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♪ 水割りをください
という、あの曲。
何かの拍子に鼻歌でそこだけ歌う。
その後もなんとなく知っているのだが、鼻歌で出るのはそこだけ。
♪ 水割りをください
→「メモリーグラス」堀江淳
ウイスキーの水割りなんて、飲まなくなったなあ。
私は二十年近く断酒状態だったのであるが、水割りをよく飲んだのは学生時代ぐらいじゃないか。
だいたい、宣伝の力でいいかげんなウイスキーを売りまくったメーカーが、味を誤魔化すため日本中に普及させたのが、水割りだろう。
学生時代、高田馬場にあったミス・サントリーという店で、よく水割りを飲んだ。
なぜか、つのだ☆ひろさんの「メリー・ジェーン」と、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」がよくかかってた。
飲んだ後は、近くの公園で歌ったり、踊ったり、相撲を取ったり。
へい、迷惑学生でしたね。
ま、そんなことやってるから、だいたい誰か気持ち悪くなってしまうのだ。
その店は広い円形のカウンターがいくつもあって、カウンターの中に女性のバーテンダーがいた。
だいたい学生アルバイト。
お姉さんに入れこんで、通いつめてる先輩がいたな。
ある時、今日が初日だという女性バーテンダーが店で切れて、喫茶店へ行こうと言い出した。
烏合の衆でぞろぞろと喫茶店へ行って、その教育学部の学生の愚痴をへいへいと聞かされた。
その数日後、大隈講堂の前で武道マニアの友人と極真会の試技を見ていたら、私の肩にひょいと首を乗せるやつがいた。
え?
女の子?
なるべく顔を動かさないようにしながら二言三言会話を交わして、さっさと退散した。
初日でバイトを辞めた、あの娘だ。
目の前で試技をしていた猛者が、その子の彼氏だそうで、トラブルにならなくてよかったこと。
一部では有名な娘だったようだ。
しばらくして、雑誌の素人ヌードみたいなページに、その子が載っていた。
自然回帰と唱えながら脱ぎましたいったようなことが書いてあった。
恐かったので、立ち読みしただけです。
→幻泉館日録:お湯で割ったらアメリカン
→幻泉館日録:夜がくる
→幻泉館日録:純
→幻泉館日録:ヱビスの不思議
→幻泉館日録:赤ヱビス
→幻泉館日録:ホップ!

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