クリスマスケーキで思い出したのだが、去年の日記では今年読んだ本のベストとして『やちまた』を挙げていたのだった。
→2003年12月26日付幻泉館日録@楽天:足立巻一『やちまた』
私の読書速度はめちゃくちゃ速いのでその気になればあっという間に読み終えたはずなのですが、とにかくゆっくりと読んだ本です。
早く終わってしまうのがもったいないのです。
今年のベストはもちろんBob Dylanの"Chronicles: Volume One"。
googleを使って調べないと出てくる固有名詞がわからないので、いつ読み終わるのかわかりません。
もちろんそれが楽しいのです。
「Kettle of Fish」は何と訳したらいいのかわかりません。
店の名前なので「ケトル・オブ・フィッシュ」でもいいのですが、まあ「魚鍋」ということで。
未来に向けて壁があったという記述の後で、また二行空き。
いきなり「魚鍋」の話になります。
それでライブハウスの様子を書くのかと思ったら、田舎で聴いたラジオ番組のタイトルを列挙し始めます。
御大ディランおやじ、やっぱり思いつくままに書いているのではないかしら。
ラジオ番組は、中西部にいたころのディランの心象風景の大きな部分を占めているのです。
その時は今生きている時間が永遠に続くかのように感じる多感な思春期。
ディランは田舎町でこんな番組を聴いていました。
1940年代と50年代の、アメリカのラジオ番組。
★「Inner Sanctum(心の聖域)」
★「Suspense(サスペンス)」
ディランはホラーとユーモアという解説を付けていますが、傑作ドラマが多かったようです。
テレビの「ヒッチコック劇場」が始まったのは1955年。
「ミステリー・ゾーン」「ロアルド・ダール劇場/予期せぬ出来事」も同系統ですね。
→全米ラジオドラマ傑作選
★「The Lone Ranger(ローン・レンジャー)」
テレビ版は私も知っています。
小さなころ、おもちゃの拳銃とガンベルトを買ってもらいました。
白馬シルバーに乗っています。
「ハイヨー、シルバー!」
ストーリーはまったく覚えていません。
→The Lone Ranger
→CLAYTON MOORE, THE LONE RANGER
→ノスタルジック ワールド
田舎町の少年ディランは、こんなラジオ番組を夢中になって聴いていたんですね。
ただいまp.50です。
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