Home > ボブ・ディラン自伝『クロニクルズ』 > 世界一のおじいちゃん CHRONICLES #320

世界一のおじいちゃん CHRONICLES #320

八幡町 2006年1月30

サン・パイは壁の毛沢東ポスターをちらりと見て、妙なことを言います。

「戦争は悪いものではない。人口を減らしてくれる。地球上には戦争を自由に浮かべておけばいいんだ」

-----------------------------------------------
In my mind's eye, I saw blood being splattered and spilled. Whatever he was getting at, I didn't believe like that. "Does you consience bother you? It doesn't matter, a man's consience is useless, clear or guilty, a live man's is anyway." This conscience stuff would stick in my mind.

僕の心の目には、血が跳ね飛ばされてあふれ流れるのが見えた。彼が何を言いたいのであれ、僕にはそんなことは信じられなかった。「良心が痛む? そんなものはどうでもいい。人の良心なんて、何の役にも立たない。清らかだろうが、罪深かろうが、生きている人間の良心なんてのはとにかくそんなもんだ。」この良心の話は、ずっと僕の心にひっかかている。
-----------------------------------------------

こうしてみると、ディランは真っ直ぐな、良心の人なんですね。
学生時代に私が出会った自称インテリたちは、どうにもひねくれまくった、良心のかけらもない奴が多かったのを思い出します。

Googleで検索したら、京都大学歴史研究会の方の論文がヒットしました。
「人口論」というのは、まゆつばなものが多いように思います。

 →中国の人口問題

ディランは一つ買い物をすることにします。
前に出てきた「世界一のおじいちゃん(WORLD'S GREATEST GRANPA)」というバンパー用ステッカーです。
数年でおじいちゃんになるからというようなことを書いています。
それも、1ダースぐらい必要になるぞと。
あらら、ディランったら。
サン・パイはお金を受け取ろうとしませんでした。

-----------------------------------------------
"Get everything you need, then?" he asked.
"Yeah, but I need some more," I said.

「必要なものはみんな揃ったのかね」と、彼は尋ねた。
「ああ、でももっともらってもいいね」と、僕は言った。
-----------------------------------------------

ただいまp.209です。

BlogPet


幻泉館 リンク用バナー

Comments:1

BlogPetのヒナ 2006年1月31日 09:58

悪いものではない学生時代など思います
広い清らかやバンパーなどを自称する

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.gensenkan.net/~blog/mt-tb.cgi/802
Listed below are links to weblogs that reference
世界一のおじいちゃん CHRONICLES #320 from 幻泉館日録

Home > ボブ・ディラン自伝『クロニクルズ』 > 世界一のおじいちゃん CHRONICLES #320

Search
Feeds

Return to page top