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【高田渡生誕会 59】

  • Last Modified: 2008年1月23日 15:41

[高田渡生誕会・59 #1]

今年も行って参りました。
高田渡生誕会。
渡さんも59歳になりました(生きてれば)。

 →高田渡生誕会

会場は吉祥寺駅公園口を出てすぐの、武蔵野公会堂です。
建物は昔からおなじみなのですが、中に入ったことはありません。
どこかの大学の落語研究会の発表会などやってましたっけ。


武蔵野公会堂


開場が午後3時ということなので、井の頭公園を散歩している時間はありませんでした。
でも、渡さんがアルパカのニットを買っていたお店へバッジを買いに寄ることはできました。

開場前、なんだか見たことのあるような人たちが並んでいます。
去年の生誕会で見たというより、大阪服部緑地での春一番コンサートで見かけたという感じ。

前日の出演者である佐藤GWAN博さんがポスターを売ってます。
風太さんと田川律さんが挨拶して抱き合っています。
風太さんは舞台監督です。
田川さん、今日も賄いのおっちゃんやってるんでしょうか。

さて、もちろん、この項、続きます。


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[高田渡生誕会・59 #2]

wataru59a.jpg

午後3時半開演のはずが、15分ほど遅れてました。
突然チンドン入りの楽団とともに、中川五郎さんが歌いながら真ん中の通路を、ステージに向かいます。

●中川五郎+真黒毛ぼっくす

 →中川五郎オフィシャルサイト

#1 私の青空
#2 うた
  ♪ 今はもう長すぎるコンチェルトなど
  ♪ 聴いている時ではない

●真黒毛ぼっくす

 →青空レコード

#1 ごあいさつ
#2 岬で待つ女

真黒毛ぼっくすには小学生(低学年かな?)の娘さんがいて、この子がすごかった!
完全に歌を理解して、シンバルを鳴らしたり、タンバリンを叩いたり、コーラスを付けたり。
お、映像見ることができますね。

 →YouTube: 真黒毛ぼっくす 岬で待つ女

●シバ+真黒毛ぼっくす

 →シバ 流れ星通信

#1 ♪ 月の上で象は
#2 16ブルーズ

いきなりシバさんの登場でちょっとびっくり。
ご本人も、こんな早い時間にとぼやいていました。

●PANTA+菊池琢巳+真黒毛ぼっくす

 →PANTAX'S WORLD

ひさびさに見るパンタさん。
M-16(のおもちゃ)を持って登場して、「自衛隊に入ろう」が終わると、それを叩きおって、客席に投げ込みます。
「大丈夫でしたか?」と、受け取った人に尋ねてました。

#1 自衛隊に入ろう
 おっと!
 ちょっと替え歌入り。

 ♪ 女の中の 女はみんな
 ♪ 自衛隊に入って花と咲く

 原曲の「悪いソ連や中国をやっつけましょう」はこんな感じ。

 ♪ アメリカさんにも手伝ってもらい
 ♪ 悪いキムジョンイルやビンラディンやカストロをやっつけましょう

 真黒毛ぼっくすの娘さんが♪自衛隊に入ろう♪とコーラスを付けているのは、すごい光景でした。

#2 7月のムスターファ
 サダム・フセインの孫のことを歌った曲だそうです。
 壮絶な詞でした。

 ♪ 叔父の死骸から銃を取り
 ♪ 頭のつぶれたボディガードの弾丸を奪い
 ♪ 血の海に横たわる父を楯に
 ♪ いま誇りだけが彼を支える

 ♪ 記憶してくれ
 ♪ 彼はムスターファ
 ♪ まだ14才の7月のモスル
 ♪ たったひとりで1時間 アメリカと闘った

パンタさんは、頭脳警察の相棒トシ(石塚俊明)さんがよく渡さんと飲んでいたので、そこでご一緒したそうです。
それは下駄屋というお店かな。

ここで中川五郎さんが出てきて、休憩を宣言します。
そう、とにかく平均年齢が高いので、トイレやら喫煙やらで、休憩が多いのです。
春一番も同様ですが、あれはもっと空間も時間もゆるいので、その必要がありません。
武蔵野公会堂に詰め込まれたおじさんたちには、一時間で休憩というのは、ありがたかったことでしょう。


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[高田渡生誕会・59 #3]

高田渡詩集 個人的理由

最初の休憩が終わって、午後4時半を回りました。
ラビさんです。
久しぶりにステージを拝見します。
80年代前半に渋谷で観て以来かな。

●中山ラビ

 →ラビWebです

#1 その気になってるわ

 ♪ おぼえてる アンタ 海辺のあのこと
 ♪ 陽が落ちて人がいなくなり
 ♪ 桜貝もミドリに変わり
 ♪ 買いたての水着きてみた

 ラビさん、声が変わらないなあ。
 ここでちょっとホロッと来ました。
 
 →幻泉館日録:その気になってるわ

#2 眠れない夜

 ♪ いつまでも眠れない夜がくる
 ♪ ひとりの人のために 眠れない夜がくる

 『はだ絵』だ。
 このあたりのアルバムには弱いんです。
 歌がいきなり心の奥に飛び込んできます。

●中川イサト

 →中川イサト ホームページ

漬物を食べることができない渡さんに無理やり食べさせようとした話をします。
いけないなあ。

#1 吉祥寺1972
#2 ぼくのいるところ
#3 その気になれば

 ラビさんの「その気になってるわ」と続けて聴いたのは初めてです。

●宮武希
 +ロケット松+今井忍+松永孝義+Annsan

 →宮武希・公式ホームページ

#1 鉱夫の祈り
#2 ウラメ?夜明けまえ
#3 ぼーら

『小笠原古謡集』は、渡さんが唯一ほめてくれた仕事だったそうです。

●今井忍

#1 十五夜の月

今井さん、ソロアルバム出したんですね。
吉祥寺では「永遠の若手」。

 →今井忍/夜のつばさ

●斉藤哲夫

 →斉藤哲夫 Official Home Page

#1 ♪ 落ちる日差しを浴びて
#2 Don't Think Twice, It's All Right

用意した曲はまだ準備不足だということで中止。
残念でした。

●よしだよしこ
 +永原元+松田ARI幸一
 
 →よしだよしこのホームページ

#1 うらら月の明かり
#2 ア・シ・オ・ト

「ア・シ・オ・ト」は、渡さんのことを歌った曲です。
今までステージで前置き説明をしたことがなかったそうですが、初めて前置きをしてくれました。
アメリカで心身共にぼろぼろになった時に届いた、日本からの便り。
よしださんが淡々と語り終えて、「ア・シ・オ・ト」を歌い始めると、私の目から涙があふれ出ました。
どうにも止まりませんでした。
ずるずる鼻水も出てきました。

 ♪ あなたはもうこれ以上
 ♪ 歳をとらない
 ♪ あなたの残した言葉のとおりに
 ♪ もうこれからは唄わないでいられる

●早川義夫

#1 シャンソン
#2 君の亭主
#3 I LOVE HONZI
#4 ♪ 音楽(?)

渡さんの詩に早川さんが曲を付けた「シャンソン」で始まりました。
これは他の人が歌って、ラジオのスポットCMで流れましたっけ。

早川さんは訥訥と、もどかしそうにピアノを弾いていました。
HONZIさんのバイオリンが聞こえていたのだと思います。
一旦止まった涙が少し出てきました。

 →日記42

ここでまた休憩です。


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[高田渡生誕会・59 #4]

曼荼羅

二度目の休憩の後は、飛び入りで藤村直樹さん。
渡さんのD-28を持って登場。
とても鳴りが良くて、イサトさんが狙っていると言われてたマーチンです。
渡さんの友人で主治医だった人。
去年は、「お前が殺したんだ?」と、冗談になってましたね。
前回と同じ曲です。

●藤村直樹

 →藤村直樹

#1 歌っておくれ渡

●高田漣

 →高田 漣 - TONE&CO.,LTD

いつもはラップスチールでおなじみの漣さんですが、この日は渡さんのD-28をボトルネック奏法で弾きました。
メガネをかけていないと実に二枚目、ダルビッシュ投手みたいよ。
鼻が渡さんだけど。

#1 アマルコルドのテーマ

 1曲目はフェリーニの映画のテーマで、インストルメンタル。
 懐かしい映画です。
 学生時代に、池袋の名画座で観たな。
 ニーノ・ロータの曲なんですね。

#2 ホーボーの子守歌
#3 りんごの木の下で

●安宅浩司+高田漣

 →安宅浩司[ATAKA KOJI]オフィシャルサイト

#1 それでいいんじゃないかと

 安宅さんはそのまま残って、ドブロに持ち替えます。

●村上律
 +安宅浩司+竹田裕美子+よしだよしこ+中山ラビ

 時間がなくて1曲しかできないので人数で稼ぐと言って、豪華メンバーによるサポート。
 キンちゃんがアコーディオン、よしださんがギター、ラビさんはゆるいコーラスです。

#1 南京豆の唄

 →Goober Peas 音量注意!

●大塚まさじ

 →大塚まさじのホームページ『月の舟』

#1 月のまつり
#2 春のはじまり
#3 夕暮れ

 「夕暮れ」は漣さんが入りました。

●佐野遊穂
 +安宅浩司+Annsan+なつきくん

 →ハンバートハンバート * オフィシャルウェブサイト

2月から産休に入るという遊穂さんが登場。
小学校から高校まで明星学園だったそうで、実は吉祥寺は地元みたいなもの。
知らなかったわ。

#1 国語

●加川良

#1 夜明け

 佐野遊穂さんと一緒に、ハンバートハンバートの曲です。
 もうおなじみ。

#2 下宿屋

 たぶん会場が一番盛り上がったのはこの時。
 やってくれた!
 という感じ。
 でも、ご本人は「一番嫌いなのがフォーク酒場」と言ってました。
 ああ、フォーク酒場ってこんな感じなのか。

#3 幸せそうな人たち

 ♪ 若い頃のままであれと
 ♪ 少女のように 少年のように
 ♪ 夢とうつつを並べ替えて
 ♪ えやみ(疫病)を覆い 頬紅を塗る

 すぎの暢さんの、あのすごい音のスチールギターが欲しいところ。
 代わりに加川さんがうなってました。

 ♪ 生まれた時から僕たちは
 ♪ 滅びてゆく道に 花を飾る

さて、ここで最後の休憩。
外へ出てみると、「加川良が下宿屋歌ってくれた」と携帯で一所懸命誰かに伝えている人。
パンと牛乳をもごもご食べている人。
髪の毛はすっかりなくなっているのに、なんだかみんな中学生みたいでした。


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[高田渡生誕会・59 #5]

休憩後、最後のセクションはair plantsが通しでバックを担当しました。
嘉多山信さん(ギター/マンドリン)+阿部美緒さん(バイオリン)+橋本歩さん(チェロ)の三人です。

 →阿部美緒

 →歩だが!

●air plants
 
#1 太陽の孤独
#2 帯広
#3 Scatterbrain

三曲目はなんだっけなあと思ったら、ジェフ・ベックの曲でした。

 →YouTume: Jeff Beck - Scatterbrain (North Sea Jazz 2006)

●中川五郎+air platns

 →中川五郎オフィシャルサイト

#1 Imagine

もちろんジョン・レノンの曲。
五郎さんは♪どんなだろう♪という名訳で歌ってくれました。

●リクオ+air plants

 →RIKUO OFFICIAL WEB SITE

#1 Oh My Love
 ♪ 愛しい人よ

 ジョン・レノンが続きました。

#2 生活の柄

 客席ではおなじみのコーラス(?)を付けたがっていたようですが、アレンジのため不可能に。
 ま、フォーク酒場じゃないんで。

●松田ARI幸一

 →ari@times

#1 靴が一足あったなら?おやすみアイリーン
#2 東京の屋根の下

 この2曲はアリちゃんのギター弾き語り。
 「東京の屋根の下」は灰田勝彦さんが歌った、服部良一メロディですね。

#3 ミケランジェロ

 渡さんが好きだった曲だと言って、ハーモニカで演奏してくれました。

●全員

#1 この世に住む家とてなく

 ♪ 帰る巣がないさすらうおいら
 ♪ 街から街へのその日暮し
 ♪ 心休まるところがないのさ
 ♪ この世に住み家がないからよ

 →I Ain't Got No Home

一日目の出演者だったペケ(いとうたかお)さんや、大庭珍太さんもステージに上がっています。

高田渡生誕会 59

アンコールを要求する客席。
無理じゃないのかなあと思っていたら、風太さんが出てきました。
片付けがあるからダメよ。
一日目は10時までやったので、そのつもりで手を叩いていた人もいるのでしょう。
これで高田渡生誕会59は終わりです。

今回は二日間あるうちの二日目しか参加できなかったのが残念です。
友部正人さん、パスカルズ、佐久間順平さんの林亭やバーボン・ストリート・ブルース・バンド、ああ、小林政広さんや、いとうたかおさん、川下直広さんも出てたんだ。
観たかったなあ。

さあ、来年はいよいよ渡さんも還暦です。
あれ?
次回の世話役はどなたなんでしょうか?


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