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「同和利権の真相」の深層

「同和利権の真相」の深層 「死ぬのはやつらだ」さんのところ(「反米嫌日戦線 LIVE and LET DIE(三流偏向不公正独断蝦夷自分趣味)」)で『「同和利権の真相」の深層』(解放出版社)という本のことを知り、早速買ってくる。

宝島社から出ている『同和利権の真相』というシリーズを批判した本だ。
巻頭宮崎学さんへのインタビュー構成に始まり、呉智英さんへのインタビュー、森達也さんの原稿と、なかなか充実している。
宝島のシリーズでは、共産党系のライターが部落解放同盟憎しのあまりに、差別意識を増幅しているのが、実にいたたまれない。

今、差別は新しい形で広がっているようだ。
見ないふりをしてもダメだよ。
ネット上でよく見掛けるじゃないか。
斎藤貴男さんが担当している章「新・生活保守主義のメンタリティと"差別"の時代」はその具体例を挙げている。

自分の実生活の中で被差別部落の人や在日韓国朝鮮人と触れ合って生まれた差別ではない。
ネットで流される「情報」から「知識」として得た差別意識なのである。
社会的弱者を見下す視線を露骨に公言する政治家、石原都知事が人気を得るのと同じ心情である。

斎藤さんのルポには、解放同盟の関係者宅に対して執拗に嫌がらせの葉書を出し続けている例が出てくるのだが、ネット上で見掛ける差別者と非常によく似ている。
実生活での鬱憤をネットにぶつける、逆恨みの人生を送る者どもである。
社会的弱者を差別することで自分が「癒される」のだという、実に迷惑な連中だ。

楽天広場で主に女性のサイトに現われては難癖をつける、いわゆるネット右翼、私がネズミの糞未満と呼ぶストーカー人格も、「ぼくちん」が癒されるために、他人に嫌がらせを続ける。
「部落差別」「在日差別」「女性差別」、ネット上の「ぼくちん」たちの中に生き続ける残忍な差別は、本人たちにとっては「クリーン」に見えるのだからタチが悪い。
ぼくちんたち、そりゃめちゃくちゃ汚いモノなんだよ。
早く捨ててきなさい。

『「同和利権の真相」の深層』
 解放出版社
 A5判並製 本文206p.
 定価:1500円+悪税
 
 Round1 インタビュー・宮崎学
     何がリアルや!
     「部落と利権」をめぐる『宝島Real』のリアリズムについて
 Round2 角岡伸彦
     部落解放運動が残してきたもの
 Round3 秋山良+グループM78
     『真相』なるものが覆い隠した真実
 Round4 斎藤貴男
     新・生活保守主義のメンタリティと"差別の時代"
 Round5 インタビュー・呉智英
     根源から問う!
     「人権真理教」と差別
 Round6 森達也
     『真相』への違和感
 Round7 和田献一
     自ら陥穽におちいってはならない

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