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思えば、ちゃんと観たのは初めてかもしれない。
80年代に作られた続編(?)の『オズ(Return to OZ)』は観たと思う。
でも、ジュディ・ガーランド主演の『オズの魔法使』を最初から最後まで観たことはなかったようだ。
これが1939年の映画なのか。
すごい色だなあ。
現実が色褪せたモノトーンで描かれ、魔法の国は過剰な色使いで表現されている。
DVD化に当たってデジタル処理をしているのかしら。
それにしても、当時劇場で観ることができた子どもたちは幸せなことだ。
うちのおっ母さんの世代の、アメリカの子どもたちだ。

♪ Somewhere over the rainbow
♪ Skies are blue
♪ And the dreams that you dare to dream
♪ Really do come true
♪ 虹の彼方にきっとあるはず
♪ そこはいつも青空
♪ 夢みるような国
♪ そこではどんな夢もかなう
家を喪失したドロシー。
頭脳を喪失した案山子。
心を喪失したブリキの樵。
勇気を喪失した獅子。
彼らの恢復の物語は、幸福の青い鳥を探すよりもずっと切実なはずだ。
19世紀末に書かれた原作の寓意は、大恐慌からニューディール政策、そして第二次世界大戦参戦に至る間に、まったく異なった意味を持つようになったのだろう。
この傑作映画によって。
乱暴な言い方をすれば、今もアメリカは「虹のかなたに」を歌いながら、軍事大国の道を歩み続けている。
いや、海兵隊はミッキー・マウスの歌を歌いながら進軍しているのだったか。
→Wikipedia: オズの魔法使い
→Wikipedia: ニューディール政策

オズの魔法使い Alone in Iz World

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