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2006年1月 Archive

バンザイ!

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月31日 16:59
  • 音楽

そろそろ大学入試も始まったようですね。
早稲田にはバンザイ同盟というのが現われて、合格発表を盛り上げたりします。
70年代に生まれたサークルのはずなんですが、公式サイトを見に行っても、最近のことしか書いてありません。
今の学生さんは知らないんでしょうね。
それで「伝統」とやらを誇るのはいかがなものか。
なんちって。

 →早稲田大学バンザイ同盟

そういえばウルフルズのヒット曲に「バンザイ」というのがありました。

 ♪ イエーイ! 君を好きでよかった
 ♪ このままずっと ずっと 死ぬまでハッピー

こういうポジティブな歌はいいですね。
あれからもう十年経つそうで、十周年記念バージョンというCDが出ました。
19曲入り+DVDというので、ちょっと欲しいなと思っています。

こういうバンザイはいいんですが、なんとかいう外相が言ってたバンザイはいただけません。

「英霊からすれば天皇陛下万歳と言ったのであって、総理大臣万歳と言った人はゼロだ」

いったいどれぐらいの人が「天皇陛下万歳」と言って亡くなったのでしょうか。
年寄りの話を聞くと、それはフィクションであるように思います。
坂本龍馬の名前も勝手に靖国神社の名簿に載せられているそうですが、龍馬がそんなことを言って亡くなったはずもありません。

さすが「臣茂」を称した戦後名宰相の孫と、東京新聞筆洗も皮肉を言っていますよ。
今の内閣の閣僚は、言ってることがめちゃくちゃですね。
自民党+公明党で、恐いものなどないのでしょう。
そう、ブッシュのアメリカが好き勝手を言ってるのと同じことです。

ところで、天皇を政治的に利用しようとなどしないほんまもんの右翼諸君は、外来語の「万歳」は好まないようですね。
やまとことばの「いやさか(弥栄)」などの方がよろしいようです。

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世界一のおじいちゃん CHRONICLES #320

八幡町 2006年1月30

サン・パイは壁の毛沢東ポスターをちらりと見て、妙なことを言います。

「戦争は悪いものではない。人口を減らしてくれる。地球上には戦争を自由に浮かべておけばいいんだ」

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In my mind's eye, I saw blood being splattered and spilled. Whatever he was getting at, I didn't believe like that. "Does you consience bother you? It doesn't matter, a man's consience is useless, clear or guilty, a live man's is anyway." This conscience stuff would stick in my mind.

僕の心の目には、血が跳ね飛ばされてあふれ流れるのが見えた。彼が何を言いたいのであれ、僕にはそんなことは信じられなかった。「良心が痛む? そんなものはどうでもいい。人の良心なんて、何の役にも立たない。清らかだろうが、罪深かろうが、生きている人間の良心なんてのはとにかくそんなもんだ。」この良心の話は、ずっと僕の心にひっかかている。
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こうしてみると、ディランは真っ直ぐな、良心の人なんですね。
学生時代に私が出会った自称インテリたちは、どうにもひねくれまくった、良心のかけらもない奴が多かったのを思い出します。

Googleで検索したら、京都大学歴史研究会の方の論文がヒットしました。
「人口論」というのは、まゆつばなものが多いように思います。

 →中国の人口問題

ディランは一つ買い物をすることにします。
前に出てきた「世界一のおじいちゃん(WORLD'S GREATEST GRANPA)」というバンパー用ステッカーです。
数年でおじいちゃんになるからというようなことを書いています。
それも、1ダースぐらい必要になるぞと。
あらら、ディランったら。
サン・パイはお金を受け取ろうとしませんでした。

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"Get everything you need, then?" he asked.
"Yeah, but I need some more," I said.

「必要なものはみんな揃ったのかね」と、彼は尋ねた。
「ああ、でももっともらってもいいね」と、僕は言った。
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ただいまp.209です。

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白いメリーさん

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月31日 00:14
  • 映画

今日の(1/30)東京新聞「TOKYO発」は、ドキュメンタリー映画『ヨコハマメリー』の紹介だった。

中央に、メリーさんの写真が掲載されている。
真白な化粧、白いドレス、白いハイヒール。
1993年に写真家森日出夫さんが撮影したものだそうだ。
異形のメリーさんは、当時70歳ぐらいだろう。

都市伝説ではなくて、横浜の街に本当にいた、白いメリーさん。
メリーさんは40歳から35年間街に立ち続けた、街娼だった。

メリーさんは95年12月に故郷に帰り、そして2005年に亡くなったそうだ。
横浜に生き続けていた「戦後」。
「横浜はアメリカの国だった」という記憶を、メリーさんは象徴していた。

私がアルバイトをしていたコンビニに、奇妙な老婆が現われたことを以前書いたと思う。
コーヒーを注文し、それにインスタントコーヒーをぶちこんで飲んでいたおばあさん。
メリーさんの写真を見た時に、そのおばあさんを思い出した。

 →東京新聞:ヨコハマメリーさん伝説

 →神奈川新聞:ヨコハマメリー

 →港のメリーさん

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遠くで汽笛を聞きながら CHRONICLES #319

 →[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]
千本浜 2006年1月29日

サン・パイはディランの奥さんが入ってきたので、冗談を言います。

「何やってるの? 晩飯かなにかまでいるつもりかね?」

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A train whistle blew in the distance and brought me to my senses. There was something pleasurable about hearing it. I said I wasn't too positive we could do that.

遠くで汽笛が聞こえたので、僕は正気に帰った。汽笛を聞くのはなんだか嬉しいものがある。そこまであつかましいことはできないよと、僕は言った。
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ディランは列車の音がが好きなんですね。
線路を伝わってくる音も好きだし、汽笛も好きだし。
電車ではなくて、汽車の方が似合います。

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Sun Pie wore gold rimmed spectacles. Every once in a while sunlight would shoot off like sparks -- like comets from a dark sky blasting of the rims.

サン・パイは金縁のメガネをかけていた。時々日の光が当たって火花のようにきらめいた。暗い空からやって来た彗星がメガネの縁にぶつかったみたいだった。
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妙なことを覚えているものですね。
詩情あふれるというか、あふれすぎかも。

「ちょっと前にカントリーの女王がここに来て、真鍮の灰皿を買ったんだ」
「誰だったのかな?」
「スウィート・キティ・ウェルズ」
「ほお」

これはわかりません。

 →Artist Biography - Kitty Wells

ただいまp.208です。

 →遠くで汽笛を聞きながら
  音量注意!

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火星のタイムスリップ

でみ庵さんのところで、P.K.ディックの『スキャナー・ダークリー』が出ているのを知りました。

 →フィリップ・K・ディックと江原 啓之を購入

以前『暗闇のスキャナー』というタイトルで出ていた本の新訳ですね。
それは山形浩生訳。
今度は浅倉久志訳。
あんまり訳者は意識していなかったけど、ディックの本は浅倉訳がおもしろかったというものが多いのです。

後で近くの本屋さんに行ってこよ。

そういえばディックの短編集はペーパーバックで何冊か買ったけど、長編は原文で読んだことがなかったのです。
急に『火星のタイムスリップ』が読みたくなりました。

amazonで検索すると、おお、ありますな。
"Martian Time-Slip"がペーパーバックで1190円ナリ(悪税込み)。
これだけだと1500円に達しないので、ついでに"A Scanner Darkly"(悪税込 1402円)も頼むか。
楽天市場では扱っているところがないし、amazonへはリンク張れないのよ。

以前『火星のタイムスリップ』のことは少し書いたなあと思ったら、なんと井上陽水「桜三月散歩道」(1973年) というタイトルの日記でした。
一日に一つしか投稿できなかったから、何でも詰め込んでいたんですね。
その部分だけ抜いて再掲しておきます。


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私の好きな小説に、P.K.ディックの『火星のタイムスリップ』というのがあります。
すごいタイトルでしょ、「火星」で「タイムスリップ」よ。
もう本当に三流空想科学小説という感じ。
実際に舞台は火星で、タイムスリップが描いてあるんだから、そのまんまのタイトルなんですが、それでもやっぱり悲しい傑作なのですよ。

この作品では分裂病に関して独特の解釈がなされています。
ディックによれば、病者は時間の流れ方が違うだけなのである。
時間の流れ方が違う世界があれば、病者はそこで自然に暮らせる。
だけど、それぞれの世界は互いに認識することができない。
病んだ少年を、父親がその時間の流れ方の違う世界へ送り出す。
こんな論理で意識と存在を逆転させてしまうのが、ディックの手法です。

実際ディックも関係妄想とか被害妄想があったようで、事実はよくわかりませんが、少なくとも本人はFBIと孤独な闘いを続けていたようです。
ただ、ディックの場合はそれが独特な作品世界を形作り、傑作群を生み出していったわけですね。
幻泉館主人も普通の感覚とは時間の流れ方が少し違うのかもしれません。
でも、傑作を生みだしたりしないのが悲しいところですな。
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Martian Time-Slip

火星のタイム・スリップ

A Scanner Darkly

スキャナー・ダークリー

BlogPetスキャナー・ダークリー


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寒い国から帰ってきたスパイ CHRONICLES #318

 →[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]
千本浜 2006年1月28日

二行開くのですが、話はあまり変わりません。

ディランの奥さんは店内を見た後、また外に出てジョン・ルカレ(John le Carre)の本を読んでいました。
あれ、ジョン・ルカレって誰だったかな。
ああ、そうだ、スパイ小説の大家だ。

『寒い国から帰ってきたスパイ』
The Spy Who Came In from the Cold

『鏡の国の戦争』
The Looking Glass War

『パーフェクト・スパイ』
A Perfect Spy

『ドイツの小さな町』
A Small Town in Germany

『ロシア・ハウス』
The Russia House

私の場合はタイトルをよく見かけたなという程度で、まるで接点がありませんでした。

 →the official John le Carre website

ゴルバチョフ書記長がペレストロイカを推進していたころですね。
どんな小説を読んでいたのでしょうか。

そういえば、もう少し後のことですが、高田馬場で街頭インタビューの取材をしたことがあります。
留学生に出身国を尋ねたら、「ソ連」と答えてからちょっと間を置いて、「ロシアです」と言い直していました。
ソ連の崩壊は、ロシアの民族主義高揚と一緒にやってきたんですね。

ディランの奥さんそれからまた店内に戻ってきて、眉毛を描いたりしています。
出発の準備だということらしいです。

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過激派

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月28日 12:25
  • 日常雑記

2005年1月22日 夕焼け通り商店街

朝日新聞の見出しに「過激派」の文字が踊っていた。
パレスチナ人民の民意がハマスを支持しているという事実に不満なようだ。
選挙の結果で多数を占める党派が「過激派」とは形容矛盾ではないだろうか。

朝日は都知事選挙の結果に「極右」と書いてくれたかな。
直接抗議の来ない外国のことだと、言いたい放題らしい。

御立派なことを言いながら、お気楽な御用新聞ばかりになってもらっては困るわ。
NHKじゃないんだから、

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苺の季節

6月のウィンブルドン大会で名物となっているように、イチゴは夏の果物なのです。
でも、隣町がイチゴ狩りを売り物にしていたりするので、私はどうも苺というと早春のような気がしてしまうのです。
ところが、このごろは早くも一月から既にイチゴの季節になってしまっているようですね。

milkyプリン

「苺の季節」というと、なんといってもコールドウェルの短編小説です。
初めて読んだのは、従姉が買っていた『週刊セブンティーン』か何かに載っていたのだと思います。
『週刊セブンティーン』は1968年創刊だということなので、私は中学生になっていたのでしょう。
石井いさみさんが挿絵を描いていたように記憶していますが、これは勘違いかもしれません。

 →集英社:発展期

その昔に新潮文庫で買った短編集がどこかにあるはずなんですが、そんなに都合よく発掘できるはずもありません。
原文"The Strawbery Season"がデジタル化されてないかと探したけれど、だめでした。
残念。

「苺の季節」は、苺つみの季節労働に励む若者の一瞬を描いた小説です。
女の子の襟元から背中に苺を落として、ブラウスの上からぺちゃんと叩いてつぶすといういたずらが流行っていたのですが、主人公の「僕」は女の子の胸元にそれをやってしまったというような話でした。
中学生の私は、それにとってもドキドキしたんでしょうね。

一時期は高校の英語教科書にも載っていたようですが、私が高校生の時に使った教科書は、それではありませんでした。

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グッバイ・ザ・ディランII

グッバイ・ザ・ディランII
グッバイ・ザ・ディランII 歌が駆けぬけた! 69‐74―糸川燿史写真集

シングル「島人ぬ宝」と一緒に注文を出しておいたのが、糸川燿史さんの、この写真集。
amazonでは1500円を超えないと、送料を取られてしまうのですよ。

1974年に『プレイガイドジャーナル』別冊「ぷがじゃまがじん」第一弾として刊行された本の増補復刻版です。
1974年11月30日、大阪中之島公会堂で開かれたザ・ディランIIのラストコンサートをフィナーレに、当時の関西の熱い文化が焼き込まれています。

1969年の「ハンパク(反戦のための万国博)」や1970年の国際反戦デーの写真に始まり、喫茶店「ディラン」、26号線、春一番やフォークジャンボリーといったイベント。
もちろん若き日のまさじさん、恭蔵さん、永井洋さん、風太さん、友部正人さん、中川五郎さん、イサトさん、加川良さん、渡さん……。
黒テントや劇団日本維新派といった劇団や舞踏の写真も多くて楽しいです。

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 すべては「ディラン」からはじまり、
 そしてぼくは、そこから飛び立った。
 あれから30年。
 ぼくは唄うことをやめなかったし、
 糸川さんは撮ることをやめなかった。
 それは互いに、
 自分の心の景色を見つけだすための旅だったからか。 
                   ──大塚まさじ
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偽善への自由 #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月26日 01:52
  • テレビ

今日(1/25)の東京新聞芸能ワイド面のコラム「言いたい放談」は、「スチャラカ社員」や「てなもんや三度笠」の時代からテレビ番組の名プロデューサーとして知られた澤田隆治さん。

私はライブドアの捜査から幹部逮捕の際に繰り返して流された映像をなんだか変だなあと眺めていたのだが、澤田さんもそのことを指摘している。

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……それまで「時代の寵児」と持ち上げていたテレビは、同一人物の映像を使い、一転してたたく論調のナレーションをつけて放送している。
 時間に制限のあるテレビでは、弱点をカバーするためのやむをえない手法なのだが、私は戦後のニュース映画が、戦時中の映像を、戦争犯罪の動かぬ証拠として使っていたのを思い出し、この手法に強い違和感を覚えた。
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昨年末の株主総会後の忘年会を撮った映像。
オウム真理教事件の報道で使われる、選挙運動のステージ映像と、何とよく似ていることか。
当然ながら視聴者には、ライブドアという企業が、オウム真理教と似た組織だったという印象が刷り込まれていく。

もとより、オウムとライブドアの類似点などいくらでも簡単に見つかる。
ただ、そんなことをして遊んでも、あまり意味のある結論が出たりするものではない。

分析に意味があるとすれば、それはテレビのあり方を検証するということになるのだろう。

 →偽善への自由

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  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月26日 00:54
  • 音楽


めずらしくシングルCDを買いました。
BEGINのMAXIシングル『島人ぬ宝』。

いい曲ですね。
でも、実は2曲目に入ってる「波」が聴きたかったのです。
どんとの曲。

 ♪ 波に抱かれて 島の唄を唄へば
 ♪ ホロホロ涙が こぼれおちる
 ♪ ここはお国か 波の音もなくて
 ♪ 叫んでみたけど 届かぬ想い

 ♪ お?い お?い お?い 波
 ♪ お?い お?い お?い また
 ♪ お?い お?い お?い 波

 ♪ 答へておくれ

3曲目はあのものすごく長いタイトルの曲です。

「それでも暮らしは続くから
 全てを 今 忘れてしまう為には
 全てを 今 知っている事が条件で
 僕にはとても無理だから
 一つづつ忘れて行く為に
 愛する人達と手を取り
 分けあって
 せめて思い出さないように
 暮らしを続けて行くのです」

勝手に改行を入れてしまいましたが、これがタイトルです。
歌詞の方がずっと短いのです。

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市民ナベツネ CHRONICLES #317

千本浜 2005年1月18日

ユダヤの民族記を聖典とする一神教の世界では、洪水に神の意志といったイメージがつきまとうのでしょうか。

サン・パイは椅子にニス(varnish)を塗っています。
周囲が汚れないように、新聞紙を広げています。

-----------------------------------------------
"That's a weapon," he said, pointing to the newspaper. "I just use it to protect my floor. It's a weapon in the hands of bad people. Miserable devils. They don't know beans."

「そいつは武器だ」と、新聞を指さしながら言った。「俺は床を汚さないように使っているだけだ。悪い奴らの手に渡れば、武器になる。みじめな悪魔だ。知恵なんてまったく持っちゃいない」
-----------------------------------------------

 →あの映画のココがわからない:市民ケーン

サン・パイの言葉はいちいち含蓄があるように聞こえます。
だからディランもよく覚えているのでしょう。

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"There's no equality down here. Some of us are special. Some of us are aren't. Some down here are tougher and smarter than others, some are less weaker and less wise. Can't help it. can't help how you're born.
"
「この現世には平等なんてものは存在しない。特別な連中もいるし、そうではない連中もいる。他の者より強くて賢いのもいれば、弱くて賢くないのもいる。それは仕方がない。そういうふうに生まれるのは、仕方がないことなんだ。
-----------------------------------------------

さらに医者や、病気になる者、工員、統治者、大工、弁護士、こんな職業を挙げて、人間の不平等なることを弁じます。

「この世で善なることなんて、もうすべて行なわれてしまったのかもしれない」と、妙に悟ったような言葉の後で、突然ブルース・リーの名前を挙げます。
ブルース・リーは悪党を全部やっつけたのだそうです。

-----------------------------------------------
Sun Pie was one of the most unique characters, the kind of guy who would be a center of a procession in a parade, or maybe he'd be the nucleus of a mob.

サン・パイは最高に珍なる人物であった。パレードの行進の中心にいるか、あるいは暴徒の中心人物であるかもしれない、そんな類いのやつだった。
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ディランはサン・パイの与太話をとてもおもしろがっています。

ただいまp.208です。

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ハリケーン CHRONICLES #316

千本浜 2005年1月18日

帰るべき時が来たと言いながら、サン・パイとの対話が続きます。

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"There used to be racetracks and stables around here," he said. "A hurricane came through about a hundred years ago, water twelve feet high. Two thousand people gone -- lost their lives. When the storm comes, you beg the Master, 'If you just keep me from gettign killed, I'll do anything you say.'"

「昔はこのあたりに競馬場と厩舎があったんだ」と、彼は言った。「百年ほど前にハリケーンが来て、水位が12フィートも上がった。二百人の人がいなくなった……亡くなったんだ。嵐が来たら、主に祈るんだ。『死なずに済んだら、おっしゃることは何でもします』」
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実際に昨年のニューオーリンズの惨状を知っているので、このサン・パイの言葉が重く感じられます。

-----------------------------------------------
"Whom the Master wishes to kill, the Master kills."

「主は殺したいと思った者を、殺す」
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サン・パイは祈るしかないと言うのですが、でも、あれは人災だったのではないでしょうか。
行政がきちんと対処していれば、かなりの人数の命が救えたことでしょう。

私は小さな頃、狩野川という川の近くで暮らしていました。
狩野川台風という有名な台風は記憶にないのですが、橋桁に水死体がひっかかたりしていたそうです。
その翌年の伊勢湾台風を最後に、日本では大規模な台風災害はなくなったということです。
治水や防災体制が整ったからですね。

 →[狩野川台風]

私も狩野川の氾濫が一度だけ記憶に残っています。
以前書いたことがあると思いますが、近くの神社に避難して、一夜を明かしました。
逃げて行く時、既にどぶがあふれていました。
社務所のようなところに泊まったのですが、鳥籠にカナリアがいたことを覚えています。

夜が明けると、空はもう晴れているのですが、国道一号線が川のようになっていて、ゴムボートで行き来している人達がいました。
たぶんまだ買って間もないテレビが水に浸かったので、基盤をむき出しにして縁側で乾かしました。
父や母が買っていた文学全集も水に浸かったので、乾かしたはずです。
今も、その痕が本に残っています。

ただいまp.207です。

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七つの子

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月24日 11:59
  • 音楽

 ♪ 烏 なぜ啼くの

さすがにこの頃は、この後に続けて「カラスの勝手でしょ」と歌う子はいなくなったのだろうか。
もちろん「山に 可愛い七つの 子があるから」カラスは啼くのだ。

この「七つ」がどうにも不思議だった。
「七羽」と歌ってくれれば疑問はなかったのだが、「七つ」はどうも子の数え方として抵抗があった。
七羽というのも、カラスの子としては数が多過ぎるように思った。

で、ふと思いついてGoogleで検索したら、一発で疑問が解けたのです。
すげえな、クッキー・モンスター。

 →七つの子

「カラス」で検索すると、トップに来るのは「カラス研究室」というサイトです。
とにかくカラスに関しては何でも教えてくれそうですごいです。

 →カラスの研究室

写真入りでカラスをシチューにして食べてしまうところまで載っていました。
ついいろいろと仮託したくなる存在だけに、少し悲しいです。

 →「カラスのきのこシチュー」

カラスはうちのヒナ(♀猫 10歳)より賢いんだよなあ。
明烏、闇夜に烏、鷺を烏、八咫烏、曇り硝子、声を嗄す、尾羽打ち枯らす、マリア・カラス……。

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クッキー・モンスター

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月23日 12:56
  • PC & network

私が普段使っているブラウザ(Mozilla Firefox)はクッキーが大好きで、毎日たくさん食べています。
アクセスしたサイトが、がんがん食わせてくれるのです。

もちろんMicro$oftのInternet Explorerも同様にクッキーが大好きで、たとえばWindows XPで楽天広場にアクセスすると、[c:\Documents and Settings\gensenkan\Cookies]という場所に、[gensenkan@plaza.rakuten.co.txt]なんて名前のファイルを勝手に作ってしまいます。

[gensenkan@plaza.rakuten.co.txt]の中を覗いてみると、接続IPの他にわけのわからない数字がたくさん並んでいます。
食らい込んだクッキーは、サイトの方から要求されると、また吐き出すことになっています。
このクッキーのおかげで、アクセスする度いちいちパスワードを入力しなくても、ログインした状態を続けていられるのです。

Googleで検索をすると、その度に同様なクッキーを食わされます。
Googleのクッキー[gensenkan@google.txt]の中には、[ID=][TM=][LM=][S=]などという情報が、数字で記録されています。
Googleはこの情報を蓄積して、何かに使うのでしょう。

自分のPCの中に勝手な情報を蓄えたり、それを読み込んだりされるのは、あまり気持ちの良いものではありません。
そこで、私は毎日クッキーを消去することにしています。
Firefoxの場合は消去が簡単にできるようになっていますし、ブラウザを終了する度に消すという設定にもできます。

Micro$oftのInternet Explorerを使っている人は平気でクッキーを食いまくって腹一杯になっていることが多いようですが、なるべく消しておいた方がよろしいかと存じますよ。
老婆心ながら。

Get Firefox
Get Thunderbird
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気絶するほど悩ましい

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月23日 10:47
  • 音楽

困ったなあ。

ニューポート・フォーク・フェスティバルのDVDが欲しいんです。
amazonで検索したら、日本盤(リージョン 2)が4935円(悪税&送料込)。
楽天市場で検索すると、「い?でじ!!」で3944円(悪税込 送料別)。

2割引で「い?でじ!!」の方が安いじゃん、なんですが。
さらにamazonで検索すると、輸入盤(リージョン 1)なら1815円(悪税&送料込)なんですわ。
半分以下。
これでは考えてしまうなあ。

"No Direction Home"も輸入盤で買ってあることだし、どれか一台のPCのDVDドライブをリージョン1に変更するか。
それともリージョンフリーのDVDプレイヤーを購入するか。
ヤフオクで検索したら、数千円で買えるみたいなんだよなあ。
でも、あんまりプレイヤー増やしたくないんだが。

 →DVDプレーヤー & リージョン

う?ん。
う?ん。

ニューポート・フォーク・フェスティバル?フィーチャリング:ボブ・ディラン、ジョン BlogPet


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大きいことはいいことだ #3

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月22日 04:21
  • 日常雑記

昨日のニュースで一番驚いたのは、大学入試センターの記者会見だ。

「ICプレイヤーの不具合の申し出はゼロだと思っていた」

50万台ものICプレイヤーの再生にまったく不都合が起こらないなどということがあるのだろうか。
機器の初期不良、操作ミス、外部の騒音。
数百人の申し出で済んだのは、むしろ僥倖と言ってもいいのではないか。


元々問題の本質は、まともな入試問題を作れない大学が増えたことにある。
作れないんだったら、試験をしなければいいだけだ。
でも、もちろんそんなことにはならない。

大学入試センター試験という制度は、大予備校が支えているシステムだ。
センター試験実施後に各予備校が発表する「ボーダー予想」なしでは、国公立大学の入試は成り立たない。
大学入試センターなんぞ行政改革でなくなってもおかしくない組織なのだが、そんな動きはまったくない。

原子力発電所。
東京証券取引所。
大学入試センター。

どうしてこうも簡単に巨大システムの無謬性を信じることができるのか。

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流されて CHRONICLES #315

千本浜 2006年1月3日

本を職場の引き出しに置き忘れていたので、"CHRONICLES"を読むことができないでおりました。
お話を忘れてしまいましたわい。

サン・パイはディランに尋ねます。

「あんたはお祈りをするんだったな。何を祈るんだ? 世界のために祈るのか?」
「自分がもっと優しい人になれるようにって」

ディランは世界のために祈るなんて考えたことはなかったそうです。

-----------------------------------------------
There was still a light drizzle outside, and you could hear it softly on the tin roof. New Orleans was beginning to pull on me and I was feeling the weight of the line.

外ではまだ霧雨が降っていて、トタン屋根に当たる音がかすかに聞こえた。ニューオーリンズが僕を引っ張り始めたので、その綱の重さを感じていた。
-----------------------------------------------

ラジオからは"Sea of Love"が聞こえてきました。

"Sea of Love"は検索するとHoneydrippersばかりヒットしてしまうのですが、元々は50年代のヒット曲のようですね。
ほお、同名の映画では、Tom Waitsが歌ってるんですか。
知らなんだ。

 →SEA OF LOVE: Phil Phillips & The Twilights
  [音量注意!]

効果音としてぴったりの曲です。
ディランは、どこかに流されていたのが、また戻る時が来たように感じたそうです。
録音に戻らなければならない時が近づいてきたのです。
張り詰めて疲れきったディランの精神は、休養をとることができたのでしょうか。


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昭和のサムライたち #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月21日 02:52
  • 日常雑記

本館へのコメントで、なもさんが「必勝合格 ダルマサイダー」を教えてくださいました。

 →必勝合格 ダルマサイダー

ホームページに行くと、社長さんが「遠州森町に祀られている由緒正しき天神社で」神主さんに祈願してもらっている画像があって、かなり笑え……ごほん、楽しいです。

これは買わなくては。
ということで買ってきたのが、下の画像です。
一緒に「ハイレルモン」も仕入れてきましたぞ。

必勝合格 ダルマサイダー
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良い奴隷 悪い奴隷

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月21日 00:33
  • 日常雑記

ひどい話やなあ。
米国産輸入牛肉。
やっぱりなあ。
危うく「貧乏人は肉を食え」になるところじゃった。

なになに?

小泉政権の経済改革が「所得格差の拡大を加速」させている?
小泉政権の経済改革が「生活保護世帯の増加や自殺者の増加」を招いている?
小泉政権の経済改革によって「低所得者層の教育機会が奪われて」いる?

そんなのは見かけ上の問題だ。

と、内閣府の連中が言ってるそうな。

古代ギリシャの奴隷のことを思い出したぞ。
巧みな動物寓話によって奴隷の心掛けを説いたおかげで、奴隷の身分から解放されたイソップという男のことだ。

欲を出してはいけない。
今ある物に満足して、マジメに働きなさい。

 ♪ そうだよ!
 ♪ 今いる所が一番いいのさ
 ♪ オレのこと聞いてりゃ まずまずさ!?
 ♪ お役人だってテレビで いってたよ!
                銭がなけりゃ/高田渡

もっとも、イソップも最期は市民たちに殺されたようだがね。


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父の鞄 #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月20日 15:50
  • 日常雑記

千本浜 2006年1月1日


父さんが最期に使っていたのは、茶色い革の鞄だった。
あれは精一杯の贅沢品だったのだろう。

現実に耐えられなくなると、父さんはその鞄を持っていなくなった。
山の中の温泉地や、大空襲のあった海軍工廠の町。
半世紀近く前に何かを見た場所に、父さんは現われた。

思い出と、壊れた夢と、幻と。
そんなものを拾っては、鞄に入るだけ詰め込んでいたのだ。
他の者にとってはがらくたでも、それを入れる鞄はとびきり上等なものでなければならなかったのだろう。

最期の父さんの茶色い鞄は、古い宝箱のような形をしていた。

BlogPet グッバイ・ザ・ディラン2
グッバイ・ザ・ディラン〈2〉歌が駆けぬけた!69‐74―糸川燿史写真集


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父の鞄

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月20日 02:59
  • 日常雑記

千本浜 2006年1月1日


あの頃、父さんは黒い鞄を持って会社に出かけていた。
警備の仕事をしていたので、夜勤明けには雨戸を閉めて寝てしまう。
鞄は入り口の外の壁に立てかけてある。
父さんが眠っている間は、黒い鞄もじっと休んでいる。

僕は小学校から帰ると、その鞄に土産が入っていないか覗く。
屑菓子が入っていたりするのは、会社に何か物売りが来ると、すぐにかわいそうだと言って買ってしまうからだ。

会社に書店の外商の人が来るようになり、創刊されて間もない「週刊少年キング」も持ち帰るようになった。

わくわくしながら、雑誌が入っていないか確かめる。
毎月刊行される国民百科事典、吉川英治全集。
出張をした時は、大人が読む週刊誌も入っていた。

タバコのにおいのしみついた、安物の黒い鞄。
今思えば薄い鞄なのだが、中が何層にも分かれて、それがいろいろな世界に繋がる入り口のように見えたっけ。

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昭和のサムライたち

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月19日 02:39
  • 音楽

 ♪ あなたは 昭和のサムライよ

何の歌かわかりますか?
受験浪人のことを歌ってるんです。
1975年の曲で「昭和のサムライたち」。
歌っていたのは中沢厚子さんで、作詞が松本隆さんです。

中沢厚子さんはELECから「いつかある日」などを出していた、きれいな声の正当派フォークともいうべき歌い手さんでした。
吉田拓郎さんと「男の子女の娘」をデュエットしている人といった方が、わかりがいいかもしれません。

中川五郎さん&高石友也さんの「受験生ブルース」といい、「昭和のサムライたち」といい、当時の深夜放送は受験生文化だったんですね。

ナッチャコ(野沢那智&白石冬美)パックには、「早稲田の星」という常連投稿者がいましたっけ。
この人は結局立教大学に進学したのだったと思います。

中沢厚子さんのファーストアルバムが復刻されるようですが、残念なことにこの曲は入っていません。
「昭和のサムライたち」はメジャーデビュー後に出たのでしょう。

<1/25発売>中沢厚子 ファーストアルバム【紙ジャケ】

なぜこんなことを思い出したかというと、受験生向けゲンかつぎのお菓子を買ってきたからです。
すごいですよ。
おやじギャグのオンパレード。
「キットカット」はもう別格のようです。
試験に「ウカ?ル」
木から落ちない「コアラのマーチ」
「さくらさく! コーラ縁起が いいよかん」は、3種類のキャンディです。

今週末はセンター試験なんですね。
アタシらのころ、そんなものはありませんでした。
ま、とりあえず。
がんばれ、受験生!

がんばれ、受験生!

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第一の敵 CHRONICLES #314

千本浜 2006年1月1日

サン・パイは自説を展開します。

「中国人」は仲間割れを起こしていたので、簡単に白人に征服されてしまった。
今また「中国人」がやってくる。
それは戦争という形ではない。
そのうちペルーあたりまで、「中国人」だらけになってしまう。

ラジオからはデール&グレース(Dale and Grace)の"I'm Leaving It Up To You"が流れています。
1963年のヒット曲だそうです。

 →Dale & Grace - Sweethearts of the Sixties

 →I'm Leaving It Up To You

ん?、ジャケ写真がすごいですなあ。
MIDIはリンク切れが多かったのですが、ここなら聴けるようです。
すごい曲数のオールディーズですな。
ディランの曲も5曲置いてありました。
さて、どの曲でしょうか。

 →Gecadero's Midi Sequencing

ディランはサン・パイの顔をどこかで見たような気がするのですが、思い出せません。
ゆっくりと話すのに、なぜか騒がしい感じがする話し方なのだそうです。

サン・パイの黄禍論もしくは失地回復論を読みながら、ウカマウ集団の映画を思い出しました。

 →第一の敵

ただいまp.206です。

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ポケットいっぱいの秘密

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月17日 16:14
  • 日常雑記

学生時代、帰省すると家に妙な食品があった。
NASAの宇宙食云々という能書きの保存食品。
東海大地震に備えろと、のんびり市が半ば強制的に買わせたものだ。
ヘルメットや懐中電灯はともかく、こんなジャンクを高い値段で、ずいぶんひどい商売をするなと思った。

今日の東京新聞「筆洗」は珍しく一商品の話に終始している。
非常用品の持ち出し袋は不便なので、ジャケットにポケットをたくさん付けてそこに非常用品を詰め込んだという「防災ジャケット」。
袖を取り外して避難靴に転用するというアイデアは、確かに秀逸だ。

名前は「ノイエバイタル」で、紐を引けば救命浮袋になるのが、「2型」。
「筆洗」に開発した方の電話番号が載っているのも異例。

なんとなく楽天市場で検索したら、ちゃんと売っていた。
しかし、「ノイエバイタル」が21,000円(悪税・送料込)で、「2型」が37,800円(悪税・送料込)は、ちょっと高いなあ。

このお店を見ると、「ノイエバイタル」の収納キットだけだと特別価格5,775円(悪税込・送料別)。
私は元々ポケットの多い上着や鞄が好きなので、そういうポケットに詰められるだけ詰め込んでおけばいいのかな。

災害時に身軽に動け、高齢者にも安心「着る」非常持出袋ノイエバイタルV1
 →「着る」非常持出袋ノイエバイタルV1

 →「着る、非常持出袋」ノイエバイタルV2
ノイエバイタルの収納キットです!バイタルキットBlogPet


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満月の夕 #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月17日 00:26
  • 音楽

2006年1月13日


今年もまた1月17日がやってきた。

それはまた明日、突然やってくるのかもしれない。
瓦礫の中で助けを求めて、焼け死ぬのは私だ。
疲れきって仮設の中で孤独な死を迎えるのは、私の母だ。
1月17日とは、そういう日なのだ。

暮れに沢知恵さんのアルバム『わたしが一番きれいだったとき』を注文した時、一緒にマキシ・シングルの『死んだ男の残したものは/満月の夕』も購入した。
そう、「満月の夕」が聴きたかったのだ。

この人は情感がこもると、日本語と朝鮮語がまざったような発音で歌う。
神戸の震災を歌うにはぴったりかもしれない。
歌詞はヒートウェイヴ版の方だった。

 →満月の夕:ヒートウェイヴ版歌詞

 ♪ 夕暮れが悲しみの街を包む
 ♪ 見渡すながめに言葉もなく
 ♪ 行くあてのない怒りだけが
 ♪ 胸をあつくする

 ♪ 声のない叫びは煙となり
 ♪ 風に吹かれ空へと舞い上がる
 ♪ 言葉にいったい何の意味がある
 ♪ 乾く冬の夕

私の場合、「満月の夕」はSOUL FLOWER WITH DONAL LUNNY BANDのアルバム『MARGINAL MOON』でおなじみ。

 →マージナル・ムーン

ソウル・フラワー版の歌詞はnonkey37さんのところにありました。

 →満月の夕 / ソウル・フラワー・ユニオン

他にもガガガSP、平安隆さんや酒井俊さんが「満月の夕」をシングルで出しているようだが、まだ聴いたことがありません。

沢知恵 死んだ男の残したものは/満月の夕
1 死んだ男の残したものは(谷川俊太郎:詩/武満 徹:曲)
2 満月の夕(山口 洋、中川 敬:詞/曲)
3 ここにも(沢 知恵:詞/曲)


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テネシー・ワルツ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月16日 11:26
  • 音楽

有名公園でブルーズを弾き語りするBroom Duster KANさん。
なんといっても聴いてる人を明るくしてくれるのがいいな。
ひとりひとりの前まで行って歌ってくれたり、決めポーズも楽しい。

サービス曲みたいなのが「テネシー・ワルツ」。
これをやると、御年配の方が集まってきて手拍子打ったり、うっとりしたり。
それぞれいろんな思い出があるのかもね。

我々にとってはオリジナルが江利チエミさんみたいなものなので、カタカナ読んだような日本語式の発音も、とてもしっくり来るのだ。
KANさんの場合は「with my darlin'」のところを、「with my baby」と歌う。

 →Tennessee Waltz - Patti Page

 →テネシー・ワルツ(Tennessee Waltz)

以前CDを買いそこねたので、今回はしっかり買ってきた。
演奏の合間に、店開きしているCDを手にとって千円札壱枚也を置くと、KANさんが「元気だった?」
あら、ちゃんと覚えていてくれたんだ。

「インパクトあるから」

え?
アタクシのビジュアルですかい?
そんな……。

Broom Duster KAN
1. Amamian Boogie
2. Baby Please Set A Date
3. Good Morning Blues
4. Got My Mojo Working
5. Look On Yonder Wall
6. Cross Road Blues
7. Sho' Nuff I Do
8. Tennessee Waltz
9. Mr. Bojangles(Part-2)

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迷惑メールにお別れを

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月15日 05:09
  • PC & network

Mozillaのメーラー、「Thunderbird 1.5 日本語版」が正式リリースされてますね。
早速バージョンアップしましょう。

 →Thunderbird 1.5
  Get Thunderbird - 迷惑メールにお別れを

せっかくだから、ブラウザもFirefoxにしてはいかがですか?

 →Firefox 1.5
  Get Firefox

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ニライカナイ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月15日 02:36
  • 音楽

テレビをつけたら、BEGINの比嘉栄昇さんがCMに出ていた。
ああ、暖かいところはいいなあ。
一五一会を弾いている。

違うな、ちょっと小さくて丸い。
普及版の音来(にらい)かな。

CMのサイトを見て驚きました。
あれは「カナイ」だそうです。

 →『海辺のドラフトワン』

ところが、Googleで検索しても、まだそんな楽器は売っていないようです。
音来はいつのまにかいろいろなバージョンができたようですが、「カナイ」は売っていません。
結局、BEGINファンの方のブログでやっと見つけました。

 →沖縄ヲ思フ

ファンクラブの会報に載っていたそうです。
なんとまあ、「一五一会の赤ちゃん、奏(かない)誕生」なんですね。

-----------------------------------------------
この奏の特徴は、(1)見た目にも柔らかな卵形の小さなボディであること、(2)ヘッドの裏に半球型の"かかと"がついているため床に置いてもネックが水平になり、そのままでも弾けること、(3)手に優しいガット弦を採用したこと(一五一会や音来はスチール弦)、という3点が挙げられます。画像でお伝えできないのが残念ですが、とにかくカワイイ楽器です。
-----------------------------------------------

うう。
気になります。
また欲しくなっちゃいそう。
今夜はひさびさに一五一会でちょっと夜泣きです。

BlogPet K.Yairi 一五一会(いちごいちえ)【特典あり】 一五一会の廉価版『音来』(にらい)II ニューバージョン【通常販売分】


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東風 CHRONICLES #313

千本浜 2006年1月1日


-----------------------------------------------
The Beatles blasted away. Sun Pie put down his tools. Behind the man, there were double screen doors that swung optn to the bayou.

ビートルズが吹きやんだ。サン・パイは道具を置いた。その後ろには観音開きの網戸があり、入り江(バイユー)に向かって開かれていた。
-----------------------------------------------

サン・パイは船の修理もやっていたそうです。
何でも屋さんなのね。
お、ディランの奥さんが店に入ってきました。
退屈したんでしょうか。
サン・パイはそちらをちらりと見てから、ディランに話しかけます。

「あんたはお祈りをするかい?」
「うん、まあ」
「それならいい。中国人が占領したら祈らなければならない」

おやおや、これは唐突です。

「ここは最初中国人がいたんだ。あいつらはインディアンだ。赤人な。コマンチ、スー、アラパホ、シャイアン。みんな中国人なんだよ。キリストが病人を癒していたぐらいのころに、ここへやってきたんだ。女も酋長も、みんな中国から来た。アジアからアラスカを通って、歩いてきて、ここを発見した。ずっと経ってからインディアンになったんだ」

先住民の話だったんですね。
ベーリング海は昔陸地だったと聞いたことがあるからその話は本当かもしれないと、ディランは納得しています。

最初は人種的偏見を煽る話かと思ったら、そうではないんですな。
なんだかおもしろそうだと、ディランはサン・パイの話に引き込まれます。

 →インディアンの歴史と現在を知る文献

ただいまp.205です。

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夜の訪問者 #3

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月14日 03:31
  • PC & network

幻泉館サーバが停止してヒヤリとしたのですが、結局また順調に動いております。
13日の金曜日だったから?
ンなわきゃないわな。

健気に動く古いノートPCがかわいいので、ちょっとバックアップを取ったり、ログを眺めたりしておりました。

この6日間。
ひどいなあ、毎日「タリウム+顔写真」や「差別+部落+どこ」という検索語でいろんな連中が飛んで来ます。
被差別部落の地名を知りたいという輩が増えています。
たとえば「北九州」といったように、地域を特定する検索語を付けていることも多いです。

これからは「差別+部落+どこ」で来た連中はIPを公開しようかしら。
別に個人情報じゃないよな。
ブラウザが勝手に垂れ流してる情報なんだから。

 → [差別+部落+どこ] #2

防衛大学校から、「昭和維新の歌」を調べに来てますな。
これは由々しきコトですぞ。
こんな非国民のサイトで「昭和維新の歌」を学習するなんてのは情けないですが。
これは珍しく真っ昼間のお客さん。

 →昭和維新の歌

今週は茨木のり子さんの「わたしが一番きれいだったとき」を検索してやってくる人が多かったようです。
アクセス数ベスト1はこれ。

 →ピート・シーガー「わたしが一番きれいだったとき」

高田渡さんに関する検索で飛んで来た人も多かったようです。
毎日数人の方が訪れる感じ。

 →高田渡「ブラザー軒」

 →高田渡「火吹竹」(1973年)

 →高田渡生誕会57

なぜか今週多かったのが、次のようなもの。
テレビで何かやったんでしょうか。

 →NHKスペシャル『こども・輝けいのち(1) 「父ちゃん母ちゃん、生きるんや」?大阪・西成 こどもの里』

 →オキナワの少年:1970 ぼくたちの青春

 →ヤシカ エレクトロ35(1966年?1975年)

 →平田弘史『血だるま剣法』

ディランや拓郎さんに関しては、いつもコンスタントに検索サイトから飛んできます。

 →ゲンセンカン主人 / MASKED AND ANONYMOUS

 →「ペニーレーンでバーボン」(1974年)

他に「東へ西へ」や「夢は夜ひらく」といった、曲名をタイトルにしたものは訪問者が多いようですね。
そうか、アクセス数を上げたければ、やっぱり有名曲をタイトルにした方がいいのか。

あ、お雑煮関係や「花より団子」も、まだまだ結構な数の人が検索してやって来ます。

 →雑煮自慢

 →花より団子

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秘密が知りたい? CHRONICLES #312

 →[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]
千本浜 2006年1月13日

サン・パイの店で流れていたビートルズは、"Do You Want To Know A Secret?"でした。
1963年のアルバム"Please Please Me"に入ってますね。

 →Do You Want To Know A Secret?
 
 →Do You Want To Know A Secret? : MIDI

 →Do You Want To Know A Secret? : Lyrics

-----------------------------------------------
They were so easy to accept, so solid. I rememberd when they first came out. They offered intimacy and companionship like no other group. Their songs would create an empire. It seemed like a long time ago.

ビートルズはとてもわかりやすくて、すばらしい。僕は彼らが最初に登場した時のことを思い出した。他のグループにはまったくなかった親近感や仲間意識を提供してくれた。ビートルズの歌は帝国を創り出す。ずっと昔のことのようだった。
-----------------------------------------------

この時には、もうジョンは亡くなっています。
確かにずっと昔のことでした。
ビートルズやディランが歌を変えてしまったのですから。

ディランは"Do You Want To Know A Secret?"のことを、「完璧な出来の、50年代風の元気なラブバラッド(a perfect '50s sappy )」だと書いています。
そして「ビートルズ以外には誰にもこんな歌を作ることはできない」と。

元歌は「白雪姫」なんですね。
知りませんでした。

 →いろんなとこからパロディ

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緊急メンテナンスのお知らせ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月13日 18:59
  • PC & network

【追記】

今回はファイルシステムの修復で誤魔化すことができました。
一応復旧しました。
Linuxは強力です。

ただ、元々Windows98で動いていたマシンなので、そろそろ寿命が近いようです。
画像倉庫代わりに御利用の方は、早目にデータのバックアップをとっておいてください。


幻泉館サーバ機のハードディスクが壊れたようです。
緊急メンテナンスに入りますので、しばらく繋がりません。

新しいサーバを立てるので、今夜中には無理かもしれません。

060113moon.jpg


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怪人サン・パイ CHRONICLES #311

千本浜 2006年1月3日


この店の主人はサン・パイという名の年配の男(old-timer)でした。
顔立ちはスラブ人のようだったと書いてあるのですが、どうにも中国系の老人を想像してしまいました。
いかんなあ。

 →怪人フー・マンチュー博士

 →The Fu Manchu Chronology

全然フー・マンチューとは違うんですよ。
でも、なんだかそんな容貌を想像してしまったのです。

ディランの描写によれば、顔は浅黒いけれどスラブ系の顔立ち、そして背が低く筋張った身体で、豹のようだったそうです。
上が平らな麦わら帽子をかぶっています。
きっと会ってみたくなるような、風変わりな人物だとディランは言っています。

外でバタバタやっていた若い娘は女学生のように見えたそうですが、実はこのサン・パイの奥さんだったそうです。
ゲゲッ。

怪人サン・パイは、椅子を直しているところでした。
まるで大聖堂から持ってきたような、背の高い椅子です。
一旦分解して、一部分が接着して締めつけてあります。
六角柱型の脚にサンドペーパーをかけていました。

「釣りの穴場を探してるのかい?」
「いや、バイクで通り掛かっただけ」

こんなふうに対話が始まります。
外に停めた年代物のハーレーを見て、怪人サン・パイは自分も以前似たようなのに乗っていたと言います。

「とってもいいものがあるから見ていきなよ」

-----------------------------------------------
There were posters displayed, one of Bruce Lee, another of Chairman Mao. Behind the counter taped to the mirror was a wide, framed photograph showing the Great Wall of China. On the other brick wall was a jumbo sized American flag.

ポスターも飾ってあった。ブルース・リーのポスターに、毛主席のポスター。カウンターの後ろの鏡には、万里の長城を写した枠付きの写真がテープで留めてあった。その反対側の煉瓦の壁には、特大のアメリカ国旗があった。
-----------------------------------------------

やっぱり奇妙な店です。
ラジオからは、ビートルズの曲が流れています。
そういった60年代の曲をかける局に合わせてあるのでしょう。

ただいまp.204です。

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朝の電話

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月13日 00:42
  • 音楽

アマゾンから友部さんのアルバムが届きました。
今年最初のCD購入。
昨年の11月に出たアルバムなんですが、なんとなく延ばし延ばしになっていました。

「ニレはELM」と「Speak Japnese, American」は、昨年の「春一番2005」の三日目に聴いた曲です。

 →[春一番 第3日]

去年の春一番は、渡さんを「送る会」みたいでした。
アルバムに入っている「朝の電話」は、渡さんが倒れてからの歌です。

 ♪ 君が倒れたって聞いてから
 ♪ 朝の電話が怖かった

倒れて12日後、やっぱり朝の電話で、渡さんの訃報を聞いたそうです。
お葬式の日が来て、友部さんは渡さんにさよならと言います。

 ♪ 棺が霊柩車に納められ
 ♪ 誰からともなく拍手がおきた
 ♪ 君はまだそこにいる
 ♪ 君はまだそこにいる

ボーナストラックということで「Speak Japanese, American」の別バージョンが最後に入っていますが、この「朝の電話」という曲でアルバムが終わっていた方が良かったなと思います。

友部正人/スピーク ジャパニーズ、アメリカン

友部正人 / Speak Japanese, American
1. Speak Japanese,American
2. ニレはELM
3. おやすみ12月
4. 鎌倉に向かう靴
5. トランペットとトレイン
6. 楕円の日の丸
7. 悲しみの紙
8. 朝の電話
9. Speak Japanese,Amarican(別ヴァージョン)

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お荷物小荷物

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月12日 18:20
  • 日常雑記

昔、こんなジョークがあった。

-----------------------------------------------
1981年、バチカンのサンピエトロ広場でローマ法王ヨハネ・パウロ2世が暴漢に狙撃されたとき、世界中にKGB関与説が流れた。
ソ連政府はこの噂を否定するために調査委員会を設置、厳正な調査を実施して結果を発表した。

「事件は、法王が先に発砲した」
-----------------------------------------------

このジョークの元ネタとなった狙撃犯が出所するというニュースがあった。
法王狙撃事件での服役はイタリアで既に終わっており、別件でイスタンブールの刑務所に服役していたのだという。

彼が本当に「知りすぎた男」なのかどうか、わからない。
トルコ政府は、なんとしてもこの男の生命を守らなければならないのだろう。
大変なこっちゃ。

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夏土産 CHRONICLES #310

千本浜 2006年1月1日


「ツタンカーメン王博物館」に近づくと、土産物を売るような店でした。
木造の建物は、ポーチの支柱が腐りかけています。
店の前には野菜を積んだトラックが停めてあるのですが、もう一台50年代のオールズモビル・ゴールデンロケットが、草の中でブロックに載せて置いてあります。

これはすごい車ですよ。
レトロな未来。
検索したら、おもしろいサイトがヒットしました。
リンク先の下の方にある画像が、1954年のゴールデンロケットです。
流星号みたい?

 →CB Pix 7

-----------------------------------------------
A young girl was on the balcony beating the dust off a rug, dressed in pink gymnastic tights, had long black oiled ringlets and a bath towel around her shoulders. The dust hung like a red cloud in the air. We went up the short steps and I walked in. My wife stayed outside on a wooden swing bench.

若い娘がバルコニーで敷物の埃を払っていた。娘の髪は油っぽい長い巻毛で、運動用のピンクのタイツを履いて、肩にバスタオルを掛けていた。埃が赤い雲のように空に舞っていた。短い階段を昇り、僕は中に入った。妻は外で木製の揺れるベンチに座っていた。
-----------------------------------------------

どうにもやる気のない姉ちゃんが、くつろいだ恰好でバタバタ足拭きマットのようなものを叩いていたんですな。
奥さんは中に入る気もしなかったのでしょう。
でも、ディランは興味津々です。
まったく男ってものは。
そんな感じでしょうか。

装身具(trinkets)、新聞、お菓子、手工芸品(handcraft items)。
このぐらいならわりとまともです。
手工芸品は湿原の草で編んだ籠で、それなりに手間をかけたもののようです。

でも、陳列ケースには偽物の宝石(sham jewels)が飾ってあります。
ヴードゥー教の青いビーズ(blue voodoo beads)や、カトリックの奉納用蝋燭(votive candles)も売っています。
なんでしょうな、こりゃ。

車のバンパーに貼るステッカー(bumper sticker signs)もあります。
「世界一のおじいちゃん(WORLD'S GREATEST GRANPA)」
「沈黙(SILENCE)」
「がんばれ(KEEP ON TRUCKIN')」

ああ、なんだか十年ぐらい前の、うちの近所に似ているみたいです。
東名高速道路のインターチェンジを降りてきた道が、がらんとした国道1号線バイパスと交差するあたりに、こんな店が多かったのです。
もっと昔には、その辺りに「秘宝館」もありました。

この店では、食事もできました。
名物のザリガニ料理ですね。

-----------------------------------------------
There were hog parts hanging from hooks on the walls -- hog jowls, hog ears, make you wanna squeal.

壁の鈎には豚の頬肉や豚の耳といった豚の部位がぶらさがっていた。(豚のようにキーキーと)悲鳴を挙げたくなる。
-----------------------------------------------

さすがに元ユダヤ教徒のディランは豚肉が苦手なようです。

 →中島みゆき「夏土産」

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ありがとう 春一番 #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月12日 01:00
  • 音楽

春一番のスタッフ掲示板を覗いてみたら、山田仁さんという人の訃報があった。

> 山田仁くんを知っている人も、
> 名前はわからなくても
> 「純白ワルツ」
> 「赤パン」
> 「サングラス」
> 「オールバック(もしくは坊主)」
> 「恐い風貌のはずなのに子どもになつかれてた」
> 兄ちゃんと覚えている人も。

え?
あの人かな。
思い当たる人がいます。
そんな恰好で春一番の会場を歩き回っていたスタッフ。
亡くなったんだ。
やっぱり歌を歌っていた人だったんだなあ。

彼の歌を聴くことはなかったけど、去年と一昨年の彼の姿を覚えています。
ありがとう。

 →Haruichiban-Staff Page

 →山田仁 LIVEレポート

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高田渡URC完全盤

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月11日 17:19
  • 音楽

アマゾンで「高田渡URC完全盤」という新譜を見つけた。
発売予定日は2006/03/29で、ただいま予約受付中。

未CD化のラジオ音源なども含んだ「URC音源コンプリート集」だそうだ。
CD4枚組で、5250円(悪税込)ナリ。
う?ん。

楽天広場ではリンク張れません。

高田渡URC完全盤 (初回限定生産)

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秘宝の館 CHRONICLES #309

千本浜 2006年1月3日


二人はアミーリアの近くまで下り、それから引き返します。
レースランドの近くでガソリンスタンドに入ると、そこでディランはある建物が気になります。

-----------------------------------------------
Across a vacant field stood an obscure roadside place, a gaunt shack called King Tut's Museum and it caught my eye. After filling the gas tank, we rode slowly across the cow path to the side of the shack.

空き地を挟んだところは道路傍がいいかげんな場所になっていて、そこにある貧相な小屋に「ツタンカーメン王博物館」と書いてあるのが、僕の目を引きつけた。ガソリンを満タンにした後、僕たちは牛の通り道のようなところを渡って、その小屋の脇へゆっくりと近づいた。
-----------------------------------------------

 →Amelia, Louisiana

 →Raceland, Louisiana

ツタンカーメンですか。
googleで検索してみると、ラスヴェガスに「ツタンカーメン王墳墓美術館(King Tut's Tomb and Museum)」があるそうです。
え?
違うの?
テーマパークみたいなものなんですか?
ラスヴェガスでも十分に怪しいです。
観光地の純金風呂みたいなものかしらん。

 →King Tut's Tomb at Luxor

ガソリンスタンドから見える「ツタンカーメン王博物館」、確かに気になります。
掘っ建て小屋みたいなところにそんな看板が掛かっているんですよね。
いったい何が展示してあるというのでしょう。

私が学生の頃、故郷ののんびり市には「秘宝館」というものがありました。
あそこには何が展示してあったのでしょう。
なんといっても同級生の親が勤めていたりするので、気軽に入るわけには行かなかったのですよ。

大学で三重県出身の友人に自慢したら、「なんなら?、秘宝館ならうちの方にもあるぞ?」と言われました。
当時はあちこちの観光地にあったんですね。

お!
伊勢の秘宝館は今でも健在なようです。

 →元祖国際秘宝館

このサイトはすごいですね。
トップページに行くと、他にもいろいろな秘宝館が載っています。

 →ニッポンの歩きかた

-----------------------------------------------
日本の怪し気なスポットを、有名所として外国人に紹介するためにつくったこのページ。
外国人に間違った日本を広めるのが本来の趣旨だったのですが、秘宝館マニアなページになってます。
-----------------------------------------------

おお、懐かしい我らがのんびり市の秘宝館も、その跡地が載っているではありませんか。

さて、それでディランが見つけた「ツタンカーメン王博物館」とは、何だったんでしょうか。

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変わらない僕 CHRONICLES #308

IP屋上駐車場 2006年1月9日


改行して、翌朝の話に変わります。

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Next day I woke up, felt like I had figured something out, why I wasn't feeling right about the recording sessions. Here's the thing -- I wasn't looking to express myself in any kind of new way. All my ways were intact and had been for years. There wasn't much chance in changing now. I didn't need to climb the next mountain. If anything, what I wanted to do was to secure the place where was at. I wasn't sure Lanois understood that. I guess I made it plain, couldn't put it in so many words.

翌日目を覚ますと、何かがわかったような気がした。どうしてレコーディングのセッションに違和感を感じるのか。こういうことだ。僕はどんな新しいやり方ででも、自分を表現したいとは思っていなかった。僕の表現方法はまったくそのままだったし、もう何年もの間そうだった。今はそれを変えるような機会ではない。次の山に登る必要なないのだ。もし望むことがあるとすれば、それは自分のいる場所を確かなものにすることだった。きっとラノワはそのことがわかっていなかった。きっと僕はそれをはっきりと言っていなかっただろうし、多くの言葉を遣って説明することもできなかった。
-----------------------------------------------

ディランが片手を怪我する前に考え出したという、新しい演奏法の話などとは、矛盾するように思います。
この人は、新しくデビューした歌手になったつもりだったのではなかったかしら。
ディランはきっかけを見つけては、自分のやっていることを肯定しようとするようですね。

夜の間ずっと雨が降ったりやんだりしていました。
朝また降り出したので、宿を出るのは遅くなったそうです。

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The sky was dull gray. We climbed back on the blue Harley and rode down around Lake Verret, riding on high trails, cruising by twisted giant oaks, pecan trees -- vines and cypress stumps down in the swamps.

空はどんよりとした灰色だった。僕たちはまた青いハーレーに乗ってヴェレット湖の周囲を回って山道を上り、ねじれた大きな樫やペカンの木、それから蔓や糸杉の脇を走った。
-----------------------------------------------

 →Lake Verret - Belle River

 →Group Tours Lake Verret on Spring Trip of Basin

前日の描写に比べると、なんだかじめっとしてますな。

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八大竜王雨やめたまへ

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月 9日 18:27
  • 日常雑記

布団の中で寒いなあと思いながら、恐い想像をした。
この辺りに大地震が来るぞと言われてもう三十年近く過ぎたのだが、不思議に直撃は受けていない。
このまま来ないでいてくれるのだろうか。

そういうものは、ある日突然来るのだろう。
なるべく暖かくて天気の良い時に、などというものでもない。

豪雪に埋もれながら、いいかげんな設計のマンションに暮らしながら、それでもこの日常が永遠に続くかのふりをしながら、私たちは毎日を暮らしている。

2006年1月9日

ふと実朝の歌を思い出した。

 時により過ぐれば民の嘆きなり八大竜王雨やめたまへ

洪水による民の苦しみを思い、竜王に祈る歌だ。
この歌は心に残るが、為政者としてはどうだったんだろう。
彼にはどんなことができたのだろうか。

 →青空文庫:「歌よみに与ふる書」正岡子規

雪やめたまへ。
私も祈るのだが、しかしいったい誰に祈ればいいのか。

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夜の闇 CHRONICLES #307

千本浜 2006年1月1日

結局夕方になって、ディラン夫妻はナポレオンヴィル(Napoleonville)の近くに泊まることにしました。
この地名がよくわからないのですが、ニューオーリンズからは120kmほど離れているようです。

東京からだと、ちょうどのんびり市へツーリングに行くぐらいの距離です。
以前は大晦日から元旦にかけての夜といえば東京から二輪の大集団が押し寄せたものですが、いまはひっそりとしたものです。

ディランは夜明け前に出発して、途中でのんびりと散歩をしたり、名物を食べようとしたりしてたどりついた感じ。
オートバイの二人乗りでは、夕方には疲れ果てていたことだと思います。

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It was a nice ride.
-----------------------------------------------

バイクを降りての感想です。

二人は"bed-and-breakfast cottage"に泊まることにします。
リーダーズ英和では、"bed-and-breakfast"だけで「朝食付き宿泊所」なる訳語が書いてあり、「民宿あるいは比較的低価格のホテル」という説明があります。
まあ安ホテルなんでしょうが、ちゃんと台所も付いていたそうです。

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I laid down, listend to the crickets and wildlife out the window in the eerie blackness. I liked the night. Things grow at night. My imagination is available to me at night. All my preconceptions of things away. Sometimes you could be looking for heaven in the wrong places. Sometimes it could be under your feet. Or in your bed.

僕は横になって、窓の外の不気味な暗闇から聞こえてくるコオロギや野性動物の声に耳を澄ませた。夜が好ましかった。ものは夜に育つ。僕の想像力も夜になると使える。すべての偏見が消え去る。人は時に誤った場所に天国を探す。それは足の下にあることもある。ベッドの中にあることもある。
-----------------------------------------------

ただいまp.202です。

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高田渡 LIVE grass songs

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月 8日 01:28
  • 音楽

元旦にヤフオクで渡さんのライブ・ビデオを見つけた。
1993年のビデオで、『グラス・ソングス grass songs』。
ほ、欲しい……。

500円スタートで、終了は1月7日の午後11頃。
様子を見ようと思っていたら、さすがに最終日はするすると入札価格が上がり始めた。
結局2万7千円ナリ。
あはは。

またいつか見れるさ。

グラス・ソングス grass songs
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[差別+部落+どこ] #2

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月 7日 12:18
  • PC & network

楽天広場のサーバが調子悪いようですね。
記事を投稿してからその結果が反映されるまで、ずいぶん時間がかかるようです。

幻泉館サーバは、BLOGのシステム「Movable Type」をバージョンアップしてから、速度がずいぶん落ちてしまいました。
2002年にはWindowsが重くなってOSをLinuxに変えたぐらいですから、もうパワーが足りないのでしょう。
機会があったら、XPも動いていたThinkPadの旧型機にサーバを変えたいと思います。

でも、2002年からずっと休まず働いているこいつは、実に偉いやつです。
一度お茶をこぼしてダウンしましたが、すぐに復活したのですからたいしたものです。

さて、年末年始のアクセスログを眺めてみました。
幻泉館本館や、ミラーのブログにどんな人がやってきたかわかります。
普段のお客さんが減って、代わりにGoogleやYahoo!で検索してやって来る人が多かったようです。
中学生や高校生が冬休みだったせいもあるのでしょうか。

Apache Log Viewer

気になったのは、毎日「部落」+「どこ?」のような検索語でやってくる人達が増えていることです。
「Yahoo!検索」の場合、「部落」+「どこ?」で検索すると、幻泉館本館のページがヒットします。

 →[差別+部落+どこ]

その後に続くのが、こんなところです。

 →徳島県ってどこが部落なの???

 →被差別部落ってどこにあるの?

 →部落民って何?浜松の地区はどこ?

Googleでは、この掲示板群はこんな上位には来ません。
いずれも匿名で投稿できる掲示板で、差別意識が剥き出しとなった書き込みが多いですね。
「部落差別なんてもうないのだから、同和行政は逆差別であり、けしからん」という内容の差別援護射撃も多いのですが、差別的な書き込みと矛盾しているのだから、実にお馬鹿さんです。

ここで私が「お馬鹿さん」と言っているのは、こんな書き込みする連中を差別しているのではありませんよ。
あほな書き込みをしている奴らを軽蔑し、そして憐れんでいるのです。

「勝ち組」「負け組」といった考え方はナンセンスだと思うのですが、彼らは自分がけっして「勝ち組」に入れない「負け組」だと思い込んでいるのです。
その鬱憤を、たとえば部落差別によって晴らそうとしているのでしょう。
不思議にYahoo!BBで接続してる人が多いですね。

コイズミからアベに至る弱者切り捨て行政の下では、こんな哀れな連中が、さらに増えていくことでしょう。

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南へ北へ CHRONICLES #306

八幡町 2006年1月5日

食事の後、二人はまたハーレーに乗って南へ下り、ホーマの方へ向かいます。

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Houma
n. ホーマ, フーマ 《Louisiana 州南東部 New Orleans の西南西にある市, 3 万》
-----------------------------------------------

-----------------------------------------------
On the west side of the road there's cattle grazing and egrets, herons with slender legs standing in the shallow bays -- pelicans, houseboats, roadside fishing -- oyster boats, small mud boats --steps that lead to small piers running out into the water.

道路の西側では牛が牧草を食べていた。浅い入り江にはほっそりとした脚のシラサギとアオサギがいた。ペリカン、屋形船、沿道での魚釣り。牡蛎漁の船、小さな沼沢地用ボート。水から突き出した、小さな棧橋に通じる階段。
-----------------------------------------------

のどかな風景です。
写真のようにこの風景を覚えているのでしょうね。
精神的にきつい録音作業の合間、奥さんと二人で出かけたの本当に楽しかったようです。

さらに走る続けて運河を越えると、風景はあまり気持ちの良いものではなくなります。
オートバイにとっては非常に危険な砂利道に変わり、水が澱んで、湿った風がいやな臭いを運んできます。

向きを変えてまたティボドーに向かいますが、なんだかおもしろくなくなったディランは、妙なことを考えます。
今、正反対だったらどうだろう。
僕たちは、十分に着込まなければならないような、ユーコン地方を走ってるんだ。

ディランは「ごっこ」が大好きなようです。

 →ユーコン観光局

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幸福論 CHRONICLES #305

千本浜 2006年1月3日

ハーレーで聖パトリック通りを流すと、豪邸やプランテーション様式の邸宅がありました。
古い集会所の横には戦前の裁判所が建っていました。
樫の古木と荒れた小屋が並んでいました。
ディランの好きそうな風景です。

二人だけでこうしているのが、ディランはとても楽しかったそうです。
愛妻家なんですよね。

午後になっても走り続けていたのですが、喉が乾き、鼻の調子が悪くなってきました。
夜明け前から走っているのですから、それは疲れますわ。
お腹も空いたので、二人はチェスターズ・サイプレス・イン(Cehster's Cypress Inn)に入りました。
鶏と魚と蛙の脚のフライを出す店です。
ディランは注文が面倒になってしまい、奥さんに任せてしまいます。

-----------------------------------------------
The one thing about her that I always loved was that she was never one of those people who thinks that someone else is the answer to their happiness. Me or anybody else. She's always had her own built-in happiness.

妻に関して僕がいつも大好きなところは、妻が決して自分の幸福に対して他の誰かがその答えになるような連中の一人ではないということだった。僕でも、他の誰でもない。妻はいつも自身に備わった自分の幸福を持っていた。
-----------------------------------------------

なんだかわかりにくいのですね。
他人様に自分の幸福をゆだねるタイプの女性ではないということでしょう。
レストランで何を食べるか決めるぐらいで大仰な物言いですが、そういうことの積み重ねが幸福ですわな。

-----------------------------------------------
Next thing I knew, fried catfish, okra and Mississippi mud pie came to the table.

次に気づいた時には、ナマズのフライと、オクラと、ミシシッピ・マッド・パイがテーブルに運ばれてきた。
-----------------------------------------------

 →fried catfish

 →okra

 →Mississippi mud pie

ディラン自身は幸福の選択を妻に任せてしまったのですが、結局口にしたのは、オニオン・リングだけだったそうです。
なんだそりゃ。

 →onion rings

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  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月 5日 16:57
  • 日常雑記

雪で民家が圧し潰されたというニュースを聞いた。
亡くなった方もいるようだ。
雪と戦っている人達も多いのだなあ。

うちの方では昼ごろ舞っていた雪もすぐにやんでしまい、今は青空が広がっている。
すぐとなりの町では少しは積もっていて、高速道路もしばらく通行止めになっていた。
雪がほとんど降らないのは、本当にありがたいことだ。

雪が十cm以上積もって雪だるまを作ったりしたのは、もう何十年も昔のことになる。
よく遊んでくれた伯母や、一緒に育ったエルという犬と一緒に遊んだ。
ここでは雪にいい思い出しかない。
交通量の多い温暖の地は、雪で苦労したことがない。

1972年、日本の大衆文化が大きく変わった年に華やかに登場したのが、田中角栄という政治家だった。
ちょうど一世代が過ぎて、彼が作った利権の枠組みが壊されつつある。

雪の呪咀から生まれたのが、角栄的なるものなのかもしれない。
利権の枠組みを壊すと、封じ込められていた呪咀はどちらに向けて解き放たれるのだろうか。

     太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降りつむ。
     次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降りつむ。
                    三好達治「雪」

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糸杉のある風景 CHRONICLES #304

千本浜 2006年1月1日

二人はまたハーレーに少し乗って、今度は古い給水塔の近くに停車して、散歩します。
樹齢約700年の糸杉(cypress)がある道です。
この古木のために、道が小さく(dwarfed)見えます。

みずみずしいサトウキビ畑に囲まれた泥道、苔(こけ)が積み重なってできた壁が作る迷路。
ああ、町を離れたのだと、ディランは感じます。
ふと、南仏に逃れたゴッホを思い出しました。

 →糸杉のある風景

-----------------------------------------------
On the bike again we cruised along Pecan Street, then over by St. Joseph's Church, which is modeled after one in Paris or Rome. Inside there's supposed to be the actual severed arm of an early Christian martyr.

再びバイクに乗ってペカン通りを流して、それから聖ジョージ教会のそばを通った。この教会はパリかローマの教会を模したものだ。その中には、昔のキリスト教殉教者の実際に切断された腕があるということになっている。
-----------------------------------------------

通りにはやはり樹木の名が付いていますね。
ペカンはヒッコリーの一種だそうです。

 →ペカン

「聖ジョージ教会」は「聖ヨセフ教会」の方がいいのでしょうか。
殉教者の腕云々については調べてみたのですが、よくわかりません。

この通りにはニコルズ州立大学もあり、「貧者のハーバード(the poor man's Harvard)」と呼ばれているそうです。
あれ、ディランさん、綴りを間違えています。
本では"Nichols"になっていますが、検索してみると"Nicholls"のようです。

 →Nicholls State University

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青酸コーラ事件

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月 4日 02:29
  • 日常雑記

1977年1月4日、拾ったコーラを飲んだ人が死亡するという事件が起きた。
品川の青酸入りコーラが置いてあったは、当時建設中だった品川プリンスホテルの前だという。

 →青酸コーラ無差別殺人事件

私は大学生で、帰省していたはずなのだが、何をしていたのか覚えていない。
キャンディーズがククレカレーのCMで「おせちもいいけど、カレーもね」と言い始めたのは、この頃のことだ。

拾ったものを食べてはいけないという、当たり前のことを親に言われたのではなかったか。
同級生たちも、そんなことを言っていたはずだ。

1984年のグリコ・森永事件「かい人21面相」のように強迫を目的としていたわけではない。
ただ青酸をばら撒き、人が亡くなっただけである。

事件は迷宮入りし、15年の時効もとっくの昔に成立してしまった。
犯人は今も生きているのだろうか。
今も世間を逆恨みしているのだろうか。

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柳よ泣いておくれ CHRONICLES #303

千本浜 2006年1月3日

ディランは創造力を維持するため、夜明けにハーレーでミシシッピ川を渡ります。
妻と二人乗りでした。

-----------------------------------------------
Crossing into Thibodaux, we rode near Bayou Lafourche. It was a clammy day, light rain off and on and the clouds were breaking up, heat lightning low on the horizon.

ティボドーに入って、僕たちはバイユー・ラファシュの近くに行った。じっとりと湿気の多い日で小雨が降ったりやんだりしていたが、雲が切れて水平線の近くから熱い光が射していた。
-----------------------------------------------

リーダーズ英和によれば「バイユー(bayou)」とは暖流河川、つまり米国南部の沼のような入り江で、流れの緩やかな澱んだ水域を指すそうです。
ミシシッピ州には「バイユー州(Bayou State)」の俗称もあります。

雲が切れて、その隙間から射し込む光は、千本浜でおなじみです。
何か神々しいものがありますね。

-----------------------------------------------
The town has got a lot of streets with tree names, Oak Street, Magnolia Street, Willow Street, Sycamore Street.

この町には、樹木の名前の付いた通りがたくさんあった。オーク通り、モクレン通り、柳通り、シカモア通り。
-----------------------------------------------

「柳(willow)」はよく歌に出てきますね。
なんといっても「柳よ泣いておくれ(Willow Weep For Me)」を思い出します。
「泣き柳」と言うぐらいで、柳は失恋の象徴なんですね。

 →Willow Weep For Me

学生時代に早稲田鶴巻町に下宿していたことがありますが、少し歩くと牛込柳町というところがありました。
おお、今は都営地下鉄大江戸線の駅ができているのですね。
当時は日本で一番空気の汚れている交差点として有名でした。

他の木はリーダーズ英和の説明を引用しておきましょう。
シカモアは「b スズカケノキ」なんでしょうね。

-----------------------------------------------
oak
1 【植】a オーク《ブナ科コナラ属のナラ類・カシ類のどんぐり (acorns) のなる木の総称; 材は堅く有用》.

magnolia
1a 【植】 モクレン属 (M-) の各種の花木《モクレン・コブシ・タイサンボク・ホオノキなど; 花は Louisiana, Mississippi の州花》

sycamore
【植】a エジプトイチジク, イチジクグワ, クワイチジク《アフリカ北東部から小アジアにかけて産し, 聖書にあらわれる (cf. Amos 7:14, Luke 19:4); 高さ 10-13 m, 幹の周囲 7 m に達する常緑樹で, よく道端に植えられる; 果実は普通のイチジクよりは劣る》.
b スズカケノキ (plane), 《特に》アメリカスズカケノキ《北米東部・中部産; 高さ 30-50 m に達する》.
c セイヨウカジカエデ, シカモア《欧州産; 庭園樹・街路樹》; シカモアの堅材《特に 弦楽器に用い, 高価》
-----------------------------------------------

西一番通り(West 1st Street)で二人はバイクを降りて、散歩をします。
不気味な湿地(eerie wetlands)の上に張り出した、板張りの道を歩きます。
遠くには草の茂った小さな島や、箱船(pontoon)が見えます。

-----------------------------------------------
It was quiet. If you looked you could spot a snake on a tree branch.

静かだった。見てみれば、木の枝に蛇がいるのがわかったかもしれない。
-----------------------------------------------

ただいまp.200です。

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少年と海

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月 3日 18:49
  • 日常雑記

ふと思い立って、少年を浜に連れていったのである。

考えてみれば、少年は生家から連れてくる時と、病院へ連れていった時しか車に乗せたことがない。
自動車にはあまり良い思い出がないのだ。

浜に行く途中、びびりまくって小さくなっている。
ミニバンのカーゴフロアに乗せておいて良かった。
浜に付いたら、脱糞しまくっていたのだわん。

浜はあいにくの強風で、波も高い。
少年は堤防を越えることができなかった。
それでも広いところで大はしゃぎ。
おかげで夕陽の撮影枚数はごくわずかになってしまった。

帰りには別犬のように、窓から外を見て喜んでいた。
今度は風のない時に、海の水に触ってみような。

 →[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]
千本浜 2006年1月3日

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帙(ちつ)という言葉があります。
書物を保護するための覆いです。
古典を繙(ひもと)くなどという言い回しは、元々この帙の紐を解いたからですね。

 →

この「帙」という言葉を、私は小学生の時に覚えました。
なに、たいした話ではありません。
熱を出したりしてよく学校を休んだのですが、ちょっと元気が出てくると退屈で仕方がありません。
そこで、家にある本を読み漁りました。
いわゆる正字正かなづかいの文学全集で、賢治や漱石に親しみました。

お気に入りだったのは、味の素が出していた宣伝誌に載っていたSFショートショート。
一年分ぐらいでまとめて専用バインダーに綴じてありました。

昭和三十年代の「暮らしの手帖」も、きれいにバインダーに綴じてありました。
小学生の私が読んでも、まだ戦後の雰囲気が残っている貧しい時代を感じとることができました。
おかげで、商品テストに登場する古い電器製品や缶詰などに詳しくなったと思います。
ここで「帙」を知りました。
「暮らしの手帖」では、専用バインダーを「帙」と呼んでいたのです。

 →暮らしの手帖社

どうしてこんなことを思い出したかというと、ささやかな大掃除を始めたからです。
私の書斎と寝室には、「週刊金曜日」の山がいくつかあります。
創刊時から定期購読しているので、かなりの量になるでしょう。
あまり熱心な読者ではないので、毎年定期購読の更新時には悩むのですが、結局バインダーとセットで注文しています。

バインダーは3冊で一年分。
最初の一年間のものは真面目に綴じましたが、その後は時々思い出したように綴じるだけです。
これではちらかるわなあ。
古層からでは困難なので、年末分から遡ってただいま作業中です。
いっぺんには無理です。
とりあえず書斎はなんとかしたい。
かように思っている次第であります。

「朝日ジャーナル」が事実上廃刊された時、本当にどうしようか困ったんだよなあ。
結局その代わりになる雑誌ではなかったけど、がんばってもらいたいです。

 →週刊金曜日

しかし、小学生の夏休みを最後に、退屈ということがなくなってしまいました。
時間はいくらあっても足りないものです。

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窓を開けて CHRONICLES #302

千本浜 2006年1月1日

どこまで読んだかすっかり忘れてしまいました。
原著でp.199、"Oh Mercy"の録音中、妥協を許さないダニエル・ラノワと新しいものを創りだそうと苦労しているところでした。

この本が届いたのが2004年の10月下旬、人の名前がわからなくてメモを始めたのが2004年11月5日の日付です。
本を読むのはかなり速い方なので、300ページ足らずの本に一年以上かけるのは、初めてです。
何といっても何事も長続きしない方なので、こんなに続けているのも人生で初めてかもしれません。

2千円でこれだけ楽しませてくれるとは、ボブさん、ありがとう。

 →ブルーにこんがらがって

 →CHRONICLES #1 (Bob Dylan)

最初はタイトル付けてませんね。
ナンバー振っただけ。
なんだか味気ないので勝手な見出しを付け始めて、それからさらに勝手な読み方をするようになったのでした。

さて、本文に戻ります。
一行開けて、話が変わります。

ニューオーリンズに来て一ヶ月ほど過ぎたころ、ディランはとんでもない早起きをします。
夜明けまで2時間と書いてあるので、午前4時ごろでしょうか。
そして、奥さんを起こして、あのハーレーで出かけるのです。
タンデムですな。

夜明けにミシシッピ川を渡ります。
かっこよろしなぁ。
絵になります。
たぶんフルフェイスのヘルメットで顔隠れてるし。

 →Bridge City, Louisiana

そこから90号線でティボドーを目指します。

-------------------------------「リーダーズ英和」
Thibodaux
n. ティボドー 《Louisiana 州南東部 New Orleans の西南西にある Lafourche 川河畔の市, 1.4万》.
-----------------------------------------------

ティボドーに何か目的があったわけではありません。
"it was just a place to go"
ニューオーリーンズを離れなければならななかったのです。

-----------------------------------------------
If I wanted to keep awake for the rest of these sessions, I'd have to open a window and get a grip on something, and whatever it was I needed to be one hundred percent sure of it.

このセッションの残りの間ずっと目を覚ましていたかったら、窓を開けて何かを掴みとらなければならない。そしてそれが何であろうと、100%信じる必要があった。
-----------------------------------------------

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年始参り

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月 2日 04:24
  • PC & network

ええ、もちろん私は年始参りなんていたしません。
幻泉館サーバのアクセスログのお話です。
なんとなく元旦のログ。

幻泉館本館とミラーサイト、および過去のイベント会場を訪れたお客様が、googleやYahoo!でどんな検索語で調べて飛んでいらしたかという検索語です。
各行の後ろに付いている数字は、その回数。
同じ検索語の人がいたということです。
「jalinco」って何のことだかわからないんですが。

時節柄、お雑煮が圧倒的人気ですな。
作り方を知りたいようです。
喪中だとお雑煮は作らないということかしらん。

「セブンイレブン+アルバイトを辞める, 1」というのが気になります。
辞めたいのに辞められないんでしょうか。
足跡を見ると「高田渡」「中川五郎」なんて検索語の人もいるはずなんですが、なぜか「keyword」からはずれてしまっています。

保倉幸恵さんの画像は私も見たいなと思って、googleで検索してみました。
『天下御免』や『黄色い涙』の時とはだいぶ顔の雰囲気が違います。

 →Sachie Yasukura(保倉幸恵)1953?1975

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betsy & chris, 1
blogpet+川柳+画像, 1
bloxom, 1
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五つの赤い風船 マイベスト

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月 2日 01:56
  • 音楽

五つの赤い風船 URC盤
ふと、五つの赤い風船のマイベストMDを作ろうと思い立った。
夕日を見ながら「これが日本だ」と言っていたとっつぁんの言葉がひっかかっていたのかもしれない。

浜で夕陽を見た帰りには、車の中で「遠い空の彼方に」が聴きたくなる。
おお、そういえば去年の元旦は聴いたんだ。

 →「遠い空の彼方に」ふたたび

それと、夜寝る時には「時々わたしは」「私は地の果てまで」が聴きたくなる。

 →五つの赤い風船「時々それは」(1971年)

ああ、「小石を蹴ってみよう」も入れたい。

 →五つの赤い風船「小石を蹴ってみよう」

しかし、「時々わたしは」は23分もある、怪物みたいな曲だから、そうそうたくさんは入れることができないなあ。
いろいろな音源が出ているが、『イン・コンサート』や『ゲームは終わり』のようなライブ盤は削って、URCから出たオリジナル5枚のアルバムから選ぶことにしよう。

これとこれを入れて、などといろいろ考えているうちに、ふと気づいた。
「時々わたしは」以外は、ベスト盤『MONUMENT』に入ってるみたいだなあ。
ということは、『MONUMENT』をMDにダビングして何曲か削って、「時々わたしは」を入れればいいのか。

 →五つの赤い風船ランド:ディスコグラフィ1

残念なことに、URCから出ていた五つの赤い風船のオリジナル・アルバムは、渡さんとのカップリング以外、現在入手できません。
エイベックスさんよ、飼い殺ししないで出してくれや。

一応amazonで「URC音源CD化プロジェクト」が続いているので、暇な方は投票してください。
購入の義務はありません。


ということで、これから安直にマイベストMDを作ります。
さて、何を削ろうか。

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初日の入り

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月 1日 19:19
  • 日常雑記

恒例となった元旦の夕陽です。
浜は家族連れで大賑わいでした。

一所懸命撮影していると、後ろでいかにも感に堪えないといった御年配の方の声が聞こえます。

「これが日本だ。日本国だ」

日の丸のことを言いたかったのでしょうか。
日の出づるところじゃなくて日が没するところなんですけど、いいんすか?
もうすぐ沈んじゃいますよ。

 →[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]
千本浜 2006年1月1日

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☆☆☆をプロデュース

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月 1日 17:12
  • 日常雑記

元旦の東京新聞1面には「流れをつくる」という特集記事がある。
10面11面の橋本治・高村薫対談と連動して、「自己プロデュース」という手法を特集している。

1面の囲みは靖国神社の自己プロデュース。
靖国神社崇敬奉賛会主催の「日本を好きになる歌」入選作のコンサートが採り上げられている。

 ♪ あの原子爆弾もってして
 ♪ 焼き尽くせなかったもんですぜダンナ
 ♪ あんな惨禍超えてきたんだ
 ♪ やっぱ日本てスゲー
  (中略)
 ♪ 逆襲の日本さあ来るぞ
 ♪ まずは心に核武装
          「矜持」(AreiRaise)

「日本を好きになる歌」の審査員につのだ☆ひろさんがいる。
「一般の人は過激な詩と思うだろうが、私は思わない。その通り、日本は、いい国なんです」

 →つのだ☆ひろ

日本はいいところかもしれないが、いい国だろうか。
記事中では、公式サイトでのつのださんと、ずいぶんギャップがあるように思う。

記事は靖国神社崇敬奉賛会担当禰宜から「同じ若者であっても、歴史の知識があまりない人こそ歓迎したい」という言葉を引き出している。
日本の惨禍を知らない若者だったら、外国の惨禍など知ろうはずもないし、日本軍や日本の企業が何をしたかも知らないだろう。

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きんがしんねん

  • Posted by: 幻泉館主人
  • 2006年1月 1日 00:15
  • 日常雑記

千本浜 2005年11月22日


2006年を9条殺しの年にはしないぞ。

今年もよろしく♪

 →幻泉館本館blog

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