誕生日おめでとうございました。

Googleのバナーがすごいことになってる。
 →Google.com
そう、3月30日はフランシーヌが焼身自殺を遂げた日だが、ゴッホの誕生日でもあったのだ。
[2003年4月2日付日録より]
> 1969年3月30日も日曜日だったんだな。
> フランシーヌ・ルコント(Francine Lecomte)という名前の大学生が、ベトナム戦争と
> ビアフラ難民問題に抗議して路上で焼身自殺を遂げた日です。
> 前年の五月革命の雰囲気が残るパリ、日本でもまだ政治の季節が続いていました。
> 新谷のり子さんのヒット曲のおかげで、私も毎年フランシーヌのことを思い出します。
今年はゴッホ展やってるんだ。
これは行きたいなあ。
 →ゴッホ展開催?東京・大阪・名古屋にて
 
 →ゴッホ展
学生時代、上野へゴッホを見に行ったことがある。
80年代には仕事でハイビジョン美術館のゴッホを見た。
空白の90年代。
今度は行きたいと思うのです。
 →The Vincent van Goch Gallery

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時代の相似 CHRONICLES #111

保線区 2005年3月29日

好きな時代を調べていくと、自分の生きている今と較べたくなるものです。
学生時代に、先輩たちが今が幕末だったらなあと酔っ払って話していました。
私の場合は、幕末は勘弁してもらいたいなと思いました。
どうも幕末の志士たちには感情移入できないんです。
まだ自由民権運動の壮士の方がわかる気がします。
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The age that I was living in didn’t resemble this age, but yet it did in some mysterious and traditional way. Not just a little bit, but a lot. There was a broad spectrum and commonwealth that I was living upon, and the basic psychology of that life was every bit a part of it. If you turned the light toward it, you could see the full comlexity of human nature. Back there, America was put on the cross, died and was resurrected.
僕が暮らしていた時代はこの時代に似てはいなかったのだが、それでも不思議な伝統的な点において似ている部分もあった。ほんの少しではなくて、大いに。僕が暮らしている広い範囲と、国と、日々の暮らしの基本的な心理は、どれもその一部だった。そこに明かりをかざせば、人類の複雑さがすべて見えることだろう。そこに戻ると、アメリカは十字架に掛かって死に、そして復活していた。
——————————————
もちろんディランがこんなことを調べていたのは、そんなに長い期間ではなかったのでしょう。
できるだけのことを頭に詰め込んで、見えないところにしまったそうです。
また後で引っ張り出すことができるように。
ここでディランは「Figured I could send a truck back for it later.」という言葉を使っているのですが、まるで関係ないことを思い出しました。
blogで付ける「トラックバック」は「trackback」です。
「軌跡」の「track」ですね。
なにげなくgoogleしてみました。
日本のサイトでは「truckback」になっているところが多いようですね。
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北の時間、南の時間 CHRONICLES #110

白銀町 2005年3月29日

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There was a difference in the concept of time, too. In the South, people lived their lives with sun-up, high noon, sunset, spring, summer. In the North, people lived by the clock. The factory stroke, whistle and bells. Northerners had to “be on time.” In some ways the Civil War would be a battle between two kinds of time. Abolition of slavery didn’t even seem to be an issue when the first shots were fired at Fort Sumter.
時間の概念にも違いがあった。南部では、日の出、真昼、日没、春、夏といったものによって暮らしていた。北部では、時計によって暮らしていた。工場では号笛や鐘を鳴らして時刻を知らせた。北部人は「定刻どおり」でなければならなかった。いくつかの点において、南北戦争は二種類の時間の間の闘いになるのだろう。サムター要塞で最初の銃撃があった時には、奴隷制の廃止でさえ問題ではないようだった。
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南部と北部では、時間の流れ方が違ったんですね。
今の日本では、明らかに農本主義的な南部の時間に共感を抱く人が多いのではないでしょうか。
世界に唯一の強大な帝国となった今の合州国を見ていると、南北戦争は本当にアメリカを救ったのか、大いに疑問を感じます。
あの時、アメリカは分裂すべきだったのかもしれません。
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六の宮姫子の悲劇

ヤフオクで落札した、つりたくにこさんのマンガが届いた。
少し前から探していた、『六の宮姫子の悲劇』。
青林堂の「青林傑作シリーズ」という上製本で、私は永島慎二さんの『フーテン』上下巻と『黄色い涙』をこのシリーズで買ったのだ。
ビニール装はちょっと苦手。
以前つりたさんの未発表作品集『彼方へ』のことを書いてから、探していた本だ。
作品が掲載された「ガロ」をすべて読んでいたので、中身はよく知っている。
なにげない表現が、意外に今も心に残っている。
精神形成の重要な時期に読んでいたマンガだったということだろう。
1966年から1970年。
SLE(全身性エリテマトーデス)罹患前の、元気なころの作品だ。
意外に短い期間だなあ。
この本が出たのは1979年。
70年代末、確かに僕はつりたくにこさんを忘れていたかもしれない。
つりたさんが亡くなったのは1985年。
僕がそれをを知ったのは、もっとずっと後のことだった。
 →2004年10月17日:彼方へ
六の宮姫子の悲劇

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CHRONICLES #109 内戦の記憶

千本浜 2005年3月24日

南北戦争前夜、各地に暴動が起こりました。
1850年代末、そんな記事に混ざって、新聞にリンカーンが登場するようになります。
様々に戯画化されていました。
ヒヒ(baboon)やキリン(giraff)に描かれていたそうです。
現在のように、リンカーンがアメリカの師父のように描かれることなど想像もできませんでした。
誰もリンカーンの言うことなど、まじめに受け取ってはいませんでした。
新聞記事を貪り読みながら、どんな歌が作れるものか、ディランは考えます。
人々がどれだけ強く地縁によって結びつき、そして宗教的な理想というものがどれだけひどい敵を生み出すものなのか。
少し経つと、こんなものしかないのに気づくのだ。
感情、暗黒の日々、分離、悪に対する悪……人間の運命をどんどんと外れていく。
これは長い弔いの歌であるのだが、しかしテーマとしてはある種の不完全なものとなってしまう。
非常に抽象的なイデオロギー、数多くの叙事詩、髭を生やした登場人物たち、必ずしも善良ではない高位の人々。
どれもそれ一つだけで、満足できるものにはならない。
新しく古典となるような価値も見いだせない。
騎士道と栄誉のレトリックなんてものは、きっと後から付け加えられたんだろう。
南北戦争当時の新聞を読んで、ディランは失望したようです。
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It’s a shame what happened to the women. Most of them were abandoned to starve on farms with their children, unprotected and left to fend for themselves as victimes to the elements. The suffering is endless, and the punishment is going to be forever.
女性に起きたことは本当に残念である。ほとんどはその子供と一緒に、農場に無防備なまま捨て置かれ、自力で自然の猛威と格闘し、そして犠牲者となった。その苦しみは終わりのないものであり、そしてその罰は永遠に続くことになる。
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二十歳になる直前のディランが、こうして百年前の新聞記事から、内戦の事実を読み取っていくのです。
ただいまp.86です。
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靴の中の砂 #2

アマゾンからメールが来た。
先日品違いで返品したアルバムは、やはり「カタログ上の誤り」なのだそうな。
それはいいのだが、その誤りを訂正するのに3?4週間の時間がかかるのだという。
それで注文がキャンセルになってしまった。
がちょ?ん!
ピート・シーガーさんの「わたしがいちばんきれいだった時」は、なかなか聴けないようだ。
今もamazon.co.jpで「Pete Seeger」を検索すると、CDのトップ(売れている順番)には、このアルバム”Sand In Your Shoes”が来るようです。
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Amazon.co.jpからのお知らせ。
お客様のご注文された[Sand In Your Shoes [BEST OF] [SINGLE] [FROM US] [IMPORT]]の商品番号にカタログ上の誤りがございましたため、正しい商品が未だ入手できない状況にあります。
当サイトにて今回のカタログ上の誤りを訂正するまでに3~4週間のお時間をいただかなければなりませんのでお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、いったんご注文をキャンセルさせていただき返金で処理をさせて頂きます。誠に申し訳ございませんが、カタログ訂正後に再度ご注文いただきますようお願い申し上げます。
また、カタログ訂正が終了するまでの期間につきましても技術的な問題で誤ったISBNのまま当サイトのカタログ上に表示せざるを得ません。なにとぞご理解くださいますよう重ねてお願い申し上げます。
Amazon.co.jpのまたのご利用、お待ちしております。
Amazon.co.jp
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こわれもの

おかえりなさい。
シャープのザウルスは無事に修理が完了して帰ってきた。
保証書に販売店の印がなかったのだが、発送連絡のe-mailが残っていたので、それを添付して修理に出した。
PENTAXのレンズフードは、販売店から携帯に留守電が入っていた。
フードはそれしか出していないので、レンズ本体の方を修理するというものだ。
レンズは壊れていない。
「修理」ではないだろう。
汎用のフードに合わせて、レンズ側のねじ切りを変えるということではないのか。
フードなしでも特に不便はないので、これは放っておこう。
物が壊れるというのは、嫌なものだ。
修理に出すのが面倒になる。
CDラジカセは壊れるのが早い。
ピックアップ部分は消耗品だなどと販売店で言われたが、PCやデッキ型のプレイヤーは何年も問題なく動いている。
タイマーでも働いているのではないかというぐらい、すぐダメになってしまう。
関係性が壊れるというのは、もっと嫌なものだ。
修復が面倒になる。
こちらも、タイマーでも働いているのではないかというぐらい、すぐダメになってしまう。
 ♪ それはこわれもの
ラビさんにそういう歌があったような気がしていたのだが、勘違いだったようだ。
CDを引っ張り出してきても、そんな歌はない。
 ♪ それはこわれもの

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CHRONICLES #108 各自ノ権利自由

保線区 2005年3月26日

どたばたしているので、どこまで読んだか忘れてしまいましたわ。
う?ん。
あ、ここだ。
ディランがマイクロフィルムで古い新聞を読みまくっていたのですね。
百年前の、南北戦争前夜。
「orator」という言葉が出てきます。
「演説者, 弁士, 講演者」
「fiery」とセットになっているので、「火を吐くような熱弁家」という感じになるのでしょう。
その例として名前が挙がっているのが、ウィリアム・ロイド・ギャリソン(William Lloyd Garrison)です。
 →William Lloyd Garrison
自身の新聞を持っていて、激烈に奴隷制廃止を主張したようです。
メンフィスで、ニューオリンズで、暴動が起きます。
ニューヨークの暴動では、アメリカ人俳優の役がイギリス人の俳優に代わったことによって、メトロポリタン・オペラ・ハウスの外で二百人が殺されます。
国民国家形成の近代市民革命として、歴史的には南北戦争と明治維新が対応するのでしょうが、どうも自由民権運動の方を想像しています。
自由民権運動には曲がりなりにも言論の戦いがあったし、まさに「民主主義」を主張した憲法私案まで作る人達がいたからです。
 →五日市憲法
今夜はとりあえずこれだけ。
なかなか進みませんなあ。
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乾いて候

少し忙しい日々が続いています。
先日、懐かしい場所に寄りました。
JR東海道線三島駅のすぐそばに、楽寿園という市立公園があるのです。
国の天然記念物・名勝に指定されています。
三島楽寿園小浜池
火成岩の奇怪な風景ゆえの指定ではありません。
かつてここは、富士山からの湧水たたえていたのです。
つまり、池だったところなのです。
上流の地下水を、工場が大量に汲み上げているので、完全に干上がってしまいました。
三島駅を隔てて北側には、東レの工場があります。

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