキストを読まないで番組を見た方が印象に残ります。
このシリーズのテキストはテープ起こしのダイジェスト版みたいなものなんだよね。
ただ、番組を見逃すことがあるので、気に入ったシリーズは市民大学講座のころから時々買っています。
この前買ったのは去年、永六輔さんの「人はなぜ歌うか」の時。
ああ、それで日本語の韻とメロディについて考えたのでありましたわ。
日本語ロック論争(1971年)
【追記】No.2
ところで風邪をひいたので、ヘルペスが左の小鼻にできてうっとうしい。
どちらかというと鼻の穴の入り口なので非常に不愉快。
ここでまたgoogleしてみる。
ヘルペス
ふ?ん、今は薬を飲んで抑えることができるのか。
>気が付いたら直ぐに抗ウイルス剤を服用することである
どうなんだろう。
うっとうしいけど、健康状態のバロメーターでもあるし、長年つきあってきたヘルペス君なんで、薬を飲むべきかどうか、なんだか疑問。
もちろん鯉のコイヘルペスはまた別物であります。
【追記】No.1
これ、なんか書いたことあるなあと思っていたら、書いてましたわ、やっぱり。
昨年の12/2付日録です。
なんかなあ、他の人が付けてくださったレスをぼんやりと覚えていたので、不安だったんですけどね。
ぼけらった。
どうしてこれを見つけたかというと、なんとなくgoogleで検索したら、自分のところがヒットしたのでございます。
とほほ。
だから、トラックバックよりもサイト内検索機能を付けてくださいな、楽天広場様。
ここにぼけ中年が一人おりますので。
喉鼻がぐちゃぐちゃだったのですが、マーチン弩級28号君や一五一会君を引っ張り出して、歌を歌いました。
おかげでまた熱が出たようです。
今いちばんよく使う歌本は『セメントフォーク大全集』かな。
去年買った本です。
一昨年はCDと連動した企画物の『フォーク・ビレッジ』(ソニー・マガジンズ)というのを買いました。
それに似てるんですが、違うのはこの本が雑誌「新譜ジャーナル」のページからそのまま版を作っていること。
したがって印刷が少し汚くなるのですが、当時の新譜情報やらアドバイスやらがそのまま入っているということです。
494曲収録。
『フォーク・ビレッジ』の1001曲と比べると半分ですが、その分濃ゆ?い感あり。
「新譜ジャーナル」が「シンプジャーナル」になったのも知らないし、廃刊(1990年)も知りませんでした。
編集協力として表紙に「坂崎幸之助」の名前があります。
あの人の場合は本当に選曲などしっかりやってると思います。
この本は、主に歌い手さんの名前のあいうえお順で曲が掲載されてます。
だから、最初の方にあるのはRCサクセション、赤い鳥、あがた森魚さん。
最後が渡辺真知子さん。
これを、頭から順にじゃかじゃか歌っていくですよ。
ヒマさえあれば、ひと晩中でも歌っていられると思います。
本当はですね、別の楽器で合わせてくれる人がいるともっと楽しいでしょう。
しょうがないから、自分でギター弾きながらブルースハープ(ハモニカですばい)を吹いたりするわけです。
あのハモニカホルダーね、髪の毛がひっかかって抜けてしまうんですよぉ。
いろんな意味で痛い。

『セメント・フォーク大全集』
自由国民社
本体1500円+悪税
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娘巡礼記
- 2004年6月 4日 20:27
- 書籍と雑誌
夕方浜に行ってきました。
今日はひさびさに日没までいることができました。
人が多いです。
更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

【追記】No.3
昨日ペンタックスから修理完了のメールが来ていた。
今日カメラが届くはず。
往復送料分1050円ナリ(悪税込)を取られるのだが、やはり気が楽。
また壊れるなら保証期間内に頼むぜ。
やはり文部科学大臣が「こころの教育」などということを言い始めてるらしい。
今の行政がシステムをいじればいじるほど、事態は悪化すると思う。
国会議員や高級官僚の姿を思い浮かべれば、あの連中に徳目をおしつけられるのは勘弁してもらいたくなる。
子供たちは毎日学校で同じメンバーと顔を付き合わせ、逃れる場所がない。
小学校のクラスが減ったので、学年が変わっても同じメンバーだ。
いったんトラブルが起きたら、毎日が地獄だろう。
実は、今回の佐世保の事件では、殺人に痛ましさを感じはするが、事件の発生そのものは衝撃を感じなかった。
同年齢の子供を学校に通わせている親御さんたちにはショックだろうが、過去に起きた小中学生による殺人事件の方が理解を絶している。
経緯はまったくわからないが、孤立して殺意を抱くに至るという心情はむしろ容易に想像できる。
だからこそ実際の行為にまで飛躍するところが恐いのだが、安直に利用できるホームページサービスにおびえるようなことではないだろう。
それではごく普通のカッターナイフにおびえるのと変わらない。
【追記】No.2
『娘巡礼記』の表紙にはお遍路姿の娘さんが描かれているが、これは1918年11月23日付九州日日新聞に掲載された高群逸枝さんの巡礼姿の写真をイラストに起こしたものだ。
絶望的な状況の中でなんとか事態を打開しようと、若き日の逸枝さんは「未知界を無謀に突破する方」を選ぶ。
つまり、遍路行は、「家出」であった。
滅法明るい家出である。
服装、持ち物、作法、ひとつひとつのことをウキウキと喜んでメモしていく。
この大冒険は、本当に「未知界を無謀に突破」してしまうのだから、面白い。
素直な感性と冷静な知性、そして健康な若さ。
これだけが彼女の持っていた武器である。
当初逸枝さんは西国三十三ヵ所霊場を巡るつもりだったそうだ。
本来はその西国巡り「巡礼」、四国八十八ヵ所霊場を巡るものを「遍路」と呼ぶのだが、この本の場合は混用されている。
今二十代の娘さんがインドの一人旅に出るよりも、当時の娘一人遍路の方が大冒険だったのだと思う。
堀場清子さんの解説によれば、江戸期から四国遍路には病人が多く、明治大正の時代になっても冬の土佐の海岸には「乞食遍路」が千人近くもいたそうだ。
ハンセン病が不治の病だったころ、遍路は社会に対してそのような機能を持っていた。
悲運の人々が行き倒れて死ぬまで歩き続けるほかない、それがこの「娘巡礼記」の時代の遍路なのである。
死出の旅なので、白衣は無論死装束。
そのような通念が常識となっていた時代に、自分の再生を確信して遍路行を断行する若い娘のことは、まだ誰にも理解できなかったようだ。
だからこそ、新聞の連載が大評判となった。
♪ 麻の衣にあじろがさ
♪ 背(せな)に荷俵三衣(え)のふくろ
♪ 足中(あしなか)草履をめし給ひ
♪ 首にかけたる札(ふだ)ばさみ
♪ 縦六寸に幅二寸
♪ 金剛杖を右につき
♪ 左のみ手にじゅずを持ち
逸枝さんがメモした山開和讃の一部である。
【追記】No.1
じゃんばらやさんのコメントへの返事に書いたものですが、日記本文に追記しておきます。
『娘巡礼記』に関しては、こういうことを書いておかないといけなかったんですな。
九州日日新聞は現在の熊本日日新聞です。
旅先から送った原稿は1918年(大正7年)6月6日から12月16日までの連載となったそうです。
当時の九州日日新聞は政党機関紙のような性格を持っていたので、かえって地域を超えて読まれ、広い地域でセンセーションを巻き起こしたと解説にあります。
一冊の本として出版されたのは新しいことで、1979年朝日選書にまとめられてやっと日の目を見ることになりました。
この岩波文庫版は初版発行が2004年5月18日と奥付にあります。
つまり、ピカピカの新刊なんですよ?。
恋愛に行き詰まり、生活に窮した24歳の女性が新聞社の入社に失敗し、それでもなんとか旅費を出してもらってお遍路さんをするという、やぶれかぶれの青春がここにあります。
定価が760円+悪税、ぜひお読みくださいませ♪
ポール・サイモンのCDを注文するためついでに頼んだ高群逸枝関係の本がおもしろい。

一冊は岩波現代文庫の『高群逸枝語録』。
冒頭鹿野政直さんの解説でまず「高群逸枝」の復習をしておこう。
と思ったら、これがなかなか難しい。
70年代に少し触れた高群逸枝像はかなり変化しているらしい。
十五年戦争下での言論活動や、学説そのものへの根本的疑問など、いきなり矛盾の方を紹介されてしまうのだ。
「母系の論証は、家父長的家族制度についての通念を突き崩すための、歴史的根拠を求めて発起された。その基底には原日本への傾倒があった。」
国家総動員体制の国体論とは必然的に対決せざるをえないのに、
「しかし、原日本の絶対化に連なるこの思想は、それゆえに、戦局の激化・悪化とともに、急速に大東亜共栄圏・八紘一宇の世界像に同化していった。」
もう一冊は岩波文庫の『娘巡礼記』。
24歳、若き日の高群逸枝が九州日日新聞に連載した四国八十八ヶ所霊場巡礼の手記である。
人生における挫折を知り、生活に窮し、面接に行った新聞社から金を出してもらい巡礼の旅に出る。
その金は四国への船賃で、遍路行はほぼ無銭旅行である。
乞食同然の遍路の群れの中に入り、それまでの人生で出会わなかった人々に接していく。
旅先では女神として遇されたり、信心深いおじいさんと道連れになったり、凛とした彼女は幸運を呼び込む。
そして、目の前に起きることや人々を素直に描写し、評していく。
薬売り、浮かれ節屋、狂女、遍路狩りの警官、そして業病を病んで亡くなっていく遍路たち。
旅先から書き送った連載は、大いに評判を呼んだそうだ。
高群逸枝。
女性史学を創始した、詩人、アナキスト評論家。
肩書きがいくつも付けられるし、伝記のような読み物はとてもおもしろいものになるだろう。
伴走者にしてプロデューサーであった夫、橋本憲三という人も、実に興味深い。
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オモトタケオ
- 2004年6月 2日 22:20
- 書籍と雑誌
先ほど本日付日記にトラックバックが付きました。
[ドンパッチ族さん]の、「スロ生活第四編 (パチプロで生計を立てたい。)」という日記です。
内容がまったく関係ないようなので、失礼ですがトラックバックを削除させていただきます。
【追記】No.3
夕方ちょっと浜に出たが、雲が出て夕陽は見えず。
またまた残念。
四年前にのんびり市の市営駐輪場でストーカーによる殺人事件が起きた。
小説『OUT』に描かれたような快楽殺人である。
夜にこの駐輪場の前を通り掛かると、実にいやな気分になる。
未成年の時に似たような事件を起こしていたのに監視を怠ったとして、犯人の父親に被害者の両親が損害賠償を求めて裁判を起こしていた。
その民事訴訟の地裁判決が今日出て、請求棄却。
刑事裁判は一審の無期懲役を不服として検察側が控訴している。
当時17歳だった被害者の親は、この四年間を本当に悔しい思いで暮らしてきたことだろう。
昨日の小学生殺人事件のニュースで思い出したのは、この事件だった。
もちろん事件の経緯はまったく異なるものだが、身近な刃物を使った陰惨な事件というところで連想したのだ。

【追記】No.2
小学生が悲惨な事件を起こすと、文部科学省はすぐに「こころの教育」などということを言い出すのだろう。
いつでも狙ってるんだな。
国家が押しつける倫理なんか要らない。
【追記】No.1
どうにも鼻水が止まらない。
身体を冷やしてしまったのだろう。
今日涼しかったから、ではない。
昨日の暑さである。
エアコンでやたらに冷やされたのだ。
これはいかんとカーディガンを羽織って人心地がついたのだが、時すでに遅し。
じっと炎症が収まるのを待つしかない。
どうにもエアコンが苦手なんだなあ。
そういえば、高校生のころは野球の応援なんかで冷房の利いたバスに乗らされては、風邪をひいていたわ。
暑い日の冷房、つらいです。
机の右側に麗々しくぶらさがっている「一五一会」だが、まだあまりいじる時間がない。
いろいろおもしろい使い方ができそうだし、ヤイリの楽器とあって実に音がいいのだが、じゃらんじゃらんと不器用に伴奏することしかできないでいる。
たとえばCSN&YがMartinのDシリーズを手に歌ったころ、あの若者たちは古風な楽器を引っ張り出して面白いことを始めたものだという感じではなかったんだろうか。
三線がブームだということを耳にした時には、そんなことを思い出した。
あの『オモトタケオ』の唄本がおもしろそうなので買ってみた。
アルバムに入っている曲の楽譜集、『ビギンの唄本』。
ちょっと普通と違うのは、五線譜の他に一五一会譜(コードネーム)と、三線用の工工四(クンクンシー)譜が載っていることだ。
ほぉ?。
楽譜というのは約束ごとなので、呼称は慣れの問題。
しかしまあ、合(アイ)、乙(オツ)、老(ロウ)といった呼び方はなかなかホネだ。
一五一会やギターでも弾けるはずだが、ちょっといじってる時間がないなあ。
階名よりも、あの単音弾きの伴奏というのは難しそう。
よく歌が引きずられないものだ。
栄昇さんによれば、「三線は、頭の中で同時に二つのメロディが流れるようになると楽に弾けるようになるね」だそうです。
やっぱり二つのメロディを同時に歌うのか。
「オモトタケオとは、僕達が島唄を作る時にだけ現われる心の住人です」と、BEGINはアルバムに書いている。
故郷の山、石垣島にある於茂登岳が心に現われるのだ。
故郷の山が人格化して現われるとは素晴らしいことだが、さて、私の場合だったら何なんだろう。
狩野川、愛鷹山、富士山、千本浜の夕陽……。
そうそう、自分の歌を作らないと。

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岡林信康「ヘライデ」
- 2004年5月25日 15:08
- 書籍と雑誌
izumatsu氏が「帰国」報道に疑問を発しているが、私も「帰国」という言葉にはひっかかった。
過去の報道によれば、北朝鮮では「日帝」に対してどのように戦ったという「抗日」の度合いがそのまま家柄の格として評価されるという。
「日本」は悪の基準点なのである。
突然自分がそのような悪魔の国に連れていかれ、そして悪魔の一族だと告げられたら、その事実を受け入れるのにかなり時間が必要なのではないだろうか。
それなのに、まずカメラの砲列に出迎えられ、テレビにはとまどう自分の姿が映っているのだ。
拉致家族の日常生活に関しても、過去の報道とは食い違う点がいろいろ出てきている。
「日本人村」が作られていて、その中で暮らしているのではなかっただろうか。
朝鮮人として育ち、その中でもおそらく特権階級の者として高等教育を受けている。
事実を確認しないままに、「帰国」した子供たちの姿は日本全国に晒されてしまった。
好奇の視線がさらにある日突然攻撃の視線に変わらないように願っている。
アマゾンに注文した本があっという間に届く。
読み始めると実に楽しくて、他のことができなくなってしまう。

有馬敲著
『時代を生きる 替歌・考』
人文書院刊
2003年9月20日発行
四六判並製
本文265p
定価:本体1900円+悪税
田川建三著
『キリスト教思想への招待』
勁草書房刊
2004年3月10日発行
四六判上製
本文327p
定価:本体3000円+悪税
『書物としての新約聖書』は滅法面白い本だった。
頷く人はすぐに『キリスト教思想への招待』を買うべし。
なんて、まだほとんど読んじゃいないんですがね。
これはぼちぼちと少しずつ楽しみに読みます。
田川さんは次に『事実としての新約聖書(新約聖書)』という大部の著作を控えているそうなので、これも実に楽しみです。
え、私?
クリスチャンじゃありませんよ。
この本の後書きから引用しておきましょう。
> 人間の頭でこねくりあげた神なんぞ、所詮、
> 人間が作った下手くそな細工にすぎない。
> 人間が作れるものが神であるわけがない。
有馬さんの本は、替え歌の実例を数多く掲載している。
これが命ですな。
ただ、「第一章『のらくろの歌』考」や、「第二章 少国民の時代」あたりでは、こちらの知識が足りなくてちょっとわからないところがある。
つまり、前提となる元歌がよくわからないのである。
軍歌はタイトルがわからなくても曲は知っていたりするので、CDを付けてもらいたかったなあと思う。
冒頭の2章ばかりを読んだ後、いきなり私にとって目玉だった「第十三章 ♪アメリカちゃん…の時代」に飛んで読んでしまいました。
(「♪」はヤマガタの歌記号の代用)
まず1969年「帰ってきたヨッパライ」のいくつかの替え歌。
へえ、こんなのあったんだ、知らなかったわ。
続けて「受験生ブルース」。
この曲自体がボブ・ディランの「炭坑町ブルース」を元歌とすると解説したうえで、「反戦ブルース」「機動隊ブルース」「女学生ブルース」「船乗りブルース」が紹介されている。
おお、すごいわ。
「山谷ブルース」の替え歌「古田ブルース」「体育会ブルース」。
日大闘争ですな。
そして、「アメリカちゃん」の歌詞が全文掲載されています。
あれ?
私が以前書き留めた歌詞の方が長いですな。
有馬さんの本では最後の一連がカットされています。
坂崎&なぎらの「フォーク・ジャンボリーズ」でも「ピーッ」が入った箇所なので、自粛したのでしょうか。
岡林さんのアドリブだったからカットしたのでしょうか。
えい、再掲しておきます。
♪(からすの赤ちゃん)
サトさん、サトさん、なぜ泣くの?
ジョ?ンソ?ンのおじちゃんの
核付きミサイル欲しいよ?
原子力潜水艦も欲しいよ?
と、アンポ、アンポ?、泣くのね?
→2003年10月5日付日録:岡林信康「アメリカちゃん」(1969年)
続けて「がいこつの唄」「くそくらえ節」の歌詞掲載。
「がいこつの唄」の替え歌も紹介していいるが、有馬さんの言うとおり、元歌を越えていない。
替え歌はつましいサラリーマンの愚痴になってしまっている。
社会への痛烈な風刺が消えいるのである。
そこでこの本の白眉。
「ヘライデ」の歌詞掲載である。
レコードの『狂い咲き』には入っていたのに、CDで復刻盤を出す時に東芝EMIがビビって消してしまった曲だ。
有馬さんの表記では「『ヘイ・ライディー』(バハマ民謡)の曲による替歌『黄室シリーズ』」となっている。
♪ 皇太子殿下がトイレにはいったら
♪ 美智子さんがいった あんた早く交代してんか(皇太子殿下)
♪ さいそくしたのにまだ出てこない
♪ あんた早く 出んか(殿下)
次の「第十四章 パロディ精神の系譜」では、いよいよ我が心の師匠高田渡大人の登場であります。
「自衛隊に入ろう」
有馬さんの解説によれば、「八番まであるこの歌は、一九六八年、京都での第三回フォーク・キャンプの中から生まれた。ピート・シーガーのうたっているマルビナ・レイノルズの曲に、自作の歌詞をはめ込んだものである。」
さらにその替え歌として「機動隊に入ろう」が一部掲載されています。
「自民党に入ろう」はタイトルのみ。
あんまりおもしろそうじゃないもんね。
歌詞を書き写していて思い出した。
その昔、零細出版社にいたころに団塊世代のおっちゃんたちから少し替え歌を教わりましたわ。
この本に出ている「学生時代」の替え歌とは少し歌詞が違うもの。
まだ全部読んでいないので載っているのかもしれないけど、「赤い靴」の替え歌も教わりました。
♪ 赤い旗振ってた 男の子
♪ おまわりさんに連れられて いっちゃった
なんか寂しい歌が多かったですよ。
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雲遊天下&ぐるり
- 2004年5月14日 21:07
- 書籍と雑誌
7時半すぎに事務所に顔を出した若者が、「バレーどうなってるかなあ」というので、日刊スポーツのサイトを見て結果を教えた。
「3-0のストレート勝ちだよ?。」
「え? まだ始まったばかりですよ!」
テレビの中継は午後7時からなのだそうな。
ナマだと思っていたらしい。
映画『スティング』を思い出したわ。
ついでに小泉首相の年金未加入を知ってしまい、非常に不愉快になった。
ぶぅ。
【追記】No.3
某兄ィが「ケ・サラ」の原詞掲載サイトをこっそり教えてくださいました。
あれ?
やっぱりジョー・ヒルやビクトル・ハラの名前は出てこないなあ。
昨日の訳詞は替え歌のようです。。
いわゆる「うたごえ喫茶」の文化らしい。
元歌は1971年のカンツォーネのようなので、サンチャゴのクーデターより前なんですね。
よく歌われているのは、岩谷時子さんの訳詞によるバージョンのようです。
調査不足でございました。
すみません。
【追記】No.2
昨日「tougaさん」が掲示板に書いてくださった。
「年に一回、ホンさんの歌を聴いて背筋を伸ばすことを楽しみにしていました。」
晩年(と書くのは悲しい)のホン・ヨンウンの歌を聴けなかったのは残念だ。
私が知っているのは二十年前のホン・ヨンウン。
私とほぼ同世代なので、まだ若者だったホン・ヨンウンだ。
でも、当時から「背筋を伸ば」してくれる人だった。
なんかな、現実に引き摺られるという気持ちになる時があるやん。
結局そんなもんなんやって思ってしまうことがあるやん。
そんな時にホン・ヨンウンの歌を思い出すと、背筋が伸びるんよ。
「負けるなよ」
【追記】No.1
ご当地自慢大会開催中!
うわっ、女性用の下着がスズナリに!
会場はこちら→「私のキティちゃん」
春一番の会場では、CDを数枚と、雑誌を2冊購入しました。
雑誌というのは『雲遊天下』と『ぐるり』。
どちらもビレッジプレスから出ているもので、司会のアベちゃんが何度も宣伝してました。
「難しい字が多すぎるけどな」
『雲遊天下』は36「シエスタ・エディション 昼寝版」で、なんといっても座談会「春一番という生き様」だなあ。
福岡風太、安部登、鏡孝彦の三氏が「春一番」を語っております。
復活春一番10年。
70年代天王寺野音からの通算だと19回で、冒頭風太さんは「オレは来年の20回目まではやるんじゃ。」と言ってくれています。
やってくださいよぉ。
『ぐるり』というのは初めて見たのですが、隔月刊の創刊号でした。
2004年4-5月号。
「コーヒー1杯分の情報マガジン」だそうで、定価は本体380円+悪税。
そうか、喫茶店のコーヒーだとこれぐらいか。
ライブハウスなんかの情報が中心ですが、特集は「高田渡 主演映画『タカダワタル的』封切」。
巻頭インタビューでは、先日放送されたNHKの山之口貘さんのドキュメンタリーにも触れています。

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「非国民」手帖
- 2004年4月24日 19:15
- 書籍と雑誌
『下山事件』を読んでいて、右翼の蔵書の中に日ユ同祖論があったというくだりに、思わず笑ってしまった。
そうそう。
『ユダヤ人論考』という本にまとめられていたが、いわゆるユダヤ人論には、キテレツなものが多い。
戦後右翼は不思議にアメリカと仲良しなのだが、それは占領期進駐軍に協力してエサをもらっていたからだ。
さすがにそれでは「売国奴」になってしまう。
うしろめたかったんだろうね。
そこで、日本人とユダヤ人が祖先を同じくするというトンデモ本を出しては、占領軍協力の根拠としたのだ。
下山事件、松川事件、三鷹事件のころ、米軍情報部やCIAの下で実行部隊として動いたのは、このような右翼団体のチンピラだった。
【追記】No.3
「うっかり三閣僚」は、自己責任御三家みたいな連中だ。
筋は通ってる。
国民年金なんてアテにしていないのだ。
お得意の自己責任とやらで老後は安定してるんだろ。
世襲も自己責任。
もちろん議員年金なんてものも断固として拒否していただきたい。
うっかりもらったりしないように。
リピートのニュースでは消えていたが、「プライバシー」なんて言葉が出ていた。
政府は、権力者のプライバシーは守りたいらしいね。
「週刊文春」「週刊新潮」あたりも、こういうえげつない権力者のプラバシー暴きをやってもらいたいのだが、完全に腰が引けてる。
やっぱり番犬や走狗の類いなんだろう。
そうそう、防衛庁長官は大変なうっかりさんなので、いろいろ知らせてほしいそうだ。
イラクは非戦闘地域じゃないよ。
危ないし、何の貢献もできないんだから、自衛隊の皆さんには一刻も早く帰ってきてもらいなさい。
【追記】No.2
タイトルに「非国民」という言葉が入っているので、間違って来てしまった勘違い君がいるようです。
すいませんねえ、あんまり非国民らしいこと書いてなくて。
だいたい幻泉館主人は温厚な人柄なので、不毛な論争は好みません。
タメにする書き込みなんぞ相手にしません。
あんまりに卑劣なものは削除させていただきます。
削除基準はもちろん私が恣意的に決めます、あはは。
ここの掲示板は誰でも書き込めるようにしましたが、その代わりにIP等の記録をとらせていただいています。
また、卑怯者を相手にフェアプレイなどする必要もないと考えています。
こっそりお礼をすることもあると思います。
あしからず。
う?む、下品な追記になってしまった。
ちょっとだけ反省。
【追記】No.1
IP屋上駐車場より、サン・ジョルディの日/シェークスピア&セルバンテスの命日の夕陽を眺めた。
曇ってしまったのでどうかと思ったが、筋状の雲と霞のような雲が太陽を隠して、不思議な夕焼けになっていた。

本屋さんでまた「噂の真相」関係の本を買ってしまった。『「非国民」手帖』
情報センター出版局
定価:1470円(悪税込み)
『噂の真相』に連載されていた匿名コラム「撃」をまとめたもの。
宮崎哲弥さんが何をやっている方なのかよく存じませんが解説を書いています。
>いつのまにか、信頼できる不寝番は
>『サンデー毎日』の辺見庸「反時代パンセ」と
>『噂の真相』の匿名コラム「撃」の
>二つだけとなってしまった。
>然るに辺見庸はとうとう病に倒れてしまった。
>そして「撃」は『噂の真相』休刊でひとまず打留めとなる。
確かに痛い。
でも、こんな時期だからこそ他人様を当てにしてはいかんのだよな。
私は本郷にある零細企業に勤めていたころ、一人で「非国民の会」を名乗っていたぐらいなので、この本のタイトルは居心地が良い。
でも、年をとってきたら、逆説的な物言いは少し疲れてきたかもしれない。
そんなに安全だったら東京に原発を作れよという言い回しを使うよりも、原発が安全なわけはないと、ストレートに言いたい。
一緒に買った本。
『下山事件』
森達也著
新潮社
定価:1680円(悪税込み)
『放送禁止歌』の森達也さんが「週刊朝日」に連載したものを元に書き下ろした本。
朝日新聞社が出した『葬られた夏―追跡・下山事件』(諸永裕司著)もこの連載を元にしたそうで、出版のモラルがどうなってるのか不明。
森さん、同世代。
『埴谷雄高思想論集 埴谷雄高評論選書 2』
講談社文芸文庫
定価:1470円(悪税込み)
『埴谷雄高文学論集 埴谷雄高評論選書3』
講談社文芸文庫
定価:1470円(悪税込み)
こりゃ高いわね。
レジで合計金額聞いてびっくりしました。
もう長いこと楽天で「ランダム」というのをやってないな。
足跡を付けると妙な方を呼び込んでしまい、不愉快な思いをしたから。
ネットなのに声がでかいというのはおかしいね。
「プロ市民」「バカサヨ」というような語を用いる人はまともな議論の相手にはならないので、そういう語句が出てきたら、その文章は読む必要がない。
これは経験則でわかったこと。
前にも書いたが、「差別用語」という語を使う人は、差別ということに鈍感な方なので、そんな語を使って差別や言葉狩りを語りたがっている文章は、読むに値しない。
手持ちの時間が限られているのだ。
こうして、読むものがどんどん偏っていくが、仕方がないだろう。
Lycosダイアリーの時には怪しげなサイトにリンクを張って論証終了などという自称論客がたくさんいたが、楽天にもたぶんたくさんいるのだろう。
そんなもの読んでるヒマはないので、よく知りませんが。
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「男の子 女の子」(1972年)
- 2004年4月21日 18:28
- 書籍と雑誌
福田康夫官房長官が参院本会議でまた日本人人質事件の被害者を批判して、「自己責任」を主張したらしい。
これでまた自称ライター諸氏が尻尾を振って「自己責任」論に賛同するのだろうか。
昨夜のNEWS23に安田純平さんが出演していたが、本来のジャーナリストの感覚を持った人だった。
絶対安全地帯にいて日本のジャーナリズム殺しに加担するような輩とは大違いだ。
【追記】No.1
今日も好天。
近所の工事がうるさいので窓を閉めている。
風通しが悪くて暑そうなのだが、ヒナは今日も冬場の定位置で寝ている。
天下泰平ナリ。

帰りがけに本屋さんに寄って数冊買い込む。『ロック画報 15』
ブルース・インター・アクションズ
定価1785円(悪税込み)
特集が「遠藤賢司 デビュー35周年」
CD付いてますが、ちょっと高い。
『チョムスキー入門』
明石書店
文★ジョン・C.マーハ
イラスト★ジュディ・グローヴス
訳★芦原京
解説★田中克彦
定価1800円+悪税
懐かしい、フォービギーナーズ・シリーズの雰囲気です。
言語学者チョムスキーは、アメリカの犯罪的軍事行動を四十年にわたって批判し続けている。
言語理論とその政治的発言が、どのように結びついているのか、という関心をもって読みますのですよ。
そうそう、チョムスキーの『9.11』の日本語版は本当にひどい翻訳で、とても残念でした。
あれでは普通は読めないでしょう。
日本語版『9.11』を褒める人がいたら、そいつはインチキ野郎なので、信用してはいけません。
たぶん中身読んでないです。
わかりやすい基準を作ってくれたものですな、文芸春秋社。
『マンガ家誕生。』ちくま文庫
中野晴行編
定価700円+悪税
マンガ家の自伝的作品を集めたアンソロジーです。
しかし、タイトルの「。」はやめてもらいたい。
収録作品は以下の通り。
たぶん全部読んだことあります。
紙の砦 手塚治虫
屋根裏の絵本かき ちばてつや
俺は芸術家 さいとう・たかを
トキワ荘物語 赤塚不二夫
トキワ荘物語 水野英子
風のように… 石ノ森章太郎
貸本末期の紳士たち 水木しげる
ぼくの手塚治虫先生 永島慎二
下宿の頃 つげ義春
「ガロ」編集長(抄) 長井勝一
アメリカの反戦歌で兵士の名前がジョニーであるのは、前に書いたように第一次世界大戦時の志願兵募集広告「ジョニーよ、銃をとれ(Johnny Get Your Gun)」が元になっているようです。
それで反戦小説のタイトルが『ジョニーは戦場に行った(Johnny Got His Gun)』になり、PP&Mも兵士であるジョニーに呼びかけているのです。
「悲惨な戦争」という言い方は同義反復のような気もするのですが、今だったら「ジョニーよ、銃を置け」とか「ジョニーよ、銃を捨てろ」と呼びかけたいです。
日本人だったら誰に呼びかければいいんでしょう。
タロウ君やケンイチ君、なんだかしっくり来ませんね。
明治安田生命が毎年名前ランキングを発表しています。
契約者の名前からの統計なので、住民票からの統計をとったら違うものになりますが、なんだか妙です。
生まれ年別名前ベスト10 男の子の名前
生まれ年別名前ベスト10 女の子の名前
2003年生まれのランキング、男の子が大輝、翔、大翔で、女の子は陽菜、七海、さくら。
う?ん、呼びかけにくい。
そうか、赤ん坊はまだ兵隊さんにならないな。
今二十歳ぐらいだとどうだろう。
1984年生まれのランキングは、大輔、健太、誠/愛、麻衣、恵です。
今の赤ん坊よりは呼びかけやすい気がします。
ちなみに幻泉館主人の生まれ年だと、隆、誠、修/恵子、京子、洋子が多いそうです。
うん、なんだか周りにいそうな名前だわ。
こういう名前は古臭くなってしまったのね。
♪ ゆう子あい子りょう子けい子まち子かずみひろ子まゆみ
もちろん中島みゆきさんの「あの娘」(1983年)であります。
やっぱり古風な名前ばかり並んでいるようです。
それにしても、日本語で反戦歌を歌う場合は、日本人の固有名詞で呼びかけると変な感じがするようです。
「息子よ」「孫よ」「お兄ちゃん」だったりした方が、説得力を持ちそうです。
学校の英語の授業では固有名詞がほとんど意味を持ちませんが、実際の生活の中では固有名詞こそが重要なのです。
それなのに、反戦歌に日本人の名前を入れると変なのはなぜでしょう。
タイトルにはなんとなく郷ひろみさんのデビュー曲をもってきてしまいました。
デビュー当時は「え? 男の子なの?」というルックスでありました。
もちろんよしだたくろうさんのエレックからのデビューアルバム『青春の詩』にも「男の子・女の娘(灰色の世界2)」という曲があるのですよ。
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日本人とユダヤ人(1970年)
- 2004年4月18日 00:00
- 書籍と雑誌
昨日のアクセス数が736、その前日が618。
通常の2倍近いのでめでたいことのように見えるが、そうでもないらしい。
カウンターをクリックすると現われるアクセスログが「ゲストさん」で埋まったりする時間帯があったりするのは、やや異常な事態でありますな。
ただ、私の場合は自前サーバを運営しているので、ちょっとした仕掛けで楽天広場のページも詳細なログを取ることができます。
うるさいから少し監視しようという方、あなたのIPは漏れてますよ。
もちろん、楽天広場の友人たちのところも同様な仕掛けをすることができます。
身元を隠すために、卑劣な嫌がらせ用IDを取得するアホもいるようですが、それはあまり意味がないですね。
しかし、ヒマなんだね。
そういう輩は実生活がよほど寂しいものなんだろうなあ。
日本論とか日本人論といった形であまりものを言いたくはない。
巷に氾濫する日本論って、だいたいが恣意的でなんでもありなんだから。
それでも、自民党や公明党の幹部が「自己責任論」を主張しているのを聞くと、ひとこと言いたくなる。
日本は自己責任社会じゃないだろ。
個性を伸ばそうと言いながら、少しでも毛色が違うと摘み取ってしまう、集団型無責任社会じゃないか。
ブルーハーツも歌ってたぞ。
♪ どこかの偉い人 テレビでしゃべってる
♪ 今の若い人には 個性がなさすぎる
♪ 僕らはそれを見て 一同大笑い
♪ 個性があればあるで 抑えつけるくせに
いいかげんな日本論、日本人論で空前絶後の大ヒットとなったのがイザヤ・ベンダサン『日本人とユダヤ人』(1970年)。もちろん山本七平さんの著書であり、内容も実に勝手に独創したものでありました。
中学校の朝礼かなにかで、校長先生が内容を引用してお話していたと思う。
知的な書物と勘違いして中学生たちに語っちゃったんだね。
まさにカタリ。
専門家が読むとあまりにもばかばかしくて反論する気にならないという水準なので、この間違いだらけのベストセラーは長いこと放置されてしまった。
浅見定雄さんが『にせユダヤ人と日本人』でそのばかばかしい作業をマジメにやってくれたので、いかに『日本人とユダヤ人』がトンデモ本だったのかは常識になっている……のかと思っていたら、そうでもないらしい。
山本七平さんに騙されたまま、ユダヤ人を、日本人を語っている人が多いようなのだ。
まさに悪貨は良貨を駆逐する。
三十年以上前のベストセラーは、いまだに日本人に誤った「ユダヤ人」観を植え付けたまま、妙な常識となっているらしいのだ。
『ノストラダムスの大予言』(1973年)というトンデモ本が、オウム真理教事件に通じるようなカルトブームの元を作ったということを思い出す。
「ユダヤ人問題」は、遥かな国遠い昔の話ではない。
より正確には「イスラエル問題」が世界を揺さぶって戦争に追い込んでいる。
アメリカはイラク占領によってあまり得はしない。
犠牲が大きすぎる。
アメリカはイラクの石油欲しさに戦争を始めたわけではないのだ。
この戦争で最も大きな利益を得るのはイスラエルとなるようだ。
日本はアメリカのネオコンとイスラエルのために自衛隊をイラクに送っているようなものだ。
危ないから早く帰っておいでよ、自衛隊。
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風都市伝説
- 2004年4月14日 16:27
- 書籍と雑誌
自衛隊は勇気ある撤退を!
危ないんだから早く帰ってきなさい。
2ちゃんねら?はイタ電なんかしてる場合じゃないよ。
卑怯な「あらし」をしたり、卑劣なデマを流すのもやめなさい。
最低。
【追記】No.1
「全国ネットお花見会」開催中!
大阪造幣局「桜の通り抜け」
平安神宮
丹後加悦町古墳公園
湖西市正太寺
桜の季節もフィナーレを迎えたようです。
会場はこちら。「花より団子板」

広瀬隆さんのアメリカ三部作(?)が読み掛けなのだが、本屋さんでまた他の本を買ってしまった。
いしいひさいち著『ヒラリー・クイーン 大統領への道』
光文社文庫 定価476円+悪税
これはあのクリントン大統領夫妻をおちょくったマンガ。
なんだかとても懐かしい感じがします。
クリントン政権だってバグダッドに大規模なミサイル攻撃をしたり(1998年)、国連の承認がないままNATO軍を率いてユーゴ空爆を強行したり(1999年)、アメリカはずいぶんひどいことをしてきたのだ。
でも、それが些細なものに見えるほど、今のアメリカはめちゃくちゃだ。
もしかしたら、これはもう第三次世界大戦が始まっているのかもしれない。
広瀬さんの本で納得したのは、今までのようにアメリカが利益本意で動いてはいないこと。
権謀術数を用いる、あのCIAの戦略とは明らかに違う。
保守本流を置き去りにして、アメリカのネオコン(新保守主義)と呼ばれるブレーンが、世界を戦争に引っ張っている。
ネオコンとネオナチ、この二つがまさに現在のファシズムなんですわ。
北中正和責任編集『風都市伝説 1970年代の街とロックの記憶から』
音楽出版社 定価1905円+悪税
「風都市伝説」は、「CDジャーナル ムック」であります。
普段買わない雑誌の別冊ですね。
でも、渋谷百軒店の写真が懐かしくて衝動買いしてしまいました。
私の場合は音楽館というジャズ喫茶に数回行っただけなんですが。
出発点は1971年春、渋谷のロック喫茶BYG。
ずいぶんいろいろな人のインタビューが載っています。
奥付の前に他社広告。
「はっぴいえんどBOX」は買いません。
それより、ベルウッドの復刻CDが貴重。
「春一番」のライブは4月28日と5月26日に出ますが、6月がまたすごい。
「武蔵野タンポポ団BOX」「ザ・ディランIIBOX」「山平和彦BOX」
どれも入手困難アルバムが含まれているので、買わずばなるまい。
さらに9月まで、復刻続くらしいですよ?。
7月に岩井宏さんの『30才』が出るのが貴重。
4/28 発売 各2枚組 2300円
「春一番ライブ'72」
「春一番ライブ'73」
「春一番ライブ'74」
5/26 発売 各2枚組 2300円
「春一番ライブ'75?'76」
「春一番ライブ'77?'78」
「最後の春一番ライブ'79」
6/30 発売
武蔵野タンポポ団BOX 2枚組 3000円
「武蔵野タンポポ団の伝説」
「もうひとつの伝説」
ザ・ディランIIBOX 3枚組 4200円
「悲しみの街」
「この世を悲しむ風来坊に捧ぐ」
「ラストコンサート『ライブ』時はすぎて」
山平和彦BOX 4枚組 4800円
「放送禁止歌」
「風景」
「ライブ!山平和彦 ディスク1&2」
7/28 発売 各1700円
岩井宏「30才」
南正人「ファーストアルバム」
いとうたかお「いとうたかお」
上條恒彦「Stage?橋はいつも」
8/25 発売 各1700円
となりきんじょ「ロマンティックマシーン」
佐藤博「青空」
クニ河内「愛はまだ氷りついたまま」
中川五郎「また恋をしてしまったぼく」
9/29 発売 各2枚組 各2300円
「1970年全日本フォークジャンボリー」
「1971年全日本フォークジャンボリー」
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ハロー・グッドバイ
- 2004年4月13日 19:48
- 書籍と雑誌
自前幻泉館鯖に入れたアルバムでは、画像サイズを横720ドットに縮小してみました。
迫力はいまひとつになってしまいますが、画面に収まらないと見にくいですものね。
ご希望がありましたら、大きいサイズの画像を差し上げます。
元サイズはCONTAXで撮ったものが[2560*1920](縦横比はVGAと同じ)で1MB程度。
PENTAXで撮ったものが[3008*2008](横長の画像です)で1.5MB?2MBという感じです。
【追記】No.5
自前サーバに画像アルバムを導入しました。
簡素でかえって使いやすいように思います。
とりあえず昨日分をお試しアップしてみました。
どうでしょうか。
夕陽が好き![I Love Sunset!]
う?ん、アップした画像が少し大きすぎますね。
640*480ぐらいに落とした方がよさそう。
【追記】No.4
夕陽が好き![I Love Sunset!] で利用している「Yahoo! PHOTOS」がいっぱいになってしまった。
合計30.00MB中30.23MB使用(100%)
半年もったんだから、よしとすべきですな。
アルバムの無料サービスを探すより、自前のサーバにアルバムを作った方がいいんだろう。
面倒なので、どこかでフリーのスクリプトをいただいてくることにしよう。
【追記】No.3
広瀬隆さんの本を3冊購入。
いずれも集英社新書。
『アメリカの保守本流』(2003年)
『アメリカの巨大軍需産業』(2001年)
『アメリカの経済支配者たち』(1999年)
陰謀史観のようになると嫌なのだが、ブッシュ&チェーニーがウソをついて世界を戦争に引っ張っているのは事実だ。
ブッシュの忠犬コイズミと、その番犬になり果てたマスコミ。
ちょいと勉強しておこう。
【追記】No.2
結局ノートPCでデジカメを認識できるようにならない。
消耗???。
WinXPのあっふぉ????。
で、私の場合「紅茶のおいしい喫茶店」は苦手かもしれない。
おしゃれでなくていいから、「コーヒーのおいしい喫茶店」で、本を読んでいることができるところの方が好きですな。
【追記】No.1
月曜夕方の千本浜です。
カップル多かったわあ?、悔しい(何がだ)。
これが「春のきれいな夕陽」かしら?
画像アップしました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

M$-Windowsと格闘しております。
いつも使っているノートPCにデジカメの画像が転送できません?。
今日の夕陽、きれいでしたよ。
後でアップします。
ふと浮かんだのが、アグネス・チャンの曲。
「ハロー・グッドバイ」(1975年)
シングル「冬の日の帰り道」のB面です。
二番の歌詞かな。
♪ できることなら 生まれ変われるなら
♪ 私 春のきれいな 夕陽になりたい
「春のきれいな夕陽」ですよ。
いったいどうなればいいんじゃ。
素敵な曲です。
柏原よしえさんがカバーしてヒットしましたね。
天まご君(現天むす君)が大ファンだったとかや。
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地下鉄にのって
- 2004年4月12日 22:11
- 書籍と雑誌
天気が良いので浜へ出て夕陽を眺めた。
カップルが数組いたのだけど、一人で夕陽を眺めているアラブ系の青年がなかなか良かった。
事務所に戻ってノートPCに取り込もうとすると、PENTAXもCONTAXも認識してくれない。
ありゃりゃ。
ドライバを再インストールしなきゃならんらしい。
面倒なり。
しかし、どうして突然こうなるのかしら。
XPでNT系に変わって安定したはずなのに、やっぱりM$-Windowsは油断できない。
オフノートから新譜案内が届いた。
中川五郎さんのアルバムと、「ボロロック」。
五郎さんは、なんと26年ぶりのニューアルバムだそうです。
『ぼくが死んでこの世を去る日/中川五郎』
off note on-48 2940円(悪税込み)
2004年4月25日発売! だそうです。
曲目は
1 ぼくの遺書
2 いつも 戸口までだったね
3 男の陰に女あり
4 90センチ
5 自分の感受性くらい
6 湖のほとり
7 わかれ
8 眠られぬ夜
9 ぼくが死んでこの世を去る日
10 ミスター・ボージャングル
大都市というのは、いつも地下鉄の工事をしている都市のことだ。
新宿や渋谷は大通りのどこかが巨大な鉄板で塞がれているというイメージがある。
小さい頃家で古い東京の地図を見つけたのだが、その大通りには都電(市電)の路線が張りめぐらされていて驚いたものだ。
のんびり市にも市電が走っていたな。
チンチン電車と呼んでいたわ。
今では都電は荒川線一路線だけになってしまった。
早稲田から学習院下のあたりはなんだか懐かしい風景なので、いろいろな映画で使われていた。
寺山修司さんの映画『書を捨てよ町へ出よう』(1971年)もここが舞台だった。
『喜劇 女は男のふるさとヨ』(1971)に始まる、森崎東監督の「新宿芸能社」シリーズは、もうなくなってしまった新宿の電車道が印象的。
市街電車は風情があるけど、交通渋滞を引き起こすというので、過去の遺物になってしまったのかね。
東京の場合は、路線バスと地下鉄でなんとかやりくりすることになった。
私は一時期早稲田から本郷へバスで通っていたのだが、運賃が一律なので、定期券も都営バスならどの路線でも乗り放題というものだった。
でも、終バスが早いし、本数も意外に少なかったので、それほど利用しなかったかな。
あの、行き先が赤く表示される最終バスは、水木しげるさんのマンガに出てきそうで、ちょいと不気味でした。
ところで地下鉄の方なんだけど、一つ不思議なことがある。
車両をどこから入れるかではありませんよ。
やけに一つの路線だけ開業が早いのです。
今の営団地下鉄銀座線になっている路線は、1927年(昭和2年)に開通しました。
幻子心母と同い年、もういいおばあさんなんです。
ほんのちょびっとだけ作って、後はみな戦後にできた……というのは奇妙だ。
もう一昨年のことになりますが、私が自前でサーバを立てて遊んでいた時、googleなんぞのサーチエンジンで検索して飛んできたのは、この地下鉄の話がトップでした。
読書メモ。
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秋葉俊『帝都東京・隠された地下網の秘密』
洋泉社 本体1900円+悪税
東京都心部の地下網に隠された秘密を解き明かしてくれるのだそうな。
現在の市販地図の食い違いに始まり、公文書に残された資料を元に筆者が推理を続けていく。
後藤新平登場のあたりはぞくぞくします。
結論としては、銀座線開通以前に東京の地下鉄網はかなりの部分が完成していた。
だが、それは公開されることがなかった。
それはなぜなのか、そしてどうして今もその情報が秘密なのか。
といったものであります。
---------------------------------------
東京の地下鉄は、ロンドンの地下鉄網と同様に、いざという時防空壕にするために作られたようなんです。
でも、それは一部しか国民に公開されなかった。
つまり、首都防衛というよりも、一部の支配者を助けるために作られたのだというのが、この本の主旨です。
今も秘密のシェルターはあるんでしょうが、隠された地下鉄は本当のところどうなんでしょう。
考え出すと、夜も眠れなくなっちゃいます……こともないか。
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ぼくは本屋のおやじさん(1982年)
- 2004年4月 8日 17:40
- 書籍と雑誌
デジカメではない方のカメラ、従来型銀塩写真機(CONTAX T3)にフィルムを入れっぱなしで忘れていた。
DPEに出して、ついでにデジタルスキャンをしてもらった。
ほぼ同等品であるらしいデジカメ(CONTAX TVS)で撮ったものに比べると、やはり発色がいいように思う。
粒子の荒れた感じもいい。
ただ、DPE店でのスキャンでちょっとフレームがずれたりしていた。
やはり従来型カメラの方がまだ表現力があると思うが、でもアナログLPとCDに比べれば、その実力はすごい速度で接近しつつあると思う。
リサイズして[tvs 2003年10月?12月]というフォルダに突っ込んでおきました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

【追記】No.2
また調子が悪くなったヒナを獣医さんに連れていきました。
やっぱり風邪だということで、注射と飲み薬。
ヒナは今寝ております。
【追記】No.1
出版流通のことを考えていたら、その昔在籍していた会社の社長のことを思い出した。
故人である。
小零細出版社の利益のために奮闘した傑物であった。
大手取次のおかげで零細出版社の書籍も日本全国へ流通させることができたのではあるが、その社長氏は、なんとかその枠から逃れたいとも考えていた。
アメリカではよくあるブッククラブのシステムや、当時はまだ考えられなかった宅急便による宅配のことを口にしていた。
普通の人がインターネットで手軽に本を発注できるようになるまで、それから二十年待たなければならなかったのだ。
書籍やCDは多品種商品なので、インターネットと非常に相性がいい。
かなりの大規模店舗でなければ、それには太刀打ちできない。
たとえば高田渡さんの「自転車に乗って」に出てくる、「本屋で立ち読みを」。
懐かしい下町の風景だ。
とても懐かしい、そして滅びゆく風景なのだ。
「全国ネットお花見会」開催中!
会場はこちら。「花より団子板」

早川義夫さんが本屋さんをやってると聞いて驚いていたのだが、それが晶文社から本になって出た時は、さらに驚いた。
『ぼくは本屋のおやじさん』1,470円(悪税込)
「就職しないで生きるには」という、とても素敵な名前のシリーズということになっている。
中山容さんが訳したレイモンド・マンゴーの本から採ったんですな。
「就職=就社」とは限らないよという、オルターナティブな提案。
フリーターになれと言っているわけではありません。
この本は今も普通に入手可能。
出版流通の問題点を足下から指摘しているのだが、本屋のおやじさんにとって現在はさらに厳しいことになっているのだろう。
書籍の問屋さんである取次には店売(てんばい)と呼ばれるコーナーがあって、本屋さんはそこで直接本を仕入れることができる。
早川さんは、リュックを背負って店売へ仕入れに通っていた。
今はもうなくなった、鈴木書店という取次の店売で早川さんを見かけたように思う。
取次の鈴木書店には井狩春男さんという方がいて、「日刊まるすニュース」という日報を書いていた。
[ 日刊まるすニュース ]
井狩さんは『返品のない月曜日』という本もだしているのだが……。
googleで検索したら、井狩さんがホームページを立ち上げていた。
[ 井狩春男の時々日刊まるすニュース ]
あら、嬉しい。
大学生協を主要取引先として、いわゆる固い本を扱っていた鈴木書店も、倒産してしまった。
二十年以上続けた早川書店だが、早川さんが音楽業界に復帰してどうなったのだろうか。
店仕舞いしたのかしら。
「あなたの本棚の右から3番目に立っている本は何?」
どこかでこんな質問を受けた覚えがありますな。
本棚がいくつもあるので、答えられません。
床に積んである本が多いのがかわいそうです。
コーヒーをひっくり返したら、アウトです。
いわゆるヒナのワンダーランド。
本はどうなるんだろうな。
ペーパーメディアはなくならないだろ。
書店はどうなるんだろうな。
これはなくなるかもしれない。
大型書店や、amazonのようなネット型書店は生き残る。
コンビニもある。
でも、おやじさんがいる本屋さんはもうダメかもしれない。
私が妄想する「幻泉館」は喫茶店でなくてもいい。
それは本屋さんだったかもしれない。
吉祥寺の特殊な本屋さんで店番をしながら、こんな店を開くのにはいくら必要なのかと考えたものだ。
80年代にその店はつぶれてしまった。
開いたところで続かない。
ヒマな喫茶店もいいけれど、ヒマな本屋さんもいいな。
食っていけなれば、食わなければいい。
でも、取次に入金できずに、あっという間につぶれてしまうんだろう。
どうにかならないものだろうか。
さて、ずいぶんひさしぶりに浜へ夕陽を見にいきました。
ところが、風が強くて、波の飛沫が松林の中まで飛んでくるのです。
ありゃ、ダメだわ。
ほんの数枚だけ、更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

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永平寺の精進料理
- 2004年4月 7日 16:50
- 書籍と雑誌
今日はよく晴れたのですが、風がとても強いのです。
桜吹雪はきれいだろうけど、桜の花はどんどん散ってしまいますね。
福岡地裁が「首相の靖国参拝は違憲」という判決を出したようです。
今更というほどのあたりまえな判断だと思います。
損害賠償の請求が棄却されたために、かえって違憲判断を示した判決が確定する公算が大きいというのがおもしろいところです。
「なぜ憲法違反なのか分からない」という首相は、憲法を遵守しようという精神に乏しいようなので、早く退陣していただきたいと存じます。
【追記】No.1
「第3章 精進料理を家庭で味わう」の見出しを書いておきます。
ご飯・お粥
汁物
煮物
和え物
蒸し物・焼き物・寄せ物
炒め物・揚げ物
残り物を利用して
ご飯・お粥のところ料理はレスに書きましたが、以下のようになってます。
たけのこご飯
焼きしいたけの混ぜご飯
むかごご飯
栗おこわ
きんかん粥
もずく粥
里いも粥
きのこ粥
小豆粥
大豆玄米粥
沢庵が実にうまそうなんだよなあ。
そうそう、NHK特集「永平寺」以外に、70年代と関係あるところがありました。
この本の著者、永平寺東京別院長谷寺副典座、高梨尚之さんは、1972年生まれだそうです。
「全国ネットお花見会」開催中!
会場はこちら。「花より団子板」

ひとから教えていただいた本が急に欲しくなって衝動買い。
曹洞宗大本山永平寺が出したお料理レシピ『永平寺の精進料理』。
副題が「七六〇年受け継がれた健康の智慧を家庭でいただく」ですぞ。
いやあ、楽しい本です。
「第1章 七六〇年受け継がれた味」は道元に始まる料理の精神と代表的料理の説明。
「第2章 雲水と食事」は、あの永平寺の修行と作務の解説。
「第3章 精進料理を家庭で味わう」が、いよいよ永平寺のレシピでございます。
最近うるとびーずさんのところに書いた「生飯(さば)」も出てきます。
お昼ご飯の作法です。
> 頭鉢に受けたご飯の中から七粒ほどを各々が差し出し、
> これを浄人が集めるのです。これは生飯といい、折水
> と同じく、いただいた恵みを自然界に還元するもので、
> 僧堂脇の生飯台に置いて鳥や昆虫に施します。
chappiさんのところに出てきた「むかご」を炊き込んだ「むかごご飯」もあります。
酒・味醂・醤油を入れ、上に昆布を載せて炊くのだそうです。
この本、ちょっと高いけどずいぶん楽しめると思います。
たぶんNHKのドキュメンタリー番組で見たのが最初だと思うのですが、あの厳しい修行僧の生活、しっかりおいしいものを召し上がっているようですなあ。
調べてみたら、NHK特集「永平寺」は、1977年に制作されたようです。
あの番組、おもしろかったです。
岡野玲子さん原作で周防正行監督が映画化した『ファンシイダンス』というのもありましたなあ。

永平寺の精進料理
七六〇年受け継がれた健康の智慧を家庭でいただく
高梨 尚之, 大本山永平寺
B5変形判 上製 127p
学習研究社
定価 2,520円(悪税込み)
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桜の樹の下には
- 2004年4月 6日 16:47
- 書籍と雑誌
会場はこちら。「花より団子板」

昨日(4/5)、今日(4/6)と、空き時間に市内の桜スポットを巡ってみた。
隣町の大社は駐車待ちの車が列をなしていて断念。
同様に香貫山の登山口入り口も自動車が並んで身動きできなくなっていた。
残念。
歩いて行ってくればよかった。
写真を整理して、夜中に「全国ネットお花見会」会場にアップします。
日枝神社は満開。
青いシートを敷いて、西アジアの男の人と、東アジアの女の人たちが花見をしていました。

光長寺も満開。
こちらは桜の花を撮影に来ている人が何人かいました。
宴会はなし。

門池は若いお母さんたちと子供が青いビニールシートを敷いてお花見中。
養護老人ホームのバスが着いて、お花見の準備を始めるところでした。

D52のある高沢公園も満開。
やはり若いお母さんたちが子供を遊ばせていました。

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食ふべき詩
- 2004年4月 5日 12:05
- 書籍と雑誌
よく晴れました。
たぶんお天気屋なので、気分がいいです。
プチ花見ツアーにでも出かけることにしますかな。
【追記】No.3
それで、夜中に少し元気が出たヒナです。
ストーブに張り付いていましたが、暑くなったのか、この後どこかに消えました。

【追記】No.2
ずっと丸くなって寝ていたヒナだが、何かくれとやってきた。
食欲が出たようだ。
階段をゆっくりと一段ずつ降りるので、調子が悪いのがよくわかる。
その後は書斎にやってきて、ストーブの前で丸くなっている。
じっと我慢。
早く元気になりなさい。
【追記】No.1
「全国ネットお花見会」開催中!
会場はこちら。「花より団子板」

帰宅したら、珍しくヒナが私の布団の上で寝ていた。
ここ数日姿を見ないと思ったら、どうも調子が悪いようだ。
風邪をひいたのか、お腹が痛いらしい。
明日も具合が悪いようだったら、獣医さんのところに連れていかなくてはならないだろう。
明日は晴れて暖かくなってほしいものだ。

思い出した。
昭和が平成に変わったころ。
食い詰めて東京にいた。
毎日よく散歩をして、新聞記事を切り抜いていた。
金がないのは苦にはならなかったのだが、本当に食費がなくなった。
インターネットはまだ大学の専有物だった。
8ビットのパソコンでNiftyServeにアクセスをして、掲示板で職を探した。
まだ自由に求人や求職の書き込みができたのだ。
一緒に何かやりましょうという自称フリーライター氏に、新宿の喫茶店で会った。
話をしてみると、ゴースト専門のライターさんだった。
実績はあるようだった。
ただ、なぜゴーストなのかが私にはよくわからなかった。
私がいた会社では、そんな本の作り方をしたことがなかったのだ。
話がつつっとずれていくのが不愉快だった。
宮澤賢治を尊敬し、石川啄木をクズ呼ばわりするのがよくわからない。
農本主義とか日蓮思想ということではないようだった。
思想的な裏付けがあるのではなく、ただ反感を持っているということらしかった。
団塊の世代の方だったと記憶している。
党派の人間に嫌な思いをしたのかもしれない。
それで、心情的反共。
論理的な話はできないようなので、あたりさわりのない話をして別れることにした。
この人と仕事はできない。
喫茶店で食事をするゴースト氏の顔は覚えていない。
ただ、食事をするその姿が、なんだかあさましく見えたことだけ覚えている。
あまり他人様のことをそんなふうに感じたことはない。
なんといっても、金がないのはこちらの方なのだ。
でも、その人を見ていて「貧すれば鈍す」という言葉が頭に浮かんだ。
結局それから何年かは主にライターの仕事をして暮らすことになった。
ゴーストライターの仕事はしないことにしようと決めたのは、このゴースト氏のおかげかもしれない。
自分の名前で責任を取ることがない暮らしを続けていくと、ああなってしまうのではないかと恐れたのだ。
喫茶店や飲み屋で、裏事情に見えるような断片をちらつかせるだけの事情通。
そうはなりたくなかった。
なぜこんなことを思い出したのかといえば、このゴースト氏を小粒にしたような人物をネット上で見かけるからだ。
サイトを運営しているのは売り込みに使えると思っているのかもしれないが、自らの才能の限界や、その判断の甘さを露呈しているようだよ。
そんなクズはほうっておけば良いようなものなのだが、それでもまだ騙されている人がいるようなので、またしつこく書いてしまった。
検閲を歓迎するような言辞があふれるようでは、こちらにも迷惑が及ぶのだ。
啄木の文章を引用しておこう。
もちろん番犬の言葉は、詩にはならんぞ。
『弓町より』
「食ふべき詩」(五)
------------------------------------------
「食ふべき詩」とは電車の車内広告でよく見た「食ふべきビール」という言葉から思ひついて、仮に名づけたまでゝある。
謂ふ心は、両足を地面に喰つ付けてゐて歌ふ詩といふ事である。実人生と何等の間隔なき心持を以て歌ふ詩といふ事である。珍味乃至はご馳走ではなく、我々の日常の食事の香の物の如く、然く我々に「必要」な詩といふ事である。
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「戦争で死ねなかったお父さんのために」(1977年)
- 2004年3月31日 12:39
- 書籍と雑誌
おお、晴れた、晴れた!
初夏みたいな日ざしです。
お天気屋なんで実に気分がいいです。
後で散歩に出よう。
【追記】No.2
じゃんばらやさんの書き込みで思い出した。
1978年3月26日、成田空港の開港が延期された。
その後、国会で暴力反対決議が行なわれた。
全会一致で賛成……かと思ったら、一人だけ反対投票をした。
青島幸男議員である。
あの人も都知事なんてやらなければ名議員になれたのに。
挑発的言動を繰り返す極右都知事が誕生したのにも、責任があるだろう。
テレビでは東京都教育委員会臨時会の映像が流れていた。
米長邦雄さんや内館牧子さんが教育委員だというのも、よくわからない。
この人たちが教職員の処分を決定したのだな?
東京都教育委員会
委員長 清水司
委員 國分正明
鳥海巖
米長邦雄
内館牧子
横山洋吉
東京都教育委員会ホームページ
異様な監視下で卒業式が行なわれているなんてのは、初めて知った。
だいたい私は式典が嫌いなので、卒業式なんて中学の時に出て終わりにしたのであります。
小学生の時は一番最初に卒業証書を受け取る役でした。
中学生の時は、日の丸に向かって礼をしない唯一の生徒でした。
後で友達に「お辞儀しなかったね」と言われました。
不思議なのは、成人式みたいに暴れる若者がいないことです。
どうしてやらないの?
【追記】No.1
「全国ネットお花見会」開催中!
東京は桜が見頃のようですね。
Mドングリさんが井の頭公園の桜を撮影してくださいました。
京都名菓さんから桜風味の生麩饅頭もアップされています。
私は雨降りで桜の探索ができませんでした。
画像は昨日浅間神社で見つけた桜の花です。
会場はこちら。「花より団子板」

週刊文春の出版差し止め命令に関しては、ばかばかしくてあまり発言するつもりはなかったのだが、もう一度だけ書いておこう。
文春側の反論に関しては、一切読むつもりはありません。
私は文春支持ではありません。
裁判所の命令が暴挙であると思うだけです。
記事がどれだけ扇情的なものであれ、また「ぬるい」ものであれ、裁判所の命令は理不尽であった。
それだけのことである。
戦争に反対するのに論理が不要であるのと同様、自称言論人はこの命令に賛成すべきではない。
出版の是非にかかわる価値基準を国家にゆだねてはならない。
裁判所の命令を支持する者が、問題の記事を入手して読むなどというのは矛盾している。
自分で判断できるのなら、国家に任せるべきではなかろう。
それとも、自分だけは一般大衆ではないと思い込んでいるのだろうか。
さて、らいばあさんは野田秀樹さんの演劇を観に行ったそうですが、私の場合は学生時代につかこうへいさんのお芝居を観に行きました。
紀伊國屋ホールはちょっと気取った感じの場所で落ち着かなかったけど、根岸季枝さんがもぎりに出てきてくれたのがとても嬉しかったです。

戦争に行けないで肩身を狭くして戦後30年を生きて来たお父さんに届く召集令状。
そこで「さあ今こそ」と出で立つお父さん。
つかさんのお芝居は必ず劇中劇という構造をしていたなあ。
劇中人物が一所懸命演じるところがおかしいのであります。
白系ロシアの混血ディープ山崎という人物が実にインチキ臭くて良かった。
三浦洋一さんも似合うけど、やっぱりそのインチキ臭さは風間杜夫さんがはまり役ではあるまいか。
つかさんの稽古では、灰皿のようなものを机の上に投げるために置いてあったそうです。
傘を投げてしまったので本人も「これはヤバイ」と思ったけど、三浦洋一さんがうまく逃げたなんて伝説もありました。
三浦洋一さん、亡くなったんだよな。
2000年5月14日、享年46。
もう四年も経ってしまった。
1954年生まれなんで、思っていたより年が近いわ。
宇津宮雅代さんは6歳年上だったんだ。
離婚しましたけどね。
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噂の真相 1979-2004
- 2004年3月30日 17:13
- 書籍と雑誌
幻泉館サーバのログファイルを見ると、2ちゃんねるから飛んできていた。
どうやら「季刊フォークリポート」の発禁号の表紙画像なんぞを見にきているらしい。
幻泉館はリンクフリーです。
というより、WWWはその仕様上リンクフリーが前提の世界だと思う。
それでも、自分たちにとっておいしいところだけこそこそとお持ち帰りになる2ちゃんねら?は気持ち悪い。
匿名で揚げ足取りをする他は能のない連中である。
いや、ファシズムの露払いでもあった。
【追記】No.2
バッテリーの蓋が壊れて修理に出していたコンパクトカメラが返ってきた。
一眼レフだと嵩ばるので、これが散歩にはいいのだ。
今日も桜探索に出ようかと思っていたが、雨が振り出してしまった。
残念。
画像は日曜日に大菜園で撮ったブロッコリです。

【追記】No.1
「全国ネットお花見会」開催中!
今日の散歩は旧繁華街から浜の松原まで足を伸ばす。
もうすぐ、もうすぐ。
松林の中で桜が少し咲き始めました。
会場はこちら。「花より団子板」

今日の午後ものんびり市の繁華街を散歩。
元繁華街と言うべきか。
アーケード名店街はずいぶん悲惨なことになっていた。
私が小さなころは松菱デパートがあった。
衣料品売り場では、洋服の糊で目が痛かったのを覚えている。
いくつもの店が消え、残った店もガランとしている。
新仲見世は昼なのに暗く、たぶん一人で歩くのは恐く感じるような物騒な雰囲気もある。
川寄りの「さんさん通り」だけが、きれいな舗道が整備されて、明るい。
ただ、人はいない。
高校時代に行ったジャズ喫茶を探してみる。
建物が変わっていたようだが、「JAZZ レストラン Early Times」というきれいな看板が掛かっている。
おお、ライブスポットになったのか!
と思ったら、ドアに貼り紙がしてあり、店主の健康状態がすぐれないために閉店する由書かれていた。
あらまあと驚いて横を見たら、ちゃんと喫茶店は残っていました。しかし、この雰囲気では中に入れないなあ。
中心繁華街と言える仲見世商店街も、ケンタッキー・フライド・チキンKFCがなくなっていた。
レコードや楽器を扱っていた「すみや」の仲見世店も閉店していた。
「すみや」はうちの近所が拠点店。
つまり、自動車で乗りつける郊外型店舗は元気がいいのだが、駅前はさびれる一方なのだ。
マルサンに寄って、噂の真相休刊記念別冊『追悼!噂の真相』を購入する。
なんだか、今日の散歩のテーマは滅び、なのか?
お、今夜の「NEWS23」には岡留安則編集長が出演!
雑誌がなくなっても岡留さんはモノ書いて忙しそうだけど、やっぱりニュース・ステーションと噂の真相がいっぺんになくなるのは痛いわ。
タイトルは戦後のカストリ雑誌『真相』を彷彿とさせるが、実際の誌面作りも、反権力と風俗が混在する不思議な雑誌だった。
本多勝一氏が似たような雑誌を始めたが、あっという間に消えてしまった。
こんな雑誌を四半世紀も出し続けたというのは奇跡みたいなものだが、また奇跡の復活をしてもらいたいものだ。
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スヌーピーのノート
- 2004年3月17日 18:44
- 書籍と雑誌
夕方浜に出るが、太陽は完全に雲に隠れていてアウト。
空も染まらない。
夕陽目当てにやってきたカップルががっかりしていた。
残念。

【追記】No.4
さきほどいただいたチーズケーキ、プチ・フロマージュ(Petti Fromage)。
のんびり市では南口ドルセ(dolce)のケーキがおいしいのよ。
お上品です。
花見板というより、今のところ団子板にもアップしました。

【追記】No.3
注文しておいたCDが届いたので聴いていると、ふとラス・カサスが読みたくなった。
学生時代に買った岩波文庫で『インディアスの破壊についての簡潔な報告』。
う?ん、見つからない。
また買って、出てくると悔しいし。
調べてみると現代企画室から「インディアス群書」というシリーズが出ていて、『インディアス破壊を弾劾する簡略なる陳述』というのがたぶん同じ本。
エンツェンスベルガーの論文が付いていて2800円+悪税。
う、ちょと高い。
岩波文庫(560円+悪税)を買いなおすか、大掃除をするか。
ちょっと時間がないなあ。
【追記】No.2
「全国ネットお花見会」開催中!
会場はこちら。「花より団子板」

これは近くの公園の桜です。
なぜか一本だけ咲いていました。
【追記】No.1
夕方浜に出ました。
静かで良い日だったのですが、雲が多くて日没のだいぶ前に日が見えなくなりました。
残念。
パトカーが停まっていました。
暗くなると物騒なところなので安心ですが、もしかしたらただ夕陽の好きなおまわりさんだったかも。
更新しました♪
夕陽が好き![I Love Sunset!]

昨日に引き続き、「ヤング・ギター」です。
1972年6月号。ね、この手の雑誌の表紙の感じが一斉に変わったころです。
吉田拓郎さんですよぉ。
譜面台に載っているのは、スヌーピーのノートです。
こうしてみると、やっぱり拓郎さんはかわいかったですな。
プロだったら楽譜(歌詞)なんか見るなと、どこぞの歌い手さんに批判されてましたっけ。
このころになると、別冊付録でも楽譜が付くようになります。
これが惜しまれる。
何冊かあったのに、学校に持っていって紛失してしまったのですな。
のんびり東高は校舎から少し離れたところに剣道と柔道の道場がありました。
その前の通路をさらに進んで行って曲がると、プールです。
水泳部の部室もそこにありました。
私、水泳部でもなんでもありません。
ただ、校舎から離れているとたまりやすいんですな。
ギターを持って行って、歌を歌ってました。
そして、楽譜の載った雑誌をおきっぱなしにしておいたら、だいぶなくしてしまったのです。
そうそう、ギター用のアンプにベースをつないだら、いきなりヒューズが飛んでしまいました。
針金を繋いで鳴らしていましたが、それはいかんよなあ。
「豪華特別附録:68P楽譜集」のほか、表紙に書いてあるのは、こんな文字。
「友部正人の世界」
「五輪まゆみ60分インタビュー」
「異色対談=山平和彦×泉谷しげる」
「マスコミ・フォークはどこへ:三橋一夫」
「特別特集:ニール・ヤングのうたと詩」
「今月のシンガー・ソング・ライター ディランII, 古井戸, シバ, チューリップ」
おお、書き写していて、すごく居心地がいいわ。
なんとなく1970年というのが原点かと思っていたけど、実は1972年というのが私の原点らしいです。
新譜紹介ページの「邦楽」がすごい。
『放送禁止歌/山平和彦』ベルウッド
『高田渡セカンドアルバム/系図』ベルウッド
『青い空の日/シバ』URC
『ひらく夢などあるじゃなし/三上寛』URC
『春夏秋冬/泉谷しげる』ELEC
『万年床/なぎらけんいち参上』日本ビクター
高校生が全部買えるわけがないわな。
結局トシくってから全部買いましたが。
そう、ベルウッドができたのです。
1ページ広告が載っていて、「新レーベル登場!★ 4月25日スタート!!」と書いてあります。
渡さんの『ごあいさつ』はベルウッド以前のキングレコードから出たので、セカンドからスタート。
六文銭『キングサーモンのいる島』も、この第一回リリースです。
シングルは、あがた森魚さんの「赤色エレジー/ハートのクイーン」と、友部正人さんの「一本道/街は裸ですわり込んでいる」です。
「洋楽」の新譜紹介は数が多いのですが、ちょっとだけ。
『リンダ・ロンシュタット』
デビュー・アルバムですね。
「26才になる女のコ」と書いてあります。
『永遠のミシシッピ・ジョン・ハート』
これは「高田渡さんがこの人をお手本にギターと歌をならった」という説明が付いています。
記事の中では、「GAROの日高くんがコーチするC.S.N&Yの変則チューニング」が充実。
「青い目のジュディ」
「4+20」
「YOU DON'T HAVE TO CRY」
「DON'T LET IT BRING YOU DOWN」
「自由の値」
「グヌービア」
「島の女」
「Wounded Bird」
こんな曲のチューニングをTAB譜で解説している。
そしてガロの「一人でゆくさ」「小さな恋」も同様に解説。
ああ、トミーはギターが好きだったんだなあ。
あっちの世界でもマーチン弾いてるんでしょうか。
合掌。
ガロはD-45を何本も抱えて出てきましたが、マーチンというギターを意識したのはこのころですな。
小室等さんが「マーチンD-28Sの魅力」という文章を書いてます。
見開き2ページ、楽器の写真入りです。
しかし、Sモデルと言われても、なにがなんだかわかりませんでしたぞ。
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飛べ! 我らのニュー・フォーク
- 2004年3月16日 16:07
- 書籍と雑誌
今日は少し畑仕事をしたのだが、暑かったです。
初夏みたい。
おなじみナズナやオオイヌノフグリの花を撮ったのだけど、花見板にアップして良いものかどうか。
駐車場でヒナが仰向けぐりんぐりんしていたので撮ろうと思ったが、逃げられてしまった。
仕方がないので、うちで餌付けしてしまった野良猫を撮る。
外猫というのかな。

【追記】No.2
「全国ネットお花見会」開催中!
会場はこちら。「花より団子板」

桜にはまだ早いところが多いので、とりあえず桜以外の花見もOKね。
お酒は何にします?
画像は近くのお寺でございます。
【追記】No.1
忘れていたのだが、日曜日も少しだけ夕陽画像を撮ったのでありました。
この日は風も少しあり、波も高かったのです。
それでも波打ち際近くに座って夕陽を見ている人がいました。
座禅のようだと思っていたら、どうも小さな子を抱えているようです。
ところがさらに見ていると、小柄な女性であることが判明。
つまり、単なるアベック(死語じゃあ!)、ごほっ、仲の良いカップルでした。
更新しました♪
夕陽が好き![I Love Sunset!]

「新譜ジャーナル」に寄り道してしまったのだが、やっと発掘いたしました。「ヤング・ギター」です。
メラニーが表紙の1971年5月号。
これは後から古本で買ったのではなく、当時私が自分で買ったものです。
う?ん、中学2年生になったばかりのころですね。
中学一年生の時に数千円のガットギターを買ってもらって、NHK教育テレビでギター教室を見て練習しました。
クラシックですね。
それからアルペジオでPP&Mを練習したのかな。
「花はどこへ行った」
♪ Where have all the flowers gone?
♪ Long time passing
その後、この「ヤング・ギター」でギターコードを学んだのだ。
この号では超初心者向けのコード練習として、二つのコードで弾けるようにした楽譜が載せてある。
「雪山讃歌」D, A7
「はるけき谷間に」G, D7
「漕げよマイケル」E, B7
「ハッシュ・リトル・ベイビー」A7, D
「スキップ・トゥー・マイ・ルー」G, D7
これで6ページも費やしているので、「新譜ジャーナル」と比べると、ずいぶんゆったりとしたレイアウトになってます。
「完全マスター曲 知床旅情」5コード。
C, F, G7, C7, Dm
ちゃんと3段階でストロークからアルペジオの練習になっている、丁寧な教則です。
表紙はメラニー(Melanie)の『レフト・オーバー(Left Over)』というレコードのジャケット。
特集「飛べ! 我らのニュー・フォーク」の中で、メラニーが新時代の旗手としてプッシュされてます。
表紙に書いてある「ニュー・フォーク」の「ソロ・アーチスト」は、ボブ・ディラン、メラニー、ジェイムス・テーラー、ジョニ・ミッチェル、アーロ・ガスリー、アル・スチュアート。
お、ジェイムズ・テイラーは「ファイアー・アンド・レイン」のイントロの楽譜が載ってる。
そうか、これを見て練習したんだ。
ジョージ・ハリソンが「マイ・スイート・ロード」の楽譜。
新譜の紹介ページには、ピンク・フロイド「モア」、ジャニス・ジョプリン「パール」、「シカゴ III(ローマ数字の3が機種依存文字で蹴られました)」、バフィー・セントメリー「サークル・ゲーム」なんてのが出てます。
記事はどちらかというと洋モノが中心なんですが、楽譜は歌謡曲も載っています。
お、北原ミレイ「ざんげの値打ちもない」。
赤い鳥「竹田の子守唄」、ジローズ「戦争を知らない子供たち」。
これが僕の中学2年生。
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棄てるものがあるうちはいい
- 2004年3月14日 04:56
- 書籍と雑誌
このごろまたサーバに対する攻撃が増えています。
大量にデータを送りつけてエラーを起こさせようというものが多いようです。
攻撃元はいわゆるウィルスに汚染したPCだと思います。
もしかしたら管理者が悪意を持って攻撃しているのかもしれませんが、おそらく攻撃の踏み台にされているずぼらな、あるいは無能な管理者であるということです。
幻泉館サーバはそれぐらいの攻撃ではなんともないのですが、ログ・ビューアが飛んでしまって、面倒なのですよ。
実に腹立たしいので、時々攻撃元のIPを晒すことにします。
本日の攻撃は↓ここからです。
[218.29.245.175]
【追記】No.1
「全国ネットお花見会」開催中!
ひさびさの宴会企画「全国ネットお花見会」です。
今年は例年より桜の開花が早いそうですね。
全国の皆様、桜・お花見会・宴会料理の画像を持ち寄って、時間差攻撃で各地のお花見を楽しみませんか?
会場はこちら。 花より団子板
古雑誌一冊でずいぶん楽しめるもので、昨日の「新譜ジャーナル」の続きです。読み物の連載では「小室等のギター・エッセイ」や「早川義夫のかたわなる音楽論」が載っています。
「新譜ジャーナル」がイラスト表紙だったころの、いわゆる第一世代ですな。
「ヤングギター」だったら、ギターやレコードジャケットが表紙のころでしょう。
早川義夫さんのエッセイはタイトルそのものが今だったらヤバイものでしょう。
1971年8月号で第19回。
歌仲間と離れて本屋さんでアルバイトしてるんだよと書いてます。
> 履歴書の志望動機のところには、5年先
> 本屋を開きたいなどと、さも数年勤める
> ようなことを書いたけれど、僕は案外本
> 気である。
早川さん、本気でしたね。
で、この回のお題が「棄てるものがあるうちはいい」です。
「棄てるものがあるうちはいい」(1971年)
作詞: 阿久悠 作曲: 村井邦彦
♪ 死ぬことはない 泣くことはない
♪ 棄てるものがあるうちはいい
なんともすごい歌ですね。
歌っていたのはあの北原ミレイさん。
私はこの歌を通しで歌うことはできませんが、このキメのところはなぜか知っています。
ラジオのスポットで流れていたのかな。
中学生のころ、ラジオを聞いていると新曲のスポットCMが繰り返し流れていました。
「あ! ダイヤモンドが落ちている! ニール・ダイヤモンドだ!」
他愛のないものですが、これが耳に残るんですよね。
「石狩挽歌」の作曲者浜圭介さんが歌手だった時もスポットが流れてました。
北原ミレイさんは演歌歌手なんでしょうが、その歌う歌にカルトな雰囲気を感じて、妙に気になりました。
異形という言葉は外見を指すだけですが、その歌に異形を感じるのです。
「ざんげの値打ちもない」(1970年)
作詞: 阿久悠 作曲: 村井邦彦
♪ あれは二月の 寒い夜
♪ やっと十四に なった頃
♪ 窓にちらちら 雪が降り
♪ 部屋はひえびえ 暗かった
「石狩挽歌」(1975年)
作詞: なかにし礼 作曲: 浜圭介
♪ 海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると
♪ 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ
といっても、この3曲ぐらいしか知らないのですが、異様な光を放っていたように思います。
村井邦彦さん、こんな仕事をしてたんですね。
googleしてみたら、北原さんは今も活躍なさっているようです。
公式サイトがあります。
昔の北原ミレイさんならわかるけど、今の北原ミレイさんをご存知ない方、驚かないでください。
私には天童よしみさんと区別がつきません。
http://www.tkma.co.jp/tjc/enka/kitahara/
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コンドルは飛んで行く
- 2004年3月13日 19:54
- 書籍と雑誌
J1開幕。
ひさびさにテレビ観戦しています。
今、ジュビロ磐田が東京ヴェルディのディフェンスを揺さぶって、藤田俊哉選手がゴールを決めました。
ニンマリ。
で、肝心のエスパルスはどうなっとるんじゃい?
あ、広島と引き分けで終了してる。
う?ん。
【追記】No.3
あ、開会宣言出ましたね。
お花見会の会場開きました。
のどかな県も山間部では4月末に開花したりするので、長丁場になりそうですな。
おいしいお酒や料理の画像もよろしく♪
「ネットお花見会」会場
【追記】No.2
久しぶりの宴会企画です。
[全国ネット花見大会!]
桜の花と一緒に日本を縦断しましょうよ♪
言い出しっぺ=主催者はひねもす庵の庵主夏見還さん。
たぶん今日の夜中に会場URLを発表してくださると思います。
ひねもす庵
えっと、桜の花、宴会風景、花見料理……。
画像をアップして、そのスレッドに感想を書いてねという、お馴染み画像掲示板形式でしょうか。
【追記】No.1
今日は早目に帰れたので、NHK BS11で小津安二郎監督の『早春』を観た。
私の生まれた年の映画なのだが、とにかく描かれる風俗が何もかも懐かしい。
親父の若い頃を見ているよう。
池部良さん演じる若いサラリーマンが、岸恵子さん演じる通勤仲間と浮気してしまいます。
淡島千景さん演じる妻が問い詰めるシーンが恐い……のかな。
うしろめたいところのある人は、とても恐いことでしょう。
私?
まったくうしろめたいところなんぞないのですが、ちょっと恐かったです。
あら?、大榎さんは早稲田大学ア式蹴球部の監督になったんだ。
Dr.悠々さんの日記で雑誌「ヤングギター」の名を見かけて、ちょっと発掘しようかという気になった。
これは当時買ったものが数冊残っているはず。
メラニーやCCRのレコードが表紙になっているころ、最も一所懸命読んだと思う。
その前の時期は、ギターを配した写真が表紙になっていた。
クラシックギター用の楽譜が載っていたころだ。
もう少し新しくなると、泉谷さんやケメが表紙になって、楽譜集の別冊付録が付いていた。
で、発掘していたのだが、「ヤングギター」に達する前に「新譜ジャーナル」でひっかかってしまった。
これは当時あまり買っていない。
古本屋さんなんかで後から捨て値で買ったもの。
ついつい記事を読んだりすると、あっという間に朝になってしまうのであります。
「新譜ジャーナル」も時期によって表紙のデザインが大きく違う。
岡林信康さんが大活躍していたころは、イラストの表紙だった。
拓郎さんのブレイク以降は、「ヤングギター」と同様に、陽水さんなんかの写真が表紙を飾ることになる。
うちには、中川五郎さんが表紙の号もあります。
とりあえず昨夜は1971年8月号を読みふけってしまった。
岡林さんの『俺らいちぬけた』が第一特集。
全曲楽譜やインタビューが載っている。
おお、「狂い咲きコンサート」の告知記事がありますわ。
最もひっかかったのは読み物ページ、連載ものです。
江波戸昭さんの「世界の民謡めぐり」がペルー編。
「コンドルは飛んで行く(El Condor Pasa)」と「太陽の処女(Virgines Del Sol)」の楽譜と、曲の説明が出ています。
トゥパク・アマルの反乱のことが書いてあります。
部下に裏切られてスペイン軍に捕らえられたトゥパク・アマルは、コンドルに化身して、今もアンデスの山脈に弧を描いています。
フジモリ大統領が鎮圧した武装グループも、この英雄から名前を採っていました。
銃殺されてしまった彼らも、小さなコンドルになってアンデスの空を舞っているのでしょうか。
「コンドルは飛んで行く」ということでちょいと蔵出し。
楽天に検索機能を付けないと、何が何だかわからなくなってしまうなあ。
あ、本館に楽天サーチ用窓を付ければいいのか。
-------------------------------------
[2003年6月14日付日録より]
今日はヤフオクで落としたソングブックが届いた。
SIMON & GARFUNKELのベストもので、1973年発行の本。
シンコーミュージックから出ていた「20 BEST」というシリーズで、高校生の私は欲しかったけど買えなかったのではなかろうか。
巻末にシリーズの宣伝が出ていておもしろい。
「20ベスト コンポーザーズ シリーズ」というのが正式なシリーズ名。
AB判で定価が500円。
シリーズに入っているのは
サイモン&ガーファンクル 解説/鈴木道子
レノン&マッカートニー 解説/星加ルミ子
サルバトーレ・アダモ 解説/永田文夫
ボブ・ディラン 解説/三橋一夫
バート・バカラック 解説/由井正一
ジャガー&リチャード 解説/亀淵昭信
ジミー・ウェッブ 解説/青木啓
ヘンリー・マンシーニ 解説/野口久光
意外に変化に富んでますな。
解説者が時代を感じさせておもしろいです。
なぜ由井さんがバート・バカラック?
マニアが乗るととんでもない値段になってしまうんですが、スタート価格の300円で落札。
もっとも、タブ譜ではない普通の五線譜なので、今のギター小僧たちは買おうと思わないでしょうね。
私はこの表紙が嬉しいです。
お、本文イラストが松山猛さんだ???
昨日届いたS&Gのベスト盤も20曲入り。
多少曲が異なるのですが、まあ、このために買ったCDなんですよ。
やろうと思えば本に合わせた手製CDも作れるんですが、ちょっと時間がもったいない。
このあたりの有名曲は若者たちも知っているようなので、「コンドルは飛んでいく」や「サウンド・オブ・サイレンス」なんぞを直訳で歌ってあげると喜ばれます。
♪かたつむりになるより雀になりたい♪
♪そうだとも できるなら そうだとも♪
ところでこの「コンドルは飛んでいく」は原題が「El Condor Pasa」、タイトルはまんまなんですが、歌詞はめちゃくちゃです。
私は昔ペルーの地震の様子を撮ったドキュメンタリーをテレビで見た覚えがあるのですが、その番組ではバックにフォルクローレが流れていました。
ポール・サイモンさんも同じ番組を見てフォルクローレを耳にして、この曲に不思議な歌詞を付けてしまったのだそうです。
同じ番組で同じ音楽が気になったというのを後から知って、ちょっと嬉しかったです。
ロス・インカスというフォルクローレのグループがバックでチャランゴやケーナを演奏してますが、この人達はウルバンバと名前を変えて活躍しました。
アート・ガーファンクルがソロとなって出したヒット「ひとりぼっちのメリー」も、ウルバンバの曲ですね。
で、私はこのフォルクローレが大層気に入りまして、ロス・インカスの2枚組みアルバムをかなり無理して買いました。
当時の高校生が3千円もする2枚組みアルバムを買うのは、かなり大変なことだったんですよ。
「花祭り」「ラ・バンバ」といった有名曲が入っていて楽しいアルバムでした。
ん、ロス・インカスやウルバンバはCD出てるのかな?
調べてみよう。
20 BESTSIMON & GARFUNKEL
20ベスト
サイモン&ガーファンクル
シンコーミュージック
1973年8月発行
定価:500円(悪税なし)
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詩人の声 I, too, sing America.
- 2004年3月12日 22:21
- 書籍と雑誌
下の「芥川賞を受賞した金原ひとみの知られざる”家庭の事情”」の感想。
父親が『蛇にピアス』を初めて読んだ時に娘に言った言葉が凄まじい。
「もっと恥ずかしいものを、親が地元に住めなくなるくらいのものを書け」
凄まじいものではあるが、記事にあるようにこれが自らの体験に基づいた表現欲求を指しているのなら、やはり日本の「純文学」はダメだと思う。
それは小説ではない。
芥川賞よりも、直木賞の方がまだマシな作家を生み出すことになる。
もっとも直木賞の方は実績がないと受賞できないようだ。
新人作家の登竜門ではないわな。
【追記】No.4
雑誌『噂の真相』休刊号を購入。
表紙には
> 『噂の真相』は休刊すれど、
> 『噂真』イズムは永遠に不滅なり!
と、最後のメッセージが刷り込まれている。
ま、本当は3月25日に別冊終刊号『追悼! 噂の真相』が出るのだそうな。
「原田明夫検事総長の犯罪的利権行使」や、スクープの「”イラク派兵”小泉内閣と三菱グループの”密談”」が重要記事。
だが、やはり「芥川賞を受賞した金原ひとみの知られざる”家庭の事情”」に目が行ってしまう。
このあたりが「噂の真相」を買っていた所以だよなあ。
岡留編集長が『マスコミ評論』→『噂の真相』と動いたのは70年代末のことだったと思います。
当初はそのスキャンダリズムがちょいと鼻についたのですが、貴重な雑誌でした。
このごろマジメに読んでなかったのですが、痛いなあ。
【追記】No.3
キング牧師の演説の試訳も載せておきます。
原文はこちらの方が読みやすいかな。
http://www.freemaninstitute.com/Dream.htm
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私には夢がある。
いつの日にか、ジョージアの赤土の丘の上で、かつて奴隷であった者の子たちと、かつて奴隷所有者であった者の子どもたちが、兄弟として同じ一つのテーブルに付く時が来るという夢が。
-----------------------------------------
【追記】No.2
昨日の浜なのであるが、強風の中、カラスが力なくへろへろ飛んでいた。
箱型の凧のような不思議な動き。
心の中で声援を送ってしまいました。
更新しました♪
夕陽が好き![I Love Sunset!]
【追記】No.1
ラングストン・ヒューズはアメリカの黒人詩人です。
1902年に生まれ、コロンビア大学に学びますが、卒業はリンカン大学。
その間に、「ハーレム・ルネサンス」という芸術運動に加わり、詩の朗読会のために南部を回ったりしたそうです。
ハーレムに暮らし、1967年ニューヨークで死去。
Martin Luther King Jr.の「I Have a Dream」という有名な演説に、こんな言葉があります。
I have a dream that one day on the red hills of Georgia the sons of former slaves and the sons of former slaveowners will be able to sit down together at a table of brotherhood.
「兄弟として同じ一つのテーブルに付く」というのは、先ほど引用したヒューズさんの詩を思い出します。
その詩を訳してみましたので、ご覧くださいませ。
-----------------------------------
僕もまたアメリカを歌う
僕は肌の黒い兄弟だ
お客があれば
台所で飯を食わされる
でも僕は笑って
ちゃんと食べて
強くなる
明日になれば
お客があっても
僕はテーブルに付く
その時は
誰にも
「台所で食え」
なんて僕に言わせない
それに
僕がどれだけきれいなのかわかるだろう
そして恥ずかしく思うだろう
僕だってアメリカなんだ
-----------------------------------
amazonからラングストン・ヒューズのCDが届く。
なにはともあれ、詩人の朗読を聞く。
いい声です。
I, too, sing America.
I am the darker brother.
They send me to eat in the kitchen.
When company comes,
But I laugh,
And eat well,
And grow strong.
Tommorow,
I'll be at the table
When company comes.
Nobody'll dare
Say to me,
"Eat in the kitchen,"
Then.
Besides,
They'll see how beautiful I am
And be ashamed --
I, too, am America.
まるでアナウンサーがゆっくりと読み上げるような朗読だ。
思い入れたっぷりに感情を込めて読んでいるというふうではない。
えてしてそういうものですわね。
あ、次からは音楽的に読んでるわ。
それでも、絶叫歌人に慣れてしまった耳には、非常に抑制した朗読に聞こえます。
本当に音楽がかぶさる朗読もあります。
これは古いジャズだな。
Rhythms of the Worldでは、説明的に楽器の音や声が入ってきます。
ゴスペルやブルーズもちょこっとだけ入ってます。
易しい言葉遣いが多いので、翻訳よりもなるべく原詩を味わった方が良いと思うのだが、日本では翻訳しか出版されてないのかな。
The Voice of Langston Hughes
[FROM US] [IMPORT]
US $16.98
価格1887円+悪税
1. Negro Speaks of Rivers2. I, Too
3. Weary Blues
4. Homesick Blues
5. Story of the Blues
6. Night and Morn
7. Breath of a Spiritual
8. Prayer
9. Prayer Meeting
10. Ma Lord
11. I'm Gonna Testify
12. Albert
13. Mother to Son
14. Dreams
15. Youth
16. Struggle
17. Rhythms of the World
18. Simple-Intro
19. Feet Live Their Own Life
20. Simple Prays a Prayer
21. As I Go
本もペーパーバックが2冊、selected poemsとcollected poemsが届いています。
このcollected poemsはお勧め。
一巻本の全詩集ということになりますね。
紙も印刷もきれいで、700ページを超えるA6判の本がこれは安いです。
The Collected Poems of Langston Hughes (Vintage Classics)
U.S. 定価: $18.00
価格:1678円+悪税(amazon.co.jp)

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月刊ぴあ 1978年1月号
- 2004年3月11日 18:20
- 書籍と雑誌
背中に冷たい視線を浴びつつ、夕方仕事を抜け出して浜へ。
これがまたすごい強風波浪。
浜の砂や石ころは濡れてびしょびしょ。
堤防もびしょびしょ。
ああ、目が見えない、私も脳溢血かしらと思ったら、メガネのレンズがびしょびしょになっていたのでした。
他に人はいません。
苦労して撮ったのに、写真はいつもとあんまり変わらないのね。
夜中にアップします。

【追記】No.3
本日のヒナのひるね。
今日は眠りが深いようで、昼飯でドタバタしていても目を覚まさない。
お、爪が立ってるぞ。
何の夢を見ているのやら。

【追記】No.2
この「ぴあ」には、万年筆とラインマーカーでチェックが入ってます。
映画を見に行こうと、私がチェックしたものですね。
もちろん名画座中心で、ロードショーなんぞには行きません。
早稲田鶴巻町に下宿していた時なので、活動範囲はこんなものだったようです。
高田馬場パール座や飯田橋ギンレイホールには、歩いてでかけるわけです。
銀座並木座 1/18?1/24 学生350円
「津軽じょんがら節」
「竹山ひとり旅」
池袋文芸地下 1/18?1/24 300円
「太陽の墓場」
「青春残酷物語」
高田馬場パール座 1/24?1/30 300円
「獄門島」
「悪魔の手鞠歌」
飯田橋ギンレイホール 1/17?1/23 350円
「フェリーニの道化師」
「トリュフォーの思春期」
千石三百人劇場 1/5?1/29 学生1000円
「白痴」
自主上映のページが懐かしいですね。
友人に誘われて「特攻任侠自衛隊」を見に行ってます。
以前書いた四谷公会堂での「大地の砦」も、このころ見たんですな。
「詩雨おばさん」「春男の翔んだ空」もこの時期。
北朝鮮の映画のポスターをよく見掛けましたが、一度も行ったことがありません。
最後に必ず「金日成万歳!」って言うんだよと聞いて、いやだったんです。
どんなものか見ておけば良かったな。
【追記】No.1
さて、1977年の末に買ったはずの『月刊ぴあ』ですが、やっぱり広告がおもしろい。
> ロン・カーター・カルテット新春早々来日。
> 「ピッコロ」の感銘を日本のステージに再現!
1977年に出た2枚組みのアルバム「ピッコロ」は、文字どおりピッコロ・ベースという小さなベースでロン・カーターが演奏しているものですね。
すっかり忘れていました。
このアルバムは定価が3600円です。
次のページが昨日書いたキャニオンの三人娘(?)。
LPが2400円、シングルが600円という時代です。

洋画ロードショーのラインナップはこんな感じ。
「007/私を愛したスパイ」
「ジョーイ」
「ガントレット」
「オルカ」
「カプリコン1」
「がんばれ! ベアーズ特訓中」
あ、これは試写会の券をもらって行きました。
「さよならエマニエル夫人」
「放浪紳士チャーリー」
なんとなく小粒ですね。
ATGの新作が洋画系に入ってます。
「?北村透谷? わが冬の歌」
「星空のマリオネット」
昨日の日記に書いた映画青年君は橋浦方人監督の「星空のマリオネット」に感動して涙を流したそうです。
私はやたらに自殺の多い自主制作映画みたいで、あまり好きではありませんでした。
邦画は東宝が「惑星大戦争」。
これは「スター・ウォーズ」人気に便乗した企画ですな。
だめだ、こりゃ。
東映は「トラック野郎・男と一匹桃次郎」の併映が「こちら葛飾区亀有・公園前派出所」。
原作者がまだ「山止たつひこ」になってます。
しかし、映画化されてたのはしらなかった。
両さんを演じているのは「せんだみつお」さん?
一月下旬には、あの「柳生一族の陰謀」です。
松竹は年末が「八つ墓村」。
金田一耕助役は渥美清さんです。
お正月は「男はつらいよ・寅次郎頑張れ!」で、マドンナ役は藤村志保さん。
20作目だそうです。
今夜は夜なべ仕事。
ちょっと忙しくて日記が書けないので、昨夜発掘した『月刊ぴあ』1978年1月号の記事や広告を拾ってちょこちょこ付け足していきます。
お仕事の休憩、というより逃避ですな。
とりあえず表紙。
昨日の日記を御参照くださいませ。
及川正通さんの描く表紙は、人物があまり似ていないので何の映画なのかさっぱりわかりません。
1枚めくって表2広告は資生堂ブラバスのスキンクリーム。
草刈正雄さん、若いです。
かっこいいですなあ。
表3はPIONEERのポータブルコンポ。
ラジカセを中心としたセットで約10万円。
高いんでないかい。
表4広告が、「ビクタービデオカセッター」。
VHSビデオデッキです。
お値段がですね、なんと25万6千円ナリ。
専用ビデオタイマーは別売りで1万円だそうです。
この手の機器は20万円を切らないと普及しません。
いまだとハイビジョンに匹敵する値段かな。
以上が4色カラーのページ。
まあ、包み紙みたいなものですね。
後はオール単色です。
追記の時にスキャンできたらします?。
さて、この年のお正月映画は、何だったでしょうか。

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幻視のなかの政治
- 2004年3月 6日 19:35
- 書籍と雑誌
夕方浜へ出ました。
強風波浪。
顔がぐちゃぐちゃになり、堤防の上に立っているのが大変です。
でも、暖かくなったものです。
帰りがけに、愛用しているデジカメを修理に出しました。
事務所の駐車場で、ケースに入れる前に落としたのです。
電池ボックスのカバーが欠けてしまいました。
普通に使えるのですが、かわいそうなので修理することにしました。
早く帰っておいで。
夕陽画像、枚数はあまり多くありませんが、後でアップします。

【追記】No.3
夜半の雨も上がり、春らしい好天。
のように見えたのですが、めちゃくちゃ風が強いです。
その強風の中、大菜園へ生ゴミの処理に。
ポリバケツ2つに収まりきらない大量の生ゴミとだしかす。
軽く汗をかきました。
もうすっかり春になってました。
隣の谷に降りる坂が梅園。
その梅や、大菜園で生垣にしている椿、ナズナやオオイヌノフグリをちょっと撮影しました。

【追記】No.2
朝刊で昨夜のサッカーの記事を読みたかったのですが、早刷りなので間に合わず。
残念。
うるうるで思い出すのは、1994年アメリカW杯の予選、その前年のドーハの悲劇というやつです。
NHKのスタジオで解説を担当していたのが、あの岡田武史さん。
試合の後にコメントを求められても、泣いてしまって一言も出てきませんでした。
解説者失格なんですが、それを責める人は誰もいなかったと思います。
【追記】No.1
いや?、サッカー見ちゃいましたよ。
UAEに勝ちました。
それも2-0。
途中まではこんな結果になるとは思いませんでした。
山本監督、インタビューに答えながら、最後はうるうるしてましたね、かわいい♪
のんびり市で一番大きな書店に行って、いろいろ買い込む。
文庫本は2冊。
講談社文芸文庫
「埴谷雄高評論選書1
埴谷雄高政治論集」
定価:1400円+悪税
創元ライブラリ
「帰ってきた『大問題』'01?'03」
いしいひさいち(漫画)+峯正澄(文)
定価:640円+悪税
なんだ、この既視感は。
いつかどこかで見たような組合せであります。
去年の今頃、講談社文芸文庫で埴谷雄高さんの「死霊」が出たのだった。
それで、NHK教育テレビ「ETV特集 死霊」を録画したビデオテープを発掘して見始めたのだ。
そのまま妙な回想談を書き始めた。
そうか、あれから一年か。
埴谷さんの方は1973年に講談社が出したシリーズの、文庫判による復刊。
この『埴谷雄高政治論集』に続き、『埴谷雄高思想論集』『埴谷雄高文学論集』が出るようだ。
70年代に読んだ文章が多いのだが、講談社から出た版で読んだのではない。
未来社から出ていた本。
なぜかというと、未来社はおそらく資金繰りのためだろうが、古書流通に出版物を流していたので、古本屋さんにきれいな本が揃っていたからだ。
永井書店といっただろうか、出版社から仕入れている古本屋さんがあった。
小売ではなくて古書店に売る、問屋のような役割を果たしていたのだろう。
だから早稲田や神田の古本屋さんで未来社から出ている埴谷雄高さんの評論集を何冊か買った。
『幻視のなかの政治』が政治評論集で、この『埴谷雄高政治論集』の第一章はほぼその内容と同じである。
埴谷さんの『死霊』を最初に読んだのも、古本だった。
学芸書林の「現代文学の発見」というシリーズもよく古書店に揃っていて、一章から三章までの『死霊』が入った巻で読んだのだ。
ちょっと気になったのでamazonで検索して驚きました。
学芸書林の「現代文学の発見」、新装版になって今も出ているのですね。
定価4500円+悪税というものすごい値段になっちゃってます。
このシリーズは便利なんで、図書館でリクエストしましょうね。
ちなみに『死霊』が入っていた巻は『存在の探求〈上巻〉』で、amazonさんによれば次のような作品が収まっています。
桜の木の下には(梶井基次郎)
闇の絵巻(梶井基次郎)
いのちの初夜(北条民雄)
悟浄出世(中島敦)
悟浄歎異(中島敦)
弥勒(稲垣足穂)
深夜の酒宴(椎名麟三)
死霊(埴谷雄高)
ひかりごけ(武田泰淳)
スタヴローギンの現代性(椎名麟三)
存在と非在ののっぺらぼう(埴谷雄高)
夢について(埴谷雄高)
可能性の作家(埴谷雄高)
不可能性の作家(埴谷雄高)
滅亡について(武田泰淳)
悟浄出世と悟浄歎異をこのシリーズで読んでいたのは意外。
70年代の古書店では、粟津潔さん装丁の新装版と、もっと地味なデザインの古い版がありました。
『存在の探求〈上巻〉』は古い版で買ったので、300円ぐらいだったと思います。
これは当時でも安かったです。

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霧社の反乱
- 2004年3月 5日 22:42
- 書籍と雑誌
先日楽天広場のシステム改変がありましたね。
掲示板の動作などが少し変わりましたが、さきほど気づいた変化。
私書箱へのメッセージ、消えたと思った古いものがすべて復活しています。
すごいもんですな。
【追記】No.4
むぅ?。
今夜は珍しく見たい番組がいろいろ。
どれも重なってるじゃん。
う?みゅ。
NHK BS2 19:55?
「ウエスト・サイド物語」
NTV系列 21:03?
「たそがれ清兵衛」
NHK BS1 22:00?
サッカー・アテネ五輪アジア地区最終予選「日本×UAE」
【追記】No.3
本日のヒナのひるね。
もうすぐ起きるところです。
でも、まだ目が開かない。
手がグーになってますな。
この後、廊下に敷いた茣蓙でバリバリ爪を研いでくれたのでございます。
(茣蓙といっても畳を張り替えた後の廃物で、昨日の画像にちらりと見えます。)

【追記】No.2
天竜に行った方からお土産に葛湯をいただく。
小分けの袋に入った懐中汁粉みたいなやつ。
小さなころの思い出があるので、山村に心惹かれる。
あの平和な村をいきなりめちゃくちゃにしてしまうのが侵略。
霧社は比べ物にならないほど奥深くの村なんだろうなあ。
好天。
本当は生ごみなどを大菜園に埋めに行かなければならなかったのだが、自動車の定期点検をお願いしてあったので、明日に延期。
明日晴れますように。
【追記】No.1
3月4日の夕陽、撮影しました。
空はとても晴れていたのですが、風と波が強いこと。
人はほとんどいませんでした。
更新しました♪ [I Love Sunset!] 夕陽が好き!

枕許の本の山が崩れて、『霧社の反乱・民衆側の証言』という本が出てきました。
夏見還さんの台湾旅行記を読んだ後だったので驚きました。
昨年の一月に買った本です。
幻泉館主人の母は植民地時代の台湾で生まれました。
そんなに長いこといたわけではないそうだが、それでも台湾時代のことも記憶にあり、「生蕃」などという言葉も教えてもらったことがある。
「蕃」は野蛮人の意味で、明らかに差別的に用いられた。
「生」の方は文明化されていないという意味らしい。
漢族化されていない高地原住民が「生蕃」と呼ばれたわけだ。
その後日本人は彼らを「高砂族」と改称したが、中華民国政府は「山地同胞」「高山族」と呼んでいるらしい。
もちろんすべて支配者側の都合で呼んでいるだけだ。
「生蕃」とはつまり見方を変えれば、侵略者に屈していない台湾先住民たちのことである。
日本史で習いました、「霧社事件」?
ワタクシ、学校では習っていませんが、良い子だったので言葉だけは覚えました。
言葉だけ覚えて、なんだかよくわかっていないことが多かったですね。
ノモンハン事件なんてのもなんだかよくわかりませんでした。
霧社事件というのも、そう。
なんとなく結社名みたいだけど、違います。
霧社(むしゃ)は台湾中部の山岳地帯にある山里。
文字どおり霧に覆われた深山幽谷の地であるらしい。
そこに暮らすタイヤル族により「日本人134名が殺害され、軍隊・警察により武力鎮圧。鎮圧後の報復によるものも含め、約1千名の高山族住民が死亡」(広辞苑)した事件である。
武力鎮圧は飛行機からの爆撃もあり、かなりの毒ガス兵器が使われたらしい。
毒ガス兵器の効果を確かめるための生体解剖まで行なわれたそうだ。
彼らは蕃刀を武器に、日本の近代兵器と戦って敗れたのである。
詳細な部分は、日本で読むことができる記録の間にかなり食い違いがあるようだ。
現地での証言を集めた証言集が本書。
1930年の事件なので、直接に経験した人の証言を集めるのはほぼ限界に近い時期だろう。
現地の言葉をカナ文字で書き残した事件の手記など、実に涙を誘う。日本史の教科書に、荘園領主に宛てて地頭の横暴を訴える「アテガワ荘民の訴状」というのがありました。
「メコトモヲヲイコメ、ミミヲキリ、ハナヲソキ……」
(女子どもを追い込め、耳を切り、鼻を削ぎ……)
あれを思い出しました。
定価が高いので、図書館でリクエストなどしてご覧になってください。
林えいだい著
『台湾秘話 霧社の反乱・民衆側の証言』
新評論刊
四六並製
定価3000円+悪税
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祭りの準備
- 2004年2月28日 15:11
- 書籍と雑誌
またまたあいもわらずヒナのひるね。
春の日差しになり、廊下に日の当たる部分が減りました。
このサンルーム(廊下)は冬場は陽光が入りますが、夏場は太陽が高く昇るので日光が差し込みません。
つまり、冬暖かくて夏涼しいのです。
いかにも猫が昼寝してそうでしょ。
実際、昼間はここで寝ていることが多いのです。

【追記】No.3
すっかり失念しておりました。
この映画はDr.悠々さんが1月15日の日記で紹介しています。
映画の詳細はそちらでどうぞ。
【追記】No.2
ところで、星紀市さんという方が砂川反戦闘争を撮ったドキュメンタリー映画があります。
『塹壕』(1971年)
『大地の砦』(1978年)
たぶん四谷公会堂あたりの上映会へ見に行ったのですが、ナレーションが原田芳雄さんだったので驚いた覚えがあります。
【追記】No.1
今日の日記タイトルは、もちろん黒木和雄監督の映画『祭りの準備』(1975年)から頂いたものです。
脚本家中島丈博さんの自伝的(?)作品ですね。
同じ大学に進学した高校の同級生が、「竹下景子が脱いでるぞ!」と騒いでいたのを覚えています。
ところが、私は当時テレビを見ていなかったので、竹下景子さんがわからない。
ずっと桂木梨江さんのことを竹下景子さんだと思い込んでいました。
ずっと後になって『クイズダービー』か何かを見て、あ、と間違いに気づきました。
主演の江藤潤さんは、テレビ版の『青春の門』で主役を演じましたね。
最近見た覚えがないのですが、お元気なんでしょうか。
私は以前、近所の郊外型大書店に毎日通っておりました。新刊書籍や雑誌をチェックしてから出かけるのが日課でした。
それが、amazonでほいほい注文できるようになって、めっきり頻度が落ちました。
品揃えが違うからなあ。
でも、雑誌は困るのね。
買い逃しが増えたかも。
毎年この時期になると、Jリーグやプロ野球の選手名鑑を購入します。
そして、今年は夢中になって応援したいなあという祈ります。
でも、プロ野球はもう本当に長いことノリそびれてます。
Jリーグもごひいきの御当地蜜柑色チームが優勝争いから脱落すると、意識が遠くへ行ってしまいます。
ああ、アレックス。
選手名鑑はコンビニでも買えるのですが、なるべく揃って買ってしまいたいので、少し疎遠になった大型書店に行ってきました。
サッカーと野球は、文庫版の日刊スポーツグラフを買います。
安いし、かさばらないので何年もとっておきます。
野球の方はスカイパーフェクTVがまったく同じものを無料配付してましたな。
今年はまだ野球の方しか出ていないようです。
それとは別に、「週刊サッカーマガジン」と「週刊ベースボール」の、選手名鑑が掲載される特別号も買います。
ただ、これは買い逃す年も多いですね。
今年はばっちり買いました。
どのチームも、今年は頑張れよと、まだ実にいい感じ。
ひさびさに記事を読むのが楽しいです。
春だよね。
で、実際に本屋さんに行くとついついいろいろな雑誌をチェックして、余計なものを買い込んでしまいます。今回は「文芸ポスト」にひっかかってしまいました。
一時期の「月刊カドカワ」みたいな感じ。。
文芸雑誌のような体裁をした音楽雑誌、かと思えばやっぱり文芸雑誌?
今回の特集は、[中島みゆきの「詞世界」散策]。
この特集に惹かれて買ったと思うでしょ?
違うんです。
特集には全然期待しておりません。
ただただ一つの記事が読みたかったから。
獄中告白 殺人未遂犯・幸月「遍路逃亡の果てに」
先日実刑判決が出てましたね。
殺人未遂容疑で指名手配されていた八十歳の人物が、NHKのドキュメンタリー番組で紹介されたために身元がバレて逮捕されたのです。
それが昨年の夏。
生江有二さんが書いてます。
あ、それから結局あの「文藝春秋」も買ってしまいました。
ちょっと悔しい。
芥川賞受賞作、そのうち読むことでしょう。
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邪宗門
- 2004年2月27日 16:09
- 書籍と雑誌
chappiさんが書いてくれたように、高橋和巳さんの小説はどれも破滅に向かっている暗い物語です。
やっぱり今の高校生大学生は読まないようですね。
登場人物の苦悩に、説明が必要なのかもしれません。
画像を載せた全集版『邪宗門』は、もう私の手元にはありません。
お話をうかがった大本の方に差し上げてきました。
【追記】No.3
オウム真理教教祖への死刑判決が出たようだ。
信者にとっては、彼が生き恥を晒すよりも殉教をしてくれた方がわかりやすいのではないだろうか。
まだ最高裁まで長い時間がかかるし、執行がいつになるかわからないが、死刑執行後夢枕にでもたってくれれば、それで「復活」の伝説までできてしまう。
信者への一連の判決からみれば、妥当な判決なのだろう。
しかし、逮捕後うまく立ち回って死刑を逃れた者や、起訴さえされなかった責任者がいるのは、不公平だ。
そう、元医師や、元「法皇官房」長官。
口先だけでなんとか死刑を逃れたり、有力な縁故者のおかげで逃げおおせたのではないだろうか。
一般信者のオタク的宗教活動を経済的基盤として、責任者のその場しのぎの決定が、前代未聞の地下鉄サリン攻撃を引き起こし、世界を震撼させた。
連合赤軍兵士の手記に共感できる部分はあるが、オウム真理教事件にはまったく共感できる部分がない。
それでも、どうにも気になる事件である。
しかし、犯罪は時をかまわず発生しているのだが、年度末に判決がまとめて出るのはなにか奇異な感じがする。
あ、これは書いておこう。
私は死刑という制度には反対だ。
基準がブレてはいけない。
どんなに凶悪な犯罪者であろうと、国家による死罪は認めない。
ましてや、他国の元首を殺すために爆撃を行なうなんてことも不正義であると思う。
【追記】No.2
あら、今日も午後一時から緊急メンテナンスですね。
いろいろ不都合があるんでしょうね。
それにしても「メールで保存」、昨日一度だけメールが来たので直ったかと思ったのですが、あの一度だけでした。
【追記】No.1
2月26日の夕陽画像、更新しました。
[I Love Sunset!] 夕陽が好き!

幻泉館主人は温和な性格なので、あまり他人様の間違いをあげつらったりはしないのですよ。
でも、どうにも気になるニュースがあったので、余計なことを言っておきます。
千葉大学の入試問題出題ミスです。
教育学部スポーツ科学課程の総合テスト(記述式)。
朝日新聞の記事だけなので詳細がわかりませんが、サッカー日本代表トルシエ監督に関する説明が「日本代表チームを初めてワールドカップに導き、ベスト8という快挙を成し遂げた」。
サッカーが嫌いな人はともかく、韓日W杯を熱く観戦した人なら、この部分に二つの間違いがあることにすぐ気づくと思います。
日本代表チームのワールドカップ初出場は岡田武史監督。
日本代表チームはベスト16。
この程度の間違いは、普段ならアホやなあと笑って済ませることができます。
ところが、この問題は「サッカー日本代表チームのジーコ監督のチームづくりについて800字以内で答える」というものなのです。
これでは笑って済ませることができない。
出題者は、何をどう採点するつもりだったのか。
千葉大学教育学部には、受験生を選抜する能力がない。
私は元々大学入試センター試験は不要だと考えておりました。
まさに行政改革で切り捨てるべき機関が、大学入試センターです。
センター試験は、河合塾などの大手予備校が発表する「ボーダーライン予想」がなければ、まったく意味を持ちません。
そんな半端な行政は切り捨てるべきだと思うのです。
自前で受験生を選抜することができない大学は、選抜しなければいいのです。
つまり、入学希望者は全員入学させればよろしい。
初年度は混乱するかもしれませんが、すぐに落ち着くはずです。
去年の初夏のことだが、珍しく休日が続いたので県境の町まで足を伸ばして、大本の方の話を聞きに行った。
暮れに家出のすすめと題して書いたのだが、高橋和巳さんが『邪宗門』に仕掛けた「ひのもと救霊会」の自殺容認に関して質するのが、その本筋。
『邪宗門』は高校生の時に講談社文庫で出ていた版を買って読んだのが、最初でした。「おかえり」と迎えてくれるあたたかい場所が、「死んでもいいんだよ」と包んでくれるという設定は、魅力的だと思いました。
それが虚構を構築するうえでの創作なのか、モデルとなった大本が本当にそうなのか、確かめたかったのです。
公式に「自殺をしてもいいんだよ」と言うはずもないのですが、その訪問にはもう一つ目的がありました。
かなり高齢な方なので、若い頃に出口王仁三郎氏を直接知っている可能性があったのです。
国家神道と原理的に真っ向から対決することによってその神殿を爆破された大本。
その中心にいた王仁三郎という人物に興味があったのです。
残念なことに直接経験としての王仁三郎像を聞くことはできなかったのですが、浄土真宗で言えば妙高人のように生きた、優しいお母さんのことを聞くことができました。
五島勉『ノストラダムスの大予言』(1973年)というひどいタイトルで触れたことがあるのですが、オウム真理教の事件といえば、私はこの小説『邪宗門』を思い出すのです。
オウムが宗教ではないとか、単なる宗教カルトであると切って捨ててしまうのには抵抗があります。
doom cultオウム真理教の信者はアホだとは思いますが、それでもあれは宗教だと私は考えています。
邪宗は邪宗なのでしょう。
私は絶対に信者にはなりません。
でも、たとえば連合赤軍事件やM君による連続少女殺人事件と同様に、「おまえはどうなんだ?」と問い掛けてくる事件なんです。
昨年の2月に隅田川乱一さんの『穴が開いちゃったりして』(石風社)と一緒にbk1に注文したのが、島田裕巳さんの『オウム なぜ宗教はテロリズムを生んだのか』(トランスビュー)。島田裕巳さんは実にとぼけた雰囲気の宗教学者です。
オウム事件のころにオウム真理教のシンパと看做されたり、マンションに火炎瓶かなんか仕掛けられたりした挙げ句、おそらくそのせいで大学の職を失っちゃった人です。
別にオウムのシンパじゃありませんよ。
ちくま新書から出ている『日本人の神はどこにいるか』という本なんかがお薦めです。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教という一神教の本質を知るのによろしいです。
少なくとも少し前によく売れたらしい岸田秀&三浦雅士の『一神教vs多神教』よりはまともだと思います。
で、オウム事件以降、島田さんがオウムのことどう言っているのか知らないので、読みたいと思って注文したのです。
冒頭部分を読んだ時のメモがあったので、転記しておきます。
【島田裕巳『オウム なぜ宗教はテロリズムを生んだのか』メモ】
島田さんがまず問題として指摘するのは、石川公一氏の釈放である。
麻原の三女アーチャリーが長官であった「法皇官房庁」の次官であり、東大医学部に在籍していた人物である。
まさに組織の中枢にいた人物の不起訴は私も異様に感じた。
有力政治家が強引に不起訴にしたという噂が当時流れたほどである。
1995年3月18日午前2時ごろ、東京都杉並区の教団経営飲食店から上九一色村に向けてリムジンが出発した。
その車中で、警察の強制操作を遅らせる手段が話し合われている。
乗車していたのは、麻原・村井・遠藤・青山・井上・石川。
裁判で石川は同乗を認めたが、サリンの部分に関しては「聞こえなかった」と証言したので、謀議には加わらなかったことになってしまったのである。
島田さんは正直な人なので、「石川の証言が信じられない」と書いている。
オウムにおける「法皇官房」とは、いわゆるエリートによる意志決定機関であり、石井久子や井上といった古くからの側近を跳び超えて、オウムが生き延びるために作られたものである。
林郁夫の著書『オウムと私』によれば、まさにこのエリートである井上公一と弁護士青山吉伸のグループが1994年の段階で、情報操作のシステムを作り上げた。
教団が武装化に突き進む中で青山・石川の果たした役割は大きい。
青山は裁判から逃げることに失敗したが、石川は完全に逃げおおせてしまったのである。
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MEN’S CLUB アイビー特集号
- 2004年2月23日 00:00
- 書籍と雑誌
本日の夕陽。
更新しました♪
夕陽が好き![I Love Sunset!]

【追記】No.1
よく晴れてきれいな空。
暑いです。
春というより初夏みたい。
昨夜山之口貘さんの番組を見たのですが、しかしまあ、吉祥寺の街をよちよち歩いていたあの金子光晴という詩人は、やっぱり怪物だったのではあるまいか。
緊張してやたらにタバコを吸い続ける貘さんの純粋な魂。
その隣で帽子を脱いで、自分の禿頭をぺちゃぺちゃ叩いてみせてました。
今夜はやっぱり貘さんのことを少し書こう。
ヒナのワンダーランドからさらに古雑誌を発掘。
「MEN’S CLUB 増刊・アイビー特集号 第一集」
1974年3月20日 第23刷発行
定価500円
本誌「MEN’S CLUB」の過去の記事からアイビーに関するものをかき集めた増刊号で、超ロングセラーとなったものです。
おお、靴を並べたページでは、小物としてYamakiの12弦ギターが置いてあります。
時代じゃなあ。
中学生の時は坊主刈り強制。
ちょっとしゃれた格好がしてみたくても、ボウズなんです。
その反動で、高校生の時からほとんど髪を刈らない癖がついてしまい、今に至っています。
高校で頭髪は自由になったのですが、さて、制服じゃない時はどんな格好をすればいいのかしら?
それで学習しようとしたんでしょうね。
かっこいいお兄さんたちの真似をするためのテキストです。
これねえ、今読むと結構笑っちゃうんですよ。
アメリカの一流大学の学生生活を紹介しても、なんつってもまだ円が変動相場制になったばかり。
彼の国の豊かさは、まだまだ遠い憧れの対象でした。
モデルもおっさん臭い。
とても高校生が真似するようなキャラじゃないんです。
あやしげな規範を作って、それをお手本にしてれば安心というのは、実にかっこ悪いことですね。
ブランド信仰もそんなものなんでしょう。
安い服というのは流行ものを取り入れますので、私の高校時代もやたらにボタンダウンの安物シャツをよく売ってました。
必然的に、ボタンダウンは私のシャツの基本形となりました。
ビンボ高校生がこういう雑誌を買うと、それだけでおこずかいなんてなくなっちゃいますから、服買う金なんてないです。
それでも、今もダッフルコートを着ていたりするのは、大昔に読んだこの雑誌の影響なんでしょうか。

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ADLIB 1973年秋
- 2004年2月19日 00:00
- 書籍と雑誌
夕方浜へ撮影に。
ここのところずいぶん寒い思いをしたので、ダッフルコートに加えて毛糸の帽子もかぶったりする。
ところが、今日は暖かかったのであります。
もう春なのね。
画像のアップは深夜に作業します。

【追記】No.3
夜なべ仕事からの逃避で夜中にごそごそやっていたら、しばらく見失っていたCDや雑誌が出てきた。
嬉しい♪
とてもよく売れたのに、もうCDで再発売されることはなくなってしまったアルバム。
やっぱり納得できないなあ。
忙しいと日記のネタがやたらに出てくるのね。
【追記】No.2ヒナの肉球、その2であります。
ヒナの受難と言ってもよろしいかと。
いやあ、W杯一次予選の対オマーン戦、点が取れませんでしたなあ。
ひやりとしました。
19:00キックオフと勘違いして130分テープをセットしたので、あやうく後半ロスタイムの得点シーンを録画しそこなうところでござんした。
アメリカ大会の予選からもう十年も経ったんだ。
【追記】No.1
この本のディスコグラフィーが、実に贅沢。
A4の広い1ページにアルバム二枚ずつ。
ジャケット写真も大きめだし、録音の日付やプレイヤーもきちっと揃っているし、アルバム解説も各千文字以上。
オフィシャルなアルバムだけでナンバーが86まで振ってある。
70年代を開いた「Bithes Brew」はNo.78で、最後は「Miles Davis in Concert」が来ている。
当時の私のお気に入りアルバムは、1956年10月26日に録音されたマラソン・セッションの際のもの。
輸入盤で安く買った「Steaming」が大当たりで、何度も繰り返して聴いたものだ。
マイルスのトランペットはミュートを利かせたもので、テナーではコルトレーンが参加している。
かっこいいなあ。
そうそう、レーベルはPrestigeです。
YAMAHAがオーディオに参入して、とても印象的な広告を載せています。
黒や焦茶が基本色のオーディオ機器に、白木とアルミの白いデザインがとても綺麗。
澄んだきれいな音を聴かせてくれそうです。
アンプ+チューナーのレシーバーCR-400が予価55,000円。
ベルトドライブ式のレコードプレイヤーYP-400が予価34,000円。
2ウェイバスレフ型スピーカーNS-430が予価15,000円。
合計で10万円を超えるので、今よりだいぶ高いオーディオセットになります。
油井正一さんの「あどりぶ寄席」は隠居と八っつあんの掛け合いでおもしろおかしくモダンジャズの歴史を解説しています。
雰囲気としては、穴沢ジョージさんのルーツを垣間見た感じね。
ヒナのワンダーランドより発掘した古雑誌。
『ADLIB』という雑誌の創刊号です。
月刊誌『スイング・ジャーナル』の別冊として出された季刊誌です。
奥付では1973年10月1日発行。
A4判318ページの大きな雑誌。
定価750円はずいぶん高いのですが、季刊だからなんとか買うことができたのでしょう。
創刊号の特集は「マイルス・デイヴィスのすべて」なのでジャズの雑誌のようですが、当初からクロスオーバーと呼ばれるようになる音楽の専門誌を目指していたようです。
今ではシロウトが使える大データベース、インターネットがありますが、当時はマイルスの完全なディスコグラフィーが欲しいと思うと苦労しました。
夜なべ仕事のかたわら、ぼちぼちと追記していく予定です。

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単独発言 私はブッシュの敵である
- 2004年1月27日 00:00
- 書籍と雑誌
ちょこっと畑仕事をしたり、夕陽を撮影に出たり。
ただいま仕事中なので(おいおい)、夕陽画像のアップは深夜になります。
今のところ充実した一日っぽいぞ。

【追記】No.1
お寒うございます。
ヒナめもお出かけしたいのですが、外が寒いのでぐずぐずしています。

コイズミさん、あんた、ブッシュの何なのさ?
私は元気なのですが、諸事情により日記が更新できず。
本館過去日録を「辺見庸」で検索してヒットしたものをアップしておきます。
---------------------------------------------------
辺見庸『単独発言』より
「汝が望みを、おのが生命に応じてはかれよ」。
なぜなら、欲望はわれわれを焼き焦がし、実現できるという過信がわれわれを滅ぼすから。
欲にまかせ何事かを得れば得るだけ、人間は命を縮めるものだから。
---------------------------------------------------
【2003年5月13日付日録より】
[ 単独発言 私はブッシュの敵である ]
5/11(日)です。
夕食後、先週と同様に爆睡。
夜10時過ぎにムクっと起き上がり、10日発売の雑誌『噂の真相』6月号を買いに近所のTSUTAYAに出かける。
ついでに、平積みになっていた辺見庸さんの『単独発言 私はブッシュの敵である』(角川文庫)を購入。
会員カードが期限切れだったが、更新せず。
『噂の真相』は蓮池兄さんの個人情報が気になる。
表紙に「◎北朝鮮外交を操る■蓮池透の正体 ◎◎◎北朝鮮との戦争を扇動するような言動の数々……。家族会を牛耳る人物の思想的ルーツとは?」と書かれている。
ニュースステーションで久米宏さんが蓮池透さんの職業について触れた時、「大きなお世話だ」と怒ってみせた蓮池さんだが、既に公人として活動している人がそれは変だと思った。
それとまったく同じ論理で、『噂の真相』は蓮池透さんの個人情報を掲載している。
『噂の真相』は来年3月で廃刊だそうだが、個人情報保護法という悪法の下で、頑張ってくれる雑誌が減るのはつらい。
原発関連企業とは聞いていたが、蓮池透さんは東京電力の社員であった。
ただし、2002年からは核廃棄物関連企業「日本原燃」に出向、燃料製造部副部長の職にあるそうだ。
核廃棄物からプルトニウムを抽出する「プルサーマル計画」を担当している。
つまり、日本国の核兵器所有プログラムを担っているのである。
「家族会」の主張とプルトニウム抽出があまりにもシンクロしているのが恐ろしい。
上の情報は雑誌『噂の真相』の記事からの引用であるが、もし私が個人的に調査した結果でこれを書いていたとしたら、個人情報保護法の下では完全にアウトになるものと思われる。
どんどん思想統制が進んでいるのだよ。
『単独発言 私はブッシュの敵である』は単行本に一章加筆し、姜尚中さんが解説を付けたもの。単行本の際の副題は「99年の反動からアフガン報復戦争まで」。
正直な話、副題に惹かれて買ったのである。
編集者の意図に乗せられたね。
2001年3月にタリバンがバーミアンの石仏を破壊した時、報道に接した大方の日本人の反応は「なんたる蛮行」だったと思う。
その時、アフガンの飢餓や難民に思いを馳せることができた日本人は何人いたのだろう。
辺見さんはイランの映画監督・作家モフセン・マフバルフの言葉を引用している。
> ついに私は、(バーミアンの)石像は、誰が破壊したのでも
>ないという結論に 達した。仏像は、恥辱のために崩れ落ちた
>のだ。アフガニスタンの虐げられた人びとに対し世界がここ
>まで無関心であることを恥じ、自らの偉大さなど何の足しに
>もならないと知って砕けたのだ。
貧しい各民族が住まうアフガンだからこそ、虚偽でしかないブッシュの「善」と「正義」は、カンダハル周辺にデイジーカッターを使用することができた。
強化型クラスター爆弾、「劣化」ウラン弾が使用されたイラクも同様であったし、おそらく将来は北朝鮮に対してもそのような蛮行が可能なのだろう。
日本の主要メディアは、ニューヨークに対する過剰な関心と、アフガンに対する無関心によって、ブッシュの味方をしている。
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男らしいってわかるかい
- 2004年1月24日 00:00
- 書籍と雑誌
今日は「男らしいってわかるかい」のタイトルに釣られた方が多いようですね。
中身がなくて申し訳ございません。
艶消しにちょっと解説。
これはディランIIが歌った、ボブ・ディランの"I Shall Be Released"の邦題です。
名盤『きのうの思い出に別れをつげるんだもの』(1972)に入ってます。
ついでにしつこく自己宣伝。
♪満鉄の金ポタンのパカヤロウ♪
【追記】No.1
いまひとつ晴れず。
昨夜は肩や腰が猛烈にだるくなったので仕事を放り出して寝てしまいました。
インフルエンザにかかった人と接したので、大事をとったというところ。
それで午前中からぼつぼつとお仕事。
ちょっとだけ真人間。
灯油を買いに行かなくては。
ひさしぶりにカメちゃん(仮名♀二十代)が現われる。
以前「結婚するんだよ?!」と言っていたので尋ねると、あれはダメになったのだと言う。
それで、酒も入っていないのに男の優しさについてひとくさり。
>優しい男って、単に優柔不断である場合が多いんじゃないか。
>中途半端に優しいけど、あれは本当の優しさじゃない。
何があったのか知りませんが、とても耳が痛いお話でございました。
いまどきの男、じゃないんだけどね、私は。
圧倒的な優しさというのは、おそろしいほどの強さが必要なものなのだろう。
酔っ払いの人生論や恋愛論みたいなことをうだうだと考える夕でございました。
夜なべ仕事があるので、また本館より蔵出しいたします。
ほぼ一年前の日記から適当に。
【2003年2月5日付日録より】
[ 詩人の肩書き ]
シニード・オコナーを聴いていたら、やっぱり坊主頭娘のまゆぞう(仮名♀十代)が「あ、癒し系だね♪」と言って持っていってしまったので、もっぱらトレーシー・チャップマンを聴いております。
あたしゃやっぱりこっちの方が好きだな。
一見(一聴?)シンプルなアレンジだけど、すごい音出してます。
これはトラックダウンにめちゃくちゃ時間かけてますよ。
トレーシーの歌も似てますね。
すごく素朴でシンプルそうだけど、深いです。
誰でも生きていくうえで、自分なりの経験則を発見するものである。
たとえば隣家で子供が大騒ぎしている翌日は雨が降るとか(実話)。
70年代・80年代に私が獲得した経験則は、「やたらに吉本隆明を口にするやつはロクなもんじゃない。決して信頼するなかれ」である。
90年代以降は通用しない。
ご本人が単なるばななのパパに成り下がり、終わってしまったからである。
今の若い人はよく知らないだろうから軽く説明しておくと、在野の思想家として非アカデミズムの言論界に大きな影響を与えた人です。
本人はそれなりに偉い。
自分の頭で読み、考える人でありました。
なんで過去形なんだ。
「自立」がキーワードで、「試行」というミニコミがその拠点でした。
一般には「共同幻想」がキーワードです。
で、この言葉を振り回したがるのが、自分の頭で考えない似非インテリばかりで、私は実生活上で多大なる迷惑を被ったのであります。
すっごくエピゴーネン(追随者・模倣者・亜流)が多いという、不幸な思想家・評論家です。
人を育てるということができない人だったんですね。
前置きが長いですね。
今日はまだ日曜日、のどかな県のんびり市でも珍しく雪が舞いました。
先週は風邪でダウンしていたので2週間分の生ごみを菜園に埋めて、毎日新聞を買ってきました。
テレビ欄と読書欄が目当てです。
ああ、やっと出てきたぞ、吉本隆明さん。
「吉本隆明が読む 現代日本の詩歌」という連載がありまして、今日は「?41? 入沢康夫と天沢退二郎」でした。
この連載、いいんですよ、肩の力が抜けてて。
今回は筑摩書房で出している宮澤賢治全集を誉めております。
「銀河鉄道の夜」に出てくる、夢の中のジョバンニと溺死したカンパネルラ。
その地上の母と天上の母。
この二人の母を読み分けたのが、入沢・天沢の功績だと評価しているのである。
これは日蓮が古典「法華経」の中で評価した二人の母なのである……そうな。
こちらは知らないんだから、へへえと恐れ入る他ありませんが、おもしろいですなあ。
この天沢退二郎さんは高名なフランス文学者にして大学教授、なおかつかつてはかなりの論客として有名だった方です。
だけど、なんといっても良いのは『中島みゆきを求めて』という本が好著です。
尾崎翠全集を出している創樹社から80年代前半に出た本なんですが、今は河出文庫に入ってます。
今とは違う独特の世界を作り出していた中島みゆきさんに論客天沢退二郎がメロメロになっている様子が正直に書いてあって、実に微笑ましいです。

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パレード
- 2004年1月21日 00:00
- 書籍と雑誌
川上弘美さんの『パレード』を買った。
あっという間に読み終える。
完結した作品世界に加えられた「追記」のようなもの。
本編がダメな人にはダメだろうし、好きな人はぜひ読むべきお話。
『センセイの鞄』のいつかどこかであったかもしれないエピソード。
川上弘美さんの作品は異界との接点があいまいで境界がよくわからないところが魅力だと思っていた。
本編『センセイの鞄』はそういう世界ではない。
外伝『パレード』は、むしろその本来の世界。
吉田秋生さんが描いていた「ざしきわらし」の世界に似ている。
異界との回路が通じるということは、その心の純粋さの証しなのである。

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野沢享司『白昼夢』(1972年)
- 2004年1月20日 00:00
- 書籍と雑誌
小豆粥。
日付が違うじゃん。
事情があって15日にできなかったので、今朝となりました。
七草をやっているので「片粥じゃいけない」ということなのだが、なに、好きな食い物なのであります。
いただきものの京漬物各種がとてもおいしゅうございました。
余った小豆がお汁粉になります。
『センセイの鞄』読了。
たぶん年寄りと娘のような教え子の恋物語という設定自体で嫌悪感を催す人もいることだろう。
私の場合は一箇所落涙。
どこでかはひ・み・つ。
いい天気。
日ごろの行ないがとてもよろしいから。
出かけてまいります♪
野沢享司さんという「不遇の天才シンガー」がいる。
URCで出した『白昼夢』(1972年)ではミッチー及川光博さんのような風貌をしている。
不思議な魅力に満ちたアルバムで、歪んだ童話のような世界。
今だとアシッド・フォークという呼び方をするのかもしれない。
知人のらりこさん(仮名♀二十代さまよいびと)は「だりだりでぃんどん」が心地好いと言っていた。
野沢さん、今は宇都宮で忍者をしているのだそうな。
野澤享司の世界
最近amazon/AVEXで復刻したURC音源の復刻盤『されど私の人生 ?埋もれ火のアンソロジー?』には、「築地の歌」と「アルバートが唄っている」の2曲が収録されている。
そういえば、斉藤哲夫さんの「吉祥寺」に出てくる「君」とは、この野沢享司さんのことではなかったろうか。
アルバートという少年は、勝手に黒人だと思い込んでいた。
たぶん私の思い込みだ。
ラングストン・ヒューズの詩からの連想である。
友部正人さんの名曲「乾杯」に出てくる ♪500円分の切符をくだせえ♪ もラングストン・ヒューズだと思っていたのだが、今その元詩が見つからない。
思い違いかもしれない。
ふとラングストン・ヒューズの原詩を読んだことがないのに気づいた。
国文社から出ている訳詩は揃えたのだが、原詩を知らない。
早速amazonで検索してみる。
ペーパーバックのselected版を2種類発注。
本人が朗読しているというカセット、CD、ビデオも頼んだ。
どれも輸入盤なので安いのです。
楽しみ♪
野沢享司『白昼夢』(1972年)1. 築地の唄
2. アルバートが唄ってる
3. 街の路地裏
4. 揺籃の振動に身を任せて
5. 遊びませう
6. 愚痴
7. 空中に遊ぶ空想家の夢(笛吹童子のバラード)
8. 回転木馬の切符切りのおじさん
9. だりだりでぃんどん
10. お菓子屋さんになれたからといって毎日おいしいケーキが食べられるとは限りません
11. 可愛い息子/僕は一体誰でせう
12. 静寂
13. 築地の唄(チェレスタ)
川上弘美『センセイの鞄』を、急いで読むことにする。
『パレード』がサイドストーリーだから、後で必ず読むようにと、川上ファンの助言。
へい、了解。
明日はまた丸一日行方不明になります。
記憶も喪失しますので、追わないでください。

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原点が存在する
- 2004年1月10日 00:00
- 書籍と雑誌
gabby03さんはpoisson d’avrilさんに生まれ変わったのでありました。
再生おめでとうございます♪
ネットはいくらでもクリアーしてやり直しがきくのがいいね。
幻ちゃんの場合は実人生でもそんなもんだと思い込んでいるので、気楽に生きてます。
【追記】No.4
楽天から消えてしまったのは、gabby03さんのサイトだった。
マダムは登場人物の一覧まで作ったいたから、なにか不都合でもあったのかもしれない。
リアルパースンの人間関係をどこまで書けるか、難しいところではある。
ご覧になっていたら、本館の方ででもこっそりご連絡くださいな。
寂しいですよ。
【追記】No.3
Ingrid Thulin (イングリッド・チューリン)が亡くなったようだ。
ベルイマン監督の映画でおなじみだった。
今夜は映画のことでも書こうかな。
今日は日録が全然間に合わない。
こういう場合、二つの方法がある。
一つは毎度おなじみ「蔵出し」。
本館から古い日記を適当に選んでアップしてしまうもの。
これはちと心苦しい。
だらだら身辺雑記を綴ったものが多いので、何かについてある程度まとめて書いてあるものは、数にも限りがある。
もう一つは、こういうことについて書くよとぶちあげておいて、少しずつ書き足すもの。
これでも本当に忙しい時にはできないし、最初の話題と全然違うものになってしまうことが多いので、やっぱりちと心苦しい。
それでもどこかレスの付けやすいところを探して何か書いてくださる方がいらっしゃるのはありがたいものであります。
今夜は何について書こうか。
一番気になっていることについては、実は書けない。
他人様に迷惑をかけたりするといけないから。
で、それ以外のことって、今あまり頭にないのです。
困った……。
「幻泉館日録@楽天」のジャンルは「音楽」なんですよね。
あんまり音楽について書いてないなあ。
それで、ある時自分でテーマを作ってから、内容に関係なく必ずその「70年代サブカルチャー」にしちゃってるんですよね。
実は、あんまり70年代のことも書いてないか。
懐かし屋さんだと思ってる人もいるようですが、懐古趣味というより、原点を自分の思春期に求めているというつもりなんです。
よし、仮題「原点が存在する」で行こう。
これは学生時代に読んだ谷川雁さんの著書のタイトルです。
家出のすすめで少しだけ触れました。
谷川雁さんの沈黙の時代に、潮出版社から次々に出された雁さんの本を読みました。
復刊のような形です。
『谷川雁詩集』
『原点が存在する』
『工作者宣言』
「サークル村」も既に遠い過去のことであり、雁さんが「私の中の瞬間の王は死んだ」と書いて詩をやめてからは、さらに長い年月が経っていました。
でも、私にとって彼はまず詩人でした。
後に同じ潮出版社から『賢治初期童話考』が出た時には驚きました。
お、時間だ。
後でぽつりぽつりと追記を書くと思うのですが、やはりまだ何を書くのか決まっていません。
谷川雁さんとはまったく関係なく、とりあえず、「原点が存在する」。
お風呂入ってきます。
【追記】No.1
困った時のヒナ頼み。
昨日の昼寝画像、別テイクです。
行ってくるよと声をかけたら、なにか言って寝返りを打ったところです。

そうか、世間様は三連休なんですね。
月曜日は仕事の予定が入っているので、全然気づいておりませんでした。
この非国民めが。
昨夜に引き続き、ビデオテープを発掘する。
NHKで放映した矢井田瞳(ヤイコ)の番組。
これは一度見た覚えがある。
もう一度見たら消そうと思い、ぼおっと眺める。
ああ、やっぱりギター娘だったんだよなあ。
思ったより短くてなんだか寂しくなってしまったので、五つの赤い風船のDVDをかける。
もちろん再結成した2000の方で、大晦日に観てきたあのメンバーだ。
「恋は風にのって」
♪ 僕が 恋をしたとき あなたは うれしそう
♪ 僕が 恋をしたとき あなたは 悲しそう
この曲は大晦日にやってくれた。
やっぱり西岡さんの声が出ていないのが悲しかった。
フー子ちゃんがいたとしても、あのコーラスにはならなかっただろう。
新生風船は、青木まり子さんのボーカルでいいのだ。
♪ 君は 恋をしたのね とても 悲しいわ
♪ 君は 恋をしたのね こんなに 苦しいの
【追記】No.2
「原点」と似た言葉に「原風景」がある。
どちらも好きな言葉なのだが、方向性には大きな違いがあるように思う。
原点は己の闘いの出発点。
ここしかないという、力の凝縮したぎりぎりのポイント。
原風景は広がりを持っているが、懐古的な響きを持った、遠いところにあるように思う。
『戦後の原風景』、悪くないタイトルだと思う。
小さな編集プロダクションを出版社にしようとしたことがあった。
プロダクションの社長は、以前零細出版社に在籍して多少は取次のことも知っていた僕に期待していたのだと思う。
数冊の本を作ることなら誰にでもできる。
でも、それでは取次は口座を開かない。
「毎月2点発行して、2年間出し続けるだけの企画を揃えてください。」
僕はこういう要求を出して、実際に取材を始めた。
『戦後の原風景』は、バブル崩壊時に立てた企画だった。
これから大きく変わっていくはずであった日本の経済史を、新進気鋭の経済学者に書いてもらう。
社会学者でもいいだろう。
郊外に移転した大学まででかけていった。
他にもいくつかの企画を並行して動かしていかなければならない。
執筆依頼できそうなライターに集まってもらった。
食事をしながら、1本の企画を任せることができる人かどうか探る。
雑誌の記事を書いて暮らしているライターたちには、少し荷が重そうだった。
原稿用紙数十枚程度の原稿をそつなくまとめることはできるだろうが、一冊の本を書き上げることができるのか、あやしかった。
特に男性は、売り込みには慣れているのだろうが光るものを感じない人が多かった。
それなら僕が書いた方がいいだろうという企画もあった。
『ロリコン』の若者を取材するドキュメンタリーが余ってしまった。
月刊誌の短期集中連載の要領で、何人かつかまえて話を聞けば本にまとまるだろうとたかをくくり、取材を始めた。
NiftyServeでいわゆるロリコンの若者を見つけては、取材の交渉をした。
実際に名古屋まで会いに行って、取材をさせてもらった。
まさにバブル経済の崩壊によってプロダクションの資金繰りがうまくいかなくなり、企画はすべてストップした。
社員は自分の企画を持って辞めていった。
あの時の仲間たちは今どうしているのだろう。
君の企画は、ちゃんと本になったのですか?
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物語が、始まる
- 2004年1月 9日 00:00
- 書籍と雑誌
「日記リンクした数」と「日記リンクされた数」が共に一つずつ減っていた。
以前よく楽天側からページを削除されていた方ではなかった。
楽天を去ったのがいったい誰なのか、すぐにわからないのがもどかしい。
【追記】No.3
いつもおんなじ、ヒナのひるね。
天気がいいので本当にサンルーム。
寝返りを打った後なので、身体に筋が付いてます。
顔に畳の跡が付く、あの感じね。
猫社会には馴染めなかったけど、うちで大威張りの天下泰平娘です。

【追記】No.2
快晴。
どうもお天気屋らしいので、とても気分がいい。
『山と川。』を引っ張り出して聴いている。
「わが大地のうた」がいい。
東京で暮らしている時、山が見えないのは不安だった。
テトリスみたいな空。
夕焼けはきれいだったな。
離れてみると、時々恋しくなる。
ビルの谷間は寂しいけど、横町の路地は温かかった。
【追記】No.1
本の山が崩れたのを片付けていたら、まだ見ていないビデオを発見した。
NHK BS-2で放映したらしい『生きたい』(新藤兼人監督1999年)。
いつ録画したのか、まったく記憶にない。
だらだらと観ている。
奇妙な喜劇でおもしろい。
幻ちゃん真人間化失敗か?
川上弘美さんの本のことで、とっても嬉しいメッセージをいただきました。
ありがとう。
以前日録に書いたことを思い出した。
楽天に転載したかどうか覚えていない。
「愛されない」というのはつらいことだね。
でも、本当につらいのは「愛する者がいない」ということなんじゃないだろうか。
「人を愛しないさい」と語りかけてもらい、いろいろなことを考えた。
人は人を幸せにできるんだ。
本当にありがとう。
昼下がり、仕事をさぼって駅前の商店街をぶらぶらする。
職場からすぐのところなのだが、ひさしぶりだ。
駅近くの商店街はずいぶんさびれてしまった。
小さなころはこの近くの下町に暮らしていて、街はぴかぴか輝いていた記憶があるので、なんだか寂しい。
その代わりに幻泉館周辺に国道一号線の新道ができて、郊外型店舗でにぎやかに栄えている。
ふわふわもこもこのスリッパを買おうと思って、駅前のデパートに行ったのだ。
このデパートへの幻子心母の信頼感は揺るぎないものがあり、あそこならと勧められた。
池袋で派手なデパート戦争を展開していた有名店だが、1950年代末に地方の支店として真っ先に作られた。
60年代から70年代、たとえばこの店の外商が家に来ていれば、確かにこの地方都市ではステータスだったのかもしれない。
お値段は少し高いけれど、品物がしっかりしているからと、幻子心母が頼りにしている店だった。
当時ののどかな市民は多かれ少なかれ似たようなイメージを、そのデパートに抱いていたと思う。
だが、80年代以降、明らかにこの店は営業努力を怠っていた。
駅の反対側には広い駐車場を備えた大型店舗が次々にできていった。
人の流れが変わったのに、駅前のデパートと商店街はそれを引き戻す努力を十分には行なわなかった。
特にこの有名デパートはそのブランドイメージにあぐらをかいていた。
衣類はおばさん向けのものに絞り込み、売り場担当の案内サービスなどをアピールしていた。
しかし、もう年寄りしか行かないだろう。
文具売り場やスポーツ用品など一切なくなってしまった。
今の若者がこのデパートにでかけるのは、一階に入っているパン屋さんと、最上階近くに追いやられているMUJIショップだけである。
それで、本来の目的のふわふわもこもこスリッパ。
家庭用品雑貨売り場というところに行くと、スリッパのコーナーがあった。
やはり思ったほどの種類はない。
一番近いのは豹柄……あゆ……。
だめだ、こりゃ。
あきらめてMUJI SHOPに立ち寄る。ここが幻ちゃんのおばさん体質たる所以で、季節のお買い得品、すなわち値引き品の吟味に専念する。
安いわ?、これ。
ということで1着1300円に値下がりしたシャツを4着。
洗えるスリッパ 600円。
カレンダー小 200円。
こんなものを購入して結局はニコニコと店を出たのであった。
川上弘美さんの本を買おうと思っていたのを思い出す。
なるべく古いものから読みたいので、文庫本を適当に4冊選んで購入する。
あ、このうちの一冊、カバーデザインは高校の同級生君だ。
特につきあいはないのだが、名前を見掛けるとやっぱり嬉しい。
名前がそっくりなので、時々間違えられたっけ。
川上弘美さんの本はよく誰かしらが持っていてちょこちょこと読んでいたのだが、たぶん買うのは初めて。
一見簡単にまねできそうな文体だが、私にはできない。
その外形が言いそうな内容まである程度模写できないとおもしろくもなんともないでしょ。
幻ちゃんでは「私」になれないのだ。
『物語が、始まる』中公文庫
『神様』中公文庫
『蛇を踏む』文春文庫
『溺レる』文春文庫

あら、テーマまったく関係ないじゃん。
え?、今日は買い物から帰った後、ずっとディランを聴いてたんですよ。
MDで作ったマイベスト。
これ聴きながら書いてたということで。
My Best Dylans #1 / 9月9日
My Best Dylans #2 / 9月10日
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初日の入り / 雑煮自慢!
- 2004年1月 2日 00:00
- 書籍と雑誌
どたばた用事を片付けて、浜へ夕陽を見に行ってきました。
昼間はぽかぽか陽気だったのに、曇ってしまい、風がめちゃくちゃ寒くて参りました。
ほとんど人がいないのに、撮影をしている人は元旦より多かったです。
元気にはしゃいでいたのが、外国人の人たち。
大きな波を喜んでいました。
夕陽画像は明日付けの日録にアップします。
【追記】No.2
それで、年賀状不配問題はあっさり解決してしまいました。
昼前に元日配達分を持ってきてくれたようです。
まだ昨年の半分にも満たないようですが、幻子心母がお詫び用タオルを受け取ってしまったので、これで終了。
呼ぶように言っておけばよかった。
あのうち(の息子)はうるさいということで、必死になって探したのでしょう。
おそらく「誤配」は本当だったのでしょう。
あとは説明がめちゃくちゃでしたが。
あ?あ、終わっちゃった。
【追記】No.1
ほとんど寝ていないのだが、朝目を覚ましてしまう。
おなかが空いたので、まだお澄まし状態の雑煮を食べようとしたら、餅が入っていない。
それでお餅を入れてぼぉっと待つ。
あ、郵便局に電話しておこう。
年賀状の不配・紛失はよくあるようだ。
izumatsuさんの他にも、そんなことがあったという連絡をいただく。
黙っているとそのままになってしまいそうなので、電話をかけることにした。
雑煮に餅が入っていなかったおかげである。
電話が「集配課」に回されると、「住所は?」と聞かれる。
ちょっとむっとしたので、名前は言わない。
その人物がなかなか電話にもどってこないので、ぼぉっと待つ。
あ、風水猫は他にも買ったわ。
電話の近くに、活躍中の風水猫が一匹。
担当氏が電話に戻る。
「これから見るところですから」
いきなり訳がわからない。
お客さんがポストに入れたから、その中から発見するという主旨のことをおっしゃる。
お客って誰だ?
説明になっていないので、もう一段階「むっ」のレベルが上がる。
これで2「むっ」である。
ここで自分の中で確認する。
けっして怒鳴ってはいけない。
「調査してご説明をいただくことになっています。まったく聞いてませんよ。見つかったのですか?」
またほうっておかれて、「むっ」がさらに3つほど増える。
また同じ人物が出ても、要領を得ない。
誤配をして、その家の人がポストに投函したと言いたいらしい。
後ろで騒がしい音がして聞き取りにくくなる。
結局他の人物が電話に出ることになる。
後ろの音が静かになる。
「だいたいそちらの不手際で、ご連絡をくださることになっているのに、どうして私が電話代払って待たされてるんですか?」
我ながら言うことがみみっちい。
とりあえず発見した分だけすぐに届けてくれるという話になった。
雑煮を食べて書斎のPCに向かうと、郵便局の人が年賀状を持ってきてくれた。
粗品を渡そうとするのを押し返して、持ってきた年賀状をチェックする。
ここで発見してしまったのだよ、29日に大阪で投函してくれたかわいい年賀状を。
「ウソですね。これは元旦配達分ではありません。明日の配達分です。昨夜確認してあります。これは29日に大阪で投函されたものです。元旦配達分はどうなったんですか?」
だいたい、同じブロックの家に誤配されていたら、ポストに入れるのではなく直接うちに持ってきてくれる。
郵便局の説明が実に怪しい。
「わざわざ持ってきていただいて御苦労様でした。でも、説明がウソなのでとても怒っていたとお伝えください。」
さて、どうなるんでしょうか?
[雑煮自慢開催中!!]
王道関東雑煮、本格京都雑煮、細密創作雑煮、厚顔無恥餅粥……
終了時刻は[ 1月4日24:00 / 1月5日00:00 ]
雑煮自慢大会 会場はこちらです♪
元旦の午後7-11に出かけて、毎日新聞と「のどかな新聞」を買ってきました。
毎年の習慣です。
分厚いので得した気になるのと(おばちゃん体質)、1月2日に新聞がなくて寂しい、一応テレビ欄をチェックしておきたい、なんてところでしょうか。
大学を出てからしばらく7-11のバイトをして暮らしていたのですが、おなじみの新聞配達のみなさん、大変そうでしたね。
元旦の新聞配達は普段の2倍あるから。
一度で回れるところを、2回に分けないと配達できない。
かわいそうでした。
「がんばってね!」
そんな挨拶で、彼らとの一年が始まりました。
私は人の名前と顔を覚えるのは苦手なのですが、お客さんで来たことがあるかどうかは、すぐにわかりました。
たぶん一度でもお店に来たという方はわかりました。
吉祥寺ウニタというちょっと特殊な本屋さんで店番をしている時もそうでした。
他の方もそうなんでしょうか。
初日の入り。
山からのんびり市の街と海と夕陽が見えないかと思ったが、それは無理だと再確認。
山中の運動公園では、夕陽は西の山に沈むのである。
それから急いで浜に向かった。
夕陽を見にきた人は多かったけど、撮影してる人はあまりいませんでした。
小さな子供を連れた若夫婦が、太陽に向かって手を合わせて拝んでいました。
子供の将来を祈っていたのでしょうか。
のんびり高等女学校出身だった故浦辺粂子さんは、「徹子の部屋」に出演した際に、のんびり市では毎朝富士山を拝むということをおっしゃってました。
実際はそういう人は少ないだろうけど、気持ちはなんとなくわかります。
更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

富士山や夕陽に手を合わせる気持ちはわかる。
お祭りは好きだから、初詣に行くのもかまわない。
しかし、「初」だけで別に神社を拝む気にはならない。
実際、初詣など何十年行ってない。
靖国神社に参拝しようという気にはならない。
それは断じて、「どこの国にもある自然な宗教行為」なんかではない。
過去日録より蔵出しします。
靖国神社を日本にある「一番偉い神社」だと思っている人がいるようですが、それは違います。
ある目的のために作られた、数ある神社の中の一つにすぎません。
ただ、歴史的には非常に重要であった、つまり重い過去を持った神社ではあります。
【2003年4月26日付日録より】
[靖国神社 そこに祀られている人々]
amazonより板倉聖宣さんの本が届く。
朝日選書『日本史再発見』
四六判並製本文312p 定価:本体1300円+悪税
「理系の視点から」と副題が付いている。
『科学朝日』1991年1月号?1992年12月号に連載されたもの。
第一部「車と乗り物の歴史」
第二部「数字で見る江戸時代」

仮説社『差別と迷信 被差別部落の歴史』
B6判並製本文248p 定価:本体2000円+悪税
住本健次氏との共著。
仮説実験授業の形式に従って解説。
授業書付き。
仮説社『靖国神社』
文庫判本文60p 定価:本体500円+悪税
仮説実験授業のミニ授業書。

さて、仮説実験授業とは、国立教育研究所に勤務していた板倉聖宣さんが提唱している授業方法です。
1963年に始めたそうなので、もう40年の歴史があるのですね。
あらかじめ準備しておいた授業書にしたがって、「問題→予想(仮説)→討論→実験」を繰り返して、科学的認識、科学的思考を教育することを意図してます。
>科学的認識は,対象に対して目的意識的に問いかける実践(実験)によってのみ成立し,
>未知の現象を正しく予言しうるような知識体系の増大確保を意図するものである。
こう書くと難しいのですが、一見クイズ形式の「たのしい授業」です。
板倉さんの専門は科学史なので、当初の授業書は理科教育でした。
それが、歴史や地理といった「社会科学」の分野にまで広がっていきます。
私がそのあたりのものを読んだのは80年ごろで、それまで漠然と知っていた日本史の知識が、科学とはかけはなれていることに気づいて愕然としたものです。
板倉さんも『日本史最発見』の序文で、かなり意識して挑発的に歴史学の非科学性を説いています。
実証的であることと、科学的であることは違うのです。
わかりやすい例としていろいろな本に書いてあるのは、江戸時代の米です。
間違った思い込みでありがちなのが、「江戸時代は年貢で米を持っていかれるので、百姓は粟稗の類いを食べていた」。
当時の人口の九割の人間が百姓なんですから、彼らが消費しなければ米が余ってしまってしかたがない。
最終的には生産された米のほとんどを百姓が消費するのです。
ただ、百姓は自分で生産した米を貨幣で買い戻さなければならない。
これは誤ったイメージを抱いていることが多いですね。
今の高校では、正しいイメージを教えてくれるのでしょうか?
『靖国神社』は授業書のコンパクト版で、靖国神社に関するクイズ集のような感じ。
あっという間に読めます。
本当は多人数でわいわいやる方がよろしい。
副題が「そこに祀られている人々」で、この神社が何なのかをわかりやすく解説しています。
ここで質問。
つぎの中で、靖国神社に祀られているのは誰でしょう?
1. 坂本龍馬
2. 西郷隆盛
3. 大久保利通
4. 乃木希典
5. 東郷平八郎
ネタバレになるので、答えは書きません。
人数もここには書きません。
さて、大晦日おのぼりさんの続きです。
アフターコンサート。
本館の方だけに書いておこうと思いましたが、ええい、転記。
腹減ったからメシだねということで行ったのが、109。
コギャルの巣窟を見せてくださるという、引率者の方のありがた?いお心遣いです。
8階にあるバンコク屋台料理「チャンパー」。
コギャルなんぞ影も形もありません。
というか、お客なんぞ一人もいません。
厨房にはたくさん人がいるのに。
ちょっとびびりましたぞ。
飲み食いしているうちに少しお客さんが来てお店らしくなりましたが、大晦日ってそんなものなんですね。
レシートを見ると、お店を出たのが19:31。
この時間でも、既にラストオーダーを聞きにきたりしてました。
お店には外国人の方々がたくさん集まってきていました。
これから年越しのイベントだったのでしょう。
どこで何をするのかしら。
109もシャッター降りまくってました。
もう少しで閉じ込められるところ。
それはそれでおもしろかったでしょうね。
レシートから二人で飲み食いしたものを書き写しておきます。
何がなんだかわからないけど、カオスウェイから下がビールかな。
人数 2名
トートマンプラ
ソムタム
パッメアムアン
キオワン
カオスウェイ 4×
シンハー 2×
シンハーゴールド
ビールは元々好きなんですけど、30代の間は痛風だったので、自粛しておりました。
不惑を越えたらなぜか治っていたので解禁なんですが、独りで飲むとアル中になるので、ほとんど飲んでいません。
とってもおいしかったですよ。
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「サヨナラ」ダケガ人生ダ
- 2003年12月28日 00:00
- 書籍と雑誌
畑仕事を簡単に終えて、夕陽の撮影に出る。
いつもは千本公園というところに車を停めるのだが、今日は外港近くの港口公園。
結局堤防の上をいつもの方向へ歩いていって写真を撮った。
人が少なくて寂しい。
更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]

【追記】No.2
ふうっ、もちつき終了。
二升しかつかないので、あっという間に終わった。
詳細は翌日分日記にまわるのかな。
【追記】No.1
izumatsu氏よりビデオが届く。
大感激であります。
休みなので、安心してビデオを見ることができた。
驚いたのは、映像のグレードが低いこと。
悪い意味で言っているのではない。
どこぞの国営放送のように潤沢な資金を使って撮るのではなく、たとえば家庭用ビデオカメラに近いような機材で機動性を生かした、低予算制作の心意気のようなものを感じる。
先に本を読んでしまっているので、たとえば山平和彦さんの複雑な表情の意味がわかってしまっているのがやや残念ではある。
今夜にでもmpegに落としてみようと思っている。
年内の仕事もほとんどケリがついた。
明日の日曜日はお休みで、お餅をついたり、畑仕事をしたり。
まだ29日(月)と30日(火)にも仕事をするのだが、もう山場は越えたので、後片付けに近いです。
脱力。
今年どんな本を読んだかなということで、本館より蔵出しいたします。
追記はどうなるかわかりません。
【2003年2月11日付日録】
[「サヨナラ」ダケガ人生ダ]
今日はまだ2/9(日)です。
昨夜かなり雨が降っていたのですが、明けて快晴。
気温も上がり、「春が来た!」という感じの好日でした。
「ばあさんボケたぞ」という不安な連絡が入ったので、隣町へ見舞いに。
とにかく周りにold womenが多いので、暑さ寒さが厳しい時にはヒヤヒヤします。
行ってみれば心配したほどではなかったので、ちょい一安心。
持っていった見舞い品の数倍お土産を貰って帰ってきました。
なんとなく朝貢外交。
大島渚監督に『儀式』という映画がありましたな。
そんなに好きな映画でもないのですが、妙に思い出すんです。
冠婚葬祭の時にだけ会う親戚の人達。
私は宴席が苦手なので、長じてからもわりとお子ちゃま担当であります。
で、時の流れは頭ではわかっているつもりなのですが、ちびっ子のころに遊んでやったやつが、いきなりサラリーマンくさいおやじになって出てきたりするわけです。
儀式のウラシマ効果?
ちゃうちゃう、こっちもしっかり歳とってるんですなあ。
え?、今日も私の好きなやつ。
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
『「グッド・バイ」作者の言葉 』によればこうなる。
>唐詩選の五言絶句の中に、人生足別離の一句があり、私の或る先輩はこれを「サヨナラ」ダケガ人生ダ、と訳した。
「グッド・バイ」作者は森田童子じゃないよ、太宰治だよぉ。
「或る先輩」というのは『富嶽百景』なんかにも登場する、井伏鱒二さんです。
井伏鱒二さんはおもしろい小説をたくさん残していますが、『厄除け詩集』という詩集もありまして、これがいいんですわ。
その中で一番有名なのがこれですね。
薄いのに高い本だなあと思っていたのですが、文庫に入りました。
講談社文芸文庫、940-、やっぱちょっと高いですね。
高校の漢文の授業で習ったような有名な漢詩を、わかりやすい日本語に訳したものを漢詩戯訳と呼ぶんだそうです。
他の人のも読んでみたいと思っていたら、本屋さんで新刊の棚に並んでいました。
それが松下緑『漢詩七五訳に遊ぶ 「サヨナラ」ダケガ人生カ』(集英社 1500円+悪税)です。
帯に俵万智さんの名前が出ていたりするので、やっぱり女性の歌人なのかなあと思ったら、全然違いました。
1928年生まれで、日通総合研究所に勤めていた方だそうです。
97年に亡くなったそうですが、『湖畔吟遊』という個人誌に連載した漢詩戯訳からより抜いて一冊にまとめた本だということです。
漢文の授業というと、もうただただ眠いというような思い出しかないんです。
ああ、漢詩というのは、やたらにお酒の話が多くて、高校の授業でこれはいいのかと思ったものでした。
漢文をノートに横書きで書いていたのを見つかって怒られましたっけ。
でも、漢文の教師というキャラクターはわりと好きです。
イギリスあたりを舞台にした映画だと、ラテン語の教師ということになりますね。
シャバっ気がまるでないところがいいんでしょうな。
数学教師もそうなりそうな気がするんですが、こちらは大学入試を意識しまくりで、かえってシャバっ気が強かったりします。
今は違うと思いますが、昔の英語教師は漢文の教師みたいな人が多かったです。
ジェントルマンで、モームとかオーウェルとかを嬉しそうに語るんですわ。
今は英語屋になりさがって、おそらく高校の英語教師の知的水準は昔よりかなり落ちてると思いますよ。
すくなくとも、のどかな県のんびり市ではそうなってます。
あ、高橋和巳とか中島敦とか、中国文学・漢文文化から出た作家は好きだなあ。
で、まあこの漢詩戯訳ですが、かなりの教養がないとできないワザです。
漢詩の教養よりも、日本語の表現力がないとダメですね。
陶淵明「帰去来の辞」を、松下さんは「サア帰ルンダ フルサトヘ」と訳しています。
これだけだとわかりにくいと思いますが、なかなかすごいです。
みずみずしくて、なおかつ俗に流れすぎてもいません。
六十歳代でこういう戯訳をやっていたんだそうです。
う?ん。
これは知っている漢詩の方がずっとおもしろいです。
あれをどう訳してるんだろう。
で、ハマってると嬉しいです。
冒頭の井伏鱒二訳は于武陵「勧酒」です。
なんといっても井伏訳があまりにも名訳なので、さすがに松下訳も今ひとつに見えてしまいます。
と思って読んでいたら、井伏鱒二訳にネタ本があるという記述がありました。
あ、そうだったんだ。
いやあ、初めて知りました、面目ない。
井伏訳漢詩は『厄除け詩集』に17首載っているのですが、そのうちの始めの10首は、18世紀の俳人中島潜魚庵『唐詩選和訓』からの引き写しなんだそうです。
いやあ、ガックリ来るなあ。
まあ、<「サヨナラ」ダケガ人生ダ>は井伏さんのオリジナル訳らしいんで、不幸中の幸い。
一応于武陵「勧酒」の書き下し訳も書いておきます。
横書きなんで、漢文の先生に怒られそうですが。

酒を勧む 于武陵
君に勧む金屈巵
満酌辞するを須いず
花発けば風雨多く
人生別離足る
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足立巻一『やちまた』
- 2003年12月26日 00:00
- 書籍と雑誌
約束というのは、私の誕生日に焼いてくれるというもの。
だいぶ遅くなって、クリスマスと合体してしまった。
ジョン・レノンのCDを聴きながら、みんなでいただいた。
おいしかったですよ。
御馳走様でした。

先日のことだが、僕がデインジャラスという修飾語を付けて呼んでいる娘が、川上弘美さんの本を持っていた。
冒頭を読ませてもらうとおもしろいので、いたずらごころから「朗読してあげよう」と、読んであげた。
女性の声でゆったりと読んだ方がいいのだろうが、少し速いかなというぐらいの速度で読み上げてみた。
間の取り方が良ければ、この方がわかりやすいのだ。
モグラの出てくる短いエピソードをさっと読み終えた。
朗読の出来は悪くないなと思った。
もう二十年ほども経ってしまった。
そのころはよく女の子たちに詩を朗読したものだ。
ちょうどうるとびーずさんやらいばあさんぐらいの女の子たち。
あまり多い人数の前ではやらない。
ささやきがはっきり聞こえるくらいの人数。
自作の詩でないのが残念だが、それは恥ずかしすぎる。
村上春樹さんという作家の作品はある時期からあまり好きでなくなった。
その境界線上ぐらいにある『ノルウェーの森』。
誰かごく少数の者のためだけのエンターテイナー。
登場人物のそういう生き方には親近感を覚えた。
公開日記という不思議なものを続けている。
深夜放送のリクエストカードとDJというたとえ話をしたのだが、時々だれか一人に向けて語りかけている場合がある。
万人に「それは私だ」と思わせるような商売人の技術は、あいにく持ち合わせていない。
今あなたにこれだけは伝えておきたいと、そんなふうに思うことが時々あるものだ。
深夜放送自体がそんな側面を持っていたかもしれない。
複製技術は、一人に向けた心情吐露を無数のひとりひとりに届けてくれる。
思いはどうつながるのだろう。
もともと広場ではなくて、そんな孤独な、片方向の通信だったのか。
CQ, CQ...
はっと我に返ると、近くで聞いていた他の娘が言った。
「モグラって名前の人がいるのね」
それは違うんだが。
今年読んだ本のベストは、足立巻一さんの『やちまた』。後ほど、本館に書き散らしたメモを拾い集めて【追記】で書き足しておきます。
【追記】本館日録より
[2003年2月13日]
一年近く前に買って読み始めたはずの本を発掘。
しまった!
これは絶対に面白いはずだと思ったのに、何かドタバタ用事が入って、そのまま忘れていたらしい。
かなりお馬鹿さんである。
最初から読みなおしね。
足立巻一『やちまた』上・下(朝日文芸文庫)であります。
本居宣長の息子・本居春庭の評伝です。
なんですが、同時に足立巻一さんの自伝的作品でもあります。
本居春庭という人は、日本語の「四段活用」「変格活用」なんかを整理して命名した学者です。
その著書『詞の八衢』からこの本のタイトル『やちまた』が採られています。
八衢(やちまた)ってなんだかわかりませんので、広辞苑を引いてみます。
* 道が八つに分れた所。また、道がいくつにも分れた所。迷いやすいたとえにもいう。
天皇機関説事件の当時、神宮皇学館という国学の学校にいた足立さんの青春時代から話が始まる。
友人の名前は俳号で語られ、たとえば「腸」であったり、「遮莫」であったりする。
そして、教授の講義の中でごく普通に本居春庭のことを知り、興味をもったので調べ始める。
なんだかつまらなそうに聞こえるかもしれないが、これが実におもしろいのです。
大怪物・本居宣長の業績は、その弟子たちによって二系統に分かれたとされている。
伴信友らの考証学系と、平田篤胤の復古神道である。
この後者が明治維新正当化のイデオロギーとなり、さらに大日本帝国の超国家主義を生み出していく。
それがワタクシが大学での専門として、実はかなり好きだった「国語」を選ばなかった理由でもある。
はっきりと対象化できていたわけではなかったが、日本語への「国学」の呪縛を感じていたからである。
おっと話を急ぎすぎた。
日本語文法の研究という地味な世界の話なのだが、足立巻一さんの青春と、本居春庭さんの青春と、さらにさまざまな国学者のお話を、ゆっくりと楽しませていただくことにします。
[2003年2月21日]
ワタクシ、本を読むスピードはかなり速い方なんですが、『やちまた』は異様に時間がかかってます。
置き忘れたなんていう事件もあったのですが、本当に細切れにゆっくり進んでるんですな。
やっと上巻が終わろうというところ。
第九章で足立さんの学生時代最後の夏休みが終わり、知人が出征していく。
僧義門という文法学者が、かなり共感をもって語られる。
本居春庭の業績を真に理解して用言の分析を科学的に進めたのは鈴屋一門ではなく、門外の人義門であったと。
動詞の活用を現代文法と同じ六種(将然、連用、截断、連体、已然、希求)に分類し、春庭が及ばなかった形容詞の活用法則を発見したのが、この人である。
宣長、春庭をそれぞれ文化、文政の人とイメージすれば、義門は天保の人である。
今の目から見れば、明治維新もすぐそこまで迫っている。
そして第十章が前半のクライマックス、平田篤胤である。
国学の四大人とは平田派が言っていることなのでかなり眉唾なのだが、確かに日本の歴史に大きな影響を与えてしまったということでは大物である。
彼の復古神道が攘夷運動に大きな影響を与え、明治維新のイデオロギー的背景となる。
さらには大東亜戦争の際の超国家主義にまで直結する。
なおかつ、今なおこれを根拠に日本の歴史を改竄しようという「教育学者」までいるのだから困ったものである。
で、まあかなりファナティックなイメージを抱いていたのだが、平田篤胤さん自体はかなり興味深い怪物である。
生活に困窮しながら万巻の書を読み込み、それを再構成して強烈に主張する。
二・二六事件の黒幕として処刑されてしまった北一輝を思い出す。
ポイントは、江戸時代の復古神道が決して上から与えられたものではなかったということ。
篤胤さんはアカデミズムから弾き出された草莽の国学者(というより宗教家)であり、その復古神道を熱狂的に受け入れたのは攘夷派の武士だけではなかったということだ。
江戸末期に「ええじゃないか」と爆発した民衆が、篤胤さんの復古神道を熱狂的に受け入れたのである。
明治維新がどのような革命であったかということは、日本の歴史学の大きなテーマだった。
植民地化を逃れて近代国家として生まれ変わるために利用できるイデオロギーは、少なくとも江戸末期にはこれ以外なかったのだろう。
この時点では、ある意味で復古神道は日本を救ったのかもしれない。
しかし、明治期に入ってからは、それに代わりうる勢力がいくつも登場するのである。
たとえば自由民権運動の際、フランスから持ち込まれた自由・平等といった概念は、直接に多摩地区の百姓たちの心に届いていた。
平成の今よりも、人々はもっと自由に自分たちの国のことを考えていたと言えるかもしれない。
自分たちで憲法の私案まで作り出していたのだから。
ちょいと先走り過ぎたな。
まだまだゆっくり楽しみます、『やちまた』。
[2003年2月22日]
『やちまた』メモ
本居宣長→伴信伴(史学)・本居春庭(語学)・萩原広道(源氏物語研究)・小国重年(歌格研究)という、実証的研究、学問の流れ。
神話学・民俗学研究の流れは、他ならぬ平田篤胤によって断ち切られてしまう。
篤胤の神学は学問としての業績はあまり残さなかったが、「狂気をはらんだ思想は、動乱期をゆり動かす一つのエネルギーとなった。むしろ、篤胤は死後に維新の呪術者と化した。」
[2003年2月23日]
ゆっくりと楽しんでいた『やちまた』なのだが、下巻に入ると突然スピードが上がってしまった。
国学者たちの評伝部分が減り、著者足立巻一さんの自伝的記述が増えたためである。
出征し、戦争が終わり、上巻で描かれた友人たちが亡くなっていく。
学校を出てからの時の流れが速い、速い。
自分の来し方を考えても、まあそんな感じだわな。
時の流れが急に速くなったのは、著者がしばらく本居春庭から離れていたせいもある。
日々の暮らしに追われ、いつのまにか人が変わり、去り、ふと時の流れに気づく。
そこで自分の人生の意味を考えると、原点を思い出す……ものらしい。
そういえばうちのおやじさん、死ぬ数年前からめちゃくちゃに軍歌のレコードを聴いてたな。
稲荷神社と航空基地で有名な隣県の都市に何度も行きたがった。
空襲や神風特攻隊に直接関係はなかったのだが、晩年の思いはそこに向かっていたようだ。
それが彼の青春であり、原点だったのだな。
思えばワタクシめもここ数年、70年代のレコードをデジタル化したり、楽譜を集めたり、尋常ではないのめり込みようだ。
危ないかもしんない。
気をつけよ。
[2003年2月25日]
足立巻一『やちまた』上・下(朝日文芸文庫)読了。
やけに時間がかかったが、こういう読み方をして良い本だと思う。
面白い本に出会って、それがだいぶ前に刊行されたものだと、どうしてもっと早く巡りあわなかったのかと悔しく思うものだが、『やちまた』の場合はこれも例外。
今読んだからこそ、時の流れが身に沁みて感じられるのではないだろうか。
終盤、資料の発見が山場といえば山場なのだが、淡々と考察を続ける足立さんの人生と、本居春庭の生涯、そして様々な国学者、足立さんの友人たち、この描写が不思議に胸を打つのである。
日本語の文法学については門外漢のワタクシだが、盲目の文法学者・本居春庭を追い続ける足立さんの話はとてもおもしろかった。
そういえば「国語学会」か「日本語学会」か学会の名称変更に関して、会員の郵送による投票が行なわれていたはず。
変更が決まったのだろうか。
【Lycosダイアリー書き込み分】
[2003/02/25(火)] 日本語は国学から解放されるべき
「国語」という名称は「国家語」という用語と紛らわしいし、なんといっても国学の呪縛が強すぎると、個人的に(おいおい、門外漢だぜ)は思う。
本居宣長、本居春庭、僧義門といった国学者たちは実証主義的に、まさに国語学の基礎を築いた。
が、おなじみの国学者・平田篤胤は日本語学者ではない。
「狂気の天才」「怪物」ではあるが、学者ではなく、宗教者なのである。
国学の四大人という言い方は平田派が言っていることなのでかなり眉唾なのだが、確かに日本の歴史に大きな影響を与えてしまったということでは大物である。
彼の復古神道が攘夷運動の理論的根拠となり、明治維新のイデオロギー的背景となる。 さらには大東亜戦争の際の超国家主義にまで直結する。
なおかつ、今なおこれを根拠に日本の歴史を改竄しようという「教育学者」までいるのだからいやはや困ったものである。
確かに日本が植民地化を逃れて近代国家として生まれ変わるために利用できるイデオロギーは、少なくとも江戸末期にはこれ以外なかったのだろう。
この時点では、ある意味で復古神道は日本を救ったのかもしれない。
しかし明治期に入ってからは、それに代わりうる勢力がいくつも登場するのである。
たとえば『三酔人経綸問答』は中江兆民の頭の中のドラマではなく、当時の思潮を面白く戯画化してみせたものであろう。
自由民権運動の時代に日本人は、実は平成の現在よりももっと自由に国家の在り方を論じていたのである。
色川大吉『明治精神史』に描かれる憲法草案などもその具体例であろう。
[追記]
国語学会が「日本語学会」に改称決定
日本語学会 776/1170
改称決定ですね。
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山と川 フィールド・フォーク
- 2003年12月23日 00:00
- 書籍と雑誌
昼食をとってから仕事に出かけようとしたら、ヒナが気持ちよさそうに寝ていた。
二階の廊下はサンルームと化している。
とってもうらやましかった。
ヒナはいいなあ。
今日は祝日なのだそうな。
非国民なんで関係ない。
でも、お正月みたいに静かで天気がいい。
いい日だ。

【追記】No.2
追記で蔵出しは珍しいですが、忘れていたことを思い出したのです。
一番下に書いてある、CD版『フィールド・フォークvol.1』はオリジナルのアナログLP版より一曲少ないのです。
その説明。
【2003年1月22日付日録より】
[朝の四時から]
お世話になっている大怪人野音氏の指摘で、CD版『フィールド・フォークvol.1』はアナログLPより1曲少ないことを知る。
アナログ盤を引っ張り出してみると、「朝の四時から」。
なるほど。
107ソング・ブック・シリーズでも、CD復刻ではその曲が削られていた。
これは「スキー」という童謡の替え歌ですね。
♪ 山はしろがね?♪
で始まるアレです。
ナターシャ・セブンは地元の小学生と一緒に楽しく演奏してました。
替え歌の歌詞は
♪ 朝の四時ごろ 空弁当下げて
♪ ウチを出て行く おやじの姿
♪ ズボンはぼろぼろ 股引き履いて
♪ あ?あ、哀れなおやじの姿
三行目が二番では
♪ パンツはぼろぼろ 中身が見える ♪
三番では
♪ 靴はぼろぼろ ぼろ足袋履いて ♪
懐かしくも下品で楽しく悲しい歌詞ではありませんか。
元歌の著作権者を調べてみます。
→「スキー」 作詞:時雨音羽 作曲:平井康三郎
作曲は元大阪音楽大教授の平井康三郎さんで2002年11月30日逝去、享年92。
ごく最近までお元気だったわけです。
作詞の時雨音羽さんは「出船の港」「君恋し」「フニクリ・フニクラ」といったところが代表曲で、1980年に逝去。
大物ですね。
これでは、この替え歌は収録できなかっただろうなという結論に達しました。
【追記】No.1
おお、書き忘れておりました。
わざとじゃないのよ。
雑煮「のようなもの」路線もアリかも。
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坂庭しょうごさんの訃報を聞いて、ザ・ナターシャー・セブンのCDを発掘する。
107ソングブック全集はボックスセットを購入したので、いつもと違ってすぐに見つかった。全集はオリジナル・アルバム11枚に、「おまけ 完成記念発表会」が付いた12枚。
LPで各アルバムに付いていた解説&楽譜が、ソングブックとして一冊に製本されている。(A4判128p)
LPで発売当時は、数枚しか買うことができなかった。
よく聴いたそのアルバムが結局CDでもお気に入りとなっている。
たぶんizumatsu氏のところで聴いて、いいなと思って買ったのだと思う。
それが『vol.7 山と川。フィールド・フォーク編』だ。
パブロ・ネルーダの詞を笠木透さんが訳した「山と川?おいで一緒に?」をはじめ、「私の子供達へ?父さんの子守唄?」「わが大地のうた」「川のほとり」といった、笠木透さんの傑作曲が収録されている。
「フィールド・フォーク」だけあって、録音は主に名田庄村で行なわれたもの。
森の中で、風の音や、鳥の声、虫の羽音などと共に歌がある。
坂庭しょうごさんの訃報を聞いた後なので、「川のほとり」が胸にしみる。
♪ 人は去り 時は流れ
♪ 変わってゆくのか かなしいぞ
人が老い、逝ってしまうのは避けられない。
ザ・ナターシャー・セブンは107ソングブックの4人にメンバーが固定するまで、いろいろメンバーが変わっている。
1972年に『高石ともやとザ・ナターシャー・セブン』が出た時には、坂庭しょうごさんはいない。
高石ともや:ギター&ヴォーカル
城田純二:バンジョー
金海孝寛:マンドリン
東理夫:ベース
アルバムには歌詞&コードの他に「マンドリン即席教室」が書かれていたりする。
CDでの復刻時にはこれが実に小さくて見にくい。
拡大コピーをしないと、読めないだろう。
107ソングブックのシリーズを作ったメンバーがおなじみのザ・ナターシャー・セブン。
高石ともや
城田じゅんじ
坂庭しょうご
木田たかすけ
80年に木田たかすけさんが交通事故で亡くなり、つい先日坂庭しょうごさんが癌で亡くなった。
昨日も書いたが、まるでビートルズのように、4人が2人になってしまった。
本館より、ザ・ナターシャー・セブンについて触れた日録を蔵出しします。
関係ない話がだらだらと長くて、最期にちらっと出てくるだけです。
ちょっと忙しくて編集するのも面倒なので、そのまま行ってしまいま?す。
【2003年1月21日付日録】
[ きだみのる「気違い部落周游紀行」 ]
世間的にはのんびりとした、土曜日の午後、車でとろとろ職場へ向かう。
運動不足なんで、片道30分、歩いた方がいいよなあなどと考えていると、信号待ちで前に止まったCIMAが妙。
大きい車だけど、それでもちょっとセンターライン越えるのはどうかしら。
と、突然ティッシュをポイッ。
一瞬コラコラとクラクションを鳴らそうとしたが、イヤな予感がするのでぐっと我慢。
動き出すと、いきなりトランクが開く。
あ、蛇行してる。
あ、またティッシュ投げ捨て。
あ、急ブレーキ。
車間距離をめちゃくちゃたっぷりとりましたが、さすがに後続車も気づいたらしくて、みんな静かに見守っているだけです。
その車はいつも私が立ち寄るセブンイレブンの前で急停車。
ここぞとばかりにワタクシ+後続車群はアクセルを踏み込んで、危険地帯を脱したのでした。
無免許なのか酔っ払いなのかシャブ中なのか、まあとりあえずヤっちゃん系でした。
これって、オレの日常のヒトコマ。
いいのか、のどかな県のんびり市?
「きだみのる」の『気違い部落周游紀行』が冨山房百科文庫に入って、書店でよく見かけたのが80年代。
買いそびれているうちに見かけなくなって、「絶版」などという噂を聞いて入手は断念していた。
のだが、今日本屋さんを覗いたら堂々と陳列されていましたわ。
買いました『気違い部落周游紀行』、定価1200円+悪税です。
どぎついタイトルだよね。
元々岩波書店の雑誌「世界」に連載されていたのだというから、驚き。
「部落」はもちろん居住地域としての「集落」の意味であり、差別的な意図はまったくない。
「気違い」の方も単なる記号として用いたというような弁明が中に書いてあるのだが、この語の方は完全にシロではない。
ただ、それは今の世間様一般よりも、もっとちゃんとシロいと思うよ。
きだみのる(山田吉彦)というのは不思議な人で、現在なら存在不可能でありそうな、在野の社会学者でありました。
デュルケームを訳したりしてますが、なんといっても岩波文庫『ファーブル昆虫記』を林達夫と共訳していたというのがわかりやすい。
ただ、林達夫は後できだのことをめちゃくちゃ言ってるらしいです。
あ、『昆虫記』と言えば、あの大杉栄も翻訳しています。
『気違い部落周游紀行』は第二次大戦敗戦直後、東京都下の山村での暮らしをおもしろおかしく書いたものであります。
おもしろおかしく、なんですけどかなり衒学的(ぺだんちっく)でありまして、なおかつ村を社会学的に分析してしまいます。
そういうことしたら、ムラには暮らせなくなるよね。
幸か不幸かこの本はヒットして毎日文化賞を受賞する。
それを機にきだみのるは「気違い部落」をキーワードに、放浪作家として後半生を送るのであります。
このきだみのるが晩年一緒に放浪していた娘がいたのだが、その子は岩手県の山村にある小学校(分校)の教師夫妻に預けられる。
その教員佐々木久雄さんが三好京三名で発表した小説が『子育てごっこ』です。
直木賞受賞作、かな。
実に数奇でありますね。
『子育てごっこ』は映画化され、加藤剛と栗原小巻が夫妻を演じてます。
娘を演じていた子役さんは牛原千恵ちゃん。
NHKのドラマで今江祥智さんの作品をもとにした『優しさごっこ』でも、印象に残る演技をしてました。
80年代半ばかな。
きだみのるはもうボロクソに描かれてます。
11歳の娘も野性児オオカミ少女扱い。
それをまっとうに教育しようとする教師夫妻という、まあ感動バナでしょ?
佐々木先生はいろいろな教育改革を実践していたということで、今も教育のお手本のように語られることがあるようです。
ところが、娘さんグレて「積み木くずし」状態。
その報道の中で、娘がまだかなり幼いうちに三好京三が手を出して性的関係を持ったなんつうのがバレてしまいます。
いやはや、何がなんだか。
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ヤフオクで落札したCD『フィールド・フォーク from NAKATSUGAWA』が届く。
このグループは表記がいろいろなんだけど、このアルバムでは「高石ともやとザ・ナターシャー・セブン」。
文字どおりのひとびと音楽で、このアルバムは笠木透率いる我夢土下座のコンサート。
波乱の第3回フォークジャンボリー(1971)を最後に、笠木透さんはジャンボリーをやめ、フィールド・フォーク・ムーブメントを始めます。
自然の中で、野外活動とともに歌う歌ですね。
バックパッカーは持ち運びに便利だけど、音が小さいから外ではキビシイよなあ。
マーチンだったら図体も音もでかいD-45……ええなあ。
フィールド・フォーク Vol.1 from NAKATSUGAWA(1972)
1. ほっちょせ節2. 野茨鳩
3. 川下りブラック・ジャック
4. いの字の唄
5. 海に向かって
6. 付知の子守唄
7. 私の子供達へ
8. 青春の唄
9. 瀬戸の子守唄
10. フィールド・フォーク・ラグ
11. めぐりあい
12. 親父の人生
13. 朝の四時ごろ
14. 音頭与三郎
高石ともやとザ・ナターシャー・セブン(城田じゅんじ、金海たかひろ)
我夢土下座、山本よしき、高石とし子
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競売ナンバー49の叫び
- 2003年12月21日 00:00
- 書籍と雑誌
さあ、もう残り時間もわずか!
年忘れプチコスプレ劇場閉幕間近!
主催者chappiさんの大技が出ました!
これでキマリか?
24:00にファイルをロックして、書き込めなくします。
言いたいことがあるなら今のうちだぞぉ?!
【追記】No.7
これは今日の富士山。
夕陽が好き![I Love Sunset!] 更新しました。

【追記】No.6
畑仕事をしてから、浜へ夕陽を観に行く。
天気が良くて風がないので、人出が多い。
夕陽に向かって太鼓を叩く若者たちがいて、「おお!」と思ったのだが、あまり長い時間やらない。
高価なカメラを抱えたおじさんたちに囲まれると嬉しそう。
もう少し楽しく続けてほしかったな。

【追記】No.5
年忘れプチコスプレ劇場の開催期間も、あと12時間を切りました。
あなたのお気に入り演技はどれだったでしょうか。
別に順位は付けませんが、いちばん心に残った、キモを冷やした演技にレスを付けて、上に浮上させてくださいね。
今まで黙ってご覧になっていた方も、ぜひひとこと書き込んでくださいませ♪
【追記】No.4
izumatsuさんは高校駅伝見てるのかな?
午前中の女子でのんびり西高が出てるはずですが、どうだったのかしら。
今日は天気が良いので、2階の廊下はサンルーム。
せっかく幅が一間あるのに、野積みにした本で狭くなってる。
そのさらにその上に載せた、IBMから貰った未開封の鞄がヒナの昼寝用ベッドになってます。
いつでも同じような写真ですね。
これは今の様子です。

【追記】No.3
雑煮自慢参加者熱烈募集中
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【追記】No.2
土曜日の朝は、雪がほとんど降らないはずののんびり市でも、雪が降ったのだそうな。
もちろん積もるはずもなく、私が目覚めた時には普通の晴れの日。
人から聞くまで全然知りませんでした。
♪ 目覚めた時には いつでも晴れてる
そんな歌がありましたっけね。
【追記】No.1
年忘れプチコスプレ劇場最終日
[ 会場はこちらです?♪ ]
もう誰にも相手にされなくなったとの噂もある「楽天年忘れプチコスプレ劇場」ですが、残すところ一日となりました。
12月21日(日)24時にファイルをロックして、書き込めないようにいたします。
書き込める間にぜひ全部のスレッドを見直して、コメントをつけていただきたいと存じます。
主催者chappiさんの連続技は爆笑必死!
幻の新人による、さらなる弩級の演技が噂されておりますぞ!
躊躇しているあなた、大丈夫です、恥ずかしくなんかありません、駆け込みアップだ?!
どたばたしながらも、昨日分の日録は結構連続追記できてしまいました。
幻子心母の年賀状はとりあえず50枚刷り出してみる。
後で本当はここをこうしてほしかったなどとぐずぐず言われると面倒なので、本番だけど見本刷り。
NTTから工事によるBフレッツ接続中断のお知らせが届きました。
12月25日(木)の朝。
切断自体は短いのですが、工事後TCP/IPを確立できなくなることが多いようです。
そのような場合、NTTに問い合わせても、障害は発生していないという返事しか返ってきません。
昼までに再接続できない場合は午後11時ごろまで幻泉館のサーバが停止することになります。
その場合は店子の皆さんにご迷惑をおかけすることになります。
「万が一」よりもずっ確率が高いので、心の準備をしておいてくださいませ。
申し訳ございません。
しかし、NTTというのは実に腹立たしい。
電話加入債券である。
前にも書いたが、ほとんど無価値になってしまった。
日本全体でいったいいくら、顧客=国民は電話債券の含み損を被ったのか。
赤字のために殺された国鉄がかわいそうだ。
赤字だからこそ国が運営しなければならなかったのだろう。
利益が出るなら民間がやればいい。
国民の財産を私有化するというのは、日本資本主義発達史みたいなものだな。
いったい郵政はどうなるのか。
国際的郵便研究家トマス・ピンチョンによれば、郵便事業は中世から続く国際的地下組織によるものである。
大きな声では言えないのだが、日本ではその組織の出張所入り口のドアを開けるには、走っている郵便車両の〒マークに触るのだそうな。
ここだけの秘密だぜ。
日本のネオナチと呼ばれる新国家主義者コイズミ君は、この秘密組織にハメられたのではないか。
つまらないことにいちいち感動してみせている場合ではないのだ。
ほら、今また3丁目にある特定郵便局が夕陽の下で競りにかけられた。
「次、競売番号49!」

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イルカ「ママの日記帳(ダイアリー)」
- 2003年12月15日 00:00
- 書籍と雑誌
天気がいいので、2階の廊下がサンルームと化していた。
ヒナが昼寝。
いいなあ。
お、そろそろ夕陽だ。
抜け出せるかな?

【追記】No.2
昨日(14日)撮影。
夕陽が好き![I Love Sunset!] 更新しました。

【追記】No.1
プチコスプレ会場
http://goodmusic.ddo.jp/~chappi/index.cgi
また忘れておりました。
これを書いておかなければならないのだった。
ヒンシュク買いながらも、絶賛開演中!
ふるって御参加くださいませ。
高野悦子さんの『二十歳の原点』って映画になってたんだなぁ。
知らなかった。
四人囃子のサントラ盤もまるで知らない。
二十歳の原点
原作が1971年で映画は1973年。
売れたんだろうな。
原作はいつかどこかで読んだはずなんだけど、あんまり覚えていない。
いや、覚えてるんだけど、混ざっちゃってるんです。
拾った日記と。
今は、そんなことはしないんだけど、80年代末から90年代初めにかけて都内某所に暮らしていたころ、よく本を拾いました。
きちっと結束してゴミに出してあるやつ。
うちにある筒井康隆全集なんて、そうやって拾ったものです。
すいません、ビンボだったんです。
総会屋さんが出してる紳士録を拾ったことがあって、中を読んでもつまらないし、普通の古本屋さんではあんまり評価されない。
そこで神保町の名簿専門古書店に持っていった。
一緒にいったやつと、「牛丼大盛り+卵+お新香」というフルコースの上に、珈琲館のコーヒーまで飲んで、さらにおつりが来るという大贅沢ができたのであった。
今、資源ゴミで出してあるやつなんかはダメよ。
犯罪になるみたいだから。
何の話だ?
そうそう、日記を拾ったんだった。
ある夜、映画のパンフレット類がかなりたくさん入った結束を見かけたのです。
なんだ、金田一シリーズかと思ったのですが、ちょっとはみ出していたところに「寺山修司」の文字が。
それで、どっこいしょと持って帰りました。
不要な分はまたしっかり結束して戻すつもりでした。
ところが、その中に入ってたんですね、日記が。
それから、手書きの詩集。
短大卒業時の寄せ書きなんかも入ってて、個人情報満載。
さらに、かなり正直に、日々の事実と感想が書いてあるのです。
う……。
徹夜して読んじゃいました。
読んだ内容はここに書けないんですが、一つだけ。
自他共に認める、大場久美子似だったようです。
(アイドル時代のね)
どうしてこんなことを思い出したかというと、さっきどこかで「大場久美子」という名前を見かけたのと(あ、ある方のメッセージだ!)、イルカさんの「ママの日記帳(ダイアリー)」という曲を聴きたくなったからなのです。
家捜ししたけど、幻泉館をなめちゃいけない。
聴きたいCDなんてそうそう簡単に出てくるものじゃない。
というか、CD持ってないかも。
amazonで検索したら、『あしたの君へ』(1980年)というライブアルバムに入っていたようです。
冬馬クンがずるずるハイハイしてますって時。
アイドル石野真子ちゃんに作ったら内容が幼すぎたのでボツになっちゃった。
だから私が歌っちゃう。
そんなことを言ってたと思います。
>2年間の冬眠の後に行なわれた’79年12月1,2日渋谷公会堂でのライヴ。
それで、日記について考察しようと思ったのですね。
ここで力尽きました。
後はまたぼちぼちと【追記】で。
【追記】No.3
そう、それで日記だ。
幻泉館日録@楽天はあまり日常雑記を書いていない。
やはりちょうど昔の深夜放送のDJがネタとして触れる程度のことしか書いていない。
あまり個人情報をさらしたくないということもあるし、まったく面識のない人に私の身辺雑記をおもしろく読んでもらうほどの文章力は持ち合わせていない。
だから日記らしくない日記、深夜放送のリクエストカード兼DJみたいなことになっている。
本館の方では身辺雑記も書くつもりだったのだが、ちょっと時間も足りなくて、おルスになっている。
本館は知人ばかりが読んでいるので、近況報告のつもりもあった。
元々日記が書きたくて自宅サーバなど始めたのではない。
それは逆で、前から自分で公開サーバを作ってみたかっただけのことなのだ。
Apacheを外に向かって開いてみたかっただけ。
ホームページの更新になるべく手をかけないようにするには、日記用スクリプトを拾ってくるのが楽だろうということで、今の幻泉館本館ができあがった。
本末転倒で、今は楽天で日記を書いている方が楽しくなってしまった。
もっとも、サーバを立てているおかげで簡単に掲示板を作ってアホなお祭りをしたり、楽天側を監視することもできる。
一時期は楽天広場住民に読んでほしくないことを本館で書くということもしてみた。
これは失敗。
だって、来てねとリンク張ってるんだもの。
油断して吐露した心情を当事者に読まれるなどという失態があったりする。
実に恥ずかしいことであります。
読まれることを前提として書いているのが公開日記なのに、不思議ですね。
後悔日記。
公開日記ではない、自分が読む日記は?
基本的には、ウェブにそんなものをおいてはいけません。
安全確保できないので、他人に読まれたくないことは、非公開となっていても、絶対に書き込まない方がよろしいです。
自分だけが読む日記。
人によって違うのだろうが、その日に考えたことや心情吐露は、後になると意外になんのことだわからなかったりする。
日記を破いてすてたくなったりもする。
実際、私は何度も破って捨てた。
それも後に悔やむことになるのだが。
学生時代、克明に金銭出納簿をつけていた。
その日に何をしたかがよくわかる。
私の場合は、[金銭出納簿=日記]で全然かまわない。
ただ、経済活動をまったく行なわない日もある。
あまりうまくいったことがないのだが、飲み食いしたものを克明に記録するのがいいのかもしれない。
正岡子規が、食べたものを淡々と書きつづってましたね。子規先生は菓子パンなんぞが大好き。
もう身体が弱っていて受け付けないので、吐いたりしながらも、やたらに食い意地が張ってます。
印象的なのは、時々リッチな膳を注文して、一度では食べきれないので、また煮直したりして食べるのです。
世話をしてくれている母親と妹(だったっっけ?)には何もやらないのというのが強烈でした。
で、気づいたのです。
楽天広場の非公開日記。
何のためにあるのかと思ったら、おこづかい帳と食い物の記録に使えばいいんじゃないかと。
万一情報が洩れても、あまりさしつかえないだろうし。
ただし、それを公開する勇気は、私にはありません。
あとは『アンネの日記』の、父親が改変した部分や、この出版物の意味について書きたかったのですが、それはまたの機会に。
パンタさんの『クリスタル・ナハト』の時かな。
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セメント・フォーク大全集
- 2003年12月 2日 00:00
- 書籍と雑誌
きれいな夕陽でした。
車で走り回っていたので撮影できず、残念。
明日晴れますように。
【追記】No.5
「深夜放送ファン 北山修 さよなら特集」
スタートが1万円の値付けはすごいなあ。
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b45634094
【追記】No.4
スピルバーグ監督の場合は、これがそのまま国威高揚映画になっても不思議じゃないという感じがするんだな。
私は。
ロバート・アルトマン監督のような、もっと雑然として、権威や権力をおちょくった映画の方が好きだわ。
【追記】No.3
そういえば、年賀状の準備をしなければならない。
いや、わたしゃ数がしれてるんです。
年賀状はずっと出さない習慣だったんです。
おっ母さんが退職教員なんで、結構数が多い。
見本を何種類かプリントアウトして、選んでもらいます。
ちゃんと1枚ずつコメントを付ける人なんで、早目に出さないと。
日ごろ使っていないインクジェットプリンタが不安だな。
インクが固まって糞詰まり(失礼)になっていたらアウト。
あ、来年サル年じゃないですか。
年男。
幸い同級生が楽天になだれこんでくれたので、あまり気にならない。
いや、そういう問題じゃないか。
おお、仕事かかえてるとキーボード打つ指が走るね、izumatsu君。
【追記】No.2
安かったので衝動買いしたDVD『AMISTAD』を見ながら、だらだら夜なべ仕事。
DVDは英語音声に英語字幕を表示できるのがよろしいね。
英語の勉強のつもりで見ているひとは、日本語字幕だとあまり効果がないと思いますよ。
って、見てたら仕事にならないじゃん。
しかし、どうしてこうスピルバーグ君の映画に、私は皮相な印象をもってしまうのかなあ。
実に感動的な話だし、役者さんもいい演技してるし、映像もしっかり金かけて作っているはずなのに、いまひとつちゃちな作り物という感じがする。
【追記】No.1
どうもこの時間帯は更新した直後に結果がちゃんと反映されているように見えないことがありますね。
実際には書き込まれているんだけど、日記やレスが見えなくなることがある。
あわてないで何度か一覧なんぞ行ったりきたりすればいいのかな。
と、いきなりの追記でした。
お風呂入ってこよ。