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夏の日の早朝。
目を覚ましてしまった祖母と伯母が寝間着のままで外の庭を眺めながら話をしている。
周囲にはまだ家が建っていないので、そのまますぐに田園風景が広がっている。
小さな頃の朝の記憶だ。
もう二人ともこの世にはいない。
近くの楽器屋さんで『弦楽ファン』の創刊2号を買って来た。
結局創刊号は注文することにした。
楽譜とCDは初級・中級用のものが載っていて、とりあえずはこれが目標だろうなあ。
読み物記事はノリが特殊でおもしろい。
特集は弦楽四重奏「だからクァルテットはやめられない!」。
巻頭カラーページで諏訪内晶子や五嶋龍が大きな写真入りで採り上げられている。
チェリストのジャキス・モレンバウムさんがかっこいい。
サイレント・チェロを抱えた写真が載っているあたりが、ヤマハの雑誌という感じ。
ハルダンゲル・バイオリンが興味深かった。
普通の四本の弦の下に、共鳴用に5本の弦が通してある。
上の4本もブリッジが平らなので、一本の弦だけを弾くことは少なそう。
チューニングが特殊なんだろうなあと思って読んでいたら、どうも曲ごとに変えるようだ。
ノルウェーの民族楽器なのだが、下の共鳴弦の標準的なチューニングで、グリーグの『ペールギュント』の「朝」がほとんど弾けてしまうと書いてある。
開放弦で、ということだろうな。
普通のバイオリンに弱音器を付けた感じの音なのだそうな。
雑誌のインタビューに答えている山瀬理桜さんが、日本で唯一の奏者らしい。
→2004/6/15 山瀬理桜 ハルダンゲル・ヴァイオリン・ミニ・コンサート

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