夏の日の早朝。
目を覚ましてしまった祖母と伯母が寝間着のままで外の庭を眺めながら話をしている。
周囲にはまだ家が建っていないので、そのまますぐに田園風景が広がっている。
小さな頃の朝の記憶だ。
もう二人ともこの世にはいない。
近くの楽器屋さんで『弦楽ファン』の創刊2号を買って来た。
結局創刊号は注文することにした。
楽譜とCDは初級・中級用のものが載っていて、とりあえずはこれが目標だろうなあ。
読み物記事はノリが特殊でおもしろい。
特集は弦楽四重奏「だからクァルテットはやめられない!」。
巻頭カラーページで諏訪内晶子や五嶋龍が大きな写真入りで採り上げられている。
チェリストのジャキス・モレンバウムさんがかっこいい。
サイレント・チェロを抱えた写真が載っているあたりが、ヤマハの雑誌という感じ。
ハルダンゲル・バイオリンが興味深かった。
普通の四本の弦の下に、共鳴用に5本の弦が通してある。
上の4本もブリッジが平らなので、一本の弦だけを弾くことは少なそう。
チューニングが特殊なんだろうなあと思って読んでいたら、どうも曲ごとに変えるようだ。
ノルウェーの民族楽器なのだが、下の共鳴弦の標準的なチューニングで、グリーグの『ペールギュント』の「朝」がほとんど弾けてしまうと書いてある。
開放弦で、ということだろうな。
普通のバイオリンに弱音器を付けた感じの音なのだそうな。
雑誌のインタビューに答えている山瀬理桜さんが、日本で唯一の奏者らしい。
 →2004/6/15 山瀬理桜 ハルダンゲル・ヴァイオリン・ミニ・コンサート
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犬の散歩

この夏うちにやってきた「少年」君ですが、午前と午後におっ母さんが散歩に連れて行きます。
私は玄関を通る通行人みたいなものですが、それでも出かける時と帰りには、前足ではぐはぐしにきます。
気のいいおぼっちゃま君なんで、あんまり番犬にはならないみたいです。
幻泉館周辺は閑静な住宅街ですが、犬の散歩コースになっている道があります。
このごろはなくなったようですが、一時期犬の糞が転がっていて困りました。
まったく犬を飼ってる連中は。
と思ったら間違いです。
ほとんどの人はちゃんと片付けていくんです。
たった一人不心得者がいて、そいつが犬の糞をほうっていくと、毎日のことですからそれがたくさんになります。
不心得者がたくさんいるように見えちゃうんですね。
犬の散歩でふと思い出した、張子の虎の話です。
一見数がたくさんに見えるかもしれませんが、そうでもないのです。
 →張子の虎 #2
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花より団子

幻泉館サーバのログを眺めていたら、ここ数日、やけに「花より団子板」へのお客さんが多い。
ヤフーあたりで「花より団子」を検索して飛んでくるのだ。
 →「花より団子板」:「全国ネットお花見会」会場。現在休業中。
懐かしいです。
でも、季節はずれです。
全国ネットお花見会
こういう時はたいていテレビドラマで何かあったりするんですが、何でしょう。
あ、これですか?
 →TBS: 花より男子
これもまあ懐かしいといえば懐かしいんですが、でもそれで「花より団子板」に来ても、楽しくはないでしょうね。
 →集英社:花より男子
 →東映アニメーション:花より男子
そういえば江戸川乱歩の「D坂の殺人事件」の「D坂」、あれは「団子坂」ですね。
疲れていると「団子板」と区別がつきません。
 →春陽堂書店:D坂の殺人事件
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明日なき世界

寿町 2005年10月28日
今朝の新聞の一面トップは自民党の新憲法案だった。
朝日新聞と東京新聞の見出しを見たら、反射的に清志郎さんの声が聞こえてきた。
 ♪ おまえは殺しの出来る年齢
ああ、『カバーズ』、いいアルバムだったな。
 →ヨーコのおうちへよォーこそ。
 ♪ 鉄砲かついで得意になって
 ♪ これじゃ世界中が死人の山さ
もっとも、いわゆるネット右翼のぼくチンたちは、自分が鉄砲かつぐ兵隊になっているところを思い描くだけの想像力はない。
脳内では参謀だか将軍様だかになってらっしゃる。
国際貢献という言葉の下に、どんな侵略戦争も可能だ。
現行憲法の下でも、イラクにまで自衛隊を送ったんだ。
今度は何をするつもりだい。
 →カバーズ
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ぼくたちの失敗

【追記】
で、なんとか新システムにバージョンアップしたのだが、デザインまでは手が回らずに初期設定のまま。
BlogPetを載せたところで力つきました。
千本浜 2005年10月28日
 →[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]
そうか、「ぼくたちの失敗」は、テレビドラマの主題歌として90年代にヒットしたんだった。
 →ぼくたちの失敗
 →ぼくたちの失敗
もちろん私の学生時代のヒット曲です。
ん?
ヒット曲か?
 →2003年10月13日付日録:森田童子『グッドバイ』(1975年)
今夜はいろいろやりたいことがあったのですが、ひさびさにPCで苦労しておりました。
古いDynaBookにLinuxを入れて自前サーバを立てて、それにMovable Typeを導入して運営しているのが、幻泉館本館です。
BlogPetを簡単に設置できたのも、自前のサーバだからです。
 →幻泉館本館
このMovable Typeがバージョンアップしました。
スパム対策やスキンのようなプラグインが充実したというので、今までと同様に軽い気持ちでバージョンアップしようとして、失敗したのであります。
いやあ、はまった、はまった。
ぐるぐる回ってようやくメドがついたのですが、とりあえず一旦旧版に戻しておきます。
どうも今回のバージョンアップは苦労したユーザーが多いようですね。
データベース関係のトラブルです。
バックアップとっておいて良かったわ。
 →six apart: Movable Type
さて、今夜また作業するべきかどうか。
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番犬志願 #2

2ちゃんねるとかいう掲示板でこっそり書き込まれた幻泉館のURLです。
他に画像への直リンなんぞもありますが、それは割愛。
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【【ウヨク】blogと思想【サヨク】】
  http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/blog/1096457938/
182 :Trackback(774) :2005/03/31(木) 15:42:05 ID:hg/amUq3
  http://www.gensenkan.net/~blog/archives/cat3/index.html
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ウヨクだかサヨクだか知らんが、勝手に認定されてました。
なんだかなあ。
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【共産党がフジテレビを告訴 ?北朝鮮拉致事件ドラマ】
  http://money4.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1065295250/
289 :名無しさん@あたっかー:2005/07/30(土) 22:11:42
  ttp://www.gensenkan.net/~saturate/index.html 
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共産党がフジテレビを告訴すると、なぜ私が引き合いに出されるのでしょう。
アタシは共産党とも、フジテレビとも、北朝鮮拉致事件とも、何の関わりもございません。
それについて書いたこともございませんのよ。
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【人権擁護法案が成立しそうです。】
  http://www.2chan.net/test/read.cgi?bbs=news&key=1110130957
68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2005/08/02(火) 22:40
  ここの管理人→http://blog.so-net.ne.jp/gensenkan/archive/200501
  このサイトかなりイタイと思った
  こんなのが同じ日本に居るとは
  こう言う無知な奴が人権侵害救済法案を推すんだろうな
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イタクてすまんのぉ。
同じ日本にいてすまんのぉ。
無知な奴ですまんのぉ。
人権侵害救済法案についてはまったく書いたことがございません。
該当URLで目に飛び込んでくるのは、ホン・ヨンウンのこと、いわゆるネット右翼(プロ奴隷)や軍事ヲタクが愚かだということ、「ブラブラ節」のことなど。
 →http://blog.so-net.ne.jp/gensenkan/archive/200501
こういうのは、イタクて、無知で、同じ日本にいちゃいかん奴なんだな。
よし、もっと書いてやろう。
陰でこそこそほざいてやがれ。
お前なんぞに好かれたくはないわ。
 →番犬志願
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南部の公開処刑 CHRONICLES #262

千本浜 2005年10月21日
ディランのニューオーリーンズ讃が続きます。
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Everything in New Orleans is a good idea. Bijou Temple-type cottages and lyric cathedrals side by side. Houses and mansions, structures of wild grace. Italianate, Gothic, Romanesque, Greek Revival standing in a long line in the rain. Roman Catholic art.
ニューオーリンズでは何もかもが素敵な趣向になっている。瀟洒な神殿風の住宅と、抒情的な大聖堂が並んでいる。一軒家と大邸宅、並外れて優美な建築物。雨の中、イタリア風、ゴシック様式、ロマネスク様式、ギリシャ復興様式が、列をなして並んでいる。ローマ=カトリックの芸術。
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ディランは建築様式に詳しいようなのですが、私にはピンと来ません。
Googleで検索してみたら、以前リンクを張ったサイトがヒットしました。
 →NEW ORLEANS: Sightseeng Spots
植民地時代のお屋敷がたくさん残っているんですね。
ディランが書いたとおりの家々が並んでいます。
「南部情緒豊かな豪邸」です。
「現在も住居として使われており、一般公開はされていない」という説明が多いのがおかしいです。
見るべき家がたくさんあって、なおかつ公開処刑が行なわれた広場も残っていると、ディランは嬉しそうに書いています。
う?ん、南部の公開処刑。
検索したらヒットしました。
 →南部の公開処刑
それはともかく、私が思い出したのは巣鴨拘置所です。
いわゆるスガモプリズン。
現在では東池袋という地名で、サンシャインシティになっているところです。
薄暗い公園のようになっているところで、極東軍事裁判で有罪となった東條英機らの死刑が執行されたのだと聞いたことがありますが、本当かどうか知りません。
第二次大戦中にはリヒャルト・ゾルゲと尾崎秀実もここで殺されています。
公開処刑というとなんだか残酷で野蛮だと感じるかもしれませんが、ひっそりと執行されても事実は変わりませんね。
むしろ死刑という刑罰を残すのなら、その執行は公開すべきであるように思います。
第二次大戦時にパルチザンの経験がなく、戦争犯罪人を自分たちの手で裁くことがまったくできなかったというのは、日本の歴史の汚点ですね。
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www.iraqbodycount.org www.iraqbodycount.org
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弦楽ファン

バイオリンやフィドルを検索していろいろなサイトを見ていたら、「弦楽ファン」という雑誌を見つけました。
「月刊エレクトーン」の別冊で、季刊のようです。
ヤマハが出しているんですね。
 →弦楽ファン 第2号
価格のわりに記事もCDも充実していそうです。
早速注文しようかとamazonや楽天ブックスで検索したのですが、ありません。
あれ?
試行錯誤を繰り返した後、楽器店のサイトで通信販売していることがわかりました。
そうか、書籍の流通じゃないんだ。
なんだか懐かしい、「季刊フォークリポート」など思い出してしまいました。
新雑誌というところにも興味があります。
もしかして、今はバイオリンのブームだったりするのかしら。
中国製の安いものや、サイレントバイオリンがあるからなあ。
明日近所の楽器屋さんを覗いてみて、なかったら注文しよう。
月刊エレクトーン7月号別冊 弦楽ファンSUMMER2005Vol.1ピアノ伴奏CD付  月刊エレクトーン10月号別冊季刊弦楽ファンAUTUMN2005VOL.2ピアノ伴奏CD付
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バングラデシュ・コンサート #2

今年の初めに輸入盤CDで”Concert for Bangla Desh”を買った。
 →2005年1月15日付日録:バングラデシュ・コンサート(1971年)
近々DVDが出るそうだ。
 →THE CONCERT FOR BANGLADESH – DELUXE
そうか、ボーナス映像があるのか。
う?ん。
このごろはDVDの発売即2割引というのが不思議ですな。
結局再販価格商品じゃないのね。
「定価」じゃないんだ。
CDの方も新譜扱いで出るようだが、現行日本盤も流通している。
なんのこっちゃ。
ん。
これも曲が増えてるんだな。
  CD: バングラデシュ・コンサート
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ニューオーリンズ讃歌 CHRONICLES #261

添地町 2005年10月25日
ディランはニューオーリンズを讃えますが、ハリケーンによって被害を受けた今となっては、まるでそれが挽歌のように聞こえます。
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There are a lot of places I like, but I like New Orleans better. There’s a thousand different angles at any moment. At any time you could run into a ritual honoring some vaguely known queen. Bluebloods, titled persons like crazy drunks, lean weakly against the walls and drag themselves through the gutter. Even they seem to have insights you might want to listen to. No actions seems inappropirate here. The city is one very long poem. Gardens full of pansies, pink petunias, opiates. Flower-bedecked shrines, white myrtles, bougainvillea and purple oleander stimulate your senses, make you feel cool and clear inside.
僕の好きな場所はたくさんあるけれど、ニューオーリンズが一番好きだ。いつでも千もの様々な見方ができる。いつなんどき、なにか厳粛な名のある女王のようなものに遭遇するかもしれない。酔いどれと呼ばれるようになった名門の連中が力なく壁によりかかり、どん底の中で身を引き摺る。そんなやつらでさえ、耳を傾けたくなりようなな洞察力を持っているみたいだ。どんな行動も、ここでは不適当とはならないように見える。この街は一編の長い詩なのである。パンジーと、ピンクのペチュニアと、阿片剤でいっぱいの庭。花で飾られた霊廟と、白いギンバイカと、ブーゲンビリアと、紫のキョウチクトウが感覚を刺激し、心の中が涼やかで澄みきったように感じる。
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夕暮れの墓所を飾る花々に、ディランは澄んだ印象を受けたようです。
並んでいる花の名前には、よくわからないものもあります。
 →パンジー
 →ペチュニアガーデン
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opiate
n アヘン剤; 《広く》麻酔薬, 鎮静剤; [fig] (感覚を)鈍くするもの.
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myrtle
n 1 【植】
a フトモモ科の各種低木, 《特に》ギンバイカ.
b _ツルニチニチソウ (periwinkle), カリフォルニアゲッケイジュ (California laurel) 《など》.
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 →ギンバイカ
 →ブーゲンビリア
 →キョウチクトウ
ここまで読んで、ふとブライアン・デ・パルマ監督『キャリー』のラストシーンを思い出してしまいました。
それでgoogleで検索していたら、なぜかパティ・スミスの画像を置いてあるサイトにぶつかりました。
もう閉じてあるサイトの画像置き場のようです。
1975-Groiaと題した動画もありました。
これはエンコードに失敗してるかな。
http://www.postmodern.com/~fi/pattipics/images/
p.180が終わったところです。
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