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昨日、『赤塚不二夫 天才ニャロメ伝』と一緒に買ってきた本。
タレント本なんかのコーナーに平積みされていた。
サブカルの棚だったのかな。
労作なのである。
全263の作品が見開き2ページでとり上げられている。
有名な『ウルトラセブン』の第12話「遊星より愛をこめて」や、懐かしい『お荷物小荷物 カムイ編』。
こんなものが現代の禁忌になっているのだなあという、映像の「暗黒史」であることは確かだ。
ただ、「放送禁止」にはカギカッコを付けるべき本だろう。
別に禁止された映像ではない。
ビデオやDVDが出ていたり、CSでは今も放送されている作品もある。
森達也さんの『放送禁止歌』のように取材を重ねて、「放送禁止」を分析したわけでもない。
また、テレビドラマに比べて、劇場用&ビデオ用映画の章はずいぶん数が少ないように感じられる。
元々テレビでの放映など前提にしていない作品も多いのだからあたりまえですな。
ちょっとしたリファレンスに使えるという感じだろうか。
若者が、この本を読んで「放送禁止」を学習した気になってしまうのが心配だ。

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