CHRONICLES #85 地図のない町

千本浜2005年2月11日
ローマックスのロフトで観たマイク・シーガーの演奏は、ディランにとって初めての霊的体験と呼べるものでした。
その時に自分が変わらなければならないのだと気づいたのですが、それをいろいろな表現で書いています。
最後に出てくるのが、地図の比喩です。
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I had the map, could even draw it freehand if I had to. Now I knew I’d have to throw it away. Not today, not tonight, sometime soon, though.
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いつだかわからないけど、近いうちにおなじみの地図を捨てなければならないのです。
でも、それで迷うことはないんですよ。
二十歳前のディランの未来は、輝いて見えます。
マイク・シーガーはフォークウェイズ(Folkways)のモウ・アッシュ(Moe Asch)と話をしています。
ああ、フォークウェイズ!
その時ディランが最も注目していたレーベルなのです。
マイクがいるランブラーズのレコードも、全部フォークウェイズから出ていました。
こことレコーディングの契約できたらいいのになあというのがディランの気持ち。
そろそろ帰らなければならないので、パーティの主役である、死期の近いシスコ(Cisco)のところへ簡単な挨拶に行きます。
このところ病院へウッディを見舞っているのだと言います。
シスコは微笑んで、「ウッディは何もごまかしのないやつだ。今度行った時によろしく伝えてくれ」と言ってくれます。
ディランとデロレスは部屋を出て行きます。
ただいまp.72です。
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