慚愧

え?っと、フィリッポ・インザーギ、西東三鬼……。
テレビにその顔が出てくると不愉快なのですぐにスイッチを切ってしまう。
だから、現職閣僚の自殺に首相がこう言ったのを知らなかった。
「慚愧に堪えない」
そうなのか、恥じ入って申し訳ないと謝っていたのか。
松岡農水省に謝っていたのか、任命責任を感じて国民に謝罪していたのか。
違うようだ。
「とても残念だ」を難しい言葉で言ったつもりみたいなのである。
それではまるでブッシュだ。
Googleで「慚愧に堪えない」を検索したら、すでにあちこちで指摘されている。
言葉の使い方は間違っていないと強弁する向きもあるが、それは違う。
単に間違えていたのである。
下の本、東大生に聞くという発想が気持ち悪いけど、サンプルの内容はマトモです。
 →三省堂:東大生が書いた お役人コトバの謎
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第1章 お役人コトバ編
 1 東大生が選んだもう聞きたくない「お役人コトバ」ワースト20
ワースト1 慚愧に堪えません「すんまそん、いいじゃんそんなこと」の意
 この「慚愧」というコトバ。響きからして重厚かつ厳粛。字面からも、形容しようのない妖気が漂ってくる。ともかくも、ただごとならぬ事態の発生! ってことだけは伝わってくる。
 で、その意味。「慚」は恥じ入る。また、「愧」も恥。
 これに「堪えない」ということだから、「あまりに恥ずかしくて死にそうなくらいだ」ってのが、本来の意味。これをご存じであれば、繰り返し口にできるようなコトバではないと思うのだが、なぜかお役人・政界のおエラ方たちは好んでお使いになる。しかも、たいていその顔に含羞の色はなく……。
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お役人言葉を、わけもわからず真似たんですな。
モノを知らない中学生のようです。
揚げ足取りと言うなかれ。
憲法改悪を推進しようという総理大臣の知的水準はこんなものなんです。
この人が言う「美しい国」がどれだけインチキか、みんな知っているくせに。
BlogPet 東大生が書いたお役人コトバの謎
9条を殺すな!

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