Home > ボブ・ディラン自伝『クロニクルズ』 > CHRONICLES #30 (Bob Dylan)

CHRONICLES #30 (Bob Dylan)

千本浜 2004年12月11日

ディランはスティーヴンズの伝記の他にも、テディ・ルーズベルトの伝記を読んだそうです。
第二次大戦時のフランクリン・ルーズベルトではなくて、20世紀初頭のセオドア・ルーズベルト大統領です。
この人も共和党。
とてもとんがった印象のある若きボブ・ディランが、共和党の政治家の伝記を読みふけっていたというのは、なんだか不思議です。

 →The White House: Theodore Roosevelt

 →WikiPedia: セオドア・ルーズベルト

「ルーズベルト」という表記は原音と比べてあんまりだと思うのですが、「ロウズヴェルト」と書くと誰のことだかわからないので、おなじみの「ルーズベルト」で行きます。

ルーズベルトは農場主でそれから警察(crime buster)に勤めたのだが、カリフォルニアをめぐる戦争(米西戦争)のため、職を辞さなければならなかった。
当時のアメリカのほとんどを所有してしまったのがJ.P.モルガン。
ルーズベルトはモルガンを退却させようとして、投獄するぞと脅した。

私もずっと以前にモルガンとルーズベルトの話は読んだことがあるのですが、何がどうだったのか、まるで覚えていません。
モルガンのことをディランは「a deity figure」と書いています。
アメリカ経済界の絶対神だったんですな。

ステーヴンズにしても、ルーズベルトにしても、モルガンにしても、まるでバラッドの中の人物が外に出てきたみたいだったとディランは言います。
バラッドを聴くように、歴史物の本を読んでいたのでしょう。
そんなバラッドの例として、ディランは三つの曲名を挙げています。

「Walkin' Boss」
 フレイトフル・デッドが演ってますね。
 →Walkin' Boss

「The Prisoner's Song」
 Jimmy Martinのバージョンが有名?
 →The Prisoner's Song

「Ballad of Charles Guiteau」
 Charles Guiteauは1881年7月2日にガーフィールド大統領を暗殺した犯人です。
 猟官運動に失敗したために逆恨みして大統領暗殺に走ったのだそうです。
 →Ballad of Charles Guiteau(すごい音源が聴けます)

次には、書棚で見た美術書を思い出しています。

マザウェル(Robert Motherwell)

ジャスパー・ジョーンズ(Jasper Johns)

アドルフ・メンツェル(Adolf von Menzel)

この辺りの本の方が自然ですね。


www.iraqbodycount.orgwww.iraqbodycount.org
www.iraqbodycount.org

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.gensenkan.net/~blog/mt-tb.cgi/53
Listed below are links to weblogs that reference
CHRONICLES #30 (Bob Dylan) from 幻泉館日録

Home > ボブ・ディラン自伝『クロニクルズ』 > CHRONICLES #30 (Bob Dylan)

Search
Feeds

Return to page top