先日ふと見かけた中古CD市。
980円均一コーナーにディランがかなり揃っていたのだが、みんな持っているものだったし、それにレンタル落ちの中古では980円は高い。
輸入CDならほとんど変わらない値段で新品が買えてしまう。
和モノは80年代が中心のようで、あら懐かしいわね、なんだけど、980円はちょっと高いなあ。
と思っていたら、二枚組みも980円なのであった。
これなら許せるか。
(根拠は希薄だが)
それで、吉田拓郎さんのライブ盤を2セット買ったのだ。
こういうものはプレイヤーでかからないと悲しいのだが、特に問題はなかった。
う?ん、何か違和感があるなあ、拓郎さん。
『王様達のハイキング』は、とても懐かしいアルバムだ。
飯代を心配するような生活をしていたころ、図書館でレコードを借りたのだった。
レンタル屋さんに行く金もなかったのだ。
職場の近くあった、文京区真砂町の図書館。
レコードの貸し出しは人気があったので、棚に残っているものは少なかった。
加藤登紀子さんの『ほろ酔いコンサート』や、坂本龍一さんと一緒にやっているアルバムを借りて聴いた。
図書館で出会わなければ聴かなかったかもしれないアルバムだろう。
拓郎さんの『王様達のハイキング』『無人島で…。』も、その図書館で見つけて借りた。
カセットテープだけは買い置きの安物がやたらにあったので、ダビングして何度も聴いたのだ。
70年代初頭にショックを受けた、あの圧倒的な存在感のある拓郎さんではなかった。
ギター一本の弾き語りで強烈な個性を放っていた、あの輝きはもうなかった。
それが寂しかったのだが、自分の暮らしのわびしさに合って、かえって良かったのかもしれない。
なんとなく寂しい拓郎さん。
結局二十年経って、980円で中古を買ったのだよ。
『王様達のハイキング イン・武道館』
オリジナルLP発売日1982年11月21日

ディスク: 1
1. 夏休み
2. 春を呼べ2
3. あの娘といい気分
4. 爪
5. 王様達のハイキング
6. 悲しいのは
ディスク: 2
1. この指とまれ
2. 狼のブルース
3. 外は白い雪の夜
4. 愛してるよ
5. サマータイムブルースが聴こえる
6. 唇をかみしめて
7. 祭りのあと
8. マーク2
『吉田拓郎 ONE LAST NIGHT IN つま恋』
オリジナルアルバム発売日1985年9月21日
ディスク: 1
1. 暑中見舞い
2. 誕生日
3. I'm In Love
4. 大阪行きは何番ホーム
5. サマーピープル
6. 言葉
7. 今夜も君をこの胸に
8. 夏休み
9. やせっぽちのブルース
10. ビートルズが教えてくれた
ディスク: 2
1. いつも見ていたヒロシマ
2. 川の流れの如く
3. Life
4. 7月26日未明
5. 俺が愛した馬鹿
6. この指とまれ
7. 明日に向って走れ
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