また見つけたよ

SHOWBOATから出ている、友部正人さんの復刻盤アルバムが届いた。
両方とも紙ジャケット。
紙ジャケは買ったばかりの時は嬉しいのだが、後々困るんだよなあ。
CDは結局カメラの安売り店で売っている498円の箱に詰め込んで積み上げておくことになるんだけど、紙ジャケアルバムは普通のCDと並んで入らないんです。
横にして入れるのもあれだし、それだけまとめるとせっかくアーティスト別になってる箱がなあ。
コルトレーンとサザンとユーミンと友部正人が同じ箱というのもねえ。
まあ、一緒に聴いてたんでこれが現実だといえば確かに現実なんだが。

この2枚はCBSソニーから出ていたもの。
差別語自主規制のためにフルアルバムの形では復刻されなかったんですね。
ソニーからは2枚のダイジェストで『ベスト・セレクション』が出ました。
安いんでお買い得なんですが。

鈴木翁二のマンガに描かれている、吉祥寺の夜が浮かんできます。
「悦子」というのは「サト」の本名だった。

また見つけたよ『また見つけたよ』
(1973年)
1. 反復
2. 公園のD51
3. なんてすっぱい雨だ
4. あれは忘れもの
5. 早いぞ早いぞ
6. 空が落ちてくる
7. 道案内
8. 密漁の夜
9. 夕暮れ

誰もぼくの絵を描けないだろう『誰もぼくの絵を描けないだろう』
(1975年)
1. 誰もぼくの絵を描けないだろう
2. 長いうで
3. お日様がおっことしたものはコールタールの黒
4. バークレー散歩
5. おしゃべりなカラス
6. 金もないが悩みもない
7. 悦子
8. ひとり部屋に居て
9. サキソフォン
10. ぼくは海になんてなりたくない
11. あいてるドアから失礼しますよ


City of Glass / My Best MD

昨日書いたポール・オースターの小説の書き出しですが、日本語訳を書けという声があるので、一応試訳。
といっても、誰がやってもあまり変わらない訳になります。
せっかくだから注釈付けます。

> It was a wrong number that started it,
これがあの強調構文。
“It was”と”that”をとりはずすと、”A wrong number started it”となりますね。
「ある間違い電話がそれを始めた。」
強調構文なんでお約束通りに後ろから訳し上げてみます。
「それを始めたのは、ある間違い電話だった。」
無生物主語が気になる場合は主語を副詞的に訳してみましょう。
「それが始まったのは、ある間違い電話からだった。」

> the telephone ringing three times in the dead of night,
これがあの独立分詞構文。
日本語でも本当は適当にぶらさげておきたいところですが、一応ちゃんとS+Vが整った形に変換。
「電話が三回鳴った」
“in the dead night”で一旦ためらいましたか?
「死」は”death”ですよ、”dead”は本来形容詞の「死んでいる」で、”the”を前に付けると「死者」の意味でもよく出てきますね。
映画のタイトルになった”the quick and the dead”は「生者と死者」になります。
ここでは違う意味で、「寒さ・静寂・暗闇の最たる時」です。
何のことはない、”in the dead of night”で「真夜中に」。
「真夜中に電話が三回鳴った。」

> and the voice on the other end asking for someone he was not
“on the other end”の”end”は端っこ。
だから「電話の反対側で/電話の向こうで」です。
おお、ここも独立分詞構文だ。
“asking for”は「要求した」。
“someone”の後ろには関係代名詞が省略されていて、「彼ではない誰か」。
ベタベタ訳すと「そして、電話の向こう側の声は彼ではない誰かを要求した」。
あんまりな日本語なので、「電話の向こう側の声は、彼ではない人物と話したがっていた」ぐらいでしょうか。

—————————————-
It was a wrong number that started it, the telephone ringing three times in the dead of night, and the voice on the other end asking for someone he was not.

それが始まったのは、ある間違い電話からだった。真夜中に電話が三回鳴った。電話の向こう側の声は、彼ではない人物と話したがっていた。



「マイベストMD」2003年9月版を作成。
今回のテーマは、ギターを弾きながら歌う曲。

「マイベストMD」2003年9月版
1. Heart of Gold (Neil Young)
2. Like a Hurricane (Neil Young)
3. My Back Pages (Bob Dylan)
4. I Shall Be Released (Bob Dylan)
5. For Adam (Jackson Browne)
6. Rock Me on the Water (Jackson Browne)
7. 万物流転 (頭脳警察)
8. マーラーズ・パーラー’80 (PANTA&HAL)
9. 冬のサナトリウム?サルビアの花 (あがた森魚)
10. 私は地の果てまで (五つの赤い風船)
11. 時は流れて (中島みゆき)
12. 誰のせいでもない雨が (中島みゆき)
13. 流星 (吉田拓郎)

自分で言うのもナニですが、これは相当ヘンです。
たとえばこれに友部正人、RCサクセションを付け加えたいなどと思っていたのですが、男声ボーカルがことごとく変な声。
(もちろんSimon & GarfunkelやJohn Lennonだって入れてもいいのですが。)

しかし、こうしてみると実にきれいきれいな声が苦手なのだとわかりました。
ああ、中山ラビさんも入れたかった。
ということで、早晩続編を作ることでしょう。

The New York Trilogy

The New York Trilogy少し前にSHIZUMU殿の日記でオースターの名前を見かけて、ああ、読んでおこうと思ったのであった。
まだイベントで忙しい最中にamazonで検索して、お得なペーパーバックを見つけた。
まあ、逃避行動ではあった。

ペンギンが出している”The New York Trilogy”。
これは「ニューヨーク三部作」と呼ばれる”City of Glass” “Ghost” “The Locked Room”の三作品が収まっているのです。
US価格が$14.95なのだが、amazonでは値引き価格で1,571となっているのも嬉しい。
安いじゃん!
(やっぱりオバさん体質である)

いい翻訳が出ている(らしい)のに原著で読もうというのは、比較的読みやすそうな文体だからであります。
ピンチョンを原著でというのは、ちょっとキビシイ。
でも、オースターならイケルんではないかと。
とりあえずお試し。
“City of Glass”の冒頭はこうです。

 It was a wrong number that started it, the telephone ringing three times in the dead of night, and the voice on the other end asking for someone he was not.

ね、強調構文とか分詞構文とかいった呼び方は知らなくても、ちゃんと読める文でしょ?

しかし、amazon便利です。
数年前はamazon.comにヒヤヒヤ注文してました。
そのまた前は、アメリカの大手ブッククラブの会員になってました。
一度カードが通らなくて、そのBMCというところには発注しなくなりました。
注文書にチェックを入れて郵送していた時はトラブルがなかったのに、サイトで発注したらペケだったのです。
それでamazon.comに本やCDを注文するようになったのです。

アメリカではブッククラブが発達していて、かなり安い価格で本が買えるのです。
ただし、毎月何冊注文してねというノルマがありました。
ああ、そういうことは二十年前に在籍していた零細出版社の社長が教えてくれたのだった。

今ではだいぶ事情が変わってしまったのではないかしら。
もちろんamazonです。
既成のブッククラブがもたもたしている間に完全にシェアを食ったと思われます。
よう知らんので、誰か教えてくださいませ。

おかげで地方都市に暮らす私もごく普通に洋書が注文できるようになりました。
そのため、本当に出無精になっちまいました。
毎月何かしらコンサートに出かけて、大手書店に立ち寄る。
これがなくなってしまいました。

ニューヨークの本屋さんが舞台という映画があったな。
言わずと知れた”You’ve Got Mail”です。
この映画はあんまり評判が良くないらしい。
でも、私は本屋さんが舞台なので楽しかったです。
メグ・ライアンはかわいいし。

そういえば、「タレントさんだと誰が好き?」みたいなことを聞かれた時は、メグ・ライアンだと答えることにしています。
かわいいおばさんの名前を挙げると、その場の雰囲気を壊さずに納得してもらえるのです。

メグ・ライアン様

最終指令自爆せよ!

HMVから頭脳警察のビデオが届く。
90年代初めに頭脳警察が最結成された時のライブ映像。
以前『万物流転』というタイトルのビデオをヤフオクで入手したことがあるが、その完全版といったような映像。
2時間近くたっぷり演奏が詰まっているのが嬉しい。

十年以上前の映像だが、パンタもトシも、既にしっかりおっさんになってる。
パンタさんはあの『イカす! バンド天国』の審査員なんてやってた時期かしら。
素人バンドの演奏技術よりも、姿勢やオリジナル曲の歌詞をいつも責めてたのがパンタらしかったね。

で、久しぶりにビデオ・エンコーディングを試している。
ハードディスクを入れ替えたので、フリーのツールでかためたセットが消し飛んでしまった。
最初から設定しなければならない。

以前やっていたころは単純にMPEG1のサイズを圧縮するだけだったのだが、今時はMPEG4なのでCODEC云々ということになってる。
よくわからん。
まずは映像の取り込み。
それからいいかげんに設定してエンコード作業。

すっかり忘れていたが、交換したばかりの新品ハードディスクが耐久試験のような使い方になってしまっている。
あと4時間ほどはブン回し状態。
据え置き機で始めてしまったので、うるさいし、暑いし。
これでしょぼい結果だったりすると、もう二度とこんなことはやるまいとか思うのです。

最終指令自爆せよ!
『最終指令自爆せよ!
 渋谷公会堂1991年2月21日』
Sales Date:2001.9
1. 腐った卵
2. 銃をとれ
3. マラブンタバレー
4. 赤軍兵士の詩
5. R☆E☆D
6. 戦慄のプレリュード
7. 歴史からとびだせ
8. 詩人の末路
9. People
10. 月食と日食の谷間で
11. 万物流転
12. Quiet Riot
13. イライラ
14. 嵐が待っている
15. ふざけるんじゃねえよ
16. Blood Blood Blood
17. 最終指令自爆せよ
18. 悪たれ小僧
19. あばよ東京
20. さようなら世界夫人よ

さようなら 永遠の夏休み

夢を見た。

やけに広い小学校の校庭。
鮮やかすぎる色の空と山が見える。
戦争中なのか、かなり間隔を開けて子供たちが整然と広がっている。
あるいはそれは維新派の演技だったのか。

入道雲、蝉の声、陳腐なのに懐かしい。
とても暑いはずなのに、僕のいるところは涼しい風が吹いている。

男の子は白いランニングシャツに黒い半ズボン。
女の子は白いワンピースに白い帽子。
戦争中にしてはきれいなまぶしい服だなあ。

僕は空から見ているのだろうか。
子供の群れは斜め上から俯瞰した構図になっている。

ふと、校庭の子供たちの中に自分の子供がいないことに気づいてあわてる。
「……がいない!」
自分の子供の名前が出てこない。
男の子なのか、女の子なのか、それすら思い出せない。
「……がいない!」

本当は自分の子供なんか元々いないような気もしているのに、それでも自分がとんでもないことをしでかしてしまったのだと思う。
バラバラのような、整然としたような、不思議な動きを続けている子供たちは、きっとみんなそのことに気づいている。

蝉の声しか聞こえないのはなぜなんだろう。
この子供たちは本当はもう死んでいるのかもしれない。
ここだけが、日本が戦争に負けた夏休みを続けているようだ。

それにしては生き生きとした子供たちなのだ。
本当は僕の方が死んでいるのかもしれない。

(画像は維新派『さかしま』)
維新派 さかしま

NACHT MUSIK

パンタさんや頭脳警察のCDを発掘してみたところ、結構欠けがあるのに気づいた。
amazon, HMV, TOWER RECORDをうろうろしてみると、知らない間に新譜が出たりなんぞもしている。
せっかくだからいくつか発注。
amazonでは品切れのビデオもHMVでは発注できるところがミソ。
「在庫あり」になってたけど、たぶん不良在庫なんだろうなあ。

夜寝る時に『クリスタル・ナハト』なんぞ聴く。
今どきの高校生はアンネ・フランクや『夜と霧』は知っていても、PLOは知らないようだ。
日本は十年前よりも、アメリカの属国化が進んでいると思う。

幻泉館 本館
頭脳警察&パンタ

楽天広場お試し。

Lycos日記から移行しないという方が多いので、そんなに使いにくいものなの
か、試しに登録してみました。

夜中に登録してすっかり忘れていたのですが、仕事から帰るとメールが。 このメールに返信すると日記が書けます
なるほど。
日記書けやって。
じゃあやっぱりお試しで返信。
タグは使えるのかしらん?
幻泉館 本館
あ、張れました♪

70年代サブカルチャー&反原発

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