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本屋さんに行ったら、鈴木隆さんの『けんかえれじい』が岩波現代文庫で出ていた。
たぶん80年代に角川文庫で買ったと思うのだが、立ち読みしているうちにこの版も買っていこうという気になり、衝動買いしてしまった。
鈴木清順監督『けんかえれじい』の原作だ。
私の場合はNHK少年ドラマでもおなじみだった。
どちらもとてもおもしろかったが、この原作本も、実におもしろい本なのである。
映画は「昭和維新の歌」と軍靴の音で、侵略戦争の時代を予感させて終わっていた。
二巻本の原作では上巻「第一部 青春編」の半ばほどのところだろうか。
愛すべき主人公南部麒六はその後都の西北に進学し、柄に合わぬ童話サークルで活躍する。
下巻は「第二部 軍隊編」で、麒六の軍隊生活が描かれる。
泥沼の中国戦線に放り込まれた麒六の喧嘩人生は、果たして……。
といったところで、詳細は述べられない。
なんといっても、中身を忘れてしまったのだよ。
『けんかえれじい』のことは何度か書いたつもりになていましたが、そういうタイトルで書いてはいないのですね。
検索したら、次のようなものに『けんかえれじい』が登場していました。
→2003年10月25日付日録:[1977-1970 > 2003-1996]
→2004年1月29日付日録:ぼくがぼくであること
→2004年7月22日付日録:昭和維新の歌
時々思い出すようですね。
それだけ奥深くまで染み込んでいるんでしょうね。

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