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リラックスするためにディランが歌う「ジャンバラヤ」、これは聴いてみたいものです。
だいたい私はディランのそんな歌が好きなんです。
1973年に契約切り換えのどさくさ紛れに出た"DYLAN"というアルバムが、そんな感じ。
「好きにならずにいられない(Can't Help Falling in Love)」や「ミスター・ボージャングル(Mr. Bojangles)」はMDの「My Best Dylans」にも入れましたっけ。
今は出てないアルバムですどね。
→bobdylan.com: DYLAN
→My Best Dylans #2
レコーディングでの煮詰まった感じは、ビートルズの映画『レット・イット・ビー』を観た時にそんなものなのかなあと思いました。
まだ中学生だった私は友人たちと、『ウッドストック』『レット・イット・ビー』の2本立てを観に行ったのです。
先に『ウッドストック』の映像に集中してしまったので、『レット・イット・ビー』のスタジオでの微妙な雰囲気に、うつらうつらしてしまいました。
後でテレビ放映された時は、前編おもしろく観ることができたんですがね。
さて、『クロニクルズ』に戻りましょうか。
午前3時の特設スタジオです。
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Two of Dan's engineer had been changing shifts since the beginning, and it had been hot and sweaty all night. I was wearing a blue flannel shirt and it was soaked through. Sweat was pouring off my face.
ダンの二人のエンジニアは初めから交替で仕事をしていた。一晩中暑くて汗ばんでいた。僕はフラノのシャツを着ていたのだが、びしょびしょに濡れていた。顔を汗が流れていた。
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フラノのシャツは以前どこかに出てきました。
検索してみたら、カミーラのパーティに出かけた時のディランが着ていました。
→CHRONICLES #70 カミーラのパーティ
もう一箇所、朝飯を作ってくれたクローイが「赤いフラノのシャツの上に日本の着物を羽織って」いました。
→まるで正直者のように CHRONICLES #137
きっとディランはフランネルのシャツが好きなんでしょう。
この時のシャツの色や柄はどうだったんでしょうね。
こんな状態の中で、ディランは別の新曲を弾き語りしてみました。
そして手早くドプシーに教えて、レコーディングにかかります。
5分ほどして、一発録りです。
プロですね。
その曲が"Where Teardrops Fall"でした。
アルバム"Oh Mercy"では、2曲目に入っています。
→bobdylan.com: Where Teardrops Fall
♪ Roses are red, violets are blue
♪ And time is beginning to crawl,
♪ I just might have to come see you
♪ Where teardrops fall.
♪ 薔薇は赤く、スミレは青い
♪ そして時が這い始める、
♪ 僕は君に会いに行かなければならなかったのかもしれない
♪ 涙がこぼれるところへ
(幻泉館主人訳)
胸に染みる歌詞です。
この後に、サックスの演奏が入ります。
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In the finale of the song, Dopsie's saxophone player, John Hart, played a sobbing solo that nearly took my breath away.
歌のフィナーレに、ドプシーのバンドのサックス奏者ジョン・ハートがすすり泣くようなソロを演奏したので、僕は息が止まりそうになった。
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ディランの描写がこのあたりは実にうまい運びになっているのですが、今夜はこの辺で。

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