- 2009年3月16日 01:56
- テレビ
NHK教育テレビのETV特集(3/15)は森山大道さん。
昼間のバーベキューで疲れて宵の口に寝入ってしまったので、番組に気づいた時にはもう始まって十数分経っていた。
1969年10月21日の新宿。
寝ぼけ頭で懐かしい映像を眺める。
懐かしい?
それは嘘だ。
僕は1969年の新宿を知らない。
小学生の時に虫プロが出していた『COM』に連載されていた、永島慎二さんの「フーテン」を読んで、新宿に憧れた。
実際に自分の足で新宿を歩き回ったのは、70年代後半になってからだ。
「新宿見たけれゃ今見ておきゃれ、今に新宿焼け野原」
あるいは
「新宿見たけりゃ 今見ておきゃれ じきに新宿 原になる」
→Before C/Anno D / 40年経って、新宿は今
もう69年の新宿はなくなっていたけれど、それでも新宿は新宿だった。
安い鯨カツ定食がまだあった。
でも。
西口にバベルの塔が建ってしまった。
あれは98年のことだったのか。
たまたま新宿の西口を通り掛かったら、異様な光景に出くわした。
大きな火災があった後だったのだ。
焼け跡の臭いと線香の臭いが、長い間記憶に残った。
あの火災は偶然起きたものではなく、東京都庁舎が必然的に引き起こしたもののような気がしてならない。
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