中島みゆき「まつりばやし」(1977年)

【さらにさらに追記】
あら、タイトル曲に全然触れてなかったわ。
「まつりばやし」は、今となっては初期とされる中島みゆきさんの曲です。
アルバム『あ・り・が・と・う』(1977年)に収録。
なにげない情景描写で始まるのですが、それがもう取り戻せない風景なのだということがわかります。
亡父君との思い出を歌ったものだそうです。

 ♪ 私のところへは まつりばやしは
 ♪ 二度と来ないような気がするよ
 ♪ もう紅い花が揺れても
 ♪ もう紅い花が揺れても


【さらに追記】
mae_coさんのところで「色占い」というのをみかけたので、やってみた。
普段はこういうことをしないのだが、なんだか気晴らしがしたかったのです。
質問に答えていくとつぎのような怪しい診断を下してくれます。

そうよ、あたしは天使よ♪

————————————-
Answer_File_No.7 Ver.2.01【色占い結果】
あなたの心の色は下記の通りです
あなたの心の色:白
あなたのタイプ:奇跡の天使
 
– あなたの心の色の特徴 –
あなたの心の色は、白です。
この色の特徴は...
* 心が清く、やさしい
* 人を信用し、疑うことを知らない
* だまされやすい
* 欲がない
* 嘘をつかない、つけない
* ポーカーフェイスが出来ない
* 自分の世界に引きこもる
あなたは、現代社会では珍しい、清い心の持ち主です。さらに、誰に対しても優しく、欲深くないという天使のような人格の持ち主です。ただし、そんな世間離れした考えの持ち主であるがゆえに、空想にふけり自分の殻に引きこもる傾向があります。
現代社会において、人を疑うことを知らないあなたは、詐欺行為の絶好の的となってしまいます。さらに、誰かに利用されていることにも気付かない可哀相な人です。あなたは人生において、金銭的には恵まれていないかもしれませんが、あなたにとってはそんな事は問題とならないでしょう。
 
– あなたの心の数値レベル –
積極性
★★★★★★★
35 %

論理的計算性
★★★★★★★★★★★★
60 %

協調性
★★★★★★★★★★★★
60 %

やさしさ
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
100 %

野心度
0 %

お金への執着度
★★★★★★★★
40 %

恋愛積極性
★★★★★★★★★★★★
60 %

現実逃避性
★★
10 %
 
? あなたが適している職種 ?
* 宗教家、住職
* 医療、看護関係
* 福祉、ボランティア関係
* 動物園の飼育係
* SF作家
* 世紀末救世主伝説

? あなたの対人関係 ?
 あなたは、他人を引き付ける強力な魅力を持つ人です。その為、誰からも愛され、親しみを持って接しられます。ただし、あなたのその魅力が強ければ強いほど、それに対して反抗心を抱く人間も現れます。
 あなたは、人生において得をする場面よりも、損をする場面が多々あります。しかし、周囲の人間に助けられる場面にも多く遭遇するでしょう。 あなたの周囲に対し頼れる存在であり、頼られる存在です。
 あなたは、恋愛において惜しみなく相手に愛情をささげるでしょう。あなたは、どんな相手に対してもすばらしい恋愛が出来ます。しかし、その結末はあなたを悲しませるものが多いでしょう。なぜなら、あなたの愛情が時として重荷になってしまうからです。
 そんなあなたの理想の恋愛相手は、自分と同類の人間です。お互いに惜しみない愛情をささげ合うことで、永遠の愛を誓えることでしょう。

? あなたを引き立たせる色 ?
  あなたを引き立たせる色は、ずばり白です。あなたの心の色と同じ色は、よりあなたを輝かせることでしょう。その姿は、まさに地上に舞い降りた天使そのものです。
 また、アクセサリー等は身につけない方が良いと思われます。アクセサリーなど無くても、あなたは十分魅力的な内面を持っていますから。

————————————-

【追記】
風邪をひいた後でいけないのは、キャンディなど買う癖がついてしまうことですな。
今回はコンビニに寄るたびに「季節限定商品 ココア ミルキー」なんぞ買ってしまう。
さすがに一袋全部食べるのは気がひけるので、周りにいた人にほいほい配ってしまう。
そして翌日、そんなことをすっかり忘れてまた買ってしまう。
明日はやめよう。

ミルキーを包んでいる紙だが、これにペコちゃんの顔が10個、切れない完全な形であるとラッキーだという話。
「ココア ミルキー」の場合は、結構10個印刷されている。
普通のミルキーより少し顔が小さいのかしらん。
やっぱりこれではありがたみが減るようだ。


地元の神社祭礼。
冷たい雨が降っている。

あの夜は、実はこの祭りの夜だった。
やっぱり冷たい雨が降っていた。
昼間は空が真っ黒に曇っていたが、夜になって冷たい雨に変わったのだ。

夜遅く帰宅すると、留守番電話にナオコの声が入っていた。
帰宅直前にかかってきた電話のようだ。
いつもと違い、とてもか細い声で聞き取りにくい。
「昨夜泥棒に入られました。警察の取り調べから帰ったところです。電話ください。」

空き巣に入られただけでこんな時間になるはずがない。
瞬時に最悪の物語が頭に浮かび、そしてそれがだいたい当たっていることが予想できた。
どうしようか。
電車はもうない。
かなりの距離だが、タクシーをとばして行けないこともない。
それよりも、電話をかけて現実と直面するのが恐かった。
すぐには電話をかけることができず、一瞬躊躇した。

闇の中で独り震えているナオコの姿が頭に浮かんだ。
僕が電話をかけなければならない。
それは他の誰にもできないことなのだ。
ほんの数秒が、とてつもなく長く感じられた。

電話をかけると、ナオコはすぐに出た。
留守電に入れた言葉を繰り返すだけなので、言葉を選んでなるべくゆっくりと質問する。
遠回しな言葉の支離滅裂な内容を整理して、事実を確認する。
深夜包丁を持った賊がアパートの部屋に侵入し、朝まで監禁されていたのである。
男が眠った隙に逃げ出して、近くの家に助けを求めた。
そして警察がやってきて、眠っている男を逮捕した。
警察での調書の作成、部屋での現場検証、婦人科での診察。
夕方部屋に戻り、とにかくめちゃくちゃに掃除をして、その後ずっと僕に電話をかけていたらしい。
まだ携帯電話の時代ではない。

すぐに行こうかと言うと、独りになるのが恐いので明るくなるまで電話の相手をしていてほしいと言う。
僕は始発電車の出る時間まで、ずっと受話器を握りしめていた。
明るい話などできるはずもない。
結局朝までかけて、一日のうちに起きたことの詳細を聞いてあげただけである。

引っ越しが決まって部屋へ案内された時、行き止まりの突き当たりにあるアパートで、二階の奥なので心配したことを思い出した。
入り口が道から完全に死角に入っている。
鍵は必ず二つ掛けろよなどと忠告した覚えがある。
あの部屋。
人に会うのが恐いが、部屋に独りでいるのも恐いというので、なんとか駅まで出てくるように言った。
ナオコの暮らす町に、こんなに暗い気持ちで出かけるのは初めてのことだった。

2003nov12

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西岡恭蔵「プカプカ」

【さらにさらに追記】
殿岡ハツエ プカプカ学生時代映画のサークルにいたのですが、大学祭で映画を上映したあとの教室でそのまま、内輪の打ち上げでのどじまん大会をしました。
レコードを回してのカラオケ大会なのですが、私は生ギターで「プカプカ」を歌いました。
その時録音したカセットテープが、うちにあります。

原田芳雄さんが「プカプカ」を歌っているのは有名ですが、元ストリッパーの殿岡ハツエさんもレコードを出していました。
バックはあのキャラメル・ママです。


【さらに追記】
水曜日のことだが、わが母校のんびり東高校で文化講演会があったそうな。
のどかな県副知事。
副知事というものを知らなかったのだが、天下り官僚ではなくて県職員のトップの地位らしい。
どうしてそんな人物が呼ばれ、いったい何の話をしたのかと不思議に思ったら、なんのことはない、建設予定の空港を宣伝していったのだそうな。

といっても、どうもまともに話を聞いていた者がいないらしい。
熱血漢あやりん(仮名♀十代)は質問をしようと気合いを入れていたらしいが、ごにょごにょ何を言ってるのかわからかったので質問できなかったのだそうな。
デインジャラスなりえどん(仮名♀十代)他の面々も同様だったらしい。
金をかけたパンフレットはほとんど捨てられたのだろう。

静岡空港公式サイト
 ●空港建設におけるマネージメント
 空港は、道路・河川と同じ「社会資本」です。建設にかかる費用は、
 暮らしを便利にし、産業を活性化するための将来を見つめた投資です。
 空港の建設は長期的な視野に立って、進められています。平成4年度か
 ら18年度の15年間に、総額約1,900億円を予定しており、各事業とも着
 実に進んでいます。

ふ?ん。
「産業を活性化」って、文字が抜け落ちてるよ。
「土木・建設産業を活性化」だろう。

赤字空港になるのがわかりきっているのに、建設までに1,900億円の税金を使うのだ。
空港ができてからはいくらの税金を使うのだろう。

少なくとも県東部の住民は羽田空港を利用した方が便利だ。
暮らしは便利にならないし、産業も活性化されない。
メリットは皆無である。
それでいて同じように税金は払っているのだぞ。

いったい誰がこんな人物を呼んだんだ?


【追記】
googleで検索したら、「記帳」の書き込みが見つかりました。

[西岡恭蔵 ホームページ 掲示板]
99/04/08(Thu) 00時34分12秒
幻泉館主人

新聞のテレビ欄で知りました。
私の青春の通底音として「プカプカ」が鳴っていました。
ご冥福をお祈りします。

恭蔵さん、ありがとうございました


ゾウさんのクリスマス・アルバムが届いた。
新譜です。
亡くなったのは1999年。
これは97年のライブ盤です。

西岡恭蔵
『X’mas Song At. Banana Hall 1997』
1. Banana X’mas Tree
2. 真冬のアロハ・パーティ
3. X’masは家にいて
4. クリスマスはカリプソ
5. アンダルシアのジングルベル
6. Glory Hallellujah
7. Soul X’mas
8. X’mas Song
9. Glory X’mas
10. X’mas Dreamin’

恭蔵さんのラストアルバム『Farewell Song』に入っていた「Glory Hallelujah」。
駒沢裕城さんのペダル・スチールに、このライブでは大神留利子さんのコーラスが入る。
楽しいアルバムなのだが、このあたりでついほろっときてしまう。
ダメだよ。
こういうことを歌っていた人が自分で死を選んではいけないなぁ。

 ♪ Glory Glory Hallelujah 愛は生きる事
 ♪ 私が私で ある事を願いながら
 ♪ 心の中にある神様の言葉が
 ♪ 祈りの唄になり あなたに届くように

西岡恭蔵さんが作った「プカプカ」という曲は、70年代の私の愛唱歌でありました。

    ♪俺のあん娘はタバコが好きで♪

明るいブルースで、かなり多くの歌い手さんが録音したようだ。
恭蔵さんはプロの歌手だからもちろん音痴なんかじゃないのだが、それを少しフラット気味に歌う。
味のある声で、実に良かった。
ジャズ歌手安田南がモデルだと聞いて、かっこいいなあと思ったものだ。

その後、奥さんのKUROちゃんと旅をし、曲を作る。
この辺りは後から聴くようになったのだが、いい歳のとりかただなあと思ったものだ。
98年にKUROちゃんが癌で亡くなる。
「恋が生まれる日」という曲のタイトルを「Farewell Song」に変え、最後のアルバムを発表。
99年、KUROちゃんの一周忌に、恭蔵さんは自らの死を選びました。
この訃報はさすがにショックで、オフィシャルサイトの掲示板に書き込みをした覚えがあります。
文字どおり記帳です。

西岡恭蔵&KURO追悼コンサート

三ヶ月後に日比谷野外音楽堂で行われた追悼コンサートに行くことはできなかったけれど、NHKがBSで放映してくれました。
宝物みたいになっております。
このコンサートでは、亀渕友香さんが「Glory Hallelujaj」を歌っています。
中川五郎さんが歌った「我が心のヤスガ?ズ・ファ?ム」もほろっときます。
ヤスガ?ズ・ファ?ムというのは、ウッドストック・コンサートの会場を指します。
ウッドストックが出発点、原風景なんですね。
恭蔵さんの「春一番」という曲をは同名の野外コンサートのテーマソングとして作られたものです。

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深夜放送グラフィティ

帰りが遅かったので、自分の締め切りではまったく日記が書けず。
もう、まったく季違えですが、「深夜放送」で検索した過去日録を蔵出ししてお茶を濁します。


【2003年4月29日付日録】
[万緑やわが掌に釘の痕もなし]

本日は統一地方選挙後半の投票日、4/27(日)であります。
洗濯をして、投票に行って、種を買って、畑仕事をして。
平和な日曜日ですが、お休みがあっという間に終わってしまいました。

のどかな県のんびり市では、今日は市議会議員選挙。
支持していた方が引退してしまったので、投票は誰に入れようか困るんです。
引退した方は旧労農派系で、学生時代に論文用の調査取材などさせていただきました。
有名な冤罪事件で名誉回復できないまま亡くなった方のお葬式も、この方の家で行なわれました。

畑ではトウモロコシの種を蒔きました。
種床作りに大汗かきましたぜ。
陽射しが強かったから、結構焼けたかも。

深夜放送グラフィティ オールナイト・ニッポンヤフオクで落札したCDが届く。
『深夜放送グラフィティ オールナイト・ニッポン』。
糸居五郎さん、亀淵昭信さん、斉藤安弘さんのDJに、当時のヒット曲が挿入されている。

1. マーシー・マーシー・マーシー/バキンガムズ
2. 雨の訪問者のワルツ
3. 風/はしだのりひことシューベルツ
4. 水虫の唄/カメ&アンコー
5. カリフォルニアの青い空/アルバート・ハモンド
6. 空に星があるように/荒木一郎

ま、何度も聴くもんじゃないか。

中村草田男「万緑の中や吾子の歯生え初むる」が気になったので、近くにいたりえどん(仮名♀十代)に聞いてみる。
やっぱり中学校で習ったそうだ。
ただ、「緑と赤と白」と、妙なことを言い出す。
この句はなんといっても、この三色なんだそうな。
「万緑の緑、口の赤、歯の白」。
元優等生なんだろう、すらすらと解説してくれる。
そのまんま覚えさせられたらしい。
でもな、それは違うと思うよ。

とにかく冒頭の万緑が圧倒的だ。
これはいわば攻めの句。
「新緑」だったら誰にでもひねり出せるが、「万緑」は草田男以前に俳句の世界にはない言葉だ。
圧倒的な緑には、歯以外には対置できない。
どう考えても緑と白の二色ではないか?
もう一つ。
赤ん坊の口って、そんなに赤いか?

ついに力技で万緑を季語にしてしまったのが、この語が草田男の造語とされる所以だが、出典はある。
「万緑叢中紅一点」
王荊公(王安石)作とされる「石榴詩」の中の句である。
ご存知紅一点の出典元であるが、タイトルが「石榴詩」なのだから、この紅は石榴の紅である。
圧倒的な緑の中に、小さな紅が一点。
非常に鮮やかな絵であり、そして草田男「万緑の中」がなんとよく似ていることか。
つまり、中村草田男の句は、この詩の本歌取りなのである。
三番目の色が入り込む隙はない。

中村草田男さん以降、「万緑や」で始まる句がいったいいくつ作られたことだろうか。
まさに捨て身の一撃で生み出された圧倒的な言葉なので、なかなか二番煎じを越えることができないと思う。
その中で私が好きな句。

 > 万緑やわが掌に釘の痕もなし  山口誓子

釘の痕とはもちろん聖痕を指す。
磔刑となったイエスの象徴である。
圧倒的な自然の緑に、非力な普通の人の掌が対置されている。
「じっと手を見る」のである。

もう一つ、昨日付けの日録を書いてから思い出したのが、ストラヴィンスキー「春の祭典」。
ティンパニーが印象的なあの曲です。
重低音と変拍子で、なんだか腹の底から揺るがしてくれるアレは、日本でいえば縄文の復権。
「爆発だ?!」岡本太郎さんの世界に近いですね。
キリスト教以前のロシアの土俗的祭礼がモチーフなわけです。
ご清潔なキリスト教的芸術観では、許すことのできない魅力に満ちていることになります。
May Day話の補足でした。

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オキナワの少年 / 1970 ぼくたちの青春

【追記】
BSマンガ夜話が「漫画家残酷物語」だよ?と教えてくださった方がいたのだが、時すでに遅し。
残念でした。
その後のイラン・日本合作映画というのをぼやっと見てます。

——————————————————-

夕方ヨーカドーへ買い出し。
例によって冷凍食品4割引。
各種スパゲッティ、エビピラフ、ドライカレーを買い込んできました。
おばちゃん体質ではありますが、外見上はあの色付きメガネ&マスク付きの怪人のままです。
一応買い物前に西の空を1枚撮影して、あわてて買い物をして戻ると、ちょうど良い時間。

帰りの車の中で見た空がきれいだったけど、夕陽は撮影できず。
事務所の近所でも1枚撮っておきました。

更新しております ↓
夕陽が好き![I Love Sunset!]

2003年11月26日 IP屋上駐車場

本館訪問者の方より、「あんた去年の今頃も風邪ひいてたよ」と御指摘をいただく。
あ、そうなんすか。
まるで忘れていたので覗いてみると、なるほど、携帯を買い換えたりしたのを思い出した。
おお、焼肉屋行ってるわ。

一年前の日録を蔵出ししてみます。
東峰夫さんの『オキナワの少年』(文春文庫)は今amazon.co.jpで検索してみたら、「ユーズド商品」という名称で古本が出ていました。
定価320円の本が、1,800円になっています。
あらまあ。



【2002年11月26日付日録】
[オキナワの少年:1970 ぼくたちの青春]

録画しておいた『OKINAWAN BOYS オキナワの少年』を観る。
老人と子供が出てくるともうダメなので、こういう映画には弱い。
おまけにオキナワである。

子役もいいし、青年となった主人公たちも悪くないのだが、惜しむらくは。
あの子供たちが大きくなって、こういう顔にはならないだろう、な。

「真理子」は、小野みゆきにはならないよ。
娼婦の姉役で出ていた女優さんの方が、もっと雰囲気が近い。
さらに遠いのが、主人公とその親友の二人ね。
内藤剛志さんは『ヒポクラテスたち』の方がはまってた。

原作を読んだことがなかったのでamazonを覗いたら、これが入手不能。
文春文庫に入っていたので、見掛けた時に買っておけばよかった。
1980年の芥川賞受賞作。
へそまがりなのでそういう受賞作はあまり買わない癖がありまして、それが災いしたですね。

『OKINAWAN BOYS オキナワの少年』(1983年)
オキナワの少年

原作:東峰夫
監督:新城卓 
出演:藤川一歩
   内藤剛志
   小野みゆき
   岡田奈々
   緒形拳
    ほか

————————————————
北朝鮮による拉致被害者が帰国したころからひっかかっていたドラマがある。
調べてみたら、1991年にフジTV系列で放映された『1970 ぼくたちの青春』だった。
そうか、もう10年以上前のドラマになるのか。

大葬の礼の際の映像から始まり、風間杜夫が過去を回想するという形式だったような。
主演が吉岡秀隆だったのは調べてみて思い出したことで、記憶に残っていたのは筒井道隆演じる在日朝鮮人の友人である。

その友人は帰国事業で「北に帰って」いく。
そして「国家建設のためにがんばっている」と便りを寄越すのである。
フジTVの青春ドラマの中にこれだけむきだしの形で国家が出現することはあまりないのではなかろうか。

金日成が抗日パルチザンの伝説と共に歴史に出現して以来、抗日・反日が個人(というよりも家柄)を計る基準となっているのが北朝鮮である。
日本から見れば、国家建設などとっくに破綻している。
だが、大日本帝国の蛮行がなければ、金日成の伝説も、「ならず者国家」も生まれていない。

北朝鮮から見れば、日本との戦争はずっと続いている。
戦争の清算が済んでいないと思っていれば、拉致問題も相対化されてずっと小さなものに見えるのは道理だろう。

北に帰った在日の苦労は痛ましい。
そして、帰らなかった在日の苦労も痛ましい。
金成日国家の無法をあげつらう大合唱の声に、人間の姿を見失ってはいかんよ。


【さらに追記】
本館に書いたやつ。
今日はレスを付けにくそうなので、せっかくだからゴミを転載しておきます。
しつこいようですが、ここのアクセスログは自前鯖で詳細に記録しておりますので、くれぐれもおいたなどしないように。
すぐにお礼に伺います。
「洩れ串」など意味がないので、お間違えのなきように。

——————————————-

あんまり汚いモノのことを書きたくないのだが、「2ちゃんねら?」再考。
もちろんこれは2ちゃんねるにアクセスする人すべてを指しているわけではありません。
以前書いたヒマ人、仮に「和田さん」としておきます。

そんなに他人の悪口も言わない複数の楽天住民から悪評を聞いたので少し覗いてみて考えました。
「和田さん」のサイトは時々ものすごいアクセス数になります。
他人の悪口しか書いてないのになぜなんだろう。
カウンターをクリックすると表示される「アクセス数」に「利用者」という項目がありますね。
「ゲストさん」ばかりというのも異様です。

「ゲストさん」が異様に多いサイトは、一つには反共「2ちゃんねら?」から監視されているサイトがあります。
もちろん「和田さん」の場合は違います。
彼はこっそり監視している方の人間です。
そんな他人様の悪口雑言ばかり読みたがるヒマ人がそれほどいるとは思えないのだがなあ。

ふと思いついたのは、これが張り子の虎じゃないかということ。
It’s only a paper tiger.
虚勢を張ってカウンタを上げている可能性はあるな。
2ちゃんねるにURLを書き込んで誘導する手もありますが、それは「和田さん」のシンパや取り巻きではありません。
その場合も張り子にすぎないのです。

楽天広場のカウンタ/アクセスログは、簡単にごまかすことができそうです。
あまり書くと楽天さんから怒られそうなので、ちょっとやばい方法は書きません。
スキルがなくてもできるのは、IPを二つ同時に使うこと。
交互にアクセスすれば、どんどん数字が上がっていくはずです。
実際は手作業でなく、スクリプトを書いて実行すればOK。
PCを2台使ったり、本当に2箇所のIPを利用する必要もありません。

普通はそんなバカなことはやらないだろうと思いますが、「和田さん」のサイトの内容を考えると異様にヒマな方のようなので、せっせと手作業でやってるかもしれません。
もちろんそんな人物とは関わらないというのが一番なんですが、泣いている人もいるかと思うと、少し余計なことを言いたくなりました。
「2ちゃんねら?」諸君は語彙が乏しいので、「和田さん」のような人物に対しては普通こういう言葉を投げかけるものである。
曰く「粘着君」。

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Martin D-28

【さらに追記】
70年代末の吉祥寺牛丼戦争を調べたくてgoogleしてみた。
「牛丼」「戦争」「吉祥寺」
いきなりジョンリーフッカーさんがヒットしたのがおかしかった。

【追記】
なんとなく夜中に思い出したこと。
脈絡ないです。

いまどきの若者は、デュラン・デュランとボブ・ディランを間違えるようであります。
ヤフオクでもボブ・デュランなんぞという表記をよく目にします。
お姉さん、それは違うわよ。

「小室哲也」と「小室等」を間違えるという人もいましたが、「小椋桂」を「小室等」と思っていた人もいました。
同じなのは「小」の字だけじゃん。
何と読んでいたのか不明。

ああ、神田神保町を「かんだかんぼちょう」と読んでる人もいた。
これは地名だから、しかたがないと言えば仕方がない。
ただ、都の西北大学文学部の学生だったのはちょっとイタイ。

杉並生まれの友人が世田谷の「烏山」を「鳥山」と書いていたのにも驚いた。
フォントが見えない?
前者が「烏・カラス」、後者が「鳥・トリ」です。
今までどう読み分けていたのか尋ねたら、なんとなく読み分けていたのであった。
この人は都の西北大学政経学部。

昭和の御代が終わるころ、後楽園の前でダフ屋さんに「デュラン・デュラン、300円だよ、お兄さん」と声をかけられましたっけ。
—————————————————

音楽板の怪人きりぽん氏が教えてくれたサイト。
Rolling Stone誌 500 Greatest Albums of All Time
これで500日分日記のネタができるじゃん……ちょっと無理か。

出がけに椎名林檎「りんごのうた」を購入。
しまった、CCCDじゃん。
ダメだよ、買っちゃ。

昨年末に新結成&解散した新生フォークルは、新曲「感謝」「ライカはローリングストーン」ともにとても良い曲でした。
音としては何といってもマーチンのギターと和太鼓の重低音がポイントだったと思います。
正月に聞き込んだのでマーチンの音が頭の中をぐるぐる回り、結局D-28という分不相応なものを買うことになったのです。

何度か本館日録で書いたので、検索してつまみぐい、再編集してアップします。
これも蔵出しね。
Martin買おうか買うまいかというころ。
しかし、本当に楽天広場にも過去記事検索の機能が欲しいわ。


ふらふらと本屋さんに出かけ、少し前から気になっていた文庫を購入。
「木」偏に「世」の「エイ」文庫。
文字が簡単に出ないのは致命的だぞ。
頭悪いっぽい。

『M型ライカヒストリーブック』やら『ワーゲンバスの気分』やら、おじさんのモノ心をくすぐる企画が多い。
ほとんど新生フォークルの「ライカはローリングストーン」のまんま。
今回は『マーティンD-28という伝説 』を買いました。
そう、♪あ? あのあこがれの 本当のギターだぜ?♪ です。

昔の写真をばアップすると、ほぼ別人28号……てな具合に日本語の基本語彙として定着した「鉄人28号」。(ウソじゃ)
どうして鉄人は28号なんだろう。

原作のマンガでは、旧日本軍が開発を進めていたロボットの、28番目の試作品ということになっていたような気がする。
腹に小型ロボットをたくさん蓄えた29号なんてのも悪役として登場したと思う。
なんだかいいかげんな話で申し訳ないが、アトムと違って鉄人は原作が手に入らないのだ。
後付けの知識では、大戦末期に日本の空を脅かした爆撃機ボーイング社B-29のイメージでキャラクターを造形したらしい。
B-17, B-27, B-29とラインナップを書き連ねると、なんだかギターみたい。
そう、なんのことはない、Martin D-28から連想しただけです。

以前も書きましたが、C.F.マーティン社のDシリーズはDreadnaught(Dreadnought)を意味します。
dread(恐怖)、naught/nought(零、無)なので、「こわいもの知らず」、つまり国士無双みたいな名前です。
Dreadnaughtは元々大英帝国の軍艦に付けられた名前で、それが大型戦艦を意味する言葉に変わります。
「ドレッドノート艦」と訳しますが、「弩級戦艦」とも訳します。
それでうちのD-28を弩級28号君と呼んでいるわけです。

すべての武器を楽器に!
なんですが、Dシリーズはかなりキナ臭い名前なんですね。
Martinの楽器はカントリー&ウェスタンで使われることが多いのですが、そういう音楽の愛好者は保守的な層の人が多いようで、マッチョな大統領の好戦的政策を支持してる人も多そうです。
広島に原爆を投下したエノラ・ゲイはB-29。
原子爆弾投下のために特別な改良が加えられていたそうで、製造したのはネブラスカ州オマハの「マーティン航空機会社」なんだってさ。

D-28の豪華版がD-45。
でかくて音が大きいんですが、繊細な音も出る、70年代耳に馴染んだアコースティックギターの音です。
中川イサトさんや石川鷹彦さんの参加した曲はものすごい数に上ると思います。
スタジオ録音ではD-18が多かったのかな。

「エイ」文庫の本の方は、このD-28についていろいろ書いてくれてあって、なかなかよろしいです。
やっぱり出てきた坂崎幸之助君。
高校時代に弾いていたギターが「ジャンボ」と書いてあります!
おお!
初めて見たぞ!
ぐっと親近感が増しました。
まあ、幸之助さんはそれでアコギの名手となって、私はすぐに放り投げてしまいましたが。

中にあるコラムの寄せ集めの章がちょっとひどいできでいただけません。
名前は書きませんが、文章を書けないライターさんが混じっています。
せっかく好印象が残りそうな本だったのになあ。

実際、この本を買うよりも、[Martin][D-28]なんぞの検索語でgoogle検索した方が有意義な情報を得られます。
いや、すごい世界です。
マーチン信者多いです。
眺めているとどんどん欲しくなりました。
今年はPC買うのやめよう。
それでD-28買った方が有意義。
どんどん自分が説得できてしまいます。

D-28はメーカー希望小売価格330,000。
専用ハードケース付属。
石橋楽器の通信販売サイトだと、231,000(送料別、悪税別)。

これがD-45だとメーカー希望小売価格1,050,000。
石橋楽器で735,000(送料別、税別)
うひゃあ、な値段ですけど、私が高校生の頃の感覚だと、D-28でこのぐらいの価格なんです。
かなり安くなったんだなあ。

それでヤフオク覗いてみました、
いえ、中古は手を出しません。
並行輸入のショップが出品してる新品ね。
お!
D-28だと20万円切るなあ。
う?ん。
サラ金のCMに出てくる清水章吾さん状態。
う?ん。

C.F.Martin オフィシャルサイト
martin D-28

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ざしきわらし / Lennon Legend

依然発熱したまま夜なべ仕事を抱え、蔵出し継続。
う?ん、何にしようか。

プロフィール画像はちょっとやりすぎ。
吾妻ひでおさんのマンガに出てくる変質者っぽいキャラクターを狙ったのですが、かえって汚いところが隠れて美化されたという説も。
【追記】
 リクエストがあったので、もう一枚。
 不採用画像を本館にアップしました。
 いわゆるオルターナティブ・テイクですな。
 物好きな方はご覧くださいませ。
 幻泉館本館

本物は子泣きじじいみたいな中年おやぢです。
砂かけばばあ、いや、ムーミンやトトロでもいいです。
少しだけ妖かしのもの、妖怪や妖精の類いが入ってるかも。

それでざしきわらしのことをいつか書いたのを思い出しました。
だらだらと、ごく普通に書いた日記。
70年代だし、音楽のことも書いてあるし、まんまいきます。

ジャンボ君というのは、私が高校生の時に買ったフォークギター。
Martinを買ったらまったく触らなくなったので、里子に出しました。
あやりん(仮名♀十代)とあやりんママ(仮名♀年齢内緒)にかわいがってもらっているようです。


【2003年6月15日付日録】
[ざしきわらし / Lennon Legend]

6/13(金)の深夜。
特に悪いことも起こらなかったので、まずまずの一日か。

早く読めという無言の圧力の下で少しずつ『うしおととら』を読み進めていたら、座敷童が出てきた。
ふと吉田秋生さんの描いていた「ざしきわらし」が読みたくなった。
大きめのコミックはどこかに行ってしまったが、文庫で買い直したものがすぐに出てきた。

吉田秋生『きつねのよめいり』ああ、これこれ。
初期短編集なんですね、『きつねのよめいり』。
傑作『カリフォルニア物語』を連載中に絵柄が変わってしまうのですが、急成長したころの作品です。

「ざしきわらし」は本当に短い作品なんですが、妙に心に残っていて、時々眺めたくなります。
座敷童はもちろん柳田国男『遠野物語』に記述のある神様です。
毎度おなじみ『広辞苑』。

> * ざしき‐わらし【座敷童】
> 東北地方の旧家に住むと信じられている家神。
> 小児の形をして顔が赤く、髪を垂れているという。
> 枕返しなどのいたずらもするが、居なくなるとそ
> の家が衰えるという。

これがどうにも心惹かれる神様なんですね。
吉田秋生さんの「ざしきわらし」では、

> 子供ならだれでもよく知っていて
> けれど
> おとなになると
> いつか会えなくなってしまう
> なつかしい友だち

という設定になっています。
いろいろなことがあって、人はだんだん子供のころのことを忘れてしまい、大人には座敷童が見えない。
本当は私にはもう見えないんですが、でも見えるような気がすることがあります。

ジャンボ君はあやりんにかわいがってもらっているらしいが、楽譜がないという声が聞こえきた。
歌本を何冊か持っていって、必要なものだけコピーしてもらおうと思ったら、意外に『フォーク・ビレッジ 1001曲』は歌える曲が多いらしい。
コピーも面倒なので、本をそのまま貸してしまう。
以前映画『I AM SAM』のサントラ盤でまゆぞう&あやりんが覚えて楽しそうに歌っていた「TWO OF US」が、古い『ヤングギター』誌の切り抜きにあったので、コピーしてみる。
隅が欠けてるし、黒地にシアンの文字色なので、まるで古文書のようである。
妙な楽譜。
二人ともまだ「F」が弱点なんだそうな。
そこを越えれば恐いものはないぞ。
(少しウソです)
マスターしてくれたまえ。

本日はワタクシ、ジョン・レノンの一日でした。
フランスW杯の年に出たベストものを輸入盤で注文していたのだ。
これはダビングしたはずなのだが、あまり聴いていなかった。
あらためて聴くと、実にいい。
名曲揃い。
映画『スタンド・バイ・ミー』のヒット以来、「STAND BY ME」はベン E. キングが完全に復活しましたが、ジョン君のもいいですよ。
やっぱSimon & Garfunkelより、John Lennonのが好きだわ。
この2枚のベスト盤をMDにダビングしながら書いております。

> Keep you doped with religion and sex and TV
> And you think you’re so clever and classless and free
> But you’re still fucking peasants as far as I can see

宗教漬け、セックス漬け、テレビ漬けの暮らしを続けてみなよ
自分がとっても賢いと、階級なんてものはないと、自由だと思えるだろう
でも、俺の見たところでは相変わらずの水呑み百姓だぜ

        WORKING CLASS HERO
        (労働者階級の英雄)
        幻泉館主人 私訳・試訳

Lennon Legend: The Very Best Of John Lennon
Lennon Legend: The Very Best Of John LennonU.S. 定価: $16.98
amazon価格:¥1,651
1998年2月24日

1. Imagine
2. Instant Karma!
3. Mother (Single Edit)
4. Jealous Guy
5. Power To The People
6. Cold Turkey
7. Love
8. Mind Games
9. Whatever Gets You Thru The Night
10. #9 Dream
11. Stand By Me
12. (Just Like) Starting Over
13. Woman
14. Beautiful Boy (Darling Boy)
15. Watching The Wheels
16. Nobody Told Me
17. Borrowed Time
18. Working Class Hero
19. Happy Xmas (War Is Over)
20. Give Peace A Chance

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ボブ・ディラン「時代は変わる」(1964年)

【追記】
 仕事さぼってプロフィール画像を更新してました。
 ほぼコスプレ状態。
 でも、今日は本当にこの格好なんです。

ぽぉっと熱っぽいまま大忙し。
車の運転をするので薬を飲んでいないのだが、充分にメスカリン・ドライブ。
くらくら発熱トリップしながら忙しく動き回った一日でありました。
緊急入院した従姉ちゃんを見舞い、その姿にちょっとびっくり。

帰宅して少し休んでから大菜園へ畑仕事に出かける。
いただきものの玉葱の苗を植えることになったので、薩摩芋を全部、里芋を一部収穫してしまう。
思ったよりも出来がよく、大仕事になってしまった。
柚子や京菜などもだいぶ採ってくる。

作業を終えた時にはもう夕陽が迫っている。
西側の谷をデジカメで撮って、これが本日の夕陽。
少しだけ「天使が降りてきそうな空」ね。
あ、収穫物の写真を撮るのを忘れてた。

2003年11月23日 幻泉館大菜園より

夕陽が好き![I Love Sunset!]

今夜はくだらない原稿書きをしなければならない。
明日は国民の祝日の振替休日らしいが、私は非国民なので例によってお仕事。
きついぜ。
ということでまたも本館より蔵出しです。

私、トレーシー・チャップマン好きなんです。
いいだろと他人様に曲を聞かせると、トレーシー・チャップマンって女の人なんですかと、よく訊かれます。
写真を見せても、まだそういうことを言う。
無礼者?!!

声は少し野太いけど、知的な美しい女性ではありませんか。

The Official Tracy Chapman Site


【2003年2月2日付日録】
[Sinead O’Connor & Tracy Chapman]

トレーシー・チャップマンの新譜を発見して、ついでにシニード・オコナーを見つけたので発注したのだが、すぐに届いた。
この二人が揃うと思い出すのがBob Dylanのデビュー30周年記念コンサート(1992年)。
前にも書いたけど、アイルランドの丸刈り?た過激姉ちゃんがステージに立つと、観客が大ブーイングの嵐。
シニード(シネイド?)姉さんは小さい頃自分が育ったカトリック教会を批判していたのっす。

ディランのコンサートに来る人がなぜと思うほどのブーイング。
だいたい宗教難民が作った国なんだから信仰の自由が前提の国家なのに、「反キリスト教」には非常にキビシイのね。
そういう意味ではとても保守的な国民性らしいんす。

ゲストが順番にディラン様の曲を歌っていく構成だったので、シニード姉さんもそういう曲を歌うはずだったんだけど、止めます。
それで泣きじゃくりながら、ボブはボブでもBob Marley様の「WAR」をアカペラで歌って下がります。

そこで次の出を待っていた我らがトレーシーがそっとシニードの肩を抱いて慰めるですよ。
そして、ギター1本で力強く「The Times They Are A-Changin’」を歌います。
ああ、これからはトレーシー・チャップマンの時代なんだと思いました。

ディランは終わってる。
ディランを聴く層って、単なる懐メロおやぢなんだと納得した次第です。
本当に「時代は変わる」んですね。
お、それ考えると、あのニール・ヤング様のトンガリ具合いはどうだ。
すごい爺さんになったな。

ビデオではこの場面が全部見れるんだけど、CDではシニード姉さん影も形もなくなっちゃってます。
しかし、この人のスキンヘッドはかっちょいい。
“Sean-Nos Nua”はOld-Styled Newぐらいの意味だそうで、アイルランドの有名な曲のカバー集なんだそうです。
要するに「アイリッシュ・トラッド・フォーク・ソング」でありまして、アレンジが洗練されているので、日本で言えば簡単に「癒し系」というラベルが貼られることになります。
ケルトです。
いい感じで心に響いてきます。
きれいです。
でも、ちゃんと芯があるんだよ。

Sinead O’Connor “Sean-Nos Nua”
Sean-Nos Nua1. Peggy Gordon
2. Her Mantle So Green
3. Lord Franklin
4. The Singing Bird
5. O’ro’, Se’ Do Bheatha ’Bhaile
6. Molly Malone
7. Paddy’s Lament
8. The Moorlough Shore
9. The Parting Glass
10. Ba’idi’n Fheilimi’
11. My Lagan Love
12. Lord Baker (with Christy Moore)
13. I’ll Tell me Ma

Tracy Chapman “Let it Rain”
Let it Rain1. Almost
2. Another Sun
3. Broken
4. Goodbye
5. Happy
6. Hard Wired
7. I Am Yours
8. In the Dark
9. Let It Rain
10. Say Hallelujah
11. You’re the One

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ソウル・フラワー・モノノケ・サミット

【追記】
とりあえず晴れてよかった。
生ごみたっぷり2週間分を畑に埋めに行かないと。
従姉が入院したそうなので見舞いにも行かんといけないのだが、風邪もってくのもなあ。
はらびず、ずびずび。

—————————————————–

日ごろの不摂生がたたってまた発熱。
布団の中で朦朧としております。
それで今夜もまた蔵出し。
すんませんな。
う?ん、何にしようか。

昨夜夏見還さんのところで「ソウル・フラワー10周年ライブ」というのを見かけて、ちょっと調べてみた。
行けたら行ってみたい。
あら残念、やっぱり行けないのね。

そうか、どこかでモノノケのこと書いたっけな。
それを思い出して引っ張り出しました。
70年代と関係ないじゃん、なんですが、このバンドはあのころから生き延びているような雰囲気がするのです。
渡さんたちがやっていたことも引き継いでいるし、ジャケットも三里塚だったりするので。

時々「インターナショナル」や「ワルシャワ労働歌」が聴きたくなる時があります。
水牛楽団のカセットブックを持ってますけど、あの演奏は歌詞が入ってないのね。
うたごえ喫茶みたいなのはあんまり好きじゃないし。
歴史を持った歌だからいろいろなこと書けると思いますが、早寝しないと関係各方面から怒られるので、やめておきます。
うずうず。

ひとつだけ。
去年、連合赤軍関係の書籍や資料をを集中的に読んだんだけど、あの人たちは実によく歌を歌っていました。
好漢バロン植垣氏などは、とても楽しそうに書いています。


[2003年3月14日付日録]

深夜の片付けなどしようと思い、元気が出るCDをMDにダビングしようと発掘したのが、soul flower。
おぢさんなんで、チンドンなmononoke summitなのよ。
阪神淡路大震災を機に結成されたユニットね。
中川クンが三線弾いてます。
活動は終わったのかと思っていたら、2002年5月にヨーロッパツアーで、東ティモール独立祝賀コンサートというものに出演してますね。
お、つうか、今もmononokeで毎月ライブやってるじゃん。

soul flower mononoke summit

mononoke summitとしては2枚のアルバムがあります。
asyl ching-dong(1996年)とLEVELERS CHING DONG(1997年)。
前から気になっていたのですが、今回確認してみたら2枚のアルバムがぴったり1枚のMDに収まりました♪

asylのジャケ写真は懐かし三里塚少年行動隊です。
高校生の時に学校の図書館でこの本読んだわ。
元革命政党が嫌がる写真ですな。

そういえば以前「インターナショル」(楽曲のね)について調べようと思ってさまよいこんだサイトで民主青年系の学者さん(?)が書いていました。
「若者に人気の軽薄なロック・バンドが神聖な革命歌を冒涜している」っつうような内容を。
アホか。
でも、今度の選挙ではそのアホな政党に投票するかもしれません。

学生時代の友人で教育労働者やってるクンから来た年賀状には「だいぶいい年になってきました」と書いてあったが、そうか?
めちゃくちゃひどい年になってないか?
あ、年って年齢のことか。
今まで気づかなかった。
確かにもうだいぶいい年です、ハイ(タメドシ)。

今でも2枚ともamazonで入手可能です。
お薦め。

アジール・チンドン(1996年)
ソウル・フラワー・モノノケ・サミット
アジール・チンドン1.復興節
2.美しき天然
3.ラッパ節
4.聞け万国の労働者
5.デモクラシー節
6.貝殻節~アランペニ
7.がんばろう
8.東京節
9.竹田の子守唄



レヴェラーズ・チンドン(1997年)
ソウル・フラワー・モノノケ・サミット
レヴェラーズ・チンドン1.インターナショナル
2.ハイカラソング
3.水平歌(解放歌)~農民歌~革命歌(鳴呼革命は近づけり)
4.アリラン
5.ダンチョネ節(特攻隊節)~ピリカの唄
6.安里屋ユンタ
7.弥三郎節
8.もずが枯木で
9.カチューシャの唄
10.むらさき節
11.蒲田行進曲
12.有難や節
13.さよなら港

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ボブ・マーリー『サバイバル』(1979年)

【追記】
発掘した昔の日記を貼り付けました。

[October 1, 1997]
物神崇拝ナンセンス! コンピューターはおもしろい道具だってことだよ。

シーナ&ロケッツの鮎川誠さんの本がおもしろかったので書いたものです。
(一時期よく「椎名誠」と言ってしまったっけ。)
あの御夫妻は信濃屋さんというスーパーで仲良くお買い物をしているのをよく見掛けました。

[February 8, 1998]
銀幕に輝くヒカリミミズの怪,再び

これは屁理屈です。
頭に来るとこういう挑発的な物言いになってしまうのが、私の悪い癖です。
直す気がありません。


明けて11月22日、忘れていたが、誰かの誕生日だ。
本当は「誰か」ではないが、詳しくは書けない。
人との別れ方が下手だったな、オレは。
あまり思い出したくはない、そういう誕生日。

『LET IT BE』を引っ張り出してきて、繰り返し聴いている。
やっぱり耳に馴染んでいる分、『NAKED』よりも『LET IT BE』。
意外に大きいのが曲順です。
この順でないと、『LET IT BE』らしくない。
ああ、『NAKED』には「DIG IT」入ってないのか。
「ACROSS THE UNVERSE」からすっと静かに「LET IT BE」に入ってしまうのはなんとも不思議。
でも、バンドらしさは『Naked』が上。

そうか、自分で編集して順番入れ替えればいいんじゃん。
曲に入る前の音を補うことも可能。
MDでやるんじゃなくて、CDからPCに取り込んで編集します。
サウンド編集ソフトはフリーのもので結構使えるのがあるんです。
LP→CD-Rという作業をする時はこの作業が絶対必要でした。
これでレコードの傷の音も消したりできます。


さて、私はなぜこれを書こうと思ったんだろう。
数日前のことなのに、すっかり忘れてしまいました。

テロの標的として原子力発電所はあるよなあと思ったからかしら。
思いもかけずに見せていただいた懐かしい画像のこともあるかもしれない。
最初に会った時、ボブ・マーリーはまだ生きていた。
会わなくなった時に、ボブ・マーリーは亡くなっていた。
加川良さんも歌ってたな。
 ♪ みず みず みず

長谷川和彦監督の『太陽を盗んだ男』はイメージとしては80年代なんだけど、実は70年代末の映画。
中学校の理科教師(ジュリ???!)が原子力発電所からプルトニウムを盗みだして原爆を作るお話。
なんといっても、原爆の製造過程が楽しい。
どうしようもないDJが出てきてジュリーを助けたりするのですが、ジュリーがライバルとして指名した刑事(菅原文太)が最後には放射能にやられてゴジラになってしまいます。(ウソです)

ビニールで蚊帳のようなシールドを作って犯人は原爆を作るのですが、ボブ・マーリーの曲で踊ったりします。
1979年は、ボブ・マーリーが来日した年。
そしてボブが “Africans, unite!”と歌った『SURVIVAL』が出た年でもあります。
その翌年にボブはツアーの途中で倒れ、1981年にこの世を去ります。

ジミー・クリフが主演した映画『ハーダー・ゼイ・カム Harder They Come』は1972年の作品。
当時の幻泉館主人はそんなことは知りません。
ただ、レゲエという音楽は耳にしました。
まだ「レゲエ」という訳語が確定しておらず、「レガエ」とか「レギー」という表記もあったと記憶しています。

「レガエ」やら「レギー」やらという珍妙な表記を目にしたのは、おそらくレゲエのリズムでは日本で最初にヒットしたポップス、ポール・サイモン「母と子の絆」(1972年)に関する記事の中だと思う。
新しい言葉が日本に入ってきたとき、最初はまだ訳語が確定していないのだから仕方がない。
S&G解散後、ポール・サイモンが最初にリリースした曲はレゲエだったのです。
エリック・クラプトンが「アイ・ショット・ザ・シェリフ」をカバーして大ヒットさせたのは1975年。
まだだいぶ先のことでした。

ポリスは『白いレガッタ』でしたね、お、これも1979年だ。
79年は、どうも私の中では80年代のイメージなのだな。
そのころだと思うが、die-inを何て訳そうかねえという話をしたことがあった。
「死に込み」なんて、あなた、そりゃかっこ悪いわね。

ボブ・マーリーの曲で一番好きなのは、「ノー・ウーマン・ノー・クライ」かな。
一緒に路上生活を送っていた仲間の死を悼む歌。
いろいろな人のカバーがあります。
CAT-Oさんが書いている『メモリアル・ネーネーズ オキナワ』にはネーネーズ版「ノー・ウーマン・ノー・クライ」が入っていますね。
歌詞は全然違う内容になってます。

これは異論のある方が多いと思いますが、私はボブ・マーリーのアルバムだと『SURVIVAL』が一番好きです。
リアルタイムで聴いたのがこのアルバムからだからと思います。
まさに1979年の時点での生の主張を、同時代に生きて聴けたのです。
歌詞が聞き取りやすくて新鮮でした。
でも、バビロン・システムが吸血鬼とは?

不思議ですよね、レゲエ。
カルトのテーマソングみたいなものですもの。
エチオピア皇帝ラス・タファリを崇拝する「ラスタファリズム」。
これがラスタマン。

旧約聖書からの引用で成り立っているのが不思議です。
中心はバビロン捕囚。
舞台は今のイラク。
バビロンに強制移住させられた古代のユダヤ人に自分たちを重ねあわせます。
悪の集まる場所であるバビロニア(→ジャマイカ)を抜け出し、約束の地ザイオン(→エチオピア)を目指す。

刃物を身体に当ててはいけないので、頭髪は自然にドレッドになります。
それと聖なる草マリファナですな。
アムステルダムの「コーヒー屋」で吸うのでは、聖なる草にはなりますまい。
ある年とても暑い夏があったのでこんなんなっちゃったという、のったらだらだらというリズムで平和な夢を見るものでしょう。

Bob Marley「SURVIVAL」(1979年)
SURVIVAL1. So Much Trouble in the World
2. Zimbabwe
3. Top Rankin’
4. Babylon System
5. Survival
6. Africa Unite
7. One Drop
8. Ride Natty Ride
9. Ambush in the Night
10. Wake up and Live

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ミッキー君、おめでとうございました

【追記】
 スタンリー・キューブリック監督の『フルメタル・ジャケット』。
 スピルバーグ君あたりとは全然格が違う戦争映画でしたな。
 あの映画のラストシーンが、私が持っているミッキー君のイメージなのです。

———————————————————-

ミッキー・マウスの誕生日に本館で書いておいたものです。
楽天広場にアップしようとしてすっかり忘れておりました。
実にまぬけです。
11月18日、ミッキー・マウス君、おめでとうさんでした。
そうか、彼もいい男が多いという蠍座だったのですね。


Yahoo!オークションには「アラート」という機能があって、自分で設定した語句を含んだ出品があると知らせてくれる。
私の場合はこんな言葉を設定してある。

 ホン・ヨンウン
 中山ラビ
 まんがNo.1
 ソングライター・ルネッサンス
 フォークリポート
 岩井宏
 五つの赤い風船
 桜三月散歩道
 樹村みのり
 深夜放送
 水牛楽団
 六文銭

いずれもある狙いがあっての設定だが、時々妙なものがひっかかる。
検索語を狙って、やたらに関係ない言葉を詰め込んだ出品者もいて、これはかなり不愉快。
ま、楽天広場にもありますな、タイトルと内容が関係ない人 > オレだ、オレ。

今日は、コンサートのチケットがひっかかりました。
500円は安いなあと思ったら、これは予約番号譲渡金。
なるほどなあ、チケット取れないんだろうなあ。
と思って検索したら、簡単にチケット買えてしまいました。
Yahoo!オークションで入札できる人なら、絶対に予約できるチケットでした。
手数料500円……ひどい出品者だなあ。
おお、「システム利用料3%負担願います」だって。
ずいぶんひさしぶりのコンサート。
これを励みにお仕事がんばろう。

さて、今日(11/18)はミッキーマウスの誕生日なんだそうです。
1928年、『蒸気船ウィリー』が公開された日という話です。
おめでとう、ミッキー!

それで、以前日録にミッキー・マウスのことを書いたのを思い出しました。
本人が忘れてるんだから、ほとんどのお客さんは忘れてると思いますので、自家引用します。
いわゆる蔵だし。
2003年1月19日付日録の後半、[Oswald Rabbit]です。
あれ?
Mickey Mouseじゃないの?



夜中に朝日新聞のサイトasahi.comで読んだ記事がなくなってる。
なんだろうな。
こういうのは訂正記事とか出ないのかしら。
アメリカで著作権延長法を憲法違反だと訴訟を起こした人がいて、その判決が出たという記事です。
「ディズニーとアメリカが勝った」という、明らかに敗れた原告側べったりの記事だったんじゃが。
英語を日本語訳した関連記事もなくなってる。
もしかして、まだ判決出てない?
関連記事の方には「ノートルダムのせむしおとこ」なんて言葉があって、朝日新聞も大胆だなあと思ったのですよ。

盗作『ライオン・キング』とまで行かなくても、ディズニーの長編アニメは意外にオリジナル・ストーリーが少ない。
ただし、ディズニーはたとえば『ノートルダムの鐘』原作者ユーゴーに使用料を払ってはいない。
著作権者がいないからだ。
あれ、いないんだろうか?

いないんです、法律で著作権者の死後何年と決められているから。
今は何年ということになってるの?
アメリカでは制作後75年だったものが、95年に延長されたそうです。
これはミッキー・マウスの著作権が2003年に切れてしまうのを、ディズニーがメジャー映画会社と結託してあと20年延長させたものです。
金の成る木ですから、そうそう簡単には手放せないということね。
こういう期限延長は、アメリカではこの40年間に11回も行っているのだそうな。

先人の知的財産を駆使して作ったものを、自分だけ契約処理して抜け駆けしたビル・ゲイツ君の手法とよく似ています。
ずるずるとどこまでもどんどんイっちゃうという見本みたいなもの。
天下の悪税・消費税と同じで、いったん味をしめると際限がありません。

ところでミッキー・マウス君なんですが、中学高校の英語教材なんかで誕生伝説を読まされたことがありませんか。
教科書にも載っちゃったりするような、ああいう英語教材ってどうしてあんなにウソが多いんでしょう。

ミッキー・マウスに関して言えば、あれはウォルト・ディズニー氏が自分自身から盗用したデザインらしいです。
ネタ元はオズワルド・ザ・ラッキー・ラビット。
下の絵をご覧ください。
初期のミッキー・マウスとほぼ同じキャラクターですね。

ウォルト・ディズニー氏はミッキー・マウス誕生前年の1927年にこのオズワルド・ザ・ラッキー・ラビットを創造しました。
ところが契約でハメられて、このキャラクターを映画会社に取られたのだそうです。
おまけにスタッフまで引き抜かれて。
そこで残ったスタッフと二人でオズワルドからでっちあげたキャラクターがミッキー・マウス。
最初の失敗に懲りて、後はビル・ゲイツのアニキ分といったような進撃を続けることになるわけです。

Oswald The Lucky Rabbit
Oswald The Lucky Rabbit

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