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ハッティ・キャロルの寂しい死 CHRONICLES #495
ハッティ・キャロルの寂しい死 CHRONICLES #495
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→幻泉館日録:ボブ・ディラン Live 1964
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「これは本当にあったことなんだ」と言って、ディランは歌い出す。
♪ William Zanzinger killed poor Hattie Carroll
ああ、何も変わっていない。
指にダイヤモンドの指輪を付けたアメリカは、貧しい国に出かけていって、ハッティ・キャロルを殴り殺す。
子だくさんのハッティ・キャロルは毎日一所懸命下働きをして、なんとか暮らしている。
それがいきなり杖で殴り殺されてしまうのだ。
裕福なアメリカはけっして罰せられることがない。
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"It's Alright Ma (I'm Only Bleeding)"と"Mr. Tambourine Man"の後に"Lonesome Death of Hattie Carroll"が続いているのに、奇異な印象を受けました。
ここで急に具象的な歌詞になってるように思ったからです。
でも、ディランの頭の中では、一連の流れの中にある同じ傾向の曲らしいのです。
ディランにとっては、並べて挙げた題名は、同じように「演劇的」な曲なのでしょう。
差別や不正に対する率直な憤りを歌いますが、ディランは社会運動家ではありませんでした。
本人の意識はあくまでも歌い手です。
象徴的であれ、具象的であれ、物語を巧く語りたいという思いが強かったのです。
そして、物語を紡ぐ名手として見習ったのがロバート・ジョンソンなのでしょう。
『クロニクルズ』の記述からは、そんな文脈が読み取れます。
The Times They Are A-Changin'

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