六の宮姫子の悲劇

ヤフオクで落札した、つりたくにこさんのマンガが届いた。
少し前から探していた、『六の宮姫子の悲劇』。
青林堂の「青林傑作シリーズ」という上製本で、私は永島慎二さんの『フーテン』上下巻と『黄色い涙』をこのシリーズで買ったのだ。
ビニール装はちょっと苦手。
以前つりたさんの未発表作品集『彼方へ』のことを書いてから、探していた本だ。
作品が掲載された「ガロ」をすべて読んでいたので、中身はよく知っている。
なにげない表現が、意外に今も心に残っている。
精神形成の重要な時期に読んでいたマンガだったということだろう。
1966年から1970年。
SLE(全身性エリテマトーデス)罹患前の、元気なころの作品だ。
意外に短い期間だなあ。
この本が出たのは1979年。
70年代末、確かに僕はつりたくにこさんを忘れていたかもしれない。
つりたさんが亡くなったのは1985年。
僕がそれをを知ったのは、もっとずっと後のことだった。
 →2004年10月17日:彼方へ
六の宮姫子の悲劇

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CHRONICLES #109 内戦の記憶

千本浜 2005年3月24日

南北戦争前夜、各地に暴動が起こりました。
1850年代末、そんな記事に混ざって、新聞にリンカーンが登場するようになります。
様々に戯画化されていました。
ヒヒ(baboon)やキリン(giraff)に描かれていたそうです。
現在のように、リンカーンがアメリカの師父のように描かれることなど想像もできませんでした。
誰もリンカーンの言うことなど、まじめに受け取ってはいませんでした。
新聞記事を貪り読みながら、どんな歌が作れるものか、ディランは考えます。
人々がどれだけ強く地縁によって結びつき、そして宗教的な理想というものがどれだけひどい敵を生み出すものなのか。
少し経つと、こんなものしかないのに気づくのだ。
感情、暗黒の日々、分離、悪に対する悪……人間の運命をどんどんと外れていく。
これは長い弔いの歌であるのだが、しかしテーマとしてはある種の不完全なものとなってしまう。
非常に抽象的なイデオロギー、数多くの叙事詩、髭を生やした登場人物たち、必ずしも善良ではない高位の人々。
どれもそれ一つだけで、満足できるものにはならない。
新しく古典となるような価値も見いだせない。
騎士道と栄誉のレトリックなんてものは、きっと後から付け加えられたんだろう。
南北戦争当時の新聞を読んで、ディランは失望したようです。
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It’s a shame what happened to the women. Most of them were abandoned to starve on farms with their children, unprotected and left to fend for themselves as victimes to the elements. The suffering is endless, and the punishment is going to be forever.
女性に起きたことは本当に残念である。ほとんどはその子供と一緒に、農場に無防備なまま捨て置かれ、自力で自然の猛威と格闘し、そして犠牲者となった。その苦しみは終わりのないものであり、そしてその罰は永遠に続くことになる。
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二十歳になる直前のディランが、こうして百年前の新聞記事から、内戦の事実を読み取っていくのです。
ただいまp.86です。
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靴の中の砂 #2

アマゾンからメールが来た。
先日品違いで返品したアルバムは、やはり「カタログ上の誤り」なのだそうな。
それはいいのだが、その誤りを訂正するのに3?4週間の時間がかかるのだという。
それで注文がキャンセルになってしまった。
がちょ?ん!
ピート・シーガーさんの「わたしがいちばんきれいだった時」は、なかなか聴けないようだ。
今もamazon.co.jpで「Pete Seeger」を検索すると、CDのトップ(売れている順番)には、このアルバム”Sand In Your Shoes”が来るようです。
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Amazon.co.jpからのお知らせ。
お客様のご注文された[Sand In Your Shoes [BEST OF] [SINGLE] [FROM US] [IMPORT]]の商品番号にカタログ上の誤りがございましたため、正しい商品が未だ入手できない状況にあります。
当サイトにて今回のカタログ上の誤りを訂正するまでに3~4週間のお時間をいただかなければなりませんのでお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、いったんご注文をキャンセルさせていただき返金で処理をさせて頂きます。誠に申し訳ございませんが、カタログ訂正後に再度ご注文いただきますようお願い申し上げます。
また、カタログ訂正が終了するまでの期間につきましても技術的な問題で誤ったISBNのまま当サイトのカタログ上に表示せざるを得ません。なにとぞご理解くださいますよう重ねてお願い申し上げます。
Amazon.co.jpのまたのご利用、お待ちしております。
Amazon.co.jp
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こわれもの

おかえりなさい。
シャープのザウルスは無事に修理が完了して帰ってきた。
保証書に販売店の印がなかったのだが、発送連絡のe-mailが残っていたので、それを添付して修理に出した。
PENTAXのレンズフードは、販売店から携帯に留守電が入っていた。
フードはそれしか出していないので、レンズ本体の方を修理するというものだ。
レンズは壊れていない。
「修理」ではないだろう。
汎用のフードに合わせて、レンズ側のねじ切りを変えるということではないのか。
フードなしでも特に不便はないので、これは放っておこう。
物が壊れるというのは、嫌なものだ。
修理に出すのが面倒になる。
CDラジカセは壊れるのが早い。
ピックアップ部分は消耗品だなどと販売店で言われたが、PCやデッキ型のプレイヤーは何年も問題なく動いている。
タイマーでも働いているのではないかというぐらい、すぐダメになってしまう。
関係性が壊れるというのは、もっと嫌なものだ。
修復が面倒になる。
こちらも、タイマーでも働いているのではないかというぐらい、すぐダメになってしまう。
 ♪ それはこわれもの
ラビさんにそういう歌があったような気がしていたのだが、勘違いだったようだ。
CDを引っ張り出してきても、そんな歌はない。
 ♪ それはこわれもの

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CHRONICLES #108 各自ノ権利自由

保線区 2005年3月26日

どたばたしているので、どこまで読んだか忘れてしまいましたわ。
う?ん。
あ、ここだ。
ディランがマイクロフィルムで古い新聞を読みまくっていたのですね。
百年前の、南北戦争前夜。
「orator」という言葉が出てきます。
「演説者, 弁士, 講演者」
「fiery」とセットになっているので、「火を吐くような熱弁家」という感じになるのでしょう。
その例として名前が挙がっているのが、ウィリアム・ロイド・ギャリソン(William Lloyd Garrison)です。
 →William Lloyd Garrison
自身の新聞を持っていて、激烈に奴隷制廃止を主張したようです。
メンフィスで、ニューオリンズで、暴動が起きます。
ニューヨークの暴動では、アメリカ人俳優の役がイギリス人の俳優に代わったことによって、メトロポリタン・オペラ・ハウスの外で二百人が殺されます。
国民国家形成の近代市民革命として、歴史的には南北戦争と明治維新が対応するのでしょうが、どうも自由民権運動の方を想像しています。
自由民権運動には曲がりなりにも言論の戦いがあったし、まさに「民主主義」を主張した憲法私案まで作る人達がいたからです。
 →五日市憲法
今夜はとりあえずこれだけ。
なかなか進みませんなあ。
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乾いて候

少し忙しい日々が続いています。
先日、懐かしい場所に寄りました。
JR東海道線三島駅のすぐそばに、楽寿園という市立公園があるのです。
国の天然記念物・名勝に指定されています。
三島楽寿園小浜池
火成岩の奇怪な風景ゆえの指定ではありません。
かつてここは、富士山からの湧水たたえていたのです。
つまり、池だったところなのです。
上流の地下水を、工場が大量に汲み上げているので、完全に干上がってしまいました。
三島駅を隔てて北側には、東レの工場があります。

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分身四つ身の術

googleで[ 幻泉館 ]を検索していただくと、次々にミラーサイトがヒットします。
おかしいのは、日によってその順番が違うことです。
だいたいトップに来るのは、幻泉館本館です。
アクセス数はさほど多くないのですが、自宅サーバで運営しているので、気持はやっぱりここが本館。
トップに来るのは、ミラーサイトに毎日張っているリンクが利いたのだと思います。
 →幻泉館本館
二番目以降のミラーサイトは、順序がよく入れ替わるのです。
今夜(3/23 深夜)は、So-netが来ています。
レスはほとんど付きませんが、アクセス数は日に300を超えるようです。
各記事ごとのアクセス数が出るのが嬉しいです。
先日、投稿画面に[amazon Webサービス]というボタンが付きました。
CDや本の画像が簡単に出せるのがいいですね。
誤配された「Sand In Your Shoes」の画像を早速表示してみました。
 →幻泉館日録@So-net
二番目に来ることが多いのですが、今夜は一つ下がってしまって三番目になっていたのがご存知楽天広場です。
今はここがメインですね。
カウンタは日に1000を超えるのですが、以前分析したように実際の読者は二桁のようです。
つまり、アクセスの実数はSo-netの方が多いかもしれません。
 →幻泉館日録@楽天
あら、なぜか四番目に浮上してしまったのがteacupです。
リンク先のloveminus0さんが使っているのを見て、試したところです。
私の場合は少し使いにくいし、訪れる方はほとんどいません。
 →幻泉館日録@teacup
双子のようにあるのが、livedootとgooのblogです。
いかにもblogらしいblogだし、使い勝手はいいと思います。
ただ、トラックバックのスパムが多いですね。
アクセス数は、gooの方が一日に100を超えますが、アクセスIPは60前後です。
楽天広場もアクセスIPでカウントした方が、媒体資料としては正確なものになると思いますが、それはやらないんでしょうね。
数字が極端に小さくなりますから。
今楽天広場のランキングでトップの方にある、桁違いな数を表示しているところは、IPの数で数えると消えてしまうものが多いことでしょう。
 →幻泉館日録@livedoor
 →幻泉館日録@goo
こんなにミラーを作ってしまったのですが、内容はほぼ同じです。
というより、ミラーだから同じなんですわな。
リンク先のサイトが繰り返して楽天広場から削除されたので、その時のためにミラーを作ったわけです。
どこかのblogにトラックバックを付ける時は、当然その中から一つだけ付けるだけです。
中身同じなんだから、いくつも付けたら迷惑です。
その道理がわからないやつがいて、いくつもあるミラーを嫌がらせのためにトラックバックしてました。
以前私がネズミの糞以下のストーカー人格と罵った馬鹿たれです。
楽天広場で憎悪を振りまくアレですよ。
寂しい生活を送っている、読解力や論理的思考力に欠けたかわいそうなやつなんでしょうが、コメントやトラックバックで他人様に迷惑かけてるようでは、そんなこと言ってられません。
自らの脳内では論客のつもりらしいですが、エロサイトのスパムトラックバックみたいなものです。
汚いので、躊躇せずに削除しましょう。
相手をする必要はありません。

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CHRONICLES #107 百年の誤読

千本浜 2005年3月16日

ディランが読んだ百年前の世界、それは別世界ではなく、もっと緊迫しただけの、同じ世界ではありました。
奴隷制だけが社会の関心事というわけではなかったのです。
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There were news items about reformmovements, anti-gambling leagues, rising crime, chid labor, temperance, slave-wage factories, loyalty oaths and religious revivals. You get the feeling that the newspapers themselves could explode and lightning will burn and everybody will perish. Everybody uses the same God, quotes the same Bible and law and literature. Plantation slavecrats of Virginia are accused of breeding and selling their own children. In the Northern cities, there’s a lot of discontent and debt is piled up high and seems out of control. The plantation aristocracy run their plantations like city-states.
改革運動、反賭博連盟、犯罪の増加、児童の労働、禁酒、奴隷的賃金の工場、忠誠宣誓、信仰復興といったニュース記事があった。新聞そのものが爆発するかのように感じられる。稲妻が燃え、みんな死んでしまうのだ。誰もが同じ神を利用し、同じ聖書と法と文学を引用する。バージニア州の農園奴隷たちが実子を育てて売り飛ばしたと告発される。北部の都市部では不満と負債が高く積み重なり、抑制が利かないようだ。農園貴族たちは自分の農園を都市国家のように運営している。
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ディランはマイクロフィルムで百年前の新聞を読んで、その当時の社会を想像します。
南北戦争の時代の人物を語りたい。
そのためには、その人がどんな社会に暮らしていたのか、絶対に知る必要があったのでしょう。
ボブ・ディランさんを一緒にしては失礼なんですが、私もある人物を描写しなければならない時、あれこれ調べまくったものです。
たとえ出てくる言葉は似たようなものになったとしても、背景がまったく見えないと自分が自信を持って書いていくことができないんですわ。
江戸を舞台にした小説を書くなんて、私にはできないなあと思ったものです。
p.85に入りました。
www.iraqbodycount.org www.iraqbodycount.org
www.iraqbodycount.org

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靴の中の砂

アマゾンからCDが届いた。
お、ピート・シーガーさんの「わたしがいちばんきれいだった時」が聴ける!
 → わたしが一番きれいだったとき #3
と思ったら、違うCDが入ってました。
アルバムタイトルは同じで”Sand In Your Shoes”なんですが、PETE SEEGERじゃなくて、RALPH McTELL。
これはこれで聴いてみたいのですが、本来のブツを注文しなおすのもアレなんで、返品手続をしました。
アマゾンのサイトで返品を申し込みます。
返品専用と書かれたバーコードをプリントアウトして同梱します。
別に日通ぺりかん便のサイトで申し込みます。
これで明日回収に来てくれるはず。
amazon.co.jpで「Sand In Your Shoes」を検索すると、ピートさんのアルバムがヒットするのですが、不安なことにジャケット画像はこの間違えて送られてきたアルバムのものが表示されてしまいます。
もしかして、手に入らないのかも?

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70年代サブカルチャー&反原発

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